JPH0920230A - ブレーキ制御装置 - Google Patents
ブレーキ制御装置Info
- Publication number
- JPH0920230A JPH0920230A JP19605595A JP19605595A JPH0920230A JP H0920230 A JPH0920230 A JP H0920230A JP 19605595 A JP19605595 A JP 19605595A JP 19605595 A JP19605595 A JP 19605595A JP H0920230 A JPH0920230 A JP H0920230A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brake
- vehicle
- fluid pressure
- switch
- parking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Braking Systems And Boosters (AREA)
- Valves And Accessory Devices For Braking Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の停止時にブレーキ作動流体圧を保持し
て、坂道発進を容易ならしめ、かつ、停止している車両
を必要に応じてロックさせる装置を安価に構成する。 【構成】 ブレーキペダル1の踏力により生じたブレー
キ液圧がフロントブレーキ及びリヤブレーキに導かれる
管路にそれぞれ常開マグネットバルブ3、4が設けら
れ、車両の停止時にコントローラ30がマグネットバル
ブ3、4を閉じて、フロントブレーキ及びリヤブレーキ
におけるブレーキ液圧を保持し、それぞれのブレーキ力
を維持させると共に、ロックブレーキ作動スイッチ41
を操作したときも、コントローラ30がマグネットバル
ブ3、4を閉じて逆止弁とし、ブレーキペダル1の強い
踏み込みによる高いブレーキ液圧により車両をロックさ
せるように構成されている。
て、坂道発進を容易ならしめ、かつ、停止している車両
を必要に応じてロックさせる装置を安価に構成する。 【構成】 ブレーキペダル1の踏力により生じたブレー
キ液圧がフロントブレーキ及びリヤブレーキに導かれる
管路にそれぞれ常開マグネットバルブ3、4が設けら
れ、車両の停止時にコントローラ30がマグネットバル
ブ3、4を閉じて、フロントブレーキ及びリヤブレーキ
におけるブレーキ液圧を保持し、それぞれのブレーキ力
を維持させると共に、ロックブレーキ作動スイッチ41
を操作したときも、コントローラ30がマグネットバル
ブ3、4を閉じて逆止弁とし、ブレーキペダル1の強い
踏み込みによる高いブレーキ液圧により車両をロックさ
せるように構成されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両におけるブレ
ーキ制御装置、とくに、駐車中のブレーキ力を確保し
て、車両近傍における作業者等の安全性を高めるための
装置に関する。
ーキ制御装置、とくに、駐車中のブレーキ力を確保し
て、車両近傍における作業者等の安全性を高めるための
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両におけるブレーキ制御装置として
は、特開平6−156224号公報に示されているよう
に、パーキングブレーキスイッチが解除されていて、車
輪速センサから取り込んだ車輪速が設定閾値未満の時の
み、ブレーキ油圧保持バルブを作動させて、ブレーキ油
圧の保持により車両の坂道発進を補助する装置や、実開
平1−103469号公報に示されているように、ブレ
ーキバルブの開閉によりエアタンクの高圧空気を空気倍
力装置の空気室に給排する一方、運転室内の開閉バルブ
を通して空気倍力装置の空気室へ上記高圧空気を加える
ことにより、必要に応じて車両をロックさせる作業用補
助ブレーキ装置、いわゆる、ロックブレーキ装置が従来
から知られているが、それぞれの装備目的が相違してい
る前記両装置をそのまま車両に搭載すると、全体構成が
非常に複雑となってコスト上昇を招くことは避けられ
ず、また、後者のロックブレーキ装置では開閉バルブを
運転室内に設置する必要があるので、エアタンクから空
気倍力装置の空気室へ高圧空気を導くための配管が複雑
化するため、コストの上昇に加えて装備工数の増加を招
く等の不具合があった。
は、特開平6−156224号公報に示されているよう
に、パーキングブレーキスイッチが解除されていて、車
輪速センサから取り込んだ車輪速が設定閾値未満の時の
み、ブレーキ油圧保持バルブを作動させて、ブレーキ油
圧の保持により車両の坂道発進を補助する装置や、実開
平1−103469号公報に示されているように、ブレ
ーキバルブの開閉によりエアタンクの高圧空気を空気倍
力装置の空気室に給排する一方、運転室内の開閉バルブ
を通して空気倍力装置の空気室へ上記高圧空気を加える
ことにより、必要に応じて車両をロックさせる作業用補
助ブレーキ装置、いわゆる、ロックブレーキ装置が従来
から知られているが、それぞれの装備目的が相違してい
る前記両装置をそのまま車両に搭載すると、全体構成が
非常に複雑となってコスト上昇を招くことは避けられ
ず、また、後者のロックブレーキ装置では開閉バルブを
運転室内に設置する必要があるので、エアタンクから空
気倍力装置の空気室へ高圧空気を導くための配管が複雑
化するため、コストの上昇に加えて装備工数の増加を招
く等の不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、車両の停止
時にブレーキ作動流体圧を保持して、坂道発進を容易な
らしめ、かつ、停止している車両を必要に応じてロック
させる装置を安価に提供しようとするものである。
時にブレーキ作動流体圧を保持して、坂道発進を容易な
らしめ、かつ、停止している車両を必要に応じてロック
させる装置を安価に提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明にかかるブレーキ制御装置は、車両のサービ
スブレーキを作動させるブレーキペダルの操作を検出す
る第1検出手段と、エンジンから走行装置への駆動力伝
達が遮断状態にあることを検出する第2検出手段と、上
記車両におけるパーキングブレーキの作動状態を検出す
る第3検出手段と、上記サービスブレーキのブレーキ作
動流体圧経路に設けられた常開バルブと、ロックブレー
キ作動スイッチと、上記バルブの制御手段とを有し、上
記制御手段は、上記車両の停止時に、上記第1検出手段
により上記ブレーキペダルの操作が検出され、かつ、上
記第2検出手段により上記駆動力伝達の遮断状態が検出
された場合、及び、上記第3検出手段により上記パーキ
ングブレーキの作動状態が検出され、かつ、上記ロック
ブレーキ作動スイッチが操作された場合に、それぞれ上
記バルブを閉じて上記ブレーキペダルの踏力に対応した
ブレーキ作動流体圧を封入することにより上記サービス
ブレーキを作動させるように構成されている。
め、本発明にかかるブレーキ制御装置は、車両のサービ
スブレーキを作動させるブレーキペダルの操作を検出す
る第1検出手段と、エンジンから走行装置への駆動力伝
達が遮断状態にあることを検出する第2検出手段と、上
記車両におけるパーキングブレーキの作動状態を検出す
る第3検出手段と、上記サービスブレーキのブレーキ作
動流体圧経路に設けられた常開バルブと、ロックブレー
キ作動スイッチと、上記バルブの制御手段とを有し、上
記制御手段は、上記車両の停止時に、上記第1検出手段
により上記ブレーキペダルの操作が検出され、かつ、上
