JPS60214905A - ベニヤレ−スによる切削方法 - Google Patents

ベニヤレ−スによる切削方法

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JPS60214905A
JPS60214905A JP2712285A JP2712285A JPS60214905A JP S60214905 A JPS60214905 A JP S60214905A JP 2712285 A JP2712285 A JP 2712285A JP 2712285 A JP2712285 A JP 2712285A JP S60214905 A JPS60214905 A JP S60214905A
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長谷川 克次
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Meinan Seisakusho KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はベニヤレースによる切削方法に関するものであ
る。
従来ノベニャレースは、原木の切削に要する動力の全て
をスピンドルから供給するよう構成したもので、切削抵
抗の発生する位置と切削に要する動力を供給する位置′
との間に著しい隔たりがあることに起因して、原木破壊
・刃詰まり等の不具合が多発し、合板工場に於ける単板
削成工程の合理化を著しく阻害する要因となっており、
また原木の歩留りを著しく低下させる要因ともなってい
た。
そこで本出願人は先に「ベニヤレース」 (特開昭53
−91499号公報)に於て、新型ベニヤレースを提案
し、前記従来のベニヤレースの弊害の払低を図った。
該新型ベニヤレースの最も特徴的な構成は、前記公報か
らも明らかな如く、単板の通路を隔てて切削用刃物の反
対側に備えた刃部を有する特殊ロールを介して、切削に
要する動力の一部又は全部を、切削用刃物の刃先に近い
原木外周部へ供給するようにした点にあり、切削抵抗の
発生する位置と切削に要する動力の少なくとも一部を供
給する位置とを可及的に近づけ得た効果は極めて著しく
、従来のベニヤレースの弊害を払低するに足りるもので
あり、所謂外周駆動型ベニヤレースの実用化に至った。
ところが、該新型ベニヤレースを用いた切削方法によれ
ば、削成される全ての単板に、前記特殊ロールの刃部に
よる傷が形成されることになり、該傷の存在は、単板の
柔軟性を増大させる、所謂テングー効果を単板に付与す
る利点がある反面、単板の美観を損なう欠点があり、斯
様に傷が残存する単板は、例えば中板用等には実用上旬
等差支えないが、例えば表面用薄板等の比較的高品質が
要求されるのものには必ずしも十分には適合しないなど
、単板の用途を制約してしまう虞を有するものであった
本発明は、前記新型ベニヤレースを用いた切削方法の原
理を有効に改良活用して、その長所を活しつつ、短所を
払拭すべく開発したものであって、回転方向へ連なる適
宜幅の溝と適宜幅の鍔状部とを軸芯方向へ交互に複数設
けて成る駆動ロールと、該駆動ロールを駆動する駆動機
構とを有する原木駆動装置を、前記駆動ロールの鍔状部
が、切削用刃物の刃先に近い原木外周部の罫引位置より
も内側の単板となる部分を圧接可能に備えると共に、前
記駆動ロールの複数の溝にプレッシャ一部材を配設し、
前記原木駆動装置によって、原木の切削に要する動力の
一部を、スピンドルで挟持される原木の外周部へ供給し
て、単板を削成するベニヤレースによる切削方法に於て
、前記駆動ロールを原木の心方向及び遠志方向へ往復移
動せしめる往復移動機構を備え、前記駆動ロールを随時
原木の外周部から隔離せしめることにより、駆動ロール
の鍔状部による圧痕が残存する単板と、圧痕が残存しな
い単板とを削成し得るようにした切削方法である。
前記の如き本発明に係る切削方法によれば、原木駆動装
置によって、原木の切削に要する動力の一部を、スピン
ドルで挟持される原木の外周部へ供給するものであるか
ら、原木破壊・刃詰まり等の不具合が発生し難く、合板
工場に於ける単板削成工程の合理化、或は原木の歩留り
向上等が図り得るのは勿論のこと、原木駆動装置の駆動
ロールに設けた複数の溝にプレッシャ一部材を配設する
