JPS60197441A - スイツチ状態読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の技術分野 本発明は車両のイグニッションラインに接続されたスイ
ッチの状態を読取、るスイッチ状態読取装置の改良に関
し、更に詳細にはイグニッションスイッチがオフの場合
に於いてもスイッチ状態を読（１） 取ることができるスイッチ状態読取装置に関するもので
ある。

従来技術と問題点 近年の電子技術の進歩により装置各部の制御を電子的に
行なうと言うことが車両に於いても多く行なわれるよう
になってきており、これに伴ってイグニッションライン
（イグニッションスイッチを介してバッテリからの動作
電圧を各部に供給するライン）に接続されたスイッチの
状態を読取る必要性も高いものとなってきている。この
ことを車両用のブレーキホールド装置を例にとって説明
すると次のようになる。

第１図は従来のブレーキホールド装置の一例を示すブロ
ック線図であり、１はマイクロプロセッサ、２ばデータ
入力部、３はデータ出力部、４はメモリ、５はフットブ
レーキ、６はデータ出力部３の出力信号ｇが“′１″と
なると、マットブレーキ５をその時の状態に保持するア
クチュエータ、７は車速に対応した車速信号ａを出力す
る車速センサ、８はフットブレーキ５が踏込まれた時に
オ（２） ンとなるブレーキスイッチ、９はアクセルペダル（図示
せず）が踏込まれた時にオンとなるアクセルスイッチ、
１０はハンドブレーキ（図示せず）が引かれた時にオン
となるハンドブレーキスイッチ、１１はハンドブレーキ
スイッチ１０と連動して動作するスイッチ、１２はイグ
ニッションスイッチ、１３はバッテリ、１４〜１８は入
力電圧と闇値とを比較して闇値の方が低い間、即ちスイ
ッチ８〜１２がオンの間、その出力信号ｂ−ｆを“１”
とする電圧比較器、１９はイグニッションライン、２０
はイグニッションスイッチ１２を介さずにバッテリ１３
からの動作電圧を装置各部に供給する＋ＢＢライン、２
１はハンドブレーキスイッチ】０の状態を表示するラン
プである。また、２２はイグニッションライン１９に接
続された他の構成要素を示すものである。

先ず、イグニッションスイッチ１２がオンの場合の動作
を説明する。マイクロプロセッサ１は電圧比較器１４の
出力信号すに基づいてフットブレーキ５が踏込まれたこ
とを検出し、且つ車速センサ７からの車速信号ａに基づ
いて車速か零となったこ（３） とを検出すると、データ出力部３に制御信号を加え、そ
の出力信号ｇを１″とする。これによりアクチュエータ
６はフットブレーキ５を信号ｇが“１”となった時の状
態に保持し、フットブレーキ５が開放状態（フットブレ
ーキから足を離した状態）になっても車両が前進しない
ようにする。

そして、この後発進の為にアクセルペダルが踏込まれた
ことを電圧比較器１５の出力信号Ｃに基づいて検出する
か、或いは駐車の為にハンドブレーキが引かれたことを
電圧比較器１６の出力信号ｄに基づいて検出すると、マ
イクロプロセッサ１はデータ出力部３に制御信号を加え
、その出力信号ｇをＱ”とする。これにより、アクチュ
エータ６はフットブレーキ５の保持を解除する。

イグニッションスイッチ１２がオンの場合は上述したよ
うに、電圧比較器１４〜１６の出力信号ｂ−ｄに基づい
てイグニッションライン１９に接続されている各スイッ
チ８〜１０の状態を読取ることができるが、イグニッシ
ョンスイッチ１２がオフの場合は電圧比較器１４〜１６
の出力信号ｂ−ｄによってはス（４） インチ８〜１０の状態を読取ることはできない。例えば
、アクチュエータ６によりフットブレーキ５が踏込まれ
た状態に保持されている時にイグニッションスイッチ１
２がオフにされ、この後ハンドブレーキが引かれたとし
ても電圧比較器１６の出力信号ｄによってはハンドブレ
ーキが引かれたことを検出できないことになるので、ア
クチュエータ６によりフットブレーキ５を保持する必要
がないにも拘わらず、＋Ｂ系シライン２０介してアクチ
ュエータ６に無駄な電力が供給されることになる。

