JPS60211129A - クラツチ板 - Google Patents

クラツチ板

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JPS60211129A
JPS60211129A JP60052593A JP5259385A JPS60211129A JP S60211129 A JPS60211129 A JP S60211129A JP 60052593 A JP60052593 A JP 60052593A JP 5259385 A JP5259385 A JP 5259385A JP S60211129 A JPS60211129 A JP S60211129A
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clutch plate
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ring
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マンフレート・カスパール
フランツ・ハルテイツヒ
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F15/00Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
    • F16F15/12Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
    • F16F15/129Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
    • F16F15/1292Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means characterised by arrangements for axially clamping or positioning or otherwise influencing the frictional plates

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車用摩擦クラッチのためのクラッチ板であ
って、ねじり振動はね緩衝器とねじり振動摩擦緩衝器と
を有している形式のものに関する。
従来の技術並びに欠点 ドイツ連邦共和国特許第688630号明細書に開示さ
れたこのような形式のクラッチ板では、摩擦ライニング
保持体が制限された回転角にわたって回動できるように
ハブに支承されている。ハブと摩擦ライニング保持体と
の間のトルク伝達経路にばばね緩衝器が配置されている
公知のクラッチ板はさらに互いに無関係に調節可能な複
数の摩擦ユニットを備えたねじり振動摩擦緩衝器を有し
ている。各摩擦ユニ°ットは外側に摩擦ライニング保持
体の円板に接触する摩擦円板を有しており、これらの摩
擦円板は、軸方向で見て摩擦ライニング保持体の円板の
両側に配置されたハブ側板の開口のなかに位置している
。同様に外側に配置された押圧コイルばねは摩擦円板を
互いに向かって押し付ける。各押圧コイルばねのプレロ
ードは、クラッチ板を軸方向で貫通している緊張ピン及
びナツトを介して調節可能である。しかしながら公知の
クラッチ板では摩擦緩衝器はむき出しなので、運転中に
摩擦トルクが変化してしまうことがある。これに加えて
、摩擦ユニットが均一に調節されているかいないかを検
査することも極めて困難である。また極めて高いばねプ
レローげに調節されていると摩擦ユニットは早期に摩耗
してしまい、これによってクラッチ板の耐用寿命は短く
なる。さらにまた公知の場合クラッチ板の軸方向におけ
る構造高さは比較的太である。
発明の課題 ゆえに本発明の課題は、ねじり振動摩擦緩衝器をそのば
ねプレロードを変えることなしに所定の摩擦トルク値に
調整することができる、自動車用摩擦クラッチのための
クラッチ板を提供することである。
課題を解決するための手段 この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭に述
べた形式のクラッチ板において、摩擦部材が摩擦係数の
異なった少なくとも2つの摩擦面範囲を有しており、こ
れらの摩擦面範囲を選択的にクラッチ板部分と摩擦緩衝
作用結合させる制御手段が設けられている。
発明の作用並びに効果 本発明は、摩擦トルクを調整するために摩擦緩衝器のば
ねプレロードを変化させるのではなく、ばねプレロード
を所定のままにしておいて摩擦係数の異なった摩擦部材
