JPS60217272A - 振掛印刷用金属粉の製造方法 - Google Patents
振掛印刷用金属粉の製造方法Info
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- JPS60217272A JPS60217272A JP59074505A JP7450584A JPS60217272A JP S60217272 A JPS60217272 A JP S60217272A JP 59074505 A JP59074505 A JP 59074505A JP 7450584 A JP7450584 A JP 7450584A JP S60217272 A JPS60217272 A JP S60217272A
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Landscapes
- Powder Metallurgy (AREA)
- Pigments, Carbon Blacks, Or Wood Stains (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は振掛印刷に使用する金色あるいは銀色金属粉顔
料の製造方法に関するものである。
料の製造方法に関するものである。
金銀色の印刷方法としては金粉(銅合金粉)あるいは銀
粉(アルミニウム粉)をフェスと混合し、金あるいは銀
インキにして印刷する方法と、金工インキで印刷し、乾
かないうちに金粉あるいは銀粉を散布して付着さ、せる
−印刷方法、がある。
粉(アルミニウム粉)をフェスと混合し、金あるいは銀
インキにして印刷する方法と、金工インキで印刷し、乾
かないうちに金粉あるいは銀粉を散布して付着さ、せる
−印刷方法、がある。
振掛印刷とは金工インキで印、刷し、インキが乾かない
うちに金粉あるいは銀粉を散布する印刷方法刃、金付け
(銀付け)、あるいは散粉式印刷とも言われている。振
掛印刷は金色、銀色の印刷として最大の金属光沢が得ら
れる印刷方法であり、ラベルの印刷などに多く使用され
ている。
うちに金粉あるいは銀粉を散布する印刷方法刃、金付け
(銀付け)、あるいは散粉式印刷とも言われている。振
掛印刷は金色、銀色の印刷として最大の金属光沢が得ら
れる印刷方法であり、ラベルの印刷などに多く使用され
ている。
現在、振掛印刷は大部分が金粉(銅合金粉)を使用した
金色印刷であるが、一部には銀粉(アルミニウム粉)、
銅粉を用いたものもみられる。
金色印刷であるが、一部には銀粉(アルミニウム粉)、
銅粉を用いたものもみられる。
しかし振掛印刷は金属粉を印刷紙全面に散布し余った金
属粉を払い落とす印刷方法であるため、必要でない部分
にも金属粉が付着する欠点がある。
属粉を払い落とす印刷方法であるため、必要でない部分
にも金属粉が付着する欠点がある。
機械的に完全に取り除くことも難しく、印刷物の汚れの
原因となり、現在大きな・問題となっている。
原因となり、現在大きな・問題となっている。
本発明者等は、・上・記の欠点を解決するための種々の
実験を重ねた結果、□金属粉表面にシリコーンオイルの
薄膜を形成すれば、印刷部以外への金属粉の付着が防止
でき、かつ金工インキとの密着性も良好な金属粉が得ら
れる・ことを見出し、本発明を完成した。
実験を重ねた結果、□金属粉表面にシリコーンオイルの
薄膜を形成すれば、印刷部以外への金属粉の付着が防止
でき、かつ金工インキとの密着性も良好な金属粉が得ら
れる・ことを見出し、本発明を完成した。
即ち、本発明は粘度1000センチストークス以下のシ
リコーンオイルを、片状金属粉に対して0.01〜2重
量%加え、混合機にて攪拌し、該金属粉表面にシリコー
ンオイルの薄膜を形成づることを特徴とする振掛印刷用
金属粉の製造方法である。
リコーンオイルを、片状金属粉に対して0.01〜2重
量%加え、混合機にて攪拌し、該金属粉表面にシリコー
ンオイルの薄膜を形成づることを特徴とする振掛印刷用
金属粉の製造方法である。
本発明における金輝粉とは片状の金属粉で、金粉(銅合
金粉)、銀粉(アルミニウム粉)、銅粉等のことである
。金属粉の粒度は粗いものほど金属光沢が良いが、印刷
適性面から150μmより細かいものが適している。、 本発明に使用するシリコーンオイルはメチルシリコーン
オイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチル水素
シリコーンオイルおよび各種有機変成シリコーンオイル
