JPS6019412Y2 - 停電時着信表示回路 - Google Patents

停電時着信表示回路

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JPS6019412Y2
JPS6019412Y2 JP11570679U JP11570679U JPS6019412Y2 JP S6019412 Y2 JPS6019412 Y2 JP S6019412Y2 JP 11570679 U JP11570679 U JP 11570679U JP 11570679 U JP11570679 U JP 11570679U JP S6019412 Y2 JPS6019412 Y2 JP S6019412Y2
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JP
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JP11570679U
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JPS5633863U (ja
Inventor
謙作 吉沢
紫津雄 林
明彦 鈴木
実次 服部
孝司 鈴木
節雄 大島
信行 長谷川
俊之 伊藤
Original Assignee
神田通信工業株式会社
日本電信電話株式会社
株式会社長谷川電機製作所
岩崎通信機株式会社
明星電気株式会社
株式会社ナカヨ通信機
日本通信工業株式会社
株式会社大興電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 ボタン電話装置における停電時の着信表示回路として従
来から数多く提案されているが、いずれの場合も、通電
時常時動作する継電器を設置し、停電の際、該継電器の
復旧によって、その接点が復旧し、それにより通電時の
着信表示回路部と停電時の着信表示回路部を切替える方
式を採用している。
これは通電時の場合、商用電源から電力を供給した方が
、着信表示音の音色をよくすることが出来、また出力を
大きく取り出せる等の理由からである。
しか腰通電時の着信表示回路部と停電時の着信表示回路
部の着信信号受信電力の関係、ボタン電話機からダイヤ
ル発信した場合の停電時着信表示回路部のダイヤルイン
パルスによる共鳴り現象、各回線毎の停電時着信回路部
の相互干渉及び回り込みによる回線漏話の悪化等、種々
の問題解決の為、各回線毎に通電時着信表示回路部と停
電時着信表示回路部との切替えが必要である。
その為の手段として、各回線毎に、前記常時動作する停
電監視用継電器を設置し、その接点によって切替えるか
、各回線に共通に停電監視用継電器を設置し、その接点
を各回線に分配するか、いずれかの手段を採っているの
が従来方式であった。
従って回線数が多くなると、前者の場合、継電器の数が
多くなり、又後者の場合も、一つの継電器の接点搭載数
に限度があるため、回線数が多くなると、該停電監視用
継電器が複数個必要となる。
また、回線の増設等の際を考慮すると、初実装時から増
設の部分の停電監視用継電器を用意しておく必要があり
、従来方式は経済性、保守性の点で欠点がある。
本考案は停電監視用継電器を全回線に対し、回線の増設
等に拘らず、唯一つ設置することにより、前記経済性、
保守性の欠点を除去するためのボタン電話用停電時着信
表示回路を提供するものである。
以下図面に従って本考案の詳細を説明する。
第1図は従来の一般的な停電時着信表示回路を示す一例
であり、第2図は回線毎にベル信号によりスイッチング
されるスイッチング回路(例えば特願昭52−9933
5)を利用した停電時着信表示回路の一例を示し、第3
図は本考案による停電時着信表示回路の一例を示す。
第1図において、tl。
、t□1.及びtnO9tn1はそれぞれ図示しない常
時動作の停電監視用継電器T3.Tnの接点を示し、通
電時状態では、接点は点線で図示した状態にある。
従って、電話回線りの出、1の回線に着信があると、コ
ンデンサーC1を通して信号受信回路R1にベル信号が
印加され、R1で検知して、全ボタン電話機にボタン電
話装置の商用電源の電力にて着信を表示する。
停電時は前記した停電監視用継電器T工〜Tnが復旧す
るため、t□O,j11〜tn。
、tnlは実線で図示した状態にあり、電話回線りから
の着信の際、停電時着信回路部Bの電鈴により着信を表
示する。
第1図の例では、停電監視用継電器T□〜Tnは各回線
毎に設置しであるが、全回線に共通の継電器を置き、そ
の接点を各回線に分配しても可能である。
しかし、接点t1゜、t工1〜tn。、tゎ1は不可欠
の要素である。
仮に上記接点を廃して、各回線に対応して、停電時着信
表示回路Bと信号受信回路R□〜Rnを並列に接続する
と、停電、通電に拘らず、ボタン電話側からダイヤル発
信を行った際、停電時着信表示部Bのベルが回線L□〜
福間のダイヤルによる電圧変化のため、いわゆる共鳴り
現象を起し、ダイヤルインパルスによってB内のベル(
電鈴)が鳴ってしまう。
