JP2550040B2 - 内燃機関の回転衝撃を補償する装置 - Google Patents

内燃機関の回転衝撃を補償する装置

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ルーク・ラメレン・ウント・クツプルングスバウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング
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    • F16F15/10Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、内燃機関の回転衝撃を補償する装置であつ
て、2つの相対的に回転可能な慣性体の、少なくとも作
用的にみて間に配置されているダンパを有し、上記の一
方の第1の慣性体が内燃機関に、上記の他方の第2の慣
性体が変速機の入力部分に結合可能である形式のものに
関する。
このような形式の装置は例えば米国特許第4,274,524
号明細書によつて公知になつている。この公知の装置で
は、滑りクラツチ及びこの滑りクラツチと直列に接続さ
れたばね弾性捩り振動減衰器があり、この場合ばね弾性
捩り振動減衰器はコイルばねの形の蓄力部材及びこれら
の蓄力部材に対して並列的に作用する摩擦機構を有して
いる。滑りクラツチはこの場合摩擦滑りクラツチによつ
て形成され、その滑りモーメントは一定不変でありかつ
内燃機関によつて生ぜしめられる公称トルクよりも著し
く大であり、従つてこの滑りクラツチは極めて大きなト
ルク変動のさいにはじめてスリツプを生じる。このよう
な装置は動力伝達系の負荷の軽減並びに騒音発生及び車
輛の乗心地に関して改善をもたらすものがあるが、しか
し内燃機関の全回転数範囲に亘つて申し分のない運転状
態をうるには、多くの場合、不十分である。このような
装置の重大な欠点は既に述べたように、その滑りクラツ
チが、内燃機関によつて生ぜしめられる公称トルクを上
回わる極めて高いトルク変動のさいにはじめて応動する
という点にある。さらに上記の公知の装置では、内燃機
関が最高トルクを発生しない低い回転数範囲において
も、滑りクラツチにより高いモーメントが伝達され、そ
の結果この低回転数範囲における内燃機関の僅かなトル
ク変動を補償しえない。
本発明の課題は、はじめに述べた形式の装置を改良
し、この形式の従来公知の装置に対して、殊に振動減衰
特性に関して、より改善された機能を有するようにする
ことにある。さらに本発明はこのような装置を特に簡単
でかつ安いコストで製作することができるようにしよう
とするものである。さらに装置の構造が該装置を構成す
る各構成部分の申し分のないセンタリング若しくは支承
を可能にし、これにより、ふつり合いに基く問題を回避
しうるようにすることにある。
この課題は本発明によれば、はじめに述べた形式の装
置において、両慣性体の間に少なくとも3つの、作用的
に順次に作動するダンパが設けられており、各ダンパが
少なくとも1つの入力側部分と少なくとも1つの出力側
部分とを有しており、入力側部分又は出力側部分によっ
て形成された部分のうち少なくとも2つの、それぞれ別
のダンパに所属した別体の部分が、両慣性体に対して回
動可能であり、かつ1つの同じ慣性体に対してセンタリ
ングされていることによって、解決されている。
本発明の構成によれば、装置は特定の用途においてそ
の都度発生する全く特殊な運転条件に申し分なく適合す
ることができる。さらに、両方の慣性体に対して回動可
能な出力側部分又は入力側部分が1つの同じ慣性体に対
してセンタリングされることにより、装置の個々の部分
相互のセンタリングが改善され、これによりふつり合い
の問題が減少し回避される。
両方の慣性体に対して回動可能な出力側部分の少なく
とも1つがさらに他のダンパの入力側部分を形成するよ
うにすることが特に有利である。
さらに、両慣性体の一方が外周範囲に設けられてい
る、軸方向に延びる中空円筒形の付加部並びに中心のジ
ヤーナル状付加部を有し、この場合、慣性体に対して回
動可能な両部分の一方の部分がジヤーナル状付加部に対
して、かつ他方の部分が中空円筒形の付加部に対して、
センタリングされるようにした場合には、特にスペース
節減に役立ちかつ機能的にも有利な装置の構造がえられ
る。この目的で、特に有利な一実施態様では、慣性体に
対して回動可能な部分の一方が中心切欠きを有し、かつ
ジヤーナル状の付加部を取囲んでいる。さらに別の有利
な一実施態様では、慣性体に対して回動可能な部分の他
方がその外周を介して、中空円筒形の付加部の内周面に
対してセンタリングされており、かつこの場合上記の一
方の部分がその中心切切きの内周面を介してジヤーナル
状の付加部に対してセンタリングされている。
装置の機能及び耐用寿命にとつて特に有利な一実施態
様によれば、半径方向で一方の部分とジヤーナル状の付
加部との間及び又は半径方向で他方の部分と中空円筒形
の付加部との間に、摩擦又は滑りライニングが設けられ
ている。
さらに、装置の機能にとつて有利な一実施態様によれ
ば、各部分が支承されている、中空円筒形の付加部の少
なくともセンタリング面及び/又はジヤーナル状の付加
部の少なくともセンタリング面がコーチングを有してい
る。さらに別の有利な一実施態様では、慣性体に対して
相対的に回動可能な部分の少なくとも一方の部分が少な
くともそのセンタリング面の範囲にコーチングを有して
いる。特に有利な一実施態様によれば、上記のコーチン
グが硬ニツケル層(Durnicoat)又はポリテトラフルオ
ルエチレン(テフロン)を含むコーチングによつて形成
されている。しかし、上記部分の耐摩耗性及び/又は、
互いに相対的に回動可能に支承された部分の滑り性質を
高める、それ自体としては公知の別の材料より成るコー
チングを用いることも有利である。
特に有利な一実施態様によれば、両方の慣性体に対し
