JPS60185761A - 7−チアプロスタグランジンe↓1類およびその製造法 - Google Patents

7−チアプロスタグランジンe↓1類およびその製造法

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JPS60185761A
JPS60185761A JP59040505A JP4050584A JPS60185761A JP S60185761 A JPS60185761 A JP S60185761A JP 59040505 A JP59040505 A JP 59040505A JP 4050584 A JP4050584 A JP 4050584A JP S60185761 A JPS60185761 A JP S60185761A
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利男 田中
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は新規7−チアプロスタグランジンE、類および
その製造法に関する。更に詳細には、本発明は医薬品と
して有用な新規7−チアプロスタグランジンE1類およ
び2−回ルガノチオー2−シクロベンテノン類に有機錆
化合物を共役付加させ、次いで必要に応じて脱保睦およ
び/または加水分解および/または塩生成反応せしめて
該7−チアプロスタグランジンE、類を製造する方法に
関するものである。
従来技術 天然ブpスタグランンン類は生物学的および薬理学的に
高度な活性を持つ局所ホルモンとして知られており、そ
れ故にそれらの誘導体に関する研究も数多く行なわれて
いる。天然型プロスタグランジン類の中でもプロスタグ
ランジン島は強い血小板凝集抑制作用、血管拡張作用等
を有し、臨床への応用が期待されている。
天然プロスタグランジン類、特にPGIQ類の最大の欠
点は、経口投与によって速やかに代謝されるため経口投
与で用いることができず、通常静注忙より用いなければ
ならない点にある。
従来、天然ブロス゛タグランジン類の骨格を形成する炭
素原子の1個又は2個を硫黄原子で置き換えた人工ソロ
スタグランンン類の研究も種々行なわれている、 例えば、1位の炭素原子を硫黄原子で置換した骨格を持
つ(従って1位に硫黄原子が存在するのでISを冠して
表示される、以下他の位置が硫黄と置換されたものにつ
いても同様に硫黄の置換位置に相当する番号とSとを冠
して表示する)IS−プロスタグランジンb又はP)α
類(ジャーナルオンオルガニツクケ ミ ス ト リ 
− (J’、Org、Chem、) + < o 、5
 2 1(1975)および脣開昭53−34747 
)。
3S−11−デオキシプロスタグランジンE1(テトラ
ヘドロンレターズ(TetrahedronLette
rs ) 、 1975 、76 sおよびジャーナル
オンメデイシブールケミストリ−(J、Med。
Chem、)+20+1662(1977))+ 78
−プpスタグランジンF、α類(ジャーナルオプアメリ
カンケミカルンサイヱテイー(J、Amer。
Chem、Soc、)+96 +6757(1974)
)+ 98−プロスタグランジンE、類(テトラヘドロ
ンレターズ(Tetrahedron Lettefs
 ’) l 1974 +4267および4459 ;
テトラヘドロンレターズ(Tetrahedron L
etters ) 1976 、4793およびヘテp
ザイクルズ(Heterocycles ) +6.1
097(1977))l 1lS−プロスタグランジン
E1又はF1α1ji(テトラヘトμンレターズ(Te
trahedron Letters ) + 197
5 +1165)I I 38−プロスタグランジンE
又はF類(U S P ’+ 4080 + 458(
197B))+および15S−プロスタグランジンE、
類(テトラヘトq 71/ターズ(Tetrahedr
onLetters ) + 197711629 )
等が知られている。
発明の目的 本発明者らは先に7−チアブロスタゲランンンE、M導
体類の合成に成功し、別途報告したが、今回、前記7−
チアプロスタグランジンPI導体類の新規な類縁化合物
に関して鋭意研究した結果、新規な15−デオキシ−1
6−ヒトロキシー7−チアブpスタグランジンE1類の
合成に成功し、本発明に到達したものである。
発明の構成及び作用効果 本発明では、下記式CI) で表わされる化合物およびそのQ保体あるいはそれらの
任意の割合の混合物である7−チ7ノμスタグランンン
E1類h′−提供される。
Itlは水素原子+ CH〜C1oアルキル基、DI!
