JPS6133345A - 車両用自動ブレ−キシステム - Google Patents

車両用自動ブレ−キシステム

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Publication number
JPS6133345A
JPS6133345A JP15342384A JP15342384A JPS6133345A JP S6133345 A JPS6133345 A JP S6133345A JP 15342384 A JP15342384 A JP 15342384A JP 15342384 A JP15342384 A JP 15342384A JP S6133345 A JPS6133345 A JP S6133345A
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JP
Japan
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signal
vehicle
control state
braking
automatic
Prior art date
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Pending
Application number
JP15342384A
Other languages
English (en)
Inventor
Koji Takagi
高木 幸二
Koji Kanehara
金原 広治
Yoshio Shinoda
篠田 芳夫
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
Priority to JP15342384A priority Critical patent/JPS6133345A/ja
Publication of JPS6133345A publication Critical patent/JPS6133345A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60TVEHICLE BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF; BRAKE CONTROL SYSTEMS OR PARTS THEREOF, IN GENERAL; ARRANGEMENT OF BRAKING ELEMENTS ON VEHICLES IN GENERAL; PORTABLE DEVICES FOR PREVENTING UNWANTED MOVEMENT OF VEHICLES; VEHICLE MODIFICATIONS TO FACILITATE COOLING OF BRAKES
    • B60T7/00Brake-action initiating means
    • B60T7/12Brake-action initiating means for automatic initiation; for initiation not subject to will of driver or passenger

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は車両用自動ブレーキシステムに関する。
〔従来技術〕
従来、この種の車両用自動ブレーキシステムにおいては
、例えば、特公昭51−14775号公報に開示されて
いる自動サイドブレーキのように、切換スイッチを採用
して、この切換スイ・ンチを自動制御側に切換えたとき
には、車両の停止時に自動的に作動して当該車両の制動
状態を維持し、同車両の発進時にはその発進操作に応答
して前記制動状態を自動的に解除し、前記切換スイッチ
を手動制御例に切換えたときには手動操作により車両の
制動及びその解除を行うようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような自動サイドフ゛レーキシステ
ムにおいて、例えば、当該車両の長時間に亘る駐車のた
め運転者が前記切換スイッチの切換状態を忘れたり、或
いは運転者の交代のためにこの交代運転者が前記切換ス
イッチの切換状態を知らなかったりしたとき、車両の坂
道等の傾斜路面上における停止時に運転者が、自動サイ
ドブレーキが手動制御状態にあるにもかかわらず自動制
御状態にあると誤認識してブレーキペダルを解放すると
、同車両が運転者の意に反して動き出すという問題があ
る。
そこで、本発明は、このような問題に対処すべく、車両
の原動機始動系統への電力供給の許容或いは遮断に応答
して自動制御状態におかれるようにした車両用自動ブレ
ーキシステムを提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上述のような問題を解決するにあたり、本発明の構成上
の特徴は、第F図にて例示するごとく、駆動力に応じて
車両を制動し、この制動を前記駆動力の消滅に応じて解
除する制動手段1と、車両が停止したときこれを停止検
出信号として検出する停止検出手段2と、車両の発進操
作機構が操作されたときこれを発進操作検出信号として
検出する発進操作検出手段3と、制動手段1を手動制御
状態及び自動制御状態の一方から他方へ切換えるとき操
作されて切換信号を生じる切換操作手段4と、前記切換
信号に応答して制動手段1をその手動制御状態及び自動
制御状態の一方に設定し、切換操作手段4が再び操作さ
れたとき生じる切換信号に応答して制動手段1をその手
動制御状態及び自動制御状態の他方に設定する設定手段