を、プレロードばねによって軸方向で互いに向かってプ
レロードをかけられた、摩擦緩衝器のクラッチ板部分と
作用結合させるという原理に基づいている。従って本発
明のように構成されていると、クラッチ板の構造誤差を
補償するために摩擦緩衝器のばねプレロードを変えるこ
となく摩擦トルクを調整することが可能になる。
実施態様 第1の有利な実施態様では、互いに向かい合った対をな
すクラッチ板部分の一方が、摩擦面方向に並んで配置さ
れた摩擦係数の異なった少なくとも2つの摩擦ライニン
グを有し、他方のクラッチ板部分が該クラッチ板部分と
回動不能に結合されたノ・ブないしは摩擦ライニング保
持体に対して摩擦面方向で、はぼ第1の摩擦ライニング
と重なる位置とほぼ第2の摩擦ライニングと重ねる位置
との間において調整可能である。
この場合側クラッチ板部分の軸方向間隔は変えられない
ので、ばねプレローPはクラッチ板の軸方向寸法によっ
て所定された値を維持する。
一方のクラッチ板部分が半径方向で調整可能である場合
には、摩擦ライニングが半径方向で並んで配置されてい
てもよい。しかしながら、摩擦ライニングが一方のクラ
ッチ板部分の周方向で並んで配置されており、他方のク
ラッチ板部分がセグメント板として構成されていると、
本発明によるクラッチ板の構成を簡単化することができ
る。調整を行うには回転軸線を中心にして一方のクラッ
チ板部分を該クラッチ板部分と回動不能に結合されるノ
・ゾないしは摩擦ライニング保持体に対して相対回動さ
せる。
摩擦ライニングはセグメント板のセグメントに相当する
セグメント形状を有し、周方向で、一定の順序で連続す
る摩擦係数を備えた少なくしい とも2つの摩擦ライニングから成る等yz複数のグルー
プとして配置されており、各グループにセグメント板の
セグメントが1つずつ配属されていると有利である。こ
のように構成されていると、摩擦緩衝器のプレローPば
ねの軸方向圧力を周方向で均等に分配することができる
また摩擦ライニングが周方向で等しい角度幅を有してお
り、セグメント板のセグメントが周方向で摩擦ライニン
グよりも小さな角度幅を有していると有利である。この
ように構成されているとハブと摩擦ライニング保持体と
の相対角度範囲内では、セグメントが摩擦係数の異なっ
た2つ又はそれ以上の摩擦ライニングと重なること及び
摩擦トルクが回転角に関連して変化することは回避され
得る。
また他方ではセグメント板の各セグメントが2つ又はそ
れ以上の摩擦ライニングセグメントと重なっている調節
位置は摩擦トルクの連続的な又は細かな段階的な調節を
可能にする。各セグメントによって一緒におおわれた隣
接した摩擦ライニング面の表面特性の変化によって、摩
擦係数の中間値を調節することができる。摩擦トルクが
回転角に関連して変化することが望まれていない場合に
は、隣接した摩擦ライニングの摩擦係数を段階付けるこ
とによって摩擦トルクの変化を小さくひいては許容誤差
値内に保つことができる。
本発明の別の有利な実施態様では、軸方向で見て対をな
すクラッチ板部分の間に回転軸線を中心にして2つのク
ラッチ板部分に対して相対回動可能な摩擦リングが配置
されており、該摩擦リングの、軸方向で向かい合ってい
る摩擦面における摩擦係数が異なった大きさであり、摩
擦リングが、摩擦係数の小さな摩擦面側に接触するクラ
ッチ板部分と回動不能に選択的に連結可能である。この
場合摩擦リングの非連結時に摩擦リングは、摩擦係数の
大きな側に配置されたクラッチ板部分によって連行され
、摩擦トルクは小さな摩擦係数によって規定される。摩
擦リングの連結時には摩擦トルクは大きな摩擦係数によ
って規定される。プレロードばねのプレロードはこの場
合変化しない。
摩擦リングをその摩擦係数の小さな側に配置されたクラ
ッチ板部分と選択的に回動不能に連結することは種種様
様な形式で達成され得る。
例えば摩擦リングはクラッチ板部分と直接結合されても
よいし、又はこのクラッチ板部分と回動不能に結合され
た別のクラッチ板部分を介して間接的に結合されてもよ
い。摩擦リングは直接固定されてもよいし又は、連結の
ために使用される保持体部分に固定されていてもよい。
連結は解離可能であってもよいが、例えば接着又はかし
めによって持続的であってもよい。
有利な実施態様では、摩擦係数の小さな摩擦面側に接触
するクラッチ板部分が、摩擦リングと連結接触可能な少
なくとも1つの撓み舌状片を有している。この場合撓み
舌状片が、摩擦ライニングのなかに押し込まれる係止歯
又はこれに類したものを有していてもよいし、摩擦ライ
ニングに、押されて撓められた撓み舌状片が侵入する係
止孔が設けられていてもよい。撓み舌状片は有利にはク
