JPS601691B2 - 磁気録音再生機の最適録音イコライザ特性検出方法 - Google Patents

磁気録音再生機の最適録音イコライザ特性検出方法

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JPS601691B2
JPS601691B2 JP12307478A JP12307478A JPS601691B2 JP S601691 B2 JPS601691 B2 JP S601691B2 JP 12307478 A JP12307478 A JP 12307478A JP 12307478 A JP12307478 A JP 12307478A JP S601691 B2 JPS601691 B2 JP S601691B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気録音再生機の最適録音ィコラィザ特性検出
方法に関する。
磁気テープにはL・Hテープ、クロームテーブ、フェリ
クロームテープ等の種類があり、通常それぞれの種類の
標準となるテープによりテープレコーダは調整されてい
るが、同一種類のテープによっても特性の違いが大きく
これ等種々のテープに対して録音特性をすべて最適にす
ることは困難となっている。
従って本発明の目的は種々のテープに対して録音特性、
特に録音ィコラィザ特性すなわち記録補償量の最適値を
自動的に検出するテープレコーダの最適録音ィコラィザ
特性検出方法を提供することである。
本発明の方法は、先ずテープ種類に応じた標準バイアス
に録音バイアスを設定し、この標準録音バイアスに対し
て第1録音信号(40のセ)の録音レベルを適当な方法
で最適レベルに設定し、続いて第2録音信号(1雌Hz
)に対する録音補償量を順次変化させ再生レベルが標準
再生レベルになるように粗調をなし、そしてこの祖調に
より求められた録音補償量により第2録音信号を記録し
、それに対応する再生信号レベルを標準レベルと任意の
時間間隔で所定回数N比較し、再生信号レベルが標準レ
ベル以上となる回数を判定し、その回数が所定数N,(
N〉N,)より大のとき録音補償量を所定数減少せしめ
て再び比較し、またその回数が所定数N2(N,>N2
)より4・のとき録音補償量を所定値増大せしめて再び
比較し、これら各比較動作の結果により得られた前記回
数がN.とN2との間になった場合にその時の録音補償
量を最適録音補償量とし、またその時の該録音補償量が
所定範囲の上限にある場合録音バイアスを所定量減少せ
しめて再度上記の手順を糠返えし行うことを特徴とする
ものである。
以下本発明について添付図面を用いて説明する。
第1図は本発明の実施例の概略ブロック図であり、録音
レベル調整用の信号fL(40のセ)及び録音ィコラィ
ザ(EQ)調整用の信号f日(10KHz)は、切替ス
イッチ1により択一的に選択されてラインスイッチ2a
へ入力される。
ラインスイッチ2aはライン入力信号と前述の調整用信
号fL(又はfH)とのいずれかを選択してフラットア
ンプへ印加する。増中これた信号は録音レベル設定回路
4へ入力されてそのレベルが可変され適当なしベルに設
定され、しかる後に録音ィコラィザ設定回路5へ印加さ
れる。録音イコラィザ設定回路5においてはイコラィザ
特性が可変される構成であり、その出力は録音バイアス
信号fB(10雌財)と重畳されて録音ヘッド6により
テープ7に記録される。録音バイアス信号fBは、バイ
アスレベルを可変して適当に設定するための録音バイア
ス設定回路8へ印加され、その出力はバイアスアンプ9
を介して先の録音信号と重畳される。
テープ記録信号は再生ヘッド101こより電気信号に再
生されて再生ィコラィザ回路11及びフラットアンプ1
2により増中後スイッチ13を介してラインアンプ14
に入力される。
ラインアンプ14の出力はラインスイッチ2bを介して
出力となる。再生フラットアンプ12の出力はまた、検
波回路15により直流レベルに変換されてコンパレータ
(比較器)16の1入力となる。
