JPH0715621B2 - 文書データ処理装置 - Google Patents

文書データ処理装置

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JPH0715621B2
JPH0715621B2 JP61076180A JP7618086A JPH0715621B2 JP H0715621 B2 JPH0715621 B2 JP H0715621B2 JP 61076180 A JP61076180 A JP 61076180A JP 7618086 A JP7618086 A JP 7618086A JP H0715621 B2 JPH0715621 B2 JP H0715621B2
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徹 山北
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、本体装置内の文書データを外部装置へセーブ
する文書データ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の外部記憶装置等のデータ記憶装置は本体装置に接
続された状態で使用される。即ち、データ記憶装置に記
憶されているデータは本体装置にロードされた後に、本
体装置の表示部もしくは印字部へ出力されて始めて可視
状態になり、オペレータが視認できる状態になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来ではデータ記憶装置に記憶されているデータを確認
したい場合に、その都度本体装置を稼動してデータ記憶
装置内のデータをロードして、本体装置の表示部もしく
は印字部へ出力しなければならなかった。このために、
単にデータ記憶装置内のデータを視認するためだけであ
っても、本体装置を専有してしまう欠点があった。
本発明では、本体装置内の文書データをデータ記憶装置
等の外部装置へセーブする際に、文書データの文字コー
ドのみならずそのフォントパターンをも出力することに
よって、本体装置を用いることなく、外部装置に表示装
置もしくは印字装置を接続するだけでデータの表示、印
字を可能にすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の文書データ処理装置は、文字コードの形態で文
書データを記憶する文書記憶手段及び文字コードに対応
してフォントパターンを記憶するフォント記憶手段を有
し、前記文書データを外部装置へセーブするに際して、
前記文書記憶手段に記憶されている文書データを読み出
して外部装置へ書込む文書書込手段と、前記外部装置へ
書き込まれる文書データに含まれている文字コードのフ
ォントパターンを前記フォント記憶手段より抽出し、文
字コードとフォントパターンの対応テーブルを前記外部
装置へ書込むフォント書込手段とを備えてなるものであ
る。
また、前記外部装置は表示部を有し、前記対応テーブル
に基づいて文字コードに対応するフォントパターンを読
み出して表示部へ表示する。
〔作用〕
本発明の文書データ処理装置は、前記文書データを外部
装置へセーブするに際して、前記文書記憶手段に記憶さ
れている文書データを読み出して外部装置へ書込み、前
記外部装置へ書き込まれる文書データに含まれている文
字コードのフォントパターンを前記フォント記憶手段よ
り抽出し、文字コードとフォントパターンの対応テーブ
ルを前記外部装置へ書込む。
また、前記外部装置は前記対応テーブルに基づいて文字
コードに対応するフォントパターンを読み出して表示部
へ表示する。
〔実施例〕
(1)構成 第1図はかな漢字変換機能を有する装置本体を示すブロ
ック構成図である。10はCPUであり、入力部11、表示部1
2、印字部13の他に、かなを漢字へ変換するためのかな
と漢字の対応テーブルが記憶されている辞書メモリ14、
この辞書メモリ14で変換された結果もしくは入力部11よ
り入力されたかな漢字等からなる文書データをJISコー
ド等の文字コード(以下、この装置本体内で使用する文
字コードを本体文字コードと称する)で記憶する文書メ
モリ15、本体文字コードに対応して表示、印字のための
フォントパターンを記憶する本体フォントメモリ16、本
体文字コードに対応して後述するデータ記憶装置18のフ
ァイル文字コードを記憶する変換テーブル17が接続さ
