JP3056551B2 - 加入者系伝送装置のアラーティングケーダンス制御方式 - Google Patents
加入者系伝送装置のアラーティングケーダンス制御方式Info
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- JP3056551B2 JP3056551B2 JP3221463A JP22146391A JP3056551B2 JP 3056551 B2 JP3056551 B2 JP 3056551B2 JP 3221463 A JP3221463 A JP 3221463A JP 22146391 A JP22146391 A JP 22146391A JP 3056551 B2 JP3056551 B2 JP 3056551B2
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- alerting
- setting
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04M—TELEPHONIC COMMUNICATION
- H04M19/00—Current supply arrangements for telephone systems
- H04M19/02—Current supply arrangements for telephone systems providing ringing current or supervisory tones, e.g. dialling tone or busy tone
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Exchange Systems With Centralized Control (AREA)
- Devices For Supply Of Signal Current (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は加入者系伝送装置のアラ
ーティングケーダンス(Alarting Cadance)制御方式に関
する。
ーティングケーダンス(Alarting Cadance)制御方式に関
する。
【０００２】アラーティングケーダンスとは、電話機の
ベルの鳴動周期（加入者電話のリンギング周期）を指す
用語であり、アメリカにおいて通信技術用語として定義
されているものである。
ベルの鳴動周期（加入者電話のリンギング周期）を指す
用語であり、アメリカにおいて通信技術用語として定義
されているものである。
【０００３】近年、ビジネスコミュニケーションサービ
ス、ＩＳＤＮ等の実施により新機能の付加された電話機
等の需要が増加している。この新機能付電話機への交換
又は増設等の新規加入者サービス提供の増加に伴って、
効率よくサービスを行うことができる加入者アラーティ
ングケーダンスのフレキシブルな制御方式が要求されて
いる。
ス、ＩＳＤＮ等の実施により新機能の付加された電話機
等の需要が増加している。この新機能付電話機への交換
又は増設等の新規加入者サービス提供の増加に伴って、
効率よくサービスを行うことができる加入者アラーティ
ングケーダンスのフレキシブルな制御方式が要求されて
いる。
【０００４】
【従来の技術】従来のアラーティングケーダンス制御方
式を図６を参照して説明する。この図に示す加入者系伝
送装置１は、図示せぬ電話局の交換機に電話回線２によ
って接続されているものであり、通常、交換機から遠く
離れた位置に設置される。
式を図６を参照して説明する。この図に示す加入者系伝
送装置１は、図示せぬ電話局の交換機に電話回線２によ
って接続されているものであり、通常、交換機から遠く
離れた位置に設置される。
【０００５】また、加入者系伝送装置１には、この加入
者系伝送装置１を中心にした一定エリアの加入者電話機
３が、加入者回線４によって接続されている。このよう
な位置付けにある加入者系伝送装置１には、加入者電話
機３が加入者回線４を介して接続される加入者インター
フェースカード５と、高周波信号Ｓ１を出力するリンガ
ージェネレータ(Ringer Generator)６とが設けられてい
る。
者系伝送装置１を中心にした一定エリアの加入者電話機
３が、加入者回線４によって接続されている。このよう
な位置付けにある加入者系伝送装置１には、加入者電話
機３が加入者回線４を介して接続される加入者インター
フェースカード５と、高周波信号Ｓ１を出力するリンガ
ージェネレータ(Ringer Generator)６とが設けられてい
る。
【０００６】加入者インターフェースカード５には、切
替スイッチ７と、この切替スイッチ７のスイッチング動
作を制御することによって加入者アラーティングケーダ