当該コンパレータ16の他入力である基準信号はD/A
変換器17の出力が用いられており、この変換器17は
PM18のボート出力PAより出力される並列バィナリ
ディジタル信号を直流レベルに変換するものである。比
較器16の出力はPIA18のボート入力P,に印加さ
れている。PM18のボート出力からはバイナリデイジ
タル信号が出力されてデコーダ19により解読されて後
、録音レベル設定回路4、EQ設定回路5及び録音バイ
アス設定回路8を制御するための制御信号101,10
2及び103に変換される。
また切換スイッチ1とラインスイッチ2a,2bはそれ
ぞれPIA18のボート出力P2及びP3によりオンオ
フ制御され、またPIA18のボート出力P4はテープ
レコーダのメカ系(機構系)及びアンプ系(電気系)を
制御するコントロール信号であり、ボート入力P5には
同機にメカ系やアンプ系からの留守録音状態のセッティ
ングの有無を示す信号を含む所定コントロール信号が印
加されている。そして、中央処理装置としてのCPU2
0と、CPU20を制御するプログラムが予め格納され
たROM(リードオンリメモリ)21aと書込及び議出
し自在なRAM(ランダムアクセスメモリ)21が設け
られており、更に外部指令を与えるためのキーボード2
2がPIA18の入出力ボートPcに接続されている。
尚、RAM21は通常動作時においては装置電源から電
源供協叢がなされているが、電源断時においてはバッテ
リー等のバックアップ用電源から電源が印加される構成
となっており、もってその記憶内容を常に保持すること
が可能となっている。
第2図Aは録音レベル設定回路4の1具体例を示し、デ
コーダ19の6ビット並列ディジタル制御信号101に
より入出力ラインと接地間のインピーダンスが可変され
るもので、そのためにスイッチングトランジスタQ、抵
抗網R,2R,・・・32R及びD−FFにより構成さ
れている。同図Bには制御信号101に対応した録音レ
ベルの入出力比が示されている。6ビット制御信号10
1の大きさは最小値0岬〜最大値餌(16進法表示)の
鼠ステップにディジタル的に表わされており、0肥は制
御信号101が(000000)でありステップ0を示
し、斑は(111111)でありステップ64を示し、
また2雌はステップの(100000)を示すものであ
る。ここでは6ビットの制御信号により、64ステップ
に録音レベルを段階的に変化させているが、このビット
数を増せば可変範囲が広がり、分解館が増大することに
なる。尚日は16隻法で示されていることを示すもので
、他の制御信号102,103についても同様である。
第3図Aは録音レベル設定回路4の他の例であり、演算
増中器OPの反転入力と接地間のインピーダンスを制御
信号101により可変して同図Bに示す如き特性を得て
いる。
上記の第2図、第3図に示した回路は極めて安価に構成
でき、また多チャンネルを制御する場合には、互いに特
性を正確にそろえることができ、例えば録音レベルはL
,Rチャンネル共に同時に一つの制御信号で制御するこ
とが可能となるから更に回路構成が簡単となる。第4図
A,Bには録音レベル設定回路4の更に他の例を示す図
であり、ディジタル制御信号101をA/D変換器によ
り直流電圧に変換して、この電圧をAではドライブ回路
401を用いてcdsフオトカプラーよ・り成るいわゆ
る電圧制御可変抵抗素子VCR402を制御して録音レ
ベルを可変している。BはVCR402(L,Rチヤン
ネル)を直接直流電圧により制御している。同図Cはそ
の特性を示す図である。これらA,Bに示した回路では
制御のための伝送線が直流電圧のためのみの1本の線を
用いるだけでよく、よってテープレコーダと制御回路部
とを分離する構成の場合には伝送線が少くてすむ利点が
ある。第5図Aは録音バイアス設定回路8の具体的回路
例を示し、デコーダ19の6ビット制御信号103に応
じてバイアス信号ラインと接地間の抵抗値を可変するも
ので、スイッチングトランジスタQ、抵抗網R,2R,
・・・,32R,D−FF及びインバーターNV等より
成る。