ものであるから、単板の切削肌が著しく劣化する虞もな
く、而も原木駆動装置の駆動ロールを随時原木の外周部
から隔離せしめて、圧痕が残存する単板と、圧痕が残存
しない単板とを削成し得るものであるから、削成される
単板の用途が制約される虞もなく、無論先記新型ベニヤ
レースを用いた切削方法と比較しても、その実施効果は
著しく多大である。
以下本発明を図面に例示した実施の一例と共に更に詳述
すれば次の通りである。
第1図は本発明に係る切削方法の実施に好適なベニヤレ
ースを説明する為の概略側面説明図であり、第2図は概
略平面説明図である。
図中2は、罫引用刃物3及び後述するプレッシャ一部材
13等の取付台6°を含む鉋台6に付設された切削用刃
物であって、原木Aの回転中心A°を定めるよう該原木
Aの雨水口面を挟持し、該原木Aを回転せしめるスピン
ドルlの回転に忠実に関連して連動する歩出し送り機構
(図示省略)の作動に伴い、鉋台6が原木Aの心方向へ
移動するにつれて、原木Aから単板Sを順次削成する。
Bは、回転方向へ連なる適宜幅の溝5bと適宜幅の鍔状
部5cとを軸芯方向へ交互に複数設けて成る駆動ロール
5と、該駆動ロール5を駆動する駆動機構であるところ
の電動機・油圧モーター等から成る駆動源7及びチェー
ン・キャー等から成る動力伝達部材12とを有する原木
駆動装置であって、前記駆動ロール5の鍔状部5Cが、
切削用刃物2の刃先に近い原木外周部の罫引位置3′よ
りも内側の単板Sとなる部分を圧接可能な位置に、而も
駆動ロール5の回転軸が原木Aの回転中心A°と平行状
になるよう、取付台6゛を介して鉛白6に付設されおり
、原木Aへ切削に要する動力の一部を供給するが、動力
供給の確実化を図る為に、駆動ロール5の鍔状部5cに
は多数の小突起5aが放射状に突設しである。
8は、図示する如き流体シリンダー、或は図示は省略し
たが、カム・リンク機構又はそれらの組み合せ等から成
る往復移動機構であって、必要に応して随時前記原木駆
動装WBの駆動ロール5を原木Aの心方向及び遠心方向
へ往復移動せしめるよう、該駆動ロール5の軸受は箱(
図示省略)等に連結されている。
13は前記駆動ロール5の複数の溝5bに配設されたプ
レッシャ一部材であって、常法通り原木Aと単板Sとの
境界刊近を押圧するよう、取付台6′を介して鉛白6に
旧設されている。
Cは、補助駆動部材であるところの外周に多数の小突起
4aを放射状に突設して成る幅狭状のロール4と、該幅
狭状のロール4を駆動する駆動機構であるところの電動
機・油圧モーター等から成る駆動源14及びチェーン・
ギヤー等から成る動力伝達部材IOと、前記幅狭状のロ
ール4を原木Aの外周面へ追従加圧せしめる加圧機構1
1(図示する如き流体シリンダー、或は図示は省略した
が、カム・リンク機構又はそれらの組み合せ等から成る
)とを有する補助原木駆動装置であって、前記幅狭状の
ロール4の小突起4aが、切削用刃物2の刃先に近い原
木外周部の罫引位置3゛よりも外側の罫引屑となる部分
を突刺可能な位置に、而も幅狭状のロール4の回転軸が
原木Aの回転中心A°と平行状になるよう、取付台6′
を介して鉛白6に付設されおり、原木Aに切削に要する
動力の一部を補助的に供給するが、前記駆動機構の駆動
源14は、先述した原木駆動装置Bの駆動機構の駆動源
7と兼用しても差支えない。
20は、可変速電動機・油圧モーター等から成る駆動源
21及び動力伝達部材15等を含むスピンドル1の回転
装置であって、スピンドル1を介して原木Aを回転せし
めるべく、スピンドルlに付設されており、先述した原
木駆動装置Bからの原木外周部への動力供給が中断され
た場合に、前記補助原木駆動装置Cと協動して原木Aへ
切削に要する動力を供給する。
本発明に係る切削方法は、例えば前記の如き構成で成る
ベニヤレースを用いて実施するもので、原木Aから単板
Sを順次削成するに際し、例えば、中板用単板等の比較
的厚手の切削抵抗が大きい単板を削成する切削初期、所
謂上剥き時には、往復移動機構8により原木駆動装置B
の駆動ロール5を、鍔状部5Cが切削用刃物2の刃先に
近い原木外周部の罫引位置3°よりも内側の単板Sとな
る部分を圧接可能な位置まで往動せしめて、原木駆動装
置Bにより原木Aへ切削に要する動力の一部を供給する
ようにすれば、該一部の動力は最短の経路を経て切削抵