又停電、通電に拘らず常時B内のベルが接続されている
ので、ベルのコイルを通して回線相互間の漏話を悪化さ
せることから、ベルを各回線毎、磁気結合しない程度に
距離を離す必要があり、停電時着信表示部Bのスペース
ファクタが非常に悪い。
また従来の信号受信回路R□〜Roは、電話回線からの
着信信号(ベル信号)により、01〜Cnコンデンサを
経由して継電器を動作させるため、限られたベル信号の
出力をBとR1−Rnに並列に供給することは、R1−
Rnの中の前記継電器に制約を与え極めて困難である。
以上の理由から、回線毎にtlo、 t□1〜tn。
、t。
1の接点によって切替えることは不可欠である。
又本考案と直接関係ないが、Bの中に回線に対応したベ
ル(電鈴)を有することは、スペース的にも、又経済的
にも大きな欠点となる。
第2図は上記欠点のうち、回線毎にベルを有する欠点を
改善した回路例であり、回線毎にベル信号によってスイ
ッチングされるスイッチング回路を採用した場合の、従
来(第1図)と同様の停電対策継電器の挿入例である。
第4図はベル信号によってスイッチングされるスイッチ
ング回路の一例で、他にも種々考えられるが、本考案と
直接関係ないので、第4図を一例として説明する。
第4図において、コンデンサC8・Cbにベル信号が入
力されるとブリッジ整流器RFCによって整流され、整
流された電圧が定電圧素子ZDより高い電圧の場合、ト
ランジスタTRが導通し、回線に共通に設けた停電時着
信表示部Bに電圧を供給し着信を表示する構成になって
いる。
(特願昭52−99335)このスイッチング回路は、
定電圧素子ZDの電圧を越える入力電圧があるときのみ
スイッチングされ、通話レベルではTRがオフとなる様
に設定されている。
第2図において、第1図の場合に説明した如く、通電時
はti。
・j、1〜tn。・tnlの接点は、点線に示すような
状態になっているため、回線りに到来したベル信号は、
それぞれの信号受信回路R1〜R,にC1〜coを通し
て印加され、信号受信回路が動作して通常の通電時の着
信表示を行う。
また停電時も、第1図の場合と同じ<tl。
・j11〜tn0 ・tnlの接点が実線にて示す如く
、スイッチング回路SW□〜SWn側に切替っているた
め、ベル信号到来時それぞれのスイッチング回路SW工
〜SWnがスイッチング動作し、停電時着信表示部Bに
ベル信号による電圧を印加し着信表示する。
第2図において、第1図同様t、O・ち1〜tn。
to1接点を廃して、R1〜R,とSW□〜SWnをそ
れぞれ並列に接続した場合、通電時ボタン電話機側から
ダイヤル発信した場合、ダイヤルインパルスによりL1
〜L2間に大きな(第4図のm以上)電圧変化が生じ、
SW1〜SWn内のTRが導通し、ダイヤルインパルス
によって停電時着信表示部Bがいわゆる共鳴り現象を起
す。
スイッチング回路SW工〜SWoの回路を第4図と異っ
た回路にし、ダイヤルパルスとベル信号を識別する回路
を付加し、ベル信号によってのみ導通ずるスイッチング
回路を構成することは可能であるが、経済的に高価なも
のになり得策でない。
又通電時、B及びR1−Rnが動作する為、停電時のみ
動作すればよいBを動作させることも得策でない。
第3図は、本考案による停電時着信表示回路の一例であ
る。
第3図においてR□〜Rnは通電時の信号受信回路であ
り、ベル信号を01〜Cnのコンデンサを経由して、変
成器等で受信し、極めて小電力で動作する回路構成とす
る。
SW□〜SWnはベル信号でスイッチングされるスイッ
チング回路でR□〜R,及びSW1〜SWnはそれぞれ
対応して並列接続されている。
SW□〜SWnを経由した後、通電時常時動作する図示
しない停電監視用継電器Tの接点jO,jlを図の様に
挿入し、停電時着信表示部の発振器O3Cに接続する。
jO,pは通電状態では常時点線で図示した状態にあり
、O20がSW1〜SWnと切断されている。
従って通電時、電話回線りにベル信号が到来しても、O
20は動作せず、通電時、停電時着信表示部Bは動作し
ない。
また通電時、ボタン電話機側からダイヤル発信し、SW
□、SWnが導通しても、Bの中のO20が動作するこ
とはなく、共鳴り現象を起すことはない。
停電状態となると、図示しない停電監視用継電器Tが復
旧するため、その接点jO,jlは実線で図示した状態
にあり、着信時、電話回線りにベル信号が到来すれば、
回線に対応したSW1〜SWnがO20に電圧が供給さ
れ、O20の発振信号がスピーカSPにて着信を可聴表
示する。
この時R1〜Rnが並列に接続され負荷となっているが
、前記したとおりR0〜R,が変成器等を通した軽負荷
の回路構成であれば、ベル信号が大きく損失することな
くB内のO20に印加され、充分な停電時着信の可聴表
示を行うことが出来る。
尚停電時、ボタン電話機側からダイヤルインパルスを送
出した場合、第1図及び第2図の場合と同様ダイヤルに
よる共鳴現象を起すが、停電状態は極めて少ないので実
用上差支えない。
以上実施例にて、本考案及び従来式の詳細を説明した如
く、本考案をボタン電話装置に適用した場合、停電監視
