JPS60214753A - メタ−アルコキシベンジルアルコ−ルの製造方法 - Google Patents

メタ−アルコキシベンジルアルコ−ルの製造方法

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JPS60214753A
JPS60214753A JP59068754A JP6875484A JPS60214753A JP S60214753 A JPS60214753 A JP S60214753A JP 59068754 A JP59068754 A JP 59068754A JP 6875484 A JP6875484 A JP 6875484A JP S60214753 A JPS60214753 A JP S60214753A
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JP
Japan
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meta
product
alkylation
reaction
hydroxybenzoic acid
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Takao Maki
真木 隆夫
Yoshitake Araki
荒木 良剛
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Mitsubishi Kasei Corp
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Mitsubishi Kasei Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
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    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はメタ−アルコキシベンジルアルコールの新規な
製造方法に関する。メタ−アルコキシベンジルアルコー
ルは医薬の合成中間体として有用な物質である。従来こ
の化合物の製造方法としては1例えばメタ−ニトロベン
ズアルデヒドを出発原料とし、メタ−ヒドロキシベンズ
アルデヒドを経由する方法などが知られている。
しかしながらこれらの方法では、高価な原料を必要とし
、工程が長く、がっ、製品の純度が低いなど好ましくな
い点が多い。このため本発明者らはとれらの問題点を解
決すべく鋭意検討を行なった結果、工業的に安価に得ら
れるメタ−ヒドロキシ安息香酸を出発原料として、短か
い工程によ)高純度のメタ−アルコキシベンジルアルコ
ールを製造する方法を見出し1本発明に到達したもので
ある。
すなわち1本発明の要旨は、メタ−ヒドロキシ安息香酸
をアルキル化剤によ)二重アルキル化してメタ−アルコ
キシ安息香酸アルキルを製造する工程および得られたメ
タ−アルコキシ安息香酸アルキルを還元する工程よシな
ることを以下1本発明の詳細な説明する。
本発明方法の特徴とするところは、メタ−ヒドロキシ安
息香酸を出発原料とし、これをアルキル化剤によシ、同
時にヒドロキシル基とカルボキシル基の二重アルキル化
を行ないメターア/’コ+シ安息香酸アルキルを得、つ
いでこレヲ還元してメタ−アルコキシベンジルアルコー
ルを得る点に存する。メタ−ヒドロキシ安息香酸のアル
キル化に際しては1種々のアルキル化剤が用いられる。
アルキル化剤の例としては1例ホン酸メチル、等があげ
られる。またC7ないしa、の低級アルキル化も同様に
行ない得る。ただシ し、一般にヒドロキシル基とカルホキクル基を同時にア
ルキル化するのは必らずしも容易ではなく1条件によシ
一方の官能基のみのアルキル化にとどまシやすい。しか
し1本発明者らの検討の結果、安価な硫酸ジアルキル、
特に硫酸ジメチルを、アルカリ性物質の存在下で用いる
と良い結果が得られることが判明した。あるいはヨウ化
メチルのごときハロゲン化アルキルをアルカリ性物質と
ともに用いてもよい。アルキル化反応は溶媒の存在下で
行なうのが良い。使用できる溶媒は不活性なものであれ
ばよく1例えばメタノール、アセトン、ベンゼン、クロ
ロベンゼン等があげられるが、特に、ジオキサン等のエ
ーテル系溶媒を周込ると反応が速やかに進行する。硫酸
ジメチルのごときアルキル化剤の使用量は当量でも良い
が、若干過剰に用い、未反応原料を残さないようにする
のが好ましい。
ハロゲン化アルキルを使用する場合は、過剰量使用する
のが好ましい。アルカリ性物質としては、アルキル化剤
から生成する酸根を中和できるものであればよく1例え
ば、水酸化ナトリウム、炭酸カリウム、水酸化バリウム
等を用いればよ込。反応温度は任意であるが1反応を完
結させるために使用する溶媒の還流温度で行なうとよ1
0反応終了後、生成したメタ−アルコキイ安息香酸アル
キルは、抽出等によシ反応系か4分離し、蒸留によシ精
製・回収される。メタ−アルコキシ安息香酸アルキルの
還元は種々の方法によシ実施し得る。例えば、還元剤と
して水素化アルミニウムリチウム等を用いても良いが、