5と、この設定手段5の設定内容が前記自動制御状態の
とき、前記停止検出信号に応答して出力信号を発生し、
この出力信号を前記発進操作検出信号に応答して消滅さ
せ、前記設定内容が前記手動制御状態のとき前記出力信
号の発生を禁止する出力信号発生手段6と、前記出力信
号に応答して前記駆動力を発生し、この駆動力を前記出
力信号の消滅に応答して消滅させる駆動力発生手段7と
を備えた自動ブレーキシステムにおいて、第1操作状態
に操作されて車両の電源から原動機始動系統への電力供
給を許容し、第2操作状態に操作されて前記電力供給を
遮断する電力供給操作手段8と、この電力供給操作手段
8の第1及び第2の操作状態の一方から他方への変化が
あったときこれを判別信号として判別する判別手段9と
を設けて、設定手段5が前記判別信号に応答して制動手
段lを自動制御状態に設定するようにしたことにある。
〔発明の作用効果〕
このように本発明を構成したことにより、切換操作手段
4からの切換信号に基づく設定手段5の設定内容が制動
手段1の手動制御状態であっても、当該車両の発進時に
おける電力供給操作手段8による前記電源から前記原動
機始動系統への電力供給の許容、或いは当該車両の停止
時における電力供給操作手段8による前記電力供給の遮
断に伴い、設定手段5が相別手段9からの判別信号に応
答して制動手段1を自動制御状態に設定するので、制動
手段1が当該車両の発進時における前記原動機始動系統
への電力供給及び(又は)同車両の停止時における前記
電力供給の遮断毎に自動制御状態におかれることとなり
、その結果、車両が坂道等の傾斜路面上に停止したとき
運転者が制動手段lの制御状態につき何等認識すること
なくブレーキペダルを開放しても、車両が制動手段1に
よる自動制動作用のもとにその停止位置にて確実番こ制
動維持され得る。
〔実施例〕
以下、本発明の第1実施例を図面により説明すると、第
2図は、本発明が車両(自動変速装置を有する)用自動
パーキングブレーキシステムに通用された例を示してお
り、この自動パーキングブレーキシステムは、パーキン
グブレーキ機構10と、このパーキングブレーキ機構1
0を駆動する空気圧回路20と、この空気圧回路20を
制御する電気制御回路30によって構成されている。パ
ーキングブレーキ機構10は、板状のパーキングレバー
11を有しており、このパーキングレバー11は、当該
車両の車室内にてコンソールボックス近傍の床面部分に
て垂設した板状のブラケット12にビン12aによりブ
ラケット12に沿って上下方向・\伸動可能に枢着され
ている。
パーキングレバー11の先端部には、筒状のハンドル1
3が固着されており、このハンドル13の中空部内には
、ノブ13bがその外端部をハンドル13の開口から外
方へ突出させてコイルスプリング13aを介し摺動可能
に嵌装されている。
リンクロンド13Cはハンドル13の中空部内にその底
部及びコイルスプリング13aを通して摺動可能に挿入
されてノブ13bの内端部に嵌着されており、このリン
クロンド13Cの基端部は、レリーズレバ−14の上端
部に固着した連結ビン14aに相対的に回動可能に連結
されている。レリーズレバ−14は、パーキングレバー
11のビンllaによりこのパーキングレバー11に沿
って回動可能に支持されて、リンクロンド13Cの第2
図にて図示右動(又は左動)に応じビン11aを軸とし
て図示時計方向く又は反時計方向)へ回動する。
板状のボールセクタ15は、パーキングレバー11と同
様に、ビン12aによりブラケット12にこのブラケッ
トに沿って上下方向へ傾動可能に枢着されており、この
ボールセクタ15の円弧状のスリット15a (ビン1
2aを中心とする円周上に形成されている)にはパーキ
ングレバー11のビンllbが遊嵌されている。しかし
て、ボールセクタ15は、パーキングレバー11の上方
への傾動時、スリット)5aの上端とビンllbとの係
合のもとにビン12aを軸として第2図にて図示時計方
向に回動する。レリーズレバ−16はビン12bにより
ブラケット12にこのブラケットに沿って回動可能に支
持されており、このレリーズレバ−16のV字状の両爪
部16a、16b間にはレリーズレバ−14の突起14
bが延在している。また、レリーズレバ−16はその爪
部16bにてボールセクタ15の歯部15bと選択的に
係合するようになっている。なお、レリーズレバ−16
の爪部16bは、ボールセクタ15の歯部15bと共に
ラチェット機構を形成する。
ボールセクタ15の基端部に設けたビン15Cには、連
結ロッド17がその一端にて遊嵌されており、この連結
ロッド17の他端ねし部はイコライザ18の中間部位に
ナツト17a、17aの締着により連結されている。リ
アケーブル19はイコライザ18に挿通されてその両端
にて当該車両の側後方車輪に設けた各ブレーキシューに
それぞれ連結されている。
空気圧回路20は、回転電動機21と、この回転電動機
21により駆動されて正の空気圧を発生するコンプレッ
サ22と、このコンプレッサ22から接続管P1を通し
て正の空気圧を付与されて貯えるエアタンク23を備え
ており、このエアタンク23には、電磁弁24が接続管
P2により接続されている。しかして、この電磁弁24
はそのソレノイド24aの励磁により接続管P2を接続
管P3に連通させ、ソレノイド24aの消磁により接続
管P2を密閉するとともに接続管P3を大気に開放する
。シリンダ25はブラケット12にレリーズレバ−16
の下方にて組付けられており、このシリンダ25内には
ピストン25cが、摺動可能に嵌装されて、接続管P3
に連通ずる正圧室25a及び大気に開放した大気室25
bを形成している。ピストン25cはそのピストンロッ
