JP2003019951A - 車両用ブレーキ制御装置 - Google Patents

車両用ブレーキ制御装置

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JP2003019951A JP2001208256A JP2001208256A JP2003019951A JP 2003019951 A JP2003019951 A JP 2003019951A JP 2001208256 A JP2001208256 A JP 2001208256A JP 2001208256 A JP2001208256 A JP 2001208256A JP 2003019951 A JP2003019951 A JP 2003019951A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両停止時や車両発進時において、ドライバ
ーに不安感を与えないようにする。 【解決手段】 圧力供給源としてアキュムレータ3の圧
力を用いて、車輪11に対して主ブレーキを付与する主
ブレーキ装置2と、車輪11に補助ブレーキ力を付与す
る補助ブレーキ装置7と、ドライバーの操作により、補
助ブレーキ力を作動または解除するPKBスイッチ22
と、主ブレーキ力を制御する主ブレーキコントローラと
を備えたブレーキ制御装置1において、主ブレーキコン
トローラ10は、PKBスイッチ22の操作状態により
補助ブレーキを主ブレーキ力の圧力を圧力センサ13に
検出し、圧力センサ13により検出された圧力が所定圧
PAcc4より低い場合には補助ブレーキ装置7に対し
て、補助ブレーキ力の解除を禁止するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ブレーキ制御装
置に関するものであり、特に、第1ブレーキ装置と第1
ブレーキ装置を補助する第2ブレーキ装置を備えた車両
用ブレーキ制御装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、車両用ブレーキ制御装置は、ドラ
イバーのブレーキ操作により発生するブレーキ力を加圧
して、加圧されたブレーキ力を車輪に付与するものであ
るが、この場合、十分なブレーキ力を確保する為、圧力
供給源としてアキュムレータを用いている。アキュムレ
ータは、アキュムレータからブレーキ装置までの間の油
圧通路に取りつけられた圧力センサによりアキュムレー
タ圧が検出され、アキュムレータの圧力(アキュムレー
タ圧)が低圧になると駆動され、高圧になると駆動が停
止されるようコントローラにより制御される。
【0003】この様な制御装置において、イグニッショ
ンスイッチのオンの前にあらかじめポンプ駆動回路を動
作させて、アキュムレータ圧を所定の設定値まで上昇さ
せ、イグニッションスイッチのオン迄にブレーキ倍力作
用を果たすようにしたものが、例えば、特開平6−14
4203号公報において開示されている。この公報に
は、運転者の動作によりドアスイッチをオン動作させて
モータ作動用回路を予め通電させ、イグニッションスイ
ッチのオン前にアキュムレータへの蓄圧を図り、イグニ
ッションスイッチのオン時にアキュムレータの蓄圧を完
了させるようにしている。
【0004】また、特開平6−127317号公報で
は、車両のイグニッションスイッチがオフ状態にあって
も、ブレーキペダルを踏み込むことによりブレーキ連動
スイッチがオンされて、そのスイッチ信号を基にして油
圧ブースタのモータが駆動され、油圧ブレーキを正常に
動作させる構成を取っている。更にこの公報には、ドア
の開閉に連動するドア開閉連動スイッチ、アクセルペダ
ルの操作に連動するアクセルペダル連動スイッチ、クラ
ッチペダルに連動するクラッチ連動スイッチ、車輪速に
連動する車輪速連動スイッチのいずれかにより、油圧ブ
ースタのモータが駆動され、油圧ブレーキを正常に動作
させるようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した特開平6−1
44203号公報では、ドアの開閉操作により、イグニ
ッションスイッチのオン前に、アキュムレータへの蓄圧
を行なうようにしており、この場合には、次の様な問題
が発生し得る。例えば、車両キーをキーシリンダから抜
き、長時間車両を放置し、アキュムレータに蓄圧されな
い状態の下で、ドライバーが降車前にブレーキペダルを
何回も踏み込み(ポンピング操作を行う)、車両のブレ
ーキ圧力を抜いてしまい、その後、車両を急いで発進さ
せたい場合には、ドライバーは急いで車両のドアを開