ンスの制御を行うアラーティングケーダンス制御部８と
が設けられている。
替スイッチ７と、この切替スイッチ７のスイッチング動
作を制御することによって加入者アラーティングケーダ
ンスの制御を行うアラーティングケーダンス制御部８と
が設けられている。
【０００７】切替スイッチ７のスイッチング動作は、可
動接触部９が端子１０に接触する場合と、可動接触部９
が端子１１に接触する場合と、図示するように可動接触
部９がどちらの端子１０，１１にも接触しない場合の３
通りの状態がある。
動接触部９が端子１０に接触する場合と、可動接触部９
が端子１１に接触する場合と、図示するように可動接触
部９がどちらの端子１０，１１にも接触しない場合の３
通りの状態がある。
【０００８】アラーティングケーダンス制御部８は、切
替スイッチ７のスイッチング動作を制御するためのロジ
ックを実現した論理回路等のハードウエア、又はその制
御するためのプログラムをＲＯＭ等に記憶したソフトウ
エアで構成されている。
替スイッチ７のスイッチング動作を制御するためのロジ
ックを実現した論理回路等のハードウエア、又はその制
御するためのプログラムをＲＯＭ等に記憶したソフトウ
エアで構成されている。
【０００９】このような構成において、アラーティング
ケーダンス制御部７により切替スイッチ８の可動接触部
９を端子１０に接触させたりしなかったりの制御を行う
ことによって、リンガージェネレータ６から出力される
高周波信号Ｓ１を加入者回線４に出力したり、しなかっ
たりすることで加入者アラーティングケーダンスの制御
を行っていた。
ケーダンス制御部７により切替スイッチ８の可動接触部
９を端子１０に接触させたりしなかったりの制御を行う
ことによって、リンガージェネレータ６から出力される
高周波信号Ｓ１を加入者回線４に出力したり、しなかっ
たりすることで加入者アラーティングケーダンスの制御
を行っていた。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したア
ラーティングケーダンス制御方式においては、例えば新
機能の付加された電話機を従来の電話機３と交換する際
の新規加入者サービスを提供する場合、今までの加入者
インターフェースカード５を新規加入者インターフェー
スカードに交換しなければならない。
ラーティングケーダンス制御方式においては、例えば新
機能の付加された電話機を従来の電話機３と交換する際
の新規加入者サービスを提供する場合、今までの加入者
インターフェースカード５を新規加入者インターフェー
スカードに交換しなければならない。
【００１１】このように交換を行う場合、作業者が遠方
にある加入者系伝送装置１まで出向いて行わなければな
らないので、即時対応が出来ないばかりか工数もかさむ
といった問題が生じていた。
にある加入者系伝送装置１まで出向いて行わなければな
らないので、即時対応が出来ないばかりか工数もかさむ
といった問題が生じていた。
【００１２】本発明は、このような点に鑑みてなされた
ものであり、新機能追加の新規加入者サービスを提供す
る際に、作業者が遠方の加入者系伝送装置まで出向いて
対応する必要のない加入者系伝送装置におけるアラーテ
ィングケーダンス制御方式を提供することを目的として
いる。
ものであり、新機能追加の新規加入者サービスを提供す
る際に、作業者が遠方の加入者系伝送装置まで出向いて
対応する必要のない加入者系伝送装置におけるアラーテ
ィングケーダンス制御方式を提供することを目的として
いる。
【００１３】
【課題を解決するための手段】図１に本発明の原理説明
図を示す。図中、１は加入者系伝送装置であり、図示せ
ぬ電話局の交換機２０に回線２２，…，２２ｎによって
接続されているものであり、通常、交換機から遠く離れ
た位置に設置されている。
図を示す。図中、１は加入者系伝送装置であり、図示せ
ぬ電話局の交換機２０に回線２２，…，２２ｎによって
接続されているものであり、通常、交換機から遠く離れ
た位置に設置されている。
【００１４】また、加入者系伝送装置１には、この加入
者系伝送装置１を中心にした一定エリアの加入者の電話
機２１，…，２１ｎが、回線２３，…，２３ｎによって
接続されている。そして、加入者系伝送装置１が、各電
話機２１，…，２１ｎのアラーティングケーダンスを制
御するようになっている。
者系伝送装置１を中心にした一定エリアの加入者の電話
機２１，…，２１ｎが、回線２３，…，２３ｎによって
接続されている。そして、加入者系伝送装置１が、各電
話機２１，…，２１ｎのアラーティングケーダンスを制
御するようになっている。
【００１５】加入者系伝送装置１は、発振器２４と、複
数のスイッチ手段２５，…，２５ｎと、加入者共通アラ
ーティングケーダンス制御手段２６と、タイマ２７とを
