JPS60189440A - 電気用積層板 - Google Patents
電気用積層板Info
- Publication number
- JPS60189440A JPS60189440A JP4592084A JP4592084A JPS60189440A JP S60189440 A JPS60189440 A JP S60189440A JP 4592084 A JP4592084 A JP 4592084A JP 4592084 A JP4592084 A JP 4592084A JP S60189440 A JPS60189440 A JP S60189440A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- impregnated
- nonwoven fabric
- parts
- filler
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野1
本発明は寸法安定性および耐熱性が良好な電気用積層板
に関する。
に関する。
[背景技術1
電気用積層板をプリント配線板などに使用する際には1
いわゆるパンチング性が問題にされる場合が多い・この
ため電気用積層板の中間層を不織布にて形成して密度を
下げる方法が取られて〜・るが、確かにパンチング性は
向上するものの、寸法安定性および耐熱性が低下しでし
まうという問題があった。
いわゆるパンチング性が問題にされる場合が多い・この
ため電気用積層板の中間層を不織布にて形成して密度を
下げる方法が取られて〜・るが、確かにパンチング性は
向上するものの、寸法安定性および耐熱性が低下しでし
まうという問題があった。
[発明の目的1
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは従来と比較してパンチング性の低
下がないにも拘わらず、寸法安定性および耐熱性が向」
二した電気用積層板を提供するにある。□ [発明の開示1 本発明の電気用積層板Aは、樹脂固形分100重量部に
対して充填剤1を50〜150重量部含有してなる樹脂
フェスを含浸させた樹脂含浸不織布2の両面に、充填剤
を含有しない樹脂フェスを含浸させた樹脂含浸基材3を
介して金属箔4を貼設して成ることを特徴とする。
の目的とするところは従来と比較してパンチング性の低
下がないにも拘わらず、寸法安定性および耐熱性が向」
二した電気用積層板を提供するにある。□ [発明の開示1 本発明の電気用積層板Aは、樹脂固形分100重量部に
対して充填剤1を50〜150重量部含有してなる樹脂
フェスを含浸させた樹脂含浸不織布2の両面に、充填剤
を含有しない樹脂フェスを含浸させた樹脂含浸基材3を
介して金属箔4を貼設して成ることを特徴とする。
以下本発明を添付の図面を参照して詳細に説明する。樹
脂含浸不織布2は不織布5に充填剤1を含有する樹脂フ
ェスを含浸させて形成しでいる。
脂含浸不織布2は不織布5に充填剤1を含有する樹脂フ
ェスを含浸させて形成しでいる。
不織布5としてはガラス不織布、ナスベスト不織布等の
無機不織布あるいはボリアミド不織布等の有機不織布を
用いることができる。充填剤1としては炭酸カルシウム
、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸化チタン
、ガラス粉、炭酸マグネシウム、クレー等の無機充填剤
とか綿粉、パルプ粉、木粉等の有機充填剤を使用できる
が、耐熱性を向上させるために無機充填剤が好ましい。
無機不織布あるいはボリアミド不織布等の有機不織布を
用いることができる。充填剤1としては炭酸カルシウム
、シリカ、アルミナ、水酸化アルミニウム、酸化チタン
、ガラス粉、炭酸マグネシウム、クレー等の無機充填剤
とか綿粉、パルプ粉、木粉等の有機充填剤を使用できる
が、耐熱性を向上させるために無機充填剤が好ましい。
樹脂としてはフェノール樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポ
リエステル樹脂等の熱硬化性樹脂とかポリイミド樹脂、
ポリフェニレンポリサルファイド樹脂、ポリアミド樹脂
等の熱可塑性樹脂を採用できる。
リエステル樹脂等の熱硬化性樹脂とかポリイミド樹脂、
ポリフェニレンポリサルファイド樹脂、ポリアミド樹脂
等の熱可塑性樹脂を採用できる。
樹脂ワニスには樹脂固形分100重量部に対して充填剤
