JPH0238529Y2 - - Google Patents

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JPH0238529Y2
JPH0238529Y2 JP14008283U JP14008283U JPH0238529Y2 JP H0238529 Y2 JPH0238529 Y2 JP H0238529Y2 JP 14008283 U JP14008283 U JP 14008283U JP 14008283 U JP14008283 U JP 14008283U JP H0238529 Y2 JPH0238529 Y2 JP H0238529Y2
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telephone
relay
diode bridge
loop
signal
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JP14008283U
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JPS6047362U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は公衆電話回線を利用して一般加入電話
機から通話が行なえるようにした電話装置に関す
るものである。
〔従来技術〕
従来小形ピンク電話機にあつては、交換機側か
ら送出される信号は第1図に示すように被呼者応
答によつて転極しきりとなるイ。この時同時に投
入硬貨が収納されて相互通話が可能となり、交換
機側からの信号は以後転極したままの状態を保持
する。一方、一般加入電話機も、第1図と同様の
転極したきりの動作をなすものであるため、公衆
電話回線に切替装置を付加することによつて公衆
電話機側からも、また一般電話機側から発着信通
話が可能であつた。
しかし、広或時分制の導入に伴い、従来の公衆
電話機から新サービスのための屋内用卓上公衆電
話機(大形ピンク電話機)に移行すると同時に交
換機側からの信号も第2図に示す被呼者応答信号
イおよび硬貨収納信号としての周期的転極信号ロ
が送出されるものとなつた。そして、各信号イお
よびロにはループ断時間t1,t3およびt5が
存在するため、従来のように一般加入電話機から
発信通話を行なうと、このループ断時間の度にク
リツク音が受話器に発生して正常な通話ができな
くなるという問題が生じた。勿論、切替装置を用
いず単独の一般加入電話機から発信通話を行なう
場合にも同じ問題が発生した。したがつて、社会
の多様化・省力化に伴つて電話機に対するニーズ
が変化する中で、例えば店舗兼住宅等に電話機を
設置する場合でも公衆電話回線と一般電話回線と
を各々引かねばならず、経費が高くなるとともに
ユーザに対するサービスという点でも問題があつ
た。
〔考案の目的および構成〕
本考案はこのような事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、簡単な回路構成で硬貨収納信号
として周期的な転極信号が送られてくる公衆電話
回線を利用して一般加入電話機からも通話が行な
え、電話機として正常な利用が行なえるようにし
た電話装置を提供することにある。
このような目的を達成するために、本考案は一
般加入電話機の前位に接続され被呼者応答信号で
動作する応答監視リレーLと、この応答監視リレ
ーが動作したとき商用電源に接続されて動作状態
になるループ監視制御リレーMAと、このループ
監視制御リレーが動作したときそのリレー接点m
を介して公衆電話回線と一般加入電話機との間に
接続されるダイオードブリツジDBと、このダイ
オードブリツジの出力端間に接続され周期的転極
信号による直流ループ瞬断時に放電して一般加入
電話機に通電電流を供給する送話電流平滑用の第
1のコンデンサC4と、ダイオードブリツジの入
力端間に接続された周期的転極信号による雑音吸
収用の第2のコンデンサC2とから構成したもの
である。以下、図示する実施例を用いて本考案を
詳細に説明する。
〔実施例〕
第3図aは本考案の一実施例を示す回路図、同
図bはその商業電源部の構成を示す回路図であ
る。本実施例は、第2図に示したような転極信号
が到来する公衆電話回線の接続端子L1,L2に
対し、一般加入電話機と公衆電話機とを備え、切
替スイツチSW1,SW2によつてそれぞれ切替
え接続できるようにしたものである。すなわち、
図において公衆電話機TEL1と一般加入電話機
TEL2はそれぞれ通話に必要なすべての機能を
備えた一般に周知の電話機で、スイツチSW1,
SW2の切替えによりそれぞれ接続端子T1,T
2およびT3,T4を介して接続端子L1,L2
に接続される。接続端子L2と接続端子T4との
間に応答監視リレーLが接続してある。他方、商
用電源にループ監視制御リレーMAが接続してあ
り、上記応答監視リレーLが動作してその接点を
構成するスイツチlが閉成したとき、このリレー
MAに動作電流が流れる。これによりその接点を
構成するスイツチma1〜ma3が切替わり、コン
デンサC2,C4およびダイオードD1〜D4か
らなるダイオードブリツジDB等を含む付加回路
が上記応答監視リレーLとともにループ内に接続
される。付加回路を構成するコンデンサC4は、
硬貨収納信号としての周期的転極信号の断時間
(第2図のt3,t5)に一般加入電話機TEL2
に送話器電流を供給して音声の瞬断を防止する転
極信号到来時の送話電流平滑用のコンデンサ、ダ
イオードブリツジDBは交換機側から到来する信
号の極性にかかわらずコンデンサC4および一般
加入電話機TEL2に一方向の電流を供給するも
の、またZD1,ZD2はこのコンデンサC4を小
形化するための端子電圧制御用の定電圧ダイオー
ド、C1およびC3は直流阻止用のコンデンサ、
C2は転極信号の立上りと立下りによる雑音を吸
収するためのコンデンサ、CH1はコンデンサC
2による音声信号の短絡を防止するためのチヨー
クコイル、CH2は同じくコンデンサC4による
音声信号短絡防止用のチヨークコイルであり、こ
れら付加回路の構成要素は、公衆電話機に一般に
用いられているものと同様である。またD5,D
6はダイオード、DB1は商用電源電圧の極性に
かかわらずリレーMAに流れる電流の極性を一定
にするダイオードブリツジである。
上記構成において、一般加入電話機TEL2側
から発信する場合、すなわち切替スイツチSW
1,SW2を図示の状態としてフツクオフした場
合、被呼者応答前は、次のようなループが形成さ
れる。