具備して構成されている。
数のスイッチ手段２５，…，２５ｎと、加入者共通アラ
ーティングケーダンス制御手段２６と、タイマ２７とを
具備して構成されている。
【００１６】発振器２４は、高周波信号Ｓ１を出力する
ものである。スイッチ手段２５，…，２５ｎは、電話機
２１，…，２１ｎが接続された回線２３，…，２３ｎと
発振器２４との接続／切離のスイッチング動作を行うと
共に、電話機２１，…，２１ｎが接続された回線２３，
…，２３ｎと交換機２０が接続された回線２２，…，２
２ｎとの接続／切離のスイッチング動作を行うものであ
り、また、電話機２１，…，２１ｎ個々に応じて設けら
れるものである。
ものである。スイッチ手段２５，…，２５ｎは、電話機
２１，…，２１ｎが接続された回線２３，…，２３ｎと
発振器２４との接続／切離のスイッチング動作を行うと
共に、電話機２１，…，２１ｎが接続された回線２３，
…，２３ｎと交換機２０が接続された回線２２，…，２
２ｎとの接続／切離のスイッチング動作を行うものであ
り、また、電話機２１，…，２１ｎ個々に応じて設けら
れるものである。
【００１７】加入者共通アラーティングケーダンス制御
手段２６は、スイッチ手段２５，…，２５ｎのスイッチ
ング動作を制御すると共に、そのスイッチング動作を制
御するためのプログラムによる制御設定テーブル３０，
４０（図２及び図３に示す）を有するものである。
手段２６は、スイッチ手段２５，…，２５ｎのスイッチ
ング動作を制御すると共に、そのスイッチング動作を制
御するためのプログラムによる制御設定テーブル３０，
４０（図２及び図３に示す）を有するものである。
【００１８】タイマ２７は、加入者共通アラーティング
ケーダンス制御手段２６による計時依頼によって、計時
動作を開始し、計時動作終了後に計時終了を加入者共通
アラーティングケーダンス制御手段２６に通知するもの
である。
ケーダンス制御手段２６による計時依頼によって、計時
動作を開始し、計時動作終了後に計時終了を加入者共通
アラーティングケーダンス制御手段２６に通知するもの
である。
【００１９】また、各スイッチ手段２５，…，２５ｎは
図１に示すように個々にカード２８，…，２８ｎに搭載
した方が好ましい。加入者共通アラーティングケーダン
ス制御手段２６としては、Ｅ2 ＰＲＯＭ(Electrical Er
asable PROM)等の書き替え可能な不揮発性メモリを用い
た方が好ましい。
図１に示すように個々にカード２８，…，２８ｎに搭載
した方が好ましい。加入者共通アラーティングケーダン
ス制御手段２６としては、Ｅ2 ＰＲＯＭ(Electrical Er
asable PROM)等の書き替え可能な不揮発性メモリを用い
た方が好ましい。
【００２０】制御設定テーブル３０は、図２に示すよう
に、項番号の設定を行う項番欄３１と、スイッチ手段２
５，…，２５ｎの電話機２１，…，２１ｎが接続された
回線２３，…，２３ｎと発振器２４との接続／切離のス
イッチング動作を制御するＯＮ／ＯＦＦの設定を行うス
イッチ制御欄３２と、タイマ２７の計時時間の設定を行
うタイマ設定時間欄３３と、誰から電話がかかってきた
かを表示するためのファースト・サイレント・インター
バルを交換機に通知するための設定を行うファースト・
サイレント・インターバル欄３４と、次の項番号の設定
を行う次項番欄３５とから構成し、各欄３１〜３５の設
定内容を任意に設定変更できるようにするのが好まし
い。
に、項番号の設定を行う項番欄３１と、スイッチ手段２
５，…，２５ｎの電話機２１，…，２１ｎが接続された
回線２３，…，２３ｎと発振器２４との接続／切離のス
イッチング動作を制御するＯＮ／ＯＦＦの設定を行うス
イッチ制御欄３２と、タイマ２７の計時時間の設定を行
うタイマ設定時間欄３３と、誰から電話がかかってきた
かを表示するためのファースト・サイレント・インター
バルを交換機に通知するための設定を行うファースト・
サイレント・インターバル欄３４と、次の項番号の設定
を行う次項番欄３５とから構成し、各欄３１〜３５の設
定内容を任意に設定変更できるようにするのが好まし
い。
【００２１】この他に制御設定テーブル４０を、図３に
示すように、項番号の設定を行う項番欄４１と、前記ス
イッチ手段２５，…，２５ｎの電話機２１，…，２１ｎ
が接続された回線２３，…，２３ｎと発振器２４との接
続／切離のスイッチング動作を制御するＯＮ／ＯＦＦの
設定を行うスイッチ制御欄４２と、タイマ２７の計時時
間の設定を行うタイマ設定時間欄４３と、前記したファ
ースト・サイレント・インターバルを含む他の新サービ
スの要求を交換機に通知するための関数の設定を行う前
処理関数欄４４及び後処理関数欄４５と、次の項番号の
設定を行う次項番欄４６とから構成し、各欄４１〜４６
の設定内容を任意に設定変更できるようにしてもよい。
