JPS6018916Y2 - 耐火性複合板 - Google Patents

耐火性複合板

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JPS6018916Y2
JPS6018916Y2 JP13568379U JP13568379U JPS6018916Y2 JP S6018916 Y2 JPS6018916 Y2 JP S6018916Y2 JP 13568379 U JP13568379 U JP 13568379U JP 13568379 U JP13568379 U JP 13568379U JP S6018916 Y2 JPS6018916 Y2 JP S6018916Y2
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fire
foam
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尭 石川
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属板の凹所にポリイソシアヌレートフオーム
を充填し、その背面を不燃シートでサンドイッチしたよ
うな複合板の改善に関する。
さらに説明すると、凹所の左右側端に雄、雌の連結構造
を有し、上記凹所等に充填するポリイソシアヌレートフ
オームの半分層に無機材を平均に分布せしめた耐火性複
合板に係る。
以下に本考案に係る耐火性複合板の一実施例について図
面を用いて詳細に説明する。
第1図a。bは上記複合板の横断面図であり、1は金属
薄板で断面を凹状に形成し、その左右側端に雄型連結部
2と雌型連結部3を有する。
雄型連結部2は凹状の左側端を外側方へ水平に延ばした
差込縁4からなり、雌型連結部3は差込縁4係合用の嵌
合溝5とその底面5aと外側方へ延ばした延長部6と長
手方向に設けた突起7とその先端を上方または外方に折
曲げた舌片8とからなる。
9はポリイソシアヌレートフオームで金属薄板1の凹状
に装填した上層9aと、これより下方に突出すると共に
嵌合溝5の底面5aおよび延長部6の背面に延設した下
層9bとを一体に形成したものである。
さらに、上、下層9a*9bは両層の接触部に密度の高
いスキン層Sを形成し、防火性、機械強度の改善を図る
構造としたものである。
なわ、上下層9aw9bの厚さは任意に設定したもので
あり、全フオーム層の172であるとは限らず173〜
115であったり、また境界線が水平線でなく屈曲した
り、種々のいりくんだ状態になる。
10は耐火性強化材であり、例えば高温下において結晶
水を放出すると共に次第に溶解し粘度上昇に従って水蒸
気によって発泡膨張し無機質発泡層を形成する粉9粒状
の無機材11と球状で混合の際の潤滑材並びに骨材、炭
素骨格の橋絡材としての軽量無機質多孔粒12と、必要
により添加する無機質繊維状物13とからなり、これを
上層9aにのみ、はぼ平均に混在せしめたものである。
すなわち、ポリイソシアヌレートフオーム原f410唾
i[:対し、10〜100重量部程度添加する。
さらに詳説すると、無機材11としては硼砂、メタ硼酸
ナトリウム、(四〜六)硼酸ナトリウム、へ硼酸ナトリ
ウム、硼酸リチュウム、(Na20.B2O3,H2O
)の組成からなる生成物、水ガラス粉末、メタ硅酸ソー
ダ、オルト硅酸ソーダ等であり、またこの種無機材の結
晶水分を低減した所謂、加工無機材も含む。
特に本来の水分の172〜115に低減した無機材を用
いることが多い。
また軽量無機質多孔粒12としては、パーライト粒、シ
ラスバルーン、マイクロバルーン、アルミナバルフ、バ
ーミキュライト等であり、外殻と内部空隙を有するカサ
比重が0.04〜0.策度の球体である。
なお、この無機質多孔粒の中に、比重が増すが、例えば
前記無機材11を内部空隙に含浸した所謂、造粒耐火材
も含むし、かつこの造粒耐火材あるいは無機質多孔粒の
外殻を樹脂でコーテングした粒体も抱含される。
繊維状物13としては、ガラス繊維、アスベスト、ロッ
クウール、金属繊維、炭素繊維等で長さが3〜20rr
an程度のものである。
14は不燃性シート状物でアスベスト紙9石膏紙、金属
箔、金属薄板等の一種または二種をラミネートしたもの
で所定形状に成形しうるものである。
次に製造方法について説明すると、厚さ0.27mgの
カラー鉄板1が成形機(図示せず)によって第1図aに
示す断面形状に連続的に成形されて凹状を上に向けて送
出される。
この凹状部にポリイソシアヌレートフオーム原料を混合
機等からほぼ均一に吐出する。
この際、その原料の量は約20〜30倍の発泡倍率で凹
状をほぼ充填する量を吐出する。
この原料がほぼ発泡膨張した状態、所謂クリームタイム
→ゲルタイム→シイズタイムを経た状態のときに、この
上に耐火性強化材入りのポリイソシアヌレートフオーム
原料がノズル等から吐出すると共にそのの上に不燃性シ
ート状物14を成形した状態に載置し、これを上下型材
で挾持し、約50〜80℃で1分間キュアした後に脱型
する。
その断面を観察すると、第1図aに示すようにほぼ平均
に分散混在し、かつ上、下層が強力に一体化されていた
すなわち、上層の凹状の開口面はほぼフリー発泡状態で
あり、そのスキン層S(境界層)が硬く形成されており
、この上にに下層が積層され、しかも接着力抜群のため