ドの外端部にて環状の係合部25dを有しており、この
保合部25d内には、レリーズレバ−16の長手状の突
出部16cが遊嵌されている。なお、符号25eはピス
トン25cを正圧室25a側へ付勢するコイルスプリン
グを示す。
また、エアタンク23には、電磁弁26が接続管P4を
介して接続されており、この電磁弁26はそのソレノイ
ド26aの励磁により開いて接続管P4を接続管P5に
連通させ、ソレノイド26aの消磁により接続管P4を
密閉するとともに接続管P5を大気に開放する。シリン
ダ27は連結ロッド17をピストンロッドとして当該車
両の車室内の床面部分に固着されているもので、このシ
リンダ27内には、接続管P5に連通する正圧室27、
aと、大気に開放した大気圧室27bが、シリンダ27
内にて連結ロッド17をピストンロッドとして摺動可能
に嵌装したピストン27Cによって形成されている。か
かる場合、正圧室27aがイコライザ18側に位置する
とともに大気圧室27bがポールセクタ15側に位置し
ており、この大気圧室27b内にはコイルスプリング2
7dが組付けられてピストン27C1即ち連結ロッド1
7をイコライザ18側へ付勢している。また、正圧室2
7a内の空気圧、即ちピストン27C及び連結ロッド1
7の大気圧室27b側への摺動量はパーキングブレーキ
機構10の制動力に略比例する。
電気制御回路30は、直流電源B、当該車両のイグニッ
ションスイッチIC1常開型アクセルスイツチ3I、常
開型シフトスイッチ32、常開型圧力スイッチ33、常
開型パーキングスイッチ34、自己復帰式常開型モード
切換スイッチ35及び車速センサ36に接続したマイク
ロコンピュータ37を有しており、イグニッションスイ
ッチIGはその閉成により閉成信号を発生する。アクセ
ルスイッチ31は、当該車両のアクセルペダルの踏込に
より踏込信号を発生し、同アクセルペダルの開放により
開成して前記踏込信号を消滅させる。
シフトスイッチ32は、当該車両の自動変速装置がニュ
ートラルレンジ或いはパーキングレンジ以外の変速位置
にシフトされたとき閉成してシフト信号を発生し、自動
変速装置のニュートラルレンジ或いはパーキングレンジ
への復帰により開成して前記シフト信号を消滅させる。
かかる場合、アクセルスイッチ31及びシフトスイッチ
32が当該車両の発進状態を検出する役割を果す。
圧力スイフチ33は、エアタンク23内の正の空気圧が
第1所定値(例えば、9 kg / cat )以上の
とき閉成して正圧信号を発生する。また、この圧カスイ
ソチ33は、そのヒステリシス機能のもとにエアタンク
23内の正の空気圧の第2所定値(例えば、8kg/c
d)以下への低下時に開成して前記正圧信号を消滅させ
る。パーキングスイッチ34は、ポールセクタ15の第
2図にて図示時計方向への回動下において閉成しパーキ
ング信号を発生し、ポールセクタ15の反時計方向回動
端への回動により開成して前記パーキング信号を消滅さ
せる。
モード切換スイッチ35は、その一時的押動操作により
、パーキングブレーキ機構10を手動制御下或いは自動
制御下におくに必要なモード切換信号を発生する。車速
センサ36は当該車両の車速を検出してこれに比例した
周波数を有する一連の車速パルスを発生する。マイクロ
コンピュータ37は直流電源Bからの給電により常時作
動状態にあり、その内部に予め記憶したコンピュータプ
ログラムを第3図及び第4図に示すフローチャートに従
い繰返し実行し、かかる実行の繰返し中において、以下
の作用説明にて述べるごとく、回転電動a21.各ソレ
ノイド24a、26a及びブレーキランプLの制御に必
要な種々の演算処理を行う。
以上のように構成した本実施例において、当該車両がイ
グニッションスイッチICの開成のもとに停車状態にあ
り、パーキングブレーキ機構10が第5図に示す状態に
あり、マイクロコンピュータ37が第3図のフローチャ
ートに従い、コンピュータプログラムのステップ4゛1
にてイグニッションスイッチIGからの閉成信号の消滅
のもとにrNOJとの判別を繰返す。このような状態に
て、イグニッションスイッチIGを閉成し、アクセルペ
ダルを踏込み、かつ自動変速装置をドライブレンジにシ
フトすれば、マイクロコンピュータ37がステップ41
にてイグニッションスイッチIGからの閉成信号に基づ
きrYEsJと判別し、ステップ41aにて、パーキン
グブレーキ機構10を自動制御下におくに必要な自動制
御指令信号をセットする。ステップ42における判別が
ステ・ノブ41における場合と同様にrYEsJになる
と、マイクロコンピュータ37が、ステップ43にてス
テップ41aにおけるセ・ノド内容に基き「NO」と判
別し、ステップ44にてステ・ノブ41aにおけるセッ
ト内容に基づきrYEsJと判別し、ステップ45にて
車速センサ36からの車速ノ々ルスの消滅のもとにrY
EsJと判別する。
ついで、マイクロコンピュータ37がステップ46にて
パーキングスイッチ34からのパーキング信号に基づき
rYESJと判別し1、シフトスイッチ32からのシフ
ト信号及びアクセルスイ・ノチ31からの踏込信号に基
き各ステップ47及びステップ48にてrYEsJと判
別し、ステップ4、82にて電磁弁24のソレノイド2
4aの励磁に必要な第1励磁信号を発生し、これに応答
して電磁弁24がソレノイド24aの励磁により両接続
管P2.’P3間の連通を許容する。すると、シリンダ
25がその正圧室25’aにてエアタンク23からの接
続管P2.電磁弁24及び接続管P3を通し正の空気圧
を受けてピストン25Cをコイルスプリング25eに抗
して右動させ、レリースレバー16がシリンダ25の係
合部25dの右動に伴い反時計方向に回動して爪部16
bをボールセクタ15の歯部15bから解離させ、連結
