JP7255515B2 - シフト制御装置 - Google Patents
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車両のシフトレバー(15a)の位置に応じて、動力伝達装置(14)のシフト位置を複数のシフト位置のうちの一つへと切り替えるシフト切替機構であって、前記複数のシフト位置は、駆動輪に駆動力が伝達されず且つ前記車両が機械的に停止位置にロックされる位置である駐車位置、駆動輪に駆動力が伝達されず且つ前記車両が機械的に停止位置にロックされない位置であるニュートラル位置、駆動輪に前記車両を前進させる駆動力が伝達される位置である前進位置、及び、駆動輪に前記車両を後進させる駆動力が伝達される位置である後進位置を少なくとも含む、シフト切替機構(17)と、
前記シフト切替機構を制御する制御装置(10)と、
を備える。
前記制御装置は、前記シフトレバーの位置が前記駐車位置又は前記ニュートラル位置に対応する位置(P又はN)から前記前進位置又は前記後進位置に対応する位置(D又はR)に変更された場合に、
第1条件及び第2条件が成立するか否かを判定し(ステップ202及びステップ203)、
前記第1条件及び前記第2条件の両方が成立したときに(ステップ202:Yes及びステップ203:Yes)、前記シフト切替機構を制御して、前記シフト位置を前記前進位置又は前記後進位置へと変更させる(ステップ205)
ように構成されている。
前記第1条件は、運転者がアクセルペダル(11)を操作しておらず、且つ、前記運転者がブレーキペダル(21)を操作しているときに成立する条件であり、
前記第2条件は、前記運転者が前記ブレーキペダルを連続して操作している時間(Ton)が所定の閾値(Tth)以上であるときに成立する条件である。
本実施形態に係るシフト制御装置は、車両に適用される。図1に示すように、シフト制御装置は、駆動ECU10及び制動ECU20を備えている。これらのECUは、CAN90を介して相互に情報を送信可能及び受信可能に構成されている。
駆動ECU10は、シフトレバー15aの位置がP位置からD位置又はR位置へと変更された場合、以下に述べる制御を実行する。以降において、シフトレバー15aにおけるD位置及びR位置は、まとめて「走行レンジ」と称呼する。
(条件A):アクセル操作量APがゼロである。即ち、運転者がアクセルペダル11を操作していない。
(条件B):ブレーキ操作量BPがゼロより大きい。即ち、運転者がブレーキペダル21を操作している。なお、駆動ECU10は、ブレーキスイッチ22からオン信号を取得したときに、運転者がブレーキペダル21を操作していると判定してもよい。更に、駆動ECU10は、マスタシリンダ27の圧力MP又はホイールシリンダの圧力CPがゼロより大きいとき、運転者がブレーキペダル21を操作していると判定してもよい。
駆動ECU10のCPU10a(以下、単に「CPU」と称呼する。)は、シフト位置が駐車位置にある場合、所定時間が経過する毎に図2に示したルーチンを実行するようになっている。
CAN90を介してコンビネーションメータ30に対して表示指令及び音声指令を出力し、運転者に対して警告を行う。具体的には、CPUは、ディスプレイ31において警告情報を表示させる。更に、CPUは、警告音をブザー32に発話させる。その後、CPUは、ステップ295に進み、本ルーチンを一旦終了する。従って、シフト位置の変更が行われない。
ステップ204:CPUは、シフト位置の変更を許可する。従って、CPUは、SBWアクチュエータ16を介してパーキングロック機構18を制御し、ロック状態を解除する。
ステップ205:CPUは、SBWアクチュエータ16を介してシフト切替機構17を制御して、動力伝達装置14のシフト位置をシフトレバー15aに対応する位置(ここでは、前進位置又は後進位置)へと変更する。
上記の構成は、シフトバイワイヤの構成に限定されず、機械式のシフト切替構造に適用されてもよい。例えば、駆動ECU10は、特許文献1の構成において上述の第1条件及び第2条件が成立したときに、ロック状態を解除してもよい。
駆動ECU10のCPUは、図2のルーチンにおいて、第1条件及び第2条件に加えて、以下の第3条件が成立したときに、ステップ204及びステップ205の処理に進むように構成されてもよい。第3条件は、以下の条件1乃至条件3の少なくとも1つが成立したときに成立する条件であってもよい。
(条件1):ブレーキ操作量(踏み込み量)BPが所定の第1閾値Th1以上である。なお、ブレーキ操作量BP以外に、ブレーキペダル21の踏み込み圧(踏力)が条件1として採用されてもよい。
(条件2):マスタシリンダ27の圧力MPが所定の第2閾値Th2以上である。
(条件3):ホイールシリンダの圧力CPが所定の第3閾値Th3以上である。
駆動ECU10のCPUは、図2のルーチンにおいて、第1条件及び第2条件に加えて、以下の第4条件が成立したときに、ステップ204及びステップ205の処理に進むように構成されてもよい。第4条件は、以下の条件4が成立したときに成立する条件であってもよい。
(条件4):シフトレバー15aの位置がP位置から走行レンジへと変更された時点から所定の時間だけ過去の期間内において、運転者がアクセルペダル11からブレーキペダル21へと踏みかえていない。
駆動ECU10のCPUは、図2のルーチンにおいて、第1条件及び第2条件に加えて、以下の第5条件が成立したときに、ステップ204及びステップ205の処理に進むように構成されてもよい。第5条件は、以下の条件5が成立したときに成立する条件であってもよい。
(条件5):運転者がスタートボタン40を操作した時点において運転者がアクセルペダル11を操作していない。
駆動ECU10のCPUは、第1条件及び第2条件が成立しない場合、一定期間の間、ステップ204及びステップ205の処理に進めないように構成されてもよい。その一定期間が経過した後に第1条件及び第2条件が成立した場合、駆動ECU10のCPUは、ステップ204及びステップ205の処理に進めるように構成されてもよい。このような構成が、上述の第3条件、第4条件及び第5条件に適用されてもよい。