このようことを防ぐ為、第１図に示した装置に於いては
、ハンドブレーキスイッチ１０と連動して動作し、且つ
＋Ｂ系シライン２０接続されたスイッチ１１と、電圧比
較器１７とを設け、イグニッションスイッチ１２がオフ
の場合は電圧比較器１７の出力信号ｅに基づいてハンド
ブレーキスイッチ１０の状態を検出するようにしている
。尚、イグニッションスイッチ１２の状態は電圧比較器
１８の出力信号ｆに基づいて検出するものである。

上述したようにスイッチを二重化（第１図に於（５） いてはハンドブレーキスイッチ１０と連動して動作する
スイッチ１１を設ける）すれば、イグニッションスイッ
チ１２がオフの場合に於いてもイグニッションライン１
９に接続されているスイッチの状態を検出することがで
きるが、スイッチを二重化しなければならない為、部品
点数が多くなる。配線が複雑になる等の欠点があった。

発明の目的 本発明は前述の如き欠点を改善したものであり、その目
的は経済的な構成でイグニッションスイッチがオフの場
合に於いてもイグニッションラインに接続されたスイッ
チの状態を読取ることができるようにすることにある。

以下、実施例について詳細に説明する。

発明の実施例 第２図は本発明の実施例のブロック線図であり、本発明
をブレーキホールド装置に適用した場合についてのもの
である。同図に於いて、２３はデータ出力部３の出力信
号りが１”の開動作する定電流回路、ｕ、２５は逆流防
止用のダイオード、妬は（６） シフトレバ−の位置がパーキング位置になった時にオン
となるパーキングスイッチ、２７はパーキングスイッチ
２６の状態を表示するランプ、２８は入力電圧と闇値と
を比較して闇値の方が高い間（パーキングスイッチ２６
がオフの間）、その出力信号ｅを１”とする電圧比較器
であり、他の第１図と同一符号は同一部分を表している
。

また、第３図はマイクロプロセッサｌの処理内容の一例
を示すフローチャートであり、以下第３図を参照して第
２図の動作を説明する。

７１クロプロセツサ１は電圧比較器１４の出力信号すに
基づいてフンドブレーキ５が踏込まれたことを検出しく
ステップＳ１）、且つ車速センサ７からの車速信号ａに
基づいて車速か零であることを検出すると（ステップＳ
２）、データ出力部３に制御信号を加え、その出力信号
ｇを“１”とする（ステップＳ３）。これにより、アク
チュエータ６は信号ｇが“１”となった時の状態にフン
ドブレーキ５を保持し、フットブレーキ５が開放状態に
なっても車両が前進しないようにする。

（７） 次いで、マイクロプロセッサ１は電圧比較器１５の出力
信号Ｃに基づいてアクセルペタルが踏込まれたか否かを
判断する（ステップＳ４）。判断結果がＹＥＳの場合は
マイクロプロセッサ１はデータ出力部３に制御信号を加
えてその出力信号ｇを“０″としくステップＳ５）、ア
クチュエータ６によるフットブレーキ５の保持を解除さ
せる。また、ステップＳ４の判断結果がＮＯの場合はマ
イクロプロセッサ１は閾値とランプ２１の端子電圧とを
比較する電圧比較器１６の出力信号ｄに基づいてハンド
ブレーキが引かれたか否かを判断する（ステップＳ６）
。

ステップＳ６の判断結果がＹ［！Ｓの場合は、マイクロ
プロセッサ１はデータ出力部３に制御信号を加えてその
出力信号ｇをθ″としくステップＳ５）、この後ステッ
プＳ１の処理に戻る。また、ステップＳ６の判断結果が
Ｎｏの場合は、マイクロプロセッサ１は電圧比較器１８
の出力信号ｆに基づいてイグニッションスイッチ１２が
オンであるか否かを判断する（ステップ３７）。この判
断結果が（８） ＹＥＳの場合は、マイクロプロセッサ１はステップＳ４
の処理に戻り、判断結果がＮＯの場合はデータ出力部３
に制御信号を加えてその出力信号りを“１″とする（ス
テップＳ８）。