口・ノド17、即ちリアケーブル19が前記各ブレーキ
シューのスプリングの弾撥作用を受けてボールセクタ1
5を反時計方向に回動させつつ右動する。
このため、パーキングブレーキ機構10が各後方車輪に
対する制動作用を解除するとともにパーキングスイッチ
34がその開成によりパーキング信号を消滅させる。そ
の結果、当該車両がパーキングブレーキ機構10の自動
的な制動解除のもとに発進する。
上述のごとくパーキングスイッチ34からのパーキング
信号が消滅すると、マイクロコンピコ9−タ37がステ
ップ49にてrYEsJと判別し、ステップ49aにて
点灯信号を消滅させ、ステップ49bにて第1励磁信号
を消滅させる。すると、ブレーキランプLがマイクロコ
ンピュータ37からの点灯信号の消滅により消灯すると
ともに、電磁弁24がマイクロコンピュータ37からの
第1励磁信号の消滅に伴うソレノイド24aの消磁によ
り接続管P2を密閉するとともにシリンダ25の正圧室
25a内の正圧を接続管P3を通し大気に開放する。つ
いで、シリンダ25のピストン25c、即ぢ、係合部2
5dがコイルスプリング25eの作用下にて左動し、両
レリーズレバ−14゜16及びボールセクタ15が第2
図にて示す状態になる。
また、現段階において、圧カスイノチ33から正圧信号
が発生していなければ、マイクロコンピュータ37がス
テップ50にてrNOJと判別し、ステップ50aにて
回転電動機21の駆動に必要な電動機駆動信号を発生し
、これに応答して回転電動ta21が回転する。すると
、コンプレッサ22が回転電動機21により駆動されて
正の空気圧を発生し接続管P1を通しエアタンク23内
に付与する。しかして、圧力スイッチ33から正圧信号
が生じると、マイクロコンピュータ37がステップ50
にてrYEsJと判別し、ステップ50bにて電動機駆
動信号を消滅させて回転電動機21及びコンプレッサ2
2を停止させる。このことは、エアタンク23内には、
前記第2所定値8 kg/−以上の正圧が常に保持され
ることを意味する。
なお、当該車両の発進後においては、マイクロコンピュ
ータ37がステップ45にし車速センサ36からの各車
速パルスに基づきrNOJと判別し、ステップ51にて
パーキングスイッチ34からのパーキング信号の消滅下
にてrYEsJと判別し、ステップ51aにて点灯信号
の消滅によりブレーキランプLを消灯状態に維持する。
然る後、当該車両の停止への移行過程にて車速センサ3
6からの車速パルスのレベルが所定時間(例えば車速1
 km / h以下における車速パルスのレベルの無変
化時間1秒)以上変化しなくなったときマイクロコンピ
ュータ37が、ステップ45にて、当該車両が停車状態
にあるものとして[YESJと判別し、ステップ46に
てパーキングスイソチ34からのパーキング信号の消滅
のもとに「N OJと判別し、かつステップ46aにて
電磁弁26のソレノイド26aの励磁に必要な第2励磁
信号を発生する。すると、電磁弁26がマイクロコンピ
ュータ37からの第2励磁信号に応答するソレノイド2
6aの励磁により両接続管P4゜P5の連通を許容し、
シリンダ27がその正圧室27aにてエアタンク23か
ら接続管P4.電磁弁26及び接続管P5を通し正の空
気圧を受はコイルスプリング27dに抗してピストン2
7cを摺動させ、これに伴い連結ロッド17が左動して
リアケーブル19を同一方向へ引張る。このことはパー
キングブレーキ機構10の自動的な制動作用が開始した
ことを意味する。かかる場合、ボールセクタ15が、連
結ロッド17の左動に応じ、歯部15bにてレリーズレ
バ−16の爪部16bをシリンダ25のコイルスプリン
グ25eに抗し第2図にて図示上方へ押上げつつ時計方
向に回動する。またこのようなボールセクタ15の時計
方向回動時にはそのスリット15aとピンllbの相対
移動が生じるためパーキングレバー11は不動のままで
ある。
しかして、ボールセクタ15が第5図に示す位置まで時
計方向に回動してパーキングスイッチ34からパーキン
グ信号が生じたときマイクロコンピュータ37がステッ
プ46にてrYEsJと判別し、ステップ46bにて点
灯信号を発生するとともにステップ46Cにて第2励磁
信号を消滅させる。すると、ブレーキランプLがマイク
ロコンピュータ37からの点灯信号に応答して点灯する
これにより運転者はパーキングブレーキ機構10が確実
な制動作用状態にある行確認し得る。かかる場合、電磁
弁26がマイクロコンピュータ37からの第2励磁信号
の消滅に応答するソレノイド26aの消磁により接続管
P4を密閉するとともにシリンダ27の正圧室27aの
正圧を接続管P5を通し大気に開放するが、ボールセク
タ15が歯部15bにてレリーズレバ−16の爪部16
bと第5図に示すごとく係合しているため、パーキング
ブレーキ機構10の当該車両に対する制動力はそのまま
維持される。
かかる場合、上述のごとく、当該車両の発進にあたり、
イグニッションスイッチI(1,の開成に伴うステップ
41におけるrYEsJとの判別直後に、マイクロコン
ピュータ37がステップ41aにて必ず前記自動制御指
令信号をセットしてパーキングブレーキ機構lOを自動
制御すべくコンピュータプログラムを上述のごときステ
ップ42〜44を通しステップ45以後に進めるので、
パーキングブレーキ機構10が手動制御下にあるか自動
制御下にあるかを運転者が知らなくても、パーキングブ
レーキ機構10がイグニッションスイッチICの閉成に
より常に自動制御下におかれることとなり、その結果、
当該車両が坂道に停車したとしても、同車両のブレーキ
ペダルの開放とはかかわりなく、この車両をその停車位
置にて移動不能に制動維持できる。