て相対的に回動可能である両方の部分が、内燃機関に結
合される第1の慣性体に対してセンタリングされてい
る。
良好な機能及びスペース節減に役立つ構造形式を達成
する上で特に有利な一実施態様によれば、第1の慣性体
のジヤーナル状付加部に、第2の慣性体を第1の慣性体
に対して軸受けするための転がり軸受が支持されてお
り、かつ一方の部分のためのセンタリング面若しくは支
承面が軸方向で、転がり軸受と、ジヤーナル状付加部を
中空円筒形付加部に結合する半径方向のフランジ範囲と
の間に、設けられている。
装置の機能上特に有利なまたコスト的にも有利な構造
をうるため、さらに別の一実施態様によれば、慣性体に
対して回動可能な両部分がデイスク状に構成されてい
て、かつ少なくともほほ同じ軸方向高さに位置してい
る。
特に有利な一実施態様によれば、装置は少なくとも1
つの捩り弾性若しくはばね弾性ダンパ並びに少なくとも
2つの摩擦ダンパ機構を有しており、これらのダンパ
が、両慣性体の相対回動角度に亘つて順次に作動する。
この場合、順次に作動するダンパが直列に接続されてい
るようにするのが有利である。摩擦ダンパ機構が少なく
とも1つの摩擦クラツチ若しくは滑りクラツチを形成す
るようにすることが特に有利である。この場合装置は、
両方の摩擦ダンパ機構がただ1つの滑りクラツチの一部
又は2つの異なる滑りクラツチを形成するように、構成
することができる。2つの摩擦ダンパ機構の一方が、回
動角度無制限の滑りクラツチであり、他方の摩擦ダンパ
機構が回動角度を制限された滑りクラツチであるように
するのが特に有利である。
特にスペース節減に役立つと共に機能的にも有利な装
置の構造をうるため、一実施態様によれば、両方の摩擦
ダンパ機構が半径方向で内外に重なつて配置されてい
る。この場合、摩擦ダンパ機構が、慣性体の一方に対し
て回動不能な、しかし相対的に軸方向では変位可能な円
形リング状の少なくとも2つの面と、これらの面の間に
設けられ軸方向で締付けられている少なくとも1つの中
間デイスクとによつて構成されていて、この場合中間デ
イスクがそれぞれ、両慣性体に対して回動可能な両方の
部分のそのつど一方の部分を形成しているようにするの
が特に有利である。
さらに有利な一実施態様によれば、両方の摩擦ダンパ
機構の両方の中間デイスクが半径方向で内外に配置され
ており、かつ軸方向では少なくともほぼ同一の高さに位
置している。
装置の機能及び構造上有利な一実施態様によれば、半
径方向で内側の中間デイスクと半径方向で外側の中間デ
イスクとが互いにある限度内で回動可能であつて、この
場合半径方向で外側の中間デイスクは、この中間デイス
クを含む摩擦ダンパ機構によつて伝達可能な最大モーメ
ントを越えたときに、相応する慣性体に対して回動不能
である面に対して、無制限に回動可能である。さらに、
半径方向内側の中間デイスクが捩り弾性ダンパを介して
他方の慣性体に連結しているようにするのが装置の構造
上有利である。
摩擦ダンパ機構の摩擦若しくは滑りモーメントを精確
に調和させるために、これらの摩擦ダンパ機構の、中間
デイスク両側における円形リング状の摩擦面の少なくと
も半径方向範囲に、摩擦ライニングを設けるのが有利で
ある。この場合、特に簡単なかつコスト的にも有利な装
置の構造をうるため、両方の摩擦ダンパ機構の、中間デ
イスクの少なくとも片側に設けられた摩擦ライニングが
1つの一体の摩擦リングによつて形成され、即ち中間デ
イスクの上記の同じ側にそれぞれ設けられた摩擦ライニ
ングが繋がり合つており若しくは一体に構成されている
ようにするのが有利である。さらに、摩擦リングが摩耗
屑を受容する切欠きを有するようにすることができる。
さらに別の有利な一実施態様によれば、中間デイスクの
両側に設けられた摩擦リングがルーズに配置されてお
り、換言すれば、これらの摩擦リングが装置の構成部分
の1つとの軸方向結合部を全く有しない。摩擦リングを
半径方向で位置決めするためには、当該摩擦リングがそ
の外周面を以つて、第1の慣性体の中空円筒状の付加部
の内周面に当接されてセンタリングされるようにするの
が特に有利である。
特に有利な一実施態様によれば、半径方向外側の中間
デイスクが半径方向内側へ向いた突出部を有していて、
該突出部が周方向遊隙を以つて、半径方向内側の中間デ
イスクの、半径方向外側へ向いた突出部と係合してい
る。この場合、中間デイスクの各突出部と半径方向内側
で向かい合つている範囲との間に少なくとも1つの僅か
な遊隙が存在しているようにするのが装置の機能にとつ
て有利である。中間デイスクのこのような構成において
は、半径方向でさらに内側に位置している中間デイスク
が同時に捩り弾性ダンパの入力側部分をも形成し、かつ
ジヤーナル状付加部にある限度内で回動可能に支承され
ているようにすることができる。
装置の構造にとつて有利なさらに別の一実施態様によ
れば、捩り弾性若しくはばね弾性ダンパが、そのフラン
ジ状入力側部分の両側に軸方向距離をおいて配置された
少なくとも2つのサイドデイスクを有しており、該サイ
ドデイスクが慣性体の一方に対して回動不能であり、か
つこの場合入力側部分とサイドデイスクとの間に周方向
で作用するダンパばねが設けられており、かつ両サイド
デイスクが互いに異なつた材料厚さを有している。この
場合、一方のサイドデイスク、それもこれが取付けられ
ている慣性体からフランジ状の入力側部分によつて軸方
向に隔てられているサイドデイスク、が他方のサイドデ
イスクよりも大きな材料厚さを有している。上記の厚い
方のサイドデイスクの材料厚さと薄い方のサイドデイス
クの材料厚さとの比は、有利には、1.5〜3である。
有利な一実施態様によれば、捩り弾性ダンパの捩り回
動角度を制限するため、スペーサピンよりなるストツパ
が設けられており、該ストツパは一方ではサイドデイス
クを互いに不動に結合すると共に、他方では慣性体の一
方に不動に結合されており、かつフランジ状入力側部分
の周方向で長い切欠きを軸方向で貫通している。この場
