JPS60203559A - 車両用自動パ−キングブレ−キシステム - Google Patents

車両用自動パ−キングブレ−キシステム

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Publication number
JPS60203559A
JPS60203559A JP6003684A JP6003684A JPS60203559A JP S60203559 A JPS60203559 A JP S60203559A JP 6003684 A JP6003684 A JP 6003684A JP 6003684 A JP6003684 A JP 6003684A JP S60203559 A JPS60203559 A JP S60203559A
Authority
JP
Japan
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parking brake
vehicle
braking force
microcomputer
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP6003684A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Kanehara
金原 広治
Takeshi Nomura
健 野村
Yoshiyuki Hattori
義之 服部
Koji Takagi
高木 幸二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP6003684A priority Critical patent/JPS60203559A/ja
Publication of JPS60203559A publication Critical patent/JPS60203559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T8/00Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force
    • B60T8/24Arrangements for adjusting wheel-braking force to meet varying vehicular or ground-surface conditions, e.g. limiting or varying distribution of braking force responsive to vehicle inclination or change of direction, e.g. negotiating bends
    • B60T8/245Longitudinal vehicle inclination

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発゛明は車両用ブレーキシステムに係シ、特に車両用
自動パーキングブレーキシステムに関fる。
(従来技術) 従来、この種の車両用自動パーキングブレーキシステム
においては、当該車両の停止時にパーキングブレーキを
自動的に作動させてこの車両の停止状態を維持し、当該
車両の発進時には前記パーキングブレーキの作動を自動
的に解除して車両を発進可能状態におくようにしたもの
がある。
しかしながら、このような構成においては、前記パーキ
ングブレーキの制動力を1、当該車両の坂道における停
止時を基準に設定して、この車両の停止位置が平坦路で
あっても坂道であっても、かかる停止位置における当該
車両の停止状態を常に確保し得るようにしであるため、
車両の坂道における停止時には前記パーキングブレーキ
の制動力が適切な値となることがあっても車両の平坦路
における停止時には前記パーキングブレーキの制動力が
過剰な値となっておシ、このことが前記パーキングブレ
ーキにおけるワ、イヤ等の構成部材の耐久性、寿命等に
悪影響をもたらす原因となっていた。
(発明の目的) 本発明はこのようなことに対処してなされたもので、そ
の目的とするところは、車両用自動パーキングブレーキ
システムにおいて、そのパーキングブレーキの作動時に
おける制、動力を当該車両の停止位置における傾斜角度
に応じて適正な値に制御するようにしたことにある。
(発明の構成) かかる目的の達成にあたシ、第1の発明の構成上の特徴
は、第6図にて例示するごとく、車両の停止状態を検出
する停止状態検出手段1と、この停止状態検出手段1の
検出結果に応答して出力信号を発生する出力手段2と、
前記出力信号に応答して駆動力を発生する駆動力発生手
段6と、前記駆動力に応答して車両を停止させる制動力
を発生し、この制動力を前記駆動力の消滅に応答して消
滅させるパーキングブレーキ機構4とを備えた自、動パ
ーキングブレーキシステムにおいて、車両が傾斜路面上
に停止したときこの傾斜路面の傾斜角を検出する傾斜角
検出手段5を設けて、出力手段2が傾斜角検出手段5の
検出−6に応じて車両の停止に必要な制動力最適値に対
応する駆動力最適値を演算しこれを前記出力信号として
発生し、駆動力発生手段6がこの出力信号の値を前記駆
動力↓ とし発生し、かつパーキングブレーキ機構4がこの駆動
力の値に対応する前記制動力最適値を前記制動力として
発生するようにしたことにある。
(発明の効果) しかして、このように第1の発明を構成したことによシ
、車両の傾斜路面上における停止時には、パーキングブ
レーキ機構4から生ずべき制動力が、傾斜角検出手段5
の検出結果に基く出力手段2の演算値、即ち傾斜路面の
傾斜角に応じた駆動力最適値に相当する駆動力発生手段
3からの駆動力に基き前記制動力最適値に制御されるの
で、車両の停止状態の維持に必要なパーキングブレーキ
機構4の制動力が常に前記傾斜角に応じた過不足のない
適切な値となシ、その結果、パーキングブレーキ機構4
を構成するワイヤその他各種構成部品が不必要な荷重を
受けることなくその耐久性、−命等を改善し得る。
(発明の構成) 上述の目的の達成にあたシ、第2の発明の構成上の特徴
は、第7図にて例示するごとく、車両の停止状態を検出
する停止状態検出手段1と、この停止状態検出手段1の
検出結果に応答して出力信号を発生する出力手段2と、
前記出力信号に応答して駆動力を発生する駆動力発生手
段3と、前記駆動力に応答して車両を停止させる制動力
を発生し、この制動−力を前記駆動力の消滅に応答して
消滅させるパーキングブレーキ機構4とを備えた自動パ
ーキングブレーキシステムにおいて、車両が傾斜路面上
に停止したときこの傾斜路面の煩斜角を検出する傾斜角
検出手段5と、この傾斜角検出手段5の検出結果が所定
上限値を超えたとき警報を発する警報手段6とを設け、
かつ出力手段2が傾斜角検出手段5の前記所定上限値以
下の検出結果に応じて車両の停止に必要な制動力最適値
に対応する駆動力最適値を演算しこれを前記出力信号レ
ーキ機構4がこの駆動力の値に対応する前記制動力最適
値を前記制動力として発生するようにしたことにある。
(発明の効果) しかして、このように第2の発明を構成したことによシ