記第2検出手段により上記駆動力伝達の遮断状態が検出
された場合、及び、上記第3検出手段により上記パーキ
ングブレーキの作動状態が検出され、かつ、上記ロック
ブレーキ作動スイッチが操作された場合に、それぞれ上
記バルブを閉じて上記ブレーキペダルの踏力に対応した
ブレーキ作動流体圧を封入することにより上記サービス
ブレーキを作動させるように構成されている。
【0005】従って、車両の停止時に、第1検出手段に
よりブレーキペダルの操作が検出され、かつ、第2検出
手段により駆動力伝達の遮断状態が検出された場合に、
制御手段がサービスブレーキのブレーキ作動流体圧経路
に設けられたバルブを閉じて、ブレーキペダルの踏力に
対応して封入されたブレーキ作動流体圧によりサービス
ブレーキを作動させているので、ブレーキペダルを踏み
込むことなく車両にブレーキ力を作用させておくことが
できるため、坂道等での発進操作が容易となる一方、車
両の停止時に、第3検出手段によりパーキングブレーキ
の作動状態が検出され、かつ、ロックブレーキ作動スイ
ッチが操作された場合、すなわち、車両の作業時等に車
両をロックする必要がある場合にも、制御手段がサービ
スブレーキのブレーキ作動流体圧経路に設けられたバル
ブを閉じて、ブレーキペダルの踏力に対応して封入され
たブレーキ作動流体圧によりサービスブレーキを作動さ
せているので、ブレーキペダルを強く踏み込むことによ
り確実に車両をロックさせることができる。
よりブレーキペダルの操作が検出され、かつ、第2検出
手段により駆動力伝達の遮断状態が検出された場合に、
制御手段がサービスブレーキのブレーキ作動流体圧経路
に設けられたバルブを閉じて、ブレーキペダルの踏力に
対応して封入されたブレーキ作動流体圧によりサービス
ブレーキを作動させているので、ブレーキペダルを踏み
込むことなく車両にブレーキ力を作用させておくことが
できるため、坂道等での発進操作が容易となる一方、車
両の停止時に、第3検出手段によりパーキングブレーキ
の作動状態が検出され、かつ、ロックブレーキ作動スイ
ッチが操作された場合、すなわち、車両の作業時等に車
両をロックする必要がある場合にも、制御手段がサービ
スブレーキのブレーキ作動流体圧経路に設けられたバル
ブを閉じて、ブレーキペダルの踏力に対応して封入され
たブレーキ作動流体圧によりサービスブレーキを作動さ
せているので、ブレーキペダルを強く踏み込むことによ
り確実に車両をロックさせることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す本発明の実施形
態例について説明する。図1において、車両のサービス
ブレーキは、運転者がブレーキペダル1を踏み込んで生
じた液圧がブレーキブースタ2により倍力され、この倍
力されたブレーキ液圧が前輪用常開マグネットバルブ3
を通って、図示しない前輪側のフロントホイールシリン
ダに送給されると共に、倍力されたブレーキ液圧が後輪
用常開マグネットバルブ4及びブレーキアクチュエータ
5を通って、図示しない後輪側のリヤホイールシリンダ
に送給され、図示しないフロントブレーキ及びリヤブレ
ーキによりブレーキペダル1の踏み込みに応じたブレー
キ力が車両の前後輪に作用するように構成されていて、
両マグネットバルブ3、4及びブレーキアクチュエータ
5はコントローラ30により制御されている。なお、図
中の一点鎖線経路は液圧系統、破線経路は電気信号系統
をそれぞれ表している。
態例について説明する。図1において、車両のサービス
ブレーキは、運転者がブレーキペダル1を踏み込んで生
じた液圧がブレーキブースタ2により倍力され、この倍
力されたブレーキ液圧が前輪用常開マグネットバルブ3
を通って、図示しない前輪側のフロントホイールシリン
ダに送給されると共に、倍力されたブレーキ液圧が後輪
用常開マグネットバルブ4及びブレーキアクチュエータ
5を通って、図示しない後輪側のリヤホイールシリンダ
に送給され、図示しないフロントブレーキ及びリヤブレ
ーキによりブレーキペダル1の踏み込みに応じたブレー
キ力が車両の前後輪に作用するように構成されていて、
両マグネットバルブ3、4及びブレーキアクチュエータ
5はコントローラ30により制御されている。なお、図
中の一点鎖線経路は液圧系統、破線経路は電気信号系統
をそれぞれ表している。
【0007】ブレーキアクチュエータ5は、図2に示さ
れているように、駆動部10とケーシング11とが連結
されて、ケーシング11内に液圧室12及び作動室13
が形成され、作動室13内にピストン14が配置され
て、その端部が液圧室12へ摺動自在に挿入されている
と共に、駆動部10から作動室13内へ延びる雄ねじ1
5にスペーサ16が係合し、ピストン14とスペーサ1
6との間、及び、液圧室12の端面とピストン14の端
面との間にそれぞれ第1圧縮ばね17及び第2圧縮ばね
18が設置されている。
れているように、駆動部10とケーシング11とが連結
されて、ケーシング11内に液圧室12及び作動室13
が形成され、作動室13内にピストン14が配置され
て、その端部が液圧室12へ摺動自在に挿入されている
と共に、駆動部10から作動室13内へ延びる雄ねじ1
5にスペーサ16が係合し、ピストン14とスペーサ1
6との間、及び、液圧室12の端面とピストン14の端
面との間にそれぞれ第1圧縮ばね17及び第2圧縮ばね
18が設置されている。
【0008】また、ケーシング11には、後輪用常開マ
グネットバルブ4から液圧室12に連絡する通路19
と、液圧室12からリヤホイールシリンダに連絡する通
路20とが形成され、通路19内にはチェックボール2
1、弁体22及びリターンスプリング23が設けられて
いて、図示のようにピストン14が後退しているとき
は、弁体22の上端部がピストン14の先端に係止され
て、弁体22が図2の右方へ傾斜し、このとき、マグネ
ットバルブ4を通って通路19に供給されたブレーキ液
圧はチェックボール21を押し開き、ピストン14に形
成された通孔24、液圧室12及び通路20を経てリヤ
ホイールシリンダへ送給されるようになっている。
グネットバルブ4から液圧室12に連絡する通路19
と、液圧室12からリヤホイールシリンダに連絡する通
路20とが形成され、通路19内にはチェックボール2
1、弁体22及びリターンスプリング23が設けられて
いて、図示のようにピストン14が後退しているとき
は、弁体22の上端部がピストン14の先端に係止され
て、弁体22が図2の右方へ傾斜し、このとき、マグネ
ットバルブ4を通って通路19に供給されたブレーキ液
圧はチェックボール21を押し開き、ピストン14に形
成された通孔24、液圧室12及び通路20を経てリヤ
ホイールシリンダへ送給されるようになっている。
【0009】一方、ブレーキアクチュエータ5が作動す
ると、駆動部10におけるモータにより雄ねじ15が回
動し、雄ねじ15に係合したスペーサ16は図2の左方
に前進するが、第1圧縮ばね17の作用により雄ねじ1
5がスペーサ16に噛み込むことは防止できるので、ス
ペーサ16はスムースに前進し、ピストン14に当接し
た後は、ピストン14をも図2の左方ヘ一体的に移動さ
せる。
ると、駆動部10におけるモータにより雄ねじ15が回
動し、雄ねじ15に係合したスペーサ16は図2の左方
に前進するが、第1圧縮ばね17の作用により雄ねじ1
5がスペーサ16に噛み込むことは防止できるので、ス
ペーサ16はスムースに前進し、ピストン14に当接し
た後は、ピストン14をも図2の左方ヘ一体的に移動さ
せる。
【0010】このため、弁体22の上端部もピストン1
4の先端により図2の左方へ変位させられ、弁体22が
ピストン14の軸線とほぼ垂直となるように回動する