等が使用できる。
金粉)、銀粉(アルミニウム粉)、銅粉等のことである
。金属粉の粒度は粗いものほど金属光沢が良いが、印刷
適性面から150μmより細かいものが適している。、 本発明に使用するシリコーンオイルはメチルシリコーン
オイル、メチルフェニルシリコーンオイル、メチル水素
シリコーンオイルおよび各種有機変成シリコーンオイル
等が使用できる。
シリコーンオイルの粘度を1000センチストークス以
下としたのは、それ以上の高粘度であると、微細な金属
粉表面にシリコーンオイルの均ニな薄膜を形成すること
ができず、部分的にシリコーンオイルが偏在するため、
金工インキとの密着性を悪くする。なお機械的に強混合
を行い高粘度のシリコーンオイルを金属粉表面に被覆す
ることも可能であるが、この場合は金属粉が混合力によ
って変形あるいは粉砕されて優れた金属光沢が得られな
い。また、有機溶剤にシリコーンオイルを溶解し、低粘
度にして金属粉を処理することもできる、が、この方法
は危険性をともない工業的に好ましい方法ではない。
下としたのは、それ以上の高粘度であると、微細な金属
粉表面にシリコーンオイルの均ニな薄膜を形成すること
ができず、部分的にシリコーンオイルが偏在するため、
金工インキとの密着性を悪くする。なお機械的に強混合
を行い高粘度のシリコーンオイルを金属粉表面に被覆す
ることも可能であるが、この場合は金属粉が混合力によ
って変形あるいは粉砕されて優れた金属光沢が得られな
い。また、有機溶剤にシリコーンオイルを溶解し、低粘
度にして金属粉を処理することもできる、が、この方法
は危険性をともない工業的に好ましい方法ではない。
シリコーンオイルの最適な粘度は100センチストーク
ス以下であり、短時間に均一な薄膜を形成することがで
きる。
ス以下であり、短時間に均一な薄膜を形成することがで
きる。
シリコーンオイルの金属粉に対する添加量は、0.01
重量%以下であると効果がなく、2重量%以上添加する
と金工インキとの密着性が悪くなり、印刷後金属粉が印
刷面から剥離する。シリコーンオイルの最適献加量は金
属粉の粒度、金属粉組成により違うが0.05〜1.(
1重量%である。
重量%以下であると効果がなく、2重量%以上添加する
と金工インキとの密着性が悪くなり、印刷後金属粉が印
刷面から剥離する。シリコーンオイルの最適献加量は金
属粉の粒度、金属粉組成により違うが0.05〜1.(
1重量%である。
金属粉表面にシリコーンオイルの薄膜を形成する方法と
しては、容器回転型混合機、混合羽根が回転する混合機
、回転ミル、振動ミル、攪拌摩砕ミルなどの混合機ある
いは粉砕混合機を使用すれば良い。
しては、容器回転型混合機、混合羽根が回転する混合機
、回転ミル、振動ミル、攪拌摩砕ミルなどの混合機ある
いは粉砕混合機を使用すれば良い。
本発明の方法によって製造した振掛印刷用金属粉が優れ
た特性を有する理由は定かではないが、金属粉表面の一
定面積にシリコーンオイルの薄膜が形成されているため
と考えられる。シリコーンオイルは離型剤として使用さ
れている例も有り、シリコーンオイルが被覆された金属
粉も紙に対して離型の効果があり、(=J着性が少なく
なるのであろう。このことは、シリコーンオイルの添加
量を大きくしたり、均・な被覆ができない場合・には紙
への付着性は少ないが、シリコーンオイルが離型剤とな
り、金工インキとの密着性まで悪くなってしまうことか
ら推定できる。本発明によって得られた金属粉の表面は
従来から使用されている脂肪酸(ステアリン酸など)の
薄膜と、シリコーンオイルの薄膜がある割合で共存して
、振掛印刷用金属粉として優れた特性が得られるものと
考えられる。。
た特性を有する理由は定かではないが、金属粉表面の一
定面積にシリコーンオイルの薄膜が形成されているため
と考えられる。シリコーンオイルは離型剤として使用さ
れている例も有り、シリコーンオイルが被覆された金属
粉も紙に対して離型の効果があり、(=J着性が少なく
なるのであろう。このことは、シリコーンオイルの添加
量を大きくしたり、均・な被覆ができない場合・には紙
への付着性は少ないが、シリコーンオイルが離型剤とな
り、金工インキとの密着性まで悪くなってしまうことか
ら推定できる。本発明によって得られた金属粉の表面は
従来から使用されている脂肪酸(ステアリン酸など)の
薄膜と、シリコーンオイルの薄膜がある割合で共存して
、振掛印刷用金属粉として優れた特性が得られるものと
考えられる。。
従って、本発明の方法によづて製造した振掛印刷用金属
粉は、印刷部以外の紙への付着性が少なく、かつ、金工