、上述の第1の発明の場合と同様の作用効果を達成し得
ることは勿論のこと、傾斜路面の傾斜角が前記所定上限
値を超えたときには傾斜角検出手段5の検出結果に基き
警報手段6が警報を発するので、これによって、乗員は
、当該車両の停止に係る傾斜路面の傾斜角が非常に大き
いことを認識し得る。その結果、パーキングブレーキ機
構4の制動力を手動によシ更に増大させるか、当該車両
のフートブレーキによる制動力を付加することによシ、
当該車両をその傾斜路面上に確実に停止させるようにし
たり、或いは当該車両のその傾斜路面における停止を中
止する等の対策を即座に講じ得る。
(実施例) 以下、本発明の第1実施例を図面により説明すると、第
1図は、本発明に係る車両用自動パーキングブレーキシ
ステムの一例を示しておシ、コノ自動パーキングフ゛レ
ーキシステムは、パーキングブレーキ機構10と、この
パー・キングブレーキ機構10を駆動する空気圧回路2
0と、この空気圧回路20を制御する電気制御回路30
によって構成されている。パーキングブレーキ機構10
は、板状のパーキングレバー11を有しておシ、このパ
ーキングレバー11は、当該車両の車室内にてコンソー
ルボックス近傍の床面部分に垂設した板状のブラケット
12にピン11aによシブラケット12に沿って上下方
向へ傾動可能に枢着されている。
パーキングレバー11の先端部には、筒状のハンドル1
6が固着されており、このハンドA/13の中空部内に
は、ノブ13bがその外端部をハンド/L’13の開口
から外方へ突出させてコイルスプリング13111を介
し摺動可能に嵌装されている。
リンクロッド130はハンド/I/13の中空部内にそ
の底部及びコイルヌグリング1312を通して摺動可能
に挿入されてノブ13’bの内端部に嵌着されておシ、
このリンクロッド13Cの基端部は、パーキングレバー
11のピン11bにこのパーキングレバー11に沿い上
下方向へ傾動可能に軸支したレリーズレバ−14の連結
ピン14aに遊嵌されている。
レリーズレバ−14はブラケット12の歯部124と共
にラチェット機構を形成し、その爪部にて歯部12aと
選択的に係合する。パーキングレバーの基端部に設けた
ピン11Cには、連結ロッド15がその一端にて遊嵌さ
れてオシ、この連結ロッド15の他端に形成したねじ部
はイコライザ16の中間部位にナラ)156. 151
2の締着によ多連結されている。リアケープ)v17は
イコライザ16に挿通されてその両端にて当該車両の両
後方車輪に設けた各ブレーキシューにそれぞれ連結され
ている。
空気圧回路20は、回転電動機21と、この回転電動機
21により駆動されて正の空気圧を発生するコンプレッ
サ22と、このコンプレッサ22から接続管P1を通し
て正の空気圧を付与されて貯わえるエアタンク26を備
えておシ、このエアタンク23には電磁弁24が接続管
P2によシ接続されている。しかして、この、電磁弁2
4はそのソレノイド2412の励磁によシ接続管P2を
接続チューブPa (ナイロン等の柔軟性材料からなる
)に連通させ、ソレノイド24aの消磁により接続管P
2を密閉するとともに接続チューブP3を大気に開放す
る。シリンダ25はパーキングレバー11にハンド/I
/16の底部側にて組付けられておシ、このシリンダ2
5内には、接続チューブP3に連通する正圧室25a及
び大気に開放した大気圧室25bが、シリンダ25内に
てリンクロンド16cをピストンロッドとして摺動可能
に嵌装したピストン25Cによって形成されている。な
お、接続チューブP3の全長は、シリンダ25のバーギ
ンダレパー11に伴う上下動を許容すべく長くしである
また、エアタンク26には、常閉型電磁弁26が接続管
P4を介して接続されておシ、この電磁弁26はそのソ
レノイド26aの励磁にょシ開いて接続管P4を接続管
P5に連通させる。電磁弁27は常開型のもので、その
ソレノイド27aの消磁のもとに接続管P5を大気に開
放し、ソレノイド272の励磁によシ閉じて接続管P5
を大気から遮断する。シリンダ28は連結ロッド15を
ピストンロッドとして当該車両の車室内の床面部分に固
着されているもので、このシリンダ28内には、゛接続
管P5に連通する正圧室28111及び大気に開放した
大気圧室281)が、シリンダ28内にて連結ロッド1
5をピストンロッドとして摺動可能に嵌装したピストン
28cによって形成され16側に位置するとともに大気
圧室28bがパーキングレバー1111に位置しており
、この大気圧室28b内にはコイルスプリング28+1
が組付けられてピストン28C1即ち連結ロッド15を
イコライザ16側へ付勢している。また、正圧室281
Z内の空気圧即ちピストン28c及び連結ロッド15の
大気圧室28b側への摺動量はパーキングブレーキ機構
10の制動力に比例する。
電気制御回路6Gは、直流電源B、当該車両のイグニッ
ションスインチェG1常開型シートスイッチ31、常開
型圧力スイッチ、62〜64、車速センサ35、傾斜セ
ンサ36、常開型アクセルスイッチ37及び常開型シフ
トスイッチ38に接続したマイクロコンピュータ69を
有しておシ、イグニッションスイッチェGはその閉成に
よシ閉成信号を発生する。シートスイッチ61は、運転
者が当該車両の運転席に着座したとき閉成して着座信号
を発生し、この着座信号を運転者の離席によシ開成して
消滅させる。圧力スイッチ52′は、エアタンク26内
の正の空気圧が第1所定値(例えば、9 klj/l:
a )以上のとき閉成して正圧信号を発生する。また、
この圧力スイッチ62は、そのヒステリシス機能のもと
にエアタンク26内の正の空(C圧の第2所定値(例え
ば、s kq/cd)以下への低下時に開成して前記正
圧信号を消滅させる。
圧力スイッチ63は、シリンダ28の正圧室28a内の
空気圧が所定低圧値(例えば、5 k17/cd )以
上のとき閉成して低圧信号を発生する。また、この低圧
信号は、正圧室2812内の空気圧が前記所定低圧値よ
り低下したとき圧力スイッチ66の開成に基き消滅する
。圧力スイッチ64は、シリンダ28の正圧室281Z
内の空気圧が所定高圧値(例えば、6 kg/ci )
以上のとき閉成して高圧信号を発生する。また、この圧
力スイッチ34は、正圧室28a内の空気圧が前記所定
高圧値よシ低下したとき開成して前記高圧信号を消滅さ
せる。車速センサ65は当該車両の走行速度(以下、車
速という)を検出してこれに比例した周波数を有する一
連の車速パルスを発生する。
傾斜センサ36は当該車両の前後方向の傾斜角φ(即ち
、傾斜路面の傾斜角φ)を検出して傾斜信号として発生
する。アクセルスイッチ37は当該車両、のアクセルペ
ダルの踏込によシ閉成して踏込信号を発生し、アクセル
ペダル 成して前記踏込信号を消滅させる。シフトスイッ □チ
38は、当該車両のトランスミッションが中立位置以外
の変速位置にシフトされたとき閉成してシフト信号を発
生し、トランスミッションの中立位置への復帰によシ開
成して前記シフト信号を消滅させる。かかる場合、アク
セルスイッチ67及びシフトスイッチ38が当該車両の
発進状態を検出する役割を果す。マイクロコンピュータ
69は直流電源Bからの給電によシ常時作動状態にあシ
、その内部に予め記憶したコンピュータプログラムを第