ラッチ板の摩擦ライニング保持体の外側から接近可能な
側板に一体成形されているか又は打ち抜きによって構成
されている。
しかしながらまた撓み舌状片が、回動不能ではあるが軸
方向摺動可能に側板に泪って案内される付加的な抑圧リ
ング又はこれに類したものに一体成形されていてもよい
。この場合側板に、外側から軸方向で撓み舌状片への接
近を許す貫通孔が設けられていると有利である。
実施例 第1図には自動車用摩擦クラッチのためのクラッチ板の
基本構造が示されている。クラッチ板はほぼスリーブ状
のハブ1を有し、このノ・ブlはその内歯3を介して回
動不能にではあるが軸方向摺動可能に、回転軸線5を中
心にして回転する図示されていないトランスミッション
入力軸と連結可能である。ハブ1には摩擦ライニング保
持体7が制限された回転角にわたって回転軸線5を中心
にして回動可能に支承されている。摩擦ライニング保持
体7は、はぼリング円板状の金属薄板成形体として構成
された2つの側板9,11を有しており、両側板9,1
1はスペーサリベット13を介して軸方向間隔をおいて
互いに堅く結合されている。側板1の外周部にはリベッ
ト15を用いて同様にリング円板状の連行板17が固定
されており、この連行板17自体は軸方向で見て両側に
摩擦ライニング19を保持している。軸方向で見て両側
板9゜110間には、ハブ1からほぼ半径方向に突出し
ている円板状のハブフランジ21が延びている。スペー
サリベット13はハブフランジ21の外周部に設けられ
た切欠き23を貫いて延びており、ハブ1に対する摩擦
ライニング保持体70回転角を制限している。
側板9,11及びハブフランジ21には、クラッチ板の
休止位置において互いにほぼ軸方向で整合する窓25,
27,29が設けられており、これらの窓25,27,
29のなかには押圧コイルばね31が位置している。抑
圧コイルばね31は摩擦ライニング保持体7及びハブ1
の相対回動時に圧力を負荷され、ねじり振動ばね緩衝器
を形成している。第1図には周方向に分配された複数の
抑圧コイルばね31のうちの1つだけが示されている。
第1図において1点鎖線で示された範囲(符号33参照
)Kは後で詳しく述べる種種様様な形式の調節可能なね
じり振動摩擦緩衝器が配置−されている。この摩擦緩衝
器33の摩擦トルクはクラッチ板の組み立て時にプレロ
ードばねのゾレローPを変えることなしに調整可能なの
で、これによってクラッチ板の構成部分の誤差を補償す
ることができる。このために摩擦緩衝器33は、摩擦係
数の異なった選択的に有効になる摩擦面範囲を備えた摩
擦ライニング又はこれに類したものを有している。
後で述べる摩擦緩衝器の種種異なった実施例では、第1
図のクラッチ板について述べた構成部分は、付加的にア
ルファベットを加えた同一符号で示されている。
第2図〜第4図に示された摩擦緩衝器33&の摩擦トル
クはクラッチ板の組み立て時に、有効な摩擦係数を変え
ることによって調整するととができる。摩擦ライニング
保持体7aはその側板11aを介して回動不能ではある
が軸方向摺動可能にノ・プ1aに沿って案内されている
スペーサリベツ)13&を介して側板11aと1つのユ
ニットにまとめられた側板9aは、その内周部とハシ1
aとの間に環状間隙35を形成している。
軸方向で見て側板11aと、ノ・ゾ1aに一体成形され
たノ・プフランジ21aとの間には、画部分11a、2
1aと摩擦接触していてノ・ブ1aを取り囲んでいる摩
擦リング37が配置されている。軸方向で見てハブフラ
ンジ21&と他方の側板9aとの間にはハブlaをリン
グ状に取り囲むセグメント板39が配置されている。
セグメント板39は第4図から最もよくわかるように直
径方向で互いに向かい合っていて半径方向に突出してい
る2つの抑圧板セグメント41を有している。軸方向で
見てセグメント板39とハブフランジ21aとの間には
摩擦リング43が摩擦部材として配置されている。摩擦
すフグ4凸はハブフランジ21aに固定されており、2
対の摩擦ライニングセグメント45,47から構成され
ている。これらの摩擦ライニングセグメント45.47
の摩擦面は回転軸線5aに対して垂直な同一平面に位置
している。周方向において隣接した摩擦ライニングセグ
メン)45,47は摩擦係数の異なった材料から成って
いる。つまり直径方向で互いに向かい合っている摩擦ラ
イニングセグメントは等しい摩擦係数を有している。摩
擦ライニングセグメント45.47がそれぞれ約90°
の角度幅を有しているのに対して、抑圧板セグメント4
1の角度幅は摩擦ライニング保持体7aとハブ1aとの
最大相対回動角の分だけ9o0よりも小さい。
軸方向で見て摩擦リング43とは反対の側にはハブ1a
