JPS5935386Y2 - 耐火パネル - Google Patents
耐火パネルInfo
- Publication number
- JPS5935386Y2 JPS5935386Y2 JP13568279U JP13568279U JPS5935386Y2 JP S5935386 Y2 JPS5935386 Y2 JP S5935386Y2 JP 13568279 U JP13568279 U JP 13568279U JP 13568279 U JP13568279 U JP 13568279U JP S5935386 Y2 JPS5935386 Y2 JP S5935386Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- foam
- fire
- substrate
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Building Environments (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はポリイソシアヌレートフオーム、フェノールフ
オームのような合成樹脂発泡層の脆性、機械強度、耐火
性を改善した芯材を表、裏面材でサンドインチした耐火
パネルに関する。
オームのような合成樹脂発泡層の脆性、機械強度、耐火
性を改善した芯材を表、裏面材でサンドインチした耐火
パネルに関する。
一般に上記合成樹脂発泡体は、耐火、耐熱性においてポ
リウレタンフォーム等より、はるかに優れていることが
知られている。
リウレタンフォーム等より、はるかに優れていることが
知られている。
しかしながら、この種のフオームはフライアビリティ−
と高温下における亀裂発生のため建材等の芯材として使
用できにくい弱点があった。
と高温下における亀裂発生のため建材等の芯材として使
用できにくい弱点があった。
そしてこのような弱点に対し、例えば特公昭54−15
059号等が提案されている。
059号等が提案されている。
そしてこの公報によると、樹脂単体に比較して相当に改
善された実、験結果が記載されている。
善された実、験結果が記載されている。
しかし、5r%1程度を17%(重量比)で混合したフ
オームは、機械強度および耐火耐熱性において完全に満
足する性能を得ることはむずかしい。
オームは、機械強度および耐火耐熱性において完全に満
足する性能を得ることはむずかしい。
本考案は、無機質繊維状物のポーラスな塊を骨格、補強
材として、そのポーラスな空隙に前記フオームで充填す
ると共に芯材形状に膨張させ、かつ表、裏面材を一体化
固着した軽量にして、耐火耐熱性に富む耐火パネルを提
供する。
材として、そのポーラスな空隙に前記フオームで充填す
ると共に芯材形状に膨張させ、かつ表、裏面材を一体化
固着した軽量にして、耐火耐熱性に富む耐火パネルを提
供する。
以下に図面を用いて本考案に係る耐火パネルの一実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
すなわち、第1図a、bは上記パネルの代表的な一例を
示す横断面図であり、1は不燃性の基板(表面材)で金
属薄板を折曲げて主体部2と側壁3,4と差込縁5と係
合溝6と延長部7とからなる。
示す横断面図であり、1は不燃性の基板(表面材)で金
属薄板を折曲げて主体部2と側壁3,4と差込縁5と係
合溝6と延長部7とからなる。
8は無機質繊維状物9からなるポーラス10な塊であり
、基板1の背面凹状に充填する。
、基板1の背面凹状に充填する。
この塊8の形状は第2図aに示すように略、基板1の内
側の形状と対応する形状に底形、プレス等されてあり、
しかもそのポーラスな部分、所謂、空隙部に合成樹脂発
泡層が十分に注入されう・る程度の密度である。
側の形状と対応する形状に底形、プレス等されてあり、
しかもそのポーラスな部分、所謂、空隙部に合成樹脂発
泡層が十分に注入されう・る程度の密度である。
上記繊維状物9としては、ガラス繊維、アスベスト繊維
、ロックウール、金属繊維、炭素繊維、不燃物繊維、金
属細線の塊等である。
、ロックウール、金属繊維、炭素繊維、不燃物繊維、金
属細線の塊等である。
勿論、プレス等によって、カサ比重、形状は任意に選択
しうるものである。
しうるものである。
11は合成樹脂発泡層で主に断熱性と接着性と耐火性を
具備し、かつ高温下において炭素骨格を形成し、保形性
を発輝するものである。
具備し、かつ高温下において炭素骨格を形成し、保形性
を発輝するものである。
具体的には、ポリイソシアヌレートフオーム、フェノー
ルフオーム等である。
ルフオーム等である。
12は芯材で第2図すに示すように塊8と合成樹脂発泡
層11とからなり、塊8のポーラスな部分に合成樹脂を
充填し、合成樹脂発泡層の脆性と機械強度の弱点を塊8
によって完全に補強したものである。
層11とからなり、塊8のポーラスな部分に合成樹脂を
充填し、合成樹脂発泡層の脆性と機械強度の弱点を塊8
によって完全に補強したものである。
13は裏面材で例えばクラフト紙、アスベスト紙、不織
布、金属薄板、金属箔、合成樹脂フィルム等の一種もし
くは二種をラミネートしたシート状物である。
布、金属薄板、金属箔、合成樹脂フィルム等の一種もし
くは二種をラミネートしたシート状物である。
次に本考案に係る耐火パネルの製造方法について簡単に