2図に示すフローチャートに従い繰返し実行し、かかる
実行の繰返し中において、以下の作用説明にて述べるご
とく、回転電動機21、各ソレノイド24’+ 26(
1,27a及びブレーキランプbの制御に必要な槍々の
演算処理を行う。
以上のように構成した本実施例において、当該車両が走
行状態にあるものとすれば、イグニッションスイッチェ
G、シートスイッチ61、アクセルスイッチ37及びシ
フトスイッチ38が共に閉成状態にあり、コンピュータ
プログラムを第2図のフローチャートに従いステップ4
0にて実行開始済みのマイクロコンピュータ39がステ
ップ41ニテ、イグニッシゴンスイッチェGから生じて
いる閉成信号に基き「YKsJと判別し、ステップ42
にて、シートスイッチ61から生じている着座信号に基
き[Y、FiSJと判別し、ステップ46にて、車速セ
ンサ35から生じている車速パルスに基き「NO」と判
別し、ステップ48にて、シフトスイッチ38から生じ
ているシフト信号に基き「YEsJと判別する。
ついで、マイクロコンピュータ69は、ステップ49に
て、アクセルスイッチ37から生じている踏込信号に基
きJ YR:S Jと判別し、各ステップ4912〜4
99にて電磁弁26のソレノイド26aの励磁に必要な
第1励磁信号、電磁弁27のソレノイド27aの励磁に
必要な第2励磁信号及びブレーキランプLの点灯に必要
な点灯信号をそれぞれ消滅状態にし、さらにt秒(例え
ば、2秒)の時間待ち後、電磁弁24のソレノイド24
aの励磁に必要な第6励磁信号を消滅状態にする。これ
によシ、電磁弁26が接続管P4を密閉し、電磁弁27
が接続管P5を大気に開放し、ブレーキランプLが消灯
し、かつ電磁弁24が接続管P2を密閉し接続チューブ
P3を大気に開放した状態にある。その結果、シリンダ
28のピストン280がコイルスプリング28dによシ
正圧室28a側へ付勢されて連結ロッド15を、第1図
にて図示右端に維持し当該車両の両後方車輪を各ブレー
キシューによる制動から解除して維持し、これらの作動
完了後にシリンダ25のピストン250がコイルスプリ
ング16elの作用によシ正圧室25a側へ付勢されて
レリーズレバ−14の爪部をブラケット12の歯部12
aの下端に係合させて維持している。
コンピュータプログラムがステップ50に進んだとき、
圧力スイッチ62が開状態にあれば、マイクロコンピュ
ータ69が「NO」と判別し、次のステップ502にて
、回転電動機21を回転させるに必要な駆動信号を発生
し、これに応答して回転電動機21が回転してコンプレ
ッサ22を駆動する。これによシ、コンプレッサ22か
らの正の空気圧が接続管P1を通してエアタンク26に
付与される。然る後、圧力スイッチ62から正圧信号が
生じると、コンピュータプログラムがステップ50に達
したときマイクロコンピュータ69がrYEsJと判別
し、次のステップ50bにて駆動信号を消滅させる。こ
れによシ、回転電動機21がその停止によシコンプレッ
サ22を停止させる。
以上のような演算の繰返し中において、当該車両を傾斜
路面上に停止させるものとすれば、車速センサ35から
の車速パルスのレベルが2秒間所定の値以下に維持され
たときマイクロコンピュータ69が、ステップ43にて
、停車状態にあるものとして「YEsJと判別し、次の
各ステップ46a。
43klにて第2及び第6の励磁信号を順次発生する。
すると、電磁弁27がマイクロコンピュータ69からの
第2励磁信号に応答するソレノイド27111の励磁に
よシ閉成し接続管P5を大気から遮断して密閉するとと
もに、電磁弁24がマイクロコンピュータ59からの第
6励磁信号に応答するソレノイド24aの励磁により切
換作動し接続管P2と接続チューブP3との間の連通を
許容してエアタンク23内の正の空気圧を接続管P2及
び接続チューブP3を通しシリンダ25の正圧室25a
に付与する。これによシ、シリンダ25のピストン25
C1即ちリンクロッド13Cがノブ16bと共にコイル
スプリング16a、に抗して大気圧室25b側へ摺動し
レリーズレバ−14を第1図にて図示時計方向へ回動さ
せてブラケット12の歯部12aから解離させる。。
しかして、コンピュータプログラムがステップ44に進
んだとき、傾斜センサ36からの傾斜信号の値φが、所
定の第1傾斜角φ1 (所定の第2傾斜角φ2よシ小さ
く定めである)より小さければ、マイクロコンピュータ
39が当該ステップ44にて「NO」と判別するととも
に次のステップ45にて「YESJと判別する。かかる
場合、第1と第2の傾斜角φ1.φ2は共にマイクロコ
ンピュータ39に予め記憶されておシ、0≦φ≦φ1に
対応する傾斜路面はほぼ平坦路面に近く、φ、くφ≦φ
2に対応する傾斜路面はやや急勾配となっており、また
φ2〈φに対応する傾斜路面は急勾配となっている。ま
た、シリンダ28の正圧室28aに付与すべき所望の空
気圧(以下、空気圧Pr−という)は、第3図に示すご
とく、0≦φ≦φ1においてはP r = Prl =
 5 kg/C4、φ、≦φ〈φ2においてはP r 
= Pr2 = 6 kg/Cl、及びφ2くφにおい
てはp r = pr3= 8 kQ/c−となってお
シ、pr=Pr1(又はPrz )はφ=φ1 (又は
φ2 )におけるパーキングブレーキ機構10の過不足
なき制動力に対応する。
上述のごとく、ステップ45における判別が「YES」
になると、マイクロコンピュータ39がステップ45a
にて第1励磁信号を発生し、これに応答して電磁弁26
がソレノイド26aの励磁によシ開いてエアタンク23
内の正の空気圧を接続管P4及びP6を通してシリンダ
28の正圧室28aに付与する。すると、ピストン28
Cが連結ロッド15及びリアケープ/L’17と共にコ
イルスプリング28dに抗して大気圧室28 b II
へ摺動する。このことはパーキングブレーキ機構10が
制動作用を開始したことを意味する。また、このトキ、
パーキングレバー11は、レリーズレバ−14のブラケ
ット12の歯部1212からの解離のもとに、連結ロッ
ド15に押されて上方へ傾動する。かかる場合、接続チ
ューブP3が上述のごとく長くしであるため、パーキ・
ングレパー11がその上方への傾動を妨げられることは
ない。
しかして、現段階にてはシリンダ28の正圧室281Z
内の空気圧がP r = Pr 1 = 5 kQ/c
dに達していないため、マイクロコンピュータ39がス
テップ46にて圧力スイッチ36からの低圧信号の未発
生−によj5 [NOJと判別する。然る後、正圧室2
8a内の空気圧がP r : Prlに達して圧力スイ
ッチ33から低圧信号が生じると、コンピュータグログ
ラムがステップ46に進んだとき、マイクロコンピュー
タ39がかかるステップ46にて[YEsJと” 判別
し、次のステップ46aにて第1励磁信号を消滅させ、
これに応答して電磁弁26がソレノイド2612の消磁
によシ閉成して接続管P5を接続管P4から遮断する。
これによシ、シリンダ28の正圧室21内の空気圧が接
続管P5の両電磁弁26.27による密閉状態のもとに
P r ” Pr1” 3 kgfilに保持されてパ
ーキングブレーキ機構10がpr=pr、に対応する所
望の制動力によシ当該車両を傾斜路面上に停止させる。
