JPS62129218A - チアプロスタグランジン類を活性成分として含有する肝疾患治療剤 - Google Patents
チアプロスタグランジン類を活性成分として含有する肝疾患治療剤Info
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- JPS62129218A JPS62129218A JP26948385A JP26948385A JPS62129218A JP S62129218 A JPS62129218 A JP S62129218A JP 26948385 A JP26948385 A JP 26948385A JP 26948385 A JP26948385 A JP 26948385A JP S62129218 A JPS62129218 A JP S62129218A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
く技術分野〉
本発明は、下記式(1)
で表わされる化合物その立体異性体あるいはそれらの任
意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジンE
+6または下記式〔口〕で表わされる化合物その立体異
性体あるいはそれらの任意の割合の混合物である4−チ
アプロスタグランジンE、類を活性成分として含有する
肝疾患治療剤に関する。
意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジンE
+6または下記式〔口〕で表わされる化合物その立体異
性体あるいはそれらの任意の割合の混合物である4−チ
アプロスタグランジンE、類を活性成分として含有する
肝疾患治療剤に関する。
〈従来技術〉
グロスタグランシフ類は強い血小板凝集抑制作用、血圧
降下作用、胃酸分泌抑制作用、平滑筋肉収縮作用、利尿
作用1等多彩な生理作用を有しており、末梢循環障害、
心筋梗塞、狭心症。
降下作用、胃酸分泌抑制作用、平滑筋肉収縮作用、利尿
作用1等多彩な生理作用を有しており、末梢循環障害、
心筋梗塞、狭心症。
動脈硬化、高血圧症、胃潰瘍、−二脂腸潰蕩。
分娩誘発、中絶等の治療または予防に有用な物質である
。
。
最近、これらのプロスタグランジン類のある種のものは
生体内組織の細胞を保睦する、いわゆる細胞保護作用を
有することがわかってきた。
生体内組織の細胞を保睦する、いわゆる細胞保護作用を
有することがわかってきた。
この細胞保護作用は、生体内のすべての細胞に対して存
在し、例えば胃潰瘍に対する治療効果。
在し、例えば胃潰瘍に対する治療効果。
心筋W 1!、 巣のβ少効来、エンドトキシンンヨツ
クによる肺損傷の予防効果等もこの細胞保護作用に由来
しているといわれている(医学のあゆみ、125巻、2
50ページ、1983年参照)。
クによる肺損傷の予防効果等もこの細胞保護作用に由来
しているといわれている(医学のあゆみ、125巻、2
50ページ、1983年参照)。
肝細胞に対してもグロスタグランシフ類は細胞保護作用
を示すことが知られて〜・る。例えばPGE、の構造修
飾体である16.16−シフチルーPGE、はラットの
四塩化炭素誘発およびガラクトサミン誘発の肝細胞壊死
を防止することが報告され〔ホリア・ヒストケミカφエ
ト・サイトケミ力(Fo口a H4stochemic
a pt Cytoehemjca) 。
を示すことが知られて〜・る。例えばPGE、の構造修
飾体である16.16−シフチルーPGE、はラットの
四塩化炭素誘発およびガラクトサミン誘発の肝細胞壊死
を防止することが報告され〔ホリア・ヒストケミカφエ
ト・サイトケミ力(Fo口a H4stochemic
a pt Cytoehemjca) 。
18巻、 311ページ、1980年:およびガスト
o z 7テooシイ−(Gastroenterol
ogy)、 81巻、211ページ、1981年参照]
、PGE、およびその構造修飾体(15−メチルPGE
、、 16.16−ジメチル−PGE、等)の肝細胞保
護作用についてはアメリカ合衆国特許第4,374,8
56号にも記載されている。6−オキソ−PGE、類の
肝細胞保護作用についても特開昭58年164512号
、特開昭58年203911号等に報告されている。さ
らにプロスタサイクリン(PG工t)はネコの肝組織の
2酸素状1!!4における保護作用を有することが報告
され〔アメリカン・ジャーナル・オプ・フイジオロジイ
ー(Amer、J、Physiolj、 238巻。