換もしくは非置換のフェニル基、置換もしくは非置換の
C1〜C3゜ジクロフルキル基、置換も1. <は非置
換のフェニル(C,”−C,)フルキル基、−!たは一
当量のカチオンを表わす。
C1〜CIOのアルキル基としては、例えば、メ′チル
、エチノし、n−プロピル、l80−プロピル、n−ブ
チル、 5ee−ブチル+ tertごブチル。
n−ペンチル、n−ヘキシル、n−へブチル。
n−オクチル、n−ノニル、n−デシル等の直鎖状また
は分岐状のものを挙げることができる。
置換もしくは非置換のフェニル基の置換基としては、例
えばハロゲン原子、ヒドロキシ基、Ct−C,アシロキ
シ基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC1〜C4
アルキル基、ハロゲン原子で置換されていてもよいC,
−C,アルフキシ基、ニトリル基、カルボキシル基又は
(C+〜C1)アルコキシカルボニル基等が好ましい。
ハロゲン原子としては、弗素、塩素又は臭素吟、特に弗
素または塩素が好ましい。
ら〜C,CIロキシ基とし【は、例えば7セトキシ、プ
ロピオニルオキシ、n−ブチリルオキシ+1so7チリ
ルオキシ、n−バレリルオキシ、 1ao−バレリルオ
キシ、カブ−イルオキシ、ヱナンチルオキシまたはベン
ゾイルオキシを挙げることができる。
ハロゲンで置換されていてもよいC,−C4アルキル基
としては、メチル、エチル、n−プロピル、 1so−
プロピルIn−ブチル!クロpメチル、ジクロロメチル
、トリフルオルメチル等を好ましいものとして挙げるこ
とができる。ハロゲンで置換されていてもよ℃・C3〜
ヘアルフキシ基としては、例えばメトキシ、エトキシ、
n−プロポキシ+ 1110−プロポキシ。
n−ブトキシ、クロルメトキシ、ジクロルメトキシ、ト
リフルオロメトキシ等を好ましいものとして挙げること
ができる。(CI−Os )アルコキシカルボニル基と
しては、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニ
ット、フトキシ力ルボニル、ヘキシルオキシカルボニル
等を挙げることができる。
置換フェニル基は、上記の如き置換基を1〜3個、好ま
しくは1個持つことができる。
置換もしくは非置換のCs−C10シクロアルキル基と
しては、上記したと同じ置換基で置換されているかまた
は非置換の、飽和またをi不飽和のC5〜Cl01好ま
しくはC5〜Q%特に好ましくはC6の基、例えばシク
ロプルピルフシクロペンチル、′:/クロヘキシル、シ
クロヘキセニル、シクロヘプチル、シクロオクチルフシ
クロデシル等を挙げることができる。
置換もしくは非置換のフェニル(C+〜ct)アルキル
基としては、該フェニル基が上記したと同じ置換基で置
換されているか又l′i非置換のベンジル、α−フェネ
チル、β−7エネチルを挙げられる。
一1量のカチオンとしては、例えFfNH,。
テトラメチルアンモニウム、モノメチルアンモニウム、
ジメチルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、ベン
ジルアンモニウム、フェネチルアンモニウム、モルホリ
ニウムカチオン、モノエタノールアンモニウム、ピベリ
ジニクムカチオンなどのアンモニウムカチオンp Na
++ K+などのアルカリ金属カチオン;t/2Ca!
+l 1/2Mg” + 1/2Zn”→−+ ’ l
/aAzs+などの2価もしくは3価の金属カチオン等
を挙げることができる。
R1としては、水素原子、CI′″−CIOアルキル基
または一当量のカチオンが好ましい。
R2およびR3は同一もしくは異なり、水素原子、 )
 v (C+〜C7)炭化水素シリル基または水酸基の
酸素原子と共にアセタール結合を形成する基である。
) u (C,〜C?)炭化水素シリル基としては、例
えばトリメチルシリル、トリメチルシリル。
t−ブチルジメチルシリル基の如キトリ(CI〜C4)
アルキルシリル、t−ブチルジフェニルシリル基の如き
ジフェニル(C,−C,)アルキルシリルまたはトリベ
ンジルシリル基等を好ましいものとして挙げることがで
きる。
水酸基の酸素原子と共に1セタ一ル結合を形成する基と
しては、例えばメトキシメチル。
l−エトキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエトキシ)
メチル、ベンジルオキシメチル、2−テトラヒドロピラ
ニル、2−テトラヒドロピラニルヌは6,6−シメチル
ー3−オキサ−2−オキシビシクロ(3,1,0)へキ
ス−4−イル基を挙げることができる。これらのうち、
2−テトラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル
、1−エトキシエチル[,2−メトキシ−2−プロピル
、(2−メトキシエトキシ)メチル又は6,6−シメチ
ルー3−オキサ−2−オキシビシクP (3,1,O)
へキス−4−イル基が特に好ましい。
WまたはR3としては、これらのうち水素原子、トリ(
C,−C4)アルキルシリル基、ジフェニル(C1〜C
4)アルキルシリル基+2−yトラヒドロピラニル基、
2−テトラヒドロフラニル基、1−工)4ジエチル基、
2−エトキシ−2−プルピル基、(2−メトキシエトキ
シ)メチル基、又は6,6−シメチルー3−オキサ−2
−オキシービシクロ(3,1,0)へキス−4−イル基
が好ましい。
上記式CI)においてWは水素原子、メチル基またはビ
ニル基を表わす。
上記式(1)においてR5は酸素原子を含んでいてもよ
い直鎖もしくは分枝鎖C5〜C,アルキル基;置換され
ていてもよいフェニル基、フェノキシ基、もしくはCs
NO3゜シクロアルキル基;またはC,−Q フェノキ