換言すれば、傾斜路面の傾斜角φがφ1よシ小さいため
、当該車両が、平坦路面上にて停止する場合に必要とさ
れる程度のパーキングブレーキ機構10の小さな制動力
でもって確実に停止状態に維持され得るので、パーキン
グブレーキ機構10のリアケープ/l/17その他各種
構成部品が不必要に大きな荷重を受けることなくその耐
久性及び寿命を長く維持できる。なお、マイクロコンピ
ュータ69はステップ46bにて点灯信号を発生してブ
レーキランプLを点灯させることによシバ−キングブレ
ーキ機構10の!実な作動を運転者に認識させる。
また、傾斜センサ66からの傾斜信号の値φがφlとφ
2との間にある場合には、上述のごときステップ44に
おける「NO」との判別後、マイク □ロコンピュータ
59がステップ45にて「No」と判別し、ステップ4
5bにて第1励磁信号を発生し、これに応答して電磁弁
26が上述と同様にしてエアタンク26内の正の空気圧
を面接続管P4゜P5を通してシリンダ28の正圧室2
811+に付与し、ピストン28Cが連結ロッ、ド15
及びリアケープ)v 17 (!:共にコイルスプリン
グ28dに抗して摺動してパーキングブレーキ機構10
の制動作用を開始させる。また、このとき、パーキング
レバー11は、レリーズレバ−14及び接続チューブP
3によシ妨げられることなく上述と同様に上方へ傾動す
る。
しかして、現段階にてはシリンダ28の正圧室28a内
の空気圧がP r−Pr 2 = 61W/lニーに達
していないため、マイクロコンピュータ39がステップ
47にて圧力スイッチ64からの高圧信号の未発生によ
j!l) rNOJと判別する。然る後、正圧室2Ba
内の空気圧がP r ” Pr2に達して圧力スイッチ
54から高圧信号が生じると、コンピュータプログラム
がステップ47に進んだとき、マイクロコンピュータ6
9がかかるステップ47にて「YESJと判別し、次の
ステップ47aにて第1励磁信号を消滅させ、これに応
答して電磁弁26が上述と同様にして接続管P6を接続
管P4から遮断する。
これにより、シリンダ28の正圧室28a内の空気圧が
接続管P5の両電磁弁26.27による密閉状態のもと
にP r ” P’r2 ”” 6 kq/ctlに保
持されてパーキングブレーキ機構10がpr=pr2に
対応する所望の制動力によシ当該車両を傾斜路面上に停
止させる。換言すれば、傾斜路面の傾斜角φがφ1とφ
2との間にあるため、当該車両が、やや急勾配な傾斜路
面上にて停止するに必要とされるパーキングブレーキ機
構10の中間値的な制動力でもって確実に停止状態に維
持され得るので、パーキングブレーキ機構10のリアケ
ープ/l/17その他各種構成部品が不必要に大きな荷
重を受けることなくその耐久性及び寿命を長く維持でき
る。
なお、マイクロコンピュータ69はステップ47bにて
点灯信号を発生してブレーキランプLを点灯させること
によシバ−キングブレーキ機構10の確実な作動を運転
者に認識させる。
また、傾斜センサ36からの傾斜信号の値φがφ2よシ
大きい場合には、上述のごときステップ43bにおける
第3励磁信号の発生後、マイクロコンピュータ69がス
テップ44にて「yx’sJと判別し、ステップ442
にて乙ラッシング信号を発生するとともに、ステップ4
41)にて第1励磁信号を発生する。すると、ブレーキ
ランプLがマイクロコンピュータ39からのフラッシン
グ信号に応答して点減し、傾斜路面の傾斜角φが非常に
大きい旨、運転者に認識させる。また、電磁弁26がマ
イクロコンピュータ39からの第1励磁信号に応答し上
述と同様にしてエアタンク23内の正の空気圧を両接続
管P4 m PMを通しシリンダ28の正圧室28(Z
内に付与する。
このようにして正圧室28gへの正の空気圧が付与され
ると、ピストン28cが連結ロッド15及びリアケープ
/l’17と共にコイルスプリング28tiに抗して摺
動してパーキングブレーキ機構10の制動作用を開始さ
せる。かかる場合、正圧室2811i内の空気圧が電磁
弁26の開状態の継続によりエアタンク23内の正の空
気圧、即ち8 kg/cd〜9kl/cdに達するので
、連結ロッド15によるリアケープlし17に対しての
第1図にて図示左方への引張力が非常に大きくなシ、パ
ーキングブレーキ機構10の最大制動力(Pr=Pr3
に対応する)のもとに当該車両が傾斜路面上にて停止状
態にされ得る。
また、運転者が、上述のごとく、傾斜角φが非常に大き
い旨認識しているものの、傾斜角φによっては当該車両
の確実な自動制動を確保し得ないと判断した場合には、
パーキングレバー11の手動操作によシ更に制動力を増
大させるか、当該車両のフートブレーキによる制動力を
付加することにより、当該車両をその傾斜路面上に確実
に停止させたシ、或いは当該車両のその傾斜路面におけ
る停止を中止する等の対策を即座に講じ得る。また、パ
ーキングブレーキ機構10の最大制動力は、傾斜角φ〉
φ2の場合にのみ必要とされるので、ノ(−キングブレ
ーキ機構1oのリアケーブル17その他各種構成部品が
、大きな荷重を受ける頻度の減少により、その耐久性及
び寿命を長くするのに役立つ。なお、ステップ441)
、46,46b。
47或いは47bKおける演算処理後、マイクロ ′コ
ンピュータ39が、ステップ48或いはステップ49に
て、シフトスイッチ38からのシフト信号或いはアクセ
ルスイッチ37.からの踏込信号の消滅により「NO」
と判別する。
然る後、運転者が運転席から離席すると、コンピュータ
プログラムがステップ42に進んだとき、マイクロコン
ピュータ39がシートスイッチ31からの着座信号の消
滅によjj)rNO,Jと判別し、次のステップ51に
て、ステップ43の場合と同様にr YffS Jと判
別し、ステップ51aにて駆動信号の消滅によシコング
レッサ22の停止状態を維持する。しかして、現段階に
て、圧力スイッチ64からの高圧信号が消滅状態にあれ
ば、マイクロコンピュータ69がステップ52にて「N
O」と判別し、各ステップ52MZ及び521)にて第
2及び第1の励磁信号を順次発生する。すると、電磁弁
27がマイクロコンピュータ39からの第2励磁信号に
応答して閉状態の維持によシ接続管P5の密閉状態を保
持し、電磁弁26がマイクロコンピュータ69からの第
1励磁信号に応答してエアタンク26内の正の空気圧を
上述と同様にシリンダ28の正圧室28aに付与する。
ついで、正圧室28111内への正の空気圧の付与によ
シ圧力スイッチ34から高圧信号が生じると、コンピュ
ータプログラムがステップ52に進んだトキ、マイクロ
コンピュータ69が[YEsJと判別し、次の各ステッ
プ52C152d、52θにて第6、第1及び第2の励
磁信号を順次消滅させる。すると、電磁弁24がマイク
ロコンピュータ69からの第6励磁信号の消滅によるソ
レノイド2412の消磁に応答して接続管P2を密閉す
るとともにシリンダ25の正圧室25a内の空気圧が接
続チューブP3を通し大気に開放されてピストン250
がリンクロッド150及びノブ16bと共にコイルスプ
リング13aの作用により第1図にて図示左方へ摺動す
るとともにレリーズレバ−14が反時計方向に回動して
ブラケット12の歯部1217と係合する。このことは