1を50〜150重量部含有させている。
1を50〜150重量部含有させている。
充填剤1の含有量が50重量部未満であると寸法安定性
および耐熱性を着しく向上させるこができなく、逆に1
50重量部を超えるとパンチング性が大幅に低下してし
まう。なお、充填剤1の分散性および濡れ性を良好にす
るためにメタクリレートクロミンククロライド、ビニー
ルトリクロロシラン、ビニルトリスベータメトキシシラ
ン、〃ンマアミノプロビルトリエトキシシランなどのカ
ップリング剤を0.01〜0.1重電%程度添加しても
よい。この樹脂含浸不繊布2の両面には充填剤を含有し
ない樹脂ワニスを含浸させた樹脂含浸基材3を介して金
属箔4を貼設している。この樹脂含浸基材4の基材6と
しては紙、ガラス布、ポリアミド布などを挙げることが
できる。金属箔4としては銅箔、アルミニウム箔、しん
ちゅう箔、鉄箔などを用いることができる。
および耐熱性を着しく向上させるこができなく、逆に1
50重量部を超えるとパンチング性が大幅に低下してし
まう。なお、充填剤1の分散性および濡れ性を良好にす
るためにメタクリレートクロミンククロライド、ビニー
ルトリクロロシラン、ビニルトリスベータメトキシシラ
ン、〃ンマアミノプロビルトリエトキシシランなどのカ
ップリング剤を0.01〜0.1重電%程度添加しても
よい。この樹脂含浸不繊布2の両面には充填剤を含有し
ない樹脂ワニスを含浸させた樹脂含浸基材3を介して金
属箔4を貼設している。この樹脂含浸基材4の基材6と
しては紙、ガラス布、ポリアミド布などを挙げることが
できる。金属箔4としては銅箔、アルミニウム箔、しん
ちゅう箔、鉄箔などを用いることができる。
次に本発明の詳細な説明するが、本発明は以下の実施例
に限定されるものではない。
に限定されるものではない。
(実施例1)
樹脂固形分100重量部に対して炭酸カルシウム55重
量部含有させた硬化剤を含むエポキシ44(脂ワニスを
75 g/ +n2のガラス不織布に含浸し、乾燥させ
て750 g/ m2の樹脂含浸不織布を得た。
量部含有させた硬化剤を含むエポキシ44(脂ワニスを
75 g/ +n2のガラス不織布に含浸し、乾燥させ
て750 g/ m2の樹脂含浸不織布を得た。
また200g/m2のガラス布に硬化剤を含むエポキシ
樹脂ワニスを含浸し、乾燥させて360 g/ +n2
の樹脂含浸基材を得た。次に樹脂含浸不織布を3枚重ね
てその両面にそれぞれ1枚の樹脂含浸基=3− 材を介して0.035mmの銅箔を載置し、この積層体
を金属プレート間に挾み、50 K g/ Cm2.1
70℃、100分間で積層成形して厚さ1.6mmの電
気用積層板を得た。この電気用積層板のパンチング性、
寸法安定性および耐熱性を測定した。
樹脂ワニスを含浸し、乾燥させて360 g/ +n2
の樹脂含浸基材を得た。次に樹脂含浸不織布を3枚重ね
てその両面にそれぞれ1枚の樹脂含浸基=3− 材を介して0.035mmの銅箔を載置し、この積層体
を金属プレート間に挾み、50 K g/ Cm2.1
70℃、100分間で積層成形して厚さ1.6mmの電
気用積層板を得た。この電気用積層板のパンチング性、
寸法安定性および耐熱性を測定した。
その結果を第1表に示す。
(実施例2)
樹脂固形分100重量部に対して水酸化アルミニウム1
45重量部含有させた硬化剤を含むエポキシ樹脂ワニス
を75g/m2のガラス不繊布に含浸、乾燥させて80
0g/m2の樹脂含浸不織布を得た。この樹脂含浸不織
布を3枚重ねて実施例1と同様にして電気用積層板を得
た。この電気用積層板のパンチング性、寸法安定性およ
び耐熱性を測定した。その結果を第1表に示す。
45重量部含有させた硬化剤を含むエポキシ樹脂ワニス
を75g/m2のガラス不繊布に含浸、乾燥させて80
0g/m2の樹脂含浸不織布を得た。この樹脂含浸不織
布を3枚重ねて実施例1と同様にして電気用積層板を得
た。この電気用積層板のパンチング性、寸法安定性およ
び耐熱性を測定した。その結果を第1表に示す。
(比較例)
硬化剤を含むエポキシ樹脂ワニスを75g/m2のガラ
ス不織布に含浸し、乾燥させて700g/m2の樹脂含
浸不織布を得た。この樹脂含浸不織布を3枚重ねて実施
例1と同様にして電気用積層板4− を得た。この電気用積層板のパンチング性、寸法安定性
および耐熱性を測定した。その結果を第1表に示す。
ス不織布に含浸し、乾燥させて700g/m2の樹脂含
浸不織布を得た。この樹脂含浸不織布を3枚重ねて実施