抗が発生する位置へ伝達されるので、原木Aに対して従
来の如きスピンドルlによる過大な挟持圧力や過大な回
転トルクを負担させる要はなくなると共に、駆動ロール
5の駆動に伴って、プレッシャ一部材13の先端部(原
木Aと単板Sとの境界付近)に発生し易い欠損木片によ
る刃詰まりも合せて回避することができ、総して原木破
壊の発生を抑制しつつ良好な切削を行うことが可能とな
って、原木歩留りの向上或は生産性の向上等が図り得、
而もこの場合に削成される中板用等の比較的低品質の単
板にあっては、駆動ロール5の鍔状部5Cによる圧痕が
残存するとしても実用上側等差支えない。
次いで表裏単板等の比較的薄手の切削抵抗が小さい単板
を削成する、所謂本剥き時には、往復移動機構8により
原木駆動装置Bの駆動ロール5を、鍔状部5Cが原木外
周部から隔離(例えば数ミリ−数拾ミリ)する位置まで
復動せしめて、原木駆動装置Bによる原木Aへの動力供
給を中断し、スピンドルlを介しての回転装置20によ
る動力供給及び幅狭状のロール4を介しての補助原木駆
動装置Cによる動力供給の併用によって、原木Aの切削
を行うようにすれば、駆動ロール5の鍔状部5cによる
圧痕が残存しない単板を削成することが可能であり、削
成される単板の用途が制約される虞は全くない。
また更に、例えば原木Aの中心部の比較的脆弱な部分を
切削する場合等の必要に応じては、原木駆動装置Bによ
る原木Aへの動力供給を再開しても差支えなく、駆動ロ
ール5の往復移動は往復移動機構8を用いて随時可能で
あるが。
いずれにしても、原木駆動装置Bの駆動ロール5に設け
た複数の溝5bにプレッシャ一部材13を配設するもの
であるから、単板Sの切削肌が著しく劣化する虞もなく
、而も実施例に例示する如く、駆動ロール5の鍔状部5
cに、刃物状Φ釘状・鋸刃状等の適宜形状の小突起5a
を多数突設して、駆動ロール5の往動時に、該小突起5
aが原木外周部を突刺するよう構成すれば、削成される
単板Sに小突起5aによる傷を起点とする割れを形成し
て、テングー処理を施すことも可能であり、更には補助
原木駆動装置Cによる動力供給を、スピンドルlを介し
ての回転装置20による動力供給と併用するよう構成す
れば、原木駆動装置Bからの原木外周部への動力供給が
中断された場合に於ける、原木破壊が発生する度合が、
スピンドルlを介して回転装置20による動力供給のみ
を行う場合に比べて、大幅に低減し得るなど、本発明に
係る切削方法の直接的及び波及的実施効果は著しく多大
である。
尚、前記補助原木駆動装置Cは、原木駆動装MBからの
原木外周部への動力供給が中断された場合に、スピンド
ルlを介しての回転装置20による動力供給のみでは、
原木破壊の発生が促進される虞がある(実際には、例え
ば前述の如く上剥きを行えば、従来のベニヤレースによ
る切削方法よりは、原木破壊の発生が低減されるのだが
)ことから、原木Aの回転の一層の円滑化を図る為に備
えるものであって、実施例に例示する如く、動力伝達の
媒体となる補助駆動部材であるところの幅狭状のロール
4の外周に、刃物状・釘状・鋸刃状等の適宜形状の小突
起4aを放射状に多数突設すると共に、該幅狭状のロー
ル4を原木Aの外周面の罫引屑となる部分へ追従加圧せ
しめる加圧機構を含めて構成するようにすれば、外形状
が若干いびつな原木であっても、常に安定的に回転の円
滑化を図ることができ、また原木駆動装置Bとの相乗効
果によって、より広範囲に欠損木片による刃詰りの防止
を図ることが可能となり、而も削成される単板には正反
或は傷等が形成される虞がないので極めて効果的である
が、その態様は前記実施例に例示する如き態様に限定す
るものではなく、以下に述べる如き変更例等を含めて、
種々の態様で実施して差支えない。
即ち、第4図に例示した実施例は、外周に刃物状・釘状
・鋸刃状等の適宜形状の小突起8aを多数有するテーパ
ー状のロール9を、原木Aの木口面と対向状に、且つ回
転軸を原木Aの回転中心と交差状に備えて補助原木駆動
装置Cを構成したもので、前記テーパー状のロール9は
固定的に備えても差支えないので、比較的簡単な構造と
し得るが、前記ロール9の形状は、好ましくは各突刺部
分に於ける小突起に速度差が生じ難い形状とするのが効
果的である。
第5図に例示した実施例は、軸16を中心として揺動可
能な揺動アーム】7と、該揺動アーム17に付設した流
