JPS5821316A - 固体電解コンデンサの製造方法 - Google Patents

固体電解コンデンサの製造方法

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JPS5821316A
JPS5821316A JP11969381A JP11969381A JPS5821316A JP S5821316 A JPS5821316 A JP S5821316A JP 11969381 A JP11969381 A JP 11969381A JP 11969381 A JP11969381 A JP 11969381A JP S5821316 A JPS5821316 A JP S5821316A
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capacitor
solid electrolytic
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electrolytic capacitor
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高周波において一定値以上の等個直列抵抗値を
もつ固体電解コンデンサの製造方法に関する。
固体電解コンデンサは弁作用金属例えばTa(タンタル
)、At(アルミ)を鋳結素子或はエツチング素子の形
状とすることにより単位体積当りの表面積を拡大し、こ
れを陽極素子として用い、fi< >、 。
る素子の金属素面を電解酸化処理により必要な厚さの酸
化皮膜に変えてこれを誘電体としこの上に硝酸塩例えば
硝酸マンガンMn(No、)、水溶液の含浸と熱分解を
繰返すことにより酸化性半導体層例えばMnO,層を陽
極素子の酸化皮膜上に形成しこの上に導体層例えばグラ
ファイト層とAJ (#)塗料層を設けて陰極とした構
造をとるコンデンサである。
か\る構造をとる固体電解コンデンサは情緒素子或はエ
ツチング素子を用いるため小形であり、また誘電皮膜の
厚さが薄いために大容1が実現でき小形大容量コンデン
サとして一般に用いられている。
さてコンデンサは固体電解コンデンサも含めて損失すな
わち誘電正接が少いときが必要でありまたIMヘルツ以
上の高周波においても等個直列抵抗値の少いことが必要
な用途が多いが場合によっては一定値以上の等個直列抵
抗値が必要な用途がある。
か\る要求について従来はコイデンサに直列に抵抗器を
接続することで一霞幼以上の抵抗【直を確保していたか
、これを1個の小形のコンデンサで代替することができ
れはノ」・形化Jよび低価格化の点で有利である。
絹1図はか\る用途の11例としてオーディオ回路の一
部を示すもので、パワー■C1に入力された信号電流■
によりスピーカ2を駆動する場合、アース接続されてい
るコンデンサ3は発振防止用として1オ一ム以上の寺価
鈴列抵抗値を有していることが必要であり、この回路に
おいて従来は0.1μFのプラスチックフィルムコンデ
ンサに1オームの抵抗を直列に加えることにより回路条
件を満していた。
本発明の目的は高周波において一定値以上の等価m列抵
抗値が必要とするコンデンサを固体電解コンデンサによ
り実現するにあり、この方法として固体電解コンデンサ
の酸化性半導体層の一部に絶縁物、)lする。よンよ、
。HB + 0)直、1j、抗を高め、これ(こより高
庵波における等価直列抵抗を一定値以上にまで高めるも
ので以下図面により本発明を説明する。
固体電解コンデンサの等価回路はいま簡単のためにリー
ド線および電極面に存在するインダクタンスを無視する
と通常第2図のように表わされる。
こ\でCは電解コンデンサの静電容量、Riは陽極素子
の多孔質構造中の酸化性半導体層例えばMn01層によ
る等価抵抗、またH、eはグラファイト層、へg塗料層
などの陰極電極による抵抗である。然し乍ら固体電解コ
ンデンサは酸化性半導体が充填された数多くの微細孔か
らなるコンデンサが数多く並列Eこ並んだものと考へら
れるので畦しくは第3図の等価回路で表わすことができ
る・第4図は電解エツチングにより表面積を拡大した陽
極素子構造をとるAt固固体電解コンノン部分#I戚図
で高純度のklよりなる陽極素子4の表面には直径十数
μmのエツチング孔が密に形成されており、このエツチ
ング孔の内面および素子表面には電解酸化によりAt、
0.よりなる酸化皮層5が印加電圧値に比例した厚さに
形成されて誘電皮膜を形成しておりこのエツチング孔の
中および陽極素子の表面にはMnO,6か充填されて酸
化皮M5の誘電的性質の補強およd充放電電流の通路と
しての役割りを果しており、この上に塗布されているク
ラファイト層7はMnO,の抵抗率が10〜1000α
であるのに対し10crnN[と−桁以上低くこのMn
O,層の一部に端子出しのために塗布されているA9層
8と共番こ固体11解コンデンサの陰極を形成している
第3図の等価回路においてCI 、OH・・・Onは第
4図の各条(1質孔(セル)およびこの金属表面部にる
MnO,6による等価直列抵抗であり、Reはコンデン
サの陰極7.8による婚価直列抵抗である。
従来この使用目的を達成゛fるにはプラスチックコンデ
ンサを用いる場合には上記のように抵抗器を直列接続し
、また固体電調コンデンサで実現する場合はコンデンサ
素子の大きさを変えることで実説していた。
すなわちコンチン−!7素子の大きさ小さくすることは
第3図の等価回絡において並列に数多く配列しているC
1.C,・・・とR11、R11の減少を意味し、これ
