JPH06349689A - 固体電解コンデンサ - Google Patents

固体電解コンデンサ

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JPH06349689A
JPH06349689A JP5141732A JP14173293A JPH06349689A JP H06349689 A JPH06349689 A JP H06349689A JP 5141732 A JP5141732 A JP 5141732A JP 14173293 A JP14173293 A JP 14173293A JP H06349689 A JPH06349689 A JP H06349689A
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JP
Japan
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solid electrolyte
electrolyte layer
electrolytic capacitor
conductor layer
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JP5141732A
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English (en)
Inventor
Kenji Kuranuki
健司 倉貫
功 ▲吉▼田
Isao Yoshida
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 誘電体となる陽極酸化皮膜に欠陥部分が存在
したり、陽極酸化皮膜に欠陥部分が生じたとしても、そ
の欠陥部分に陰極引出し導電体層を構成する材料が直接
接触することのない固体電解コンデンサを提供すること
を目的とする。 【構成】 表面に誘電体となる陽極酸化皮膜23を形成
したアルミエッチド箔21と、このアルミエッチド箔2
1の表面の所定の部分に設けられてアルミエッチド箔2
1を二分する絶縁物帯部22とを有し、アルミエッチド
箔21の一方の表面に固体電解質層24を形成し、この
固体電解質層24の上に絶縁物帯部22と固体電解質層
24との境界部に陰極引出し導電体層25が存在しない
ように陰極引出し導電体層25を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器に利用され
る固体電解コンデンサに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の固体電解コンデンサにお
いては、弁金属の表面に誘電体となる陽極酸化皮膜を形
成した電極体上に固体電解質層を形成する場合、次のよ
うな方法により行っていた。例えば固体電解質として二
酸化マンガンを形成する場合には、電極体を硝酸マンガ
ンの水溶液中に浸漬して硝酸マンガンを付着させた後、
高温で熱分解させることにより、二酸化マンガン層を形
成していた。また固体電解質として有機半導体の7,
7,8,8−テトラシアノキノジメタン錯塩(以下TC
NQ塩と言う)を形成する場合には、高温で溶融したT
CNQ塩に電極体を浸漬し、かつこの電極体を冷却固化
させて固体電解質としてTCNQ塩を形成していた。そ
してまた、固体電解質として導電性高分子層を形成する
場合には、電解質とモノマーを含んだ重合液中に電極体
を浸漬し、電気化学的にモノマーの酸化反応を起こさせ
てポリマー層を形成する、いわゆる電解重合法が用いら
れていた。
【0003】以上のようにいずれの固体電解質層を形成
する場合でも、固体電解質を形成するための原材料とな
る液体材料中に一旦電極体を浸漬する工程を経ているも
ので、この工程を経る中で、陽極引出し部と陰極引出し
部とを明確に分離する必要がある。
【0004】この場合、従来においては、図5および図
6に示すように、エッチングされたアルミエッチド箔1
の陽極引出し部と陰極引出し部とを明確に分離するため
にアルミエッチド箔1の表面の所定の部分にアルミエッ
チド箔1を二分する絶縁物帯部2を設け、そして前記ア
ルミエッチド箔1の表面に化成により誘電体となる陽極
酸化皮膜3を形成し、さらに前記絶縁物帯部2により二
分されたアルミエッチド箔1の一方の表面を硝酸マンガ
ン水溶液に浸漬し、熱分解を10回繰り返して二酸化マ
ンガンの固体電解質層4を形成し、その後、固体電解質
層4の上にグラファイト層、導電金属ペースト層からな
る陰極引出し導電体層5を形成して固体電解コンデンサ
素子6を構成していた。
【0005】図7および図8は他の従来例を示したもの
で、この従来例は、タンタル粉末にタンタルリード線7
を埋め込んで焼結したタンタル焼結体8を使用し、そし
てこのタンタル焼結体8の陽極引出し部と陰極引出し部
とを明確に分離するために、タンタル焼結体8における
タンタルリード線7の付け根の部分に絶縁物帯部9を設