o z 7テooシイ−(Gastroenterol
ogy)、 81巻、211ページ、1981年参照]
、PGE、およびその構造修飾体(15−メチルPGE
、、 16.16−ジメチル−PGE、等)の肝細胞保
護作用についてはアメリカ合衆国特許第4,374,8
56号にも記載されている。6−オキソ−PGE、類の
肝細胞保護作用についても特開昭58年164512号
、特開昭58年203911号等に報告されている。さ
らにプロスタサイクリン(PG工t)はネコの肝組織の
2酸素状1!!4における保護作用を有することが報告
され〔アメリカン・ジャーナル・オプ・フイジオロジイ
ー(Amer、J、Physiolj、 238巻。
176ページ、1980年参照〕、またプロスタサイク
リンの構造修飾体であるPCI、(5,6位の2重結合
を1重結合に変換したもの)類や、6.9σ−ニトリロ
−PCI、(6,9位の酸素i−子をニトリロ基(−N
= )で置換したもの)類の肝細胞保護作用についても
特開昭58年164512号、特開昭58年20391
1 号等に報告されている。
リンの構造修飾体であるPCI、(5,6位の2重結合
を1重結合に変換したもの)類や、6.9σ−ニトリロ
−PCI、(6,9位の酸素i−子をニトリロ基(−N
= )で置換したもの)類の肝細胞保護作用についても
特開昭58年164512号、特開昭58年20391
1 号等に報告されている。
〈発明の目的〉
本発明者らは、種々のプロスタグランジン類の肝障害抑
制作用を評価したところ、゛特に上2式(1)で表わさ
れる7−チアプロスタグランジンE、類および上2式(
It)で表わされる4−チアプロスタグランジンE1類
に高い活性を見い出し、本発明に到達したものである。
制作用を評価したところ、゛特に上2式(1)で表わさ
れる7−チアプロスタグランジンE、類および上2式(
It)で表わされる4−チアプロスタグランジンE1類
に高い活性を見い出し、本発明に到達したものである。
〈発明の構成〉
すなわち本発明は、下記式(1)
で表わされる化合物その立体異性体あるし・はそれらの
任意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジン
E1類またけ下記式(n)OOH で表わされる化合物その立体異性体あるいはそれらの任
官の割合の混合物である4−チアプaスタグランジンE
、類を活性成分として含有する肝疾患治療剤である。
任意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジン
E1類またけ下記式(n)OOH で表わされる化合物その立体異性体あるいはそれらの任
官の割合の混合物である4−チアプaスタグランジンE
、類を活性成分として含有する肝疾患治療剤である。
上記式〔■〕において glは水素原子、C1−〇、。
のアルキル基または1当量のカチオンを表わす。
C1〜C7゜のアルキル基とし【は、例えば、メチル。
エチル、n−プロピル、 1so−プロピル、n−ブ
チル、 5ee−ブチル、 tert−ブチル、n
−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、n−ノニル、n−デシル等の直鎖状又は分岐状のも
のを挙げることができる。1当量のカチオンとしては例
えば、 N&”、に+などのアルカリ金属カチオン*
1 /2 Ca” ” + 1 /2 Mg”” +
1/3 Al” ”などの2価もしくは3価の金属カチ
オン;アンモニウムイオン、テトラメチルアンモニウム
イオンなどのアンモニウムカチオンなどが洋げられる。
チル、 5ee−ブチル、 tert−ブチル、n
−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オクチ
ル、n−ノニル、n−デシル等の直鎖状又は分岐状のも
のを挙げることができる。1当量のカチオンとしては例
えば、 N&”、に+などのアルカリ金属カチオン*
1 /2 Ca” ” + 1 /2 Mg”” +
1/3 Al” ”などの2価もしくは3価の金属カチ
オン;アンモニウムイオン、テトラメチルアンモニウム
イオンなどのアンモニウムカチオンなどが洋げられる。
R1としては%にメチル基が好ましい。
上記式(1〕においてRtは水素原子またはメチル基を
表わし、特にn=oの場合は水素原子が、口=1の場合
はメチル基が好ましい。
表わし、特にn=oの場合は水素原子が、口=1の場合
はメチル基が好ましい。
上記式(I〕においてRsは直@または分岐鎖C1−〇
