JPS60202563A - スロ−再生用トラツキング制御装置 - Google Patents

スロ−再生用トラツキング制御装置

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JPS60202563A
JPS60202563A JP5912884A JP5912884A JPS60202563A JP S60202563 A JPS60202563 A JP S60202563A JP 5912884 A JP5912884 A JP 5912884A JP 5912884 A JP5912884 A JP 5912884A JP S60202563 A JPS60202563 A JP S60202563A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は映像信号用記録トランクに、周波数の異なる
複数種類のパイロット信号を映像信号と共に記録し、再
生時に得られるこのパイロット信号に基いてオートトラ
ッキングをとるようにしたカメラ一体形VTRなどに適
用して好適なスロー再生用トラッキング制御装置に関す
る。
背景技術とその問題点 映像信号用記録トラックに周波数の異なる複数種類のパ
イロット信号を映像信号と共に記録し、再生時このパイ
ロット信号を検出してトラッキングを行なうようにした
カメラ一体形VTRが提案されている。
例えば、第1図に示すように周波数の異なる4つのパイ
ロット信号P1〜P4(その周波数はf1〜f4である
)を映像信号と共に、順次対応する記録トラックT1〜
T4に記録し、再生時には互いに隣接するトラックから
再生したバイロフト信号の周波数差を検出して再生ヘッ
ド(回転ヘッド)が所定のトラックに位置するようにト
ラッキングサーボを行なうものである。
周波数差は再生パイロット信号と基準パイロット信号と
の掛算出力からめることができる。
基準パイロット信号は、正常トラッキング詩人々の記録
トラックT1〜T4より再生されたパイロット信号と対
応するように夫々同一周波数f1〜f4に選定されると
共に、再生パイロット信号と同一の順序で循環する信号
として構成される。
従って、今正規のトラックよりも右側にずれた状態で再
生されると、再生パイロット信号P1〜P4(以下こ゛
れらを総称してS2とする。)と基準パイロット信号S
3との関係は第2図B、Cのようになるから、H)算出
力S4のうち、 Δf^=lh−hl−1fa−fa1=14(KHz)
ΔfB=Ih−fal=lf4−h1=44(KHz)
とすれば、周波数差Δf^、ΔfB(第2図D)を検出
することによって再生ヘッドが隣接するトランクのうち
どちらのトラックにずれてトレースしているかが判るの
で、この周波数差Δf^。
ΔfBに基いてトラッキングサーボを行なうことができ
る。
なお、第2図AのパルスRF−3−は一対の回転ヘッド
より再生された信号を順次交互に切換えるためのヘッド
切換パルスを承ず。上述のパイロット周波数f1〜f4
は低周波であって、ft=102(KHz)、fx=1
18(KH2)、fg−160(KHz)。
f4=146(KHz)に選定される。
このような自動トラック追従方式(ATF方式)を採る
VTRにおいてスロー画像を再生する場合、再生ヘッド
がトラック間のガートバンド又は再生ヘッドのアジマス
と異なるトラックを走査することによって生ずるノイズ
バンドをなくし、S/Nのよいスロー画像が得られるよ
うにするため種々の提案がなされている。
例えば、回転ヘッドをバイモルフ板等の位置制御素子に
取付け、スロー再生時ヘッド走査軌跡と再生トラックの
角度差を検出し、この検出出力で位置制御素子を制御す
ることにより上記目的を実現している。
ところが、このようなスロー再生用トラッキング制御装
置では、位置制御素子に回転ヘッドを取付けたりしなけ
ればならないので、構成が複雑化する欠点に加え、回路
的にはスロー再生時ヘッド走査軌跡と再生トラックの角
