JPS60196926A - 固体電解コンデンサ - Google Patents
固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS60196926A JPS60196926A JP5321584A JP5321584A JPS60196926A JP S60196926 A JPS60196926 A JP S60196926A JP 5321584 A JP5321584 A JP 5321584A JP 5321584 A JP5321584 A JP 5321584A JP S60196926 A JPS60196926 A JP S60196926A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- solid electrolytic
- anode body
- aluminum
- electrolytic capacitor
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(a)発明の技術分野
本発明は固体電解コンデンサ、特に高周波特性に優れた
固体電解コンデンサの構造に関する。
固体電解コンデンサの構造に関する。
(b)技術の背景
弁作用を有するアルミニウムやタンタル等の金属を陽極
体とし、その表面に陽極酸化層を形成し、その上に二酸
化マンガン層を形成し、その上に陰極層を形成してなる
固体電解コンデンサにおいて、従来の陽極体は金属チッ
プを使用しており、素子の小型化、大容量化を図るため
アルミニウムの陽極体はエツチング手段による拡面処理
を行い、タンタルの陽極体ではタンタルの粉末を焼結形
成したものが用いている。
体とし、その表面に陽極酸化層を形成し、その上に二酸
化マンガン層を形成し、その上に陰極層を形成してなる
固体電解コンデンサにおいて、従来の陽極体は金属チッ
プを使用しており、素子の小型化、大容量化を図るため
アルミニウムの陽極体はエツチング手段による拡面処理
を行い、タンタルの陽極体ではタンタルの粉末を焼結形
成したものが用いている。
なお、固体電解コンデンサの誘電体層は厚さが人オーダ
であり、フィルム状の陽極体を巻回したコンデンサめ誘
電体層の厚さμmオーダに対して著しく薄くできるため
、同一容量を達成するのに小型化させることができる。
であり、フィルム状の陽極体を巻回したコンデンサめ誘
電体層の厚さμmオーダに対して著しく薄くできるため
、同一容量を達成するのに小型化させることができる。
(c)従来技術と問題点
第1図は拡面処理されたアルミニウム固体電解コンデン
サ素子の構成を示す拡大模式図であり、1は陽極体、2
は拡面処理により形成された凹部、3は陽極酸化層(誘
電体層)、4は二酸化マンガン層、5は陰極層である。
サ素子の構成を示す拡大模式図であり、1は陽極体、2
は拡面処理により形成された凹部、3は陽極酸化層(誘
電体層)、4は二酸化マンガン層、5は陰極層である。
かかる素子の電気的等価回路は第2図に示す如く、陽極
酸化層30等価直列抵抗Rに多数の静電容量Cが並列に
分布された回路になる。
酸化層30等価直列抵抗Rに多数の静電容量Cが並列に
分布された回路になる。
かかる構成の固体電解コンデンサ素子は、誘電体層の抵
抗骨Rにより高周波域において周波数が高くなるほど、
静電容量C1等価直列抵抗Rが減衰し、広い周波数域に
渡って安定した特性にすることがきわめて困難であり、
実際に使用する周波数と製品の測定周波数とが異なると
きには、使用周波数域で再測定しなければならない等の
不都合の生じることがあった。
抗骨Rにより高周波域において周波数が高くなるほど、
静電容量C1等価直列抵抗Rが減衰し、広い周波数域に
渡って安定した特性にすることがきわめて困難であり、
実際に使用する周波数と製品の測定周波数とが異なると
きには、使用周波数域で再測定しなければならない等の
不都合の生じることがあった。
(d)発明の目的
本発明は上記問題点を除去し、固体電解コンデンサを高
品位化することである。
品位化することである。
(e)発明の構成
上記問題点は、陽極体の表面に陽極酸化層を形成し、そ
の上に二酸化マンガン層を形成し、その上に陰極層を形
成してなる固体電解コンデンサにおいて、弁作用を有す
るアルミニウムやタンタル等の薄板又は線材を側面視山
形に折り曲げた陽極′体の表面に前記陽極酸化層、二酸