上記の図2のルーチンは、シフトレバー15aの位置がN位置から走行レンジ(D位置又はR位置)へと変更された場合に適用されてもよい。
Claims (4)
- 車両のシフトレバーの位置に応じて、動力伝達装置のシフト位置を複数のシフト位置のうちの一つへと切り替えるシフト切替機構であって、前記複数のシフト位置は、駆動輪に駆動力が伝達されず且つ前記車両が機械的に停止位置にロックされる位置である駐車位置、駆動輪に駆動力が伝達されず且つ前記車両が機械的に停止位置にロックされない位置であるニュートラル位置、駆動輪に前記車両を前進させる駆動力が伝達される位置である前進位置、及び、駆動輪に前記車両を後進させる駆動力が伝達される位置である後進位置を少なくとも含む、シフト切替機構と、
前記シフト切替機構を制御する制御ユニットと、
を備え、
前記制御ユニットは、
運転者がアクセルペダルを操作しておらず、且つ、前記運転者がブレーキペダルを操作しているときに成立する条件である第1条件が成立するか否かを判定し、
前記運転者が前記ブレーキペダルを連続して操作している時間であるブレーキオン時間を計測するとともに、前記ブレーキオン時間が所定の閾値以上であるときに成立する条件である第2条件が成立するか否かを判定し、
前記シフトレバーの位置が前記駐車位置又は前記ニュートラル位置に対応する位置から前記前進位置又は前記後進位置に対応する位置に変更された場合、
前記第1条件及び前記第2条件の少なくとも一つが成立していないとき、前記シフト位置を前記前進位置又は前記後進位置へと変更させず、
前記第1条件及び前記第2条件の両方が成立しているとき、前記シフト切替機構を制御して、前記シフト位置を前記前進位置又は前記後進位置へと変更させる、
ように構成された、
シフト制御装置。 - 請求項1に記載のシフト制御装置において、
前記制御ユニットは、
前記ブレーキペダルの踏み込み量又は前記ブレーキペダルの踏力が第1閾値以上であるときに成立する第3条件が成立するか否かを更に判定し、
前記シフトレバーの位置が前記駐車位置又は前記ニュートラル位置に対応する位置から前記前進位置又は前記後進位置に対応する位置に変更された場合、
前記第1条件、前記第2条件及び前記第3条件の少なくとも一つが成立していないとき、前記シフト位置を前記前進位置又は前記後進位置へと変更させず、
前記第1条件及び前記第2条件に加えて、前記第3条件が成立しているとき、前記シフト切替機構を制御して、前記シフト位置を前記前進位置又は前記後進位置へと変更させる、
ように構成された、
シフト制御装置。 - 請求項1に記載のシフト制御装置において、
前記制御ユニットは、
前記シフトレバーの位置が前記駐車位置又は前記ニュートラル位置に対応する位置から前記前進位置又は前記後進位置に対応する位置に変更された時点から所定の時間だけ過去の期間内において前記運転者が前記アクセルペダルから前記ブレーキペダルへと踏みかえていない場合に成立する第4条件が成立するか否かを更に判定し、
前記シフトレバーの位置が前記駐車位置又は前記ニュートラル位置に対応する位置から前記前進位置又は前記後進位置に対応する位置に変更された場合、
前記第1条件、前記第2条件及び前記第4条件の少なくとも一つが成立していないとき、前記シフト位置を前記前進位置又は前記後進位置へと変更させず、
前記第1条件及び前記第2条件に加えて、前記第4条件が成立しているとき、前記シフト切替機構を制御して、前記シフト位置を前記前進位置又は前記後進位置へと変更させる、
ように構成された、
シフト制御装置。 - 請求項1に記載のシフト制御装置において、
前記制御ユニットは、
前記シフト位置が前記ニュートラル位置又は前記駐車位置であるのかを検知し、
前記シフトレバーの位置が前記駐車位置又は前記ニュートラル位置に対応する位置から前記前進位置又は前記後進位置に対応する位置に変更された場合、前記第1条件及び前記第2条件の少なくとも一つが成立していないとき、前記シフト位置が前記ニュートラル位置である場合には前記シフト位置を前記駐車位置へと変更した状態で、前記シフト位置が前記駐車位置である場合には前記シフト位置を前記駐車位置に維持した状態で、前記運転者に警告を発する、
ように構成された、
シフト制御装置。
Priority Applications (1)
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Applications Claiming Priority (1)
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JP2020026096A Active JP7255515B2 (ja) | 2020-02-19 | 2020-02-19 | シフト制御装置 |
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Citations (3)
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---|---|---|---|---|
JP2007170546A (ja) | 2005-12-22 | 2007-07-05 | Denso Corp | 車両制御システム |
JP2015232343A (ja) | 2014-06-09 | 2015-12-24 | 三菱自動車工業株式会社 | 車両のシフト制御装置 |
JP6479458B2 (ja) | 2014-12-24 | 2019-03-06 | 昭和電工パッケージング株式会社 | 電池の製造方法 |
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