示すように、項番号の設定を行う項番欄４１と、前記ス
イッチ手段２５，…，２５ｎの電話機２１，…，２１ｎ
が接続された回線２３，…，２３ｎと発振器２４との接
続／切離のスイッチング動作を制御するＯＮ／ＯＦＦの
設定を行うスイッチ制御欄４２と、タイマ２７の計時時
間の設定を行うタイマ設定時間欄４３と、前記したファ
ースト・サイレント・インターバルを含む他の新サービ
スの要求を交換機に通知するための関数の設定を行う前
処理関数欄４４及び後処理関数欄４５と、次の項番号の
設定を行う次項番欄４６とから構成し、各欄４１〜４６
の設定内容を任意に設定変更できるようにしてもよい。
【００２２】また、制御設定テーブル３０又は４０は、
電話機２１，…，２１ｎ個々に対応付けて設けるように
するのが好ましく、それら制御設定テーブル３０又は４
０の設定内容を遠隔操作によって設定変更できるように
するのが好ましい。
電話機２１，…，２１ｎ個々に対応付けて設けるように
するのが好ましく、それら制御設定テーブル３０又は４
０の設定内容を遠隔操作によって設定変更できるように
するのが好ましい。
【００２３】この遠隔操作による設定変更の補助的な手
段として、加入者共通アラーティングケーダンス制御手
段２６に、電話機２１，…，２１ｎ個々に対応する制御
設定テーブル３０又は４０のタイプと、個々の電話機２
１，…，２１ｎの加入者ナンバーとを対応付けたタイプ
表示テーブル５０又は６０（図４及び図５参照）をプロ
グラムによって設定し、遠隔操作によって任意に呼び出
せるようにするのが好ましい。
段として、加入者共通アラーティングケーダンス制御手
段２６に、電話機２１，…，２１ｎ個々に対応する制御
設定テーブル３０又は４０のタイプと、個々の電話機２
１，…，２１ｎの加入者ナンバーとを対応付けたタイプ
表示テーブル５０又は６０（図４及び図５参照）をプロ
グラムによって設定し、遠隔操作によって任意に呼び出
せるようにするのが好ましい。
【００２４】
【作用】上述した本発明において、例えば加入者電話機
２１のアラーティングケーダンスの制御が行われる場
合、加入者共通アラーティングケーダンス制御手段２６
の制御設定テーブル３０又は４０の設定に基づいて、ス
イッチ手段２５がＯＮ／ＯＦＦ制御されることにより、
発振器２４からの高周波信号Ｓ１が電話機２１へ印加さ
れたり、されなかったりすることによって行われる。
２１のアラーティングケーダンスの制御が行われる場
合、加入者共通アラーティングケーダンス制御手段２６
の制御設定テーブル３０又は４０の設定に基づいて、ス
イッチ手段２５がＯＮ／ＯＦＦ制御されることにより、
発振器２４からの高周波信号Ｓ１が電話機２１へ印加さ
れたり、されなかったりすることによって行われる。
【００２５】しかし、このような制御が行われる前に、
制御設定テーブル３０又は４０の設定或いは設定変更を
事前に行っておく必要がある。これは、例えば電話機２
１が新機能付電話機に変更された場合、まず、電話局か
らの端末機による遠隔操作によって、加入者系伝送装置
１にアクセスし、図４に示すタイプ表示テーブル５０を
呼び出す。
制御設定テーブル３０又は４０の設定或いは設定変更を
事前に行っておく必要がある。これは、例えば電話機２
１が新機能付電話機に変更された場合、まず、電話局か
らの端末機による遠隔操作によって、加入者系伝送装置
１にアクセスし、図４に示すタイプ表示テーブル５０を
呼び出す。
【００２６】電話機２３に対応する図２に示す制御設定
テーブル３０のタイプが３０Ａであるとすると、タイプ
表示テーブル５０から３０Ａを選択する。これによっ
て、次に、図２に示す制御設定テーブル３０Ａが電話局
の端末機に写し出されるので、各欄に所望の数値、記号
を設定する。
テーブル３０のタイプが３０Ａであるとすると、タイプ
表示テーブル５０から３０Ａを選択する。これによっ
て、次に、図２に示す制御設定テーブル３０Ａが電話局
の端末機に写し出されるので、各欄に所望の数値、記号
を設定する。
【００２７】ここでは、図２に示すように設定されたも
のとする。また、電話機２３にファースト・サイレント
・インターバル機能があると仮定して、制御設定テーブ
ル３０Ａの項番２のファースト・サイレント・インター
バル欄３４にその機能実施指令となる○印が設定してあ
るものとする。
のとする。また、電話機２３にファースト・サイレント
・インターバル機能があると仮定して、制御設定テーブ
ル３０Ａの項番２のファースト・サイレント・インター
バル欄３４にその機能実施指令となる○印が設定してあ
るものとする。
【００２８】このように変更が行われた制御設定テーブ
ル３０Ａに基づいてアラーティングケーダンス制御が行
われる場合について説明する。まず、加入者アラーティ
ングケーダンス要求があると、タイプ表示テーブル５０