コストの点を考慮すると1分子状水素によろ水添反応に
よるのが好ましい。水添反応にけ触媒を必要とする。触
媒としては銅系のもの。
例えば銅−り四ム系、銅−亜鉛系等のものが好ましい。
反応は液相で溶媒を用いて行なうのが好ましい。溶媒と
しては不活性なものであればよいがメタノール等の低級
アルカノールの使用が好ましい。反応温度は120℃な
いし、220℃、よシ好ましくは/40Cないし/90
’C程度がよい。高温では副生物の生成が増加する。
反応圧力は夕0kfl/cdfxいし300〜/−程度
が良い。原料転化率はなるべく高い方が好ましく、でき
れば未反応原料を残存させないように反応を行なうのが
よい。生成物は触媒をP側稜。
蒸留すれば高純度のメタ−アルコキシベンジルアルコー
ルが容易に回収される。
本発明方法の利点とするところは、水添生成物の簡単な
蒸留によシ高純度の製品が容易に得られることにあシ、
従来法の製品に見られるペテロ原子を含んだ除去し難い
副生物の残存もない。
以下に本発明方法を実施例によシ更に具体的に説明する
が1本発明はその要旨を越えない飼シ、以下の実施例に
限定されるものではない。
実施例/ メタ−メトキシ安息香酸メチルの合成 ガラス製フラスコにメタ−ヒドロキシ安息香酸34t、
z3y (θ、λ!モル)、硫酸ジメチルzrvnt(
o、tモル)およびジオキサン、2j01を仕込み、撹
拌しながら2!チ水酸化ナトリウム水溶液9≦2(0,
4モル)を3θ分を喪して徐々に滴下した。滴下終了後
7時間加熱還流したのち、生成物をエーテルで抽出し、
エーテル層を希硫酸、希水酸化ナトリウム水溶液訃よび
水で順次洗い、硫酸マグネシウム上で乾燥したのち、簡
単な蒸留塔を用いて蒸留した。沸点l/ダt: (i 
、2mHt)においてメタ−メトキシ安息香酸メチル3
!、ダJ−f (00,21モル)が得られた。収率は
?!、3%であった。
実施例2〜を 下記表に示す溶媒を用い、実施例/と同様にしてアルキ
ル化を行った(実施例3では、NaOHの代シにX、C
O,を使用)。
反応温度は各々の溶媒の還流温度とした。一定時間後加
熱還流を停止し、その時点で住成していたメタ−メトキ
シ安息香酸メチルをガスク日マドグラフィーによシ定量
した。結果を下記表に示す。
実施例2 メタ−メトキシベンジルアルコールの製造1001dの
SUE製オートクレーブに実施例ノで合成したメタ−メ
トキシ安息香酸メチル/ LOf (0,θり03モル
)、メタノール、2.20−を仕込み、触媒として日揮
化学製N−,lθ3BD(OuO含量4t!%$ ”2
0m含量4t3.r % ) a、zttを加え、72
0℃、//θに97/lで3時間水添反応を行った。冷
却後1反応生成物を取シ出し、沖過後、F液を単蒸留し
た。メタ−メトキシベンジルアルコールが9.4t O
f (0,06rモル)得られた。収率は2!、3%で
あった。得られた生成物の純度はり9.0%以上であシ
、ヘテロ原子を含む物質の混入は認められなかった。
出 願 人 三菱化成工業株式会社 代 理 人 弁理士 長谷用 − elか/名

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)メタ−ヒドロキシ安息香酸をアルキル化剤によ)
    二重アルキル化してメタ−アルコキシ安息香酸アルキル
    を製造する工程および得られたメタ−アルコキシ安息香
    酸アルキルを還元する工程よ)なることを特徴とする。 メタ−アルコキシベンジルアルコールの製造方法。
JP59068754A 1984-04-06 1984-04-06 メタ−アルコキシベンジルアルコ−ルの製造方法 Granted JPS60214753A (ja)

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JPH0568455B2 JPH0568455B2 (ja) 1993-09-29

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008138457A1 (en) * 2007-05-10 2008-11-20 Saudi Basic Industries Corporation Process for preparing alkyl alkoxybenzoates in one step

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008138457A1 (en) * 2007-05-10 2008-11-20 Saudi Basic Industries Corporation Process for preparing alkyl alkoxybenzoates in one step
US8143436B2 (en) 2007-05-10 2012-03-27 Saudi Basic Industries Corporation Process for preparing alkyl alkoxybenzoates in one step

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