用継電器の接点は電話回線の数とは無関係に、少くとも
2つのブレーク接点にて可能であり、又該接点をO3C
内のトランジスター等発振回路素子を制御するように挿
入すれば、1つの接点にて可能であって、従来のように
、各回線に対応して切替用トランスファ接点2組を必要
とすることはない。
又スイッチング回路SW工〜SWnを局線回路TRK□
〜TRK、内に内蔵すれば、電話回線の増設の際、極め
て経済的に、停電時着信表示回路を実現することが出来
、その効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の停電時着信表示するための増設電鈴回路
結線図である。 第2図は着信信号によってスイッチングされるスイッチ
ング回路と回線に共通に使用した着信を表示する回路部
とを有する停電時着信表示回路の結線例である。 第3図は本考案による実施例としての回路結線図である
。 第4図は着信信号によってスイッチングされるスイッチ
ング回路の一例を示す。 L・・・・・・電話回線、Ll、 L2・・・・・・電
話回線接続端子、TRK1・・・・・・ボタン電話装置
の電話回線側、1の局線回路1、TRKn・・・・・・
ボタン電話装置の電話回線No、 nの局線回路n 以下、回路符号nは電話回線番号(No、)に対応する
番号を示す。 R1−。・・・・・・通電時の着信信号受信回路、C□
〜。 ・・・・・・コンデンサー、tl。、t□1・・・・・
・図示しない継電器T□の接点、tn。 、tnl・・・・・・図示しない継電器Tnの接点、t
’、 tl・・・・・・図示しない継電器Tの接点、S
Wl・・・・・・局線回路1 (TRK□)に対応する
着信信号によってスイッチングされるスイッチング回路
、SWn・・・・・・局線回路n(TRKn)に対応す
る着信信号によってスイッチングされるスイッチング回
路、B・・・・・・着信表示回路部、RFC・・・・・
・ブリッジ整流器、ZD・・・・・・定電圧素子、Ca
、Cb・・・・・・コンデンサ、TR・・・・・・トラ
ンジスタ、Da、Db・・・・・・ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回線毎に設けた通電時着信表示を行う着信信号受信回路
    と、回線毎に設けた着信信号によってスイッチングされ
    るスイッチング回路と、前記スイッチング回路の出力の
    供給によって、回線に共通に使用する着信を表示する回
    路とを有するボタン電話装置において、通電時常時動作
    する継電器の接点を、前記回線に共通に使用する着信を
    表示する回路に挿入して停電時着信表示部とし、この停
    電時着信表示部が前記継電器の接点にて通電時に着信の
    表示を停止し、停電時にのみ着信の表示を行うことを特
    徴としたボタン電話装置における停電時着信表示回路。
JP11570679U 1979-08-24 1979-08-24 停電時着信表示回路 Expired JPS6019412Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11570679U JPS6019412Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 停電時着信表示回路

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Publication Number Publication Date
JPS5633863U JPS5633863U (ja) 1981-04-02
JPS6019412Y2 true JPS6019412Y2 (ja) 1985-06-11

Family

ID=29347939

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11570679U Expired JPS6019412Y2 (ja) 1979-08-24 1979-08-24 停電時着信表示回路

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JP (1) JPS6019412Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102018647B1 (ko) * 2018-05-02 2019-09-04 한광전기공업주식회사 오수 처리차

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR102018647B1 (ko) * 2018-05-02 2019-09-04 한광전기공업주식회사 오수 처리차

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JPS5633863U (ja) 1981-04-02

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