と、ピストン14及びチェックボール21により弁体2
2の上下方向の動きが規制され、チェックボール21に
よって通路19が閉塞される。
4の先端により図2の左方へ変位させられ、弁体22が
ピストン14の軸線とほぼ垂直となるように回動する
と、ピストン14及びチェックボール21により弁体2
2の上下方向の動きが規制され、チェックボール21に
よって通路19が閉塞される。
【0011】従って、ピストン14の押圧により液圧室
12内に設定値もしくは所定値以上の高い液圧が生じ
て、これが通路20からリヤホイールシリンダへ送給さ
れ、リヤブレーキにより大きなブレーキ力が得られるこ
とになる。
12内に設定値もしくは所定値以上の高い液圧が生じ
て、これが通路20からリヤホイールシリンダへ送給さ
れ、リヤブレーキにより大きなブレーキ力が得られるこ
とになる。
【0012】なお、駆動部10に作用する液圧反力の増
加により駆動部10の電流負荷が限界値を越えると、駆
動部10への電気供給が停止され、そのときの高いブレ
ーキ液圧がリヤホイールシリンダに作用して車両を確実
に停止させることができるが、このとき、雄ねじ15と
スペーサ16との係合部における摩擦力によりピストン
14の位置が固定されているため、リヤホイールシリン
ダへの高いブレーキ液圧はそのまま保持されている。
加により駆動部10の電流負荷が限界値を越えると、駆
動部10への電気供給が停止され、そのときの高いブレ
ーキ液圧がリヤホイールシリンダに作用して車両を確実
に停止させることができるが、このとき、雄ねじ15と
スペーサ16との係合部における摩擦力によりピストン
14の位置が固定されているため、リヤホイールシリン
ダへの高いブレーキ液圧はそのまま保持されている。
【0013】また、ブレーキアクチュエータ5の作動が
解除されると、駆動部10におけるモータにより雄ねじ
15が逆回転して、スペーサ16を図2の右方へ後退さ
せるので、このとき、第2圧縮ばね18の作用によって
ピストン14も速やかに後退して、リヤホイールシリン
ダにおける高いブレーキ液圧を消滅させ、液圧室12内
に残圧が発生しないように構成されている。
解除されると、駆動部10におけるモータにより雄ねじ
15が逆回転して、スペーサ16を図2の右方へ後退さ
せるので、このとき、第2圧縮ばね18の作用によって
ピストン14も速やかに後退して、リヤホイールシリン
ダにおける高いブレーキ液圧を消滅させ、液圧室12内
に残圧が発生しないように構成されている。
【0014】コントローラ30には、作動スイッチ3
1、調整スイッチ32、クラッチペダルストロークセン
サ33、ニュートラルスイッチ34、車速センサ35、
パーキングスイッチ36、パーキングストロークスイッ
チ37、ストップランプスイッチ38、ドアスイッチ3
9、キースイッチ40、ロックブレーキ作動スイッチ4
1、リヤブレーキ用液圧スイッチ42、フロントブレー
キ用液圧スイッチ43、警報ランプ44、警報ブザー4
5、パーキングブレーキランプ46、パーキングストロ
ークランプ47、ロックブレーキ作動ランプ48及びロ
ックブレーキランプ49がそれぞれ接続されている。
1、調整スイッチ32、クラッチペダルストロークセン
サ33、ニュートラルスイッチ34、車速センサ35、
パーキングスイッチ36、パーキングストロークスイッ
チ37、ストップランプスイッチ38、ドアスイッチ3
9、キースイッチ40、ロックブレーキ作動スイッチ4
1、リヤブレーキ用液圧スイッチ42、フロントブレー
キ用液圧スイッチ43、警報ランプ44、警報ブザー4
5、パーキングブレーキランプ46、パーキングストロ
ークランプ47、ロックブレーキ作動ランプ48及びロ
ックブレーキランプ49がそれぞれ接続されている。
【0015】作動スイッチ31は後記する坂道発進補助
装置の作動をオンオフするスイッチであり、調整スイッ
チ32は坂道発進補助装置の作動調整、すなわち、マグ
ネットバルブ3、4の作動解除タイミングを調整するス
イッチであり、クラッチペダルストロークセンサ33は
運転者がクラッチペダル1を踏み込んだときこれを検出
して信号を出力するものであり、ニュートラルスイッチ
34は車両の変速装置が中立状態にあるときこれを検出
して信号を出力するものであり、車速センサ35は車速
を検出する一方、低い車速自体は検出しにくくとも周知
のように車両の移動の有無は容易に検出できるものであ
り、パーキングスイッチ36はパーキングブレーキレバ
ー50が引かれたときこれを検出して信号を出力するも
のであり、パーキングストロークスイッチ37は、パー
キングブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれて
いることを、パーキングブレーキレバー50の支点やパ
ーキングブレーキワイヤ51にかかる負荷等により検知
するものであり、ドアスイッチ39は車両運転席側のド
ア開閉状態を検出するものであり、ロックブレーキ作動
スイッチ41は後記するロックブレーキ装置の作動をオ
ンオフするスイッチであり、リヤブレーキ用液圧スイッ
チ42はブレーキアクチュエータ5に内蔵されて、リヤ
ホイールシリンダに作用するブレーキ液圧が一定値以上
に増加したことを検出するものであり、フロントブレー
キ用液圧スイッチ43はフロントホイールシリンダに作
用するブレーキ液圧が一定値以上に増加したことを検出
するものであり、ストップランプスイッチ38、及びキ
ースイッチ40はそれぞれ周知のものであって、それぞ
れコントローラ30へ信号が出力され、コントローラ3
0は、図3及び下記に示されているように、各センサ、
スイッチの出力信号に基づいて坂道発進補助制御、駐車
補助制御及びロックブレーキ制御を実行する。
装置の作動をオンオフするスイッチであり、調整スイッ
チ32は坂道発進補助装置の作動調整、すなわち、マグ
ネットバルブ3、4の作動解除タイミングを調整するス
イッチであり、クラッチペダルストロークセンサ33は
運転者がクラッチペダル1を踏み込んだときこれを検出
して信号を出力するものであり、ニュートラルスイッチ
34は車両の変速装置が中立状態にあるときこれを検出
して信号を出力するものであり、車速センサ35は車速
を検出する一方、低い車速自体は検出しにくくとも周知
のように車両の移動の有無は容易に検出できるものであ
り、パーキングスイッチ36はパーキングブレーキレバ
ー50が引かれたときこれを検出して信号を出力するも
のであり、パーキングストロークスイッチ37は、パー
キングブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれて
いることを、パーキングブレーキレバー50の支点やパ
ーキングブレーキワイヤ51にかかる負荷等により検知
するものであり、ドアスイッチ39は車両運転席側のド
ア開閉状態を検出するものであり、ロックブレーキ作動
スイッチ41は後記するロックブレーキ装置の作動をオ
ンオフするスイッチであり、リヤブレーキ用液圧スイッ
チ42はブレーキアクチュエータ5に内蔵されて、リヤ
ホイールシリンダに作用するブレーキ液圧が一定値以上
に増加したことを検出するものであり、フロントブレー
キ用液圧スイッチ43はフロントホイールシリンダに作
用するブレーキ液圧が一定値以上に増加したことを検出
するものであり、ストップランプスイッチ38、及びキ
ースイッチ40はそれぞれ周知のものであって、それぞ
れコントローラ30へ信号が出力され、コントローラ3
0は、図3及び下記に示されているように、各センサ、
スイッチの出力信号に基づいて坂道発進補助制御、駐車
補助制御及びロックブレーキ制御を実行する。
【0016】なお、パーキングブレーキランプ46はパ