合、スペーサピン若しくは周方向に長い切欠きを捩り弾
性ダンパのダンパばねの半径方向内側に配置することが
できる。
次に図示の実施例につき本発明を説明する。
第1図及び第2図に示されている、回転衝撃を補償す
るための装置1はフライホイール2を有し、このフライ
ホイール2は2つの慣性体3及び4に分割されている。
慣性体3は図示されていない内燃機関のクランク軸5に
固定ボルト6により固定されている。慣性体4には連結
遮断可能な摩擦クラツチ7が図示されていない手段を介
して固定されている。摩擦クラツチ7のプレツシヤプレ
ート8と慣性体4との間にはクラツチデイスク9が設け
られており、これは、図示されていない変速機の入力軸
10上に支持されている。摩擦クラツチ7のプレツシヤプ
レート8は慣性体4に向つて、クラツチカバー11に切換
え可能に支承されたダイヤフラムばね12によつて、ばね
負荷されている。摩擦クラツチ7の操作により慣性体
4、ひいてはまたフライホイール2は変速機入力軸10に
連結・遮断される。慣性体3と慣性体4との間にはばね
弾性ダンパ13及びこれと直列に接続された滑りクラツチ
14が設けられており、この滑りクラツチ14は、これによ
つて伝達可能な最小滑りモーメントを越えたときに両慣
性体3,4の相対回動を生ぜしめる。
両慣性体3,4は軸受部15を介して互いに回動可能に支
承されている。軸受部15は、分割された内輪を有する2
列のテーパ玉軸受の形式の転がり軸受16を含んでいる。
転がり軸受16の外輪17は慣性体4の孔18内に、また同軸
受の内輪19は、クランク軸5から軸方向に延びていて孔
18内へ侵入している、慣性体3の中心円筒形ジヤーナル
状付加部20外周上に配置されている。
内輪19は固定用デイスク21によつてジヤーナル状付加
部20に固定されており、この固定用デイスク21自体はジ
ヤーナル状付加部20の端面に固定されている。軸受16の
固定用デイスク21とは反対側にジヤーナル状付加部20は
段若しくは肩20aを形成している。肩20aと分割された内
輪19との間には軸方向にダイヤフラムばね22が緊縮され
ており、このばねは内外両輪の転動軌道間に球を締付け
ている。
軸受16は、慣性体4の肩23と、慣性体4に対して不動
のデイスク24との間に軸方向に締込まれていることによ
り、慣性体4に対して軸方向で不動に固定されている。
慣性体3は半径方向外側のリング状付加部27、このリ
ング状付加部27の半径方向内側にあるばね弾性による捩
り振動減衰器としてのばね弾性ダンパ13並びに、半径方
向でこのダンパ13より外側に設けられ、このダンパ13を
取囲んでいる滑りクラツチ14を有している。滑りクラツ
チ14は2つの摩擦機構14a,14bを含んでおり、これらは
最大滑りモーメントを段階的に生ぜしめる。摩擦機構14
a,14bは半径方向で互いに内外に、かつ互いに同軸的
に、かつまた少なくともほぼ同じ軸方向高さに、配置さ
れている。摩擦機構14aは軸方向間隔おいて設けられて
いる2つのリング状面28,29を有し、これらの2つの面
は慣性体3に対して回動不能であり、これらの2つの面
を介して、内燃機関によつて生ぜしめられたモーメント
が滑りクラツチ14若しくは摩擦機構14aに伝達される。
図示の実施例では面29は慣性体3に直接形成されてお
り、これに対して面28はデイスク30によつて形成されて
いる。デイスク30はその外周に半径方向突出部31を有
し、これは、慣性体3に対するデイスク30の回動を防止
するために、慣性体3の相応する切欠き32内へ半径方向
で係合している。切欠き32及び突出部31は、慣性体3、
ひいてはまた面29に対してデイスク30が軸方向に変位し
うるように構成されている。両方の面28及び29の間には
軸方向に中間デイスク33が締込まれおり、これは摩擦機
構14aの出力側部分を形成するものである。このために
ダイヤフラムばね34がその半径方向外側の縁範囲35を以
つて軸方向でリング状付加部27に支持されていて、半径
方向でさらに内側にある範囲36を以つてデイスク30を面
29に向つて軸方向に押している。中間デイスク33と両方
の面28,29との間には摩擦ライニング37,38が設けられて
いる。
軸方向でプレロードを負荷されているダイヤフラムば
ね34は外周側に外周円形リング状範囲39を有しており、
この範囲39からは半径方向内側へ向つて舌状部40が延び
ており、これらは範囲36を以つてデイスク30にばね負荷
をかけている。ダイヤフラムばね舌状部40は屈曲してい
る。即ち上記の円形リング状の範囲39から出発して区分
41にわたつて、装置1の軸方向でみて、まず極めて急勾
配で傾斜している。この区分41に続いてダイヤフラムば
ね舌状部40はもう一度屈曲して支持範囲39を形成し、こ
れにより同時に舌状部範囲42が形成され、この舌状部範
囲の位置は、外周の閉じでいる円形リング状範囲39に対
して、軸方向にずれている。
慣性体3の付加部27は、軸方向でみて、狭幅の端部範
囲27aを有しており、その半径方向内側の周面(内周
面)27bには半径方向溝43が加工されている。この溝43
内には固定リング44が受容されており、これは半径方向
内側へ突出していて、ここに、ダイヤフラムばね34の半
径方向外側範囲35が支持されている。固定リング44は軸
方向の肩状部を有していて、その軸方向に延長されてい
る範囲がダイヤフラムばね34の外周面を取囲んでおり、
従つて固定リング44はダイヤフラムばね34により溝43内
に半径方向で保持されている。
作用的に摩擦機構14aと弾性ダンパ13との間に配置さ
れている、摩擦機構14aよりも半径方向でさらに内側に
位置している摩擦機構14bは、軸方向間隔をおいて設け
られた2つのリング状の面45,46を有し、これらは慣性
体3に対して回動不能であり、これらの面45,46を介し
て、内燃機関によつて生ぜしめられたモーメントの少く
とも一部がダンパ13へ伝達される。図示の実施例では面
