JPS6019565B2 - 磁気録音再生機の最適録音バイアス検出方法 - Google Patents

磁気録音再生機の最適録音バイアス検出方法

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JPS6019565B2
JPS6019565B2 JP12289678A JP12289678A JPS6019565B2 JP S6019565 B2 JPS6019565 B2 JP S6019565B2 JP 12289678 A JP12289678 A JP 12289678A JP 12289678 A JP12289678 A JP 12289678A JP S6019565 B2 JPS6019565 B2 JP S6019565B2
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level
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tape
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綱雄 長谷川
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気録音再生機の最適録音バイアス検出方法に
関するものである。
磁気テープにはL.Hテープ.クロームテープ.フェリ
クロームテープなどの種類があり、通常それぞれの種類
の標準となるテープによりテープコーダは調整されてい
るが、同一種類のテープによつても特性の違いが大きく
これ等種々のテープに対して録音特性をすべて最適に設
定することは困難である。
従って本発明の目的は種々のテープに対しての録音特性
、特に録音バイアスの最適値を自動的に検出するテープ
レコーダの最適録音バイアス検出方法を提供するもので
ある。
本発明の方法は、あらかじめテープの種類に応じた標準
録音バイアスを設定しておき、当該設定バイアスを用い
て録音信号を記録して再生し、この再生レベルが標準レ
ベルになるよう録音レベルを調整し、しかる後に当該録
音レベルを用いて録音バイアスを上限から下限の間でス
トーブすることにより得られる再生レベルの最大値を見
出し、この最大値を用いて最適録音バイアスとするよう
構成されたことを特徴としている。
以下本発明について添付図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例の概略ブロック図であり、録音
レベル調整用の信号fし(400HZ)及び録音ィコラ
ィザEQ調整用の信号fH(10KHZ)は、切替スィ
ッチーにより択一的に選択されたラインスイッチ2aへ
入力される。
ラインスイッチ2aはライン入力信号と前述の調整用信
号fL(又はfH)とのいずれかを選択してフラットア
ンプ3へ印加する。増中された信号は録音レベル設定回
路4へ入力されてそのレベルが可変され適当なしベルに
設定され、しかる後に録音ィコラィザ設定回路5へ印加
される。録音ィコラィザ設定回路5においてはィコラィ
ザ特性が可変される構成であり、その出力は録音バイア
ス信号fB(100KH2)と重畳されて録音ヘッド6
によりテープ7に記録される。録音バイアス信号fBは
、バイアスレベルを可変して適当に設定するための録音
バイアス設定回路8へ印加され、その出力はバイアンア
ンプ9を介して先の録音信号と重畳される。
テープ記録信号は再生ヘッド1川こより電気信号に再生
されて再生イコライザ回路11及びフラットアンプ12
により増中後スイッチ13を介してラインアンプ14に
入力される。
ラインアン14の出力はラインスイッチ2bを介してラ
イン出力となる。再生フラットアンプ12の出力はまた
、検波回路15により直流レベルに変換されてコンパレ
ータ(比較器)16の1入力となる。
。当該コンパレータ16の他入力である基準信号はD/
A変換器17の出力が用いられており、この変換器17
はPIA18のボート出力PAより出力される並列バィ
ナリディジタル信号を直流レベルに換換するものである
。比較器16の出力はPIA18のボート入力に印加さ
れている。PIA18のボート出力PBからはバイナリ
デイジタル信号が出力されてデコーダー9により解読さ
れて後、録音レベル設定回路4,EQ設定回路5及び録
音バイアス設定回路8を制御するための制御信号101
,102及び103に変換される。
また切替スイッチ1とラインスイッチ2a,2bはそれ
ぞれPIA18のボート出力P2及びP3によりオンオ
フ制御され、またPIA18のボート出力P4はテープ
レコーダのメカ系(機構系)及びアンプ系(電気系)を
制御するコントロール信号であり、ボート入力P5には
同様にメカ系やアンプ系からの留守録音状態のセッティ
ングの有無を示す信号を含む所定コントロール信号が印
加されている。そして、中央処理装置としてCPU20
