JPS6019824B2 - ワ−ドプロセッサの外字処理方法 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ワードプロセッサの外字の処理方法に関する
。

ワードプロセッサ特に和文ワードプロセッサで、装置に
内蔵されていない文字又は記号（以下単に外字と称す）
を用いたい場合がある。

このようなときは、ユーザは外字パターンを自らつくり
装置内部に記憶させて使用する。外字パターンは、通常
内蔵のＲＡＭこ格納される。ＲＡＭこ記憶された内容は
、電源をオフにすると消えてしまう場合がある。従って
、外字を以後継続的に使用したし、ときは、外部記憶装
置例えばフロッピーディスク等に格納して保存すること
が行われる。従釆のこの種の装置では、外字が含まれて
いる文書をフロッピーディスク等に記録した後、内部メ
モ川こ記憶されている外字パターンが別のパターンで置
き換えられたり、或いは削除されていたりする。従って
、再び文書をフロッピーディスク等から呼び出しても、
外字に相当するパターンが異なっている場合もあり、外
字がそのまま再現されない場合があった。本発明は、こ
のような点に鑑みてなされたもので、文書を外部記憶装
置に格納するときに、文書のコードを全て取込んだ後に
、当該文書に含まれている外字の外字パターンを文書に
付随する形で、格納することにより、外字パターンを登
録時と同じアドレスに読出すようにして外字がそのまま
再現されるようにした処理方法を実現したをのである。

以下「図面を参照して本発明を詳細に説明する。第１図
は、本発明を説明するための和文ワードプロセッサの一
構成例を示す図である。

同図において、１は各種制御を行うＣＰＵである。２は
シーケンスプログラムが格納されたＲＯＭである。

３は、入力された文章がコードとして柿納されるテキス
トメモリである。該メモリとしては例えばＲＡＭが用い
られる。４は前記ＣＰＵＩの制御信号を受けて、テキス
トモメリ３及びＣＲＴを制御するＣＲＴコントローラで
ある。

６はインタフェイスである。

６は文字等の固定パターンを格納するキヤラクタジェネ
レータ用ＲＯＭである。

７は、外字パターンを格納するキャラクタジェネレータ
用ＲＡＭである。

ＲＯＭ６とＲＡＭ７とでキヤラクタジエネレー夕２０を
構成している。８は、入力された文章等を表示するＣＲ
Ｔである。

９はインターフェイス、１０‘ま該インターフェイスを
介してバスＢと結ばれるキーボードである。

１１は、フロッピーディスクコントロ、ーラにより駆動
されるフロッピーディスクである。

Ｂは、ＣＲＵＩと各回路間を接続するバスである。この
ように構成された装置を用いて本発明を以下に説明する
。ＣＰＵＩは、キーボード１０の押されたキーを判断し
て該当する文字コ−ド‘こ変換してテキストＲＡＭ３に
格納する。

テキストＲＡＭ３に格納された文字コードとキャラクタ
ジェネレー夕２０のアドレスとは１対１に対応している
。また、前記文字コードとキーボード１０上のキーも１
対１に対応している。操作者は、キーを操作することに
より自由に外字パターンを作成することができる。外字
パターンを作成する手順の一例を示すと以下のとおりで
ある。即ち、キーボード１０を操作してワードプロセッ
サを外字登録モ−ド‘こセットする。しかる後、ＣＲＴ
８上には２２×２２マトリクスのマス目模様が現われる
。このマス目を、キーボード１０上の操作キーを押して
マス目を埋め合わせていくことにより必要な外字パター
ンをつくる。作成が終了したパターンは外字呼出キーと
対応づけて、キャラクタジェネレー夕２０内のＲＡＭ７
に記憶される。ここで、外字呼出キーの数は、登録でき
る外字の数と同一にとる。キーボードの物理的制限のた
め、登録できる外字の数は限られる。このため、通常多
段シフトキー方式が用いられる。テキストメモリ３に格
納された文書の内容を、外部記憶装置（ここではフロッ
ピーディスク）に格納する手順は下のとおりである。

テキストモメリ３、に格納されている文書の内容は、フ
ロッピーディスクコントローラ１１を経てフロッピーデ
ィスク１２に格納される。

文書を格納した後、ＣＰＵＩは文書中に外字に相当する
文字コードがあるかどうかをチェックする。外字コード
があったとき、対応するＲＡＭ７内に記憶されているド
ットパターンをフロッピーディスク１２に格納する。更
に、当該外字パターンのＲＡＭ７のアドレス及び記録し
た外字の数等もフロッピーディスク１２に格納する。以
上の操作を、具体例について説明する。第２図は、ＣＲ
Ｔ８の表示例を示す図である。