ーキングスイッチ36の出力信号に応じたコントローラ
30の指示により点灯するものであり、ロックブレーキ
ランプ49は液圧スイッチ42、43がそれぞれ一定値
以上のブレーキ液圧を検出したとき点灯するものであ
り、また、警報ランプ44、警報ブザー45、パーキン
グストロークランプ47及びロックブレーキ作動ランプ
48の作動については後に説明する。
ーキングスイッチ36の出力信号に応じたコントローラ
30の指示により点灯するものであり、ロックブレーキ
ランプ49は液圧スイッチ42、43がそれぞれ一定値
以上のブレーキ液圧を検出したとき点灯するものであ
り、また、警報ランプ44、警報ブザー45、パーキン
グストロークランプ47及びロックブレーキ作動ランプ
48の作動については後に説明する。
【0017】まず、坂道発進補助装置について説明す
る。図4には、コントローラ30により実行される坂道
発進補助制御のフローチャートが示されており、坂道発
進補助装置は、作動スイッチ31がオンとなっていれば
(ステップS1)、車両における以下の3つの状態が検
出された場合に作動を開始する(ステップS2)。 (1)ブレーキペダル1が所定時間(例えば1秒)以上
踏まれていることがストップランプスイッチ38により
検出されたとき(ステップS3)。 (2)停車していることが車速センサ35により検出さ
れたとき(ステップS4)。 (3)クラッチペダルの踏み込みがクラッチペダルスト
ロークセンサ33により検出されたとき(ステップS
5)、または、変速装置が中立状態にあることがニュー
トラルスイッチ34により検出されたとき(ステップS
6)。
る。図4には、コントローラ30により実行される坂道
発進補助制御のフローチャートが示されており、坂道発
進補助装置は、作動スイッチ31がオンとなっていれば
(ステップS1)、車両における以下の3つの状態が検
出された場合に作動を開始する(ステップS2)。 (1)ブレーキペダル1が所定時間(例えば1秒)以上
踏まれていることがストップランプスイッチ38により
検出されたとき(ステップS3)。 (2)停車していることが車速センサ35により検出さ
れたとき(ステップS4)。 (3)クラッチペダルの踏み込みがクラッチペダルスト
ロークセンサ33により検出されたとき(ステップS
5)、または、変速装置が中立状態にあることがニュー
トラルスイッチ34により検出されたとき(ステップS
6)。
【0018】すなわち、上記(1)〜(3)の条件が全
て満たされていない場合には坂道発進補助装置は作動し
ない(ステップS7)が、上記(1)〜(3)の条件が
全て満たされた場合には、車両が停止させられていると
判断して、コントローラ30からの出力信号によりマグ
ネットバルブ3、4が閉じてそれぞれ逆止弁となり、フ
ロントブレーキ及びリヤブレーキに作用していたブレー
キ液圧がそのまま封じ込まれるので、ブレーキペダル1
の踏み込みに応じたブレーキ力が前後輪に作用し続け
て、車両の停止状態が維持されることになる(ステップ
S8)。
て満たされていない場合には坂道発進補助装置は作動し
ない(ステップS7)が、上記(1)〜(3)の条件が
全て満たされた場合には、車両が停止させられていると
判断して、コントローラ30からの出力信号によりマグ
ネットバルブ3、4が閉じてそれぞれ逆止弁となり、フ
ロントブレーキ及びリヤブレーキに作用していたブレー
キ液圧がそのまま封じ込まれるので、ブレーキペダル1
の踏み込みに応じたブレーキ力が前後輪に作用し続け
て、車両の停止状態が維持されることになる(ステップ
S8)。
【0019】このため、坂道での停車時や路面渋滞によ
る停車時において、ブレーキペダル1を踏み続けていな
くても車両を確実に停止させておくことができるので、
運転者の疲労を容易に軽減させることができるようにな
る。
る停車時において、ブレーキペダル1を踏み続けていな
くても車両を確実に停止させておくことができるので、
運転者の疲労を容易に軽減させることができるようにな
る。
【0020】また、坂道発進補助装置は、車両における
以下の2つの状態のいずれかが検出された場合に作動が
解除される。 (4)変速装置が中立以外の状態にあることがニュート
ラルスイッチ34により検出され(ステップS9)、か
つ、クラッチペダルの戻りがクラッチペダルストローク
センサ33により検出されたとき(ステップS10)。 (5)パーキングブレーキレバー50が引かれているこ
とがパーキングスイッチ36により検出されたとき(ス
テップS11)。
以下の2つの状態のいずれかが検出された場合に作動が
解除される。 (4)変速装置が中立以外の状態にあることがニュート
ラルスイッチ34により検出され(ステップS9)、か
つ、クラッチペダルの戻りがクラッチペダルストローク
センサ33により検出されたとき(ステップS10)。 (5)パーキングブレーキレバー50が引かれているこ
とがパーキングスイッチ36により検出されたとき(ス
テップS11)。
【0021】すなわち、上記(4)の場合は、運転者が
車両を発進させようとしていると判断し、また、上記
(5)の場合は、パーキングブレーキの作動により車両
が停止状態に保持されて、サービスブレーキの作動維持
が不要になったと判断し、コントローラ30からマグネ
ットバルブ3、4に制御信号が出力されて、調整スイッ
チ32により調整された作動解除タイミングでマグネッ
トバルブ3、4が開かれ、フロントホイールシリンダ及
びリヤホイールシリンダに作用していたブレーキ液圧が
消滅する。
車両を発進させようとしていると判断し、また、上記
(5)の場合は、パーキングブレーキの作動により車両
が停止状態に保持されて、サービスブレーキの作動維持
が不要になったと判断し、コントローラ30からマグネ
ットバルブ3、4に制御信号が出力されて、調整スイッ
チ32により調整された作動解除タイミングでマグネッ
トバルブ3、4が開かれ、フロントホイールシリンダ及
びリヤホイールシリンダに作用していたブレーキ液圧が
消滅する。
【0022】従って、運転者はアクセルペダル及びクラ
ッチペダルの操作を行うことによって、ブレーキペダル
1の操作をすることなく車両をスムースに発進させるこ
とができるので、とくに、車両の坂道発進が容易となっ
て運転操作の簡略化を図ることができ、また、パーキン
グブレーキの作動により車両が長期間停止するときに
は、ブレーキ液圧の解放によりサービスブレーキへの不
必要な負荷をなくすことができる。
ッチペダルの操作を行うことによって、ブレーキペダル
1の操作をすることなく車両をスムースに発進させるこ
とができるので、とくに、車両の坂道発進が容易となっ
て運転操作の簡略化を図ることができ、また、パーキン
グブレーキの作動により車両が長期間停止するときに
は、ブレーキ液圧の解放によりサービスブレーキへの不
必要な負荷をなくすことができる。
【0023】さらに、坂道発進補助装置の作動中におい
て、下の3つの状態のいずれかが検出された場合には、
警報ランプ44及び警報ブザー45が作動する。 (6)パーキングブレーキレバー50が引かれないで車
両運転席側のドアが開けられたことが、パーキングスイ
ッチ36及びドアスイッチ39により検出されたとき
(ステップS11及びステップS12)。 (7)停止中であった車両の移動が車速センサ35によ
り検出されたとき(ステップS13)。 (8)システムに何らかの異常が発生したとき(ステッ
プS14)。
て、下の3つの状態のいずれかが検出された場合には、
警報ランプ44及び警報ブザー45が作動する。 (6)パーキングブレーキレバー50が引かれないで車
両運転席側のドアが開けられたことが、パーキングスイ
ッチ36及びドアスイッチ39により検出されたとき