インキとの密着性も良好な為、従来から問題のあった金
属粉による印刷面の汚れが無くなるばかりでなく、金属
粉の払工程が短縮できるため、印刷スピードを上げるこ
とが可能であり、さらに金属粉の紙への付着防止のため
の種々の添加剤を加える必要が無くなり、より優れた金
属光沢を有する印刷が可能となる。
粉は、印刷部以外の紙への付着性が少なく、かつ、金工
インキとの密着性も良好な為、従来から問題のあった金
属粉による印刷面の汚れが無くなるばかりでなく、金属
粉の払工程が短縮できるため、印刷スピードを上げるこ
とが可能であり、さらに金属粉の紙への付着防止のため
の種々の添加剤を加える必要が無くなり、より優れた金
属光沢を有する印刷が可能となる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明する。
なお、本発明の実施例に使用した金属粉は福田金属箔粉
工業株式会社製で、シリコーンオイルは東芝シリコーン
株式会社製である。またシリコーンオイルの粘度センチ
ストークスはC8と表示した。
工業株式会社製で、シリコーンオイルは東芝シリコーン
株式会社製である。またシリコーンオイルの粘度センチ
ストークスはC8と表示した。
実施例1
粒度100.17 tn以下の片状銅合金粉(商品名金
粉E5)にメチルシリコーンオイル(商品名TSF45
1)の粘度10C81100C811000C8のもの
を金属粉に対して、それぞれ0.01.0.1.0.5
.1.2重量婬添加し、直径10mmのセラミックスポ
ールを媒体としたボールミルにて30分間混合した。
粉E5)にメチルシリコーンオイル(商品名TSF45
1)の粘度10C81100C811000C8のもの
を金属粉に対して、それぞれ0.01.0.1.0.5
.1.2重量婬添加し、直径10mmのセラミックスポ
ールを媒体としたボールミルにて30分間混合した。
このようにして得られた金属粉を金工インキ°(東洋イ
ッキ製造株式会社製)で印刷した紙の上から散布し、へ
ヶで余分の金属粉を払い、金色印刷物を作製した。′金
工インキ部以外への金属粉の付着状態、金色印刷面の耐
摩試験結果を第1表に示す。
ッキ製造株式会社製)で印刷した紙の上から散布し、へ
ヶで余分の金属粉を払い、金色印刷物を作製した。′金
工インキ部以外への金属粉の付着状態、金色印刷面の耐
摩試験結果を第1表に示す。
なお、第1表に同時に示した比較例1は本発明の処理を
しない金粉E5の結果、比較例2は粘度100C3のシ
リコーンオイルTsF451を金属粉に対して5重量%
添加し実施例1と同じ方法で混合した結果、比較例3は
粘度2000C3のシリコーンオイルTSF451を金
属粉に対して0.5重量%添加し実施例1と同し方法で
混合した結果である。
しない金粉E5の結果、比較例2は粘度100C3のシ
リコーンオイルTsF451を金属粉に対して5重量%
添加し実施例1と同じ方法で混合した結果、比較例3は
粘度2000C3のシリコーンオイルTSF451を金
属粉に対して0.5重量%添加し実施例1と同し方法で
混合した結果である。
第1表に示したように本発明の製造方法による金属粉は
金工イン−)一部1)ノ外の紙・\の金属粉の?=J着
量が少なく、柱つMiJ摩耗性においても良好な結果か
えられた。
金工イン−)一部1)ノ外の紙・\の金属粉の?=J着
量が少なく、柱つMiJ摩耗性においても良好な結果か
えられた。
実施例2
粒度75μm以下の片状銅合金粉(商品名金粉L7)に
メチルフェニルシリコーンオイル(商品名TSF431
粘度100C3)、メチル水素シリコーンオイル(商品
名TSF484粘度15〜40C8)、メチルシリコー
ンオイル(商品名TSF400粘度2〜l0cs)を金
属粉に対して0.5重量%添加し、羽根の付いたブラシ
機で2時間研摩した。
メチルフェニルシリコーンオイル(商品名TSF431
粘度100C3)、メチル水素シリコーンオイル(商品
名TSF484粘度15〜40C8)、メチルシリコー
ンオイル(商品名TSF400粘度2〜l0cs)を金
属粉に対して0.5重量%添加し、羽根の付いたブラシ
機で2時間研摩した。
このようにして得られた金属粉を実施例1と同じ方法で
試験した結果を第2表に示す。
試験した結果を第2表に示す。
第2表から、シリコーンオイルの種類による差は認めら
れず、全て振掛印刷用金わ)として優れた特性が得られ
た。
れず、全て振掛印刷用金わ)として優れた特性が得られ
た。
第2表
実施例3
粒度100μm以下の片状銅粉(商品名銅粉E3)、粒
