JPS60198283A - タイプライタ - Google Patents

タイプライタ

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JPS60198283A
JPS60198283A JP5540784A JP5540784A JPS60198283A JP S60198283 A JPS60198283 A JP S60198283A JP 5540784 A JP5540784 A JP 5540784A JP 5540784 A JP5540784 A JP 5540784A JP S60198283 A JPS60198283 A JP S60198283A
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JP
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erasing
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JP5540784A
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English (en)
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Naohisa Suzuki
尚久 鈴木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPS60198283A publication Critical patent/JPS60198283A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J29/00Details of, or accessories for, typewriters or selective printing mechanisms not otherwise provided for
    • B41J29/26Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling
    • B41J29/36Devices, non-fluid media or methods for cancelling, correcting errors, underscoring or ruling for cancelling or correcting errors by overprinting

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Dot-Matrix Printers And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は、活字により印字した文字を印字文字の修正な
どに際して消去し得るようにしたタイプライタに関し、
特に、最少限4回の消去動作を繰返して副次的な障害を
伴うことなく確実に印字文字を消去し得るようにしたも
のである。
[従来技術] 一般に、電子タイプライタやワードプロセッサなどの活
字式タイプライタにおいて印字した文字を消去するにあ
たっては、細かいインク粉を塗布したコレクタプルリボ
ン、すなわち修正可能リボンと称し、印字したインク粉
をはぎ取ることができるようにした印字リボンを用い、
それにより印字した文字を、リフトオフリボンと称する
粘着性をもたせた修正用のいわゆるコレクトリボンを介
して、同じ活字により打撃して印字文字のインク粉をは
ぎ取る文字消去方法と、マルチタイプリボンあるいはフ
ァブリックリボンと称するはぎとりバーテープと称する
白粉を塗布したコレクトリボンを介し、同じ活字により
打撃してカバーテープの白粉を重ねて印字することによ
り、印字文字をかくす文字消去方法とがある。
そのうち、特に消去性の優れた前者のリフトオフリボン
による文字消去方法が最近のタイプライタにおいては主
流をなしており、しかも、リフトオフリボンによる文字
消去が可能なタイプライタの多くは、後者のカバーテー
プによる文字消去も可能である。
しかして、いずれの文字消去方法においても、印字文字
と全く同じ位置を同じ活字により再度打撃するための位
置制御が極めて困難であり、再度の打撃時に生ずる位置
誤差に基づき、1回の消去動作によっては20〜50g
m程度の消し残りが生ずるのが一般である。
かかる消し残りに対して、従来は、左右方向に微少量だ
け位置をずらして2回の消去動作を繰返すことにより重