(ステップS11及びステップS12)。 (7)停止中であった車両の移動が車速センサ35によ
り検出されたとき(ステップS13)。 (8)システムに何らかの異常が発生したとき(ステッ
プS14)。
【0024】すなわち、上記(6)〜(8)の場合に
は、運転席近傍に設けられた警報ランプ44及び警報ブ
ザー45にコントローラ30から制御信号が出力され、
警報ランプ44の点滅及び警報ブザー45の吹鳴によ
り、パーキングブレーキレバー50の牽引もしくはブレ
ーキペダル1の踏み増し等について運転者に注意を促す
ようになっている(ステップS15)。
は、運転席近傍に設けられた警報ランプ44及び警報ブ
ザー45にコントローラ30から制御信号が出力され、
警報ランプ44の点滅及び警報ブザー45の吹鳴によ
り、パーキングブレーキレバー50の牽引もしくはブレ
ーキペダル1の踏み増し等について運転者に注意を促す
ようになっている(ステップS15)。
【0025】従って、車両が発進と停止を頻繁に繰り返
すような場合であっても、上記のように、坂道発進補助
装置の装備によって坂道での発進や停車等を常に安全か
つ確実に行わせることができるため、運転者の疲労を容
易に軽減することができて、実用上非常に便利であり、
また、作動スイッチ31をオフとすることにより、いつ
でも坂道発進補助装置を不作動とすることができる。
すような場合であっても、上記のように、坂道発進補助
装置の装備によって坂道での発進や停車等を常に安全か
つ確実に行わせることができるため、運転者の疲労を容
易に軽減することができて、実用上非常に便利であり、
また、作動スイッチ31をオフとすることにより、いつ
でも坂道発進補助装置を不作動とすることができる。
【0026】次に、駐車補助装置について説明する。図
5には、コントローラ30により実行される駐車補助制
御のフローチャートが示されており、駐車補助装置は、
車両における以下の2つの状態のいずれかが検出された
場合に作動を開始する。 (9)パーキングブレーキレバー50が引かれているこ
とがパーキングスイッチ36により検出されているにも
かかわらず、車速センサ35により車両の移動が検出さ
れ(ステップS21及びステップS22)、かつ、エン
ジンの作動中がキースイッチ40のオンにより検出され
ている(ステップS23)と共に、変速装置が中立状態
にあることがニュートラルスイッチ34により検出され
たとき(ステップS24)。 (10)パーキングブレーキレバー50が引かれている
ことがパーキングスイッチ36により検出されているに
もかかわらず、車速センサ35により車両の移動が検出
され(ステップS21及びステップS22)、かつ、エ
ンジンが作動していないことがキースイッチ40のオフ
により検出されたとき(ステップS23)。
5には、コントローラ30により実行される駐車補助制
御のフローチャートが示されており、駐車補助装置は、
車両における以下の2つの状態のいずれかが検出された
場合に作動を開始する。 (9)パーキングブレーキレバー50が引かれているこ
とがパーキングスイッチ36により検出されているにも
かかわらず、車速センサ35により車両の移動が検出さ
れ(ステップS21及びステップS22)、かつ、エン
ジンの作動中がキースイッチ40のオンにより検出され
ている(ステップS23)と共に、変速装置が中立状態
にあることがニュートラルスイッチ34により検出され
たとき(ステップS24)。 (10)パーキングブレーキレバー50が引かれている
ことがパーキングスイッチ36により検出されているに
もかかわらず、車速センサ35により車両の移動が検出
され(ステップS21及びステップS22)、かつ、エ
ンジンが作動していないことがキースイッチ40のオフ
により検出されたとき(ステップS23)。
【0027】すなわち、上記(9)、(10)の場合以
外にはブレーキアクチュエータ5の作動は解除されてい
る(ステップS25)が、上記(9)、(10)の場合
には、パーキングブレーキを作動させて車両を停止状態
にしたにもかかわらず、坂道の勾配等により自然に車両
が動き出したと判断し、コントローラ30からの出力信
号によりブレーキアクチュエータ5が作動を開始し、前
記のようにピストン14の押圧によって液圧室12内に
生じた設定値もしくは所定値以上の高いブレーキ液圧が
リヤホイールシリンダへ送給され、リヤブレーキのブレ
ーキ力を高めて車両を確実に停止させることができる
(ステップS26)と同時に、コントローラ30からの
出力信号によりパーキングブレーキランプ46が点滅し
て(ステップS27)、駐車補助装置の作動を運転者に
警告するように構成されている。
外にはブレーキアクチュエータ5の作動は解除されてい
る(ステップS25)が、上記(9)、(10)の場合
には、パーキングブレーキを作動させて車両を停止状態
にしたにもかかわらず、坂道の勾配等により自然に車両
が動き出したと判断し、コントローラ30からの出力信
号によりブレーキアクチュエータ5が作動を開始し、前
記のようにピストン14の押圧によって液圧室12内に
生じた設定値もしくは所定値以上の高いブレーキ液圧が
リヤホイールシリンダへ送給され、リヤブレーキのブレ
ーキ力を高めて車両を確実に停止させることができる
(ステップS26)と同時に、コントローラ30からの
出力信号によりパーキングブレーキランプ46が点滅し
て(ステップS27)、駐車補助装置の作動を運転者に
警告するように構成されている。
【0028】このため、坂道での停車時等において、パ
ーキングブレーキレバー50の不十分な操作により車両
が不用意に動き出したような場合には、駐車補助装置に
より車両を確実に停止させることができるので、車両等
の安全を図ることができる。
ーキングブレーキレバー50の不十分な操作により車両
が不用意に動き出したような場合には、駐車補助装置に
より車両を確実に停止させることができるので、車両等
の安全を図ることができる。
【0029】なお、上記(10)の場合には、エンジン
の不作動がキースイッチ40のオフにより検出される
と、コントローラ30におけるタイマが作動を開始し、
車両が停止して所定時間、例えば1時間が経過すれば
(ステップS28)、タイマからのタイムアップ信号を
受けてコントローラ30により駐車補助装置の作動が停
止することによって、その長時間作動による電力消費を
抑制するようにされている。
の不作動がキースイッチ40のオフにより検出される
と、コントローラ30におけるタイマが作動を開始し、
車両が停止して所定時間、例えば1時間が経過すれば
(ステップS28)、タイマからのタイムアップ信号を
受けてコントローラ30により駐車補助装置の作動が停
止することによって、その長時間作動による電力消費を
抑制するようにされている。
【0030】この場合、ブレーキアクチュエータ5の前
記内部構造によって、リヤホイールシリンダ内の高いブ
レーキ液圧が保持されるように構成されているので、駐
車補助装置の作動停止により車両に対する大きなブレー
キ力が消滅することはなく、さらに、電気回路における
ヒューズ切れ等のような電気的トラブルが発生しても、
同様に車両のブレーキ力が消滅することはないので、い
ずれの場合も車両等の安全性を確保することができる。
記内部構造によって、リヤホイールシリンダ内の高いブ
レーキ液圧が保持されるように構成されているので、駐
車補助装置の作動停止により車両に対する大きなブレー
キ力が消滅することはなく、さらに、電気回路における
ヒューズ切れ等のような電気的トラブルが発生しても、
同様に車両のブレーキ力が消滅することはないので、い
ずれの場合も車両等の安全性を確保することができる。
【0031】また、駐車補助装置は、車両における以下