45はデイスク30の半径方向内側の縁範囲によつて形成さ
れ、従つてこのデイスク30は両摩擦機構14a,14bの双方
に所属する。それというのはこのデイスク30はその半径
方向でさらに外側に位置している縁範囲に、摩擦機構14
aの面28を形成しているからである。面46はデイスク若
しくはリング47によつて形成されている。このデイスク
47はその外周に軸方向突出部48を有していて、これらは
慣性体3に対するデイスク47の回動を防止するために相
応する切欠き49内へ軸方向で係合している。切欠き49及
び突出部48は、慣性体3、ひいてはまた面45に対してデ
イスク47が軸方向に変位することができるように、構成
されている。両方の面45,46若しくはデイスク30,47の間
には中間デイスク50が締込まれており、このデイスクは
摩擦機構14bの出力部分を形成する。このためにダイヤ
フラムばね51はその半径方向外側の縁範囲を以つて軸方
向で慣性体3の半径方向フランジ3aに支持されていて、
半径方向でさらに内側にある範囲でデイスク47を面45に
向つて軸方向で押圧している。中間デイスク50と両方の
面45,46若しくはデイスク30,47との間には、摩擦ライニ
ング52,53が設けられている。
摩擦ライニング37,52及び摩擦ライニング38,53はそれ
ぞれ、単一の円形リング状の、閉じた摩擦リング(37+
52)若しくは(38+53)によつて形成されており、換言
すれば、摩擦ライニング37,52並びに摩擦ライニング38,
53はそれぞれ一体であり、繋がり合つている。円形リン
グ状の円形に閉じた摩擦リング(37+52)及び摩擦リン
グ(38+53)は、中間デイスク33,50とそれぞれの面28,
45若しくは29,46との間に軸方向で「ルーズ」に配置さ
れている、換言すれば、上記の摩擦リングは装置1の構
造部分に対して軸方向では全く係止されておらず、また
接着剤等で結合されてもいないのである。
摩擦リング(37+52)及び摩擦リング(38+53)を半
径方向で位置固定するために、これらの摩擦リングはそ
れらの半径方向外側の外周面を介して、軸方向付加部27
の内周面27cに案内されている。同様の形式で中間デイ
スク33はその外周33aを介して上記内周面27cに半径方向
で案内され若しくは支承されており、その結果慣性体3
に対して申し分なくセンタ合わせされている。
第1図から判るように、両方の摩擦機構14a,14bの面2
9と面46並びに面28と面45は、少なくともほぼ同一の半
径方向平面に配置されている。面29の半径方向内側に慣
性体3は円形リング状の凹所54を有しており、この凹所
54内にデイスク47並びにダイヤフラムばね51が軸方向で
受容されている。
両摩擦機構14a,14bの、慣性体3に支持されているダ
イヤフラムばね34,51は軸方向で緊縮されていて、この
場合これらのばねから滑りクラツチ14若しくはその摩擦
機構14a,14bへ作用する軸方向力は互いに向きが反対で
ある。即ち両方のダイヤフラムばね34,51は軸方向で互
いに押し合つている。ダイヤフラムばね34及び51はこの
場合、ダイヤフラムばね34からその主要部の応力に基い
て生じる軸方向の主要ばね力が、ダイヤフラムばね51が
作用させる軸方向力よりも大きくなるように、構成され
ている。従つて、回転数が極めて低い場合においても、
外側の摩擦機構14aは軸方向で緊縮された状態にとどま
つており、従つて有効に働く。
摩擦機構14a,14bの出力側部分を形成する中間デイス
ク33及び50の間ではある限られた範囲内での相対回動が
可能である。この目的のために、半径方向外側の中間デ
イスク33は半径方向内側に向いた歯状の突出部55を有
し、これらの突出部は、半径方向内側の中間デイスクの
外周に形成されている突出部56,56aの間に周方向遊隙を
以つて係合している。第2図から判るように、両方の中
間デイスク33及び50間の可能な相対回動角度は25度であ
る。またこの図面から判るように、中間デイスク50は各
回転方向について固有のストツパ突出部組、即ち一方の
方向に対しては組56、他方の方向に対しては組56aを有
している。この構成は、両方の中間デイスク30、50を一
作業工程で製作することができる点で有利であり、この
場合外側中間デイスク33の突出部55は2つの隣合う突出
部56a,56の中間で打抜かれる。突出部55のこの打抜きに
より2つの隣合う突出部56,56aの間に小さな間隙57が形
成される。
摩擦滑りクラツチ14若しくは摩擦機構14bの出力側部
分を形成する中間デイスク50は同時にばね弾性ダンパ13
のためのフランジ状の入力側部分を形成する。ダンパ13
はさらに一対のサイドデイスク26,58を有していて、こ
れらは中間デイスク50の両サイドに配置されていて、か
つ専らスペーサピン59を介して軸方向間隔をおいて互い
に回動不能に結合され、かつ慣性体4に連結されてい
る。ばね63の半径方向内側に配置されているスペーサピ
ン59は同時にまたデイスク24の固定に役立ち、このデイ
スク24は軸受16を慣性体4に対して軸方向で固定するも
のである。この目的でデイスク24は、ピン59の、サイド
デイスク26,58用スペーサとして役立つ鍔とデイスク58
との間に軸方向で締込まれている。デイスク24はサイド
デイスク58よりも半径方向でさらに内側へ延びていて外
輪17と半径方向で重なり合つている。
デイスク26,58並びにこれらの間に位置している中間
デイスク50の範囲内には窓状の切欠き60,61若しくは62
が加工されており、これらの切欠き内にはコイルばね63
の形の蓄力部材が受容されている。蓄力部材63は中間デ
イスク50と両サイドデイスク26,58との間での相対回動
に抗して逆向きに作用する。
さらに両慣性体3,4の間には摩擦装置64が設けられて
おり、これはコイルばね63と並列的に接続されている。
摩擦装置64はジヤーナル状付加部20を中心としてこれを