け、車両に乗り込むと同時にドアを閉め、ブレーキペダ
ルを踏み込んで、車両キーを素早く廻す。そして、イグ
ニッションスイッチをオンしてエンジンを始動し、ギヤ
をドライブギヤに入れ、パーキングブレーキを解除し
て、車両を発進させる動作を行なう。この様な急いだ状
態では、ドアの開閉操作から発進までの間の時間が短
く、イグニッションスイッチをオン後、アキュムレータ
に十分に圧力が蓄圧されない状態で車両を発進させるこ
とになる。この場合、ドライバーはブレーキペダルを踏
んでいたとしても、アキュムレータに圧力が十分蓄圧さ
れた状態となっていない。このため、車両停止時や車両
発進時には十分なブレーキが作動せず、ドライバーにと
って不安感を与えてしまうものとなる。特に坂路におい
ては、不安感が大きくなる。
【0006】また、特開平6−127317号でも、イ
グニッションスイッチがオフ時に、ブレーキペダル、ド
ア、アクセルペダル、クラッチペダル、車輪速等を検知
してモータを駆動し、ブレーキ力を確保するようにして
はいるが、1つの信号の状態だけを検知していることか
ら、上記と同様の問題が発生する。
【0007】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、車両停止時や車両発進時において、
ドライバーに不安感を与えないようにすることを課題と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた技術的手段は、ブレーキ操作により車輪に対
して、第1ブレーキ力を付与する第1ブレーキ手段と、
該第1ブレーキ手段に圧力を供給する圧力供給手段と、
前記車輪に対して第2ブレーキ力を付与する第2ブレー
キ手段と、操作により、前記第2ブレーキ手段に対して
前記第2ブレーキ力を付与または解除させる第2ブレー
キ操作手段と、前記第1ブレーキ手段に供給する圧力を
検出する圧力検出手段、前記圧力供給手段を前記圧力検
出手段からの情報に基づいて制御する制御手段と、を備
えた車両用ブレーキ制御装置において、前記制御手段
は、前記圧力検出手段により検出された圧力が所定圧よ
り低い場合、前記第2ブレーキ手段に対して、第2ブレ
ーキ力の解除を規制するようにしたことである。
【0009】上記の構成によれば、制御手段は圧力検出
手段により検出された圧力が所定圧より低い場合、第2
ブレーキ手段に対して、第2ブレーキ力の解除を規制す
るようにしたので、第1ブレーキ手段に供給する圧力が
所定圧より低い場合でも、第2ブレーキ力が付与される
ため、車両停止時や車両発進時でも、第1ブレーキ力と
第2ブレーキ力の和でブレーキ力が確保される。このこ
とから、車両停止時や車両発進時において、ドライバー
に不安感を与えない構成となる。
【0010】この場合、検出された圧力が所定圧よりも
低い場合、第2ブレーキ力を付与して、前記第1ブレー
キ力を補助するようにすれば、第1ブレーキ力と第2ブ
レーキ力との調整により、確実なブレーキ力が確保され
る。この際、坂道等に車両を停止させる場合にも、第1
ブレーキ力と第2ブレーキ力との調整により、停止させ
ることが可能となる。
【0011】また、制御手段は、圧力供給手段を制御す
る第1制御手段と、第2ブレーキ手段を制御する第2制
御手段とを備え、第2ブレーキ操作手段の状態が第2制
御手段に入力され、第2制御手段は第1制御手段に対し
て、圧力供給手段を作動させる要求信号を伝えるように
すれば、第1制御手段が備えていた、車輪に対して第2
ブレーキ力を付与させる機能を分割し、その機能を第2
制御手段に持たせられるので、第1制御手段の演算負荷
が減り、第1制御手段の兼価化が可能となる。また、第
1制御手段と第2制御手段とをつないで、ブレーキ制御
における必要情報の授受を行なうことが可能となる。更
に、第2ブレーキ操作手段の状態を第2制御手段により
受け、第1制御手段に圧力供給手段を作動させる要求信
号を伝えてやれば、第1制御手段の外部からの圧力供給
手段の起動が行なえる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、車両用のブレー
キ制御装置1の第1実施形態におけるシステム構成図で
ある。
【0013】図1において、車両の車輪11は前後2系
統のブレーキ配管(前後配管)がなされている。例え
ば、右前輪(FR輪)11a、左前輪(FL輪)11b
の前輪と、右後輪(RR輪)11c、左後輪(RL輪)
11dの後輪は、それぞれブレーキペダル20を踏み込
むときの操作力に応じて、リニアにブレーキ力(主ブレ
ーキ力となる)が生成される主ブレーキ装置2に接続さ