が選択される。ここでアラーティングケーダンス制御を
行う加入者ナンバーが１であったとすると、制御設定テ
ーブル３０Ａが選択される。
ル３０Ａに基づいてアラーティングケーダンス制御が行
われる場合について説明する。まず、加入者アラーティ
ングケーダンス要求があると、タイプ表示テーブル５０
が選択される。ここでアラーティングケーダンス制御を
行う加入者ナンバーが１であったとすると、制御設定テ
ーブル３０Ａが選択される。
【００２９】そして、このテーブル３０Ａにおける項番
１のスイッチ制御欄３２のＯＮ指令によってスイッチ手
段２５が制御され、発振器２４と回線２３とが接続状態
となる。これによって、高周波信号Ｓ１が回線２３を介
して電話機２１へ供給され、電話機２１ではベルが鳴動
する。
１のスイッチ制御欄３２のＯＮ指令によってスイッチ手
段２５が制御され、発振器２４と回線２３とが接続状態
となる。これによって、高周波信号Ｓ１が回線２３を介
して電話機２１へ供給され、電話機２１ではベルが鳴動
する。
【００３０】また、ＯＮ指令の発令と同時にタイマ２７
に計時依頼が発令され、タイマ２７は計時動作を行う。
この項番１の行では、ファースト・サイレント・インタ
ーバルは×印となっているので、ファースト・サイレン
ト・インターバル機能は実施されない。
に計時依頼が発令され、タイマ２７は計時動作を行う。
この項番１の行では、ファースト・サイレント・インタ
ーバルは×印となっているので、ファースト・サイレン
ト・インターバル機能は実施されない。
【００３１】その後、タイマ設定時間の４ｓ（４秒）が
経過するとタイマ２７からアラーティングケーダンス制
御手段２６へ計時終了が通知され、これによって次の項
番２が参照される。
経過するとタイマ２７からアラーティングケーダンス制
御手段２６へ計時終了が通知され、これによって次の項
番２が参照される。
【００３２】項番２のスイッチ制御欄３２のＯＦＦ指令
によってスイッチ手段２５が制御され、発振器２４と回
線２３とが切り離し状態となる。これによって、高周波
信号Ｓ１が電話機２１に供給されなくなるので、電話機
２１のベル鳴動が停止する。
によってスイッチ手段２５が制御され、発振器２４と回
線２３とが切り離し状態となる。これによって、高周波
信号Ｓ１が電話機２１に供給されなくなるので、電話機
２１のベル鳴動が停止する。
【００３３】また、ＯＦＦ指令の発令と同時にタイマ２
７に計時依頼が発令され、タイマ２７は計時動作を行
う。この項番２の行では、ファースト・サイレント・イ
ンターバルは○印となっているので、交換機２０へファ
ースト・サイレント・インターバルが通知される。
７に計時依頼が発令され、タイマ２７は計時動作を行
う。この項番２の行では、ファースト・サイレント・イ
ンターバルは○印となっているので、交換機２０へファ
ースト・サイレント・インターバルが通知される。
【００３４】その後、タイマ設定時間の２ｓが経過する
とタイマ２７からアラーティングケーダンス制御手段２
６へ計時終了が通知され、これによって次の項番３が参
照される。
とタイマ２７からアラーティングケーダンス制御手段２
６へ計時終了が通知され、これによって次の項番３が参
照される。
【００３５】以下、項番３、次の項番４の行に設定され
た制御命令に従って、アラーティングケーダンス制御が
行われる。また、このアラーティングケーダンス制御に
よって、電話機２１の受話器が取られると、回線２３と
２２とがスイッチ手段２５によって接続されることにな
り、先のファースト・サイレント・インターバル、つま
り電話機２１に相手の電話番号が表示されると共に、相
手との通話が可能状態となる。
た制御命令に従って、アラーティングケーダンス制御が
行われる。また、このアラーティングケーダンス制御に
よって、電話機２１の受話器が取られると、回線２３と
２２とがスイッチ手段２５によって接続されることにな
り、先のファースト・サイレント・インターバル、つま
り電話機２１に相手の電話番号が表示されると共に、相
手との通話が可能状態となる。
【００３６】図３に示す他の制御設定テーブル４０Ａが
アラーティングケーダンス制御手段２６に設定された場
合も、上述のテーブル３０の場合とほぼ同様であり、異
なる点は、ファースト・サイレント・インターバル欄の
代わりに、前処理関数欄４４と後処理関数欄４５とに設
定された指令が実行されることである。
アラーティングケーダンス制御手段２６に設定された場
合も、上述のテーブル３０の場合とほぼ同様であり、異
なる点は、ファースト・サイレント・インターバル欄の
代わりに、前処理関数欄４４と後処理関数欄４５とに設
定された指令が実行されることである。
【００３７】即ち、加入者アラーティングケーダンス要
求があると、タイプ表示テーブル６０が選択される。こ