を取り囲む皿ばね49がセグメント板39と側板9aと
の間に張設されている。皿ばね49の内周部には切欠き
51(第3図参照)が設けられており、これらの切欠き
51には、軸方向でセグメント板39の内周部から側板
9aに向かって突出している舌片53が係合し、セグメ
ント板39を回動不能にではあるが軸方向可能に皿ばね
49と連結している。皿ばね49の外周部には、周方向
で互いに間隔をおいて配置された複数の舌片55がほぼ
半径方向に突出している。これらの舌片55は側板9a
の切欠き又は押込み成形部57に係合している。これに
よって皿ばね49はセグメント板39を回動不能にでは
あるが軸方向摺動可能に側板9aに活って案内する。
側板9aに対するセグメント板39の角度位置を変える
ために、側板9aには周方向で互いにずらされた多数の
押込み成形部57が設けられている。第2図において符
号59で示された工具を用いて皿ばね49の舌片55は
係止部から解離することができ、これによって皿ばね4
9は該皿ばねと回動不能に結合されたセグメント板39
と共に回転軸線5aを中心にして摩擦ライニングセグメ
ン)45.47に対して回動可能になる。摩擦ライニン
グセグメント45゜47の、抑圧板セグメント41によ
っておおわれた面範囲の比に応じて、摩擦緩衝器33&
の摩擦トルクを調節することができる。従って摩擦トル
クの調整時に皿ばね49の組込み高さ力1変わらないの
で、皿ばね49のプレロードも変化しない。
摩擦ライニングセグメントとセグメント状の押圧リング
とを用いて同様に構成された摩擦緩衝器がさらにノ・ゾ
フランジ218と他方の側板11aとの間に設けられて
いてもよ℃・。
第5図には、ばねプレロードを変えることなく摩擦トル
クを調整可能な別の摩擦緩衝器33bが示されている。
摩擦2イニング保持体7bの、ス被−サリベツ)’ l
 3 bによって互いに堅く結合された側板9b、ll
bは一方又は両方の側板9b、、11bを介して、回動
不能ではあるが軸方向摺動可能に7・ブ1bに溢って案
内されている。軸方向で見て側板11bとノ・シフラン
−)21bとの間には側板11b及びノーシフランJ2
1bK対して相対回動可能に摩擦リング61が摩擦部材
として配置されている。軸方向で見てハブフランジ21
bと側板9bとの間には抑圧リング63が、同じく軸方
向で見て押圧リング63と側板9bとのツには摩擦部材
である別の摩擦リング65が配置されている。押圧リン
グ63は回動不能ではあるが軸方向摺動可能にハブフラ
ンジ21bK沿って案内されている。摩擦リング65は
回転軸線5bを中心にして押圧リング63及び側板9b
に対して相対回動可能である。軸方向で見て抑圧リング
63とハブフランジ21bとの間には皿ばね67が張設
されている。
摩擦リング61.65は軸方向で互いに向かい合った側
において、摩擦係数の異なった材料から成っている。摩
擦リング61は大きな摩擦係数の側でノ・シフラン−)
21bに接触し、小さな摩擦係数の側で側板11bに接
触している。
摩擦リング65は大きな摩擦係数の側で抑圧り/グ63
に接触し、小さな摩擦係数の側で側板9bに接触してい
る。摩擦係数がこのように配分されていることによって
摩擦リング61,65はハブフラン:)21bと共に回
転する。摩擦トルクを調節できるようにするために、側
板9b、llbにはそれぞれ周方向に分配された複数の
撓み舌状片6(J、71が一体成形されている。これら
の撓み舌状片69.71はそれぞれ摩擦リング65,6
1に押し込むことができ、押し込まれた状態において摩
擦リング65,61をそれぞれ側板gb、llbと回動
不能に連結する。回動不能に連結された状態では摩擦リ
ング65,61は摩擦ライニング保持体7bと一緒に回
動し、摩擦トルクは摩擦リング61゜65の高℃・摩擦
係数によって規定される。摩擦係数は一方の摩擦リング
のためにか又は両方の摩擦リングのために切り換えるこ
とができる。
第6図に示された摩擦緩衝器33cが第5図の摩擦緩衝
器33bと異なっている点は、皿ばね75がハブフラン
ジ21eに対して相対回動可能な摩擦リング77の、軸
方向で見て)・ブフランジ21Cとは反対の側に配置さ
れていることである。軸方向で見て摩擦リング77と皿
ばね75との間には押圧リング79が配置されており、
この抑圧リング79には片側を側板9cに支持された皿
ばね75の他方の側が支持されている。摩擦リング77
は押圧リング79に対しても回動可能であり、軸方向で
互いに向かし・合った側において摩擦係数の異なった材
料から成っている。摩擦リング77は摩擦係数の大きな
側でハブフランジ21eにかつ摩擦係数の小さな側で押