れている。主ブレーキ装置2は、ドライバーによって、
ブレーキペダル20が踏み込まれることにより、内部で
ブレーキの圧力(主ブレーキ圧)が発生し、その圧力が
各車輪11に対して付与されることで、ブレーキ(主ブ
レーキ)が作動するようになっている。主ブレーキ装置
2には圧力供給源として圧力供給装置5が接続され、こ
こにはアキュムレータ3とアキュムレータ3に蓄圧を行
なうモータ4が取り付いている。また、主ブレーキ装置
2に供給するアキュムレータ3の圧力(アキュムレータ
圧と言う)の検出を行なう圧力センサ13が圧力供給装
置5に備え付いている。このアキュムレータ3は、モー
タ4を駆動することにより、外部圧力装置5の内部に配
設されるポンプが駆動され、アキュムレータ3が蓄圧さ
れ、主ブレーキ装置2へ蓄圧された圧力が供給される。
【0014】また、主ブレーキコントローラ10は、ア
キュムレータ3に蓄圧を行なうモータ4を制御するもの
であり、圧力供給装置5に取りつけられた圧力センサ1
3により検出されるアキュムレータ3の圧力信号を受け
て、主ブレーキの圧力を常に所定の圧力範囲にするよう
様、モータ4に対するモータ駆動信号を出力する。この
モータ駆動信号を受けて、モータ4は駆動される。
【0015】一方、後輪(RR輪11c、RL輪11
d)には、モータ8の駆動によって補助ブレーキが作動
し、後輪には更に補助ブレーキが作動する構成となって
いる。尚、本実施形態において、補助ブレーキは、一例
としてパーキング(PKB)ブレーキを例に取って説明
を行なうが、これに限定されるものではない。ここに示
される補助ブレーキとは、主ブレーキの発生する主ブレ
ーキ力にして、補助ブレーキ力を与えるものであれば、
何でも良いものとする。この様な補助ブレーキ装置7
は、補助ブレーキ用に設けられたモータ8をコントロー
ラにより駆動することによって、例えば、後輪(RR
輪、RL輪)に設けられた補助ブレーキ機構をモータ8
により作動させ、ワイヤ12で引っ張ることよって、後
輪に主ブレーキの補助となる補助ブレーキを作動させる
構成を取っている。
【0016】この場合、主ブレーキコントローラ10に
は、圧力センサ13からの圧力信号、ブレーキペダル2
0に取り付けられたストップ(STP)スイッチ21か
らのストップ信号、補助ブレーキ(例えば、PKB)ス
イッチ22のスイッチからの信号が入力される他、外部
の図示しないコントローラまたはセンサからの外部信号
として、車両の傾斜状態を示す傾斜信号、車速を示す車
速信号が入力されている。主ブレーキコントローラ10
は、これらの信号を基にして、補助ブレーキ装置7を作
動させるモータ8を駆動するモータ駆動信号を出力す
る。
【0017】この様な、主ブレーキコントローラ10、
圧力供給装置5、補助ブレーキ装置7は、車両に搭載さ
れたバッテリ9から電源(例えば、12V)が供給され
るようになっている。
【0018】そこで、図1に示す主ブレーキコントロー
ラ10の処理について、図2を参照して説明する。主ブ
レーキコントローラ10は、主ブレーキ装置2の圧力が
十分でない場合に、アキュムレータ3に圧力を蓄圧し
て、蓄圧された圧力を主ブレーキ装置2に供給し、ブレ
ーキ作動を行なうものである。また、ブレーキ力が主ブ
レーキ力では十分でない場合に、必要に応じて補助ブレ
ーキ装置7の助けを借りる為、補助ブレーキ装置7に対
して、モータ駆動信号を出力する。
【0019】主ブレーキコントローラ10に、電源が供
給される(主ブレーキコントローラ10が、バッテリに
最初接続される)と、ステップS11にてイニシャル処
理を行なう。イニシャル処理では、主ブレーキコントロ
ーラ内部のROM,RAMの状態がチェックされた後、
主ブレーキの制御に必要な初期値がRAMに代入され、
初期設定がなされる。ステップS12ではシステム状態
のフラグによりチェックがなされ、システム動作が正常
な場合には、ステップS13に示す通常制御を行なう
が、システムが異常の場合にはステップS14にて異常
処理を行なう。その後、主ブレーキのシステムが正常に
動作されるかがチェックされ、ここでシステムが正常な
場合には正常フラグをセットし、異常の場合には異常フ
ラグをセットしてシステムの状態フラグをセットした
後、ステップS12に戻り、ステップS12からステッ
プS15までの処理を繰り返す。尚、ここでのシステム
の状態フラグ設定は、1ビットを用いて、システムが正
常な場合のみ、あるいは、システムが異常の場合のみ、
ビットをセットしても良い。
【0020】次に、図4を参照して、通常制御について
説明する。ここに示す通常制御では、主ブレーキの圧力