度差などを検出する検出系及びその検出出力に基いて位
置制御素子を制御する制御系を設けなければならず、i
ll路規模の増大をもたらしている。
発明の目的 そこで、この発明では機械的、電気的な構成を著しく簡
略化したこの種スロー再生用トラッキング制御装置を提
案するものである。
発明の概要 そのため、この発明においては変速再生専用の回転ヘッ
ドを用いると共に、ATFエラー検出検出用力を工5み
に利用してノイズレスのスロー再生(ファインスロー再
生)を実現したものであって、具体的にはスロー再生時
一対の回転ヘッドより夫々の映像トランクに記録された
上記パイロット信号を再生し、このパイロット信号と上
記再生映像トラックに対応した基準パイロット信号の掛
算出力よりスロー走査軌跡に対応したトラッキング信号
を形成し、走査トラックの中央部付近のトラッキング信
号のデータに基いてスロー再生時におけるテープ駆動用
キャプスタンモータの加速タイミング及び減速タイミン
グを制御するように構成したものである。
この構成によれば、回転ヘッド用の位置制御素子が不要
になると共に、この位置制御素子の駆動制御系も不要に
なるので機械的、電気的構成を従来よりも著しく簡略化
することができる。
実施例 〉グ制御装胃の一例を第3図以下を参照して詳細続いて
、この発明に係るスロー再生用トラツキに説明する。
第3図はこの発明に使用して好適な回転磁気ヘッド装置
(2)の−例を承すもので、回転ディスク(3)にはほ
ぼ180°の角間隔を保持して記録再生兼用の一対の回
転ヘッドH^、HBが設けられる。この回転ヘッドH^
、HBは異なるアジマス角に選定される。一方の回転ヘ
ッドH,側にはこれよりも同転的に先行する位置に所定
の間隔1時間的には1〜数H(Hは水平周期)だけ離れ
た位置に、スロー、スチル等の変速再生専用の回転ヘッ
ド・HCが設けられ、そのアジマス角は他方の回転ヘッ
ドH^と同一に選定される。従って、回転へラドH。
Hcはダブルアジマスタイプの回転ヘッドが使用される
。スロー再生モードでは、回転ヘッドH^。
H,及びHCが再生ヘッドとして使用される。
ここで、スロー再生モード、例えば騒スロー再生モード
では4フレームごとに1フレ一ム分の映像情報を再生す
るものであるから、フィールドとテープスピード、従っ
て再生モードとの関係は第4図A、Gのようになる。
ある時点t1からt3までのほぼ5フイールドの期間は
スチル再生モードMSとなり、このときのヘッド走査軌
跡は885図のTSであるものとする。第5図に示すト
ラックT1にはプラスアジマスの回転ヘッドH^により
フィールド映像情報が記録されているものとすれば、こ
のトラックT1のフィールド映像情報は回転ヘッドH^
+HCによって交互に再生される(第4図B)。時点t
3からt4までのほぼlフィールドの期間は加速再生モ
ードM^となり、そのときの走査軌跡はT^である。時
点t4からt6までのほぼ1フイールドの期間は次のト
ラックT2を再生するノーマル再生モードM、となり、
そのときの走査!lL跡はTNであり、また時点t@か
らt7までのほぼlフィールドの期間は減速再生モード
M、となり、そのときの走査軌跡はTBである。
このように、4フレームの期間に各再生モードM、−M
^−M、−MBが順次行なわれてAスロー再生用の1フ
レ一ム分が完結する。
このようなスロー再生モードで、ノイズレススロー再生
を実現するためには、スチル再生モードM、ではその走
査軌跡がTsで、その他の再生モードM^、MN、MB
ではT^、’r、、、TBでなければならない。
すなわち、まずスチル再生モードMsにおいて走査軌跡
がTsである場合、その再生出力(FM輝度信号Y)の
エンベロープ出力E、は第6図Bのようになる。エンベ
ロープ出力EsはトラックT1の中央部で最大、トラッ
クT1の始端部及び終端部で夫々その〃のレベルとなっ
て得られ、ノイズSNは始端部及び終端部で僅かながら
発生する(同図C)。しかし、このノイズ発生位置は垂