、。アルキル基または03〜C8シクロアルキル基を表
わす。直鎖または分岐@C3〜C3゜アルキル基とし【
はエチル、n−プロピル、n−ブチル。
、。アルキル基または03〜C8シクロアルキル基を表
わす。直鎖または分岐@C3〜C3゜アルキル基とし【
はエチル、n−プロピル、n−ブチル。
n−ペンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル。
n−オクチル、n−デシル、1−メチルペンチル、1−
メチルヘキシル、1.l−ジメチルペンチル、2−メチ
ルペンチル、2−メチルへキシル、5−メチルヘキシル
、2.5−シクロルキル基等が挙げられ好ましくはロー
プチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、■−もL<は(
Sl−もしくは(R8) −1−メチルペンチル、■−
もしくは(S)−もしくは(R8) −2−メチルヘキ
シル基等が挙げられる。C4〜C,シクロアルキル基と
してはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル
、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル基
が挙げられシクロペンチル、シクロアキル基が好ましい
。
メチルヘキシル、1.l−ジメチルペンチル、2−メチ
ルペンチル、2−メチルへキシル、5−メチルヘキシル
、2.5−シクロルキル基等が挙げられ好ましくはロー
プチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、■−もL<は(
Sl−もしくは(R8) −1−メチルペンチル、■−
もしくは(S)−もしくは(R8) −2−メチルヘキ
シル基等が挙げられる。C4〜C,シクロアルキル基と
してはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル
、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオクチル基
が挙げられシクロペンチル、シクロアキル基が好ましい
。
上記式(1”lにおいてnは0または1である。
n = Oの場合は下記式〔S−1〕
〔式中、R1、R1、RRの定義は前記定義に同じ。〕
で麦わされる15位の天然型立体配置と、下記式(1−
2) 〔式中 R1、R1、Haの定義は前記定義に同じ。〕
で表わされる15位の非天然配置のどちらか一方または
それらの任意の割合の混合物を表わし。
で麦わされる15位の天然型立体配置と、下記式(1−
2) 〔式中 R1、R1、Haの定義は前記定義に同じ。〕
で表わされる15位の非天然配置のどちらか一方または
それらの任意の割合の混合物を表わし。
巷にRzが水素原子の時は上記式Cl−1)で表わされ
る15位の天然型立体配置が好ましい。n = 1の場
合も16位の■配置、(S)−配置およびそれらの任意
の割合の混合物を含む。
る15位の天然型立体配置が好ましい。n = 1の場
合も16位の■配置、(S)−配置およびそれらの任意
の割合の混合物を含む。
上記式(1)で表わされる7−チアプロスタグラ/ジン
E、類の8位、11位、12位の立体配置は天然プロス
タグランジンと同じであるため特に有用な立体異性体で
あるが、本発明ではそれぞれの位置の立体配置が異なる
ことによる立体異性体あるいはそれらの任意の割合の混
合物をも含むものである。
E、類の8位、11位、12位の立体配置は天然プロス
タグランジンと同じであるため特に有用な立体異性体で
あるが、本発明ではそれぞれの位置の立体配置が異なる
ことによる立体異性体あるいはそれらの任意の割合の混
合物をも含むものである。
上記式(Il〕のR”は水素原子、C3〜C7゜アルキ
ル基または1当量のカチオンを表わし、その例としては
上記式〔1〕のR1と同じものが挙げられ、特に好まし
いものはメチル基である。
ル基または1当量のカチオンを表わし、その例としては
上記式〔1〕のR1と同じものが挙げられ、特に好まし
いものはメチル基である。
上記式〔ll〕のR”は直鎖または分岐@C8〜C3゜
アルキル基またはC8〜C,シクロアルキル基を表わし
、その例としては上記式(1)のRsと同じものが挙げ
られ、好ましくはn−ペンチル、n−ヘキシル、■−も
しくはS)−もしくは[有]S) −1−メチルペンチ
ル、@−もしくは6)−もしくは(R8) −2−メチ
ルヘキシル基、シクロペンチル。
アルキル基またはC8〜C,シクロアルキル基を表わし