同図中のａとｂが外字登録によって作成した外字である
。第３図は、キーボード１０上の外字呼出キーのキー配
列に対応してＲＡＭ７内に格納されている外字パターン
を示す図である。図中の×印は外字がまだ登録されてい
ない領域或いは当該文書には含まれていない外字の領域
を表わしている。外字ａを呼出す時には、外字呼出キー
の対応するキーを押せば、第２図に示すように当該外字
がＣＲＴ８上に呼出されることになる。この文章をフロ
ッピーディスクに記憶させるときは、先ず第２図に示す
文章の文字コードを記憶する。次に、、ａ，ｂなる文字
パターンを前記文章コードドの後に続けて記憶する。第
４図は、フロッピーディスクへの記憶状態を示す図であ
る。

同図において、Ａ部は文章が文字コードで記憶される文
章記憶部である。Ｂ部は、外字がパターンとして記憶さ
れる外字パターン記憶部である。ａ′は外字ａが、ｂ′
は外字ｂが記憶されている箇所である。一方、本体装置
内には、フロッピーディスクから再び文章を謙出すにあ
たってのアクセス情報を記録しておくためのディレクト
リ（図示せず）が設けられている。ディレクトリには、
トラックナンノゞ、セクタナンバ、フアイル長、外字の
アドレス及び外字数等が記録される。フロッピーディス
クに書込まれた内容を説出すときには、前記ディレクト
リの情報をもとにして文書をアクセスして文書を諸出し
、引き続いて外字パターンをディレクトリの外字アドレ
スを参照して謙出す。従って、外字パターンは登録時と
同じキーボード位置に割りつけられる。例えば、第２図
に示した例で、外字ａが他の文字で置き換えられる場合
があるが、文章に付随して外字パターンが登録時と同じ
アドレスに読出される。

従って、文章を論出した時にはその中で使われている外
字は必ず復元され、、登録時の文章が破壊されることは
ない。また、使用している外字のみ登録するので、フロ
ッピーディスクの容量が少くて済み、外字専用のフロッ
ピーディスクをつくる必要がない。上述の方法は、当該
文書に含まれている外字パターンのみ当該文書に付随し
て外部記憶装置に格納するものである。これに対して、
文書中に外字が含まれているかどうかに拘らず、全ての
外字パターンを文書に、付随して格納させるようにする
こともできる。このようにすると後日、文書を読出した
ときに、当該文書中に含まれていない外字も利用するこ
とができるので、外字による追加訂正が容易となる。本
発明は和文ワードプロセッサのみならず、英文その他の
プロセッサにも同様に適用することができるものである
ことはいうまでもない。以上、詳細に説明明したように
、本本発明によれば文書を外部記憶装置に格納するとき
に、当該文書に含まれている外字の外字パターンを文書
に付随する形で格納することにより、外字パターンを登
録時と同じアドレスに読出すようにして外字がそのまま
再現されるようにした処理方法を実現することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明を説明するための和文ワードプロセッ
サの一実施例を示す構成図である。 第２図はＣＲＴの表示例、第３図は外字パターンの格納
例を示す図である。第４図は、フロッピーディスクの格
納状態を示す図である。１．．．ＣＰＵ、２．．・ＲＯ
Ｍ、３・・・テキストモメリ、４．・・ＣＲＴコントロ
ーラ、５，９・・・インターフエイス、６・・・キヤラ
クタジエネレータ用ＲＯＭ、７…キヤラクタジェネレー
タ用ＲＡＭ、８・・・ＣＲＴ、１０…キーボード、１１
…フロッピーデイスクコントローラ、１２…フロッピー
デイスク、Ｂ…パス。 １※ 第２図 絹３図 繁ム図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ 文字キー及び編集キーよりなるキーボード部と、各
   種制御を行う制御部と、入力した文字等を表示するＣＲ
   Ｔ及び印字部とで構成されるワードプロセツサにおいて
   、（イ） ドツトパターンを格納するキヤラクタジエネ
   レータを固定パターンが格納されたＲＯＭと外字パター
   ンが格納されるＲＡＭとで構成し、（ロ） 外字パター
   ンを外部記憶装置に格納するときには当該外字パターン
   とキーボードに対応したアドレスを文書に付随する形で
   １文書として前記記憶装置に格納し、（ハ） 文書読出
   し時には文書ともに外字パターンを登録時と同じアドレ
   スに読出すことにより登録時の外字を再現するようにし
   たことを特徴とするワードプロセツサの外字処理方法。