の2つの状態のいずれかが検出された場合に作動が解除
される。 (11)パーキングスイッチ36により、パーキングブ
レーキレバー50の解除操作が続けて所定の複数回数、
例えば2回検出されたとき(ステップS29及びステッ
プS30)。 (12)パーキングブレーキレバー50の解除操作がパ
ーキングスイッチ36により検出される(ステップS2
9)と共に、ブレーキペダル1の踏み込み、すなわち、
サービスブレーキの作動がストップランプスイッチ38
により検出されたとき(ステップS31)。
の2つの状態のいずれかが検出された場合に作動が解除
される。 (11)パーキングスイッチ36により、パーキングブ
レーキレバー50の解除操作が続けて所定の複数回数、
例えば2回検出されたとき(ステップS29及びステッ
プS30)。 (12)パーキングブレーキレバー50の解除操作がパ
ーキングスイッチ36により検出される(ステップS2
9)と共に、ブレーキペダル1の踏み込み、すなわち、
サービスブレーキの作動がストップランプスイッチ38
により検出されたとき(ステップS31)。
【0032】すなわち、上記(11)の場合は、運転者
が意識的に続けて所定の複数回パーキングブレーキレバ
ー50を引くことにより、車両を確実に停止させたと判
断し、また、上記(12)の場合は、運転者が車両を発
進させようとしていると判断し、それぞれコントローラ
30からの出力信号によりブレーキアクチュエータ5の
作動が解除され(ステップS25)、リヤホイールシリ
ンダにおける高いブレーキ液圧がなくなるので、リヤブ
レーキによるブレーキ力が消滅し、もしくは、ブレーキ
ペダル1の踏み込みに応じたブレーキ力が作用すること
になる。
が意識的に続けて所定の複数回パーキングブレーキレバ
ー50を引くことにより、車両を確実に停止させたと判
断し、また、上記(12)の場合は、運転者が車両を発
進させようとしていると判断し、それぞれコントローラ
30からの出力信号によりブレーキアクチュエータ5の
作動が解除され(ステップS25)、リヤホイールシリ
ンダにおける高いブレーキ液圧がなくなるので、リヤブ
レーキによるブレーキ力が消滅し、もしくは、ブレーキ
ペダル1の踏み込みに応じたブレーキ力が作用すること
になる。
【0033】次に、ロックブレーキ装置について説明す
る。図6には、コントローラ30により実行されるロッ
クブレーキ制御のフローチャートが示されており、ロッ
クブレーキ装置は、以下の状態が検出された場合に作動
を開始する。 (13)停車していることが車速センサ35により検出
され(ステップS41)、クラッチペダルの解放がクラ
ッチペダルストロークセンサ33により検出され(ステ
ップS42)、変速装置の中立状態がニュートラルスイ
ッチ34により検出され(ステップS43)、かつ、パ
ーキングブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれ
ていることがパーキングストロークスイッチ37により
検知されて(ステップS44)、ロックブレーキ作動ス
イッチ41がオンされたとき(ステップS45)。
る。図6には、コントローラ30により実行されるロッ
クブレーキ制御のフローチャートが示されており、ロッ
クブレーキ装置は、以下の状態が検出された場合に作動
を開始する。 (13)停車していることが車速センサ35により検出
され(ステップS41)、クラッチペダルの解放がクラ
ッチペダルストロークセンサ33により検出され(ステ
ップS42)、変速装置の中立状態がニュートラルスイ
ッチ34により検出され(ステップS43)、かつ、パ
ーキングブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれ
ていることがパーキングストロークスイッチ37により
検知されて(ステップS44)、ロックブレーキ作動ス
イッチ41がオンされたとき(ステップS45)。
【0034】すなわち、パーキングブレーキレバー50
が所定の強さ以上に引かれていることがパーキングスト
ロークスイッチ37により検知されなければ(ステップ
S44)、パーキングストロークランプ47は消灯し
(ステップS46)、ロックブレーキ作動ランプ48も
消灯して(ステップS47)、ロックブレーキは作動し
ない(ステップS48)が、上記(13)のように、パ
ーキングブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれ
ると(ステップS44)、パーキングストロークランプ
47が点灯して(ステップS49)、ロックブレーキ作
動スイッチ41を操作してもよいことが示されるので、
上記駐車条件が十分に整えられたときにロックブレーキ
作動スイッチ41をオンとすれば(ステップS45)、
コントローラ30の出力信号によりマグネットバルブ
3、4が閉じてそれぞれ逆止弁となると共に、ロックブ
レーキ作動ランプ48が点灯する(ステップS50)。
が所定の強さ以上に引かれていることがパーキングスト
ロークスイッチ37により検知されなければ(ステップ
S44)、パーキングストロークランプ47は消灯し
(ステップS46)、ロックブレーキ作動ランプ48も
消灯して(ステップS47)、ロックブレーキは作動し
ない(ステップS48)が、上記(13)のように、パ
ーキングブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれ
ると(ステップS44)、パーキングストロークランプ
47が点灯して(ステップS49)、ロックブレーキ作
動スイッチ41を操作してもよいことが示されるので、
上記駐車条件が十分に整えられたときにロックブレーキ
作動スイッチ41をオンとすれば(ステップS45)、
コントローラ30の出力信号によりマグネットバルブ
3、4が閉じてそれぞれ逆止弁となると共に、ロックブ
レーキ作動ランプ48が点灯する(ステップS50)。
【0035】このとき、ブレーキペダル1を強く踏むこ
とにより大きなブレーキ液圧を生じさせれば、このブレ
ーキ液圧がマグネットバルブ3、4によりフロントホイ
ールシリンダ及びリヤホイールシリンダに封入されて、
車両の前後輪に強いブレーキ力を継続的に作用させて車
両をロックさせることができ(ステップS51)、ま
た、ロックブレーキ力が不足する場合には、ブレーキペ
ダル1の踏み増しによりブレーキ液圧を適宜増加させる
ことができると共に、上記ブレーキ液圧が一定値以上に
達っしたことを液圧スイッチ42、43が検出すると
(ステップS52)、コントローラ30の出力信号によ
りロックブレーキランプ49が点灯する(ステップS5
3)ので、車両が確実にロックされたことを運転者は容
易に知ることができ、また、ロックブレーキランプ49
が消灯していれば(ステップS54)、上記ブレーキ液
圧が一定値以上に達っしていないことを運転者は容易に
知ることができる。
とにより大きなブレーキ液圧を生じさせれば、このブレ
ーキ液圧がマグネットバルブ3、4によりフロントホイ
ールシリンダ及びリヤホイールシリンダに封入されて、
車両の前後輪に強いブレーキ力を継続的に作用させて車
両をロックさせることができ(ステップS51)、ま
た、ロックブレーキ力が不足する場合には、ブレーキペ
ダル1の踏み増しによりブレーキ液圧を適宜増加させる
ことができると共に、上記ブレーキ液圧が一定値以上に
達っしたことを液圧スイッチ42、43が検出すると
(ステップS52)、コントローラ30の出力信号によ
りロックブレーキランプ49が点灯する(ステップS5
3)ので、車両が確実にロックされたことを運転者は容
易に知ることができ、また、ロックブレーキランプ49
が消灯していれば(ステップS54)、上記ブレーキ液