れ、更に接続ラインaを介して後述するデータ記憶装置
18が接続される。第2図は文書ファイル等を記憶するデ
ータ記憶装置18のブロック図であり、19はアドレスカウ
ンタACを有する入出力制御回路で、接続ラインaを介し
て本体装置のCPU10と、また接続ラインbを介して他の
表示装置、印字装置との間でデータの送受を行い、更に
文書メモリ20、ファイルフォントメモリ21、変換テーブ
ル22に対するデータの書込み/読み出し等を行う。前記
文書メモリ20はデータ記憶装置18で使用するファイル文
字コードによってかな漢字等からなる文書データを記憶
する。前記ファイルフォントメモリ21はファイル文字コ
ードに対応して表示、印字のためのフォントパターンを
記憶する。前記変換テーブル22はファイル文字コードに
対応して本体文字コードを記憶する。第3図はデータ記
憶装置18及びこのデータ記憶装置18に図示しないコネク
タを介して接続されている表示装置23を示す。表示装置
23は液晶表示部24及びキー入力部25を有している。キー
入力部25は表示すべきページ数を指定する1,2,…,9,0の
テンキー部25a及び、頁指定キー25b、前頁指定キー25
c、次頁指定キー25dを備え、テンキー25aで表示するペ
ージ数を値数した後に頁指定キー25bを操作して該当ペ
ージのデータをデータ記憶装置18から読み出して液晶表
示部24へ表示する。前頁指定キー25cは現在表示されて
いる頁の前の頁を表示する際に、次頁指定キー25dは次
の頁を表示する際に操作されるキーである。第4図は、
前記表示装置23のブロック構成図であり、表示部24、キ
ー入力部25、表示制御部26より成り、キー入力部25の指
定に応じて、データ記憶装置18から読み出されたフォン
トパターンのデータは接続ラインbを介して表示制御部
26へ入力され、表示部24で表示される。
(2)動作 第5図は本体装置のCPU10の処理動作を示すフローチャ
ートである。文書メモリ15内のデータをデータ記憶装置
18へSAVEする動作を入力部11で行なった際に、第5図フ
ローチャートに示す処理によって1文字毎にデータが転
送される。まずS1で示すように、まず、文書メモリ15よ
り文頭の本体文字コードで表わされている1文字分のデ
ータを読み出す。次に、S2で変換テーブル17にこの本体
文字コードと対応するファイル文字コードが記憶されて
いるか否かの検出を行う。対応するファイル文字コード
が無ければS3で本体文字コードでアドレス指定される本
体フォントメモリ16内のフォントパターンを読み出し
て、データ記憶装置18内のアドレスカウンタACでアドレ
ス指定されるファイルフォントメモリ21へ書き込む。前
記アドレスカウンタACはファイルフォントメモリ21のフ
ォントパターン記憶領域を順にアドレス指定するもの
で、S4でこのアドレスカウンタの値がファイル文字コー
ドとして本体装置へ読み出されて、本体文字コードでア
ドレス指定される変換テーブル17の記憶領域へ記憶され
る。更に、S5でアドレスカウンタACで指定される変換テ
ーブル22の記憶領域へ本体文字コードが書き込まれる。
次にS6で本体文字コードに対応するファイル文字コード
が本体装置の文書メモリ15の記憶位置に対応してデータ
記憶装置18の文書メモリ20へ書き込まれる。前記S2でフ
ァイル文字コードが既に本体装置の変換テーブル17に記
憶されていれば、S7でそのファイル文字コードを変換テ
ーブル17より読み出し、前記S6の処理に移る。即ち、本
体装置の文書メモリ15内の本体文字コードはデータ記憶
装置18用のファイル文字コードに変換されてファイル装
置へSAVEされる。一般に本体文字コードは、カナ、漢
字、英数字等の全ての文字を区別して表わさなければな
らないため、本体文字コードのビット構成が大きくな
り、しかも、各文字の全てのフォントパターンを記憶し
ておかなければならずそのため大容量のメモリが必要と
する。しかしながら、文書データとして作られた特定の
文書に使用される文字の種類は限られており、この文書
データを記憶するデータ記憶装置18は前記限られた文字
に対応するビット構成のファイル文字コード及びこのフ
ァイル文字コードと対応するフォントパターンを記憶す
ればその記憶容量を有効に使用できるが、このための処
理が前述した第5図のフローで示す処理動作である。
次に、表示装置23をデータ記憶装置18に接続して、キー
入力部25で表示頁を指定した際の動作を説明する。第6