状態により、アキュムレータ3の蓄圧開始/停止の動作
および補助ブレーキ(PKB)の解除許可/禁止を行な
う。つまり、圧力センサ13によって検出されるアキュ
ムレータの圧力が、PAcc1よりも高ければ、アキュ
ムレータ3には十分な圧力があることから、モータ4へ
の駆動信号を停止状態として、アキュムレータ3の蓄圧
を行なう動作を停止する。また、その圧力が低下し、所
定圧力PAcc1より低いPAcc2以下になると、ア
キュムレータ圧が低下したと見なして、アキュムレータ
3への蓄圧動作を開始し、アキュムレータ3に蓄圧を行
なうために、モータ4を駆動する駆動信号を、主ブレー
キコントローラ10は出力する。
【0021】また、所定圧力PAcc2より低いPAc
c3よりも高ければ、まだ主ブレーキ装置2のブレーキ
力が十分ではないがブレーキ圧が残っていることから、
補助ブレーキであるパーキングブレーキを解除しても、
十分と見なし、PKBの解除許可を行なう。更に、アキ
ュムレータ圧がAcc所定圧PAcc3よりも低いPA
cc4よりも低い場合には、補助ブレーキを解除した場
合に主ブレーキのみでは車両のブレーキ力を確保できな
いものと見なし、PKBの解除を禁止する。つまり、ア
キュムレータの蓄圧動作およびPKBの解除許可/禁止
では圧力上昇および下降でヒステリシスをもっている。
【0022】次に、図3を参照して、ステップS13に
示す第1実施形態での通常制御について説明する。ステ
ップS21ではアキュムレータ3の圧力(Acc圧力)
が所定圧力PAcc1よりも低いかがチェックされ、P
Acc1以上の高い圧力の場合にはアキュムレータ圧が
十分にあることから、ステップS2Aにて、アキュムレ
ータ3への蓄圧動作を停止するモータ駆動信号を出力
(低い電位状態またはPWM出力の場合にはデューティ
比=0)とする。また、この場合には補助ブレーキを解
除できるPKB解除許可フラグをセットした後、この処
理を終了する。一方、ステップS21にてAcc圧力が
所定圧力PAcc1より低い場合には、ステップS22
にて、今度は、所定圧力PAcc2より低いかがチェッ
クされる。ここで、PAcc2以上(PAcc1からP
Acc2の範囲)の場合にはアキュムレータ圧が十分に
あることから、ステップS2Bにて補助ブレーキを解除
できるPKB解除許可フラグをセットした後、この処理
を終了する。アキュムレータ圧がPAcc2よりも低く
なると、ステップS23にて蓄圧動作を開始し、モータ
4を駆動するモータ駆動信号を出力する。
【0023】つまり、ステップS21からステップS2
3の処理では、アキュムレータ圧がPacc2より低く
なると蓄圧が開始され、圧力が上昇してPAcc1より
も高くなると蓄圧を停止することによって、ヒステリシ
スをもって、アキュムレータ圧を常に一定の範囲に保持
する様、モータ駆動信号が出力(高電位またはPWMの
場合にはデューティ制御)される。
【0024】次に、ステップS24にて、アキュムレー
タ3のAcc圧力が所定圧力PAcc3より低いかが、
チェックされる。PAcc3以上(PAcc2からPA
cc3の範囲)の場合には、アキュムレータ圧はそれほ
ど高くはないが、補助ブレーキを解除しても主ブレーキ
力で確保できることにより、ステップS2Cにて、PK
B解除許可フラグをセットした後、この処理を終了す
る。ここで、アキュムレータ圧がPAcc3よりも低く
なると、今度は、Acc圧力が所定圧力PAcc4より
低いかがチェックされる。ここで、PAcc4よりも高
い場合にこの処理を終了するが、PAcc4より低い場
合には、主ブレーキの圧力が十分に確保されないものと
見なし、PKB解除禁止フラグをセットする。
【0025】つまり、ステップS24からステップS2
6までの処理では、あまりにもアキュムレータ圧が低く
なると、補助ブレーキ力を解除した場合に主ブレーキ力
のみでは車両のブレーキ力が十分に機能しないため、補
助ブレーキの解除を禁止するようにしている。また、こ
の場合、補助ブレーキの解除を禁止するのではなく、補
助ブレーキの解除を緩慢に行うことでも、その目的を達
成できる。
【0026】その後、ステップS27ではPKBの解除
要求があるかがチェックされる。ここで、PKBの解除
要求とは、ドライバーによりPKBスイッチ22が状態
スイッチの場合には解除方向に押された、もしくは、レ
バー操作の場合には解除方向に操作されたか否かがチェ
ックされる、PKB解除要求がある(例えば、PKBス
イッチ22が、操作された状態)場合にはステップS2
8に進み、PKB解除要求がない(例えば、PKBスイ
ッチ22が、操作されていない状態)場合には、ステッ
プS2D進む。