化マンガン層。
の上に二酸化マンガン層を形成し、その上に陰極層を形
成してなる固体電解コンデンサにおいて、弁作用を有す
るアルミニウムやタンタル等の薄板又は線材を側面視山
形に折り曲げた陽極′体の表面に前記陽極酸化層、二酸
化マンガン層。
陰極層を順次形成してなることを特徴とする固体電解コ
ンデンサにより達成される。
ンデンサにより達成される。
(f)発明の実施例
以下に、図面を用いて本発明の詳細な説明する。
第3図は本発明の一実施例になるアルミニウム固体電解
コンデンサ素子の側断面図であり、11は高純度アルミ
ニウムの薄板を側面視複数の山形に折り曲げした陽極体
、12は陽極体11の一端に溶接された陽極リード端子
、13は陽極体11の表面に陽極酸化で形成された酸化
CAAZ 03 )層、14は酸化層13の表面に形成
された二酸化マンガン(Mn02)層、15は二酸化マ
ンガン層14の表面に被着された陰極層、16は陰極層
15に一端がはんだ付けされた陰極リード端子である。
コンデンサ素子の側断面図であり、11は高純度アルミ
ニウムの薄板を側面視複数の山形に折り曲げした陽極体
、12は陽極体11の一端に溶接された陽極リード端子
、13は陽極体11の表面に陽極酸化で形成された酸化
CAAZ 03 )層、14は酸化層13の表面に形成
された二酸化マンガン(Mn02)層、15は二酸化マ
ンガン層14の表面に被着された陰極層、16は陰極層
15に一端がはんだ付けされた陰極リード端子である。
かかるコンデンサ素子は、例えば厚さ0.5fiの高純
度アルミニウムの薄板を折り曲げして陽極体11を形成
し、拡面処理することなくその表面に酸化層13.二酸
化マンガン層14.グラファイト層と銀塗料とはんだ層
とを積層してなる陰極層15が順次従来方法で形成され
る。
度アルミニウムの薄板を折り曲げして陽極体11を形成
し、拡面処理することなくその表面に酸化層13.二酸
化マンガン層14.グラファイト層と銀塗料とはんだ層
とを積層してなる陰極層15が順次従来方法で形成され
る。
その結果、該素子は陽極体11を折り曲げ形成したこと
により小型化が実現し、かつ陽極体11の表面自体は平
滑面であるためその等価回路は第4図に示す如く等価直
列抵抗Rと静電容量Cとが1対1となり高周波に対して
安定な素子となる。
により小型化が実現し、かつ陽極体11の表面自体は平
滑面であるためその等価回路は第4図に示す如く等価直
列抵抗Rと静電容量Cとが1対1となり高周波に対して
安定な素子となる。
第5図は第3図に示す如く構成されたアルミニウム固体
電解コンデンサの周波数特性を従来構成の同等品と実測
により比較させた図であり、横軸は周波数f、縦軸は静
電容量C1等価直列抵抗ESR1実線Aは本発明になる
コンデンサのC及びESR周波数特性、点線B−t、B
−zは従来品コンデンサの周波数特性である。
電解コンデンサの周波数特性を従来構成の同等品と実測
により比較させた図であり、横軸は周波数f、縦軸は静
電容量C1等価直列抵抗ESR1実線Aは本発明になる
コンデンサのC及びESR周波数特性、点線B−t、B
−zは従来品コンデンサの周波数特性である。
第5図において、本発明になるコンデンサのC及びF、
SR特性がほぼ重なる特性AはI M Hz以上迄フラ
ットな特性を維持したのち低下するようになる。而るに
、従来のコンデンサはESRSR特性+ とC特性B−
、が分かれ、ESRSR特性1がlKH2から次第に低
下するのに対し特性n−zはフラット特性を維持したの
ち約10KHz近傍から低下するようになっており、特
性Aは特性B−,,B−2より優れていることが本図よ
り明らかである。
SR特性がほぼ重なる特性AはI M Hz以上迄フラ
ットな特性を維持したのち低下するようになる。而るに
、従来のコンデンサはESRSR特性+ とC特性B−
、が分かれ、ESRSR特性1がlKH2から次第に低
下するのに対し特性n−zはフラット特性を維持したの
ち約10KHz近傍から低下するようになっており、特
性Aは特性B−,,B−2より優れていることが本図よ
り明らかである。
なお、第3図に示す実施例では陽極体にアルミニウムの
薄板を使用している。しかし、本発明はかかる実施例に
限定されさす、例えばアルミニウムの線材、タンタルの
薄板や線材を側面視山形に折り曲げて陽極体を形成し、
図示実施例と同様な効果を有する固体電解コンデンサが