直ブランキング期間に相当するから、画面上には現われ
ず、ノイズレススチル再生が可能になる。
これに対し、走査軌跡が第7図のTSRであるときには
、第6図Eに示すエンベロープ出力EsRとなるから、
画面の上側に相当大きなノイズが現われる(同図F)。
同様に、走査軌跡がT’st、であるときのエンベロー
プ出力ESLは第6図Hとなり、画面の下側にノイズが
現われる(同図1)、このようなことから、スチル再生
モードM5でノイズレススチル再生を行なうには走査軌
跡がTsとなっていなければならない。
同様に、他の再生モードにあって加速再生モードM^で
はトラックT1の終端部において回転ヘッドH^がトラ
ックTiの丁度中央を走査するような走査紙wiT^の
ときノイズレス再生となり、またこの状態にトラッキン
グがとられている場合には次のノーマル再生モードMN
ではその走査軌跡TNがトラックT2の中央にくるから
ノイズレス再生となる。そして、次の減速再生モードM
ではトラックT3の始端部の中央部から回転ヘッドのト
レースが開始されるので、その終端部において走査軌跡
TAと等しくなるように減速再生モードMBでの走査軌
跡TBをコントロールすればノイズレス再生が可能にな
る。
このようなことからノイズレススロー再生を行なうため
にはスロー再生モードの期間中1転ヘソゝドの走査軌跡
が第5図に示すようにトラッキングサーボがかけられる
。′ 1@8図はこのようなノイズレススロー再生を実現する
ためのこの発明に係るスロー再生用トラッキング制御装
蓋a呻の一例をボす。
第8図に示すスロー再生用トラッキング制御装置■にお
いて、ノーマル再生時は回転ヘッドH^。
HBの各再生信号が第1の゛スイッチング回路(11^
)によって連続した再生信号となされ、スチル再生時は
回転ヘッドH^、Hcの各再生信号が第2のスイッチン
グ回路(11B)によって連続した再生信号となされ、
またこれらの連続化された再生信号は第3のスイッチン
グ回路(IIc)によって夫夫の再生モードに応じて選
択される。第1〜第3のスイッチング回路(11^)〜
(IIC)は後述するマイクロコンピュータで構成され
た制御回路(30)より得られるスイッチング制御パル
ス(図示せず)によって制御される。
スロー再生モードでは、#I3のスイッチング回路(l
ie)で選択された回転ヘッドH^lHaの再生信号S
1がローパスフィルタで構成されたパイロット信号検出
回路(12)に供給されて再生パイロット信号S2が検
出され、これがノーマル再生時におけるトラッキングエ
ラー信号Saの形成手段としても機能するトラッキング
信号形成回路(20)に設けられた掛算器(13)に供
給されて基準パイロット信号S3との掛算が行なわれる
基準パイロット信号S3の発生回路(14)はパイロッ
ト周波数f1〜f4の発生回路(15)と、その出力を
トラックごとにスイッチングするスイッチ回路(16)
とで構成され、スイッチ回路(16)は制御回路(30
)より送出された制御信号に基いてコントロールされる
掛算出力S4はΔf^、ΔrBの検出回路(21>。
(22)に供給されて周波数差成分が検出され、夫夫の
検出出力はダイオード構成の直流化回路(23)。
(24)に供給されて、エンベロープ出力Sa、Ssが
形成され、これらエンベロープ出力Sg、Sgはさらに
減算回路(26)に供給されて、(Ss−3s)なる減
算信号S7が形成される。
減算信号(以下トラッキング信号という)Svは極性選
択回路(27)に供給されてトラックTt。
T3をトレースするときはそのままの極性で出力され、
トラックT2.T4をトレースするときは極性反転され
たトラッキング信号S7が出力される。そのため、こ・
の極性選択回路(27)はインバータ(27^)と、ス
イッチング回路(27B)とで構成され、スイッチング
回路(27B)はマイクロコンピュータを使用した制御
回路(30)の出力によって制御される。なお、ノーマ
ル再生時ではlトラックごとに順次切換ねるような制御