け、その後、タンタル焼結体8およびタンタルリード線
7の表面に化成により誘電体となる陽極酸化皮膜10を
形成し、さらにその後、タンタル焼結体8の陰極引出し
部を硝酸マンガン水溶液に浸漬し、熱分解を10回繰り
返して二酸化マンガンの固体電解質層11を形成し、そ
の後、固体電解質層11の上にグラファイト層、導電金
属ペースト層からなる陰極引出し導電体層12を形成し
て固体電解コンデンサ素子13を構成していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の固体電
解コンデンサにおいては、図5および図6では、アルミ
エッチド箔1の陽極引出し部と陰極引出し部とを明確に
分離するためにアルミエッチド箔1の表面の所定の部分
にアルミエッチド箔1を二分する絶縁物帯部2を設けて
おり、また図7および図8では、タンタル焼結体8の陽
極引出し部と陰極引出し部とを明確に分離するために、
タンタル焼結体8におけるタンタルリード線7の付け根
の部分に絶縁物帯部9を設けているため、アルミエッチ
ド箔1の一方の表面を硝酸マンガン水溶液に浸漬し、熱
分解を10回繰り返して二酸化マンガンの固体電解質層
4を形成する場合、あるいはタンタル焼結体8の陰極引
出し部を硝酸マンガン水溶液に浸漬し、熱分解を10回
繰り返して二酸化マンガンの固体電解質層11を形成す
る場合、陽極引出し部に這い上がろうとする硝酸マンガ
ン水溶液の這い上がりも絶縁物帯部2,9により抑制で
き、これにより、陽極引出し部と陰極引出し部とを明確
に分離することが可能となるが、固体電解質層4,11
の上に陰極引出し導電体層5,12を形成する場合、図
5,図6および図7,図8に示すように、陰極引出し導
電体層5,12を絶縁物帯部2,9の上まで形成する
と、固体電解質層4,11と絶縁物帯部2,9との境界
面の不連続部分に陰極引出し導電体層5,12を構成す
る材料が浸み込んで誘電体となる陽極酸化皮膜3,10
と直接接触するおそれがある。
【0007】この場合、誘電体となる陽極酸化皮膜3,
10に欠陥部分が存在したり、後工程もしくは固体電解
コンデンサの使用時に陽極酸化皮膜3,10に欠陥部分
が生じた場合は、陽極酸化皮膜3,10を修復する能力
のない陰極引出し導電体層5,12を構成する材料と欠
陥部分とが直接接触して漏れ電流を増大させたり、短絡
させたりして固体電解コンデンサの耐圧特性や漏れ電流
特性に大きな影響を与え、これが不良率および故障率を
増加させる大きな原因のひとつとなっていた。
【0008】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、誘電体となる陽極酸化皮膜に欠陥部分が存在した
り、後工程もしくは固体電解コンデンサの使用時に陽極
酸化皮膜に欠陥部分が生じたとしても、その欠陥部分に
陰極引出し導電体層を構成する材料が直接接触すること
のない固体電解コンデンサを提供することを目的とする
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の固体電解コンデンサは、表面に誘電体となる
陽極酸化皮膜を形成した平板構造の弁金属と、この弁金
属の表面の所定の部分に設けられて弁金属を二分する絶
縁物帯部とを有し、前記絶縁物帯部により二分された弁
金属の一方の表面に固体電解質層を形成し、かつこの固
体電解質層の上に、前記絶縁物帯部と固体電解質層との
境界部に陰極引出し導電体層が存在しないように陰極引
出し導電体層を形成したものである。
【0010】
【作用】上記構成によれば、表面に誘電体となる陽極酸
化皮膜を形成した平板構造の弁金属の表面の所定の部分
に絶縁物帯部を設け、この絶縁物帯部により二分された
弁金属の一方の表面に固体電解質層を形成し、かつこの
固体電解質層の上に、前記絶縁物帯部と固体電解質層と
の境界部に陰極引出し導電体層が存在しないように陰極
引出し導電体層を形成しているため、陰極引出し導電体
層を形成した場合に、固体電解質層と絶縁物帯部との境
界面の不連続部分に陰極引出し導電体層を構成する材料
が浸み込んで誘電体となる陽極酸化皮膜に直接接触する
おそれはなくなる。
【0011】これにより、誘電体となる陽極酸化皮膜に
欠陥部分が存在したり、後工程もしくは固体電解コンデ
ンサの使用時に陽極酸化皮膜に欠陥部分が生じたとして
も、その欠陥部分に陽極酸化皮膜を修復する能力のない
陰極引出し導電体層を構成する材料が直接接触すること
はないため、従来のように漏れ電流を増大させたり、短
絡されたりして固体電解コンデンサの耐圧特性や漏れ電
流特性に大きな影響を与え、不良率および故障率を増加
させるということはなくなり、その結果、漏れ電流が小
さく、かつ製品耐圧の安定した固体電解コンデンサを得
ることができるものである。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を添付図面にもとづい
て説明する。
【0013】(実施例1)図1,図2に示すように、幅