、その例としては上記式(1)のRsと同じものが挙げ
られ、好ましくはn−ペンチル、n−ヘキシル、■−も
しくはS)−もしくは[有]S) −1−メチルペンチ
ル、@−もしくは6)−もしくは(R8) −2−メチ
ルヘキシル基、シクロペンチル。
シクロヘキシル基等が挙げられる。
上記式(II)で表わされる4−チアプロスタグランジ
ンE1類の8位、11位、12位、15位の立体配置は
天然プロスタグランジンと同シであるために特に有用な
立体異性体であるが、本発明ではそれぞれの位置の立体
配置が異なることによる立体異性体あるいはそれらの任
意の割合の混合物をも含むものである。
ンE1類の8位、11位、12位、15位の立体配置は
天然プロスタグランジンと同シであるために特に有用な
立体異性体であるが、本発明ではそれぞれの位置の立体
配置が異なることによる立体異性体あるいはそれらの任
意の割合の混合物をも含むものである。
本発明により提供される7−テアプロスタグランジンE
1類および4−チアプロスタグランジンE、類の好まし
い具体例を挙げれば例えば次のとおりである。
1類および4−チアプロスタグランジンE、類の好まし
い具体例を挙げれば例えば次のとおりである。
(+) ?−チアプロスタグランジンEl(2)16
−−メチルー7−チアプロスタグランジンE。
−−メチルー7−チアプロスタグランジンE。
(3)20−メチル−7−チアプロスタグランジンE1
(4) 17.20−ジメチル−7−チアプロスタグ
ランジンE。
ランジンE。
(5) (41の(17R)体
(6) (41の(17S)体
(7) 15−メチル−7−チアプロスタグランジン
E。
E。
(8) 16 、16−シフチルー7−チアプロスタ
グランジン島 (9) 16.17.1B、19.20−ペンタノル
−15−シクロペンチル−7−チアプロスタグランジン
E。
グランジン島 (9) 16.17.1B、19.20−ペンタノル
−15−シクロペンチル−7−チアプロスタグランジン
E。
(10) 16.17,18,19.20−ペンタノ
ル−15−シクロへキシル−7−チアプロスタグランジ
ンE。
ル−15−シクロへキシル−7−チアプロスタグランジ
ンE。
(11) 15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16
−メチルーフーチアブロスタゲランジ7E。
−メチルーフーチアブロスタゲランジ7E。
(12) 01)の(16R)体
(13) (11)の(168)体
(14) 4−チア10スタグランジンE。
(15) 16−メチル−4−チアプロスタグラ/ジ
ンE。
ンE。
(16) 20−メチル−4−チアグロスタグランシフ
E。
E。
(17) 17.20−ジメチル−4−チアプロスタ
グランジンEI (1B) (17)の(17R)体 (19) (17)の(17S)体 (2D) 1 s−メチル−・1−チアプロスタグラ
ンジンEI (gl) 16.16−シメチルー4−チアプロスタ
グランジンE1 <Zl)16.17.18.19.20−べ/ツノルー
15−シクロヘンチル−4−チアプロスタグランジン(
支)) 16,17.18,19.20−ペンタノル
−15−シクロヘキシル−4−チアプロスタグランジン
E。
グランジンEI (1B) (17)の(17R)体 (19) (17)の(17S)体 (2D) 1 s−メチル−・1−チアプロスタグラ
ンジンEI (gl) 16.16−シメチルー4−チアプロスタ
グランジンE1 <Zl)16.17.18.19.20−べ/ツノルー
15−シクロヘンチル−4−チアプロスタグランジン(
支)) 16,17.18,19.20−ペンタノル
−15−シクロヘキシル−4−チアプロスタグランジン
E。
(24) (])〜(23)のメチルエステル体。
上記式CI’lで表わされる7−チアプロスタグランジ
ンE1類は、以前我々が出願した方法により容易に製造
され、その製造方法は例えば我々が別途出願した方法で
ある特開昭58年110562号等に詳しく記載されて
いる。また上記式(n)で表わされる4−チアプロスタ
グランジンE1類も、以前我々が出願した方法により容
易に製造され、その製造方法は例えば特開昭57年16
5363号等に詳しく記載されている。このように本発
明の上記式〔1〕で表わされる7−チアプロスタグラン
ジンE、類および上記式〔■〕で表わされる4−テアプ
ロスタグラフ シフ EI G ktそれ自体分類の化
合物ではあるが、これらの化付物が肝障害抑制作用を有
していることは本発明で初めて明らかにされた事実であ