度150 p m以下の片状アルミニウム粉(商品名ア
ルミニウム粉AA15)にメチルシリコーンオイル(商
品名TSF400、粘度2〜IOc’S)を銅粉に対し
て0.5重量%、アルミニウム粉に対して2重量%それ
ぞれ添加した後、混合羽根が回転するミキサーにて12
Orpm、60分間混合攪拌した。
度150 p m以下の片状アルミニウム粉(商品名ア
ルミニウム粉AA15)にメチルシリコーンオイル(商
品名TSF400、粘度2〜IOc’S)を銅粉に対し
て0.5重量%、アルミニウム粉に対して2重量%それ
ぞれ添加した後、混合羽根が回転するミキサーにて12
Orpm、60分間混合攪拌した。
このようにして得られた金属粉を実施例1と同じ方法で
試験したところ、金工インキ部以外への金属粉の付着も
少なく、がっ耐摩性においても良好な結果かえられた。
試験したところ、金工インキ部以外への金属粉の付着も
少なく、がっ耐摩性においても良好な結果かえられた。
以上、詳細に説明したように本発明の製造方法による振
掛印刷用金属粉末は優れた特性が得られるものである。
掛印刷用金属粉末は優れた特性が得られるものである。
特許出願人
福田金属箔粉工業株式会社
Claims (1)
- 粘度1000センチストークス以下のシリコーンオイル
を、片状金属粉に対して0..01〜2重量%加え、混
合機にて攪拌し、該金属粉表面にシリコーンオイルの薄
膜を形成することを特徴とする振掛印刷用金属粉の製造
方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59074505A JPS60217272A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 振掛印刷用金属粉の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59074505A JPS60217272A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 振掛印刷用金属粉の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60217272A true JPS60217272A (ja) | 1985-10-30 |
JPH049194B2 JPH049194B2 (ja) | 1992-02-19 |
Family
ID=13549241
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59074505A Granted JPS60217272A (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 振掛印刷用金属粉の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60217272A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015074711A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | アルミニウム顔料組成物、それを含む樹脂組成物、及びその成形品 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5093855A (ja) * | 1973-12-24 | 1975-07-26 |
-
1984
- 1984-04-12 JP JP59074505A patent/JPS60217272A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5093855A (ja) * | 1973-12-24 | 1975-07-26 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015074711A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | アルミニウム顔料組成物、それを含む樹脂組成物、及びその成形品 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH049194B2 (ja) | 1992-02-19 |
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