【0027】ドライバーがからのPKB解除要求を受け
て、ステップS28では今度はPKBの解除許可フラグ
がセットされているかがチェックされる。ここで、PK
B解除許可フラグがセットされていない場合には、PK
Bの解除動作を行わない。しかし、PKB解除許可フラ
グがセットされている場合には、ステップS29にてP
KB解除動作を行い、主ブレーキコントローラ10は、
モータ8を駆動するモータ駆動信号を出力し、ワイヤ1
2を引っ張り、補助ブレーキを作動させる。
【0028】一方、ステップS27にて、ドライバーか
らのPKB解除要求がない場合には,次に、ステップS
2DにてPKB作動要求がある(PKBスイッチ22に
よる動要求の操作がなされた)かがチェックされる。こ
こで、PKB作動要求がない場合には、補助ブレーキに
対して現在の状態を保持するが、PKB作動要求がある
と、ステップS2Eにてワイヤ12を引っ張ることによ
り後輪に補助ブレーキ力を付与するために、モータ8に
対してモータ駆動信号を出力し、PKBの作動動作を行
う。
【0029】つまり、ステップS27からステップS2
9までの処理では、補助ブレーキの解除要求がドライバ
ーからあっても、主ブレーキ力のみでは車両において十
分にブレーキ力が確保されないものと見なし、補助ブレ
ーキの解除を行わないようにしている。これにより、車
両が停止状態あるいは車両を停止状態から発進させる状
態で、ブレーキペダル20を踏んでいる状態の下、補助
ブレーキを解除しても、主ブレーキによるブレーキ力が
十分にきかないことによる不安感、つまり、ドライバー
に発進時の不安感を与えないようにすることができる。
【0030】次に、第2実施形態について説明する。こ
の第2実施形態では、主に、第1実施形態で示す主ブレ
ーキコントローラ10から、補助ブレーキを制御する機
能を補助ブレーキコントローラ6に分割し、補助ブレー
キコントローラ6を補助ブレーキ装置7と一体で設けて
いる。この主ブレーキコントローラ10aと補助ブレー
キコントローラ6とを通信線25で結んで、主ブレーキ
および補助ブレーキに関するブレーキ制御に必要なセン
サおよび車両状態に係わる情報を送受信により授受する
形態を取っている。また、第2実施形態では、車両状態
を検出するPKBスイッチ22、および、外部コントロ
ーラからの傾斜信号、車速は、主ブレーキコントローラ
10aへの入力ではなく、補助ブレーキコントローラ6
に入力される構成としている。更に、その他の構成にお
いては、上記した第1実施形態の構成と略同一であるた
め、異なる部分を中心に詳細な説明を行う。
【0031】図6では、主ブレーキコントローラ10a
の主ブレーキ制御におけるメインルーチンの処理を示
す。ここに示す、ステップS31からステップS35ま
での処理は、図2に示す処理(ステップS11からステ
ップS15までの処理)と基本的に同じ処理を行う。つ
まり、ステップS31では主ブレーキコントローラ10
aのイニシャル処理が行われ、ステップS32にて主ブ
レーキ装置10aのシステム状態フラグの状態がチェッ
クされる。ここでは、システム状態フラグを見て、主ブ
レーキのシステムが正常な場合にはステップS33にて
通常制御を行い、異常の場合にはステップS34にて異
常処理を行い、その後、システムチェックをステップS
35にて行う。ステップS35では、主ブレーキのシス
テムが異常な場合に、システム状態フラグをセットす
る。
【0032】次のステップS36では主ブレーキコント
ローラ10aの状態が、待機以降になったかがチェック
される。ここでの待機以降とは、例えば、一例としてイ
グニッションスイッチがオン状態からオフ状態になった
かが、チェックされる。ここで、イグニッションスイッ
チがオフ状態になると、低消費電力のスリープ状態とな
るが、そうでないと、ステップS32に戻り、ステップ
S32からのステップS36までの処理を繰り返す。
【0033】スリープ状態になると、ステップS57に
て、補助ブレーキコントローラ10aからの蓄圧要求が
セットされたデータが、通信線を介して送られてきた
か、若しくは、イグニッションスイッチがオフ状態から
オン状態になって待機解除がなされたか、によりウェイ
クアップする。ウェイクアップすると、主ブレーキコン
トローラ10aは、上記した様に、ステップS32から
の主ブレーキ制御に関する処理を繰り返す。つまり、こ
こでの処理は、イグニッションスイッチがオフ状態とな
った後、ドライバーによるPKBスイッチ22の入力操
作がない場合には低消費電力のスリープ状態を維持する
が、PKBスイッチ22の操作入力があると直ぐにウェ