により靜′−容曾値は減少するが陰極抵抗Reはコンデ
ンサ!子の大きさにそれ程依存しないので第2M或は第
3図の等価回路にふいて相対的に陰槓抵抗Reか幼くこ
とになりこれにより一周波における寺iil+iムタ1
1鉱抗仙をある一定値以上(仁保持していた。
然し乍ら低周波において大きな静電容量をもち高周波に
おいて一定値以上の等価直列抵抗値を確保することはこ
の方法では離しい。
本発明は多孔質のセル構造をもつ陽極素子4の上に形成
されているM−01層6の上の一部に絶縁塗料を塗布す
る。ことにより塗布した部分のMnO。
層6の等価直列抵抗を増加することを本旨としている。
第5図は本発明を実施したAt固体11解コンデンサ素
子の断iM+構造である。
図で陽極素イ4の上部壷こは陽極リード紡9か浴接され
ており、溶接部は絶縁塗料t/11えはユバζキシ樹脂
により被覆さnている。また陽極素子は多孔質体により
構成さnているため図では省略しであるが第4図のよう
な多くの孔が表面と直角ζこ一面においており、この表
面は各セルの縁部10よりなり酸化皮膜5により覆われ
ている。
こ\で酸化性半導体M・0.は多孔質セル中に充填され
ていると共に多孔質セル縁部10の酸化皮膜の上にも一
面に被覆しており、第5図のM、0゜層6はこれを表わ
している。
本発明はか\るM、O,層6の一部(本実施例の場合は
下部)に絶縁塗膜11を塗布することによってM、O,
層6の内絶縁塗JiE11の下の部分12”による直列
抵抗値を実効的に増加することを本旨とするものである
すなわちM・02の抵抗率は生hy粂件により異なり1
0〜1000鋼の値を示すが電子伝導体であり、絶縁塗
膜11を被覆した部外の各墨付セルよりなる固体電解コ
ンデンサの漬放電電流はM、0.llliの中をこれに
副って流れ絶縁塗膜の存在しない部分において低抵抗な
グラファイト陰極7に達しAgt椿8よりとり出される
ために充放1に′WIL流の八110゜層の通過距離(
パス)が増しこの部分の等価直列抵抗が実効的にtと加
したことになる。
このことは第31において01.O,、・・01、およ
びR+、 、 R+t・・・lf、+−よりなる並列回
鮎の自給縁塗料被覆部分の等価抵抗値が増加したことを
示している。
第6図および絶7図は縦6“、横31、厚さ2′の扁平
な高純度At板よりなる陽極素子を用いたAt固固体酵
解コンデンサついて本発明を実施した結果を示ずもので
、陽極素子にM、O1析出被機工程が終った状態でコン
デンサ素子の下部にローラーを用いてそnぞれ塗布幅を
変えてシリコ/系塗料を塗布し約1500で僻村は以稜
は従来と同一工程でグラファイトおよびA11F塗料を
授潰塗布して陰柾を形hνしてkt固体を解コンテンサ
としたものである。
第6図はIOMベルンの高周波で測定した場合の塗布幅
と等fIIIi直列抵抗との関係また第7図は誘電正接
との関係である。図から絶縁塗料の塗布幅が増すに従っ
て塗布部分の電流パスが増し固体電解コンデンサとして
の損失は増加するが高周波における咎価直列抵抗の増加
率(第6図)の方が低周波における誘電正接(第7図)
の増加率よりも超かに大きいことが判る。
本発明は高周波−こおける等価直列抵抗値として成る一
定値以上の値が必要なコンデンサを固体電解コンデンサ
を用いて実用化するものであって大きな静電容量を保持
したま\で本目的を達成できる。
こ\で等価直列抵抗値は絶縁塗料の塗布膜により決るも
のであり、低周波における訪宵、正接が塗布幅に比例し
て漸増することは止むを得ない0以上のように本発明の
実施により単一素子を用いて必要とする回路条件を満す
ことが可能となったO 1路、v、2図および第3図は固体電解コンデンサの4
)何回路、第4図はAt固体電解コンデンサのセル構造
、第5図は固体電解コンデンサの断th図、第6図は絶
縁塗料の塗布幅と等価直列抵抗との関係また第7図は塗
布幅とlI篭正接との関係図である。
図において 4は陽極素子、5は酸化皮膜、6はMmO,,7はグラ
ファイト層、8はAp塗料層、llは絶縁塗膜、12は
絶縁塗膜が塗られたM、o、層。
第1図 第1囲         竿3閃 第4閃         竿5(3) ′!J60 市7閏 ヂ今T&C麟り

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 情緒体或は多孔質体よりなる弁作用金属上に電解酸化処
    理により必要とする耐圧を備えた酸化皮膜を作り、核皮
    膜上に酸化性半導体層および陰極導体層を層構成してな
    る固体電解コンデンサにおいて、酸化性半導体層の一部
    に絶縁物を塗布することによって高周波における等価直
    列抵抗を一定値以上にまで高めることを特徴とする固体
    電解コンデンサの製造方法。
JP11969381A 1981-07-30 1981-07-30 固体電解コンデンサの製造方法 Granted JPS5821316A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6044514U (ja) * 1983-09-02 1985-03-29 ヤンマー農機株式会社 播種,施肥機
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JP2008004583A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Nec Tokin Corp 固体電解コンデンサ

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