JPS6019685B2 - 電流保持回路 - Google Patents
電流保持回路Info
- Publication number
- JPS6019685B2 JPS6019685B2 JP52089027A JP8902777A JPS6019685B2 JP S6019685 B2 JPS6019685 B2 JP S6019685B2 JP 52089027 A JP52089027 A JP 52089027A JP 8902777 A JP8902777 A JP 8902777A JP S6019685 B2 JPS6019685 B2 JP S6019685B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- current
- base
- circuit
- collector
- Prior art date
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- Amplifiers (AREA)
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は例えばピーク値保持回路等に好適する電流保
持回路に関する。
持回路に関する。
一般に、音響機器等で用いられているピークレベルメー
タやA/D変換器等においては信号の値を一定時間保持
する回路が必要となる。
タやA/D変換器等においては信号の値を一定時間保持
する回路が必要となる。
第1図は信号の形として電流を用いる場合に従釆より知
られている回路構成を示すものである。
られている回路構成を示すものである。
すなわち、入力電流liはトランジスタQ3のベース電
流が小さければ、そのまま出力電流Lとなる。この場合
、Q3を制御するトランジスタQ2のベースに接続され
たコンデンサCにはトランジスタQ,によって負荷電圧
lo・RLに応じた電荷が蓄えられるようになる。これ
によって、liが増加している間はCの電荷も増加して
行くようになる。
流が小さければ、そのまま出力電流Lとなる。この場合
、Q3を制御するトランジスタQ2のベースに接続され
たコンデンサCにはトランジスタQ,によって負荷電圧
lo・RLに応じた電荷が蓄えられるようになる。これ
によって、liが増加している間はCの電荷も増加して
行くようになる。
一方、liが減少しはじめたり、遮断されて零になると
Q2によって電源+VccからQのベース・ェミッタ接
合を通じて負荷RLに電流が供給される。この値がli
の減少開始または遮断直前の値に略等しいから、取りも
直さず電流保持動作をなし得る。しかしながら、かかる
従来の電流保持回路にあっては、入力電流liに対して
出力軍流ちを増幅することが困難であると共に、電流保
持動作中はQのベースからコレクタにも電流が流れCに
蓄えた電荷によってQ2から流れる電流が無駄に消費さ
れることになり、保持時間の減少や保持電流値の変化量
が増えて、精度の低下を招く等の不都合な点が多々あっ
た。そこでこの発明は以上のような点に鑑みてなされた
もので、保持時間の減少や精度の低下がなくしかも集積
回路化に好適する極めて良好な電流保持回路を提供する
ことを目的としている。
Q2によって電源+VccからQのベース・ェミッタ接
合を通じて負荷RLに電流が供給される。この値がli
の減少開始または遮断直前の値に略等しいから、取りも
直さず電流保持動作をなし得る。しかしながら、かかる
従来の電流保持回路にあっては、入力電流liに対して
出力軍流ちを増幅することが困難であると共に、電流保
持動作中はQのベースからコレクタにも電流が流れCに
蓄えた電荷によってQ2から流れる電流が無駄に消費さ
れることになり、保持時間の減少や保持電流値の変化量
が増えて、精度の低下を招く等の不都合な点が多々あっ
た。そこでこの発明は以上のような点に鑑みてなされた
もので、保持時間の減少や精度の低下がなくしかも集積
回路化に好適する極めて良好な電流保持回路を提供する
ことを目的としている。
以下図面を参照してこの発明の一実施例につき詳細に説
明する。
明する。
すなわち、第2図に示すように内部抵抗Rgの信号源l
iは一端が接地されると共に他端がトランジスタQ,の