シ基、R換されていてもよいフェニル基、フェノキシ基
、もしくはC3〜C1゜シクロアルキル基で置換されて
いる直鎖もしくは分枝鎖C,−C,アルギル基を表わす
酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝鎖C3〜
C,アルキル基とし′〔は2−メトキシエチル、2−エ
トキシエチル、プロピル。
ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、1
−メチル−1−ズチル、2−メチルベキンル、2−メチ
ル−2−ヘキシル、2−ヘキシル、1.l−ジメチルペ
ンチル基、好ましくは2−メトキシエチル、ゾチル!ペ
ンチル、ヘキシル、(R)−もしくは(S)−メチルヘ
キシル、2−ヘキシル、1−メチル−1−ブチル基、特
に好ましくはブチル基をあげることができる。
置換されていてもよいフェニル基、フェノキシ基の置換
基としてはR1の置換フェニル基の置換基としてあげた
置換基によって置換されていてもよい。またgit換さ
れていてもよいC8〜C7シクロフルキル基としては上
記したと同じ置換基で置換されているかまたは非[換の
飽和または不飽和のC8〜C8゜、好ましくはC3〜C
7、特に好ましくはC6,clのシクロアルキル基、例
★ばシクロプルピル、シクロペンチル、シクロヘキシル
、シクロヘキセニル、シクロヘプチル、シクロオクチル
、シクロアルキル基等を挙げることができる。
C,〜Qアルコキシ基、置換されていてもよいフェニル
基、フェノキシ基、Cfl〜CIOシクロアルキル基で
置換されている直鎖もしくは分枝鎖C1〜C,アルキル
基のうちでC3〜6アルコキシ基とし文は、例えばメト
キシ、エトキシ。
プロポキシ、インプロポWシ、ブトキシ、t−ブトキシ
、ヘキシル、オキシ基などがあげられ、置換されていて
もよいフェニル基、フェノキシ基としては前記のものを
そのまま好適にあげることができる。C8〜CIOシク
ロアルキル基としても前記のものをそのまま好適にあげ
ることができ、直鎖もしくは分枝鎖C8〜Cgアルキル
基としてはメチル、エチル、プロピル+ 180−プロ
ピル、ブチル、 1so−ブチル、5ec−ブチル、 
t−7’チル、ペンチル基などをあげることができ、置
換基はその任意の位置に結合していてもよい。
また上記式CI)で表わされる化合物においてシクロペ
ンタノン環上に結合している置換基の立体配置は天然の
プロスタグランジンE1と同一な立体配置を有している
ために特に有用な立体異性体であるが、本発明ではその
鏡像体である下記式(I ) ent ・で表わされる
立体異性体あるいはそれらの任意の割合の混合物をも含
むものである。またOR” 、 R’およびR5が置換
している炭素は不斉炭素であるため1clff類の光学
異性体が存在するがいずれの光学異性体でもあるいはそ
れらの任意の割合の混合物をも含むものである。
本発明により提供される上記式CI)で代表される新規
アーチアブpスタグランンン鮨類の好ましい具体例とし
ては下記に示した化合物をあげることができる。
01)15−デオキシ−16−ヒドpキシ−7−チアプ
ロスタグランジン島 02)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−18−オキ
サ−7チ7プロスタグランジンE1 03)18119.20−トリノル−15−デオキシ−
16−ヒドpキシ−17−フニノキシー7−チアプpス
タグランジンl 04)ls−デオキシ−16−ヒドロキシ−20−メチ
ル−7−チアプロスタグランジン凪 C5)15−デオキシ−16−ヒドpキシ−17,20
−ジメチル−7−チアプロスタグランジンE。
06) 17 、18 、 + 9 、20−テトラノ
ル−15−デオキシ−16−ヒドpキシ−16−シクロ
ペンチル−7−チアプロスタグランジンE1 07) 17 、18 、19 、20−テトラツルー
15−デオキシ−16−ヒドpキシ−16−シクロヘギ
シルー7−チアブロスタグランジン札 08)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16−メチ
ル−7−チアプロスタグランジンE。
09)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−116−メ
チル−18−オキーナ−7−チ7プロスタグランジンE
1o)ls、t9.20−トリノル−15−デオキシ−
16−ヒドロキシ−17−フェノキシ−16−メチルー
フ−チアプロスタグランジンE。
11)ts−デオキシ−16−ヒドロキシ−16,20
−ジメチル−7−チアプロスタグランジンE1 12)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16,17
,20−)リメチルー7−チアブロスタグランジン札 13) 17 、1 B 、 19 、20−テトラノ
ル−15−デオキシ−16−ヒドpキシ−16−シクロ
ペンチル−16−メチル−アーチアブpスタグランジン
E。
14) 17 、18 、19 、20−テトラノル−
15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16−シクロヘキ
ジルー16−メチル−7−チアプロスタグランジンE。
16)15−チオキシ−16−ヒドロキシ−16−ビニ
ルーフ−チアプロスタグランジンE。
16)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16−ピニ
ルー18−オキサ−アーチアブロスタグランジンE。
17)18,19.20−トリノル−15−デオ片シー