と、CPU20を制御するプログラムが予め格納された
ROM(リードオンリメモリ)21aと書込及び読出し
自在なRAM(ランダムアクセスメモリ)21が設けら
れており、更に外部指令を与えるためのキーボード22
がPIA18のボートの入出力ボートPcに接続されて
いる。尚、RAM21は通常動作においては装置電源か
ら電源供給がなされているが、電源断時においてはバッ
テリー等のバックアップ用電源から電源が印加される構
成となっており、もってその記憶内容を常に保持するこ
とが可能となっている。
第2図Aは録音レベル設定回路4の1具体例を示し、デ
コーダ19の6ビット並列ディジタル制御信号101に
より入出力と接地間のインピーダンスが可変されるもの
で、そのためにスイッチグトランジスタQ、抵抗網R,
恋,・・・3次)及びD−FFにより構成されている。
同図Bには制御信号101に対応した録音レベルの入出
力比が示されている。6ビット制御信号101の大きさ
は最小値00H〜最大値知(1筑隼法表示)の64ステ
ップにディジタル的に表わされており、OHは制御信号
1 01が(000000)でありステップ0を示し、
粕は(111111)でありステップ64を示し、また
20日は中間ステップの(100000)を示すもので
ある。
ここでは6ビットの制御信号により、64ステップに録
音レベルを段階的に変化させているが、このビット数を
増せば可変範囲が広がり、分解能が増大することになる
。尚日は16隻法で示されていることを示すもので、他
の制御信号102,103についても同様である。第3
図Aは録音レベルの設定回路4の他の例であり、演算増
中器PPの反転入力と接地間のインピーダンスを制御信
号101により可変して同図Bに示す如き特性を得てい
る。
上記の第2図,第3図に示した回路は極めて安価に構成
でき、また多チャンネルを制御する場合には、互いに特
性を正確にそろえることができ、例えば録音レベルはL
,Rチャンネル共に同時に一つの制御信号で制御するこ
とが可能となるから更に回路構成が簡単となる。第4図
A,Bには録音レベル設定回路4の更に他の例を示す図
であり、ディジタル制御信号101をA/D変換器によ
り直流電圧変換して、この電圧Aではドライブ回路40
1を用いてcdsフオトカプラーより成るいわゆる電圧
制御可変抵抗素子VCR402を制御して録音レベルを
可変している。
BはVCR402(L.Rチャンネル)を直接直流電圧
により制御している。同図Cはその特性を示す図である
。これらA,Bに示した回路では制御のための伝送線が
直流電圧のためのみの1本の線を用いるばけでよく、よ
ってテープレコーダと制御回路部とを分離する構成の場
合には伝送線が少くてすむ利点である。第5図Aは録音
レベル設定回路8の具体的回路例を示し、デコーダー9
の6ビーツド制御信号103に応じてバイアス信号ライ
ンと接地間の抵抗値を可変するもので、スイッチングト
ランジスタQ,抵抗網(R,2R・・・,32R),D
−FF及びインバータINV等により成る。
80 1は100KHZを増中するバイアスアンプを示
す。
同図Bはバイアス信号電流の制御信号103に対する変
化の状態を示している。第6図A,Bは録音レベル設定
回路8の他の例を示す回路図であり、Aはディジタル制
御信号103をD−FF,スイッチングトランジスタQ
,抵抗網(R,2R,・・・32R)等により直流電圧
に変換して、バイアス発振器802の電源電圧yccを
可変している。
尚、EHはィレーズヘツドを示す。Bはバイアス発振器
802の出力レベルを可変するフオトカプラ803のイ
ンピーダンスをディジタル制御信号103により制御す
るものである。第8図Aは録音ィコラィザ設定回路5の
具体例を示し、デコーダー9の制御信号102に応じて
ィコラィザ特性用の容量素子Csの値を変化せしめて1
0KHZ信号に対する補償量を適当に選定するもので、
演算増中器OP,スイッチングトランジスタQ,コンデ
ンサ網(C,X,…,3次)及びD−FF等により成る
同図Bはディジタル制御信号102に対する容量値の変
化を示し、またCはディジタル制御信号102すなわち
容量値をパラメータとする録音信号電流の周波数特性を
示す。第9図Aは録音ィコラィザ設定回路5の他の例を
示す図であり、アンプ501のゲインを制御信号102
,D−FF,スイッチングトランジスタQ及び抵抗網(
R,駅,・・・32R)により可変して等価容量Cx=
(1一A)Cを制御するものである。
ここにAはアンプ501のゲイン、Cはアンプ501の
帰還容量を示し、入力インピーダンスは無限大、出力イ
ンピーダンスは0としている。この回路では、第8図の
回路のような精密型の容量素子を用いずに抵抗を用いる
ので比較的部品の入手が簡単である。同図Bは等価容量
Cxの変化特性、Cは録音電流補償量特性である。第1
0図はキーボード22の概略平面図の1例であって、「
AUTO」スイッチを押圧することにより装置がCPU
