JP2518651Y2 - 通話中の単独電話機への着信音送出回路 - Google Patents

通話中の単独電話機への着信音送出回路

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JP2518651Y2
JP2518651Y2 JP8649590U JP8649590U JP2518651Y2 JP 2518651 Y2 JP2518651 Y2 JP 2518651Y2 JP 8649590 U JP8649590 U JP 8649590U JP 8649590 U JP8649590 U JP 8649590U JP 2518651 Y2 JP2518651 Y2 JP 2518651Y2
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敬 加藤
賢一 椎名
武夫 斎藤
広志 境野
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Meisei Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、単独電話機が収容し得るようにされた通話
システムに於いて、上記単独電話機が通話中に他の回線
に着信が生起したとき、当該着信を上記通話中の単独電
話機に通報するための着信音送出回路に関する。
(従来の技術) 例えばボタン電話装置等の電話システムでは、当該シ
ステム専用に設計されたボタン電話機の他に、単独電話
機(通常は、電話回線に直接接続される汎用電話機)が
収容し得るようにされているシステムがある。
また、かかるシステムでは、通話中に他の回線に着信
が生起したとき、着信音を通話中の電話機に送出する方
式が採られることがあり、当該方式は、特に例えば家庭
用の電話システムで局線と通話中にドアホン回線に着信
があったとき、当該ドアホン回線の着信を局線と通話中
の電話機に通知する際に多用される。
このドアホン回線への着信を、前記システムの通話中
の単独電話機に通知する方法として、従来は、 (1)電話システムに外部スピーカを設け、この外部ス
ピーカからドアホン回線の着信音を放出する方法、 (2)電話システムの単独電話機の通話線に並列に中継
トランスを設け、該中継トランスを介して通話中の単独
電話機にドアホン回線の着信音を送出する方法、 等が採用されている。
(考案が解決しようとする課題) 上記(1)の従来技術によると、システム内に外部ス
ピーカへの信号音送出回路を必要とし、かつ外部装置と
してスピーカ及びそのアンプ等を必要とする。特に着信
の可聴表示のためにのみ外部にスピーカを設置すること
は、スピーカの設置場所の制約等もあって得策ではな
い。
また上記(2)の従来技術では、単独電話機の通話回
線を局線と直流的に分離して、通話電流を電話システム
から供給する必要が生じ、かつ、着信音の中継トランス
は通話レベルを低下させないために高インピーダンスと
する必要があって当該中継トランスが大型となる等、回
路構成が複雑になるばかりでなく、通話品質を低下させ
る要因が多くなる等の問題がある。
本考案は、以上の問題を解決すべく提案するものであ
り、通話中の単独電話機に他の回線(ドアホン回線)へ
の着信を通知するための簡単な回路構成を得ることを課
題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため、本考案は、単独電話機の通
話線の片線にトランスの低インピーダンスの2次巻線又
は他の回路素子との並列接続によって低インピーダンス
とされた2次巻線側を挿入し、当該トランスの1次巻線
と着信音源との間にスイッチを挿入し、上記単独電話機
が通話中に他の回線(ドアホン回線)に着信が生起した
とき、上記スイッチを導通して通話中の単独電話機に着
信音を送出し、当該単独電話機に他の回線への着信を通
知するようにしたものである。
(作用) 本考案では、単独電話機への通話線に片線に着信音重
畳用のトランスが直接挿入されて着信音送出回路が構成
されるので回路構成が極めて簡単になる。また、上記片
線に挿入されるのは、低インピーダンスにされた上記ト
ランスの2次巻線(2次巻線自体で、もしくは当該2次
巻線と、これに並列接続された他の回路素子とで低イン
ピーダンスとされている。)であるので、当該着信音送
出回路が通話に悪影響を及ぼすことはなく、また、単独
電話機は電話回線と直接結合されるので、通話品質の低
下がない。
(実施例) 図面は、本発明をドアホンからの着信の単独電話機へ
の通知装置に実施した実施例を示す回路図である。
実施例に係る電話システム1は、図面に示すように、
通話回線として、局線回線l1とドアホン回線l2とがあ
り、単独電話機2は局線回線l1とドアホン回線l2との切
替スイッチ101(通常はリレーの接点で構成される)を
介して直接(中継トランス等を介することなく)局線に
結合されている。
局線回線l1の通話線の片線には、抵抗102が挿入さ
れ、ドアホン回線l2への着信信号(通常、チャイム音)
を上記片線に重畳するためのトランス103の2次巻線S
がコンデンサ104を介して上記抵抗102に並列に接続され
ている。
ドアホン回線l2への着信の着信音源であるチャイム音
源105は、通常は半導体スイッチで構成されるスイッチ1
06を介してアンプ107に入力されるようになっており、
アンプ107の出力は前記トランス103の1次巻線Pに接続
されている。
ドアホン3は、ドアホン回路108を介して前記ドアホ