イクアップして、主ブレーキ制御を行なうようになって
いる。
【0034】次に、図7を参照して、主ブレーキコント
ローラ10aの通常制御について説明する。ステップS
41ではアキュムレータ3の圧力(Acc圧力)が所定
圧力PAcc1よりも低いかがチェックされ、PAcc
1以上の高い圧力の場合にはアキュムレータ圧が十分に
あることから、ステップS47にて、アキュムレータ3
への蓄圧動作を停止するモータ駆動信号を出力(低い電
位状態またはPWM出力の場合にはデューティ比=0)
とする。また、この場合には補助ブレーキを解除できる
PKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了
する。一方、ステップS41にてAcc圧力が所定圧力
PAcc1より低い場合には、ステップS42にて、今
度は、所定圧力PAcc2より低いかがチェックされ
る。ここで、PAcc2以上(PAcc1からPAcc
2の範囲)の場合にはアキュムレータ圧が十分にあるこ
とから、ステップS48にて補助ブレーキを解除できる
PKB解除許可フラグをセットした後、この処理を終了
する。アキュムレータ圧がPAcc2よりも低くなる
と、ステップS43にて蓄圧動作を開始し、モータ4を
駆動するモータ駆動信号を出力する。
【0035】つまり、ステップS41からステップS4
3の処理では、アキュムレータ圧がPacc2より低く
なると蓄圧が開始され、圧力が上昇してPAcc1より
も高くなると蓄圧を停止することによって、ヒステリシ
スをもって、アキュムレータ圧を常に一定の範囲に保持
する様、モータ駆動信号が出力(高電位またはPWMの
場合にはデューティ制御)される。
【0036】次に、ステップS44にて、アキュムレー
タ3のAcc圧力が所定圧力PAcc3より低いかが、
チェックされる。PAcc3以上(PAcc2からPA
cc3の範囲)の場合には、アキュムレータ圧はそれほ
ど高くはないが、補助ブレーキを解除しても主ブレーキ
力で確保できることにより、ステップS49にて、PK
B解除許可フラグをセットした後、この処理を終了す
る。ここで、アキュムレータ圧がPAcc3よりも低く
なると、今度は、ステップS45にてAcc圧力が所定
圧力PAcc4より低いかがチェックされる。ここで、
PAcc4よりも高い場合にこの処理を終了するが、P
Acc4より低い場合には、主ブレーキの圧力が十分に
確保されないものと見なし、PKB解除禁止フラグをセ
ットする。
【0037】つまり、ステップS44からステップS4
6までの処理では、あまりにもアキュムレータ圧が低く
なると、補助ブレーキ力を解除した場合に主ブレーキ力
のみでは車両のブレーキ力が十分に機能しないため、補
助ブレーキの解除を禁止するようにしている。
【0038】次に、図8と図9を参照して、補助ブレー
キコントローラ6の補助ブレーキ制御について説明す
る。図8に示すステップS51からステップS55まで
の処理は、上記した第1実施形態におけるステップS1
1からステップS15までの処理と基本的に同じであ
る。
【0039】補助ブレーキコントローラ6に、電源が供
給される(補助ブレーキコントローラ6が、バッテリに
最初接続される)と、ステップS51にてイニシャル処
理を行なう。イニシャル処理では、補助ブレーキコント
ローラ内部のROM,RAMの状態がチェックされた
後、補助ブレーキの制御に必要な初期値がRAMに代入
され、初期設定がなされる。ステップS52では補助ブ
レーキシステム状態のフラグによりチェックがなされ、
そのシステム動作が正常な場合には、ステップS53に
示す通常制御を行なうが、そのシステムが異常の場合に
はステップS54にて異常処理を行なう。その後、補助
ブレーキのシステムが正常に動作されるかがチェックさ
れる。ここで、補助ブレーキのシステムが正常な場合に
は正常フラグをセットし、異常の場合には異常フラグを
セットしてシステムの状態フラグをセットする。尚、こ
こでの補助ブレーキシステムの状態フラグ設定は、1ビ
ットを用いて、システムが正常な場合のみ、あるは、シ
ステムが異常の場合のみ、ビットをセットしても良い。
【0040】その後、ステップS56では、今度、補助
ブレーキコントローラ6の待機への移行状態がチェック
される。ここでの待機移行状態とは、例えば、イグニッ
ションスイッチがオフされた後、補助ブレーキコントロ
ーラ6は低消費電力状態を維持するが、そうでないと、
ステップS52に戻り、ステップS52からステップS
56の処理を繰り返す。
【0041】イグニッションスイッチがオフ状態となっ
た状態下で、ドライバーがPKBスイッチ22を操作す