801は10舷Hzを増中するバイアスアンプを示す。
同図Bはバイアス信号電流の制御信号103に対する変
化の状態を示している。第6図A,Bは録音バイアス設
定回路8の他の例を示す回路図であり、Aはディジタル
制御信号103を○−FF、スイッチングトランジスタ
Q、抵抗網R,2R,・・・,32R等により直流電圧
に変換して、バイアス発振器802の電源電圧Vccを
可変している。
尚、EHはィレーズヘツドを示す。Bはバイアス発振器
802の出力レベルを可変するフオトカブラ802のイ
ンピーダンスをディジタル制御信号103により制御す
るものである。第8図Aは録音イコラィザ設定回路5の
具体例を示し、デコーダ19の制御信号102に応じて
ィコライザ特性用の容量素子Csの値を変化せしめて1
雌Hz信号に対する補償量を適当に選定するもので、演
算増中器OP、スイッチングトランジスタQ、コンデン
サ網C,2C,・・・32C及び○−FF等より成る。
同図Bはディジタル制御信号102に対する容量値の変
化を示し、またCはディジタル制御信号102すなわち
容量値をパラメータとする録音信号電流の周波数特性を
示す。第9図Aは録音ィコラィザ設定回路5の他の例を
示す図であり、アンプ501のゲインを制御信号102
,D−FF、スイッチングトランジスタQ及び抵抗網R
,2R,・・・32Rにより可変して等価容量Cx(1
一A)Cを制御するものである。ここにAはアンプ50
1のゲイン、Cはアンプ501の帰還容量を示し、入力
インピーダンスは無限大、出力インピーダンスは0とし
ている。この回路では、第8図の回路のような精密型の
容量素子を用いずに抵抗を用いるので比較的部品の入手
が簡単である。同図Bは等価容量Cxの変化特性、Cは
録音電流補償量変化特性である。第10図はキーボード
22の概略平面図の1例であって、「AUTO」スイッ
チを押圧することにより装置がCPU2川こより自動的
に制御されて、録音バイアス、録音レベル及びEQ特性
の最薄調整動作が開始される。また「MEMORY」キ
ーを押し数字キーの1つを押すと使用対象テープに対し
て自動設定された録音バイアス、録音レベル及びEQ特
性の最適データがRAM21にストアされる。従って、
再び「TAPE」キーを押し前記と同じ数字キーを押す
と当該データを読み均すことも可能となる。また「TA
PE」キーを押し、数字キーを押さない場合は自動設定
された状態から、標準状態の録音バイアス、録音レベル
及びEQ特性の状態にすることができる。ここで標準状
態とは、バイアス電流制御信号、録音レベル制御信号、
及びEQ制御信号が可変範囲の中間ステップにあたる信
号(例えば2皿により制御された状態で、標準のテープ
により調整された状態を称し、これは自動調整装置のな
いテープレコーダの固定バイアス及びレベル・EQの状
態、にあたる。電源イオン直後には、留守録音の状態で
ない時には必らずこの標準状態にセットされる。これに
より、自動設定を行なわなくとも電源オン直後に、通常
のテープレコーダと同様標準状態ですぐに録音すること
が可能となる。又標準状態時にはTONE信号がPIA
18の出力ボートP4より出力され、この時のみマニュ
アルのバイアス調整、レベル調整、EQ調整を可能にす
る。これにより標準状態で、ユーザーの好みに合った調
整も可能になる。自動調整時には必らずTONE信号が
出力されず、マニュアルの調整位置がどこになっていて
もこれをキャンセルする。第7図にバイアスのマニュア
ル調整回路を示す。図においてTONE信号が“H”に
なるとQ,がオン、Q2オン、Q3オソ、Q4オフとな
りVRは可変となり、バイアス発振器の出力が変化する
。TONE信号“L”のときはQ,オフ、Q2オフ、Q
3オフ、Q4オンとなりVRは中間点で抵抗値一定とな
りバイアス発振出力も一定となる。表示ランプとして「
BIASハ 「LEVELハ「EQ」ランプが設けられ
ており、装置の動作に応じて点滅が制御される。
また「TAPE」表示があり、7セグメント表示素子を
用いてテープの種類、すなわち標準状態の場合はスタン
ダードテープ、クロームテープ及びフェリクロームテー