ベースおよびトランジスタQ4のコレクタに接続される
。
iは一端が接地されると共に他端がトランジスタQ,の
ベースおよびトランジスタQ4のコレクタに接続される
。
ここでトランジスタQ,はそのコレクタが電源+Vcc
に接続され、且つそのェミツタがコンデンサCを介して
接地されると共に後述するトランジスタQ2のベースに
接続される。また前記トランジスタQ4はそのベースが
バイアス電源VBに接続され、且つそのェミツタがトラ
ンジスタQのコレクタに接続される。ここでトランジス
タQ3はそのベースがトランジスタQ2のェミッタに接
続され、且つそのェミツタが負荷抵抗Rしを介して接地
される。またトランジスタQ2のコレクタは電源+Vc
cに接続される。而して以上の構成において、電流保持
用となるトランジスタQのコレクタにカスコード接続し
た同極性のトランジスタQのベースにバイアス電流VB
を接続しておくことによって、信号源li以外から電流
(エネルギー)を取り出せるようにした点に、この発明
の特徴があるものである。すなわち、これによってトラ
ンジスタQ3のコレク夕電位が高電圧に保たれるので、
前述したと同様にしてなされる電流保持動作中において
、トランジスタQのベースからコレクタ側へ流れる無効
電流がなくなる。また、このときトランジスタ4のベー
スからェミッタに流れる電流が出力電流loとなるので
、ベースからコレク外こ流れる電流が信号に影響を与え
ることなくつまりコンデンサCに蓄えられる電荷を無駄
に消費することがなくなる。これによってトランジスタ
Q2,Qは信号保持動作に入る直前と略等しい状態を保
つことになり、保持動作に入ってもコンデンサCに蓄え
られた電荷を消費する電流はトランジスタQ2のベース
電流のみであって、保持時間を十分に長く設定すること
ができる。また、この場合トランジスタQ2,Qが常に
能動領域で動作しているから、例えば第3図に示すよう
にトランジスタQ3のベース・ヱミツタと並列に他のト
ランジスタQ^のベース・ェミツタを接続し、該トラン
ジスタQ^のコレクタを適当な電源+Vに接続してやれ
ば、トランジスタQとQ^との伝達関数によって定まる
電流rが、トランジスタQ^に流れるようになるので、
出力電流Lをlo=li+1′として入力電流liより
大きくすることができる。
に接続され、且つそのェミツタがコンデンサCを介して
接地されると共に後述するトランジスタQ2のベースに
接続される。また前記トランジスタQ4はそのベースが
バイアス電源VBに接続され、且つそのェミツタがトラ
ンジスタQのコレクタに接続される。ここでトランジス
タQ3はそのベースがトランジスタQ2のェミッタに接
続され、且つそのェミツタが負荷抵抗Rしを介して接地
される。またトランジスタQ2のコレクタは電源+Vc
cに接続される。而して以上の構成において、電流保持
用となるトランジスタQのコレクタにカスコード接続し
た同極性のトランジスタQのベースにバイアス電流VB
を接続しておくことによって、信号源li以外から電流
(エネルギー)を取り出せるようにした点に、この発明
の特徴があるものである。すなわち、これによってトラ
ンジスタQ3のコレク夕電位が高電圧に保たれるので、
前述したと同様にしてなされる電流保持動作中において
、トランジスタQのベースからコレクタ側へ流れる無効
電流がなくなる。また、このときトランジスタ4のベー
スからェミッタに流れる電流が出力電流loとなるので
、ベースからコレク外こ流れる電流が信号に影響を与え
ることなくつまりコンデンサCに蓄えられる電荷を無駄
に消費することがなくなる。これによってトランジスタ
Q2,Qは信号保持動作に入る直前と略等しい状態を保
つことになり、保持動作に入ってもコンデンサCに蓄え
られた電荷を消費する電流はトランジスタQ2のベース
電流のみであって、保持時間を十分に長く設定すること
ができる。また、この場合トランジスタQ2,Qが常に
能動領域で動作しているから、例えば第3図に示すよう
にトランジスタQ3のベース・ヱミツタと並列に他のト
ランジスタQ^のベース・ェミツタを接続し、該トラン
ジスタQ^のコレクタを適当な電源+Vに接続してやれ
ば、トランジスタQとQ^との伝達関数によって定まる
電流rが、トランジスタQ^に流れるようになるので、
出力電流Lをlo=li+1′として入力電流liより