るか、もしくは、イグニッションスイッチがオフ状態か
らオン状態となり、待機解除されると、主ブレーキコン
トローラ10の動作起動を行なう蓄圧要求フラグをセッ
トした後、ステップS52に戻り、ステップS52から
の処理を繰り返し、通常の補助ブレーキ制御を行う。
【0042】次に、図9に示す補助ブレーキ制御につい
て説明する。ステップS61ではPKBの解除要求があ
るかがチェックされる。ここで、PKBの解除要求と
は、ドライバーによりPKBスイッチ22が解除方向に
押されたもしくは操作されたか否かがチェックされる、
PKB解除要求がある(PKBスイッチ22が、操作さ
れた状態)と、ステップS62に進み、PKB解除要求
がない(PKBスイッチ22が、操作されていない状
態)と、ステップS64に進む。
【0043】ステップS61のドライバーからのPKB
解除要求を受けて、ステップS62では今度はPKBの
解除許可フラグがセットされているかがチェックされ
る。ここでは、PKB解除許可フラグがセットされてい
ない場合にはまだPKBの解除動作を行わず、PKBの
状態は現在の状態を保持する。しかし、PKB解除許可
フラグがセットされている場合には、ステップS63に
てPKB解除動作を行う。ここでは、モータ8に対して
モータ駆動信号を出力し、ワイヤ12を引っ張り、後輪
に補助ブレーキを作動させる。
【0044】一方、ステップS61にて、ドライバーか
らのPKB解除要求がない場合には,今度は、ステップ
S64にてPKB作動要求があるかがチェックされる。
ここで、PKB作動要求がない場合には、現在の状態を
保持するが、PKB作動要求があると、ステップS65
にてモータ8に対してモータ駆動信号を出力し、PKB
の作動動作を行い、ワイヤ12を引っ張り、後輪に補助
ブレーキ力を付与する。
【0045】つまり、ステップS61からステップS6
5までの処理では、補助ブレーキの解除要求がドライバ
ーからの操作によりあっても、PKB解除許可フラグが
セットされるのを待ってから(主ブレーキ装置2の圧力
源となるAcc圧力が十分に上昇してから)しか、補助
ブレーキ力の解除を行わないようにしている。これによ
り、車両の停止状態あるいは車両を発進させる状態で、
補助ブレーキを解除しても、停止あるいは発進時にブレ
ーキ力が十分にきかないことによる、ドライバーに不安
感を与えないようにすることができる。
【0046】第2実施形態においては、アキュムレータ
3を制御し、車輪11に主ブレーキ力を付与する主ブレ
ーキコントローラ10と、補助ブレーキ装置7を制御
し、後輪に補助ブレーキ力を付与する補助ブレーキコン
トローラ6とを備え、ブレーキ機能を別々にもたせるこ
とにより、主ブレーキコントローラ10の演算負荷を減
らすことができる。これにより、主ブレーキコントロー
ラ10は高価なものは必要なく、兼価化できる。この場
合、主ブレーキコントローラ10と補助ブレーキコント
ローラ6とを通信線25によりつないで、主ブレーキや
補助ブレーキのブレーキ制御における必要情報(必要デ
ータ)の授受を行なうことができる。これにより、PK
Bスイッチ22の状態や車両の傾斜状態、車速状態とい
った車両の状態をもう一方のコントローラに伝え、必要
に応じて主ブレーキ力と補助ブレーキ力をうまく調和さ
せてブレーキを作動させることができる。この場合、主
ブレーキ力と補助ブレーキ力のブレーキ力の強さを任意
あるいは必要に応じて変えることにより、坂道等に車両
を停止させたりできる。また、ドライバーの発進意図ま
たは発進操作を検知して、ドライバーに不安を与えない
範囲において、補助ブレーキを瞬時または徐々に解除す
ることができる。更には、PKBスイッチ22の操作状
態を補助ブレーキコントローラ6に入力し、主ブレーキ
コントローラ10に対して、アキュムレータ3を駆動す
るときの要求信号を通信線により送ることで、主ブレー
キコントローラ10の外部からアキュムレータ3を駆動
動作させる、トリガを与えてやることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、制御手段は圧力検出手
段の圧力が所定圧より低い場合、第2ブレーキ手段に対
して、第2ブレーキ力の解除を禁止するようにしたの
で、第1ブレーキ力が所定圧より低い場合でも、第2ブ
レーキ力が付与されるため、車両停止時や車両発進時で
も、第1ブレーキ力と第2ブレーキ力の和でブレーキ力
が確保され、ドライバーに不安感を与えないようにする
ことができる。
【0048】この場合、検出された圧力が所定圧よりも
低い場合、第2ブレーキ力を付与して、前記第1ブレー