ね消去を行う文字消去方法が用いられており、これによ
り1回消去に比して消し残りを格段に少なくすることが
できる。
しかしながら、近年の電子タイプライタの進歩に伴い、
その機能の一部として、印字文字を数行にわたって記憶
し、バックトレースと称するキー操作により数行前にさ
かのぼって文字消去を行い得るようにしたタイプライタ
がある。かかるタイプライタにおいては、このような態
様の文字消去に際し、印字用紙の浮き上りやプラテンの
ガタなどにより、左右方向のみならず、上下方向にも消
し残りが生ずるようになり、従来の文字消去方法によっ
ては処理し得ないという欠点が生じた。
[目的] 本発明の目的は、上述した従来の欠点を除去し、印字文
字の上下左右いずれの方向にも消し残りが生じないよう
にして印字文字の消去を行うことができるようにしたタ
イプライタを提供することにある。
本発明の他の目的は、印字文字に対し、左右方向ととも
に上下方向にも微少量ずつ位置をずらして消去動作を繰
返し、重ね消去°を確実に行い得るようにしたタイプラ
イタを提供することにある。
[実施例] 以下に図面を参照して実施例につき本発明の詳細な説明
する。
ここでは、キャリッジの駆動をリニアパルスモータによ
り行うようにした電子タイプライタに本発明を適用した
場合を例にとって本発明の詳細な説明する。その説明に
あたり、まず、本発明を適用すべき電子タイプライタの
構成について詳細に説明する。
この種電子タイプライタの外観を第1図に示す。図示の
構成による電子タイプライタにおいては、キーボード1
に配列したキーの操作により、キャリッジ2に搭載した
活字ホイール5に設けた活字5aをその裏側から印字ノ
\ンマユニ・ント8中のハンマ6aにより、印字リボン
を介し、プラテン3に向って打撃することにより、プラ
テン3上の印字用紙4に印字を行う。
リッジ部分の外観を拡大して第2図に示す。図において
、キャリッジ2は、プラテン3に平行に配置したスケー
ルレール8上を、キャリッジ2の下部に設けたガイドロ
ーラ9とリニアパルスモータ・スライダ10とによって
左右に移動する。
そのキャリッジ2のプラテン3に対向した部分には、活
字ホイール5および印字ノーンマユニット6からなる活
字打刻機構を設けてあり、その活字打刻機構の後方には
、印字リボン7aを収納するとともに活字ホイール5の
前面に展張させた印字リボンカセット7を搭載しておく
かかるキャリッジ2の内部の詳細構成を、印字リボンカ
セット7を外して露出させた下台11上の部分について
第3図に示す。図示の構成において、印字リボンカセッ
ト7の内部に収納した印字リボン7aは、前方に突出し
たシフトアーム14により引出されて活字ホイール5の
前面に張架されている。この印字リボン7aの露出部分
は、印字動作の際に第2図示の構成において印字リボン
力セツプランジャ(図示せず)により第2図中に示す矢
印Aの方向に回転して、活字ホイール5上の活字5aと
プラテン3上の印字用紙4との間に介在する。
一方、消去リボン13送給用として下台11の前方の左
右外側に軸承した送給リール12aおよび巻取リール1
2bのうち、巻取リール12bの回転軸は下台11に設
けた透孔を挿通しており、その先端に鋸歯状のギヤ16
を取付けである。このギヤ16はプランジャ15により
下台11の上部に回転可能に軸架したアーム18を介し
て1回の上下運動毎に1歯だけ歩進し、巻取リール12
bを回転させて消去リボン13を巻取り、1文字分だけ
移動させる。鋸歯状のギヤ16に係合した押えバネ17
は、ギヤ16の逆転を防止するとともに、その周縁の歯
を1歯分の回転の都度止める作用をなしている。
また、消去リボン13の送給リール12aに対しては、
リボン押え19が、下台11上に設けた軸20に取付け
たコイルスプリング21により付勢されて、第3図に示
す矢印Eの方向に常時押圧しており、このリボン押え1
8の押圧力により、消去リボン13を1文字分ずつ送給
する際に巻き乱れやたるみが生ずるのを防止するように
する。
リール12aおよび12bから引き出された消去リボン
13は下台11の左右両側に軸承された鍵型のシフトア
ーム14およびそのガイドローラ14aおよび14b間
に張架されている。
また、キャリッジ2の移動に関し、下台11の下部には
、コの字状のヨーク(図示せず)およびそのヨークに巻
回したコイル(図示せず)などからなるリニアパルスモ
ータ用スライダ部10を設けて、ガイドローラ9により
、溝を等間隔に配した磁性体よりなるスケール部8に対
して一定の間隔を保った状態にて、移動し得るようにし
てリニアパルスモータを構成する。
なお、ハンマユニット6は、ソレノイドにより駆動する