大きくすることができる。
このとき、トランジスタQ3とQ^の特徴がよく揃って
いる場合(集積回路化した場合等)には、前述の1′は
トランジスタQ3とQ^とのェミッタ面積比Kによって
殆んど決定されるようになるので、出力電流loはlo
芋(1十K)liとも表わすことができる。なお、この
場合、負荷抵抗RLをトランジスタQ3のェミッ外こ接
続せず、該Qのェミツ夕を負電源に接続し、トランジス
タQ^のコレクタから電流をもって出力電流とするよう
なことも可能であり、このときL=K1iとなる。第4
図a,bは以上におけるトランジスタQ4のベースバイ
アス電流V8の具体例を示すものである。
いる場合(集積回路化した場合等)には、前述の1′は
トランジスタQ3とQ^とのェミッタ面積比Kによって
殆んど決定されるようになるので、出力電流loはlo
芋(1十K)liとも表わすことができる。なお、この
場合、負荷抵抗RLをトランジスタQ3のェミッ外こ接
続せず、該Qのェミツ夕を負電源に接続し、トランジス
タQ^のコレクタから電流をもって出力電流とするよう
なことも可能であり、このときL=K1iとなる。第4
図a,bは以上におけるトランジスタQ4のベースバイ
アス電流V8の具体例を示すものである。
先ずaは3個のダイオードD,,○2,D3によるVz
なる電位でベースがバイアスされるトランジスタQBの
ェミッタ電位をトランジスタQ4のベースバイアス電流
としたもので、出力電流loはトランジスタQのベース
およびエミツタにそれのベースおよびェミツタ(但しい
ずれもェミツタ抵抗Rを有している)を並列に接続した
トランジスタQcのコレクタ電流として得るようにした
場合である。そしてこの場合、トランジスタQのコレク
タ・ェミッタ間電位VcE3はVcE3=Vz一2VB
E−R・li之0.5Vであればよい。
なる電位でベースがバイアスされるトランジスタQBの
ェミッタ電位をトランジスタQ4のベースバイアス電流
としたもので、出力電流loはトランジスタQのベース
およびエミツタにそれのベースおよびェミツタ(但しい
ずれもェミツタ抵抗Rを有している)を並列に接続した
トランジスタQcのコレクタ電流として得るようにした
場合である。そしてこの場合、トランジスタQのコレク
タ・ェミッタ間電位VcE3はVcE3=Vz一2VB
E−R・li之0.5Vであればよい。
これによりVz=3VBE(但しVBEはトランジスタ
のベース・ヱミツタ間電位)であればR・liミ0.2
Vの範囲で使用することが可能である。次にbはM個の
ダーリントン接続トランジスタQB,〜QBMの等価ェ
ミツタ電位(等価ベースはコンデンサCに接続され、等
価コレクタは電源十Vccに接続されている)をトラン
ジスタQのベースバイアス電源としたもので、トランジ
スタQ2のベースとコンデンサC間にそれぞれV。
のベース・ヱミツタ間電位)であればR・liミ0.2
Vの範囲で使用することが可能である。次にbはM個の
ダーリントン接続トランジスタQB,〜QBMの等価ェ
ミツタ電位(等価ベースはコンデンサCに接続され、等
価コレクタは電源十Vccに接続されている)をトラン
ジスタQのベースバイアス電源としたもので、トランジ
スタQ2のベースとコンデンサC間にそれぞれV。
なる厭方向電圧のN個のダイオードD,〜DNを接続し
た場合である。そしてこの場合、ダーリントン接続トラ
ンジスタQB,〜QBMの等価ベースの電流IBBがト
ランジスタQ2のベース電流182に対してIB8《1
82とすれば、 VcE3=VBE(Q2)十N・V。
た場合である。そしてこの場合、ダーリントン接続トラ
ンジスタQB,〜QBMの等価ベースの電流IBBがト
ランジスタQ2のベース電流182に対してIB8《1
82とすれば、 VcE3=VBE(Q2)十N・V。
−V88(QB,〜M)−VB8(Q4)≠(N−M)
V。
V。
より
N一M之1
となる(但しVo≠VB8≠0.7V)。
なお以上においてトランジスタQ2,Q3を電界効果形
トランジスタFETとしてやれば、保持時間をより増加
することができる。
トランジスタFETとしてやれば、保持時間をより増加
することができる。
また以上における各NPNトランジスタをPNPトラン
ジスタやMOS−FET,J−FETで置換することも
