JPS602144Y2 - 掴み機における掴み爪の基部取付装置 - Google Patents

掴み機における掴み爪の基部取付装置

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Publication number
JPS602144Y2
JPS602144Y2 JP12134581U JP12134581U JPS602144Y2 JP S602144 Y2 JPS602144 Y2 JP S602144Y2 JP 12134581 U JP12134581 U JP 12134581U JP 12134581 U JP12134581 U JP 12134581U JP S602144 Y2 JPS602144 Y2 JP S602144Y2
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JP
Japan
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gripping
cylinder
base
joint
sides
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JP12134581U
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JPS5827279U (ja
Inventor
誠一 坂戸
Original Assignee
株式会社 坂戸工作所
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Filing date
Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、掴み爪の基部を小型化し、且つ強固に取付け
、しかも組立が簡単となり、またその基部の外歯に被掴
み物(コンクリート塊等)がつかえないようにした掴み
機における掴み爪の基部取付装置に関する。
最近、出願人は、上部の掴み爪、下部の掴み爪夫々の基
部を外歯にして噛合させ、その両掴み爪を外筐内に設け
た内部油圧シリンダで開閉させる掴み機を研究、開発し
た。
該掴み機は、外歯で噛合したことから、開閉機構が簡単
で、同時に開閉でき、掴み作業効率は良好であるが、外
筐内に設けた外歯より直接に掴み爪の基部に固着し、開
口部より露出させたことから、歯車蓋があっても、被掴
み物がつかえやすくなる不都合があったりまた、第6図
、第7図に示すように組立性や維持管理の面を考慮して
外歯aと掴み爪基部のフランジb、 bとをピンCにて
結合しているが、その掴み爪の基部には大きなトルクが
加わることから、そのピンCに大きなせん断力が作用し
て破損しやすくなることから、そのピン取付部の外径等
を大きくする必要があった。
このためその基部の取付部が大型化し、重量も大きくな
る等の問題もあった。
そこで本考案は、上部の掴み爪、下部の掴み爪夫々の基
部を外歯にて噛合させ、その両掴み爪を外筐内に設けた
内部油圧シリンダにて開閉させる掴み機において、その
外筐の前側に開口部を、その両側の上下に軸受部を夫々
設け、筒体の両側に溝部を形威し、且つ筒体の外周には
外歯を設け、継手筒体の両側に突部を形威し、掴み爪の
基部の両側の基部筒体の内側に溝部を形威し、外筐内に
挿入した筒体の両側の溝部に継手筒体の突部を嵌合し、
その継手筒体は軸受部内に回転可能に支承し、その両継
手筒体の外側の突部に掴み爪の両基部筒体の溝部を嵌合
し、これらを固着し、その開口部を蓋体にて密閉したこ
とにより、掴み爪の基部を小型化しつつ、突部、溝部の
嵌合で強固な取付ができ、その組立も単に嵌合のみでで
き、組立性や維持管理上も極めて勝れたものにでき、外
歯は外筐内に完全に収納され、被掴み物が外歯につかえ
ないようにでき前記の問題等を解消したものである。
その構造を図面にて説明する。
1は掴み機の外筐であって、全体が中空状に形威され、
この下部には膨大部1aが構成されている。
該膨大部1aの前側(第2図において下側、第5図にお
いて右側)に開口部2が設けられ、その膨大部1aの両
側部に、後述の上下部の掴み爪10を支承する筒状の軸
受部3,3が対になって上下に設けられている。
その対向する両軸受部3.3の内側幅1□は後述の筒体
4の長さ11と同等に、またはこれより僅かに大きく形
威されている。
また、その両軸受部3,3の外側幅1゜は、後述の両基
部筒体9,9の内側幅14と同等に、またはこれより僅
かに小さく形威されている。
その軸受部3の幅15は、後述の継手筒体7の長さ16
と同等に形威されている。
また、開口部2の幅1゜は後述の筒体4の長さ1□より
も少し大きく形威されている。
4は筒体で、この長手方向の両側に溝部5.5が形威さ
れ、その外周に一部(第4図、第5図参照)または全体
に外歯6が一体形成されている。
7は継手筒体であって、この長手方向の両側に突部8,
8が形威されている。
9,9は基部筒体で、上下部の掴み爪10の基部側の連
結杆10bに対設したブラケット10c、10c端に固
着され、その基部筒体9,9の対向する内側に溝部11
.11が形威されている。
その掴み爪10aは複数(図面では上部が3本、下部が
2本)連結杆10bに固着され、その上部の掴み爪10
aと下部の掴み爪leaとが交互に位置し、閉じるとそ
の先端は交叉するように構成されている。
その筒体4継手筒体7基部筒体9夫々の内径は同一で、
その外径も略同等に形威されている。
その筒体4が前記開口部2から挿入され、軸受部3,3
内に支承する継手筒体7,7の対向する内側の突部8,
8が、その筒体4の溝部5,5に嵌合され、その軸受部
3,3に継手筒体7,7を介して筒体4が回動自在に設
けられる。
そして、上下の掴み爪10の基部筒体9.9の溝部11
.11が、軸受部3,3外面側より突出した突部8,8
に嵌合され、その基部筒体9,9継手筒体7,7筒体4
は嵌合にて一体化される。
実際には、その基部筒体9,9継手筒体7,7筒体4夫
々の内径部の薄肉のパイプが挿入され、その両側を盲フ
ランジにて固着されている(第3図点線位参照)。