3mm,長さ5mmの短冊状に切断されたアルミニウム箔を
塩酸などの水溶液中で電気化学的にエッチングして表面
積を拡大させたアルミエッチド箔21を用い、そしてこ
のアルミエッチド箔21の端面から3mmの長さの部分
に、ポリイミドを基材とする幅1.5mmの粘着テープを
帯状に貼り付けた絶縁物帯部22を設けてアルミエッチ
ド箔21を二分し、その後、アルミエッチド箔21の表
面に70Vで化成することにより誘電体となる陽極酸化
皮膜23を形成した。
【0014】その後、絶縁物帯部22により二分された
アルミエッチド箔21の陰極引出し部となる一方の表面
を低濃度の硝酸マンガン水溶液に浸漬し、250℃で1
0分間行う熱分解を10回繰り返して二酸化マンガンの
固体電解質層24を形成した。
【0015】さらにその後、ポリイミドを基材とする幅
1.5mmの粘着テープよりなる絶縁物帯部22から約
0.5mm離れた所から陰極引出し部全体、すなわち固体
電解質層24の上にグラファイト層、銀ペイント層から
なる陰極引出し導電体層25を形成して固体電解コンデ
ンサ素子26を構成した。つまり、前記陰極引出し導電
体層25は、絶縁物帯部22と固体電解質層24との境
界部に陰極引出し導電体層25が存在しないように形成
したものである。
【0016】(比較例1)グラファイト層、銀ペイント
層からなる陰極引出し導電体層5を図5,図6に示すよ
うにポリイミドを基材とする幅1.5mmの粘着テープよ
りなる絶縁物帯部2の上からアルミエッチド箔1の陰極
引出し部全体に形成した以外は実施例1と同様の構成に
して固体電解コンデンサ素子6を構成した。
【0017】(実施例2)図3,図4に示すように、1
辺2mm,厚さ1mmの直方体に成型したタンタル粉末に直
径が0.4mmのタンタルリード線27を埋め込んで焼結
したタンタル焼結体28を用い、そしてこのタンタル焼
結体28の陽極引出し部と陰極引出し部とを明確に分離
するために、タンタル焼結体28におけるタンタルリー
ド線27の付け根の部分にポリイミドワニスを塗布して
乾燥させることにより絶縁物帯部29を設け、その後、
タンタル焼結体28およびタンタルリード線27の表面
に70Vで化成することにより誘電体となる陽極酸化皮
膜30を形成した。
【0018】その後、タンタル焼結体28の陰極引出し
部を低濃度の硝酸マンガン水溶液に浸漬し、250℃で
10分間行う熱分解を10回繰り返して二酸化マンガン
の固体電解質層31を形成した。さらにその後、ポリイ
ミドワニスよりなる絶縁物帯部29から約0.5mm離れ
た所から陰極引出し部全体、すなわち固体電解質層31
の上にグラファイト層、銀ペイント層からなる陰極引出
し導電体層32を形成して固体電解コンデンサ素子33
を構成した。つまり、前記陰極引出し導電体層32は、
絶縁物帯部29と固体電解質層31との境界部に陰極引
出し導電体層32が存在しないように形成したものであ
る。
【0019】(比較例2)グラファイト層、銀ペイント
層からなる陰極引出し導電体層12を図7,図8に示す
ようにポリイミドワニスよりなる絶縁物帯部9の上から
タンタル焼結体8の陰極引出し部全体に形成した以外は
実施例2と同様の構成にして固体電解コンデンサ素子1
3を構成した。
【0020】(実施例3)実施例1におけるポリイミド
を基材とする幅1.5mmの粘着テープよりなる絶縁物帯
部22をエポキシ樹脂塗膜よりなる絶縁物帯部に変更す
るとともに、二酸化マンガンよりなる固体電解質層24
をポリピロールよりなる導電成高分子に変更した以外は
実施例1と同様の構成にして固体電解コンデンサ素子2
6を構成した。
【0021】(比較例3)グラファイト層、銀ペイント
層からなる陰極引出し導電体層5を図5,図6に示すよ
うにエポキシ樹脂塗膜よりなる絶縁物帯部2の上からア
ルミエッチド箔1の陰極引出し部全体に形成した以外は
実施例3と同様の構成にして固体電解コンデンサ素子6
を構成した。
【0022】(実施例4)実施例2におけるポリイミド
ワニスよりなる絶縁物帯部29をエポキシ樹脂塗膜より
なる絶縁物帯部に変更するとともに、二酸化マンガンよ
りなる固体電解質層31をTCNQ塩よりなる有機半導
体に変更した以外は実施例2と同様の構成にして固体電
解コンデンサ素子33を構成した。
【0023】(比較例4)グラファイト層、銀ペイント
層からなる陰極引出し導電体層12を図7,図8に示す
ようにエポキシ樹脂塗膜よりなる絶縁物帯部9の上から
タンタル焼結体8の陰極引出し部全体に形成した以外は
実施例4と同様の構成にして固体電解コンデンサ素子1
3を構成した。
【0024】(表1)は本発明の実施例1〜4と、比較
例1〜4のそれぞれについて、漏れ電流特性、製品耐圧
特性、漏れ電流不良率を測定した結果を示したものであ
る。
【0025】
【表1】
【0026】(表1)から明らかなように、本発明の実
施例1〜4は、従来の構成を示した比較例1〜4に比べ
て、漏れ電流を低減させることができるとともに、製品
耐圧も向上させることができ、さらには漏れ電流不良率
も改善することができるものである。