取囲みかつ軸方向で少なくともデイスク26の高さに、か
つ半径方向でデイスク26の内側に配置されている。摩擦
装置64はダイヤフラムばね65を有し、これはデイスク26
と圧力リング66との間で緊縮されている。軸方向で圧力
リング66と半径方向範囲3aとの間には摩擦リング67が配
置されている。圧力リング66は半径方向外側にアーム68
を有し、これはデイスク26の切欠き69内へ係合し、これ
により圧力リング66はデイスク26に対して周方向で不動
に固定されている。
殊に第2図から判るように、スペーサピン59は軸方向
で、中間デイスク50の周方向で長い切欠き70を通つて延
びている。ばね弾性ダンパ13の可能な回動角度の制限
は、スペーサピン59が切欠き70の端部範囲71,72に当接
し、これによつてばね63の引続く圧縮がもはや不可能に
なることによつて、行なわれる。
ばね弾性ダンパ13の入力側部分並びに摩擦機構14bの
出力側部分を形成する中間デイスク50は中心切欠き73を
有し、その切欠き内周面73aで中間デイスク50は慣性体
3のジヤーナル状付加部20に半径方向で案内され、かつ
支承されており、これによりこの慣性体3に対する申し
分のないセンタリングが保証されている。この目的でジ
ヤーナル状付加部20は円形リング状の支承面74を有し、
これはジヤーナル状付加部20の段20aに軸方向で続いて
いる部分である。第1図から判るように、支承面74はジ
ヤーナル状付加部20の軸受16の内輪19を支承している外
周面75よりも大きな直径を有しており、さらに、センタ
リング面若しくは支承面74は軸方向で、転がり軸受16と
慣性体3の半径方向範囲3aとの間に設けられている。さ
らに中間デイスク50の切欠き70は半径方向で中心切欠き
73とコイルばね63用の切欠き62との間に設けられてい
る。
中間デイスク33及び50の申し分のない支承若しくはセ
ンタリングを可能にするために、第2図から判るよう
に、中間デイスク33の歯状の突出部55及び内側中間デイ
スク50の外周縁の間及び、内側中間デイスク50の突出部
56,56aと外側中間デイスク33の内周縁との間には、半径
方向の遊隙76,77が設けられている。
さらに、第1図から判るように、ばね弾性ダンパ13の
両方のサイドデイスク26,58は異なる壁厚を有してい
る。フランジ状の中間デイスク50によつて慣性体4から
軸方向で隔てられているサイドデイスク26は、慣性体4
に直接軸方向で支持されているサイドデイスク58よりも
著しく大きな壁厚を有している。サイドデイスク26のこ
のより大きな壁厚は、ばね63から、これに作用する遠心
力に基いて及ぼされる軸方向力によつてこのサイドデイ
スクが曲がらないようにするために、必要である。小さ
い壁厚を有するサイドデイスク58の曲がり若しくは変形
を防止するために、慣性体4はその外周に亘つて配置さ
れた軸方向突出部78を有しており、これらはサイドデイ
スク58の半径方向でさらに外側にある範囲を軸方向で支
持している。軸方向突出部78は、デイスク58の周方向で
みて、そのつど2つのコイルばね63の間でサイドデイス
ク58に当接するように、配置されている。図示の実施例
では、軸方向突出部78はばね63の軸線の半径方向外側に
配置されている。
両方の摩擦リング(37+52)及び(38+53)は切欠き
79,80を有しており、これらの切欠き内には摩擦リング
の摩擦断片が少なくとも時間的に集まることができる。
切欠き79,80は、外側中間デイスク33の歯状突出部55と
内側中間デイスク50の歯状突出部56,56aとが半径方向で
重なり合う、摩擦リングの半径方向範囲内に設けられて
いる。
次に第1図及び第2図の装置の機能を第3図に示す線
図により詳細に説明する。この線図の横軸は、両慣性体
3及び4間の回動(捩り)角度を示し、縦軸は滑りクラ
ツチ14及びばね弾性捩り振動減衰器としてのばね弾性ダ
ンパ13によつて伝達可能なモーメントを示している。こ
の場合考慮されるべきことは、滑りクラツチ14から伝達
可能なモーメントは摩擦機構14aの作用が遠心力に関連
することに基いて可変であることである。また第3図に
おいては、中間デイスク33の突出部55が中間デイスク50
の突出部56a又は56に、両慣性体3,4の相対回動の開始時
に、接触し、従つて両中間デイスク33及び50間における
可能な全相対回動角度に亘る回動が行なわれるという状
態から出発している。
両慣性体3,4の休止位置81から、これらの両慣性体3,4
が相対的に回動するさいダンパ13の少なくとも若干のコ
イルばね63は、これらによつて作用せしめられるモーメ
ントが摩擦機構14bの滑りモーメントを越えるまで、圧
縮される。これは、両慣性体3,4間の相対回動角度範囲8
2を越えた場合に相当する。同一方向で回動がさらに行
なわれると、摩擦機構14bが、突出部55が相応する回転
方向で向かい合つている突出部56又は56aに当たるま
で、滑る。摩擦機構14bのこの可能な滑り角度は第3図
において回動角度範囲83で示されている。この回動角度
範囲83は課される要求にその都度応じて任意に変えるこ
とができる。たいがいの用途においてはしかし、この回
動角度83を10〜120度に設定するのが有利である。既に
述べたように、この回動角度83は第1図及び第2図に示
されている実施例においては25度である。
同じ方向での回動がさらに進み、範囲83を越えると、
摩擦機構14aによつて伝達可能なより高い摩擦モーメン
トに基いて、コイルばね63はさらに圧縮され、それも回
動角度範囲84通過後ピン59が切欠き70の端部範囲71又は
72に当接し、その結果ばね弾性ダンパ13が両慣性体3,4
間の引続く相対回動をもはや許容しなくなるまで、圧縮
される。両慣性体3,4間の引続く相対回動は、内燃機関
から慣性体3へ与えられるモーメントが、例えばモーメ
ントの高い変動ピークに基いて、摩擦機構14aから伝達
されるモーメントよりも大きいときにのみ可能である。