例1と同様にして電気用積層板4− を得た。この電気用積層板のパンチング性、寸法安定性
および耐熱性を測定した。その結果を第1表に示す。
測定方法
耐熱性
160℃×60分間 オープン加熱し
た結果を観察した。
寸法安定性
250X2501IIlの試料片の四隅に孔をあけ20
0+mの基準寸法としてから全面エツチング後80℃で
30分間加 熱し、さらに130℃で60分間乾燥 し、ついで170℃で60分間乾燥後 の寸法変化率を測定した。
0+mの基準寸法としてから全面エツチング後80℃で
30分間加 熱し、さらに130℃で60分間乾燥 し、ついで170℃で60分間乾燥後 の寸法変化率を測定した。
パンチング性
金型で打ち抜いてクラックの発生しな
い温度を測定した。
第1表の結果より、実施例にあっては比較例に対してパ
ンチング性はほとんどかわらないにも拘わらず、耐熱性
および寸法安定性が高いことが理解できる。また実施例
1と2とを比較しても充填剤の含有量の多い実施例2の
方が耐熱性および寸法安定性が優れていることが判る。
ンチング性はほとんどかわらないにも拘わらず、耐熱性
および寸法安定性が高いことが理解できる。また実施例
1と2とを比較しても充填剤の含有量の多い実施例2の
方が耐熱性および寸法安定性が優れていることが判る。
[発明の効果]
本発明にあっては樹脂固形分100重量部に対して充填
剤を50〜150重量部含有してなる樹脂ワニスを含浸
させた樹脂含浸不織布の両面に、樹脂含浸基材を介して
金属箔を貼設しているので、中間層の充填剤を含有させ
た樹脂含浸不織布により寸法安定性および耐熱性が向上
し、しかも樹脂含浸基材には充填剤を含有していない樹
脂ワニスを含浸させているので、パンチング性が損なわ
れることがない。
剤を50〜150重量部含有してなる樹脂ワニスを含浸
させた樹脂含浸不織布の両面に、樹脂含浸基材を介して
金属箔を貼設しているので、中間層の充填剤を含有させ
た樹脂含浸不織布により寸法安定性および耐熱性が向上
し、しかも樹脂含浸基材には充填剤を含有していない樹
脂ワニスを含浸させているので、パンチング性が損なわ
れることがない。
添付図は本発明の一実施例を示す断面図であって、1は
充填剤、2は樹脂含浸不織布、3は樹脂含浸基材、4は
金属箔である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七
充填剤、2は樹脂含浸不織布、3は樹脂含浸基材、4は
金属箔である。 代理人 弁理士 石 1)艮 七
Claims (1)
- (1)樹脂固形分100重量部に対して充填剤を50〜
150重量部含有してなる樹脂フェスを含浸させた樹脂
含浸不織布の両面に、充填剤を含有しない樹脂フェスを
含浸させた樹脂含浸基材を介して金属箔を貼設して成る
ことを特徴とする電気用積層板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592084A JPS60189440A (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 電気用積層板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4592084A JPS60189440A (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 電気用積層板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60189440A true JPS60189440A (ja) | 1985-09-26 |
Family
ID=12732682
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4592084A Pending JPS60189440A (ja) | 1984-03-10 | 1984-03-10 | 電気用積層板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60189440A (ja) |
-
1984
- 1984-03-10 JP JP4592084A patent/JPS60189440A/ja active Pending
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