信号がスイッチング回路(27B)に供給される。
この例では、トラックT1をスチル再生するようにした
場合であるので、トラッキング信号STそのものが出力
され、これがアンプ(28)を介してA/D変換1K(
35)に供給される。所定のトレースタイミングにおけ
るトラッキング信号StのレベルがA/D変換され、こ
のデジタル信号S・が制御回路(30)に供給されて、
第5図に示すようなスロー再生時のトラッキングサーボ
が実行される。
ところで、スロー再生モードを選択すると、最初にスチ
ル再生モードM、になるが、このスチル再生モードMS
では、任意のトラック、この例ではトラックT1を再生
してスチル画像用の映像情報が形成される。このとき、
第4図E及び第9図Bに示すように基準パイロット信号
S3はトラックT1に対応したパイロット周波数f1に
固定される。そして、今回転ヘッドH^rHoの走査軌
跡がTsであるとすると、トラックT1の前半部ではヘ
ッドが右ずれの状態にあるから、周波数f1のパイロッ
ト信号P1と隣接トラックT2からの周波数がf2であ
るクロストークパイロγ)mtP2が同時に再生され、
トラックT1の後半部では左ずれのためパイロット信号
P1のほかに周波数がf4であるクロストークパイロッ
ト信号P4が同時に再生される(第9図C)。
このため、周波数差Δf^、ΔfBの成分が交互に得ら
れ(同図D)、しかも周波数差Δf^のエンベロープ出
力S6はトラックTIの中央部に向って漸減しく同図E
)、周波数差ΔfBのエンベロープ出力S6は中央部か
ら漸増する(同図F)。
この結果、スチル再生モードMsでは第9図Gに示すよ
うに、正及び負の値をもつのこぎり波状のトラッキング
信号Svが得られる。
これに対し、回転ヘッドH^+HOの走査軌跡がTsR
であるときには、Tsよりもさらに右側にずれているこ
とになるから、このときのトラッキング信号Stは第6
図Gに示すようにS7〈0の状態で得られる。走査軌跡
Tsよりもさらに左側にずれたTSLのときには上述と
は逆になるから、第6図Jに示すようなトラッキング信
号Sv(>0)が得られることになる。
以上のことから、回転ヘッドH^、HcがトラックT1
の中央部をトレースしているタイミング(検出タイミン
グ)におけるトラッキング信号S7の大きさを判別すれ
ば、正規のトラツキジグに対するずれ量が判るので、こ
の検出タイミングにおけるトラッキング信号S7の値に
よって、ノイズレススロー再生を実現するための加速再
生モードM^における加速タイミング及び減速再生モー
ドMBにおける減速タイミングを予測することができる
第10図はこのようにノイズレススロー再生を達成する
トラッキングサーボの一例を示すフローチャートである
図は騒スロー再生(4フレームに1フレ一ム分の映像情
報を再生する)の例であって、ステップ(40)はノー
マル再生モードを示す。令弟4図の時点taでスロー再
生モードが選択されると、ステップ(41)でスロー再
生モードが否がが判定され、上述のようにスロー再生モ
ードが選択されたときには、ステップ(42)で基準パ
イロット信号S3がP4(=f+)になったフィールド
が検出され、P4のフィールドであるときには次のフィ
ールドの曲からこの例では1m5ec待ってステップ(
43)においてキャプスタンモータに逆転ブレーキCC
W(第4図D)が供給されてキャプスタンが減速される
(第4図F)。
次に、ステップ(44)において基準パイロット信号S
3の周波数がトラックT1に対応した周波数f1に固定
されると共に(第4図E)、この減速終了後のフィール
ド(時点tx)からスチル再生モードMsに移り1.ス
テップ(45)において時点t1からnフィールドこの
例では3フイールド目を検出し、ステップ(46)で4
フイールド目における切換パルスRF−Sitの立上り
タイミングが検出されたときには、この時点よりこの例
では8m5ec待ったのち(ステップ(47))の時点
t11がトラッキング信号S丁のレベル検出タイミング