実現されたことを付記する。
薄板を使用している。しかし、本発明はかかる実施例に
限定されさす、例えばアルミニウムの線材、タンタルの
薄板や線材を側面視山形に折り曲げて陽極体を形成し、
図示実施例と同様な効果を有する固体電解コンデンサが
実現されたことを付記する。
(g)発明の詳細
な説明した如く本発明似よれば、薄板又は線状の弁作用
金属を山形に折り曲げて陽極体を形成し、該陽極体に酸
化層、二酸化マンガン層、陰極層を順次積層形成させた
ことにより、小型かつ高周波特性に優れた固体電解コン
デンサを実現し得た効果は大きい。
金属を山形に折り曲げて陽極体を形成し、該陽極体に酸
化層、二酸化マンガン層、陰極層を順次積層形成させた
ことにより、小型かつ高周波特性に優れた固体電解コン
デンサを実現し得た効果は大きい。
第1図は拡面処理されたアルミニウム固体電解コンデン
サ素子の構成を示す拡大模式図、第2図は第1図に示す
コンデンサ素子の電気的等価回路、第3図は本発明の一
実施例になるアルミニウム固体電解コンデンサ素子の側
断面図、第4図は第3図に示すコンデンサ素子の電気的
等価回路、第1図は本発明に係わるアルミニウム固体電
解コンデンサと従来構成になるアルミニウム固体電解コ
ンデンサの周波数特性を比較した図である。 図中において、1.11は陽極体、3,13は陽極酸化
層、4,14は二酸化マンガン層、5,15は陰極層を
示す。 草1図 第27 (
サ素子の構成を示す拡大模式図、第2図は第1図に示す
コンデンサ素子の電気的等価回路、第3図は本発明の一
実施例になるアルミニウム固体電解コンデンサ素子の側
断面図、第4図は第3図に示すコンデンサ素子の電気的
等価回路、第1図は本発明に係わるアルミニウム固体電
解コンデンサと従来構成になるアルミニウム固体電解コ
ンデンサの周波数特性を比較した図である。 図中において、1.11は陽極体、3,13は陽極酸化
層、4,14は二酸化マンガン層、5,15は陰極層を
示す。 草1図 第27 (
Claims (1)
- 陽極体の表面に陽極酸化層を形成し、その上に二酸化マ
ンガン層を形成し、その上に陰極層を形成してなる固体
電解コンデンサにおいて、弁作用を有するアルミニウム
やタンタル等の薄板又は線材を側面視山形に折り曲げた
陽極体の表面に前記陽極酸化層、誘電体層、陰極層を順
次形成してなることを特徴とする固体電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5321584A JPS60196926A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5321584A JPS60196926A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 固体電解コンデンサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60196926A true JPS60196926A (ja) | 1985-10-05 |
Family
ID=12936606
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5321584A Pending JPS60196926A (ja) | 1984-03-19 | 1984-03-19 | 固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60196926A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010186796A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Nec Tokin Corp | 固体電解コンデンサ |
-
1984
- 1984-03-19 JP JP5321584A patent/JPS60196926A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010186796A (ja) * | 2009-02-10 | 2010-08-26 | Nec Tokin Corp | 固体電解コンデンサ |
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