体シリンダー等の加圧部材18とから成る加圧機構によ
って、外周に多数の小突起4aを有する幅狭状のa−ル
4を回転可能に而も原木外面へ追従可能に保持して、補
助原木駆動装置Cを構成し、補助駆動部材の原木外面へ
の追従性を向上せしめたもので、斯様にすれば、該補助
原木駆動装置Cをベニヤレースのべ、ド・フーム等の固
定部材或はベニヤレース以外の部材に備えたとしても、
外形状がいびつな原木の切削及び切削に伴う原木外径の
変化に対する追従性に関して何等支障なく、総じて比較
的簡単な構造とし得る。
第6図に例示した実施例は、例えば第3図に例示する如
く、外周に多数の小突起4aを有し、プーリー・ロール
・スプロケットホイール等の回転体4bに張架したベル
ト状・チェーン状等の適宜形状の無端状部材4cを補助
駆動部材として用い、該無端状部材4cの背面を案内す
る案内部19を有し、軸16を中心として揺動可能な揺
動アーム17と、該揺動アーム17に付設した流体シリ
ンダー等の加圧部材18とから成る加圧機構により、前
記無端状部材4cを走行可能に而も原木外面へ追従可能
に保持して、補助原木駆動装置Cを構成したものであり
、また第7図に例示した実施例も、流体シリンダー等の
付勢部材2θによって付勢されるテンションロール24
・駆動源14によって回転せしめられるドライビングロ
ール25等に張架した無端状部材4cを補助駆動部材と
して用い、加圧ロール23と、該加圧ロール23に付設
した流体シリンダー〇ばね等の加圧部材22とから成り
、前記無端状部材4cを原木外面へ追従可能に加圧する
加圧機構11を付設して、補助原木駆動装置Cを構成し
たものであって、いずれも原木外面へのなじみ性に富む
無端状部材4cを補助駆動部材として用いるものである
から、必要に応じて原木Aへの小突起4aの突刺数を多
くシ、動力供給能力の増大化を図ることが可能であり、
ロール状の補助駆動部材を用いる場合よりも効果的であ
る。
無論、図示は省略したが、前記補助駆動部材の小突起は
、削成する単板の厚みと同等以−Lの深さに突刺しても
差支えなく、また第4図の例の如く、軸方向に分割状に
複数列設けても差支えない。
また前記補助原木駆動装置Cの駆動機構の駆動源14は
、原木駆動装置Bの駆動機構の駆動源7と兼用しても差
支えないことは先に述べた通りであるが、各駆動源を個
別に備える場合は、両者を同期駆動する構成が望ましく
、更にいずれの場合であれ、原木駆動装置Bの駆動ロー
ル5を駆動する駆動機構の駆動速度は、従来のベニヤレ
ースの如き可変であっても、或は後処理工程に於ける処
理の自動化を容易にすべく一定であっても差支えないが
、いずれにしても、スピンドルlの回転装置20による
回転速度との同調を図るのが望ましく、補助原木駆動装
置Cを並設した場合に於ける比較的簡単な同調手段とし
ては、例えばスピンドルlの回転装置20の伝達動力を
、随時暫定的に原木駆動装置Bの伝達動力以下に制限す
る手段、或はトルクリミッタ−・電磁クラッチ等のスリ
ップ可能部材をスピンドルlの回転装置20に内在せし
める手段等が挙げられるが、後述する如く速度制御機構
をスピンドルlの回転装置20又は原木駆動装置Bに内
在せしめる同調手段を用いれば、常に適確な同調が図り
得て効果的である。
即ち、第8図に例示した実施例は、原木駆動装置Bの駆
動機構の駆動速度を可変にした場合に於ける速度制御機
構の一例を示すものであって、スピンドルlの回転装置
20の駆動源21として可変速電動機3Bを備え、該可
変速電動機3Bに直流発電機27を連結して、スピンド
ルlの回転J数に比例する電圧Elを得ると共に、送り
ネジ28の回転に伴って原木Aの心方向へ移動する切削
用刃物2(実質的には給金6)に連動自在に連結した可
変抵抗器28によって前記電圧E1を制御して、原木回
転速度に忠実に比例する電圧E2を得、他方、原木駆動
装置Bの駆動源7としての可変速電動機30に速度検出
用発電機31を連結して、原木駆動速度に忠実に比例す
る電圧E3を得、前記両電圧E2・E3を電圧比較器3
2によって比較し、その電圧差を速度制御信号として速
度制御器33により前記可変速電動機36又は可変速電
動機30のいずれか一方を変速することによって、スピ
ンドル1の回転装置20と原木駆動装置Bとの同調を°
図ることができる。