ように構成し、そのソレノイドに対する通電時間によっ
て印字圧を制御し得るようにする。
つぎに、上述のような構成の電子タイプライタに本発明
を適用し、ボールド印字による太文字を消去するための
回路装置の構成例を第4図に示し、その回路装置におけ
る制御論理回路部分の詳細構成の例を第5図に示す。
第4図示の回路装置においては、キーボードロジック回
路23からの入力により制御駆動する制御論理回路24
からの各種制御信号36〜42を駆動回路35中の各部
駆動回路25〜31によりそれぞれ適切なレベルに増幅
したうえで駆動装置51中の各部駆動装置13,32,
15,22,10,33.34にそれぞれ供給し、キー
ボード23におけるキー操作に応じてそれらの各部駆動
装置をそれぞれ作動させる。
かかる回路装置の制御中枢をなす第5図示の制御論理回
路24において、キーボードロジック回路23からの入
力により制御駆動するマルチプレックスユニット(lj
PU) 43は、リードオンリメモリ(ROM) ’ 
44、ランダムアクセスメモリ(RAM) 45、イン
タ了フェース・コントロール・ロジック回路4Bおよび
キーボード23の間を、共通のデータパス48を介し、
アドレスバス47および読出しφ書込みノくス(R/W
) 48を参照してコード化したマイクロインストラク
ション命令やデータを授受し得るように構成しである。
かかる回路構成により、リードオンリメモリ(ROM)
 44もしくはランダムアクセスメモリ(RAM) 4
5にあらかじめプログラムしであるマイクロインストラ
クション命令に従って、マルチプレックスユニツ) (
MPU) 43が逐次に演算制御を実行する。キーボー
ドロジック回路23は、キーボード1上のキー操作によ
り、割込み信号線50を介し、マルチプレックスユニy
 ト(MPU) 42に対して上述のプログラムによる
割込み処理を要求し、それと同時に、データバス48上
に割込み処理に必要なマイクロコード化したキー情報を
入力する。
一方、インターフェースコントロール・ロジ・ンク回路
46は、マイクロコード化した各部装置用駆動情報をラ
ッチして各部駆動装置に対する各制御信号38〜42に
変換して各部駆動回路25〜31に受け渡しする。駆動
回路35においては、各部制御信号36〜42を各部駆
動回路25〜31によりそれぞれ増幅して、駆動装置5
1の各装置8,3,2,15,22,10.33および
34の駆動に適したレベルにする。
つぎに、キャリッジ駆動用モータとしてのリニアパルス
モークの最小分解能をδとし、太文字印字時におけるキ
ャリッジ移動量をβ(=nδ:n=整数)として、太文
字印字およびその消去の位置関係を第6図に示す文字”
H”の太文字印字を例にとって説明する。
ここで、斜線部はボールド印字を示し、その外側に一点
鎖線で示す枠の内部が消去部分を示す。
図示のように、重ね印字における1回目の印字により(
L−L’ )なる文字+1HI+が印字され、キャリッ
ジをβだけ移動させた後に、2回目の印字により(R−
R’ )なる文字゛H′”が印字され、かかる重ね印字
により(L−R’ )なる太文字”H”が形成される。
この太文字+1HIIを消去するに当たり図示の太文字
11HIIの左端しにて、印字ホイール、キャリッジ等
の各駆動機構部分の停止位置誤差やガタ、あるいはコレ
クトリボンや印字リボンのたるみやすれなどに対するマ
ージンを含め、印字消去に際してキャリッジに要する左
方向の微少移動量をα(mδ:m≦nなる整数)とし、
大文字+1HIIの右端R′における同様の右方向微少
移動量も同じくαとする。
太文字の印字および消去に際して必要とする上述の位置
関係について、従来および本発明による太文字印字に対
する消去位置関係を第7図および第8図にそれぞれ対比
して示し、従来および本発明による太文字消去の過程を
表わすフローチャートを第8図および第1θ図にそれぞ
れ対比して示す。
従来の太文字消去方法においては、第7図に示すように
、太文字を構成する(L−L’ )および(R−R’ 
)なる2回の印字について、まず、(L−L’ )なる
印字に対して、移動量αだけ左方向に位置をずらした(
LL −LL’ )なる2回の消去と移動量αだけ右方
向に位置をずらした(LR−LR’ )なる2回の消去
との計4回の消去動作を行っていた。したがって、ハン
マは、個々の大文字消去に4回少しずつ位置をずらして
同一活字を消去するための打撃を行っていた。
上述のような従来方法による太文字消去の過程を表わす
第8図示のフローチャートにおいては、ステップS1に
てコレクトリボンを1文字分移動させた後に、ステップ
S2にてキャリッジを印字位置から移動量αだけ右方向