20により自動的に制御されて、録音バイアス、録音レ
ベル及びEQ特性の最適調整動作が関止される。
また「MEMORY」キーを押し数字キーの1つを押す
と使用対象テープに対して自動設定された録音バイアス
、録音レベル及びEQ特性の最適データがPAM21に
ストアされる。従って、再び「TAPE」キーを押し前
記と同じ数字キーを押すと当該データを読み出すことも
可能となる。また「TAPE」キーを押し、数字キーを
押さない場合は自動設定された状馳態から、標準状態の
録音バイアス、録音レベル及びEQ特性の状態にするこ
とができる。ここで標準状態とは、バイアス電流制御信
号、録音レベル制御信号、及びEQ制御信号が可変範囲
の中間ステップにあたる信号(例えば20H)により制
御された状態で標準のテープにより調整された状態を称
し、これは自動調整装置のないテープレコーダの固定バ
イアス及びレベル・EQの状態にあたる。電源オン直後
には、留守録音の状態でない時には必らずこの標準状態
にセットされる。これにより、自動設定を行なわなくと
も電源オン直後に、通常のテープレコーダと同御標準状
態ですぐに録音することが可能となる。又標準状態時に
はTONE信号がPIA18の出力ボートP4より出力
され、この時のみマニュアルのバイアス調整、レベル調
整、EQ調整を可能にする。
これにより標準状態で、ユーザー好みに合った調整も可
能になる。自動調整時には必らずTONE信号が出力さ
れず、マニュアルの調整位置がどこになっていてもこれ
をキャンセルする。第7図にバイアスのマニュアル調整
回路を示す。図においてTONE信号が“H”になると
Q,がオン、Q2オン,Q3オン,Q4オフとなりVR
は可変となり、バイアス発振器の出力が変化する。TO
NE信号“L”のときはQ,オフ,Q2オフ,Qオフ,
QオンとなりVRは中間点で抵抗値一定となりバイアス
発振出力も一定となる。表示ランプとして「BIAS」
,「LEVEL」,「EQ」ランプが設けられており、
装置の動作に応じて点滅が制御される。
また「TAPE」表示があり、7セグメント表示素子の
場合はスダンダードテープの種類、すなわち標準状態の
場合はスタンダードテープ、クロームテープ及びフェリ
クロ−ムテープの一つを使用者の選択により表示するも
のであって例えば、スタンダードテープの場合には“一
”表示が、クローム及びフェリクロームテープの場合に
はそれぞれ“二”,“三”表示がなされる。また自動調
整された設定データ(各ディジタル制御信号に相当)を
RAMにストアしたり、RAMから読出したりするとき
には、そのRAMに相当するテープ番号1〜9の表示を
なす。以下、上述の装置の動作を第14図A〜Kに示し
たフローチャートに従って、第一1図〜第13図の動作
波形図を必要に応じて参照しつつ説明する。
先ず第14図Aのチャ−トはテープレコーダが留守録音
機能を有する場合における例を示しており、装置が留守
録音状態にセッティソグされているかどうかを自動的に
判定するものである。
すなわち電源が投入されるとか同時に留守録音のセッテ
ィングがなされているか否かのコントロール信号がPI
A18の入力ポ−トP5へ印加されるから、CUP20
は当該信号を判断して留守録音がセットされていれば、
電源投入直前に設定されていた録音特性に装置をセット
するように各指令信号をそれぞれ出力する。換言すれば
、使用者は留守録音セッティング時に録音レベル、録音
バイアス及びEQ特性のそれぞれが使用予定のテープに
対応した値となるように予めキー操作によりメモリ回路
21から議出してテープレコーダのセットを行うもので
あるから、電源オフ時にはメモリ21に当該各特性値が
記憶されているはずである。従って、留守録音にセッテ
イングされていることをCPU20が判定すれば上記各
特性値に録音レベル、録音バイアス及びEQ特性が各設
定回路4,5及び8により設定されることになり、留守
録音動作の待機状態となる。テープレコーダが留守録音
にセッティングされていなければ、例えばスタンダード
テープの標準録音特性にそれぞれが設定されるように制
御信号101,102及び103が出力される。
しかる後にキー入力指示を待機する状態となっている。
第14図Bは、録音特性自動調整を開始すべ〈「AUT
OJスイッチが押圧された場合における、機器のセツテ
イングを行うためのチャートであり、「STOP」状態
であるか、「PAUSE」状態でないかどうかを判定し
て後装置を「REC/PLAY」状態にセットする。そ
れと同時に録音バイアスの手動調整回路の動作を禁止し
、ライン入力スイッチS2a,S2bをそれぞれ所望に
切替える。更にはテープカウンタのリセットぐ0”)状
態でテープが停止することを禁止するようにセットされ
る。そして操作者が予め設定したテープ種類を判別して
当該テープに対応した録音レベル、バイアス及びEQ特
性に各設定回路を制御する。以下においては標準テープ
を用いるものとして説明する。このとき、キーボ−トの