このようにして、上下の掴み爪10.10が設けられ、
且つ筒体4,4の外歯6,6が噛合されている。
12は爪開閉用リンクで、両筒体4.4の何れか一方の
筒体4(図面の実施例では、下部の掴み爪10側)の外
周にその下端が一体化され、その上端は外筐1内に設け
た内部油圧シリンダ13のピストンロッド14先端に枢
着されている。
油圧力によりピストンロッド14が適宜摺動して、爪開
閉リンク12を揺動させ、外歯6,6を介して上下部の
掴み爪10.10が適宜開閉する(第5図参照)。
15は蓋体であって、前記開口部2に密閉固着されてい
る。
図中16は取付用ブラケットで、その一端(第1図、第
5図において下側)に第1軸受部16aが、その他端(
第1図、第5図において上側)に第2軸受部16bが夫
々形成され、その取付用ブラケット16が前記外筐1の
外面に固着されている。
17はアームで、ショベルローダ等のブームの先端に油
圧機構にて適宜屈伸するように設けられている。
その取付用ブラケット16の第1軸受部16aがアーム
17先端に軸支され、該アーム17の途中に設けた油圧
シリンダ18のピストンロッド19の先端にその第2軸
受部16bが軸支されている。
次に作用効果について説明する。
本考案においては、掴み機の外筐1の前側に開口部2を
、その両側の上下に軸受部3,3を夫々設け、筒体4の
両側に溝部5,5を形威し、且つ筒体4の外周には外歯
6を設け、継手筒体7の両側に突部8,8を形威し、掴
み爪10の基部の両側の基部筒体9,9の内側に溝部1
1.11を形威し、外筐1内に挿入した筒体4の両側の
溝部5.5に継手筒体7,7の突部8,8を嵌合し、そ
の継手筒体7,7は軸受部3,3内に回転可能に支承し
、その両継手筒体7,7の外側の突部8.8に掴み爪1
0の両基部筒体9,9の溝部11.11を嵌合し、これ
らを固着したことにより、その掴み爪10で一番力(ト
ルク)が加わる基部側は、基部筒体9,9継手筒体7,
7筒体4とが、溝部5,11突部8,8との嵌合で一体
化され、即ち、夫々の肉厚全体で嵌合され、ねじりに対
して極めて強固にできる。
従って、第6図、第7図に示すようなピンCによる固着
とは異なり、本考案の嵌合部は著しく強度性に優れたも
のにできる。
このように掴み爪10の基部を強固にすれば、掴み作業
中に思わぬ負荷が加わっても破損の恐もなくなるし、ま
た、その基部を小型化することもでき、ひいては、部材
量の節約もできる。
また、その溝部5,11突部8の加工も簡単にできる。
さらに、その掴み爪10の基部の組立は、筒体4を外筐
1内に挿入し、その軸受部3゜3から継手筒体7,7を
遊挿させつつ、その溝部5.5に突部8,8を嵌合し、
掴み爪10の基部筒体9,9の溝部11.11をその継
手筒体7゜7の突部8,8に嵌合ることで、何等の技術
を要することなく簡単に組立完了でき、その軸心を合わ
せることも簡易にできる。
また、その一部が何等かの原因で破損等した場合、その
一部を交換することで良好なる維持管理ができるし、そ
の解体も簡単である。
また、外歯6,6噛合させ、これに直接に固着した掴み
爪10.10では、掴み作業中に被掴み物(コンクリー
ト塊等)がつまりやすい不都合があったが、本考案にお
いては、開口部2を蓋体15にて密閉し、その外歯6,
6を完全に内蔵したことによって、被掴み物が外歯6に
つまることは一切防止でき、これによって、その外歯6
の破損等も防止できる。
なお、筒体4の両側に突部を、継手筒体7の両側に溝部
を、両系部筒体9,9の内側に突部を設けて、夫々嵌合
しても、前記と同様の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであって、その第1
図は本考案の全体斜視図、第2図は外筐の斜視図、第3
図は本考案の要部断面図、第4図は本考案の主要部材の
分解斜視図、第5図は本考案による掴み機の作動状態を
示す一部断面とした側面図、第6図は従来の爪開閉リン
ク及び外歯を備えた掴み爪の斜視図、第7図は第6図■
−■矢視断面図である。 1・・・・・・外筐、2・・・・・・開口部、3・・・
・・・軸受部、4・・・・・・筒体、5,11・・・・
・・溝部、6・・・・・・外歯、7・・・・・・継手筒
体、訃・・・・・突部、9・・・・・・基部筒体、10
・・・・・・掴み爪、13・・・・・・内部油圧シリン
ダ、15・・・・・・蓋体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上部の掴み爪、下部の掴み爪夫々の基部を外歯にて噛合
    させ、その両掴み爪を外筐内に設けた内部油圧シリンダ
    にて開閉させる掴み機において、その外筐の前側に開口
    部を、その両側の上下に軸受部を夫々設け、筒体の両側
    に溝部を形威し、且つ筒体の外側には外歯を設け、継手
    筒体の両側に突部を形威し、掴み爪の基部の両側の基部
    筒体の内側に溝部を形威し、外筐内に挿入した筒体の両
    側の溝部に継手筒体の突部を嵌合し、その継手筒体は軸
    受部内に回転可能に支承し、その両継手筒体の外側の突
    部に掴み爪の両基部筒体の溝部を嵌合し、これらを固着
    し、その開口部を蓋体にて密閉したことを特徴とした掴
    み機における掴み爪の基部取付装置。
JP12134581U 1981-08-15 1981-08-15 掴み機における掴み爪の基部取付装置 Expired JPS602144Y2 (ja)

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JPS5827279U JPS5827279U (ja) 1983-02-22
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US9442082B2 (en) 2003-04-25 2016-09-13 Rapiscan Systems, Inc. X-ray inspection system and method

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