こでアラーティングケーダンス制御を行う加入者ナンバ
ーが１であったとすると、制御設定テーブル４０Ａが選
択される。
求があると、タイプ表示テーブル６０が選択される。こ
こでアラーティングケーダンス制御を行う加入者ナンバ
ーが１であったとすると、制御設定テーブル４０Ａが選
択される。
【００３８】まず、このテーブル４０Ａにおける項番１
の前処理関数欄４４に関数が設定されていればその関数
が呼び出されて交換機２０へ通知される。次に、スイッ
チ制御欄４２のＯＮ指令によってスイッチ手段２５が制
御され、発振器２４と回線２３とが接続状態となって高
周波信号Ｓ１が供給され、電話機２１のベルが鳴動す
る。ＯＮ指令の発令と同時にタイマ２７に計時依頼が発
令され、タイマ２７は計時動作を行う。
の前処理関数欄４４に関数が設定されていればその関数
が呼び出されて交換機２０へ通知される。次に、スイッ
チ制御欄４２のＯＮ指令によってスイッチ手段２５が制
御され、発振器２４と回線２３とが接続状態となって高
周波信号Ｓ１が供給され、電話機２１のベルが鳴動す
る。ＯＮ指令の発令と同時にタイマ２７に計時依頼が発
令され、タイマ２７は計時動作を行う。
【００３９】次に、後処理関数欄４５に関数が設定され
ていればその関数が呼び出されて交換機２０へ通知され
る。その後、タイマ設定時間の４ｓが経過するとタイマ
２７からアラーティングケーダンス制御手段２６へ計時
終了が通知され、これによって次の項番２が参照され
る。
ていればその関数が呼び出されて交換機２０へ通知され
る。その後、タイマ設定時間の４ｓが経過するとタイマ
２７からアラーティングケーダンス制御手段２６へ計時
終了が通知され、これによって次の項番２が参照され
る。
【００４０】以下、項番２、３及び４の行に設定された
各制御命令に従って、アラーティングケーダンス制御が
行われる。以上説明したように、本発明によれば、例え
ば新機能の付加された電話機を従来の電話機と交換する
際の新規加入者サービスを提供する場合、遠方の加入者
系伝送装置１まで出向かなくとも、遠隔操作によって、
加入者系伝送装置１によるアラーティングケーダンス制
御手段２６の内容を変更することによって、新規加入者
サービスの提供を行うことができる。つまり、即時対応
ができ、かつ従来のように作業者が出向かない分、工数
を削減することができる。
各制御命令に従って、アラーティングケーダンス制御が
行われる。以上説明したように、本発明によれば、例え
ば新機能の付加された電話機を従来の電話機と交換する
際の新規加入者サービスを提供する場合、遠方の加入者
系伝送装置１まで出向かなくとも、遠隔操作によって、
加入者系伝送装置１によるアラーティングケーダンス制
御手段２６の内容を変更することによって、新規加入者
サービスの提供を行うことができる。つまり、即時対応
ができ、かつ従来のように作業者が出向かない分、工数
を削減することができる。
【００４１】また、スイッチ手段をカードに搭載するよ
うにした場合、そのカードを所定位置に差し込むだけ
で、電話機増設に対応できるようにしておけば、熟練者
以外の作業者でも容易に電話機増設時の作業を行うこと
ができる。その後のアラーティングケーダンス制御のた
めの設定は上述したように遠隔操作によって行えばよ
い。
うにした場合、そのカードを所定位置に差し込むだけ
で、電話機増設に対応できるようにしておけば、熟練者
以外の作業者でも容易に電話機増設時の作業を行うこと
ができる。その後のアラーティングケーダンス制御のた
めの設定は上述したように遠隔操作によって行えばよ
い。
【００４２】更には、加入者共通アラーティングケーダ
ンス制御手段２６に書き替え可能な不揮発性メモリを適
用すれば、上述したように、任意にプログラムデータの
書き替えを行うことによって、テーブル３０又は４０の
書き替えを行うことができ、しかも、電源断時にもデー
タを補償することができる。
ンス制御手段２６に書き替え可能な不揮発性メモリを適
用すれば、上述したように、任意にプログラムデータの
書き替えを行うことによって、テーブル３０又は４０の
書き替えを行うことができ、しかも、電源断時にもデー
タを補償することができる。
【００４３】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
新規加入者サービスを提供する場合、遠方の加入者系伝
送装置まで出向かなくとも、遠隔操作によりアラーティ
ングケーダンス制御手段の内容を変更することによっ
て、新規加入者サービスの提供を行うことができる。つ
まり、迅速な対応ができると共に、工数を削減すること
ができる効果がある。
新規加入者サービスを提供する場合、遠方の加入者系伝
送装置まで出向かなくとも、遠隔操作によりアラーティ
ングケーダンス制御手段の内容を変更することによっ