完全に一体化され、かつ、2層のスキン層Sが一層とな
って形成されていた。
また表面材としての金属薄板1と成形したクラフト紙に
アルミニウム箔(0,1m+s)をラミネートしたシー
ト状物とを一体にして、ポリイソシアヌレートフオーム
をサンドイッチしているため複合板として強力な構造と
なる。
さらに断熱性、゛耐火性については上層のすぐれた断熱
性と、下層のの耐火層の強化により高性能の耐火耐熱性
を発揮する。
また製造方法においては、不燃性シート14を成形し、
その左端例えば耐火性複合板の雄型連結部2の近傍に上
層を形成し、ゲルタイム状前になって一端14aを上層
の端部に積層、接着し一体化し、その後に所謂不燃性シ
ート14の背面と上層9aの背面間に耐火性強化材入リ
フォーム原料を吐出し、不燃性シート14を雌型連結部
に接触した後に型内でキュアすることもある。
さらに強化材の混合方法にはフオーム原料と同時に、あ
るいは別々に吐出して終局的に混合して積層する等の種
々の方法がある。
以上説明したのは、本考案の一実施例にすぎず、上下層
間にクラフト紙、アスベスト紙、アスファルトフェルト
、グラスファイバー、その他の不燃シート、金網を介在
せしめることもできる。
また上層を現場発泡的に形成しこれに発泡体の成形品(
フェノールフオーム等も)を接着することもできる。
もちろん、この際は上層の接着性を利用する。
さらに上層、下層の一つまたは二つをポリイソシアヌレ
ートフオームに限らずポリウレタンフォーム、ポリウレ
アフオーム、フェノールフオームのいずれかで現場発泡
的に形成する際にも適用できる。
上述したように本考案に係る耐火性複合板によれば、■
ポリイソシアヌレートフオームを2層に形成し、かつ、
層間に高密度のスキン層を形成したため、ポリイソシア
ヌレートフオームの耐火性、機械強度をを大幅に改善で
きる。
■ポリイソシアヌレートフオームの上層は耐火強化材を
含有しているため、結晶水の放出、無機質発泡層の形成
によって高熱に耐え得る。
■下層のポリイソシアヌレートフオームは単一物なるた
め、セルの荒れもなく、断熱性にすぐれ、かつ、万一、
高熱に曝されても炭化層を確実に形成する。
等の特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図a、 bは、本考案に係る耐火複合板の一実施例
を示す横断面図である。 1・・・・・・金属薄板、9a・・・・・・上層、9b
・・・・・・下層、10・・・・・・耐火性強化材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 金属薄板をを断面凹状に成形し1、該凹状の両側端縁に
    雄型連結部と雌型連結部を設け、前記断面凹状部分、お
    よび雌型連結部の底面に一体に延設したポリイソシアヌ
    レートフオームを充填し、該フオームの裏面に不燃性シ
    ートを接着した耐火複合板において、上記発泡層を上、
    下層に区分すると共に、その境界部に高密度のスキン層
    を形成し、かつ、上層に高温下で結晶水を放出すると共
    に溶融し、次第に発泡膨張する所謂発泡性無機材と、軽
    量無機質多孔粒とからなる耐火性強化材を混在せしめた
    ことを特徴とする耐火性複合板。
JP13568379U 1979-09-29 1979-09-29 耐火性複合板 Expired JPS6018916Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13568379U JPS6018916Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 耐火性複合板

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JP13568379U JPS6018916Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 耐火性複合板

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Publication Number Publication Date
JPS5653529U JPS5653529U (ja) 1981-05-11
JPS6018916Y2 true JPS6018916Y2 (ja) 1985-06-07

Family

ID=29367222

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JP13568379U Expired JPS6018916Y2 (ja) 1979-09-29 1979-09-29 耐火性複合板

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JPS58120332U (ja) * 1982-02-10 1983-08-16 株式会社アイジ−技術研究所 サイデイングボ−ド

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JPS5653529U (ja) 1981-05-11

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