L1(+)−SW1−ma1−ma2−T3−
TEL2−T4−D6−ma3−SW2−L2(−)
……(1) 次いで被呼者応答があると次のようなループが
形成され応答監視リレーLが動作する。
L2(+)−SW2−ma3−L−D5−T4−
TEL2−T3−ma2−ma1−SW1−L1
(−) ……(2) この結果商用電源部の制御回路においてスイツ
チlが閉成するためトランジスタTrが導通し、
ループ監視制御リレーMAが動作してその結果次
のようなループが形成される。
L2(+)−SW2−D4−ma3−L−D5−
T4−TEL2−T3−ma2−CH2−D1−CH
1−ma1−SW1−L1(−) ……(3) この時、同時にコンデンサC4への充電が行な
われる。
次いで極性がL1(+)に戻ると、次のような
ループが形成される。
L1(+)−SW1−ma1−CH1−D2−ma
3−L−D5−T4−TEL2−T3−ma2−
CH2−D3−SW2−L2(−) ……(4) 以後、転極中は(3)のループで、L1(+)の間
は(4)のループで通話が継続できる。
また周期的転極信号到来時の断時間中(第2図
のt3,t5)には、次のようにコンデンサC4
の放電電流によつて送話電流がカバーされ、電源
切断による音声の瞬断が回避される。
C4(+)−ma3−L−D5−T4−TEL2
−T3−ma2−CT2−C4(−) ……(5) ループ(3),(4),(5)において、一般加入電話機に
対する信号の極性は常に接続端子T4の側が正で
ある。このような転極したきりの動作は、先に述
べたように一般電話回線に一般加入電話機を接続
した場合と全く同様の動作であり、例えば留守番
電話装置等、転極信号の一定時間の継続を条件と
して何らかの制御を行なう装置なども同様に使用
することができる。
送受器を下げると、通話電流の遮断によりリレ
ーLが復旧し、商用電源部の制御回路によりリレ
ーMAが復旧してコンデンサC2,C4およびダ
イオードブリツジDB等を含む付加回路がループ
から切離され、ループは完全に断となつて交換機
を復旧させる。
なお、上記付加回路を、オフフツクした時点で
はなく被呼者応答時にループに接続するようにし
たのは、オフフツク操作で接続するとコンデンサ
C2,C4の影響によりダイヤルパルスが歪むた
めである。もちろん、着信通話時においては硬貨
収納用の周期的転極信号が到来することはなく、
上記付加回路は接続する必要はなく、そのままで
正常に通話可能である。
また、スイツチSW1,SW2を公衆電話機
TEL1側に切替えれば、公衆電話機として正常
に使用できることは言うまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、出力端
間に送話電流平滑用の第1のコンデンサが接続さ
れ入力端間に雑音吸収用の第2のコンデンサが接
続され、電話機に一定方向の送話電流を供給する
ダイオードブリツジを、商用電源に接続され、被
呼者応答信号で動作する応答監視リレーにより駆
動されるリレー監視制御リレーによつて公衆電話
回線と一般加入電話機との間に接続するようにし
たことにより、簡単な回路構成で、周期的転極信
号の到来する公衆電話回線を利用して一般加入電
話機から発信通話し、電話機として正常な利用を
行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の小形ピンク電話機に対して交換
機側から到来した信号を示す図、第2図は屋内用
卓上公衆電話機に対して到来する周期的転極信号
を示す図、第3図a,bは本考案の実施例を示す
回路図である。 TEL2……一般加入電話機、L1,L2……
公衆電話回線の接続端子、C1〜C4……付加回
路を構成するコンデンサ、CH1,CH2……チ
ヨークコイル、DB……ダイオードブリツジ、L
……応答監視リレー、MA……ループ監視制御リ
レー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 周期的転極信号が到来する公衆電話回線に一般
    加入電話機を接続した電話装置において、 一般加入電話機の前位に接続され被呼者応答信
    号で動作するの応答監視リレーと、 この応答監視リレーが動作したとき商用電源に
    接続されて動作状態になるループ監視制御リレー
    と、 このループ監視制御リレーが動作したときその
    リレー接点をを介して公衆電話回線と一般加入電
    話機との間に接続されるダイオードブリツジと、 このダイオードブリツジの出力端間に接続され
    上記周期的転極信号による直流ループ瞬断時に放
    電して一般加入電話機に通話電流を供給する送話
    電流平滑用の第1のコンデンサと、 ダイオードブリツジの入力端間に接続された上
    記周期的転極信号による雑音吸収用の第2のコン
    デンサと を設けたことを特徴とする電話装置。
JP14008283U 1983-09-09 1983-09-09 電話装置 Granted JPS6047362U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14008283U JPS6047362U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 電話装置

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JP14008283U JPS6047362U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 電話装置

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Publication Number Publication Date
JPS6047362U JPS6047362U (ja) 1985-04-03
JPH0238529Y2 true JPH0238529Y2 (ja) 1990-10-17

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JP14008283U Granted JPS6047362U (ja) 1983-09-09 1983-09-09 電話装置

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JPS6047362U (ja) 1985-04-03

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