て、新規加入者サービスの提供を行うことができる。つ
まり、迅速な対応ができると共に、工数を削減すること
ができる効果がある。
【図１】本発明の原理説明図である。
【図２】アラーティングケーダンス制御を行うための制
御設定テーブルの説明図である。
御設定テーブルの説明図である。
【図３】アラーティングケーダンス制御を行うための他
の制御設定テーブルの説明図である。
の制御設定テーブルの説明図である。
【図４】図２に示す制御設定テーブルを選択するための
タイプ表示テーブルの説明図である。
タイプ表示テーブルの説明図である。
【図５】図３に示す他の制御設定テーブルを選択するた
めのタイプ表示テーブルの説明図である。
めのタイプ表示テーブルの説明図である。
【図６】従来のアラーティングケーダンス制御方式を説
明するための図である。
明するための図である。
１ 加入者系伝送装置 ２０ 交換機 ２１，２１ｎ 加入者電話機 ２２，２２ｎ，２３，２３ｎ 回線 ２４ 発振器 ２５，２５ｎ スイッチ手段 ２６ 加入者共通アラーティングケーダンス制御手段 ２７ タイマ ２８，２８ｎ スイッチ手段を搭載したカード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04M 3/02 - 3/06 H04M 3/00 H04Q 3/54 - 3/545
Claims (5)
- 【請求項１】 交換機と複数の電話機との間に回線を介
して設置され、該電話機のベルの鳴動周期であるアラー
ティングケーダンスを制御する加入者系伝送装置のアラ
ーティングケーダンス制御方式において、 発振器と、 前記電話機が接続された回線と該発振器との接続／切離
のスイッチング動作を行うと共に、該電話機が接続され
た回線と前記交換機が接続された回線との接続／切離の
スイッチング動作を行う該電話機個々に応じて設けられ
たスイッチ手段と、 計時指示に従って、計時動作を開始し、計時動作終了後
に計時終了を通知するタイマと、各項番号を設定する項番欄と、 前記スイッチ手段のスイ
ッチング動作を制御するＯＮ／ＯＦＦを前記各項番号に
対応して設定するスイッチ制御欄と、前記タイマが計時
する時間設定を該項番号に対応して設定するタイマ設定
時間欄と、前記交換機に通知する内容を該項番号に対応
して設定する通知欄とを含む制御設定テーブルと、前記項番欄に設定された第１項番号に対応する、前記ス
イッチ制御欄、前記タイマ設定時間欄及び前記通知欄の
各設定に従って前記スイッチ手段の制御、前記タイマに
計時指示及び前記交換機に通知をし、該タイマから前記
計時終了が通知されると、前記項番欄に設定された第２
項番号に対応する、前記スイッチ制御欄、前記タイマ設
定時間欄及び前記通知欄の各設定に従って前記スイッチ
手段の制御、前記タイマに計時指示及び前記交換機に通
知をする 加入者共通アラーティングケーダンス制御手段
とを具備し、 前記加入者共通アラーティングケーダンス制御手段によ
り前記スイッチ手段を制御し、前記電話機が接続された
前記回線と前記発振器との接続／切離のスイッチング動
作を行うことによって前記アラーティングケーダンスを
制御することを特徴とする加入者系伝送装置のアラーテ
ィングケーダンス制御方式。 - 【請求項２】 前記通知欄は、誰から電話がかかってき
たかを表示するためのファースト・サイレント・インタ
ーバル(First Silent Interval)の交換機への指示の有
無を示すファースト・サイレント・インターバル欄であ
ることを特徴とする請求項１記載の加入者系伝送装置の
アラーティングケーダンス制御方式。 - 【請求項３】 前記通知欄は、前記交換機に通知する第
１関数プログラムを示す前処理関数欄と前記交換機に通
知する第２関数プログラムを示す後処理関数欄とを含
み、前記加入者共通アラーティングケーダンス制御手段
は、最初に前記前処理関数欄の設定に従って前記第１関
数プログラムを呼び出して前記交換機に通知をし、次に
前記スイッチ制御欄の設定に従って前記スイッチ手段の
制御をすると共に、該スイッチ手段の制御に同期して前
記タイマ設定時間欄の設定に従って前記タイマに計時指
示をし、その後前記後処理関数欄の設定に従って前記第
２関数プログラムを呼び出して前記交換機に通知をする
ことを特徴とする請求項１記載の加入者系伝送装置のア
ラーティングケーダンス制御方式。 - 【請求項４】 各加入者番号を設定する加入者番号欄と
該各加入者番号に対応する制御設定テーブルタイプを設
定する制御設定テーブルタイプ欄とを有するタイプ表示
テーブルを更に具備し、 前記制御設定テーブルは、前記制御設定テーブルタイプ
欄に設定された前記制御設定テーブルタイプに該当す
る、前記項番欄、前記スイッチ制御欄、前記タイマ設定
時間欄及び前記通知欄を含む複数の制御設定テーブルか