にずらし、ステップS3にて活字ホイールを印字文字と
同一活字の位置まで回転させる。かかる状態に準備した
うえで、ステップS4にて印字の際と同一通電時間にて
ハンマの打撃を行い、消去動作をする。ついで、ステッ
プS5にてキャリッジをそのときの停止位置から移動量
2αだけ左方向にずらしたうえで、ステップS6にて同
一印字文字に対する2回目の消去であるか否かを判別す
る。2回目の消去であれば、ステップS7にてキャリッ
ジを移動量β−αだけ左方向にずらして印字文字位置に
戻し、ステップS8にてコレクトシフトを解除する。ま
た、ステップS6にて判別して2回目の消去でなければ
、コレクトリボンシフトを解除し、ステップ−、へ、−
−一11、 、+去W−8L 48屓+LR裂礒、仁(
久動量α+βだけ右方向にずらし、ステップSllにて
コレクトリボンを1文字分移動させた後に、ステップS
4に戻る。
つぎに、キャリッジ駆動用モータとしてのリニアパルス
モータの最少分解能をaとし、プラテンの上下方向にお
ける最少分解移動量をdとして、コレクタプルリボンを
用いて印字した第8図に示す°゛A”′なる文字を消去
する場合を例にとって、印字位置と消去位置との関係を
説明する。
まず、第6図示の°°A”なる印字に対し、リフトオフ
リボンを用いて1回の消去動作を行ったときの印字位置
と消去位置との関係を第7図に示す。
しかして、通常は、コレクタプルな印字用のインクリボ
ンより消去用のリフトオフリボンの方が膜厚が厚く、し
かも、粘着性を有しているので、コレクタプルリボンの
インクによって印字した文字の大きさに比して、消去用
リフトオフリボンによってはぎとる部分の大きさは、図
示のように、幅δだけ犬きくなる。したがって、消去位
置の余裕度は、印字位置に対して、左右方向においては
、±δ sinθだけ、°また、上下方向においては±
δだけ存在することになる。
しかしながら、1行にわたる左右方向の消去に関しては
、活字ホイール、キャリッジ等の各駆動機構部分の停止
位置誤差やガタ、あるいは、インクリボンおよびコレク
トリボンのたるみや印字用紙の浮き上り等によって生ず
る消去位置の誤差量はリフトオフリボンを用いたことに
よる上述の余裕度を超える場合が多い。したがって、か
かる場合には、やはり、2回消去動作を繰返す必要があ
る。
かかる2回の消去動作による重ね消去を従来の文字消去
方法および本発明によって行ったときの印字と消去との
位置関係を第8図および第8図にそれぞれ示し、それら
の消去動作の過程を表したフローチャートを第10図お
よび第11図にそれぞれ示す。
いま、第8図示の印字文字11A11における右端γに
おいて、活字ホイール、キャリッジ等の各駆動機構部分
の停止位置誤差やガタ、あるいは、インクリボンおよび
コレクトリボンのたるみやずれ、印字用紙の行き上り等
に対するマージンを含めて、印字文字の右端部分を消去
するのに必要なキャリッジの右方向への微小移動量をα
(=ma。
α≧δ2m: 整数)とし、また、印字文字゛A 11
の左端文における同様の微少移動量もαとする。
しかして、キャリッジを印字中心Cから右方向に移動量
αだけずらし、第8図および第9図に示す点CRにおい
て消去動作を行うと、第8図示の従来方向においては(
R’−R″)なる消去部分が得られる。ついで、印字中
心Cから左方向に移動量αだけキャリッジをずらし、第
8図および第9図に示す点CLにおいて消去動作を行う
と、第8図示の従来方法においては(L’−L”)なる
消去部分が得られる。従来方法によるかかる2回の消去
動作によって得られた(L’ −R’ )なる消去部分
は、(文−r)なる印字部分を包含しており、確かに、
従来方法によっても左右の横方向における消し残りはほ
とんどなくなる。
しかしながら、前述したように、電子タイプライタの新
たな機能として、数行にわたる印字文字を記憶して置き
、さらに、数行さかのぼって消去をする、いわゆるバッ
クトレースを行う場合には、行を越えてさかのぼるので
あるから、上下の縦方向における停止位置誤差も問題と
なる。したがって、従来方法による左右方向の2回消去
動作のみによっては、上下方向に消し残りが生ずること
になる。
第9図に示すように、本発明では、かかる上下方向の消
し残りをなくすようにする。
いま、第6図示の印字文字+1AI+の上端tにおいて
、プラテンの駆動部分の停止位置誤差やガタ、あるいは
、インクリボンおよびコレクトリボンのたるみやずれ、
印字用紙の浮き上り等に対するマージンを含めて、印字
文字の上端部分を消去するのに必要なキャリッジの右方
向への微小移動量をβ(=nα、β≧δ、n:整数)と
し、さらに、印字文字の下端すにおける必要微小移動量