このモーメントは内燃機関の回転数に関連し、第3図で
は符号85で示されている。図示の特性線では、摩擦機構
14aの滑りモーメント85は、ばね弾性ダンパ13がロツク
するときのモーメント66よりも大きい。しかし、所定の
回転数に達するまでは、摩擦機構14aによつて伝達可能
なモーメントが、ばね弾性ダンパ13がロツクするときの
モーメントよりも小さくなるようにするのが有利であ
る。摩擦機構14aによつて伝達可能なモーメントを越え
ると、両慣性体3,4は無制限に相対回動可能になる。こ
のことは、これらの両慣性体3,4間に相対回動を制限す
るストツパがないことを意味する。
図示の実施例については、第3図に示されている摩擦
機構14aの滑りモーメント85は摩擦機構14aによつて伝達
可能な最小モーメントであり、即ちこのモーメント85は
摩擦機構14aにより回転数が0である場合にも伝達可能
なモーメントである。
第4図の線図では横軸に内燃機関の回転数を示し、縦
軸に滑りクラツチ14の摩擦機構14aによつて伝達可能な
モーメントを示す。既に述べたように、滑りクラツチ14
は内燃機関停止時には、プレロードを負荷されているダ
イヤフラムばね主要部39によつて作用せしめられている
力に基き、主要モーメント85を伝達することができる。
ダイヤフラムばね主要部39に対して範囲41及び42が軸方
向でずらされていることにより、これらの範囲41,42
は、内燃機関の回転のさいこれらの範囲に作用する遠心
力に基き、ある程度のモーメントをダイヤフラムばね主
要部39へ作用させることになる。しかしダイヤフラムば
ね舌状部40がそれらの範囲36を以つてデイスク30に軸方
向で支持されているため、上記のモーメントは吸収さ
れ、これにより、軸方向力がデイスク30へ伝達される。
この軸方向力は内燃機関の回転数の上昇に伴つて増大
し、これは線図では、摩擦機構14aから伝達可能な、抛
物線状に上昇するモーメントカーブ87で示されている。
舌状部40は、滑りクラツチ14若しくは摩擦機構14aから
伝達可能なモーメントのカーブ87が常に内燃機関のモー
メントカーブの上側に延びているように、構成されなけ
ればならない。このことは、滑りクラツチ14から伝達可
能なモーメントは、内燃機関の回転数範囲に亘つて、内
燃機関から与えられるモーメントよりも常に大でなけれ
ばならないことを意味する。
本発明の装置の実施例の細部における第5図に示され
ている態様によれば、中間デイスク33の外周面133aと軸
方向の中空円筒状の付加部27の内周面27cとの間に摩擦
又は滑りライニング100が設けられている。このライニ
ングは中間デイスク33の外周面133a上に又は軸方向付加
部27の内周面27cに、例えば接着によつて、固定するこ
とができる。
第6図に示されている本発明の実施例の細部の態様に
よれば、中間デイスク33を慣性体3に対してセンタリン
グするために役立つ周面33a,27cはコーチング200,201を
有している。これらのコーチング200,201は中間デイス
ク33を慣性体3に対してセンタリングするために役立つ
範囲の摩耗を減少させる。
第7図に示されている本発明の実施例の細部の態様に
よれば、慣性体3の支承面若しくはセンタリング面74a
並びに支承面若しくはセンタリング面73aがコーチング2
02,203を有している。これらのコーチング202,203は慣
性体3上の中間デイスク50のセンタリング部の範囲にお
ける摩耗を減少させようとするものである。
第6図のコーチング200,201又は第7図のコーチング2
02,203は硬ニツケル層(Durnicoat)により、又はポリ
テトラフルオルエチレンを含む層によつて形成すること
ができる。この場合協働し合うコーチング、即ちコーチ
ング200とコーチング201並びにコーチング202とコーチ
ング203は異なる材料から成るもの、要するに異なる性
質を有するものであることができる。
第8図に示す本発明の実施例の細部の態様によれば、
中間デイスク50は支承リング若しくはリング状の支承ブ
ツシユ300を介して慣性体3のジャーナル状付加部20の
支承面74上に支承されている。支承ブツシユ300は中間
デイスク50上に少なくとも回動不能に保持されている。
さらに第5図及び第8図の態様では、摩擦若しくは滑
りライニング100又は支承ブツシユ300と協働するセンタ
リング面、例えば支承面73aに、第6図及び第7図に関
して記載したコーチングを設けることができる。
支承面若しくはセンタリング面上に設けられるコーチ
ングは、摩擦による摩耗を減少させる性質を有するさら
に別の材料から形成することも可能である。従つてこれ
らのコーチングは例えばクロム又はモリブデンを含んだ
層によつて形成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の装置の一実施例の断面図、第2図は第
1図の装置を矢印IIの方向からみて、一部を破断して示
した図、第3図は横軸に両慣性体間の相対回動角度を示
し、縦軸に第1図及び第2図の装置によつて伝達可能な
モーメントを示した線図、第4図は横軸に内燃機関若し
くは慣性体の回転数を示し、縦軸に滑りクラツチにより
伝達可能なモーメントを示した線図、第5図,第6図,
第7図及び第8図はそれぞれ本発明の装置の実施例の細
部のさらに別の実施例を示した図である。 1……装置、2……フライホイール、3,4……慣性体、
5……クランク軸、6……固定ボルト、7……摩擦クラ
ツチ、8……プレツシヤプレート、9……クラツチデイ
スク、10……変速機入力軸、11……クラツチカバー、12
……ダイヤフラムばね、13……ばね弾性ダンパ、14……
滑りクラツチ、14a,14b……摩擦機構、15……軸受部、1
6……転がり軸受、17……外輪、18……孔、19……内
輪、20……ジヤーナル状付加部、21……固定用デイス
ク、22……ダイヤフラムばね、23……肩、24……デイス
ク、26……サイドデイスク、27……リング状付加部、2