コンピュータプログラムのステップ46cにおける演算
が終了すると、マイクロコンピュータ37がシフトスイ
ッチ32からのシフト信号の消滅及び(又は)アクセル
スイッチ31からの踏込信号の消滅に基づきステップ4
7にてrNOJと判別するか、或いはステ・7プ47に
てrYEsJと判別した後ステップ48にてrNOJと
判別し、ステップ51にてパーキングスイッチ34から
のパーキング信号の発生に基づきrNOJと判別し、 
 ′以後各ステップ42,44.45及び51を通る演
算を繰返す。従って、当該車両がパーキングブレーキ機
構10の十分な制動力のもとに確実に停車状態に維持さ
れるので、自動変速装置がドライブレンジ或いはリバー
スレンジにあったとしても、同自動変速装置を有する車
両に生じがちな運出現象の発生を予防できる。
然る後、イグニッションスイッチIGを開くと、マイク
ロコンピュータ37がステップ42にてイグニッション
スイッチICからの閉成信号の消滅により「NO」と判
別し、ステップ42aにて電動機駆動信号を消滅させて
回転電動機21を停止させる。しかして、ステップ52
における判別がステップ45の場合と同様にrYEsj
になると、マイクロコンピュータ37がステップ53に
てパーキングスイッチ34からのパーキング信号の発生
のちとにrYEsJと判別する。かかる場合、ステップ
45でrYESJとの判別がなされる前にステップ42
における1NO」との判別があった場合には、マイクロ
コンピュータ37が、ステップ52におけるrNOjと
の判別の、繰返し中において、ステップ45におけるr
YESJとの判別基準に基づきステップ52にてrYE
sJと判別し、ステップ53にてパーキングスイッチ3
4からのパーキング信号の消滅のもとに「NO」と判別
し、ステップ53aにて第2励磁信号を発生する。
すると、電磁弁2Gがマイクロコンピュータ37からの
第2励磁信号に応答するソレノイド26aの励磁により
両接続管P4.P5の連通を許容し、シリンダ27がそ
の正圧室27aにてエアクンク23から接続管P4.電
磁弁26及び接続管P5を通し正の空気圧を受はコイル
スプリング27dに抗してピストン27cを摺動させ、
これに伴い連結ロッド17が左動してリアケーブル19
を同一方向へ引張る。このことはパーキングブレーキ機
構10の自動的な制動作用が開始したことを意味する。
かかる場合、ポールセクタ15が、連結ロッド17の左
動に応じ、歯部15bにてレリーズレバ−16の爪部1
6bをシリンダ25のコイルスプリング25eに抗し第
2図にて図示上方へ押上げつつ時計方向に回動する。ま
た、このようなポールセクタ15の時計方向回動時には
そのスリン)15aとピンllbの相対移動が生じるた
めパーキングレバー11は不動のままである。
しかして、ボールセクタ15が第5図に示す位置まで時
計方向に回動してパーキングスイッチ34からパーキン
グ信号が生じたときマイクロコンピュータ37がステッ
プ53にてrYEsJと判別し、ステップ5’3bにて
第2励磁信号を消滅させるとともにステップ53Cにて
点灯信号を消滅させてブレーキランプLを消灯させる。
かかる場合、電磁弁26がマイクロコンピュータ37か
らの第2励磁信号の消滅に応答するソレノイド26aの
消磁により接続管P4を密閉するとともにシリンダ27
の正圧室27 、a内の正圧を接続管P5を通し大気に
開放するが、ボールセクタ15が歯部15bにてレリー
ズレバ−16の爪部16’bと第5図に示すごとく係合
しているため、パー、キングブレーキ機構10の当該車
両に対する制動力はそのまま維持される。
また、上述のごときパーキングブレーキ機構10の自動
制御下における当該車両の走行中におい、てモード切換
スイッチ35を一時的に押動すれば、マイクロコンピュ
ータ37がステップ43にてモード切換スイッチ35か
らのモード切換信号に応答してrYEsJと判別し、ス
テップ43aにてパーキングブレーキ機構10を手動制
御下にお(に必要な手動制御指令信号をステップ41a
における自動制御指令信号に代えてセントし、ステップ
44にてステップ43aにおける手動制御指令信号に基
づき「NO」と判別し、以後各ステップ42.43.4
4の循環演算を繰返す。このことは、ステップ41aに
おける自動制御指令信号のセット後、運転者の意思に基
づくモード切換スイッチ35の一時的押動操作よりパー
キングブレーキ機構10が自動制御状態から手動制御下
に切換えられたことを意味する。従って、当該車両の停
車にあたっては、運転者はパーキングブレーキ機構10
をパーキングレバー13の手動操作のもとに作動させて
当該車両を制動することとなる。
また、かかる停車にあたり、イグニソションスインチI
Gを開成した場合には、マイクロコンピュータ37がス
テップ42にて上述と同様に「NO」と判別し、コンピ
ュータプログラムをステップ42a以後に進め、パーキ
ングブレーキ機構10を自動的に制動作動させて当該車
両の制動停止をより一層確実にし得る。なお、上述のご
ときパーキングブレーキ機構10の手動制御下における
当該車両の走行中に再度モード切換スイッチ35を一時
的に押動すれば、マイクロコンピュータ37がステップ
43にて上述と同様にrYESJと判別し、ステップ4
3aにて自動制御指令信号を    ・手動制御指令信
号に代えてセットし、ステップ44にてステップ43a
における自動制御指令信号に基づきrYEsJと判別し
、コンピュータプロゲラ1ムをステップ45以後に進め
てパーキングブレーキ機構工0を自動制御下におく。
次に、本発明の第2実施例を図面により説明すると、第
6図は、本発明が車両(自動変速装置を有する)用自動
油圧ブレーキシステムに適用された例を示しており、こ