もβとする。また、第6図示の従来方法におけると同様
に、活字ホイールやキャリッジ等の各駆動機構部分の停
止位置誤差やガタ、あるいは、インクリボンのたるみや
ずれ、印字用紙の浮き上り等のマージンを含めて、印字
文字の左端部分および右端部分を消去するのにそれぞれ
必要とする左方向および右方向への微小移動量をγ(=
ka、α≧δ。
k:整数)とする。
いま、消去位置の中心を上下方向における印字位置の中
心C′から移動量βだけ上方向にずらして、C’ Tな
る線上に位置させると、プラテンは相対的に下方向に移
動量βだけずれる。かかる状態にてキャリッジを左右方
向における印字位置の中心Cから、移動量αだけ右方向
にずらしたCRなる消去位置の中心と、また、同じ移動
量αだけ左方向にずらしたCLなる消去位置の中心とに
おいて2回の消去動作を行うと、第8図に示すように、
上下方向においては(TT −TT’ ) 、また、左
方向においては、(LL−RR)なる消去部分が形成さ
れる。
ついで、上下方向における消去位置の中心を上下方向に
おける印字位置の中心C′から、移動量βだけ下方向に
ずらした[E’ Bなる線上に位置させると、プラテン
は相対的に下方向に移動量βだけずれる。かかる状態に
てキャリッジを左右方向における印字位置の中心Cから
、移動量αだけ右方向にずらしたCRなる消去位置の中
心と、また、同じ移動量だけ左方向にずらしたCLなる
消去位置の中心とにおいて2回の消去動作を行うと、同
じく第8図に示すように、上下方向においては、(BB
’ −BB) 、また、左右方向においては(LR’−
L’R)なる消去部分が形成される。
その結果、消去位置の中心が、上下方向においては移動
量±βだけ、また、左右方向においては移動量±αだけ
ずれることになり、その際形成される各頂点の位置にて
計4回の消去動作を行うと、第8図において破線および
鎖線にてそれぞれ囲んで示す消去部分が形成されて、文
字の印字部分をすべて包含して消去することができ、第
8図示の従来方法によった場合に比して、上下方向にお
ける消去の余裕度が±βだけ増大することになる。
上述のような印字と消去との位置関係にて行う消去動作
の過程を表すフローチャートを、従来例および本発明に
ついて、第10図および第11図にそれぞれ示す。
第10図示の従来方法による文字消去過程においては、
ステップStにおいてコレクトリボンをシフトするとと
もに1文字分だけ送る。ついで、ステップS2において
はキャリッジを印字位置から右方向に+αだけ移動させ
、次のステップS3において活字ホイールを印字文字と
同じ活字に設定する。
かかる状態に設定したうえで、ステップS4に進んで印
字時と同じ時間だけハンマソレノイドに通電して消去を
行う。次のステップS5においてはコレクトリボンのシ
フトを解除する。ついで、ステップS6に進み、ここで
、キャリッジを印字位置から左方向に−αだけ移動させ
、ステップS7において再びコレクトリボンをシフトす
るとともに1文字分だけ送り、かかる状態に設定したう
えで、ステップS8においては印字時と同じ時間だけハ
ンマソレノイドに通電して消去を繰返し、次+、2でス
テップS8においてコレクトリボンのシフトを再び解除
する。
一方、第11図示の本発明による文字消去過程において
は、ステップSllにおいてコレクトリボンをシフトす
るとともに1文字分だけ送る。ついで、ステップS12
においてキャリッジを印字位置から右方向に+γだけ移
動させ、さらにステップS13においてキャリッジが印
字位置から上方向に移動量+βだけずれるようにプラテ
ンを回転させる。次いで、ステップS14に進んで活字
ホイールを印字文字と同じ活字に設定する。
かかる状態に設定したうえで、ステップS15において
は印字時と同じ時間だけハンマソレノイドに通電して消
去を行い、次のステップS18においてコレクトリボン
のシフトを解除する。ついで、ステップS17に進んで
キャリッジを印字位置から左方向に−γだけ移動させ、
さらにステップS18においてコレクトリボンをシフト
するとともに1文字分だけ送る。
かかる状態に設定したうえで、ステップS18に進み、
ここでは印字時と同じ時間だけハンマソレノイドに通電
して消去を行い、ステップS2(+においてコレクトリ
ボンのシフトを解除する。ついで、ステップS21に進
み、ここで、キャリッジが印字位置から下方向に一βだ
け移動するようにプラテンを回転させる。さらに、ステ
ップS22においてはコレクトリボンをシフトさせると
ともに1文字分だけ送る。
かかる状態に設定したうえで、ステップS23にて印字
時と同じ時間だけハンマソレノイドに通電して消去を行