8,29……リング状の面、30……デイスク、31……半径方
向突出部、32……切欠き、33……中間デイスク、34……
ダイヤフラムばね、35……範囲、36……範囲、37,38…
…摩擦ライニング、39……範囲、40……舌状部、41……
区分、42……舌状部範囲、43……溝、44……固定リン
グ、45,46……面、47……デイスク、48……突出部、49
……切欠き、50……中間デイスク、51……ダイヤフラム
ばね、52,53……摩擦ライニング、54……凹所、55,56,5
6a……突出部、58……サイドデイスク、59……スペーサ
ピン、60,61,62……切欠き、63……コイルばね、64……
摩擦装置、65……ばね、66……圧力リング、67……摩擦
リング、68……アーム、69……切欠き、70……切欠き、
71,72……端部範囲、73……中心切欠き、73a……切欠き
内周面、74……支承面、75……外周面、76,77……遊
隙、78……突出部、79,80……切欠き、81……休止位
置、82,83,84……相対回動角度範囲、85,86……モーメ
ント、100……摩擦又は滑りライニング、133a……外周
面、200,201,202,203……コーチング、300……支承ブツ
シユ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハンス−デイーター・エリソン ドイツ連邦共和国オツフエンブルク・ジ ルヒヤー ヴエーク 6 (56)参考文献 特開 昭60−179523(JP,A) 特開 昭60−227019(JP,A)

Claims (33)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内燃機関の回転衝撃を補償する装置であっ
    て、2つの相対的に可動可能な慣性体の、少なくとも作
    用的にみて間に、配置されているダンパを有し、上記の
    一方の第1の慣性体が内燃機関に、上記の他方の第2の
    慣性体が変速機の入力部分に結合可能である形式のもの
    において、両慣性体の間に少なくとも3つの、作用的に
    順次に作動するダンパが設けられており、各ダンパが少
    なくとも1つの入力側部分と少なくとも1つの出力側部
    分とを有しており、入力側部分又は出力側部分によって
    形成された部分のうち少なくとも2つの、それぞれ別の
    ダンパに所属した別体の部分が、両慣性体に対して回動
    可能であり、かつ1つの同じ慣性体に対してセンタリン
    グされていることを特徴とする、内燃機関の回転衝撃を
    補償する装置。
  2. 【請求項2】両慣性体に対して回動可能な出力側部分の
    少なくとも1つの出力側部分が、他方のダンパの入力側
    部分を形成している、特許請求の範囲第1項記載の装
    置。
  3. 【請求項3】一方の慣性体が、外周範囲に設けられてい
    る、軸方向に延びている中空円筒形の付加部並びに中心
    のジャーナル状付加部を有し、両慣性体に対して回動可
    能な両部分の一方の部分がジャーナル状付加部におい
    て、かつ他方の部分が中空円筒形付加部において、セン
    タリングされている、特許請求の範囲第1項又は第2項
    記載の装置。
  4. 【請求項4】慣性体に対して回動可能な部分の一方が中
    心切欠きを有していてジャーナル状付加部を取囲んでい
    る、特許請求の範囲第1項から第3項までのいずれか1
    項記載の装置。
  5. 【請求項5】慣性体に対して回動可能な部分の他方がそ
    の外周を介して、中空円筒形付加部の内周面でセンタリ
    ングされている、特許請求の範囲第1項から第4項まで
    のいずれか1項記載の装置。
  6. 【請求項6】一方の部分が中心切欠きの周面を介してジ
    ャーナル状付加部上でセンタリングされている、特許請
    求の範囲第4項記載の装置。
  7. 【請求項7】半径方向で、一方の部分とジャーナル状付
    加部との間に、摩擦ライニング又は滑りライニングが設
    けられている、特許請求の範囲第1項から第6項までの
    いずれか1項記載の装置。
  8. 【請求項8】半径方向で、一方の部分と中空円筒形付加
    部との間に、摩擦ライニング又は滑りライニングが設け
    られている、特許請求の範囲第1項から第7項までのい
    ずれか1項記載の装置。
  9. 【請求項9】各部分がそれぞれ支承されている、中空円
    筒形付加部の少なくともセンタリング面及び又はジャー
    ナル状付加部の少なくともセンタリング面がコーチング
    を有している、特許請求の範囲第1項から第8項までの
    いずれか1項記載の装置。
  10. 【請求項10】慣性体に対して相対的に回動可能な部分
    の少なくとも一方の部分が、少なくともそのセンタリン
    グ面の範囲に、コーチングを有している、特許請求の範
    囲第1項から第9項までのいずれか1項記載の装置。
  11. 【請求項11】コーチングが硬ニッケル層(Durnicoa
    t)である、特許請求の範囲第9項又は第10項記載の装
    置。
  12. 【請求項12】コーチングがポリテトラフルオルエチレ
    ンを含むコーチングである、特許請求の範囲第9項又は
    第10項記載の装置。
  13. 【請求項13】慣性体に対して相対的に回動可能である
    両部分が内燃機関と結合される第1の慣性体に対してセ
    ンタリングされている、特許請求の範囲第1項から第12
    項までのいずれか1項記載の装置。
  14. 【請求項14】第1の慣性体のジャーナル状付加部上
    に、第1の慣性体に対して第2の慣性体を軸受けするた
    めの転がり軸受が支持されており、一方の部分のための
    センタリング面若しくは支承面が軸方向で、転がり軸受