圧リング79に接触している。摩擦係数の切り換えを可
能にするために、抑圧リング79には複数の撓み舌状片
81が周方向でずらされて配置されている。撓み舌状片
81が摩擦リング77から離されて曲げられている場合
にハブフランジ21eと一緒に回転する摩擦リング77
は撓み舌状片81を介して押圧リング79と回動不能に
連結され得る。これによって摩擦トルクは小さな摩擦係
数によって規定された値から大きな摩擦係数によって規
定された値に切り換えられる。
組み立てられたクラッチ板において撓み舌状片81の変
形を可能にするために、皿ばね77の内周部に切欠き8
3がかつ側板9Cの内周部範囲には貫通孔85が設けら
れている。これによって撓み舌状片81は切欠き83及
び貫通孔65を介して軸方向で外側から接近可能になる
【図面の簡単な説明】
第1図はねじり振動ばね緩衝器と調節可能なねじり振動
摩擦緩衝器とを備えたクラッチ板の縦断面図、第2図は
摩擦トルクを段階的に調節できる摩擦緩衝器の第1実施
例を示す縦断面図、第3図は第2図の■−■線に沿った
横断面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿った横断
面図、第5図は摩擦緩衝器の第2実施例を示す縦断面図
、第6図は第5図に示された摩擦緩衝器の変化実施例を
示す縦断面図である。 1 、 1 a−・ハブ、3・・・内歯、5,5a、5
b・・・回転軸線、7,7a、7’b・・・摩擦ライニ
ング保持体、9,9a、9b、11.lla、、11b
−・・側板、l 3+ 13 a、13 b−スヘーサ
リベット、15・・・リベット、17・・・連行板、1
9・・・摩擦2イニング、25,27.29・・・窓、
31・・・ばね緩衝器としての押圧コイルばね、33、
33 a 、 33 b 、 33 c−・・摩擦緩衝
器、35・・・環状間隙、37・・・摩擦リング、39
・・・セグメント板、41・・・抑圧板セグメント、4
3・・・摩擦リング、45.’47・・・摩擦ライニン
グセグメント、49・・・皿ばね、51・・・切欠き、
53,55・・・舌片、57・・・押込み成形部、59
・・・工具、61.65.77・・・摩擦リング、63
,79・・・押圧リング、67.75・・・皿ばね、6
9,71゜81・・・撓み舌状片、83・・・切欠き、
85・・・貫通孔 FIG、 3 FIG・4 九 −ハフ゛ FIG、 5

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 自動車用摩擦クラッチのためのクラッチ板であっ
    て、 (イ)ハブ(1’、 1 a 、 l b )と、(ロ
    ) 該ハブの回転軸線(5,5a、5b)を中心にして
    制限された回転角度にわたって同ハブに対して相対回動
    可能にハブに支承された摩擦ライニング保持体(7,7
    g、7b)と、 (ハ)ハブ(1,la、lb)と摩擦ライニング保持体
    (7* 7 a 、7 b )との間のトルク伝達経路
    に配置されたねじり振動はね緩衝器(31)と、 に) クラッチ板部分の間に軸方向でばね弾性的に張設
    された摩擦部材(43;61,65;77)を備えた少
    なくとも1つのねじり振動摩擦緩衝器(33,33a 
    、33b、33c)とを有している形式のものにおいて
    、 摩擦部材(43;61,65;77)が摩擦係数の異な
    った少なくとも2つの摩擦面範囲を有しており、これら
    の摩擦面範囲を選択的にクラッチ板部分と摩擦緩衝作用
    結合させる制御手段が設けられていることを特徴とする
    クラッチ板。 2、I擦緩衝器(33a)が、回転軸線を中心にして互
    いに相対回動可能でかつ互いに向かって軸方向ではね弾
    性的にプレロードをかけられた少なくとも1対のクラッ
    チ板部分(21a、39)を有し、一方のクラッチ板部
    分(21a )がノ・ブ(1a)とかつ他方のクラッチ
    板部分(39)が摩擦ライニング保持体(7a)と回動
    不能に結合されており、一方のクラッチ板部分(21a
    )が摩擦面方向に並んで配置された摩擦係数の異なった
    少なくとも2つの摩擦ライニング(45,47)を有し
    、他方のクラッチ板部分(39)が該クラッチ板部分と
    回動不能に結合された・・プないしは摩擦ライニング保
    持体(7a)に対して摩擦面方向で、主に第1の摩擦ラ
    イニング(45)と重なる位置と主に第2の摩擦ライニ
    ング(47)と重ねる位置との間において調整可能であ
    る、特許請求の範囲第1項記載のクラッチ板。 3、摩擦ライニング(45,47)が一方のクラッチ板