16−ヒドpキシ−17−フェノキシ−16−ピニルー
フーチアプロスタグランジンE。
1g)35−デオキシ−16−ヒドロキシ−20−メチ
ル−16−ビニルーフ−チアプロスタグランジンE。
19)15−デオキシ−16−ヒドロキシ−17,20
−ジメチル−16−ピニルー7−チアプpスタグランジ
ンE。
20) 17 、1 B 、 19 、20−テトラツ
ルー15−デオキシ−16−ヒドpキシ−16−シクロ
ペンチル−16−ビニルーフ−チアプロスタグランジン
E。
21) 17 、1 B 、 19 、20−テトラツ
ルー1s−7’オキシ−16−ヒドpキシ−16−シク
ロヘキジルー16−ビニルーフ−チアプロスタグランジ
ンE。
22)15−デオキシ−2,3−デヒドロ−エローヒド
ロキシ−7−チアプロスタグランジンE。
23)15−デオキシ−2,3−デヒドロ−16−ヒド
pキシ−16−メチル−アーチアブロスタグランジンE
24)ts−デオキシ−2,3−デヒドロ−16−ヒド
pキシ−16−ビニルーフ−チアプロスタグランジンE
25) ot)〜24)の化合物の鏡像体26) Of
)〜25)の化合物のメチルエステル27) 01)〜
25)の化合物のエチルエステル28) 01)〜25
)の化合物のす)IJウム塩29) (N)〜27)の
化合物の水酸基(11位と16位)がt−ブチルジメチ
ルシリル基および/または2−テトラヒドロピラニル基
で保護されたエーテル類 などを挙げることができるが、これらに限定されるもの
ではない。またOf)〜29)の化合物の16位の光学
異性体およびこれらすべての鏡像体もあわせて挙げられ
る。
上記式CI)で表わされる本発明の新規7−チアプロス
タグランジンE1類は下記式(n)品・・ で表わされる?−オルガノチオー2−シクロベンテノン
類またはその鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合
物を下記式(m)4 で表わされる有機リチウム化合物と下記式(JV)Cu
Q ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(mV)で表わされる銅化合物とから得られる有機銅
化合物と共役付加反応せしめ、必要に応じて脱保護およ
び/または加水分解および/または塩生成反応に付すこ
とにより下記式〔1〕で表わされる化合物およびその鏡
像体あるいはそれらの任意の割合の混合物である新規7
−チアプロスタグランジンE、類を製造することができ
る。
本発明のアーチアブpスタグランジンE1類の内、表示
Nがエチレン基である誘導体の合成I?f−路を、その
原料化合物である2−Δルガノチオー2−シクロベンテ
ノン類の合成経路も含めて図示すると次のようになる。
0R21、OR” 品・・ 表示\がビニレン基である誘導体は以下のよ5にして製
造することができる。
011 ″” 本発明方法の特徴の1つは、出発原料としてd体を用い
ると、途中の中間体は上記に図示した化合物とその鏡像
体との混合物として立体特異的に合成経路を進んで行き
、前記式の)ある〜・は前記式(III)のいずれか一
方が光学活性ならば適当な段餡°において分離すること
釦より各々の立体異性体を純品として単離することがで
きることにある。
式〔■1〕の有機リチウム化合物におけるR”は、R”
と同様に、R3の定義から水素原子を除いたものである
。式(IV)の銅化合物におけるQは、塩素、フッ素、
臭素などのハロゲン原子ニジアノ基、フェニルチオ基ま
たは1−ペンチン基を表わす。
式CI[l)の有機リチウム化合物と式(IV)の銅化
合物とから有機銅化合物を得るには、例えは文献G、H
,Po5ner +Orgahic Reaction
 + vol 、 l 9 +1 (1972) l 
Tetrahedron Lett、、 21 、12
47(1980)などが参考とされる。
本発明方法では有機銅化合物とともに、三価の1機リン
化合物、例えば、トリアルキルホスフィン(例えば、ト
リエチルホスフィン。
トリブチルホスフィンなど)、トリアルキルホスファイ
ト(例えハ、トリノチルホスファイト、トリエチルボス
ファイト、トリイソプルピルホスファイト、トリーn−
ブチルホスファイトなど)、ヘキサメチルホスホラスト
リアミド、あるいはトリフェニルホスフィンなどを用い
ると本共役付加反応が円滑に進行するが、特にトリノチ
ルホスフィン、ヘキサメチノ【ボスホラストリアミドカ
好適に用いられる。
本発明方法は前記式(il)で代表される2−オルガノ
チオ−2−シクロベンテノン類を、前記式(m)で代表
される有機銅化合物と、三価の有機リン化合物および非
プロトン性不活性有機媒体の存在下に反応せしめること
により行なわれる。
2−オルガノチオ−2−シクロベンテノン類と骸有機銅
化合物とは、化学量論的には等モル反応を行なうが、通
常、2−オルガノチオ−2−シクロベンテノン類1モル
に対し、0.5〜5.0倍、好ましくは0.8〜2.0
倍、特に好ましくは1,0〜1.5モル倍の有機銅化合
物を用いて行なわれる。
反応温度は一100℃〜50℃、特に好ましくは一り8
℃〜0℃程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応
温度により異なるが、通常−78℃〜−20℃にて約1
時間反応せしめれば充分である。
反応は有機媒体の存在下に行なわれる。反応温度下にお
いて液状であって、反応試剤とは反応しない不活性の非
プロトン性の有機媒体が用いられる。
かかる非プロトン性不活性有機媒体としては1例えば、
ペンタン、ヘキサン、ヘプタン。
シクロヘキサンの如き飽和炭化水素類、ベンゼン、トル
エン、キシレンの如き芳香族炭化水1類、ジエチフエー