ら成り、 前記加入者アラーティングケーダンス制御手段は、加入
者アラーティングケーダンス要求があると、前記タイプ
表示テーブルを選択して、アラーティングケーダンス制
御を行う加入者番号から前記制御設定テーブルタイプ欄
に設定された前記制御設定テーブルタイプに該当する前
記制御設定テーブルの前記項番欄、前記スイッチ制御
欄、前記タイマ設定時間欄及び前記通知欄の各設定に従
って実行することを 特徴とする請求項１記載の加入者系
伝送装置のアラーティングケーダンス制御方式。 - 【請求項５】 前記制御設定テーブル及び前記タイプ表
示テーブルを、プログラムの実行によって設定すること
を特徴とする請求項４記載の加入者系伝送装置のアラー
ティングケーダンス制御方式。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3221463A JP3056551B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 加入者系伝送装置のアラーティングケーダンス制御方式 |
| US08/430,141 US5579386A (en) | 1991-09-02 | 1995-04-26 | Telephone network alerting cadence control system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3221463A JP3056551B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 加入者系伝送装置のアラーティングケーダンス制御方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0563799A JPH0563799A (ja) | 1993-03-12 |
| JP3056551B2 true JP3056551B2 (ja) | 2000-06-26 |
Family
ID=16767115
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3221463A Expired - Lifetime JP3056551B2 (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 加入者系伝送装置のアラーティングケーダンス制御方式 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5579386A (ja) |
| JP (1) | JP3056551B2 (ja) |
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| JP2847039B2 (ja) * | 1994-10-12 | 1999-01-13 | 富士通株式会社 | 電話着信通知システム及びそれに用いられる情報処理システム |
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| CN100591082C (zh) * | 2003-12-30 | 2010-02-17 | 上海贝尔阿尔卡特股份有限公司 | 模拟用户板 |
| FR3069994B1 (fr) * | 2017-08-04 | 2021-01-22 | Anas Fawzy | Reseau telephonique commute et procede de gestion d'une ligne abonnee dans un tel reseau |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1991
- 1991-09-02 JP JP3221463A patent/JP3056551B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1995
- 1995-04-26 US US08/430,141 patent/US5579386A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5579386A (en) | 1996-11-26 |
| JPH0563799A (ja) | 1993-03-12 |
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| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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