い、次のステップS24においてはコレクトリボンのシ
フトを解除する。ついで、ステップS25に進んでキャ
リッジを印字位置から右方向に+γだけ移動させ、ステ
ップ82Bにてコレクトリボンをシフトするとともに1
文字分だけ送る。次のステップS27において印字時と
同じ時間だけハンマソレノイドに通電して消去を行い、
さらにステップ828においてコレクトリボンのシフト
を解除する。
[効果] 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、タイ
プライタにおける印字文字を包含するようにして上下方
向および左右方向にキャリッジを微少量ずつ移動させて
4回の消去を繰返すことにより、上下方向および左右方
向に消去の余裕度が得られるので、消去の際の印字位置
再現精度をそれ程高くする必要がなく、複数行にわたり
さかのぼって消去をする場合にも高い品位の消去を行う
ことができる。
なお、以上の説明においては、消去の際の微少送り量を
上下方向、左右方向とともに対称に選定したが、必ずし
も対称にする必要はなく、非対称であってもほぼ同様の
効果を得ることができる。
また、上例では、左右方向の微少量移動にキャリッジを
移動させたが、活字ホイールを微少量回転させてもよい
。さらにまた、上例ではプラテンを上下方向に微少量回
転させたが、活字ホイールを微少量シフトさせてもほぼ
同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電子タイプライタの外観を示す斜
視図、 第2図は同じくその電子タイプライタのキャリッジ部分
を拡大して示す斜視図、 第3図は同じくそのキャリッジの内部の詳細構成を示す
斜視図、 第4図は同じくその電子タイプライタの文字印字消去用
回路装置の構成例を示すブロック線図、 第5図は同じくその回路装置における制御論理回路部分
の構成例を示すブロック線図、第6図は印字文字の位置
関係の例を示す線図、 第7図は文字印字と文字消去との位置関係の例を示す線
図、 第8図は従来の文字消去方法における文字消去の位置関
係の例を示す線図、 第9図は本発明における文字消去の位置関係の例を示す
線図、 第1θ図は従来方法による文字消去の過程を示すフロー
チャート、 第11図は本発明による文字消去の過程を示すフローチ
ャートである。 1・・・キーボード、 2・・・キャリッジ、 3・・・プラテン、 4・・・印字用紙 5・・・活字ホイール、 5a・・・活字、 6…ハンマユニツト、 6a…ハンマ、 ?・・・印字リボンカセット、 7a・・・印字リボン、 8・・・スケールレール、 13・・・修正用リボン、 24・・・制御論理回路、 25・・・ハンマ駆動回路、 26・・・印字リボンシフトンレノイド駆動回路、 27・・・コレクトリボンシフトソレノイド駆動回路、 28・・・活字ホイールモータ駆動回路、28・・・キ
ャリッジモータ駆動回路、30・・・リボン送りパルス
モータ駆動回路、 31・・・プラテン送りパルスモータ駆動回路、 32・・・リボンシフト駆動装置、 33・・・リボン送り駆動装置、 34・・・プラテン送り駆動装置、 35・・・駆動回路、 3B・・・ハンマ制御信号、 37・・・印字リボンシフト制御信号、38・・・コレ
クトリボンシフト制御信号、40・・・キャリッジモー
タ制御信号、41・・・リボン送すモータ制御信号、4
2・・・プラテン送すモータ制御信号、43・・・マル
チプレックスユニッ1 (MPU)、 44・・・リードオンリメモリ(ROM)、45・・・
ランダムアクセスメモリ(RAM)、48・・・インタ
ーフェースコントロール・ロジック回路、 47・・・アドレスバス、 48・・・読取り/書込み信号(R/W)、48・・・
データバス、 50・・・割込み信号線、 51・・・駆動装置。 特許出願人 キャノン株式会社 代理人弁理士 谷 義 − 第1図 第8図 CL CK 第9図 CL OR 第10図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)活字、により印字した文字を消去可能なタイプライ
    タにおいて、印字した文字に対し、少なくとも上下左右
    の各方向に微少量ずつ位置をずらしそれぞれ消去動作を
    行って、当該印字文字を消去するようにしたことを特徴
    とするタイプライタ。 (以下余白)
JP5540784A 1984-03-22 1984-03-22 タイプライタ Pending JPS60198283A (ja)

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