「BIAS」,「LEVEL」,「EQ」ランプはすべ
て消灯状態とする。第14図Cは磁気テープの自動検出
のためのチャートであり、PIA18の出力ボートPA
にはディジタル信号の最4・値00日が出力されて、D
/A変換器17により00日に対応するアナログ信号に
変換後コンパレータ16の基準入力となる。
そしてPIA18のボート出力P2によりスィッチーが
録音信号としてh=400HZを選択する。ここでリー
グテープ部分においては再生出力は零であるから、検波
器15の出力は零ボルトであり、よってコンパレータ1
6の出力は低レベルである。
そして磁気テープ部分に到来すると同時に再生レベルは
大となってコンパレ−夕出力は高レベルに反転する。こ
の高レベル信号R,により、テープ検出がなされて、内
蔵テープカゥンタが“n”にリセットされる。かかる状
態が第11図の期間Cに示されている。第14図Dは最
適録音バイアス設定のための録音レベル組調整をなすチ
ャートである。
この調整は、バイアス、録音ィコラィザを標準設定状態
にして行われる。つまりこの調整を行わない場合には、
第12図Aに示す標準テープのバイアス電流対再生レベ
ル特性に対して、121,122,123の如く感度の
異つたテープでは、再生レベルをディジタル変換可能な
範囲に入れるためにはディジタル変換可能範囲を広げる
必要があるが、それに反してバイアス電流特性の再生レ
ベル最大値を正確に見出すためにはディジタル変換部の
分解能が0.1dB程度でなければならない。従って、
このレベル組調をなすことにより、第12図BのM点に
レベル調整するので分解を0.1凪としてディジタル変
換可能な範囲囲をせまくすることができる。また粗調す
べきレベルを中心値20日としなかったのは必らずバイ
アスカーブは第12図BのA点を通るため、レベル大の
方の範囲を広げる目的である。
出力ボートPAには標準レベルOA(001010)を
示すディジタル出力が生じ、当該OA値に相当したアナ
ログレベルがコンパレータ16の基準入力となる。
このとき、「BIAS」ランプが消灯状態から点滅状態
に変化する。そして録音レベル設定回路4の制御入力信
号101が適当に変化してコンパレータ16の基準入力
と等しくなる録音レベル値を選定する。本例においては
第11図の期間Dに示す如く、バィナリサーチを用いる
ものである。すなわち再生レベルと基準レベルとを比較
しその大小により、1/2,1/4,1/8,・・・1
/64のレベルを加減算して再生レベルが基準レベルに
等しくなる録音レベルを検出している。尚、バィナリー
サーチ法によらず他の方法を用いてもよいことは勿論で
ある。このとき、再生レベルが大となって以後のディジ
タル処理可能な上限値餌に相当するレベルとなればエラ
ー信号が出力され、各ランプ表示をすべて点滅状態とし
て調整不能の警告を発する。標準再生レベルOAに対応
する録音レベルが設定されると、第14図E,Fに示す
ように録音バイアス設定がフローチャートに従ってなさ
れる。
すなわち、6ペットのディジタル制御信号103を00
H〜蛇までの64ステップで可変して、それに対応した
再生レベルをそれぞれ6ビットのディジタル信号に変換
してメモリに記憶し、再生がすべて終了した時点で、各
メモリ内容を用いて最適録音バイアスを検出設定するい
わゆるレベルスィ−フ。法により行われる。再生レベル
のディジタル化はコンパレータ16とD/A変換器17
によろいわゆる逐次比較型A/D変換によってなされ、
当該再生レベルも16隻法による00H〜餌までの値に
変換され、当該範囲外の再生レベルは処理不能であり、
よって再生レベルが餌値を含めばエラー信号を発し調整
不能としている。例えば第12図Bの曲線61,62に
示す如き場合である。かかる再生特性は、フローチャー
トDにて録音レベルの設定が予めなされているから表わ
れることはないが、使用者の誤りで使用テープが最適使
用ポジションでなら、場合は(例えばクロームポジショ
ンで使用すべきテープをL.Hテープポジションにした
場合は)曲線61,62となる。各バイアス電流におけ
る再生レベルの読み出しは、録音ヘッドまでのタイムラ
グt,(録音ヘッド〜再生ヘッドの距離)/テープスピ
ードが存在するため第12図Cの如くt=0にてバイア
スをBとし、タイムラグt,の後に再生レベルをA/D
変換してRAMに書込み、次にバイアスを&にして以下
同様に行うと、例えばt,=10仇hSeCとして64
×100×10‐3=6.4秒以上は必らず必要である
そこで再生レベルの読込み同図Dのようにバイアスをあ
る一定間隔で増大して各々t,の後のデータを読み込む
方式とすると時間短縮される。同図Dでは、バイアスを
増して行く時間のとしb=t,/2とした場合を示し、
バイアスBにしての秒後にバイアスB2とし、またto
秒の後のB3として同図に再生レベルをA/D変換して
これをバイアスB,に対する再生レベルとしてRAMに
書込む。同様にこれを続行するとめ×64十t,=3.