ン回線l2に結合され、また、ドアホン回路108は、ドア
ホン3からの着信を検出すると検出信号を上記スイッチ
106の制御入力に出力する信号線l3を有している。
ところで、前記トランス103と局線回線l1の通話線の
片線との結合回路について更に説明すると、通話品質を
良質に保つためには、単独電話機2の通話回路のインピ
ーダンス(音声周波数帯域に於けるインピーダンスで、
通常は600Ω)に比べて低くなるように設定する必要が
あり、このため、抵抗102の両端からトランス103側をみ
たインピーダンスは数オーム程度となるように設定され
る。具体的には、トランス103の2次巻線とコンデンサ1
04との直列回路と、抵抗102との並列インピーダンスが
4オーム程度に設定されている。このように低いインピ
ーダンスによって結合しても、単独電話機2には充分な
音量でチャイム音が送出できることが確認されている。
また、トランス103の2次巻線Sと直列にコンデンサ1
04を挿入してあるのは、当該2次巻線に通話電流(直流
分)が流れると当該2次巻線が磁気飽和状態に近づき、
信号音(チャイム音)の中継効率が悪くなるためであ
り、トランス103として、その2次巻線Sに上記通話電
流を流しても容易には磁気飽和状態とならないような特
性のものを選べば、当該トランス103の2次巻線自体を
低インピーダンスとして前記通話線の片線に直接挿入し
てもよく、この場合には、コンデンサ104は必要としな
い。但し、この場合でも、抵抗102はトランス103の2次
巻線とインピーダンス整合をとるために必要である。
次に動作を説明する。
単独電話機2が局線と通話中のときには、スイッチ10
1が図示の状態にあり、当該単独電話機2は局線回線l1
と直結された状態にある。
この状態で来訪者がドアホン3の呼出しボタン(図示
せず)を押すと、ドアホン回路108はドアホン回線l2
対する着信を検出し、信号線l3に着信検出信号を送出
し、これを受けてスイッチ106がオンとなる。また、こ
のとき、チャイム音源105も図示しない経路によって起
動される。
スイッチ106がオンすると、チャイム音源105の出力信
号(チャイム音)はアンプに入力されて増幅され、トラ
ンス103の1次巻線Pに印加され、これによってトラン
ス103の2次巻線Sに誘起されたチャイム音は局線回線l
1に重畳されて単独電話機2に送出される。
以上に説明した実施例は、通話中の単独電話機にドア
ホンからの着信を通知する場合の実施例であるが、一般
に複数の回線(同一種類又は異種類の複数回線)と切替
制御によって通話が可能である単独電話機を収容した電
話システムに於いて、当該単独電話機が1つの回線と通
話中に他の回線に着信が生じたとき、当該他の回線への
着信を上記通話中の単独電話機の通知する場合に本考案
を実施することができる。
(考案の効果) 以上に説明したように、本考案は単独電話機の通話線
の片線に着信音の中継トランスを低インピーダンスで結
合することにより、通話中の単独電話機に他の回線に着
信があったときの着信音を送出するようにしたものであ
り、従来のように、外部スピーカ及びその駆動回路を必
要とせず、また、通話線に高インピーダンスのトランス
を並列に接続する方式に於ける複雑な信号音送出制御回
路及び通話線の中継回路を必要としないので、極めて簡
単かつ安価に着信音送出回路が得られる。
また、本考案を実施することによって局線と単独電話
機とは直結できるので、通話品質が悪化することはな
い。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例の回路図である。 (主な記号) 1…電話システム、2…単独電話機 3…ドアホン、102…抵抗 103…トランス、105…チャイム音源 106…スイッチ、108…ドアホン回路
フロントページの続き (72)考案者 斎藤 武夫 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)考案者 境野 広志 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】単独電話機が収容し得るようにされた電話
    システムに於いて、上記単独電話機が接続される通話線
    の片線に2次巻線が挿入され、該2次巻線側が巻線自体
    で、又は他の回路素子との並列接続で低インピーダンス
    とされたトランスと、音源と、上記トランスの1次巻線
    と音源との間に挿入され、上記単独電話機が接続された
    回線以外の回線に着信が生起したときに導通して音源か
    らの信号音を上記通話線に重畳させるように動作するス
    イッチで構成された通話中の単独電話機への着信音送出
    回路。
  2. 【請求項2】ドアホンが収容される電話システムであっ
    て、スイッチがドアホン回線への着信によって導通する
    スイッチである請求項1に記載の通話中の単独電話機へ
    の着信音送出回路。
JP8649590U 1990-08-17 1990-08-17 通話中の単独電話機への着信音送出回路 Expired - Lifetime JP2518651Y2 (ja)

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JPH0444787U JPH0444787U (ja) 1992-04-16
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