、傾斜路面の傾斜角φとはかかわり−なく、運転者の運
転席からの離席時には、当該車両がP r = Pr2
に対応するパーキングブレーキ機構10の制動力をレリ
ーズレバ−14とブラケット12の歯部1212との係
合によシ受けて停止状態をそのまま維持す・ることを意
味する。
しかして、電磁弁26がマイクロコンピュータ69から
の第1励磁信号の消滅により閉成すると、接続管1.P
5が接続管P4から遮断され、電磁弁27がマイクロコ
ンピュータ39からの第2励磁信号の消滅に応答して接
続管P5を大気に開放すると、シリンダ28の正圧室2
8a内の空気圧が接続管P5により大気に開放される。
かかる場合、レリーズレバ−14がブラケット12の歯
部122と保合済み故、ピストン280は不動のままで
ある。
このとき、イグニッションスイッチェGからの閉成信号
が消滅しておれば、マイクロコンピュータ69がステッ
プ56にて「NO」との判別を繰返しパーキングブレー
キ機構10がP r ” Pr2に対応するレリーズレ
バ−14とブラケット12との機械的保合力でもって流
体圧に依存することなくその制動力を保持して流体圧エ
ネルギーの節約のもとに当該車両の停止状態を確保する
また、かかる停止状態にあっては、シリンダ28の正圧
室28a内の空気圧が大気圧となっているため、パーキ
ングブレーキ機構10は、通常の手動操作可能な状態に
ある。また、ステップ52からステップ52aへの移行
は、ステップ51における「YKsJとの判別後にのみ
行われるため、当該車両の運転中においてイグニッV5
IンスイッチェGからの閉成信号或いはシートスイッチ
51からの着座信号が誤って消滅することがあっても、
パーキングブレーキ機構10の制動力が発生することは
ない。なお、ステップ41にて「NO」との判別があっ
た場合にもマイクロコンピュータ69は上述と同様の演
算処理を行う。
また、上述のごとく傾斜路面に停止した当該車両を運転
者の離席なくして再び発進させる場合には、運転者が当
該車両のトランスミッションの操作及びアクセルペダル
の踏込によりシフトスイッチ68からシフト信号を発生
させるとともにアクセルスイッチ57から踏込信号を発
生させれば、マイクロコンピュータ39が各ステップ4
8.49にて順次[YESJと判別し、各ステップ49
a〜49eにおいて第1及び第2の励磁信号並びに点灯
信号(或いはフラッシング信1号)を消滅させ、を秒の
時間待ち後に第3励磁信号を消滅させる。
すると、上述と同様にして、電磁弁26が接続管P5を
接続管P4から遮断するとともに電磁弁27がシリンダ
28の正圧室28a内の空気圧を接続管P5を通して大
気に開放してパーキングブレーキ機構10の制動力をピ
ストン28C1連結ロツド15、リアスープ/I/17
の第1図にて図示右動によシ消滅させ、ブレーキランプ
Lが消灯し、これらの確実な作動完了後に電磁弁24が
シリンダ25の正圧室2512内の空気圧を接続チュー
ブP3を通して大気に開放してレリーズレバ−14をブ
ラケット12の歯部12aに係合させる。
次に、本発明の第2実施例を第4図を参照して説明する
と、本実施例における車両用パーキングブレーキシステ
ムは、パーキングブレーキ機構60と、このパーキング
ブレーキ機構60を駆動する空気圧回路70と、この空
気圧回路70を制御する電気制御回路80によって構成
されている。パーキングブレーキ機構60は前記実施例
における連結ロッド15に代えてこの連結ロッド15と
同mKパーキングレバー11のピン110に連結した連
結ロッド61を有しておシ、この連結ロッド61はその
ねじ部61aをT字状のイコライザ62の鍔部6211
に遊嵌して一対のナラttsib、sibの締着により
抜止めされている。一対のリアケープ)v66.65は
その各一端にて各ピン66a。
63aによりイコライザ620頭部両端にそれぞれ連結
されており、これらリアケープ、1V63165の各他
端は、前記リアケープ/1/17の両端に代えて、当該
車両の側後方車輪の各ブレーキシューにそれぞれ連結さ
れている。
空気圧回路70は、前記実施例におけるエアタンク26
、電磁弁27及びシリンダ28にそれぞれ対応するエア
タンク2.3A、電磁弁71及びシリンダ72を有して
おシ、エアタンク26AUエアタンク23より小さな容
量を有する。電磁弁71は、そのソレノイド7112の
励磁によシ接続管P6を接続管P7に連通し、またソレ
ノイド71aの消磁によシ接続管P6を密閉するととも
に接続管P7を大気に開放する。シリン、ダ72は、連
結ロッド61と同軸的にイコライザ62の脚部側にて当
該車両の車室内の床面部分に固着されており、このシリ
ンダ72内には、接続管P7に連通する正圧室7212
及び大気に開放した大気圧室72bを形成するピストン
72Cが摺動可能に嵌装されている。また、ピストン7
2Qは大気圧室72b内に組付けたコイルスプリング7
2dによシ正圧室72 (l IIへ付勢されておシ、
このピストン72cのピストンロッド72eは、大気圧
室72bの周壁を通9外方へ摺動自在に延出し、その先
端ねじ部にて、イコライザ62の脚部先端に設けた鍔部
62bに遊嵌され不いる。かかる場合、イコライザ62
の鍔部62bに対するピストンロッド72eの先端ねじ
部の挿入長は連結ロッド61の第4図にて図示左右方向
へのストローク長よシも長くしである。なお、第4図に
て、符号72fは、イコライザ62のストッパとして機
能するナツトを示す。
シリンダ72には、ラチェット機構76が組付けられて
おシ、このラチェット機構73は、シリンダ72の外1
111にてピストンロンドア2θの中間部位に嵌着した
筒状ラック7′5aと、シリンダ72の一部にピン73
bにより第4図にて図示上下方向に傾動可能に支持され
てラック75(lと選択的に係合するレリーズレバ−7
30とによって構成されている。かかる場合、レリーズ
レバ−730は図示しないばね手段によシ図示上方へ常
時付勢されている。
また、接続管P4から延出する分岐管P8は当該車両の
スペアタイヤ74のタイヤニップ1v74aに接続され
ておシ、分岐管P8には減圧弁75が介装されて、エア
タンク23から接続管P4を通し接続管P8内に生じる
正の空気圧を、所定圧力(例えば、5 kti/cd)
に減圧してタイヤニップA/74aを通しスペアタイヤ
74内に付与する。タイヤニップ/V 74 aと減圧
弁75との間にて分岐管P8から延出する分岐管P9は
接続管P6に接続されておシ、この分岐管P9にはチェ
ック弁76が介装されて分岐管P8から接続管P6への
空気圧の付与のみを許容する。なお、電磁弁26は前記
実施例における接続管P5に代えて接続管P6に接続さ
れている。
電気制御回路80は、前記実施例にて述べたマイクロコ
ンピュータ39に対応するマイクロコンピュータ84を
備えており、このマイクロコンピュータ84は、前記実
施例における直流電源B。
各センサ55,5.6及び各スイッチェG、31゜32
.33,34.37.38に接続され、かつ “パーキ
ングスイッチ83に接続されている。パーキングスイッ
チ86は常開型のもので、パーキングレバー11による
手動制動操作に応答して閉成し制動信号を発生する。ま
た、この制動信号はパーキングレバー11による制動解