となり、この時点t、lにおける電圧(デジタル信号)
が読み込まれる(ステップ(4B))、このうよに、検
出タイミングは走査トラックの中央部付近になるように
設定される。
このときの検出電圧の値によってスチル再生モードMS
における回転ヘッドH^、Heの走査軌跡のずれが判別
され、ステップ(49)において検出電圧の値に対応し
た加速及び減速タイミングが設定される。
加速及び減速タイミングは例えば第11図に示すように
設定することができる。第7図に示すように走査軌跡が
Tsのときには正規のトラッキングであり、このときの
検出電圧は第6図りからも明らかなようにほぼ零である
。このことから、検出電圧が−0,5v〜0.5vの範
囲にあるときには正規のトラッキングであるものとみな
し、このトラッキングを基準にして加速タイミングAT
は切換パルスRF−S−の立上り時点を基準にしてこの
例では4msec後とする。これによって加速再生モー
ドM^となり、そのときの走査軌跡は第5図のT^とな
る。また、減速タイミングBTは切換パルスRP−SH
の立下り時点を基準にして17.25msee後とする
。これによって減速再生モードM、となり、このときの
走査軌跡は第5図のTBとなる。
このようなタイミングに選定すれば、第5図に承す走査
軌跡となることが実験によって確聰された。
従って、スチル再生モードyBで走査軌跡がTsでない
場合にはそのときの検出電圧の値によって加速、減速タ
イミングを例えば第11図に示すように、スチル再生モ
ードM、における走査軌跡が正規のトラッキングより右
側にずれているときには、加速タイミングをほぼ2m5
ec遅らし、減速タイミングを625μsec程度速め
れば、ノイズレススチル再生状態でない場合でも、加速
、ノーマル及び減速再生モードM^、MH,MBにおけ
る走査軌跡を第5図に示すようにコントロールすること
ができ、これによってノイズレススロー再生を実現する
ことができる。
同様に、スチル再生モードMsにおける走査軌跡が正規
のトラッキングより左側にずれているときには、そのず
れ量に応じて例えば第11図に示、すような加速及び減
速タイミングに設定すればノイズレススロー再生を実現
できる。
ステップ(49)ではこの検出電圧に基づき第11図に
示すデータテーブルを参照して加速及び減速タイミング
が設定される。ステップ(50)では切換パルスRF−
S−の立上りが検出され、立上り時点が検出されるとス
テップ(51)で、ステップ(49)において設定され
た加速タイミング時間だけ待ったのち、キャプスタンモ
ータにモータ駆動信号CAP・ON(第4図C)が供給
され(ステップ(52):加速再生モードM^となる。
加速再生モードM^は1フイールドの期間だけ実行され
、ステップ(53)において切換パルスRP−5Nの立
下り時点が判定され、立下り時点が検出されると、ステ
ップ(54)において基準パイロット信号の周波数がイ
ンクリメントされて、fl−f2に固定され、次のフィ
ールドではノーマル再生モードMNに移行する。
基準パイロット周波数をインクリメントするのは、第4
図Bに示すように、ノーマル再生モードM、では回転ヘ
ッドH8によってトラックT2に記録された映像情報を
再生するからである。
ノーマル再生モードMNはlフィールドの期間であって
、ステップ(55)においてノーマル再生開始時点t4
から設定された減速タイミング時間待機したのち、ステ
ップ(56)で基準パイロット信号の周波数がf2から
f3へとインクリメントされると共に、ステップ(57
)でキャプスタンモータに対し減速信号CCWが供給さ
れて減速再生モードMlとなる。
ステップ(57)が終了すると再びステップ(45)に
戻り同様なステップを経て次のトラックを使用したAス
ロー再生が実行される。
第12図はA/D変換器(35)の−例を示すもので、
この例では制御回路(30)として使用される、マイク
ロコンピュータを使用した逐次比較型のA/D変換器と