テル、テトラヒドロ7ラン、ジオキサン、ジメトキ’y
臣タン、ジエチレングリコールジメチルエーテルの如き
エーテル系溶媒、その他へキサメチルホスホリックトリ
アミド(HMP )、N、N−ジメチルホルムアミド(
DMF)、N、N−ジメチルアセトアミド(DMAC)
、ジメチルスルホキシド、スルホラン、N−メチルピル
リドンの如きいわゆる非プロトン性極性溶媒等が))げ
られ、二種以上の溶媒の混合溶媒として用いることも可
能である。また、かかる非プロトン性不活性有機媒体と
しては、有機銅化合物を製造するに用いられた不活性媒
体を、そのまま用いることもできる。すなわち、この場
合、有機銅化合物を製造した反応系内に計2−オルガノ
チオー2−シクロベンテノン類を添加せしめて反応を行
なえばよい。有機媒体の使用量は反応を円滑に進行させ
るに十分な量があれば良く、通常は原料の1〜100倍
容量、好ましくは2〜20倍容量が用いられる。
三価の有機リン化合物は有機銅化合物の前記した調製時
に存在せしめておくこともでき、その系内に2−オルガ
ノチオ−2−シクロベンテノンを加えて反応を実施する
こともできる。
かくして、前記式CDで表わされる化合物のうち、その
水酸基が保護され、かつ、その1位のカルボン酸のエス
テル体が得られる。
本発明の製造法は立体特異的に進行する反応を用いてい
るために上記式(II’)で表わされる立体配置を持つ
出発原料からは前記式CI)で表わされる立体配置を持
つ化合物が得られ、上記式CI)の鏡像体からは前記式
(I ) entで表わされる前記式〔1〕の鏡像体が
得られることになる。
反応後、得られる生成物は通常の手段により反応液から
分離、精製される。例えば抽出。
洗浄、クロマトグラフィーあるいはこれらの組み合わせ
Kより行なわれる。
さらにここで得られた水酸基が保護され、かつその1位
のカルボン酸がエステル体である化合物は、次いで必要
に応じて脱保護、加水分解、あるいは塩生成反応に付す
ことができる。
水酸基の保護基(R21および/またはR31)の除去
は、保護基が水酸基の酸素原子と共に7セタ一ル結合を
形成する基の場合には、例えば酢酸、p−)ルエンスル
ボン酸のピリジニウム塩又は陽イオン交換樹脂等を触媒
とし、例えハ水、テトラヒドロフラン、エチルエーテル
、ジオキサン、アセトン、アセトニトリル等を反応溶媒
とすることにより好適に実施される。反応は通常−78
℃〜+50’Cの温度範囲で10分〜3日間程度行なわ
れる。また、保護基が) リ(C,〜C7)炭化水素シ
リル基の場合には、例えば酢酸、テトラブチルアンモニ
ウムフルオライド、セシウムフルオランドウフッ化水素
酸、フン化水素−ビリジン等を触媒とし、上記した反応
溶媒中で同様の温度で同程度の時間実施される。
カルボキシル基の保護基(R”)の除去すなわち加水分
解反応は、例えばリパーゼ、エステラーゼ等の酵素を用
い、水又は水を含む温媒中で−lO°〜+60℃の温度
範囲で10分〜24時間程度行なわれる。
本発明によれば、上記の如き加水分解反応により生成せ
しめたカルボキシル基を有する化合物は、次いで必禦に
より、更に塩生成反応に付され相当するカルボン酸塩を
与える。
塩生成反応はそれ自体公知であり、カルホン酸とほぼ等
量の水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、戻酸太トリウ
ムなどの塩基性化合物あるいはアンモニア、トリメチル
アミン、モノエタノールアミン、モルポリンとを通常の
方法で中和反応せしめることにより行なわれる。
以上の方法九より製造される前記式CI)で代表される
新規7−チアプロスタグランジンE1類においてR’ 
、 R”が水素原子である下記式で表わされる化合物お
よびその鈴保体あるいはそf+らの任意の割合の混合物
である7−チ7プpスタクランソン島類は興味ある生理
活性を鳴しており汁二指腸潰瘍、冑潰瘍などの消化器f
!に恵、肝炎、劇症肝炎、脂肪肝、肝性昏睡、肝臓肥大
、肝硬変などの肝臓疾患、膵炎などの膵臓疾患、糖尿病
腎症、急性腎不全膀胱炎、尿道炎などの泌尿器疾患、肺
炎、気管炎などの呼吸器疾患、内分泌疾患、免疫疾患お
よびアルコール中毒、四塩化炭素中毒などの中毒症状な
らびに血圧降下などの各種疾患の予防および/または治
療に用いることができる。
本発明方法により得られる化合物の具体的な薬効評価結
果の一例を示すと、例えば(1sR,s)−15−デオ
キシ−16−ヒドロキシ−16−メチル−アーチアブμ
スタグランジンE1メチルエステル(実施例4の化合物
)はインドメサシン潰瘍モテルにおいてE D、、値が
58μti/ky (ラット+ p、o、)という強い
抗潰瘍作用を示した。
以下本発明を実施例により更に詳細に説明 。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例1 d/−(E) −4−t−ブチルジメチルシリルオキシ
−1−ヨード−1−オクテン(1,77F+4.8 m
molJ )をエーテル(10m)に溶かし−78℃に
冷却した後、t−ブチルリチウム(2,0M+4.B 
at 、 9.6mmoi )を添加し、−78℃で2
時間攪拌した。フェニルチオ銅(1) (s z s〜
4.8 mmoi )とへキサメチルホスホルトリアミ
ド(1,561、9,6mmoi )のエーテル(4t
nl ) 溶液をこの反応混合物に添加し、−78℃で
1時間攪拌した。次いで(4R)−4−t−ブチルジメ
チルシリルオキシ−2−(5−メトキシカルボニルペン
チルチオ)−2−シクロベンテノン(1,49g 、 
4.0 mmolJ )のテトラヒドロフラン(70m
t )溶液を加え一78℃で15分。
−40℃で45分間攪拌した。