一方、第9図に例示した実施例は、原木駆動装置Bの駆
動源7として定速電動機34を備え、スピンドルlの回
転装置20に速度制御機構を備えたものであって、原木
回転装置20の可変速電動機36に直流発電機27を連
結して、スピンドル1の回転数に比例する電圧Elを得
ると共に、送りネジ28の回転に伴って原木Aの心方向
へ移動する切削用刃物2(実質的には給金6)に連動自
在に連結した可変抵抗器28によって前記電圧E1を制
御して、原木回転速度に忠実に比例する電圧E2を得、
該電圧E2を速度制御信号として速度制御器33に伝え
て、予め設定器3iによって速度制御器33に設定され
た原木駆動速度に忠実に比例する値と一致するよう、該
速度制御器33により前記可変速電動機3Bを変速する
ことによって、スピンドルlの原木回転装置20と原木
駆動装NBとの同調を図ることができる。
無論、前記いずれの速度制御機構を備える場合であって
も、前述した比較的簡単な同調手段を併用することが可
能であり、また更に図示は省略したが、原木駆動装置の
駆動機構による原木駆動速度をスピンドルの回転装置の
原木回転速度よりも若干遅く設定すると共に、原木駆動
装置の駆動機構にオーバーランニング部材を内在せしめ
て、相互の速度差を瞬間的に緩衝する緩衝手段を併用し
ても差支えない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を説明する為のものであって、第1図は本
発明に係る切削方法の実施に好適なベニヤレースな説明
する為の概略側面説明図、第2図は概略平面説明図、第
3図は補助駆動部材の他の実施例を説明する為の斜視説
明図、第4図乃至第7図は補助原木駆動装置の他の実施
例を説明する為の概略側面説明図、第8図及び第9図は
速度制御機構を説明する為の概略側面説明図である。 A・・―原木、B11ψ・原木駆動装置、C−・・補助
原木駆動装置、S・・−単板、l・・Oスピンドル、2
・・Φ切削用刃物、3・・拳罫引用刃物、3′・・・罫
引位置、4赤・φ幅狭状のロール、4a、 5a、 l
la* e *小突起 4C1111・無端状部材、5
・・・駆動ロール、5b・・・駆動ロールの複数の溝、
5C・・9駆動ロールの鍔状部、6・・・鉛白、7,1
4.21・・・駆動源、8・・・往復移動機構、10.
12・・・動力伝達部材、13−・・プレッシャ一部材
、20・・・スピンドルの回転装置 特許出願人 株式会社名南製作所

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 回転方向へ連なる適宜幅の溝と適宜幅の鍔状部とを軸芯
    方向へ交互に複数設けて成る駆動ロールと、該駆動ロー
    ルを駆動する駆動機構とを有する原木駆動装置を、前記
    駆動ロールの鍔状部が、切削用刃物の刃先に近い原木外
    周部の罫引位置よりも内側の単板となる部分を圧接可能
    に備えると共に、前記駆動ロールの複数の溝にプレッシ
    ャ一部材を配設し、前記原木駆動装置によって、原木の
    切削に要する動力の一部を、スピンドルで挟持される原
    木の外周部へ供給して、単板を削成するベニヤレースに
    よる切削方法に於て、前記駆動ロールを原木の芯方向及
    び遠志方向へ往復移動せしめる往復移動機構を備え、前
    記駆動ロールを随時原木の外周部から隔離せしめること
    により、駆動ロールの鍔状部による圧痕が残存する単板
    と、圧痕が残存しない単板とを削成し得るようにしたこ
    とを特徴とするベニヤレースによる切削方法。
JP2712285A 1985-02-14 1985-02-14 ベニヤレ−スによる切削方法 Granted JPS60214905A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002046109A (ja) * 1999-08-12 2002-02-12 Meinan Mach Works Inc ベニヤレース
JP2005205904A (ja) * 2003-12-24 2005-08-04 Meinan Mach Works Inc ベニヤレースによる原木の切削方法及びベニヤレース

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