説明する。
説明する。
まず、金属板(板厚0.27mmのカラー鉄板)を第1
図aに示すように底形する。
図aに示すように底形する。
一方塊8としては、密度10kg/cnfでフリー厚1
0mmのガラス繊維マットを表面材(基板)の幅W高さ
Hに対応して形成する。
0mmのガラス繊維マットを表面材(基板)の幅W高さ
Hに対応して形成する。
そこで、下型に基板1の凹所を外方に向けて載置し、こ
れに塊8を嵌挿せしめ、その上に未発泡の液状ポリイソ
シアヌレートフオーム用原料を吐出し、クラフト紙とア
ルミニウム箔をラミネートした裏面材を積層し、上型を
のせ、約80〜90℃で5分間養生した。
れに塊8を嵌挿せしめ、その上に未発泡の液状ポリイソ
シアヌレートフオーム用原料を吐出し、クラフト紙とア
ルミニウム箔をラミネートした裏面材を積層し、上型を
のせ、約80〜90℃で5分間養生した。
その後に脱型し、耐火パネルを得た。
このパネルは密度が40kg/ m3であった。そこで
、従来の耐火パネル、例えばポリイソシアアヌレートフ
ォームにガラス繊維5mmを30%(重量比)混入した
芯材(密度4 kg/ ma)と対比すると、本考案は
圧縮密度が3kg/crd、従来例は2.4kg/cn
f、曲げ強度は前者が12.3kg/cr& 、後者が
6.3kg/cr?E、せんだん強さは前者14.2k
g/cn?、後者は7.4kg/cn¥、もろさく残量
%)は前者60%、後者は45%、貫炎時間は前者60
分、後者は45分であった。
、従来の耐火パネル、例えばポリイソシアアヌレートフ
ォームにガラス繊維5mmを30%(重量比)混入した
芯材(密度4 kg/ ma)と対比すると、本考案は
圧縮密度が3kg/crd、従来例は2.4kg/cn
f、曲げ強度は前者が12.3kg/cr& 、後者が
6.3kg/cr?E、せんだん強さは前者14.2k
g/cn?、後者は7.4kg/cn¥、もろさく残量
%)は前者60%、後者は45%、貫炎時間は前者60
分、後者は45分であった。
以上の試験から明らかなように、塊状の繊維状物に合成
樹脂発泡体の補強材兼骨格となった芯材は従来に比して
、全ての点にお・いて抜群の耐火性、機械強度を有する
と共に、基材と裏面材によりサンドインチされているた
め、上記特性がさらに強化されたパネルとした特徴があ
る。
樹脂発泡体の補強材兼骨格となった芯材は従来に比して
、全ての点にお・いて抜群の耐火性、機械強度を有する
と共に、基材と裏面材によりサンドインチされているた
め、上記特性がさらに強化されたパネルとした特徴があ
る。
第1図a、 bは本考案に係る耐火パネルの一実施例
を示す横断面図、第2図a、 bは芯材を抽出して説
明する拡大図と、部分説明図である。 1・・・・・・基板、8・・・・・・塊、9・・・・・
・無機質繊維状物、12・・・・・・芯材。
を示す横断面図、第2図a、 bは芯材を抽出して説
明する拡大図と、部分説明図である。 1・・・・・・基板、8・・・・・・塊、9・・・・・
・無機質繊維状物、12・・・・・・芯材。
Claims (1)
- 不燃性の基板と裏面材間に芯材をサンドインチした耐火
パネルにおいて、無機質繊維状物からなるポーラスな塊
をほぼ芯材の外形状に形成し、該芯材のポーラス部分に
ポリイソシアヌレートフオーム、フェノールフオームの
ように高熱下で炭素骨格を形成する合成樹脂発泡層の一
種で充填すると共に前記基板と裏面材を一体に形成した
ことを特徴とする耐火パネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13568279U JPS5935386Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 耐火パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13568279U JPS5935386Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 耐火パネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5653534U JPS5653534U (ja) | 1981-05-11 |
JPS5935386Y2 true JPS5935386Y2 (ja) | 1984-09-29 |
Family
ID=29367221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13568279U Expired JPS5935386Y2 (ja) | 1979-09-29 | 1979-09-29 | 耐火パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5935386Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-09-29 JP JP13568279U patent/JPS5935386Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5653534U (ja) | 1981-05-11 |
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