プの一つを使用者の選択により表示するものであって例
えば、スタンダ−ドテープの場合には‘‘一”表示が、
クローム及びフェリクロームテープの場合にはそれぞれ
“二”、“三”表示がなされる。また自動調整された設
定データ(各デジタル制御信号に相当)をRAMにスト
アしたり、RAMから論出したりするときには、そのR
AMに相当するテープ番号1〜9の表示をなす。以下、
上述の装置の動作を第14図A〜Kに示したフローチャ
ートに従って、第11図〜第13図の動作波形図を必要
に応じて参照しつつ説明する。
先ず第14図Aのチャートはテープレコーダが留守録音
機館を有する場合における例を示しており、装置が留守
録音状態にセッティングされているかどうかを自動的に
判定するものである。
すなわち電源が投入されると同時に留守録音のセツテイ
ングがなされているか否かのコントロール信号がPM1
8の入力ボートP5へ印加されるから、CPU20は
当該信号を判断して留守録音がセットされていれば、電
源没入直前に設定されていた録音特性に菱鷹をセットす
るように各指令信号をそれぞれ出力する。換言すれば、
使用者は留守録音セッティング時に録音レベル、録音バ
イアス及びEQ特性のそれぞれが使用予定のテープに対
応した値となるように予めキ−操作によりメモリ回路2
1から議出してテープレコーダのセットを行うものであ
るから、電源オフ時にはメモリ21に当該各特性値が記
憶されているはずである。従って、留守録音にセッティ
ングされていることをCPU20が判定すれば上記各特
性値に録音レベル、録音バイアス及びEQ特性が各設定
回路4,5及び8により設定されることになり、留守録
音動作の待機状態となる。テープレコーダが留守録音に
セッティングされていなければ例えばスタンダードテー
プの標準録音特性にそれぞれが設定されるように制御信
号101,102及び103が出力される。
しかる後にキー入力指示を待機する状態となっている。
第14図Bは、録音特性自動調整を開始すべく「AUT
O」スイッチが押圧された場合における機器のセツテイ
ングを行うためのチャートであり、「STOP」状態で
あるか、「PAUSE」状態でないかどうかを判定して
後装置を「REC/PLAY」状態にセットする。それ
と同時に録音バイアスの手動議整回路の動作を禁止し、
ライン入力スイッチS界,S2bをそれぞれ所望に切替
える。更にはテープカゥンタのリセット“0”状糠でテ
ープが停止することを禁止するようにセットされる。そ
して操作者が予め設定したテープ種類判別して当該テー
プに対応した録音レベル、バイアス及びEQ特性に各設
定回路を制御する。以下においては標準テープを用いる
ものとして説明する。このとき、キーボードの「BIA
S」、「LEVEL」、「EQ」ランプはすべて消灯状
態とする。第14図Cは磁気テープの自動検出のための
チャートであり、PIA18の出力ボートPAにはディ
ジタル信号の最小値0凪が出力されて、D/A変換器1
7により0肌に対応するアナログ信号に変換後コンパレ
ータ16の基準入力となる。
そしてPIA18のボート出力P2によりスイッチ1が
録音信号としてfL=40肥zを選択する。ここでリー
ダテープ部分においては再生出力は零であるから、検波
器15の出力は零ボルトであり、よってコンパレータ1
6の出力は低レベルである。
そして磁気テープ部分に到来すると同時に再生レベルは
大となってコンパレータ出力は高レベルに反転する。こ
の高レベル信号P,により、テープ検出がなされて、内
蔵テープカウンタが“n”にリセットされる。かかる状
態が第11図の期間Cに示されている。第14図Dは最
適録音バイアス設定のための録音レベルの粗調整をなす
チャートである。
この調整は、バイアス、録音イコラィザを標準設定状態
にして行われる。つまりこの調整を行わない場合には、
第12図Aに示す標準テープのバイアス電流対再生レベ
ル特性に対して、121,122,123の如く感度の
異ったテープでは、再生レベルをディジタル変換可能な
範囲に入れるためにはディジタル変換可能範囲に広げる