反応混合物にアセテート緩衝液を加え、有機物をヘキサ
ン(150dX3)で抽出し、分離された有機層を食塩
水洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で乾燥し、濾過
後濃縮して2.44gの粗生成物を得た。このものをシ
リカゲルカラムクロマイグラフィー(ヘキサン:酢酸エ
チル=4:1)に付して目的とする(1sR8)−+ 
5−デオキシ−11−t−ブチルジメチルシリル−16
−t−7’チルジメチルシリルオキシ−7−チアプロス
タグランジンE、メチルエステ/I−(2,zsJ 、
 s、63mmoJ+ 91 % )を得へ核磁気共鳴
吸収(CDCI、、δ(pIm)):0.06(12H
+ s)+ 0.87(21H)+ 1.1〜1.9(
12H+m)+1.9〜3.1(10H+mL 3.6
1(3H+8)+3.27〜4.4(2H+m)+ 5
.1〜5.7(21(+m)。
赤外吸収スペクトル(液膜+ cm−1) ;1740
.1195 .1165,960,830,7700質
倉分析< FD−MS > ; 614 (M+)実施
例2 実施例1で得られた(16R8)−15−デオキシ−1
l−t−ブチルジメチルシリル−1ty−t−7’チル
ジメチルシリルオキシ−7−チ77’Rスタグランジン
E、メチルエステル(1,201、1,95mmol 
)をアセトニトリル(60ml ) K溶かし、47チ
フツ化水素酸(+1)を加えて室温で1時間攪拌した。
反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加えて中和し、酢
酸エチル(’200 at X 3 )で抽出後、分離
した有機ノーを食塩水で洗浄し、無水黴酸マグネシウム
上で乾燥徒に濃縮して750W4gの粗生成物を得た。
この粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフィー(
ヘキサン:酢酸エチル=1:3)K付して目的とする(
16R8)−15−デオキシ−7−チアフロスタグラン
ジン島メチルエステ4(68011p、1.76mmo
/+9(1%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CD西、δ(IP));0.87(3
H+ t)+ 1 、1〜1.7(12H+m) + 
2.0 ”−3,1(12H+m)+ 3.6J(3H
+s)、 3.2〜4.5(2H+mL5.4〜s、r
s(2H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、cln、)。
3400.1740,1260,845,730゜質i
分析(FD−MS ) ; 386(M+)。
高分解能5ij量分析; 分析値 386.2102 計算値 386’、2124(C,。−〇、S)実施例
3 乾燥エーテル(sII/)を−78℃に冷却した後、t
−ブチルリチウム溶液(1,9M 、 2.3 tnt
4.4 mrnol! )を加えた。−78℃で攪拌し
ながらdi−(E)−4−)ジメチルシリルオキシ−4
−メチル−1−ヨード−1−オクテン(749IR9+
2.2 rnmo/ )の乾燥エーテル(51tt)溶
液を一78℃に冷却して加え、−78℃で1.5時間攪
拌した。フェニルチオ銅(I) (3801M? + 
2.2mmo/)にヘキサメチルホスホラドリアミド(
1,Orat 。
5 、5 mmoA )を加え、1時間攪拌した。乾燥
テトラヒドロフラン(5m/)を加え、−78℃に冷却
して上記反応液へ加えた。−78℃で15分間攪J’t
”4k、(4R) −4−t−ブチルジメチルシリルオ
キシ−2−(5−メトキシカルボニルペンチルチオ)−
2−シクロベンテノン(745即ツ2 、 Ommoi
 >の乾燥テトラヒドロフラン(201)溶液を一78
℃に冷却して加え、−78℃で30分間、−40℃で1
時間攪拌した。反応液をPH4の7也テート緩衝液(,
70ml )上に注ぎ込み、15分間攪拌した。ヘキサ
ン(s o +aA)を加え、セライト濾過し、P液を
分離した。水層を2度へキサンで抽出し、有機層を合わ
せ、アンモニア水を含んだ飽和塩化アンモニウム水溶液
で1度、飽和塩化アンモニウム水溶液で2度、飽和食塩
水で2度洗浄した。無水硫酸マグネシウムで乾燥し、r
過濃縮後、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(シク
ロヘキサン:酢酸エチル−20:1)に供して(16R
8)−15−チオキシ−1+−t−ブチルジメチルシリ
ル−16−)ジメチルシリルオキシ−16−メチル−ア
ーチアブpスタグランジンE0メチルエステル(904
mg 、 1.54mmoa、77%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDへ、6(卿)):0−0〜0−2
(15H+m)+ 0.88(9H+8L O,7〜1
.0(3H+m) + 1 、18(3H+ 8) +
 1 、1〜2.0(12H+m) +2.0〜3 、
1(10H+m) + 3.61(3H+s) + 3
.8〜4.2(+H+m)+ 5.2〜6.0(2H+
m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、cIR)。
1743.1248.835,773゜質量分析(FD
−MS ) ; s s s (M+)。
実施例4 実施例3で得られた(1sR8) −15−デオキシ−
11−t−、y’チルジメチルシリル−16−ドリメチ
ルシリルオキシー16−メチル−7−チアプロスタグラ
ンジンE1メチルエステル(s o any 、 1.