の油圧ブレーキシステムは、フットブレーキ機構60と
、このフットブレーキ機構60に接続した電気制御回路
70とによって構成されている。フットブレーキ機構6
0はマスクシリンダ61を有しており、このマスクシリ
ンダ61はブレーキペダル62の踏込に応じリザーバタ
ンク61a内の作動油を圧油に変換して接続管P6内の
上流部に付与する。逆止弁63は接続管P6中に介装さ
れてこの接続管P6の上流部から下流部への圧油の流入
を許容し、この圧油の接続管P6の下流部から上流部へ
の流入を禁止する。
分岐管P7はその各端部にて接続管P6の上流部及び下
流部にそれぞれ接続されており、この分岐管P7中には
常開型電磁弁64が介装されている。しかして、電磁弁
64はそのソレノイド64aの消磁のもとに開状態を維
持し分岐管P7を介する接続管P6の上流部及び下流部
間の連通を許容し、この連通をソレノイド64aの励磁
により閉成して遮断する。当該車両の各前輪(又は各後
輪)に設けたホイールシリンダ65.’66(第6図に
てはホイールシリンダ65のみを示す)のうちホイール
シリンダ65は、接続管P6の下流部から接続管P8を
通し圧油を受けて作動しその前輪(又は後輪)に制動力
を付与し、この制動力を、ブレーキペダル62の開放に
伴う接続管P8内の圧油の接続管P6の下流部、分岐管
P7、電磁弁64、接続管P6の上流部及びマスクシリ
ンダ61を介してリザーバタンク61aへの還流により
消滅させる。なお、ホイールシリンダ66は接続管P9
を介し接続管P6の下流部に接続されてホイールシリン
ダ65と同様に機能する。また、マスクシリンダ61と
図示しない各後輪(又は各前輪に設けたホイールシリン
ダは、接続管PLOを介して接続されている。
電気制御回路70は、パーキングスイッチ71、°並び
に前記第1実施例にて述べたイグニッションスイッチI
G、直流電源B、アクセルスイッチ31、シフトスイッ
チ32、モード切換スイッチ35、及び車速センサ36
に接続したマイクロコンピュータ72を有しており、パ
ーキングスイッチ71は当該車両のパーキングレバー(
図示しない)の制動操作状態にて閉成してパーキング信
号を発生し、このパーキング信号を、前記パーキングレ
バーの非制動操作状態にて開成して消滅させる。
マイクロコンピュータ72は直流電源Bからの給電によ
り當時作動状態にあり、その内部に予め記憶した変更コ
ンピュータプログラムを第7図及び第8図に示すフロー
チャートに従い繰返し実行し、かかる実行の繰返し中に
おいて、以下の作用説明にて述べるごとく、電磁弁64
のソレノイド64a及びブレーキランプLの制御に必要
な種々の演算処理を行う。なお、上述した変更コンピュ
ータプログラムは、第3図及び第4図のフローチャート
に基づくコンピュータプログラムを第7図及び第8図に
示すごと(変更したものである。また、モード切換スイ
ッチ35はフットブレーキ機構60の切換制御のために
操作される。
以上のように構成した本実施例において、当該車両が身
グニソションスイソチIGの開成のもとに停車状態にあ
れば、マイクロコンピュータ72が、第7図のフローチ
ャートに従い変更コンピュータプログラムのステップ4
1にて前記第1実施例と同様にrNOjとの判別を繰返
す。
このような状態にて、イグニッションスイッチIGを閉
成し、アクセルペダルを踏込み、かつ自動変速装置をド
ライブレンジにシフトすれば、マイクロコンピュータ7
2がステップ41にてイグニッションスイッチICから
の閉成信号に基づきrYEsJと判別し、ステップ41
aにて、フットブレーキ機構60を自動制御下におくに
必要な自動制御指令信号をセットする。ステップ42に
おける判別がステップ41における場合と同様にrYE
sJになると、マイクロコンピュータ72が、前記第1
実施例と同様に各ステップ42,43,44.45にて
順次rYEsjと判別し、変更コンピュータプログラム
をステップ45aからステップ48Cに進める。
しかして、当該車両の発進後ステップ45におけるrN
OJとの繰返し中において、当該車両を停止させるべく
ブレーキペダル62を踏込めば、マスクシリンダ61が
、リザーバタンク61aの作動油を圧油に変換し、この
圧油を、逆止弁63及び電磁弁64を通しホイールシリ
ンダ65.66に付与するとともに接続管P10を介し
図示しない他のホイールシリンダにも付与する。すると
、各ホイールシリンダはその各制動作用により当該車両
を停止状態に移行させる。また、このとき、前記第1実
施例の場合と同様に車速センサ36からの車速パルスの
レベルが前記所定時間以上変化しなくなると、マイクロ
コンピュータ72がステップ45にてrYEsJと判別
し、ステップ45aにて電磁弁64のソレノイド64a
の励磁に必要な励磁信号を発生し、ステップ45bにて
点灯信号を生じる。
すると、電磁弁64がマイクロコンピュータ72からの
励磁信号に応答するソレノイド64aの励磁により閉成
して分岐管P7を介する接続管P6の上流部及び下流部
間の連通を遮断し逆止弁63との協働により接続管P6
の下流部及び各接続管P8.P9内の圧油をそのまま保
持する。これにより、各ホイールシリンダ65.66は
ブレーキペダル62の開放とはかかわりなくその制動力
により当該車両の停止状態を維持する。また、ブレーキ
ランプLがマイクロコンピュータ72からの点灯信号に
応答して点灯するので、運転者はフットブレーキ機構6
0が確実に制動作用状態にある旨確認し得る。かかる場
合、上述のごとく、当該車両の発進にあたり、イグニッ
ションスイッチIGの開成に伴うステップ41における
rYEsJとの判別直後に、マイクロコンピュータ72
がステップ41aにて必らず前記自動制御指令信号をセ