必要があるが、それに反してバイアス電流特性の再生レ
ベル最大値を正確に見出すためにはディジタル変換部の
分解館が0.1過程度ではければならない。従って、こ
のレベル組論をなすことにより、第12図BのA点にレ
ベル調整するので分解館を0.1dBとしてディジタル
変換可能な範囲をせまくすることができる。また粕議す
べきレベルを中心値2皿としなかったのは必らずバイア
スカーブは第12図BのA点を通るため、レベル大の方
の範囲を広げる目的である。
出力ボートPAには標準レベルOA(001010)を
示すディジタル出力が生じ、当該OA値に相当したアナ
ログレベルがコンパレータ16の基準入力となる。
このとき、rBIAS」ランプが消灯状態から点滅状態
に変化する。そして録音レベル設定回路4の制御入力信
号101が適当に変化してコンパレータ16の基準入力
と等しくなる録音レベル値を選定する。本例においては
第11図の期間Dに示す如く、バィナリサーチ法を用い
るものである。すなわち再生レベルと基準レベルとを比
較しその大小により、1′2,1/4,1′&・・・1
/64としベルを加減算して再生レベルが基準レベルに
等しくなる録音レベルを検出している。尚、バィナリー
サーチ法によらず他の方法を用いてもよいことは勿論で
ある。このとき、再生レベルが大となって以後のディジ
タル処理可能な上限値班に相当するレベルとなればエラ
ー信号が出力され、各ランプ表示をすべて点滅状態とし
て調整不能の警告を発する。標準再生レベルOAに対応
する録音レベルが設定されると、第14図E,Fに示す
ように録音バイアス設定がフローチャートに従ってなさ
れる。
すなわち、6ビットのディジタル制御信号103を0皿
〜餌までの鼠ステップで可変して、それに対応した再生
レベルをそれぞれ6ビットのディジタル信号に変換して
メモリに記憶し、再生がすべて終了した時点で、各メモ
リ内容を用いて最適録音バイアスを検出設定するいわゆ
るレベルスィーブ法により行われる。再生レベルのディ
ジタル化はコンパレータ16とD/A変換器17によろ
いわゆる逐次比較型Aノ○変換によってなされ、当該再
生レベルも16隻法による00H〜餌までの値に変換さ
れ、当該範囲外の再生レベルは処理不能であり、よって
再生レベルが卵値を含めばエラー信号を発し調整不能と
している。例えば第12図Bの曲線61,62に示す如
き場合である。かかる再生特性は、フローチャートDに
て録音レベルの設定が予めなされているから表われるこ
とはないが、使用者の誤りで使用テープが最適使用ポジ
ションでない場合は(例えばクロームポジションで使用
すべきテープをL・Hテープポジションにした場合は)
曲線61,62となる。各バイアス電流における再生レ
ベルの読み出しは、録音ヘッドから再生ヘッドまでのタ
イムラグt,=(録音ヘッド〜再生ヘッドの距離)/テ
ープスピードが存在するため第12図Cの如くt=0に
てバイアスをB,とし、タイムラグt,の後に再生レベ
ルをA/D変換してRAMに書込み、次にバイアスをB
2にして以下同様に行うと、例えばt,=10仇hSe
Cとしても64×100×10‐3=6.4秒以上は必
らず必要である。
そこで再生レベルの論込みを同図Dのようにバイアスを
ある一定間隔で増大して各々t,の後のデータを読込む
方式とすると時間短縮される。同図Dでは、バイアスを
増して行く時間をtoとしら=ち/2とした場合を示し
、バイアスB,にしてら秒後にバイアスを&とし、また
to秒の後にB3として同時に再生レベルをA/D変換
してこれをバイアスB,に対する再生レベルとしてRA
Mに書込む。
同様にこれを続行するとto×64十t,=3.乳酸に
てデータを書込み完了して時間短縮がなされる。ここで
to=t,/2としたがより短くすれば時間短縮がなさ
れることは明白である。またバイアスB,における再生
出力が生じたこと(又はキュー信号)を検知して再生レ
ベルの議込みを開始せしめれば、t,は無制限となり異
時緑再のテープデッキ(2ヘッド機)でも使用可能とな
る。
メモIJ‘こ記憶された64個の再生データはCPU2