【0027】なお、上記実施例においては、平板構造の
弁金属としてアルミエッチド箔21を用いたものについ
て説明したが、このアルミ以外の弁金属であるタンタ
ル,チタン,ニオブなどから選ばれる陽極酸化皮膜形成
能力のある箔または板材を用いても、上記実施例と同様
の作用効果を秦するものである。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明の固体電解コンデン
サは、表面に誘電体となる陽極酸化皮膜を形成した平板
構造の弁金属の表面の所定の部分に絶縁物帯部を設け、
この絶縁物帯部により二分された弁金属の一方の表面に
固体電解質層を形成し、かつこの固体電解質層の上に、
前記絶縁物帯部と固体電解質層との境界部に陰極引出し
導電体層が存在しないように陰極引出し導電体層を形成
しているため、陰極引出し導電体層を形成した場合に、
固体電解質層と絶縁物帯部との境界面の不連続部分に陰
極引出し導電体層を構成する材料が浸み込んで誘電体と
なる陽極酸化皮膜に直接接触するおそれはなくなる。
【0029】これにより、誘電体となる陽極酸化皮膜に
欠陥部分が存在したり、後工程もしくは固体電解コンデ
ンサの使用時に陽極酸化皮膜に欠陥部分が生じたとして
も、その欠陥部分に陽極酸化皮膜を修復する能力のない
陰極引出し導電体層を構成する材料が直接接触すること
はないため、従来のように漏れ電流を増大させたり、短
絡させたりして固体電解コンデンサの耐圧特性や漏れ電
流特性に大きな影響を与え、不良率および故障率を増加
させるということはなくなり、その結果、漏れ電流が小
さく、かつ製品耐圧の安定した固体電解コンデンサを得
ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1,3における平板型固体電解
コンデンサの基本構成を示す斜視図
【図2】図1におけるA−A′線断面図
【図3】本発明の実施例2,4における焼結型固体電解
コンデンサの基本構成を示す斜視図
【図4】図3におけるB−B′線断面図
【図5】従来の構成を示した比較例1,3における平板
型固体電解コンデンサの基本構成を示す斜視図
【図6】図5におけるC−C′線断面図
【図7】従来の構成を示した比較例2,4における焼結
型固体電解コンデンサの基本構成を示す斜視図
【図8】図7におけるD−D′線断面図
【符号の説明】
21 アルミエッチド箔 22 絶縁物帯部 23 陽極酸化皮膜 24 固体電解質層 25 陰極引出し導電体層 27 タンタルリード線 28 タンタル焼結体 29 絶縁物帯部 30 陽極酸化皮膜 31 固体電解質層 32 陰極引出し導電体層

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に誘電体となる陽極酸化皮膜を形成
    した平板構造の弁金属と、この弁金属の表面の所定の部
    分に設けられて弁金属を二分する絶縁物帯部とを有し、
    前記絶縁物帯部により二分された弁金属の一方の表面に
    固定電解質層を形成し、かつこの固体電解質層の上に、
    前記絶縁物帯部と固体電解質層との境界部に陰極引出し
    導電体層が存在しないように陰極引出し導電体層を形成
    した固体電解コンデンサ。
  2. 【請求項2】 タンタル粉末にタンタルリード線を埋め
    込んで焼結することにより構成するとともに、表面に誘
    電体となる陽極酸化皮膜を形成したタンタル焼結体と、
    このタンタル焼結体におけるタンタルリード線の付け根
    の部分に設けられた絶縁物帯部とを有し、前記タンタル
    焼結体の陰極引出し部に固体電解質層を形成し、かつこ
    の固体電解質層の上に、前記絶縁物帯部と固体電解質層
    との境界部に陰極引出し導電体層が存在しないように陰
    極引出し導電体層を形成した固体電解コンデンサ。
  3. 【請求項3】 陰極引出し導電体層はグラファイト層を
    含んでいる請求項1または2記載の固体電解コンデン
    サ。
JP5141732A 1993-06-14 1993-06-14 固体電解コンデンサ Pending JPH06349689A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007227485A (ja) * 2006-02-22 2007-09-06 Nichicon Corp 固体電解コンデンサおよびその製造方法
KR100833392B1 (ko) * 2005-08-04 2008-05-28 엔이씨 도낀 가부시끼가이샤 고체 전해질 커패시터, 분포정수형 노이즈 필터, 및 그제조방법
WO2024014469A1 (ja) * 2022-07-14 2024-01-18 株式会社村田製作所 固体電解コンデンサ素子、固体電解コンデンサ及び固体電解コンデンサ素子の製造方法

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