図は、この表示のために、データ記憶装置18から1文字
分のデータか読み出される毎に実行される入出力制御回
路19の処理動作を示すもので、S8でデータ記憶装置18の
文書メモリ20からファイル文字コードが読み出され、次
のS9でファイル文字コードに対応するフォントパターン
がファイルフォントメモリ21から読み出される。次に、
S10で読み出されたフォントパターンが接続ラインbを
介して表示装置23へ送出される。表示装置では表示制御
装置26内に設けられている表示用バッファへ前記フォン
トパターンを記憶して、これを表示部24で表示する。上
記第6図のフローはデータ記憶装置18の文書メモリ20内
の指定頁の文頭に位置するファイル文字コードからこの
頁の分末までのファイル文字コードが読み出されるまで
実行される。この結果、表示装置23の表示制御部26内の
表示用バッファには文書メモリ20の文字位置と対応する
位置にフォントパターンが記憶され、表示部24に1頁分
のデータが表示される。印字装置へ印字する場合も全く
同様である。
次に、データ記憶装置18を本体装置に接続して、データ
記憶装置18内の文書メモリ20内のデータを本体装置から
のLOAD命令によって本体装置へLOADする場合の動作を説
明する。第7図は、このLOADのために、データ記憶装置
18から1文字分のデータが読み出される毎に実行される
入出力制御回路19の処理動作を示すもので、S11で文書
メモリ20からファイル文字コードが読み出され、次のS
12で変換テーブル22からファイル文字コードと対応する
本体文字コードを参照することによって本体文字コード
に変換し、S13でこの本体文字コードを接続ラインaを
介して本体装置へ出力する。本体装置では送られて来た
本体文字コードを文書メモリ15へ格納する。このように
本体装置へ転送する際には本体文字コードに変換されて
出力される。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明の文書データ処理装置は、文書デ
ータを外部装置へセーブする際に、文書データだけでな
くこの文書データに含まれている文字コードのフォント
パターンをもセーブできるので、外部装置で必要なフォ
ントパターンを過不足無く記憶させることができ、しか
も、外部装置に表示装置もしくは印字装置を接続するこ
とによって表示、印字させる際に、フォントパターンの
登録・消去などの複雑な制御は一切不用になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本体装置のブロック図、第2図はデータ記憶装
置18の具体例を示すブロック図、第3図はデータ記憶装
置18に表示装置23を接続した状態の外観図、第4図は表
示装置23のブロック図、第5図乃至第7図は動作を示す
フローチャートである。 18……データ記憶装置18、20……文書メモリ、21……フ
ァイルフォントメモリ、22……変換テーブル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文字コードの形態で文書データを記憶する
    文書記憶手段と、文字コードに対応してフォントパター
    ンを記憶するフォント記憶手段と、前記文書データを外
    部装置へセーブするに際して、前記文書記憶手段に記憶
    されている文書データを読み出して外部装置へ書込む文
    書書込手段と、前記外部装置へ書き込まれる文書データ
    に含まれている文字コードのフォントパターンを前記フ
    ォント記憶手段より抽出し、文字コードとフォントパタ
    ーンの対応テーブルを前記外部装置へ書込むフォント書
    込手段とを具備して成る文書データ処理装置。
  2. 【請求項2】前記外部装置は表示部を有し、前記対応テ
    ーブルに基づいて文字コードに対応するフォントパター
    ンを読み出して表示部へ表示する請求項1記載の文書デ
    ータ処理装置。
JP61076180A 1986-04-02 1986-04-02 文書データ処理装置 Expired - Fee Related JPH0715621B2 (ja)

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JPS62232687A (ja) 1987-10-13

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