る。
ンE1類は、以前我々が出願した方法により容易に製造
され、その製造方法は例えば我々が別途出願した方法で
ある特開昭58年110562号等に詳しく記載されて
いる。また上記式(n)で表わされる4−チアプロスタ
グランジンE1類も、以前我々が出願した方法により容
易に製造され、その製造方法は例えば特開昭57年16
5363号等に詳しく記載されている。このように本発
明の上記式〔1〕で表わされる7−チアプロスタグラン
ジンE、類および上記式〔■〕で表わされる4−テアプ
ロスタグラフ シフ EI G ktそれ自体分類の化
合物ではあるが、これらの化付物が肝障害抑制作用を有
していることは本発明で初めて明らかにされた事実であ
る。
本発明の上記式(1)で表わされる7−チアプロスタグ
ランジンE、類および上記式〔■〕で表わされる4−チ
アプロスタグランジンEtaは篤くべきことに非常に強
い肝障害抑制作用を有している。例えばこれらの化合物
は四塩化炭素により訪起される肝細胞壊死を強力に阻止
し、またD−ガラクトサミンにより誘発される肝障害も
強力に抑制することが本発明で明らかにされた。
ランジンE、類および上記式〔■〕で表わされる4−チ
アプロスタグランジンEtaは篤くべきことに非常に強
い肝障害抑制作用を有している。例えばこれらの化合物
は四塩化炭素により訪起される肝細胞壊死を強力に阻止
し、またD−ガラクトサミンにより誘発される肝障害も
強力に抑制することが本発明で明らかにされた。
本発明の活性化合物は、肝疾患を有するかまたは肝疾患
を有するおそれのある人間または人間以外の動物に対し
、治療または予防のために投与することができる。
を有するおそれのある人間または人間以外の動物に対し
、治療または予防のために投与することができる。
本発明の活性化合物は、中毒性肝障害、脂肪肝、肝炎(
特にアルコール件肝炎、ウィルス注肝炎)、肝硬変、劇
症肝炎、肝性☆睡、肝臓肥大、閉塞注黄痘、寄生虫性肝
疾患、肝m瘍、肝a瘍、肝臓結核等の急性もしくは慢性
の肝疾患の治療もしくは予防のために投与することがで
きる。本発明の活性化合物は肝臓移殖の際の肝細胞保護
のため忙使用することもできる。
特にアルコール件肝炎、ウィルス注肝炎)、肝硬変、劇
症肝炎、肝性☆睡、肝臓肥大、閉塞注黄痘、寄生虫性肝
疾患、肝m瘍、肝a瘍、肝臓結核等の急性もしくは慢性
の肝疾患の治療もしくは予防のために投与することがで
きる。本発明の活性化合物は肝臓移殖の際の肝細胞保護
のため忙使用することもできる。
7−チアプロスタグランジンE、類、4−チアプロスタ
グランジンE、類は、上記目的のために、経口的にある
いは万腸内、皮下、筋肉内、静脈内、経皮等の非経口的
に投与されうるが、好適には経口投与または静脈内投与
によるのがよい。
グランジンE、類は、上記目的のために、経口的にある
いは万腸内、皮下、筋肉内、静脈内、経皮等の非経口的
に投与されうるが、好適には経口投与または静脈内投与
によるのがよい。
H口投与のためには、固形製剤あるいは液体製剤とする
ことができる。固形製剤としては、例えば錠剤、丸剤、
散剤あるいは顆粒剤がある。
ことができる。固形製剤としては、例えば錠剤、丸剤、
散剤あるいは顆粒剤がある。
このような固形製剤においては1つまたはそれ以上の活
性物質が少なくとも1つの薬学的に許容しうる加俸、例
えばよく用いられる重炭酸ナトリウム、炭醗カルシウム
、バレイショデンプン、シヨ糖、マンニトール、カルボ
キシメチルセルロースなどと1合される。製剤操作は常
法に従って行なわれるが、上記以外の製剤化のための添
加剤1例えばステアリン酸カルシウム。
性物質が少なくとも1つの薬学的に許容しうる加俸、例
えばよく用いられる重炭酸ナトリウム、炭醗カルシウム
、バレイショデンプン、シヨ糖、マンニトール、カルボ
キシメチルセルロースなどと1合される。製剤操作は常
法に従って行なわれるが、上記以外の製剤化のための添
加剤1例えばステアリン酸カルシウム。
ステアリン酸マグネシウム、グリセリンのような潤滑剤
を含有していてもよい。
を含有していてもよい。
経口投与のための液体製剤は、例えば乳濁剤。
溶液剤、懸濁剤、シロップ剤あるいはキシル剤を含む。
これらの製剤は一般的に用いられる薬学的に許容しうる
担体、例えば水あるいは流動パラフィンを含む。
担体、例えば水あるいは流動パラフィンを含む。
フコナツツ油1分画ココナツツ油、大豆油。
トウモロコシ油等の油性基剤な担体として用いることも
できる。
できる。
経口投与のための製剤は、例えば上記の如き固形$11