鏡秋こてデータを書込み完了して時間短縮がなされる。
ここでto=t./2としたがより短くすれば時間短縮
がなされることは明白である。またバイアスB,におけ
る再生出力が生じたと(又はキュー信号)を検知して再
生レベルの議込みを開始せしめれば、t,は無制限とな
り異時録再のテープデッキ(2ヘッド機)でも使用可能
となる。メモリに記憶された64個の再生データはCP
U20により判定及び演算処理がなされる。
すなわち、再生レベルの最大値Mの信号数を判定して、
例えば3(一般にn)以上あれば、それり対応する録音
バィアの最小値B,(実際にはそれに相当する制御信号
103を示すディジタル信号)を先ず記憶する。しかし
ながら第12図E,Fに示す如き再生レベル特性が得ら
れた場合には、それぞれ最大値を(M−1),(M−2
)と読みかえることにより、E,F‘こ示す場合を調整
不能としないようにすると共にドロップアウトや極端な
しベル変動による誤動作を防止している。このように最
大値Mを、(M−1),(M−2)を順次低下させても
もその信号数が飢以上ないときには調整不能としてエラ
ー信号を発生する。この操作を再び繰返えして同様に録
音バイアス&を求め先に求めた値B,を用いて両者の平
均値B=(B,十&)/2を演算する。しかる後に最適
バイアス値B=B+Nを求める。ここにN‘ま適当な予
め定められた値でもあって、Nを加えることにより平均
値の演算により浅いバイアス値とならないように補正を
なしている。かかる録音バイアスの調整のスィープ時の
再生レベルが第11図の期間E,Fに示されている。
この様にして求められた最適録音レベル8に相当する制
御信号103となるディジタル信号はメモリの所定番地
に記載されると共に、録音バイアス設定回路8がこれに
より制御されて設定さる。この時「BIAS」ランプは
減から常時点灯に変化する。第14図G,H‘ま録音レ
ベル調整のためのフローチャートであり、コンパレータ
16の基準入力を20印こ相当する基準レベルに設定し
、第13図Aの期間Gですバィナリーサーチ法で録音レ
ベルの粗調がなされる。
このとき「LVEL」ランプは消灯から点滅となる。こ
のときも再生レベルがディジタル処理範囲外にあるとき
にはエラー信号が発生されることになる。レベル組調が
終了すると徴調がなされるが、この場合第13図B‘こ
示すようにコンパレータ16における比較出力を所定の
時間間隔で例えば15回サンプリングして、、出力が高
レベルすなわち再生レベルが高い回数nを計数する。
この計数結果が例えば8<n<12を満足すれば、その
時の録音レベルを最適録音レベルとする。もし、n<8
,n>12であればそれぞれ録音レベルを1ステップ上
昇、下降せしめて再度比較して計数する。かかる動作を
8くn<12となるまで例えば4回繰返えし、徴調を行
う。またこのようにして得られた録音レベルとするため
の制御信号101示すディジタル信号が研又は00(H
)であればこれまたエラー信号そして調整不能とする。
そしてレベル設定されまた記憶されると「LEVEL」
ランプが常時点灯となる。以上の特動作波形が第13図
Aに示されている。第14図1,JはEQ(録音ィコラ
ィザ)特性調整のフローチチヤートであり、先ず録音信
号がfL=400HZからfH=10KHZに切替えら
れる。。」のとき「EQ」ランプは消灯から点滅に入れ
る。しかる後はEQ設定回路5を制御信号102により
制御して、第13図Aに示す如く先の録音レベル調整と
同様な手順でなされる。異なる部分のみについて述べる
と、微調整段階においてEQ特性をす制御信号102用
のディジタル信号が00(H)であればエラー信号を発
生し、また班であればバイアスが深すぎるものであるか
ら録音バイアスを1スップ相当分減少せしめて再び録音
レベル調整、EQ調整すなわち記録補償量調整を行うよ
う動作することになる。
この場合、上記判定ループが4回なされていれば調整不
能としてエラー信号を発生する。こうして最適EQ特性
がなされて設定され記載されれば「EQ」ランプが常時
点灯して調整が終了する。第14図Kは装置を「STO
P」状態に戻すためのフロ−チャートである。
図において、テープはカゥンタの“0”位置で停止する
がこれは開始時にカウンタは“n”にてリセツトされて