01こより判定及び演算処理がなされる。
すなわち、再生レベルの最大値Mの信号数を判定して、
例えば3(一般にはn)以上あれば、それに対応する録
音バイアスの最小値B(実際にはそれに相当する制御信
号103を示すディジタル信号)を先ず記憶する。しか
しながら第12図E,F‘こ示す如き再生レベル特性が
得られた場合には、それぞれ最大値を(M−1),(M
−2)と読みかえることにより、E,Fに示す場合を調
整不能としないようにすると共にドロップアウトや極端
なしベル変部による誤動作を防止している。このように
最大値Mを、(M−1),(M−2)と順次低下させて
もその信号数が飢以上ないときには調整不能としてエラ
ー信号を発生する。この操作を再び操返えして同様に録
音バイアスB2を求め先に求めた値Bを用いて両者の平
均値B:(字壱B2)を演算する。
しかる後に最適バイアス値B=B十Nを求める。ここに
Nは適当な予め定められた値であって、Nを加えること
により平均値の演算により浅いバイアス値とならないよ
うに補正をなしている。かかる録音バイアスの調整のス
ィーブ時の再生レベルが第11図の期間E,F‘こ示さ
れている。
この様にして求められた最適録音バイアスBノ相当する
制御信号103となるディジタル信号はメモリの所定番
地に記憶されると共に、録音バイアス設定回路8がこれ
により制御されて設定される。この時「BIAS」ラン
プは点滅から常時点灯に変化する。第14図G,H‘ま
録音レベル調整のためのフローチャートであり、コンパ
レータ16の基準入力を2岬に相当する基準レベルに設
定し、第13図Aの期間Gで示すバィナリーサーチ法で
録音レベルの粗調がなされる。
このとき「LEVEL」ランプは消灯から点滅となる。
このときも再生レベルがディジタル処理範囲外にあると
きにはエラー信号が発生されることになる。レベル組調
が終了すると徴調がなされることが、この場合第13図
Bに示すようにコンパレ−夕16における比較出力を所
定の時間間隔で例えば15回サンプリングして、出力が
高レベルすなわち再生レベルが高い回数nを計数する。
その計数結果が例えば8<n<12を満足すればその時
の録音レベルを最適録音レベルとする。もし、n<8,
n>12であればそれぞれ録音レベルを1ステップ上昇
、下降せしめて再度比較して計数する。かかる動作を8
<n<12となるまで例えば4回線返えし、徴調を行う
。またこのようにして得られた録音レベルとするための
制御信号101を示すディジタル信号が餌又は0皿であ
ればこれまたエラー信号として調整不能とする。
そしてレベル設定されまた記憶されると「LEVEL」
ランプが常時点灯となる。以上の動作波形が第13図A
に示されている。第14図1,JはEQ(録音ィコラィ
ザ)特性調整のフローチャートであり、先ず録音信号が
fL:40皿zからfH=1皿はzに切替えられる。こ
のとき「EQ」ランプは消灯から点滅に入る。しかる後
はEQ設定回路5を制御信号102により制御して、第
13図Aに示す如く先の録音レベル調整と同機な手順で
なされる。異なる部分のみについて述べると、微調整段
階において、EQ特性を示す制御信号を示す制御信号1
02用のディジタル信号が0皿であればェラ‐信号を発
生し、また餌であればバイアスが深すぎるものであるか
ら録音バイアスを1ステップ相当分減少せしめて再び録
音レベル調整、EQ調整すなわち記録補償量調整を行う
よう動作することになる。
この場合、上記判定ループが4回なされていれば調整不
能としてエラー信号を発生する。こうして最適EQ特性
がなされて設定され記憶されれ‘よ「EQ」ランプが常
時点灯して調整が終了する。第14図Kは装置を「ST
OP」状態に戻すためのフローチャートである。
図において、テープはカウンタの“0”位置で停止する
が、これは開始時にカウンタは“n”にてリセットされ
ている(nは正の整数)から、nカウントに相当する距
離だけテープはオーバーランすることになる。これは自
動調整時に録音した信号(fL,fH)を消去するため
である。本発明によれば、メモリ、CPU及びP山等を