除操作に応答したパーキングスイッチ86の開成により
消滅する。
なお、圧力スイッチ32はエアタンク25A内の空気圧
を検出し、側圧力スイッチ33.34はシリンダ72の
正圧室7212内の空気圧を検出するようにしである。
マイクロコンピュータ84は直流電源Bからの給電によ
シ常時作動状態にあシ、その内部に予め記憶した前記実
施例におけるコンピュータプログラムの修正コンピュー
タプログラムを第5図に示すフローチャートに従い繰返
し実行し、かかる実行の繰返し中において、以下の作用
説明にて述べるごとく、回転電動機21、各ソレノイド
26a。
71a1リニアアクチユエータ85及びブレーキランプ
Lの制御に必要な各種の演算処理を行う。
リニアアクチュエータ85はラチェット機構73の近傍
にて当該車両の車体の一部に固着されておシー、そのソ
レノイドの消磁の、もとに1ランジヤ85aによりレリ
ーズレバ−75cを前記ばね手段に抗してラック75t
lに係合させる。また、リニアアクチュエータ8.5は
そのソレノイドの励磁によジグランジャ85aを上動さ
せてレリーズレバ−730の前記ばね手段によるラック
75tlからの解輯ヲ許容する。
以上のように構成した本実施例において、当該車両が走
行状態にあるものとすれば、パーキングスイッチ86が
開状態にあるとともにイグニッシ目ンスイッチ1G1シ
ートスイ・ツチ61、アクセルスイッチ57及びシフト
スイッチ38が共に閉状態にあり、修正コンピュータプ
ログラムを第5図のフローチャートに従いステップ40
にて実行開始済みのマイクロコンピュータ84が、前記
実施例の場合と同様に、各ステップ41.42にて順次
[YEsJと判別し、ステップ46にて「NO」と判別
し、各ステップ48.49にて順次「YEsJと判別し
、かつステップ49aにて第1励磁信号の消滅を維持す
る。これによシ、電磁弁26がそのソレノイド26(l
の消磁によシ両接続管”4+P6間の連通を遮断状態に
維持する。
ついで、マイクロコンピュータ84がステップ49fに
て電磁弁71のソレノイド716の励磁に必要な第4励
磁信号の消滅を維持し、ステップ490にて点灯信号の
消滅を維持し、かつステップ49(iにおけるt秒の時
間待ち後にステップ49tにてリニアアクチュエータ8
5のソレノイドの励磁に必要な第5励磁信号の消滅を維
持する。これにより、電磁弁71がソレノイド71(1
の消磁のもとに接続管P6を密閉するとともに接続管P
7を大気に開放し、ブレーキランプLが消灯し、これら
の確実な作動完了後にリニアアクチュエータ85がその
ソレノイドの消磁のもとにプランジャ85aによりレリ
ーズレバ−750をラック7′5aに係合させた状態に
ある。その結果、シリンダ72のピストン72Qがコイ
ルスプリング72dによシ正圧室72 (1911へ付
勢されて、ラチェット機構73との協働により、ピスト
ンロッド72θを第4図にて図示右動端に維持し、パー
キングレバー11の非操作のもとにパーキングブレーキ
機構60による制動作用を解除する。なお、マイクロコ
ンピュータ84は、圧力スイッチ52との協働によシ各
ステップ50,50a、5obにおける演算処理を前記
実施例と同様に行いエアタンク25Aの空気圧を8 k
g/c−〜9 kQ/c−に保持する。
以上のような演算の繰返し中において、当該車両を傾斜
路面上に停止させるものとすれば、マイクロコンピュー
タ84がステップ45にて前記実施例の場合と同様に「
YEsJと判別し、次の各ステップ430.45dにて
第5.及び第4の励磁信号を順次発生する。すると、リ
ニアアクチュエータ85がマイクロコンピュータ84か
らの第5励磁信号に応答するソレノイドの励磁によりプ
ランジャ8512を上動させ、これに応答してレリーズ
レバ−730が前記ばね手段により上方へ傾動されてラ
ック75aから解離する。
また、電磁弁71がマイクロコンピュータ84からの第
4励磁信号に応答するソレノイド71aの励磁によシ両
接続管P6+ 27間の連通を許容するとともに、エア
タンク23Aから接続管P4、分岐管Pa、減圧弁75
及びタイヤニップ/l/ 7412を通してスペアタイ
ヤ74内に貯えられている正の空気圧が、分岐管P0、
チェック弁76、接続管Pu、電磁弁71及び接続管P
7を通してシリンダ72の正圧室726内に付与される
。すると、ピストン72C1即ちピストンロンドア2e
がコイルスプリング72dに抗して第4図にて図示左方
へ摺動し両ナツト72fによシイコライザ62をその鍔
部62bを介し同一方向へ押動する。これにより、両リ
アケープ/L/66がイコライザ62によって図示左方
へ引張られてパーキングブレーキ機構60の制動力を発
生させる。
しかして、傾斜センサ36からの傾斜信号の値φが前記
実施例における第1傾斜角φlを小さければ、マイクロ
コンピュータ84がステップ45にて[YKSJと判別
し、修正コンピュータプログラムをステップ46に進め
る。現段階においては、シリンダ72の正圧室7212
内の空気圧(以下、空気圧Prという)がP r = 
Pr H= 5 kQ/Wに達していないため、マイク
ロコンピュータ84が当該ステップ46にて前記実施例
の場合と同様にrNOJと判別する。然る後、正圧室7
27内の空気圧がP r” Prlに達して圧力スイッ
チ33から低圧信号が生じると、修正コンピュータプロ
グラムがステップ46に進んだとき、マイクロコンピュ
ータ84が「YKSJと判別し、次のステップ46にて
点灯信号を生じる。
これにより、シリンダ72の正圧室72a内の空気圧が
、電磁弁26の閉状態のもとにスペアタイヤ74内の空
気圧、即ちP r 、” Pr1= 3 kq/C4に
保持されてパーキングブレーキ機構60がPr=Pr、
に対応する所望の制動力により当該車両を傾斜路面上に
停止させる。換言すれば、傾斜路面の傾斜角φがφ1よ
シ小さいため、当該車両が、平坦路面上にて停止する場
合に必要とされる程度のパーキングブレーキ機構60の
小さな制動力でもって確実に停止状態に維持され得るの
で、パーキングブレーキ機構60の各リアケープN65
.65その他各種構成部品が不必要に大きな荷重を受け
ることなくその耐久性及び寿命を長く維持できる。
なお、ブレーキランプLがマイクロコンピュータ84か
らの点灯信号に応答して点灯しパーキングブレーキ機構
60の確実な作動を運転者に認識させる。
また、傾斜センサ66からの傾斜信号の値φが第1傾斜
角φlと第2傾斜角φ2との間にある場合には、マイク
ロコンピュータ84が各ステップ、15.44にて順次
「NO」と判別し、次のステップ45bにて前記実施例
の場合と同様に第1励磁信号を発生する。すると、電磁
弁26がマイクロコンピュータ84からの第1励磁信号
に応答して開きエアタンク23A内の正の空気圧を両接
続管P4 + P6 、電磁弁71及び接続管P7を通
してシリンダ72の正圧室7212内に付与し、ピスト
ン72Cがピストンロンドア28と共に上述と同様に左
動し両ナツト72fによシイコライザ62を同一方向へ
押動する。これにより、両すアケ−てパーキングブレー
キ機構60の制動力を発生させる。
しかして、現段階にては、シリンダ72の正圧室72a
内の空気圧がP 1− = Pr2 ” 6 kQ/d