これにより、定電流回路２３からダイオード２４゜ラン
プ２１．接地の経路、及びハンドブレ」キスイッチ１０
がオンの場合は更にダイオード２４．ハンドブレーキス
イッチ１０．イグニッションライン１９に接続されてい
る他の構成要素２２．接地の経路で定電流が流れる。こ
こで、定電流回路２３はハンドブレーキスイッチ１０が
オフの場合、ランプ２１を点灯させるに十分な電流を出
力するものである。従って、ハンドブレーキスイッチ１
０がオフの場合は、ランプ２１内のフィラメントの温度
が上昇してその抵抗値は高いものとなるが、ハンドブレ
ーキスイッチ１０がオンの場合は他の構成要素２２（車
両の場合、その抵抗値は通常数Ωである）を介して電流
が流れる為ランプ２１は点灯せず、内部のフィラメント
の抵抗値は小さいものとなる。尚、消費電力が１．４Ｗ
程度のランプでは、消灯時の抵抗値が数（９） Ω程度であるのに対し、点灯時の抵抗値は１００Ω程度
となる。従って、ハンドブレーキスイッチ１゜がオンの
場合は電圧比較器１６の入力電圧が閾値よりも低（なり
、オフの場合は入力電圧が闇値よりも高くなるので、電
圧比較１１１６の出力信号ｄはハンドブレーキスイッチ
１０がオンの時はｏ″となり、オフの時は“１″となる
。

ステップＳ８で出力信号りを“１”とするとマイクロプ
ロセッサ１は電圧比較器］６の出力信号ｄに基づいてハ
ンドブレーキが引かれたか否かを判断しくステップＳ９
）、判断結果がＹＥＳの場合はデータ出力部３に制御信
号を加えてその出方信号ｇを“０”としくステップ５１
０）、アクチュエータ６によるフットブレーキ５の保持
を解除させる。

このように、本実施例によれば、従来装置のようにハン
ドブレーキスイッチ１０を二重化せずともイグニッショ
ンスイッチのオフ時にハンドブレーキスイッチ１０の状
態を読取ることができ、従って装置を経済的に構成する
ことが可能である。

尚、前述した実施例に於いては説明しなかった（１０） が、イグニッションスイッチ１２のオフ時にパーキング
スイッチ１６の状態を読取ることも可能である。

即ち、パーキングスイッチ２６がオンの場合は電圧比較
器２８の入力電圧が闇値よりも低くなり、オフの場合は
入力電圧が闇値よりも高くなるものであるから、電圧比
較器２８の出力信号ｅに基づいてパーキングスイッチ２
６の状態を読取ることができる。

発明の詳細 な説明したように、本発明はランプを点灯させることが
できる値の一定電流を出力することができる定電流回路
を設け、イグニッションスイッチがオフの場合、スイッ
チとランプとからなる直列回路（実施例に於いてはスイ
ッチ１０、ランプ２１からなる）に定電流回路の出力電
流を供給するものであるから、イグニッションスイッチ
がオフの場合に於いてもスイッチ状態を読取ることがで
きる利点がある。また、本発明は従来例のようにスイッ
チを二重化する必要がないものであるから、従来例に比
較して経済的な構成とすることができる利点もある。

（１１）

【図面の簡単な説明】

第１図は従来例のブロック線図、第２図は本発明の実施
例のブロック線図、第３図はマイクロプロセッサ１の処
理内容の一例を示すフローチャートである。 １はマイクロプロセッサ、２はデータ入力部、３はデー
タ出力部、４はメモリ、５はフットブレーキ、６はアク
チュエータ、７は車速センサ、８はブレーキスイッチ、
９はアクセルスイッチ、１０はハンドブレーキスイッチ
、１１はスイッチ、１２はイグニッションスイッチ、１
３はバッテリ、１４〜１８゜２８は電圧比較器、１９は
イグニッションライン、２０は＋Ｂ系ライン、２１．２
７はランプ、２３は定電流回路、２４．２５はダイオー
ド、％はパーキングスイッチである。 特許出願人　富士通テン株式会社（外１名）代理人弁理
士玉蟲久五部（外１名） （１２）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 車両のイグニッションラインに接続されたスイッチとラ
   ンプとからなる直列回路と、前記ランプの端子電圧と闇
   値とを比較する電圧比較器とを備え、該電圧比較器の比
   較結果に基づいて前記スイッチの状態を読取るスイッチ
   状態読取装置に於いて、前記ランプを点灯させることが
   できる値の一定電流を出力する定電流回路を設け、イグ
   ニッションスイッチのオフ時、前記スイッチの状態を読
   取ることを指令する読取指令により前記定電流回路の出
   力電流を前記直列回路に供給することを特徴とするスイ
   ッチ状態読取装置。