ットしてフットブレーキ機構60を自動制御すべく変更
コンピュータプログラムを上述のごとくステップ42〜
44を通しステップ45以後に進めるので、フットブレ
ーキ機構60が手動制御下にあるか自動制御下にあるか
を運転者が知らなくても、フットブレーキ機構60がイ
グニッションスイッチIGの開成により常に自動制御下
におかれることとなり、その結果、当該車両が坂道に停
車したとしても、同車両のブレーキペダルの開放とはか
かわりなく、この車両をその停車位置にて移動不能に制
動維持できる。
また、変更コンピュータプログラムがステップ47に進
んだとき、上述のごとき当該車両の停車状態にあっては
、シフトスイッチ32からシフト信月が発生したままと
なっていてもアクセルスイッチ31からの踏込信号が消
滅しているためマイクロコンピュータ72がステップ4
7にてrYES」と判別した後ステップ48にてrNO
Jと判別する。従って、当該車両がフットブレーキ機構
60の十分な制動力のちとに確実に停車状態に維持され
るので、自動変速装置がドライブレンジ或いはリバース
レンジにあったとしても、同自動変速装置を有する車両
に生じがちな運出現象の発生を予防できる。
然る後、イグニッションスイッチIGを開成すれば、マ
イクロコンピュータ72がステップ42にてイグニッシ
ョンスイッチIGからの閉成信号の消滅によりrNOJ
と判別し変更コンピュータプログラムをステップ55に
進める。このとき、パーキングスイッチ71からのパー
キング信号が消滅している場合には、マイクロコンピュ
ータ72がステップ55にて「NO」と判別し、ステッ
プ56において、ステップ55におけるrNOJとの最
初の判別後1分を経過していないため、「NOJと判別
する。このような状態において、前記パーキングレバー
による手動制動操作を行なえば、パーキングスイッチ7
1からパーキング信号が生じるとともに前記パーキング
レバーによる手動制動操作がフットブレーキ機構60の
電磁弁64の閉成下における当該車両に対する制動作用
を付加的に補助する。このことは、当該車両の制動停止
状態を確実に維持し得ることを意味する。また、マイク
ロコンピュータ72がステップ55aにて、ステップ4
5aにて発生済みの励磁信号を消滅させ、これに応答し
て電磁弁64が開成するが、前記パーキングレバーの手
動制動操作のもとに当該車両の制動停止状態が確実に維
持される。
なお、マイクロコンピュータ72は、ステップ55bに
て、ステップ45bにて発生済みの点灯信号を消滅させ
てブレーキランプLを消灯させる。
また、上述のごとき、フットブレーキ機構6゜の自動制
御下における当該車両の走行中においてモード切換スイ
ッチ35を一時的に押動すれば、マイクロコンピュータ
72がステップ43にてモード切換スイッチ35がらの
モード切換信号に応答してrYEsJと判別し、ステッ
プ43aにてフットブレーキ機構60を手動制御下にお
くに必要な手動制御指令信号をステップ41aにおける
自動制御指令信号に代えてセントし、ステップ44にて
ステップ43aにおける手動制御指令信号に基づきrN
OJと判別し、ステップ54にて励磁信号の消滅に基づ
きrNOJと判別し、以後各ステップ42.43,44
.45の循環演算を繰返す。このことは、ステップ41
aにおける自動制御指令信号のセント後、運転者の意思
に基づくモード切換スイッチ35の一時的押動操作によ
りフットブレーキ機構60が自動制御状態から手動制御
下に切換えられたことを意味する。従って、当該車両の
停車にあたっては、運転者は、前記パーキングレバーに
より手動制動操作のもとに当該車両を制動することとな
る。なお、かかる停車にあたり、イグニソションスイン
チIGを開成した場合には、マイクロコンピュータ72
がステップ42にて上述と同様に「NO」と判別し、変
更コンピュータプログラムをステップ55以後に進め、
前記パーキングレバーの手動制動操作のもとに上述と同
様に当該車両の制動停車を確保する。
また、上述のごときフットブレーキ機構60の自動制御
下における当該車両の走行中において再度モード切換ス
イッチ35を一時的に押動すれば、マイクロコンピュー
タ72がステップ43にて上述と同様にrYEsJと判
別し、ステップ43aにて自動制御指令信号を手動制御
指令信号に代えてセントし、ステップ44にてステップ
43aにおける自動制御指令信号に基づきrYEsJと
判別し、変更コンピュータプログラムをステップ45以
後に進めてフットブレーキ機構6oを自動制御下におく
また、上述のごときフットブレーキ機構60の自動制御
下において当該車両が走行状態がら停止状態になったと
きに上述したモード切換スイッチ35の最初の一時的操
作がなされた場合には、マ、イクロコンピュータ72が
、ステップ44におけるrNOJとの判別後、ステップ
45aにて発生済みの励磁信号に基づきステップ54に
てrYES」と判別し、変更コンピュータプログラムを
ステップ45以後に進める。然る後、当該車両を発進さ
せるべく自動変速装置をドライブレンジにシフトすると
ともにアクセルペダルを踏込むと、マイクロコンピュー
タ37が上述と同様に各ステップ47.48にて順次r
 Y E S、 Jと判別し、ステップ48bにて励磁
信号を消滅させ、ステップ48Cにてステップ45bに
て発生済みの点灯信号を消滅させる。
すると、電磁弁64がマイクロコンピュータ72からの
励磁信号の消滅に伴うソレノイド64,1の消磁により
開成し分岐管P7を介する接続管P6の下流部及び上流
部間の連通を許容する。ついで、各ホイールシリンダ6
5.66がその各内部の圧油をそれぞれ接続管P8.P
9から接続管P6の下流部、分岐管P7.電磁弁64.