圧が一定値以上に達っしていないことを運転者は容易に
知ることができる。
【0036】なお、警報ランプ44及びロックブレーキ
ランプ49は1つのランプにより適宜兼用させることも
可能であり、また、ロックブレーキ装置は、パーキング
ブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれているこ
とがパーキングストロークスイッチ37により検知され
れば、車両の停止が確実であると判断して、前記他の条
件をチェックすることなくロックブレーキ作動スイッチ
41のオンによりロックブレーキ装置の作動を開始させ
るようにすることも可能である。
ランプ49は1つのランプにより適宜兼用させることも
可能であり、また、ロックブレーキ装置は、パーキング
ブレーキレバー50が所定の強さ以上に引かれているこ
とがパーキングストロークスイッチ37により検知され
れば、車両の停止が確実であると判断して、前記他の条
件をチェックすることなくロックブレーキ作動スイッチ
41のオンによりロックブレーキ装置の作動を開始させ
るようにすることも可能である。
【0037】上記のように、ロックブレーキ作動ランプ
48及びロックブレーキランプ49が点灯することによ
り、ロックブレーキ装置が作動して車両を積極的に停止
させていることが示され、車両が坂道等に停止中であ
り、あるいは、強風下で駐車中であり、もしくは、車両
の積載荷重バランスが大きく変化するようなことがあっ
ても、車両が動き出すことは確実に制止されているの
で、作業者は安心して停止中の車両を各種の作業に従事
させることができる。
48及びロックブレーキランプ49が点灯することによ
り、ロックブレーキ装置が作動して車両を積極的に停止
させていることが示され、車両が坂道等に停止中であ
り、あるいは、強風下で駐車中であり、もしくは、車両
の積載荷重バランスが大きく変化するようなことがあっ
ても、車両が動き出すことは確実に制止されているの
で、作業者は安心して停止中の車両を各種の作業に従事
させることができる。
【0038】また、ロックブレーキ装置は、車両におけ
る以下の2つの状態のいずれかが検出された場合に作動
が解除される。 (14)パーキングブレーキレバー50の解除操作によ
りパーキングストロークスイッチ37がオフとなったと
き(ステップS55)。 (15)クラッチペダルの踏み込みがクラッチペダルス
トロークセンサ33により検出され(ステップS5
6)、または、変速装置が中立以外の状態にあることが
ニュートラルスイッチ34により検出されたとき(ステ
ップS57)。
る以下の2つの状態のいずれかが検出された場合に作動
が解除される。 (14)パーキングブレーキレバー50の解除操作によ
りパーキングストロークスイッチ37がオフとなったと
き(ステップS55)。 (15)クラッチペダルの踏み込みがクラッチペダルス
トロークセンサ33により検出され(ステップS5
6)、または、変速装置が中立以外の状態にあることが
ニュートラルスイッチ34により検出されたとき(ステ
ップS57)。
【0039】すなわち、上記(14)、(15)の場合
には、車両による各種の作業が終了して車両が移動する
と判断し、コントローラ30からの出力信号によりマグ
ネットバルブ3、4が開かれて、フロントホイールシリ
ンダ及びリヤホイールシリンダにおけるブレーキ液圧の
封入が解除され、車両前後輪に対するブレーキ力の保持
が消滅することにより(ステップS48)、車両の移動
を容易にすることができる。
には、車両による各種の作業が終了して車両が移動する
と判断し、コントローラ30からの出力信号によりマグ
ネットバルブ3、4が開かれて、フロントホイールシリ
ンダ及びリヤホイールシリンダにおけるブレーキ液圧の
封入が解除され、車両前後輪に対するブレーキ力の保持
が消滅することにより(ステップS48)、車両の移動
を容易にすることができる。
【0040】なお、上記坂道発進補助制御とロックブレ
ーキ制御とは共通のマグネットバルブ3、4を作動させ
るように構成されているが、図3に示されているよう
に、両制御の少なくとも一方の作動指示がコントローラ
30から出されるとマグネットバルブ3、4が閉じ、両
制御のいずれについても作動指示がコントローラ30か
ら出されていなければ、マグネットバルブ3、4は開か
れたままである。
ーキ制御とは共通のマグネットバルブ3、4を作動させ
るように構成されているが、図3に示されているよう
に、両制御の少なくとも一方の作動指示がコントローラ
30から出されるとマグネットバルブ3、4が閉じ、両
制御のいずれについても作動指示がコントローラ30か
ら出されていなければ、マグネットバルブ3、4は開か
れたままである。
【0041】上記装置においては、コントローラ30か
らの出力信号により開閉されるマグネットバルブ3、4
が、坂道発進補助装置及びロックブレーキ装置の要部と
して兼用されており、従って、坂道発進補助装置とロッ
クブレーキ装置とが併用されていても、ブレーキ液圧経
路の複雑化が防止されて、装置全体のコスト及び重量を
容易に軽減させることができると共に、装置各部の配置
も比較的自由となり、とくに、前記従来装置のように開
閉バルブを運転室内に設置する必要性は全くなくなるた
め、運転室内への配管も容易に簡略化できる一方、装置
各部は電気回路で接続すればすむため、全体構造を簡単
とすることができるので、この面からも装置コストを大
幅に低減させることができ、かつ、車両への装着作業も
大層簡便となる実用的長所がある。
らの出力信号により開閉されるマグネットバルブ3、4
が、坂道発進補助装置及びロックブレーキ装置の要部と
して兼用されており、従って、坂道発進補助装置とロッ
クブレーキ装置とが併用されていても、ブレーキ液圧経
路の複雑化が防止されて、装置全体のコスト及び重量を
容易に軽減させることができると共に、装置各部の配置
も比較的自由となり、とくに、前記従来装置のように開
閉バルブを運転室内に設置する必要性は全くなくなるた
め、運転室内への配管も容易に簡略化できる一方、装置
各部は電気回路で接続すればすむため、全体構造を簡単
とすることができるので、この面からも装置コストを大
幅に低減させることができ、かつ、車両への装着作業も
大層簡便となる実用的長所がある。
【0042】また、マグネットバルブ3、4はその作動
時に逆止弁として機能するため、ブレーキペダル1の踏
み増しにより、フロントホイールシリンダ及びリヤホイ
ールシリンダに保持されるブレーキ液圧を確実に増加さ
せて、車両に対するブレーキ力を増大させ、車両の安全
性を容易に高めることができる。
時に逆止弁として機能するため、ブレーキペダル1の踏
み増しにより、フロントホイールシリンダ及びリヤホイ
ールシリンダに保持されるブレーキ液圧を確実に増加さ
せて、車両に対するブレーキ力を増大させ、車両の安全
性を容易に高めることができる。
【0043】なお、上記実施形態例におけるコントロー
ラから、ロックブレーキ作動スイッチ、パーキングスト
ロークランプ及びロックブレーキ作動ランプと信号を授
受するコントローラ部分を、コントローラ本体から分離
して別体とし、これをコントローラ本体と1つの回線で
接続するようにすれば、ロックブレーキ装置をオプショ
ン設定する場合でも、コントローラ本体は全機種に共通
して使用することができて、便利である。
ラから、ロックブレーキ作動スイッチ、パーキングスト
ロークランプ及びロックブレーキ作動ランプと信号を授
受するコントローラ部分を、コントローラ本体から分離
して別体とし、これをコントローラ本体と1つの回線で
接続するようにすれば、ロックブレーキ装置をオプショ
ン設定する場合でも、コントローラ本体は全機種に共通