    と、ジャーナル状付加部を中空円筒状付加部に結合する
    半径方向フランジ範囲との間に設けられている、特許請
    求の範囲第1項から第13項までのいずれか1項記載の装
    置。
  15. 【請求項15】両方の部分がディスク状に構成されてお
    り、かつ少なくともほぼ同じ軸方向高さに位置してい
    る、特許請求の範囲第1項から第14項までのいずれか1
    項記載の装置。
  16. 【請求項16】装置が少なくとも1つの捩り弾性ダンパ
    並びに少なくとも2つの摩擦ダンパ機構を有しており、
    これらのダンパが順次に作用せしめられる、特許請求の
    範囲第1項から第15項までのいずれか1項記載の装置。
  17. 【請求項17】摩擦ダンパ機構が少なくとも1つの滑り
    クラッチを形成している、特許請求の範囲第16項記載の
    装置。
  18. 【請求項18】摩擦ダンパ機構が半径方向で互いに内外
    に配置されている、特許請求の範囲第17項記載の装置。
  19. 【請求項19】摩擦ダンパ機構が少なくとも2つの、慣
    性体の一方に対して回動不能の、しかし互いに相対的に
    軸方向で変位可能な円形リング状の面と、これらの面の
    間に設けられていて軸方向で締付けられている少なくと
    も1つの中間ディスクとから構成されており、かつ中間
    ディスクがそれぞれ、両方の慣性体に対して回動可能な
    両方の部分の一方を形成している、特許請求の範囲第1
    項から第18項までのいずれか1項記載の装置。
  20. 【請求項20】両方の摩擦ダンパ機構の両方の中間ディ
    スクが半径方向で互いに内外に配置されており、かつ少
    なくともほぼ同じ軸方向高さに位置している、特許請求
    の範囲第1項から第19項までのいずれか1項記載の装
    置。
  21. 【請求項21】半径方向内側の中間ディスクと半径方向
    外側の中間ディスクとがある限られた範囲で互いに回動
    可能であり、この場合半径方向外側の中間ディスクが、
    この中間ディスクを狭持する摩擦ダンパ機構によって伝
    達可能な最大モーメントを越えたときに、面に対して無
    制限に回動可能である、特許請求の範囲第18項から第20
    項までのいずれか1項記載の装置。
  22. 【請求項22】半径方向内側の中間ディスクが捩り弾性
    ダンパを介して他方の慣性体に結合している、特許請求
    の範囲第18項から第21項までのいずれか1項記載の装
    置。
  23. 【請求項23】中間ディスクの両側の、摩擦ダンパ機構
    の円形リング状摩擦面の少なくとも半径方向範囲に摩擦
    ライニングが設けられている、特許請求の範囲第18項か
    ら第22項までのいずれか1項記載の装置。
  24. 【請求項24】両方の摩擦ダンパ機構の、少なくとも、
    中間ディスクの片側に設けられている摩擦ライニング
    が、一体の摩擦リングによって形成されている、特許請
    求の範囲第23項記載の装置。
  25. 【請求項25】摩擦リングが切欠きを有している、特許
    請求の範囲第24項記載の装置。
  26. 【請求項26】中間ディスクの両側に設けられている摩
    擦リングがルーズに配置されている、特許請求の範囲第
    23項から第25項までのいずれか1項記載の装置。
  27. 【請求項27】摩擦リングがその外周を以って第1の慣
    性体の中空円筒形の付加部の内周面でセンタリングされ
    ている、特許請求の範囲第26項記載の装置。
  28. 【請求項28】半径方向外側の中間ディスクが半径方向
    内側へ向いた突出部を有し、該突出部が周方向遊隙を以
    って、半径方向内側の中間ディスクの半径方向外側へ向
    いた突出部と係合している、特許請求の範囲第19項から
    第27項までのいずれか1項記載の装置。
  29. 【請求項29】半径方向内側の中間ディスクが同時に捩
    り弾性ダンパの入力側部分を形成していてかつジャーナ
    ル状付加部に回動可能に支承されている、特許請求の範
    囲第19項から第28項までのいずれか1項記載の装置。
  30. 【請求項30】捩り弾性ダンパが少なくとも2つの、該
    ダンパのフランジ状入力側部分の両側に配置されたサイ
    ドディスクを有し、これらのサイドディスクが両慣性体
    の1つに対して回動不能であり、かつ入力側部分とサイ
    ドディスクとの間に周方向で作用するダンパばねが設け
    られており、上記サイドディスクが異なる壁厚を有して
    いる、特許請求の範囲第1項から第29項までのいずれか
    1項記載の装置。
  31. 【請求項31】一方のサイドディスク、それもこれが取
    付けられている弾性体からフランジ状の入力側部分によ
    って軸方向で隔てられているサイドディスク、が他方の
    サイドディスクよりも大きな壁厚を有している、特許請
    求の範囲第30項記載の装置。
  32. 【請求項32】より大きな壁厚のサイドディスクの壁厚
    とより小さい壁厚のサイドディスクの壁厚との比が1.5
    〜3である、特許請求の範囲第30項又は第31項記載の装
    置。
  33. 【請求項33】捩り弾性ダンパの捩り回動角度を制限す
    るために、スペーサピンによって形成されたストッパが
    設けられており、該ストッパは、一方ではサイドディス
    クを互いに不動に結合すると共に、他方では両慣性体の
    一方に、不動に結合されており、かつフランジ状入力側
    部分の周方向で長い切欠き中を軸方向で貫通して延びて
    いる、特許請求の範囲第1項から第32項までのいずれか
    1項記載の装置。
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