いる(nは正の整数)から、nカウントに相当する距離
だけテープはオーバーランすることになる。これは自動
調整時に録音した信号(fし, fH)を消去するため
である。本発明によれば、メモリ,CPU及びPIA等
をマイクロコンピュータ等のマイクロプロセッサにて構
成することができるので極めて小型の高信頼性の装置が
得られるばかりか、他の動作、例えばカウンタ,タイマ
等の制御動作もプログラムを増加するだけで可能となる
またいかなる種類のテープに対しても最適録音特性が自
動的になされる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概略ブロック図、第2図Aは
録音レベル設定回路の1例を示す図、Bはその特性図、
第3図Aは録音レベル設定回路の他の例を示す図、Bは
その特性図、第4図A,Bは録音レベル設定回路の更に
他の例を示す図、Cはその特性図、第5図Aは録音バイ
アス設定回路の1例を示す図、Bはその特性図、第6図
A,Bは録音バイアス設定回路の他の例を示す図、第7
図は録音バイアスのマニュアル制御回路の例を示す図、
第8図Aは録音EQ設定回路の例を示す図、B,Cはそ
の特性図、第9図Aは録音EQ設定回路の他の例を示す
図、B,Cはその特性図、第10図はキーボードの概略
図、第11図乃至第13図は動作波形図、第14図はフ
ローチャートを示す図である。 主要部分の符号の説明、4・・・・・・録音レベル設定
回路、5・…・・録音EQ設定回路、8・・・・・・録
音バイアス設定回路、16・・・・・・コンパレータ、
17・・・・.・D/A変換器、20・・・・・・CU
P、21・・・・・・RAM、2 1 a・・・・・・
ROM。 お′図 努2斑 年′3図 繁〆図 第5図 巻5図 弟7図 努′0図 第〃図 群a図 弟ク図 繁々図 繁/3図 巻′2図 弟′4図 群′4図 拳′4図 繁′ィ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 スタート信号に応じて録音バイアスを予めテープ種
    類に応じた標準録音バイアスレベルに設定するステツプ
    と、録音バイアスを前記標準録音バイアスレベルに固定
    して録音レベルを順次変化せしめるがステツプと、再生
    信号レベルが所定値に達したとき録音レベルの変化を終
    了して終了信号を発生するステツプと、前記終了信号発
    生時の録音レベルを固定して録音バイアスを上限と下限
    との間で順次変化せしめるステツプと、録音バイアスの
    変化の間に生じた再生レベルをデイジタル化してこのデ
    イジタル信号により当該再生レベルの最大値を検出し、
    この最大値に対応した録音バイアスを最適録音バイアス
    とするステツプとを有することを特徴とする磁気録音再
    生機の最適録音バイアス検出方法。
JP12289678A 1978-10-04 1978-10-04 磁気録音再生機の最適録音バイアス検出方法 Expired JPS6019565B2 (ja)

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JP12289678A JPS6019565B2 (ja) 1978-10-04 1978-10-04 磁気録音再生機の最適録音バイアス検出方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6375996A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 株式会社日立製作所 紙葉類取扱装置
JPS63258381A (ja) * 1987-04-16 1988-10-25 北原 一孝 エレベ−タの停止位置制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6375996A (ja) * 1986-09-19 1988-04-06 株式会社日立製作所 紙葉類取扱装置
JPS63258381A (ja) * 1987-04-16 1988-10-25 北原 一孝 エレベ−タの停止位置制御装置

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