lに達していないため、マイクロコンピュータ84がス
テップ47にて前記実施例における場合と同様に「NO
」と判別する。然る後、正圧室72a内の空気圧がP 
r ” Pr2に達して圧力スイッチ34から高圧信号
が生じると、修正コンピュータプログラムがステップ4
7に進んだときマイクロコンピュータ84が[YKSJ
と判別し、次のステップ47iZにて第1励磁信号を消
滅させ1.これに応答して電磁弁26が閉成して両接続
管P4+”6間の連通を遮断する。
これにより、シリンダ72の正王室72a内の空気圧が
接続管P6の電磁弁26による密閉状態及び分岐管P9
のチェック弁76による密閉状態のもとにp r = 
Pr 2 = 6 kft/cmに保持されてパーキン
グブレーキ機構60がP r−Pr2に対応する所換言
すれば、傾斜路面の傾斜角φがφ、とφ2との間にある
ため、当該車両が、やや急勾配な傾斜路面上にて停止す
るに必要とされるパーキングブレーキ機構60の中間値
的な制動力でもって確実に停止状態に維持され得るので
、パーキングブレーキ機構60の各リアケープ/L/6
3.63その他各種構成部品が不必要に大きな荷重を受
けることなくその耐久性及び寿命を長く維持できる。な
お、マイクロコンピュータ84はステップ471)にて
点灯信号を発生してブレーキラングLを点灯させること
によシパーキンググレーキ機構60の確実な作動を運転
者に認識させる。
また、傾斜センサ66からの傾斜信号の値φがφ2よシ
大きい場合には、マイクロコンピュータ84がステップ
45におけるrNOJとの判別後ステップ44にて「Y
Es」と判別し、各ステップ44a。
44bにてフラッシング信号及び第1励磁信号を順次発
生する。すると、ブレーキラングLがマイクロコンピュ
ータ84からのフラッシング信号に応答して点滅し、傾
斜路面の傾斜角φが非常に大きい旨、運転者に認識させ
る。また、電磁弁26がマイクロ、コンピュータ84か
らの第1励磁信号に応答し上述と同様にしてエアタンク
23A内の正の空気圧を両接続管”41 ”s 、電磁
弁71及び接続管P7を通しシリンダ72の正圧室72
a内に付与する。
このようにして正圧室72aへの正の空気圧、が付与さ
れると、ピストン72Cがピストンロンドア28と共に
上述と同様にして左動しイコライザ62が押動されて両
すアケーグ1v65.65に引張ってパーキングブレー
キ機構60の制動力を発生させる。かかる場合、正圧室
、72a内の空気圧がチェック弁76の作用のもとにお
ける電磁弁26の開状態の継続によシェアタンク23A
内の正の空気圧、即ち8 k(j/cd 〜9 kQ/
cdに達するので、イコライザ62に対するピストンロ
ンドア2eの押動力、即ち両リアケープ/l/63.6
5に対するイコライザ62の引張力が非常に大きくなシ
、パーキングブレーキ機構60の最大制動力(Pr−P
r3に対応する)のもとに当該車両が傾斜路面上にて停
止され得る。
また、運転者が、上述のごとく、傾斜角φが非常に大き
い旨認識しているものの、傾斜角φによっては当該車両
の確実な自動制動を確保し得ないと判断した場合には、
パーキングブレーキ機構60の手動操作により更に制動
力を増大させるか、当該車両のフートブレーキによる制
動力を付加することによシ、当該車両をその傾斜路面上
に確実に停止させたシ、或いは当該車両のその傾斜路面
における停止を中止する等の対策を即座に講じ得る。
また、パーキングブレーキ機構60の最大制動力は、φ
〉φ2の場合にのみ必要とされるので、パーキングブレ
ーキ機構60の各リアケーブル63゜66その他各種構
成部品が、大きな荷重を受ける頻度の減少−により、そ
の耐久性及び寿命を長くするのに役立つ。
然る後、運転者が運転席から離席すると、マイクロコン
ピュータ84が前記実施例の場合と同様ニ修正コンピュ
ータプログラムをステップ41からステップ512に進
めてコンプレッサ22の停止状態を維持する。しかして
、現段階にてはパーキングスイッチ83からの制動信号
が上述のごとく消滅状態にあるため、マイクロコンピュ
ータ84がステップ51bにてrNOJと判別する。ま
た、現段階にて、圧力スイッチ54からの高圧信号が消
滅状態にあれば、マイクロコンピュータ84がステップ
52にて[NOJと判別し、各ステラフ:52f及び5
2bにて第4及び第1の励磁信号を順次発生する。する
と、電磁弁71がマイクロコンピュータ84からの第4
励磁信号に応答して両接続管P6+P7間の連通を維持
するとともに電磁弁26がマイクロコンピュータ84か
・らの第1励磁信号に応答して両接続管P4+”6間の
連通を許容してエアタンク23A内の正の空気圧を上述
と同様にしてシリンダ72の正圧室72aに付与する。
ついで、正圧室72a内への正の空気圧の付与により圧
力スイッチ34から高圧信号が生じると、修正コンピュ
ータプログラムがステップ52に進んだとき、マイクロ
コンピュータ84が「YEsJと判別し、次の各ステッ
プ52JL、52(1,52htにて第5、第1及び第
4の励磁信号を順次消滅させる。すると、リニアアクチ
ュエータ85が、マイクロコンピュータ84からの第5
励磁信号の消滅に応答して、そのプランジャ85aによ
り、正圧室7212内の空気圧P r = Pr2に対
応した摺動位置にあるビヌトン72C1即ちラック75
(lにレリーズレバ−710を係合させる。このことは
、傾斜路面の1噴斜角φとはかかわシなく、パーキング
スイッチ83の開成下における運転者の運転席からの離
席時には、当該車両がPr:Pr2に対応するパーキン
グブレーキ機構60の制動力をラチェット機構76の係
合のもとに受けて停止状態をそのまま維持することを意
味する。
また、電磁弁26がマイクロコンピュータ84からの第
1励磁信号の消滅によシ閉成して両接続管P4+”6間
の連通を遮断するとともに、電磁弁71がマイクロコン
ピュータ84からの第4励磁信号の消滅によシ接続管P
6を密閉して接続管P7 k大気に開放する。かかる場
合、ラチェット機構76が保合済み故、ピストン72C
は不動のままである。このとき、イグニッションヌイッ
チェGからの閉成信号が消滅しておれば、マイクロコン
ピュータ84がステップ56にて「NO」との判別を繰
返しグーキングブレーキ機構60が流体圧に依存するこ
となくラチェット機構73の機械的保合力でもってその
制動力を保持し流体圧エネルギーの節約の桑とに当該車
両の停止状態を確保する。また、修正コンピュータプロ
グラムのステップ52への移行は、ステップ51bにお
けるrNOJとの判別後に行われるため、パーキングレ
バー11による手動制動操作とステップ52tにおける
リニアアクチュエータ85によるラチェット機構73の
係合作用とが干渉し合うことはない。
また、上述のごとく傾斜路面に停止した当該車両を運転
者の離席なくして再び発進させる場合には、運転者が当
該車両のトランスミッションの操作及びアクセルベダμ
の踏込によりシフトスイッチ68からシフト信号を発生
させるとともにアクセルスイッチ37から踏込信号を発
生させれば、マイクロコンピュータ84が各ステップ4
8.49にて順次「YES」と判別し、各ステップ49
a。
49f、49C,49(1,49#において第1及び第