接続管P6の上流部、マスクシリンダ61を通しリザー
バタンク61a内に還流して各制動力を自動的に解除す
る。また、ブレーキランプLがマイクロコンピュータ7
2からの点灯信号の消滅に応答して消灯する。これによ
り、運転者は、マットブレーキ機構60の自動的な制動
解除を確実に認識した上で当該車両を発進させ得る。こ
のように当該車両が発進すると、マイクロコンピュータ
72が各ステップ42,43,44.54を循環する演
算を繰返す。
換言すれば、上述のごとき当該車両の停車状態にてモー
ド切換スイッチ35の最初の一時的押動操作がなされた
場合には、マイクロコンピュータ72が、ステップ43
aにて手動制御指令信号をセットしたままステップ54
におけるrYEsjとの判別にてフットブレーキ機構6
0を自動制動制御下におき、当該車両が一度発進した後
は、ステップ54にてステップ48bにおける励磁信号
の消滅のもとにrNOJと判別し、以後釜ステップ42
,43,44.54の循環演算を繰返してフットブレー
キ機構60を手動制御下におく。
なお、前記各実施例においては、イグニッションスイッ
チIGの閉成操作に伴うステップ41におけるrYEs
Jとの判別直後にステップ41aにて自動制御指令信号
をセントするようにしたが、これに代えて、ステップ4
1を省略し、ステップ53C(又は55b)における演
算後にステップ41aにて自動制御指令信号をセントす
ることにより当該車両の停車時におけるイグニッション
スイッチIGの開成(即ち、ステップ42におけるrN
OJとの判別)後にフットブレーキ機構60を自動制御
下におくようにしてもよい。
また、前記第2実施例においては、両ステップ42.4
4間にステップ54を設けるようにしたが、これに代え
て、ステップ54を省略し、ステップ44におけるrN
OJとの判別直後、変更コンピュータプログラムをステ
ップ48bに直接進めて励磁信号を消滅させることによ
りフットブレーキ機構60による制動状態の解除を行う
ようにしてもよい。
なお、前記各実施例においては、自動変速装置を有する
車両に本発明システムを適用した例について説明したが
、これに代えて、手動変速装置を有する車両に本発明シ
ステムを適用して実施してもよく、かかる場合には、シ
フトスイッチ32からのシフト信号を手動変速装置のニ
ュートラル位置以外の位置へのシフトにより発生させれ
ばよく、またアクセルスイッチ31に代えてクラッチス
イッチを採用しこのクラッチスイッチのクラッチペダル
の開放に伴う作動状態によりステップ48における・r
YEsJとの判別を行うようにしてもよく、またかかる
クラッチスイッチの作動状態及びアクセルスイッチ31
からの踏込信号の双方によりステップ48におけるrY
EsJとの判別を行うようにしてもよい。
また、前記第1実施例においては、パーキングレバー1
1を有するパーキングブレーキ機構10に本発明を適用
した例について説明したが、これに限らず、例えば、ペ
ダル式或いはステッキ式のパーキングブレーキ機構に本
発明を適用して実施してもよい。
また、前記第1実施例においては、本発明システムのエ
ネルギー源としてエアタンク23を採用したが、これに
代えて、負圧源、油圧源等を前記エネルギー源として採
用してもよく、また回転電動機、リニアソレノイド等を
前記エネルギー源として採用してもよく、かかる場合、
電流検出により駆動力を可変としてもよい。
また、本発明の実施にあたっては、イグニッションスイ
ッチIGの開成操作に限ることなく、一般に、車両のエ
ンジン、電気自動車の直流電動機等の原動機に対する直
流電源からの車両、電気自動車の発進或いは停止に伴う
電力供給或いは遮断に基づきステップ41aにおける自
動制御指令信号のセントを行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は特許請求の範囲に記載の発明の構成に対する対
応図、第2図は本発明の第1実施例を示す全体構成図、
第3図及び第4図は第2図におけるマイクロコンピュー
タの作用を示すフローチャート、第5図は第2図におけ
るパーキングブレーキ機構の動作説明図、第6図は、本
発明の第2実施例を示す全体構成図、第7図及び第8図
は第6図におけるマイクロコンピュータの作用を示すフ
ローチャートである。 符号の説明 10・・・・パーキングブレーキ機構、2o・・・空気
圧回路、31・・・アクセルスイッチ、32・・・シフ
トスイッチ、35・・・モード切換スイッチ35.36
・・・車速センサ、37,72・・・マイクロコンピュ
ータ、6o・・・フソドブレーキ機構、[G・・・イグ
ニッションスイッチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 駆動力に応じて車両を制動し、この制動を前記駆動力の
    消滅に応じて解除する制動手段と、車両が停止したとき
    これを停止検出信号として検出する停止検出手段と、車
    両の発進操作機構が操作されたときこれを発進操作検出
    信号として検出する発進操作検出手段と、前記制動手段
    を手動制御状態及び自動制御状態の一方から他方へ切換
    えるとき操作されて切換信号を生じる切換操作手段と、
    前記切換信号に応答して前記制動手段をその手動制御状
    態及び自動制御状態の一方に設定し、前記切換操作手段
    が再び操作されたとき生じる切換信号に応答して前記制
    動手段をその手動制御状態及び自動制御状態の他方に設
    定する設定手段と、この設定手段の設定内容が前記自動
    制御状態のとき、前記停止検出信号に応答して出力信号
    を発生し、この出力信号を前記発進操作検出信号に応答
    して消滅させ、前記設定内容が前記手動制御状態のとき
    前記出力信号の発生を禁止する出力信号発生手段と、前
    記出力信号に応答して前記駆動力を発生し、この駆動力
    を前記出力信号の消滅に応答して消滅させる駆動力発生
    手段とを備えた自動ブレーキシステムにおいて、第1操
    作状態に操作されて車両の電源から原動機始動系統への
    電力供給を許容し、第2操作状態に操作されて前記電力
    供給を遮断する電力供給操作手段と、この電力供給操作
    手段の第1及び第2の操作状態の一方から他方への変化
    があったときこれを判別信号として判別する判別手段と
    を設けて、前記設定手段が前記判別信号に応答して前記
    制動手段を自動制御状態に設定するようにしたことを特
    徴とする車両用自動ブレーキシステム。
JP15342384A 1984-07-24 1984-07-24 車両用自動ブレ−キシステム Pending JPS6133345A (ja)

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JP15342384A JPS6133345A (ja) 1984-07-24 1984-07-24 車両用自動ブレ−キシステム

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JP15342384A Pending JPS6133345A (ja) 1984-07-24 1984-07-24 車両用自動ブレ−キシステム

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JP (1) JPS6133345A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592759A (ja) * 1991-10-03 1993-04-16 Kubota Corp 小型電動車

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0592759A (ja) * 1991-10-03 1993-04-16 Kubota Corp 小型電動車

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