可能である。従って以上詳述したようにこの発明によれ
ば、簡易な回路構成で信号電流の保持が容易になし得、
しかも保持時間の減少や精度の低下がなく集積回路化に
好適する極めて良好な電流保持回路を提供することが可
能となる。
ジスタやMOS−FET,J−FETで置換することも
可能である。従って以上詳述したようにこの発明によれ
ば、簡易な回路構成で信号電流の保持が容易になし得、
しかも保持時間の減少や精度の低下がなく集積回路化に
好適する極めて良好な電流保持回路を提供することが可
能となる。
第1図は従来の電流保持回路を示す結線図、第2図はこ
の発明に係る電流保持回路の一実施例を示す結線図、第
3図は第2図の変形例を示す要部の結線図、第4図a,
bは第2図におけるトランジスタQのベースバイアス電
源の具体例を示す結線図である。 li・・・・・・信号源(入力電流)、Q,〜Q4・・
・・・・トランジスタ、VB・・・・・・バイアス電源
、C・・・・・・コンデンサ、RL・・・・・・負荷抵
抗、十Vcc・…・・電源、lo・・・・・・出力電流
。 第「図 第2図 第3図 第4図
の発明に係る電流保持回路の一実施例を示す結線図、第
3図は第2図の変形例を示す要部の結線図、第4図a,
bは第2図におけるトランジスタQのベースバイアス電
源の具体例を示す結線図である。 li・・・・・・信号源(入力電流)、Q,〜Q4・・
・・・・トランジスタ、VB・・・・・・バイアス電源
、C・・・・・・コンデンサ、RL・・・・・・負荷抵
抗、十Vcc・…・・電源、lo・・・・・・出力電流
。 第「図 第2図 第3図 第4図
Claims (1)
- 1 コレクタ回路が入力電流源に接続され、ベース回路
が前記コレクタ回路を介してバイアスされると共に電流
保持用のコンデンサに接続された第1のトランジスタの
エミツタ回路から出力電流を取り出すようにした電流保
持回路において、前記第1のトランジスタのコレクタ回
路に同極性の第2のトランジスタをカスコード接続し、
この第2のトランジスタのベース回路に所定のバイアス
電源を接続してなることを特徴とする電流保持回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52089027A JPS6019685B2 (ja) | 1977-07-25 | 1977-07-25 | 電流保持回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52089027A JPS6019685B2 (ja) | 1977-07-25 | 1977-07-25 | 電流保持回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5423461A JPS5423461A (en) | 1979-02-22 |
JPS6019685B2 true JPS6019685B2 (ja) | 1985-05-17 |
Family
ID=13959417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52089027A Expired JPS6019685B2 (ja) | 1977-07-25 | 1977-07-25 | 電流保持回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6019685B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2225910A (en) * | 1988-12-08 | 1990-06-13 | Philips Electronic Associated | Processing sampled analogue electrical signals |
-
1977
- 1977-07-25 JP JP52089027A patent/JPS6019685B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5423461A (en) | 1979-02-22 |
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