    部分(21’ a )の周方向で並んで配置されており
    、他方のクラッチ板部分がセグメント板(39)として
    構成されている、特許請求の範囲第2項記載のクラッチ
    板。 4、摩擦ライニング(45,47)が周方向で、一定の
    順序で連続する摩擦係数を備えた少なくとも2つの摩擦
    ライニングから成る等しい接散のグループとして配置さ
    れており、各グループにセグメント板(39)のセグメ
    ント(41)が1つずつ配属されている、特許請求の範
    囲第3項記載のクラッチ板。 5、摩擦ライニング(45、47)が周方向で等しい角
    度幅を有しており、セグメント板(39)のセグメント
    (41)が周方向で摩擦ライニング(45,4’7)よ
    りも小さな角度幅を有している、特許請求の範囲第3項
    又は第4項記載のクラッチ板。 6、セグメント板(39)が周方向で連続的に又は摩擦
    ライニング(,45,47)の角度幅よりも小さな調整
    角度ステップで、セグメント板(39)と結合されたハ
    ブ(1a)ないしは摩擦ライニング保持体(7a)に対
    して相対的に調整可能である、特許請求の範囲第3項か
    ら第5項までのいずれか1項記載のクラッチ板。 7、摩擦ライニング(45,47)が、はぼ半径方向で
    ハブ(la)から突出しているハブフランジ(21a)
    に取り付けられており、摩擦ライニング保持体(7a)
    の、軸方向で見てハブフランジ(21a)の側部に配置
    された側板(9a)に沿って、セグメント板(39)が
    回動不能ではあるが軸方向摺動可能に案内されている一
    特許請求の範囲第3項がら第6項までのいずれか1項記
    載のクラッチ板。 8、摩擦緩衝器(33b;33c)が、回転軸線を中心
    にして互いに相対回動可能でかつ互いに向かって軸方向
    でばね弾性的にプレロードをかけられた少なくとも1対
    のクラッチ板部分(9b 、63;21c 、79)を
    有し、一方のクラッチ板部分(21c、63)がハブ(
    lb;1c)とかつ他方のクラッチ板部分(9b;79
    )が摩擦ライニング保持体(7’b)と回動不能に結合
    されており、軸方向で見て対をなすクラッチ板部分(9
    b ;21b;63;21c、79)の間に、回転軸線
    を中心にして2つのクラッチ板部分に対して相対回動可
    能な摩擦リング(61,65;77)が配置されており
    、該摩擦リングの、軸方向で向かい合っている摩擦面に
    おける摩擦係数が異なった大きさであり、摩擦リング(
    61,65;77)が、摩擦係数の小さな摩擦面側に接
    触するクラッチ板部分(9b、11b;79)と回動不
    能に選択的に連結可能である、特許請求の範囲第1項記
    載のクラッチ板。 9、 1擦係数の小さな摩擦面側に接触するクララッチ
    板(9b 、llb ;79)が、摩擦リング(61,
    65;77)と連結接触可能な少なくとも1つの撓み舌
    状片(69、71;81)を有している、特許請求の範
    囲第8項記載のクラッチ板。 10、 7・プ(1b)がほぼ半径方向に突出しテ(/
    Aるハブフラン、)(2l b ’)を有し、摩擦ライ
    ニング保持体(7b)が軸方向で見てノ・ブフランジ(
    21b)の両側に側板(9b 、 11b)を有してお
    り、該側板に撓み舌状片(69,71)が一体成形され
    ている、特許請求の範囲第9項記載のクラッチ板。 11、ハブがほぼ半径方向に突出してし)るノ・ブフラ
    ンジ(21e)を有し、摩擦ライニング保持体が軸方向
    で見てノ・ブフランジ(21c)の両側に側板(9C)
    を有しており、この場合摩擦リング(77)が、軸方向
    で見て該摩擦り/グと一方の側板(9C)との間に配置
    されていて回動不能ではあるが軸方向摺動可能にこの側
    板(9c)に沿って案内される押圧リング(79)とノ
    ・ブフランジ(21C)との間に配置されており、撓み
    舌状片(81)が押圧リング(79)に一体成形されて
    おり、側板(9c)が少なくとも1つの貫通孔(85)
    を有していて、該貫通孔を通して撓み舌状片(81)が
    外側から軸方向で接近可能である、特許請求の範囲第8
    項又は第9項記載のクラッチ。
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