して使用することができて、便利である。
【0044】
【発明の効果】本発明にかかるブレーキ制御装置におい
ては、車両の停止時に、サービスブレーキのブレーキ作
動流体圧経路に設けられたバルブが閉じて、ブレーキペ
ダルの踏力に対応して封入されたブレーキ作動流体圧に
よりサービスブレーキが作動するので、車両を確実に停
止させておくことができると共に、パーキングブレーキ
が作動してロックブレーキ作動スイッチが操作された場
合にも、同じバルブが閉じて、ブレーキペダルの踏力に
対応して封入されたブレーキ作動流体圧によりサービス
ブレーキが作動し、車両を確実にロックさせることがで
きるので、装置全体の構成を非常に簡略化することが可
能となって、装置のコスト及び重量を容易に軽減するこ
とができ、また、車両への装着作業も簡便となる利点が
ある。
ては、車両の停止時に、サービスブレーキのブレーキ作
動流体圧経路に設けられたバルブが閉じて、ブレーキペ
ダルの踏力に対応して封入されたブレーキ作動流体圧に
よりサービスブレーキが作動するので、車両を確実に停
止させておくことができると共に、パーキングブレーキ
が作動してロックブレーキ作動スイッチが操作された場
合にも、同じバルブが閉じて、ブレーキペダルの踏力に
対応して封入されたブレーキ作動流体圧によりサービス
ブレーキが作動し、車両を確実にロックさせることがで
きるので、装置全体の構成を非常に簡略化することが可
能となって、装置のコスト及び重量を容易に軽減するこ
とができ、また、車両への装着作業も簡便となる利点が
ある。
【図1】本発明の実施形態例における概略配置図。
【図2】上記実施形態例における要部縦断面図。
【図3】上記実施形態例の全体的制御フローチャート。
【図4】上記実施形態例の要部制御フローチャート。
【図5】上記実施形態例の要部制御フローチャート。
【図6】上記実施形態例の要部制御フローチャート。
1 ブレーキペダル 2 ブレーキブースタ 3、4 マグネットバルブ 5 ブレーキアクチュエータ 30 コントローラ 31 作動スイッチ 32 調整スイッチ 33 クラッチペダルストロークセンサ 34 ニュートラルスイッチ 35 車速センサ 36 パーキングスイッチ 37 パーキングストロークスイッチ 38 ストップランプスイッチ 39 ドアスイッチ 40 キースイッチ 41 ロックブレーキ作動スイッチ 42、43 液圧スイッチ 44 警報ランプ 45 警報ブザー 46 パーキングブレーキランプ 47 パーキングストロークランプ 48 ロックブレーキ作動ランプ 49 ロックブレーキランプ 50 パーキングブレーキレバー
Claims (4)
- 【請求項1】 車両のサービスブレーキを作動させるブ
レーキペダルの操作を検出する第1検出手段と、エンジ
ンから走行装置への駆動力伝達が遮断状態にあることを
検出する第2検出手段と、上記車両におけるパーキング
ブレーキの作動状態を検出する第3検出手段と、上記サ
ービスブレーキのブレーキ作動流体圧経路に設けられた
常開バルブと、ロックブレーキ作動スイッチと、上記バ
ルブの制御手段とを有し、上記制御手段は、上記車両の
停止時に、上記第1検出手段により上記ブレーキペダル
の操作が検出され、かつ、上記第2検出手段により上記
駆動力伝達の遮断状態が検出された場合、及び、上記第
3検出手段により上記パーキングブレーキの作動状態が
検出され、かつ、上記ロックブレーキ作動スイッチが操
作された場合に、それぞれ上記バルブを閉じて上記ブレ
ーキペダルの踏力に対応したブレーキ作動流体圧を封入
することにより上記サービスブレーキを作動させるよう
に構成されたブレーキ制御装置。 - 【請求項2】 請求項1において、上記制御手段により
閉じられた上記バルブが逆止弁として機能するブレーキ
制御装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、上記
サービスブレーキのブレーキ作動流体圧経路に流体圧ス
イッチが設けられたブレーキ制御装置。 - 【請求項4】 請求項3において、上記流体圧スイッチ
が所定圧以上のブレーキ作動流体圧を検出したとき作動
する報知手段を有するブレーキ制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19605595A JPH0920230A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | ブレーキ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19605595A JPH0920230A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | ブレーキ制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0920230A true JPH0920230A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16351454
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19605595A Pending JPH0920230A (ja) | 1995-07-07 | 1995-07-07 | ブレーキ制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0920230A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401867B1 (ko) * | 2001-07-20 | 2003-10-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 제동장치 |
EP3205538A4 (en) * | 2014-10-09 | 2017-11-01 | Robert Bosch GmbH | Method and device for controlling vehicle brake for assisting vehicle departure |
CN113646217A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-11-12 | 株式会社万都 | 电子制动系统及其控制方法 |
-
1995
- 1995-07-07 JP JP19605595A patent/JPH0920230A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100401867B1 (ko) * | 2001-07-20 | 2003-10-17 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 제동장치 |
EP3205538A4 (en) * | 2014-10-09 | 2017-11-01 | Robert Bosch GmbH | Method and device for controlling vehicle brake for assisting vehicle departure |
CN113646217A (zh) * | 2019-03-29 | 2021-11-12 | 株式会社万都 | 电子制动系统及其控制方法 |
CN113646217B (zh) * | 2019-03-29 | 2024-04-26 | 汉拿万都株式会社 | 电子制动系统及其控制方法 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19991221 |