3 s mmoA)をアセトニトリル(10WLt)[
溶かし、ピリジン(1就)とフン化水素−ピリジン(2
縦)を加えて室温で1.5時間攪拌した。反応混合物を
飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(70rnl)上に注ぎ
込み、酢酸エチルで抽出した。水層な2度酢酸エチルで
抽出後、有機層を合わせlN塩酸、飽和炭酸水素太トリ
ウム水溶液、飽和食塩水のIF K洗がし、無水硫酸ナ
トリウムで乾燥した。r過濃縮後ンリカゲルカラムクp
マドグラフィー(シクロヘキサン:酢酸エチル:メタノ
ール−2: 2 : 0.04)に供して目的とする(
16R8)−ts−デオキシ−16−ヒドロキシ−16
−メチル−7−チアプロスタグランジンE、メチルエス
テル(480rn9.1.20 mrno/+ 88 
% )を得た。
核磁気共鳴吸収(CDへ、δ(卿)):o、5s(3H
+t)+ 1.14(3H1SL 1.0〜1.9(1
2H+m)、 2.0〜3.4(IIHlm)+ 3.
61(3H+s)+3.6〜4.5(2H+mL 5.
2〜6.o(2H+m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、3 )。
3420.373B。
質量分析(FD−MS); 4oo(M+)。
実施例5 実施例4で得られた(16R8)−15−デオキシ−1
6−ヒドロキシ−16−メチル−7=チアプロスタグラ
ンジン島メチルエステル(400my 、 r 、Om
moA )を7セトン(4N)に溶かし、pH8のリン
酸緩衝液(40yd )を加えた後、豚肝臓エステラー
ゼ(シグマ社製、翫E−3128゜PHs + 0.4
 ml )を加えて室温で24時間攪拌した。反応終了
後、o、lN塩酸でPH4に酸性化し、水層な硫酸アン
モニウムで飽和した後に酢酸エチルで抽出し、食塩水で
洗浄した。硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮して粗生
成物を得、これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
(ヘキサン:酢酸エチル=1:4,0.1チ酢酸)Kか
けて精製して(16R8)−15−デオキシ−16−ヒ
ドロキシ−16−メチル−7−チアプロスタグランジン
E、 (340N + 0.88 rnmol! +8
8%)を単離した。
核磁気共鳴吸収(CDへ、δ(膳));0.86(3H
+t)+ 1’、13(3H+llL 1.0〜1.9
(12H+m)+2.0〜3.4(11H+m)+ 3
.6〜4.5(2B、+m)+5.2〜6.0(2H+
m)+ 6.23(IH+bs)。
赤外吸収スペクトル(液膜M Cm−’ ) ;340
0.1740.1710゜ 実施例6 実施例1と同様の方法によりdl−(E) −4−トリ
メチルシリルオキシ−4−ビニル−1−ヨード−1−オ
クテン(1,791! + 5.25 rnmoIVL
t−ブチルリチウム(1,9’M 、5.5yrt 、
 10.5mmall ) +フェニルチオ銅(906
ray 、 5.2 smmo/? ) + (4H)
 −4−t−プチルジメチルシ1ルオキシー2−(5−
メトキシ力ルポニルベーチルチオ)−2−シクロベンテ
ノン(1,s 6F+5゜Ommol )を同じ手順で
反応させた3、同様の後処理、カラム分離によって目的
とする( 16R3)−15−チオキシ−11−t−ス
チルジメチルシリルー16−)Uメチルシリルオキシ−
アーチアブpスタグランジンE1メチルエステル(2,
72,9、4,65mmo/ 193% )を得た。
核磁気共鳴吸収(CI)C/、、δ(咽));o、o4
(6H+s)+ 0.09(9H+5)T O,85(
+2H)。
1.1〜1.9(12H+m) + 1.9〜3.1(
10H+m) +3.63(3H+8)+ 3.8〜4
.2(IH+m)+4.8−5.6(5H+m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、鑵−1);3080.17
40,1250,835;775゜質量分析(FD−M
S ); s s 6 (M+)。
実施例7 実施例6で得られた(1sR8)−15−チオキシ−1
1−t−7’チルジメラルシリル−16−ドリメチルシ
リルオキシー7−チアプpスタグランジン島メチルエス
テル(1,76# 、’ 3.0mmol)を実施例4
と同様の方法により反応させ、後処理、カラム分離によ
り1eR8)−1s−デオキシ−16−ヒドpキシ−7
−チ7プpスタグランジン島メチルエステル(1,04
g。
2.61 Mall 、 87%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDα3.δ(解));0.87(3
H+ t) + 1 、1〜1 、7(tzJ(+m)
 + 2.0〜3.1(12H+m)+ 3.60(3
H1SL 3.8〜4.4(IH1mL4 、8〜5 
、7 (5H+m)。
赤外吸収スペクトル(液M + cm’ ) ;340
0.30B0,1740.l 160,10B0゜97
0.730゜ 質量分析(FD−MS ) ; 400 (M+)。
実施例8 実施例1と同様の方法により#−(E)−4−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−1−ヨード−1−オクテン(
1,771114,8mrrIO1l’l l t −
ブチルリチウム(2,0M 、 4.8 mt 、 9
.6 mmo/)+7−r−二/l−F−オ銅(s 2
 s m9.4.8 mono/ ) + (4R)−
4−t−スチルジメチルシリルオキシー2−(5−メト
キシカルボニル−4(E)−ペンテニルチオ)−2−シ
クロベンテノン(1,481+4.0mmo6)を同じ
手flitで反応させた。同様の後処理、カラム分離に
よって目的とする(16R8)−15−チオキシ−2,
3−デヒドロ−11−t−ブチルジメチルシリル−16
−t−ブチルジメチルシリルオキシ−7−チアブpスタ
グランジンE1メチルエステル(2,1811+ 3.