して構成され、これは周知のようにトラッキング信号S
マが供給される電圧比較器(36)と、制御回路(30
)と、制御回路(30)のデジタル出力をD/^変換す
る抵抗器群メ37)とアンプ(38)とで構成されるも
のである。
勿論、制御回路(30)を使用しない通常のA/D変換
器を使用することもできる。
なお、第8図に示す形成回路(20)はノーマル再生時
におけるトラッキングエラー信号SIlを検出する場合
にも使用される。
この場合にはスイッチング回路(27B)が動作し、ヘ
ッド切換パルスRF−3−の供給によってトランキング
信号(この場合、トラッキングエラー信号)Svと、こ
れをインバータ(27^)で位相反転した信号「とが交
互に切換えられながら出力される。
正常トラッキング時に対し右側又は左側にずれていると
きには、ずれの方向とずれ量に対応した極性とレベルを
もつ直流信号が得られるから、このトラッキングエラー
信号SMがキャプスタンサーボ系にコントロール信号と
して供給されることによって、正常トラッキングとなる
ようなサーボが慟らく。
発明の詳細 な説明したように、この発明ではトラッキングの方向と
ずれ量に対応したトラッキング信号S7を用いて、スロ
ー再生モードにおける加速及び減速タイミングを予測制
御し丸ので、比較的簡単な構成でノイズレススロー再生
を実現することができる。
また、この発明によれば、ノーマル再生時に使用される
トラッキングエラー信号S式の形成回路を流用してスロ
ー再生時のトラッキング信号S7を形成することができ
るから、回路構成の簡略化を図りうる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はパイロット信号とトラックとの関係を示す図、
第2図はトラッキングエラー信号の説明図、第3図は回
転磁気ヘッド装置の一例を示す図、第4図はスロー再生
の説明に供する波形図、第5図はスロー再生時の走査軌
跡の一例を示す図、第6図はスチル再生時における再生
出力の一例を示ず波形図、第7図はスチル再生時の走査
軌跡の一例を示す図、第8図はこの発明に係るスロー再
生用トラッキング制御装置の一例を示す系統図、第9図
はその動作説明に供する波形図、第10図はスロー再生
制御系の一例を示すフローチャート図、第11図はこの
フローチャートに付随した動作説明に供する図表、第1
2図は^10変換器の一例を示す系統図である。 H^、HBはノーマル再生用の回転ヘッド、Hcは変速
再生専用の回転ヘッド、(20)はトラッキング信号の
形成回路、(35)はA/[1変換器、S7はトラッキ
ング信号、(30)は制御回路である。 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 周波数の異なる複数のパイロット信号を映像信号と共に
    映像トラックに記録し、再生された上記パイロット信号
    に基いてトラッキング号−ボをかけるようにしたものに
    おいて、スロー再生時一対の回転ヘッドより夫々の映像
    トラックに記録された上記パイロット信号が再生され、
    このパイロット信号と上記再生映像トラックに対応した
    基準パイロット信号が掛算され、この掛算出力よりスロ
    ー走査軌跡に対応したトラッキング信号が形成され、走
    査トラックの中央部付近の上記トラッキング信号のデー
    タに基いてスロー再生時におけるテープ駆動用キャプス
    タンモータの加速タイミング及び減速タイミングが制御
    されるようになされたスロー再生用トラッキング制御装
    置。
JP5912884A 1984-03-27 1984-03-27 スロ−再生用トラツキング制御装置 Expired - Lifetime JPH0610903B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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