マイクロコンピュータ等のマイクロプロセッサにて構成
することができるので極めて小型の高信頼性の装置が得
られるばかりか、他の動作例えばカウンタ、タイマ等の
制御動作もプログラムを増加するだけで可能となる。
また、いかなる種類のテープに対しても最適録音特性が
自動的になされる利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の概略ブロック図、第2図Aは
録音レベル設定回路の一例を示す図、Bはその特性図、
第3図Aは録音レベル設定回路の他の例を示す図、Bは
その特性図、第4図A,Bは録音レベル設定回路の更に
他の例を示す図、Cはその特性図、第5図Aは録音バイ
アス設定回路の1例を示す図、Bはその特性図、第6図
A,Bは録音バイアス設定回路の他の例を示す図、第7
図は録音バイアスのマニュアル制御回路の例を示す図、
第8図Aは録音EQ設定回路の例を示す図、B,Cはそ
の特性図、第9図Aは録音EQ設定回路の他の例を示す
図、B,Cはその特性図、第10図はキーボードの概略
図、第11図乃至第13図は動作波形図、第14図はフ
ローチャートを示す図である。 主要部分の符号の説明 4…録音レベル設定回路、5・
・・録音EQ設定回路、8・・・録音バイアス設定回路
、16…コンパレータ、17…D/A変換器、20・・
・CPU、21・・・RAM、21a・・・ROM。 第2図函 球 第3図 第4図 発ぅ図 繁る図 第7図 祭a図 繁ク図 弟′3図 集〃図 弟′2図 努′4図 繁′4図 弟仏図 第′4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スタート信号に応答して録音バイアスを所定レベル
    に設定する第1ステツプと、前記第1ステツプにおいて
    設定された録音バイアスに対する第1録音信号の録音レ
    ベルを最適レベルに設定する第2ステツプと、前記第2
    ステツプに続いて第2録音信号に対する録音補償量を順
    次変化せしめる第3ステツプと、前記第2録音信号レベ
    ルに対応した再生信号レベルが所定レベルに達したとき
    に録音補償量の変化を終了して終了信号を発生する第4
    ステツプと、前記終了信号発生時の録音信号レベルに対
    応した再生信号レベルと前記所定レベルとを任意の時間
    間隔でN回比較する第5ステツプと、再生信号レベルが
    前記所定レベル以上となる回数が所定数N_1(N>N
    _1)より大のとき録音補償量を所定値減少せしめて再
    び前記第5ステツプを行う第6ステツプと、再生信号レ
    ベルが前記所定レベル以上となる回数が所定数N_2(
    N_1>N_2)より小のとき録音補償量を所定値増大
    せしめて再び前記第5ステツプを行う第7ステツプと、
    前記第5乃至第7ステツプにおいて再生信号レベルが所
    定レベル以上となる回数が前記所定数N_1とN_2と
    の間にあるとき判定信号を発生する第8ステツプと、前
    記判定信号発生時の録音補償量が所定範囲内にあること
    を検出して第1検出信号を発生しかつその録音補償量が
    前記所定範囲の上限にあることを検出して第2検出信号
    を発生する第9ステツプと、前記第1検出信号に応答し
    てその時の録音補償量を最適録音補償量とする第10ス
    テツプと、前記第2検出信号に応答して録音バイアスを
    所定量減少せしめて前記第2乃至第10ステツプを再び
    繰返えすステツプと有することを特徴とする磁気録音再
    生機の最適録音イコライザ特性検出方法。 2 前記第9ステツプにおいて、前記判定信号発生時の
    録音補償量が前記所定範囲の下限にあるときにエラー信
    号が発生されることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の方法。
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