キ力を補助するようにすれば、第1ブレーキ力と第2ブ
レーキ力との調整により、確実なブレーキ力が確保でき
る。この際、坂道等に車両を停止させる場合にも、第1
ブレーキ力と第2ブレーキ力との調整により停止させる
ことができる。
【0049】また、制御手段は、圧力供給手段を制御す
る第1制御手段と、第2ブレーキ手段を制御する第2制
御手段とを備え、第2ブレーキ操作手段の状態が第2制
御手段に入力され、第2制御手段は第1制御手段に対し
て、圧力供給手段を作動させる要求信号を伝えるように
すれば、第1制御手段が備えていた、車輪に対して第2
ブレーキ力を付与させる機能を分割できる。この場合、
第2ブレーキ付与に関する機能を第2制御手段に持たせ
られるので、第1制御手段の演算負荷が減り、第1制御
手段の兼価化ができる。また、第1制御手段と第2制御
手段とをつないで、ブレーキ制御における必要情報の授
受を行なうことができ、第2ブレーキ操作手段の状態を
第2制御手段により受け、第1制御手段に圧力供給手段
を作動させる要求信号を伝えてやれば、第1制御手段の
外部から圧力供給手段の起動ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における車両用ブレーキ
制御装置の構成図である。
【図2】図1に示す主ブレーキコントローラの制御にお
けるフローチャートである。
【図3】図2に示す通常制御のフローチャートである。
【図4】図1に示すアキュムレータの駆動動作およびア
キュムレータ圧に基づく補助ブレーキ(PKB)の許可
/禁止を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態における車両用ブレーキ
制御装置の構成図である。
【図6】図5に示す主ブレーキコントローラの処理にお
けるメインルーチンのフローチャートである。
【図7】図6に示す通常制御のフローチャートである。
【図8】図5に示す補助ブレーキコントローラの処理に
おけるメインルーチンのフローチャートである。
【図9】図8に示す通常制御のフローチャートである。
【符号の説明】
1 ブレーキ制御装置 2 主ブレーキ装置(第1ブレーキ手段) 3 アキュムレータ(圧力供給手段) 4 モータ(圧力供給手段) 5 圧力供給装置(圧力供給手段) 6 補助ブレーキコントローラ(制御手段、第2制御手
段) 7 補助ブレーキ装置(第2ブレーキ手段) 8 モータ(第2ブレーキ手段) 10 主ブレーキコントローラ(制御手段、第1制御手
段) 11(11a,11b,11c,11d) 車輪 12 ワイヤ(第2ブレーキ手段) 13 圧力センサ(圧力検出手段) 20 ブレーキペダル(第1ブレーキ手段) 22 補助ブレーキ操作スイッチ(第2ブレーキ操作手
段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブレーキ操作により車輪に対して、第1
    ブレーキ力を付与する第1ブレーキ手段と、 該第1ブレーキ手段に圧力を供給する圧力供給手段と、 前記車輪に対して第2ブレーキ力を付与する第2ブレー
    キ手段と、 操作により、前記第2ブレーキ手段に対して前記第2ブ
    レーキ力を付与または解除させる第2ブレーキ操作手段
    と、 前記第1ブレーキ手段に供給する圧力を検出する圧力検
    出手段と、 前記圧力供給手段を前記圧力検出手段からの情報に基づ
    いて制御する制御手段と、を備えた車両用ブレーキ制御
    装置において、 前記制御手段は、前記圧力検出手段により検出された圧
    力が所定圧より低い場合、前記第2ブレーキ手段に対し
    て、第2ブレーキ力の解除を規制することを特徴とする
    車両用ブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 検出された圧力が前記所定圧よりも低い
    場合、前記第2ブレーキ力を付与して、前記第1ブレー
    キ力を補助することを特徴とする請求項1に記載の車両
    用ブレーキ制御装置。
  3. 【請求項3】 前記制御手段は、前記圧力供給手段を制
    御する第1制御手段と、前記第2ブレーキ手段を制御す
    る第2制御手段とを備え、前記第2ブレーキ操作手段の
    状態が前記第2制御手段に入力され、前記第2制御手段
    は前記第1制御手段に対して、前記圧力供給手段を作動
    させる要求信号を伝えることを特徴とする請求項1に記
    載の車両用ブレーキ制御装置。
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