56mmoA!。
89%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDCM、、δ(IIIII)):0
.03(+2H,8)、 0.85(21H)、 0.
8〜2.0(8H1m)12.0〜3.1(toH,m
L 3.65(3H+Fl)+3.3〜4.4(2H+
m) + 5.1〜5.7(2)i+m) +5.80
(IH+d+J=16[1z)16.85(IH+dL
J=16と6Fiz)。
赤外吸収スペクトル(液膜、σ )。
1730.1660.1260.+110,840゜7
80゜ 質量分析(FD−MS);612(M’)。
呵施例9 実施例8で得られた(16R8)−15−デオキシ−2
,3−ジヒドロ−11−t−プチルジメチノ[シリル−
16−t −スチルジメチルシリルオキシ−7−チ7ブ
pスタクランジンElメチルエステル(1,841+ 
3.0 mmoi)を実施例4と同様の方法により反応
させ、後処理、カラム分離により(16R8)−ts−
チオキシ−2,3−テヒド+:+ −16−ヒドpキシ
−アーチアブpスタグランジンE1メチルエステル(9
56〜。
2.49 mmo/ + 83チ)を得た。
核磁気共鳴吸収(Cr)CfL3 +δ(IIIll)
);0.87(3H)+ 1−θ〜2.8 (20)1
) + 3.65 (a)f、 s) 13.3〜4.
4(2H+mL 5.1〜5.7(2H+m)+5.8
2(IH+d+J=16tlzL 6.87(IH+d
t+J=16と6Hz)。
赤外吸収スペクトル(液膜、C); 3420.1740.1720,1660.12701
j080..975,730゜ 質量分析(FD −MS ) ; 384 (M+)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記式(I) で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジン
    E1類。 2 表示族がエチレン基である特許請求の範囲第1項記
    載の7−チアプロスタグランジンL類。 3、 表示\がビニレン基である特許請求の範囲第1項
    記載の7−チアプロスタグランジン島類。 4、R1が水素原子、C0〜C1oのアルキル基または
    一当量のカチオンである、%訂請求の範囲第1功〜第3
    項のいずれか1項記載の7−チアプロスタグランジンE
    1類、 5Iυ」工3は同一もしくは異なり水素原子、トリ(C
    +〜Ca )アルキルシリル基、ジフェニル(C,〜C
    1)アルギルシリル基、2−テトラヒドロピラニル基、
    2−テトラヒドロフラニル基ツ1−エトキシエチル基、
    2−エトキシ−2−プロピル基、(2−メト片ジェトキ
    シ)メチル基、または6,6−シメチルー3−オキサ−
    2−オ痔ソビシク+:+(3,1、O)へキス−4−イ
    ル基である特許請求の範囲第1項〜第4頂のいずれか1
    拍記載の7−チ7ブロスタグランジンE、類。 6R5がブチル基、ペンチル基、1−メグルー1−プヂ
    ル基、2−メチルー1−ブチル基、シクロペンチル基、
    シクロヘキシル基、またはフェニル基である特許請求の
    範囲第1項〜第5項のいずれか1項記載の7−チアプロ
    スタグランジンE、類。 7、R4が水素原子である特i′r請求の範囲第1項〜
    第6項のいずれかl頂記載の7−チ7ブロスタグランジ
    ンE、類。 8 R4がメチル基である特許請求の範囲第1項〜第6
    項のいずれかIJJI記載の7−チアプロスタグランジ
    ンE、類。 9、R4がビニル基である特許請求の範囲第1項〜第6
    ′g4のいずれか1項記載のアーチアブpスタグランジ
    ンE、類。 10 下記式(II) R21 で表わされる2−オルガノチオ−2−シクロベンテノン
    類またはその鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合
    物を下記式(Ill)4 で表わさilる有機リチウム化合物と前記式〔1■〕C
    uQ ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
    ・〔1■〕で表わされる鈍化合物とから得られる有機餉
    化合物と共役伺加反応せしめ、ihに応じて脱保護およ
    び/または加水分解オ6よび/または塩生成反応に付す
    ことを特徴とする下記式(1) で表わされる化合物およびその鏡像体ある℃・はそれら
    の任意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジ
    ンE1類の製造法。 11 三価の有4917ン化合物の存在下で5(役付力
    I+反応を実施する特許請求の範囲#、 10項記載の
    アーチアブpスゲランジンE、類の製造法。
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