4の励磁信号、点灯信号(或いはフラッシング信号)を
消滅させ、を秒の時間待ち後に第5励1ム信号を消滅さ
せる。すると、上述と同様にして、電磁弁26が接続管
P6を接続管P4から遮断するとともに電磁弁71がシ
リンダ72の正圧室72a内の空気圧を接続管P7を通
して大気に開放してパーキング機構60の制動力をピス
トン72C1ピストンロッド72e1ラック76a1両
ナツト72f及びイコライザ62の第4図にて図示右動
により消滅させ、ブレーキランプLが消灯し、これらの
作動完了後リニアアクチュエータ85がレリーズレバ−
730をラック7311+に係合させる。
なお、前記第2実施例においては、上記作用説明に述べ
たごとくシリンダ72の正圧室722内への空気圧付与
手段としてエアタンク23kに加えてスペアタイヤ74
を採用したので、エアタンク23Aの容量を小さくする
ことができる。
また、前記各実施例においては、各シリンダ28゜72
の正圧室28a、72a内の圧力が上述のごとく常に過
不足のない値に制御されるので、各正圧室21,72a
内の正圧がその開放時に従来に比べてよシ速く大気に開
放されるので、当該車両の発進時におけるフィーリング
を改善できる。
また、前記各実施例においては、車速センサ65の検出
結果を利用、して本発明システムを作動さ1せるように
したが、これに限らず、例えば、当該車両のステアリン
グハンドル或いはパーキングレバー11に付設した手動
スイッチを操作することによシ本発明システムを作動さ
せるようにしてもよい。
また、前記各実施例においては、各レリーズレバ−14
,7ろCを各シリンダ28.72の作動に応じてそれぞ
れブラケット12及びラック73aから開放するように
したが、これに代えて、前記各レリーズレバ−14,7
30の開放を本発明システムの自動制動力消滅時にのみ
行うようにしてもよい。
また、前記各実施例においては、各圧力スイッチ33.
34の検出結果によシ各シリンダ28゜72の正圧室内
の空気圧、即ち各パーキングブレーキ機1’l’lj 
10 + 60の制動力を決定するようにしたが、これ
に代えて、例えば、連結ロッド15及びピストンロッド
72eの摺動位置の検出により各パーキングブレーキ機
構10.60の制動力を決定するようにしてもよい。
また、前記各実施例において、当該車両のトランスミッ
ションがオートマティックトランスミッシ目ンである場
合には、このオートマチイックトランスミツVヨンのシ
フト位置がドライブレンジにあるときパーキングブレー
キ機構10.60の必要制動力が大きくなるため、傾斜
角φ1.φ2にそれぞれ対応する空気圧”rl + p
r2に所定値だけ加算するようにして実施してもよい。
また、前記各実施例においては、運転者の認識手段とし
てブレーキランプLを採用したが、これに限らず、前記
認識手段として、例えば、ブザー等の音声発生器を採用
してもよい。
また、前記各実施例においては、パーキングレバー11
を有するパーキングブレーキ機構に本発明を適用した例
について説明したが、これに限らず、例えば、ベダ〃式
或いはステッキ式のパーキングブレーキ機構に本発明を
適用して実施してもよい。
また、前記各実施例においては、運転者の離席検出手段
としてシートスイッチ61を採用したが、これに代えて
、例えば、当該車両の運転席側ドアの開閉検出手段を前
記離席検出手段として採用してもよい。
また、前記各実施例においては、本発明システムのエネ
ルギー源としてエアタ・ンク23.23Aを採用したが
、これに代えて、負圧源、油圧源等を前記エネルギー源
として採用して、もよく、また回転電動機、リニアソレ
ノイド等を前記エネルギー源として採用してもよく、か
かる場合、電流検出により駆動力を可変としてもよい。
また、前記各実施例においては、各シリンダ28゜72
の正圧室内の空気圧Prを各傾斜角φ1.φ2との関連
によシ3段階に制御するようにしたが、これに限らず、
空気圧Prの制御段階の数は適宜変更して実施してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示すブロック図、第2図
は第1図におけるマイクロコンピュータの作用を示すフ
ローチャート、第6図は、傾斜角φと空気圧Prとの関
係を示すグラフ、第4図は本発明の第2実施例を示すブ
ロック図、第5図は第四の構成に対する対応1図である
。 符号の説明 10.60・・・パーキングブレーキ機構、21・・・
回転電動機、22・・・コンプレッサ、23,23A・
・・エアタンク、26.27,28.71・・・電ff
i弁、35・・・車速センサ、36・・・傾斜センサ、
39.84・・・マイクロコンピュータ。 出願人 日本電装株式会社 代理人 弁理士 長 谷 照 − 第31!l n φl ψ〉 r度ノ φ−一−−→ 第41!! 第6図 1 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (IJ重車両停止状態を検出する停止状態検出手段と、
    この停止状態検出手段の検出結果に応答して出力信号を
    発生する出力手段上、前記出力信号に応答して駆動力を
    発生する駆動力発生手段と、前記駆動力に応答して車両
    を停止させる制動力を発生し、この制動力を前記駆動力
    の消滅に応答して消滅させるパーキングブレーキ機構と
    を備えた自動パーキングブレーキシステムにおいて、車
    両が傾斜路面上に停止したときこの傾斜路面の傾斜角を
    検出する傾斜角検出手段を設けて、前記出力手段が前記
    傾斜角検出手段の検出結果に応じて車両の停止に必要な
    制動力最適値に対応する駆動力最適値を演算しこれを前
    記出力信号として発生し、前記駆動力発生手段がこの出
    力信号の値を前記駆動力とし発生し、かつ前記パーキン
    グブレーキ機構がこの駆動力の値に対応する前記制動力
    最適値を前記制動力として発生するようにしたことを特
    徴とする車両用自動パーキングブレーキシステム。 (2)車両の停止状態を検出する停止状態検出手段と、
    この停止状態検出手段の検出結果に応答して出力信号を
    発生する出力手段と、前記出力信号に応答して駆動力を
    発生する駆動力発生手段と、前記駆動力に応答して車両
    を停止させる制動力を発生し、この制動力を前記駆動力
    の消滅に応答して消滅させるパーキングブレーキ機構と
    を備えた自動パーキングブレーキシステムにおいて、車
    両が傾斜路面上に年上したときこの傾斜路面の傾斜角を
    検出する傾斜角検出手段と1.この傾斜角検出手段の検
    出結果が所定上限値を超えたとき警報を発する警報手段
    とを設け、かつ前記出力手段が前記傾斜角検出手段の前
    記所定上限値以下の検出結果に応じて車両の停止に必要
    な制動力最適値に対応する駆動力最適値を演算しこれを
    前記出力信号とグブレーキ機構がこの駆動力の値に対応
    する前記制動力最適値を前記制動力として発生するよう
    にしたことを特徴とする車両用自動パーキングブレーキ
    システム。
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