剤に、例えばセルロースアセテートフタレート、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート、ポリビニル
アルコール7タレート。
剤に、例えばセルロースアセテートフタレート、ヒドロ
キシプロピルメチルセルロースフタレート、ポリビニル
アルコール7タレート。
スチレン無水マレイン酸共重合体あるいはメタクリル酸
、メタクリル酸メチル共重合体の如き腸溶性物質の有機
溶媒あるいは水中溶液を吹き付けて腸溶性被覆をほどこ
して腸溶性製剤として製剤化することもできる。散剤、
顆粒剤などの腸溶性固形製剤はカプセルで包むこともで
きる。
、メタクリル酸メチル共重合体の如き腸溶性物質の有機
溶媒あるいは水中溶液を吹き付けて腸溶性被覆をほどこ
して腸溶性製剤として製剤化することもできる。散剤、
顆粒剤などの腸溶性固形製剤はカプセルで包むこともで
きる。
薬学的に許容しうる担体には、その他通常必要により用
いられる補助剤、芳香剤、安定剤。
いられる補助剤、芳香剤、安定剤。
あるいは防腐剤を含む。
また、この液体製剤はゼラチンのような吸収される物質
でつくられたカプセルに入れて投与してもよい。
でつくられたカプセルに入れて投与してもよい。
直腸内投与のための固形製剤としては、1つまたはそれ
以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法により製造
される生薬が含まれる。
以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法により製造
される生薬が含まれる。
非経口投与の製剤は、無菌の水性あるいは非水溶性液剤
、懸濁剤、または乳濁剤として与えられる。非水性の溶
液または懸濁剤は、例えばプロピルグリコール、ポリエ
チレングリコールまたはオリーブ油のような植物油、オ
レイン酸エチルのような注射しうる有機エステルを薬学
的に許容しうる担体とする。このような製剤はまた防腐
剤、湿潤剤、乳化剤2分散剤、安定剤のような補助剤を
含むことができる。これらの溶液剤、懸濁剤および乳濁
剤は、例えばバクテリア保留フィルターをとおす濾過、
殺菌剤の配合あるいは照射等の処理を適宜性なうことに
ょつて無菌化できる。また無菌の固形製剤を製造し、使
用直前に無菌水または無菌の注射用溶媒に溶解して使用
することができる。
、懸濁剤、または乳濁剤として与えられる。非水性の溶
液または懸濁剤は、例えばプロピルグリコール、ポリエ
チレングリコールまたはオリーブ油のような植物油、オ
レイン酸エチルのような注射しうる有機エステルを薬学
的に許容しうる担体とする。このような製剤はまた防腐
剤、湿潤剤、乳化剤2分散剤、安定剤のような補助剤を
含むことができる。これらの溶液剤、懸濁剤および乳濁
剤は、例えばバクテリア保留フィルターをとおす濾過、
殺菌剤の配合あるいは照射等の処理を適宜性なうことに
ょつて無菌化できる。また無菌の固形製剤を製造し、使
用直前に無菌水または無菌の注射用溶媒に溶解して使用
することができる。
また本発明化合物は、α、β又はr−サイクロデキスト
リンあるいはメチル化サイクロデキストリン等と包接化
合物を形成せしめて用いることもできる。
リンあるいはメチル化サイクロデキストリン等と包接化
合物を形成せしめて用いることもできる。
経皮投与の剤型としては、例えば軟膏剤などが挙げられ
る。これらは通常の方法によって成形される。
る。これらは通常の方法によって成形される。
本発明の7−チアプロスタグランジンE+類および4−
チアプロスタグランジンE、類を肝疾患治療剤として用
いる場合、患者の症状の程度。
チアプロスタグランジンE、類を肝疾患治療剤として用
いる場合、患者の症状の程度。
年令、性別2体重、投与経路等により異なるが、通常成
人1日あたり1tIg〜100■程度投与することがで
きる。かかる投与量は日に1回ないし数回、例えば2〜
6回に分けて投与することもできる。
人1日あたり1tIg〜100■程度投与することがで
きる。かかる投与量は日に1回ないし数回、例えば2〜
6回に分けて投与することもできる。
以下本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1
肝細胞は、中村ら「蛋白質、核醒、#累」24巻、55
−76員(1981)の方法に従い調製した。すなわち
フエノバルビタール処理(80■/kg/日、3日間、
腹腔内投与)したラットの肝臓を0.05%フラーゲナ
ーゼで層流後、遠心分離し【肝細胞を集めた。得られた
肝細胞をlO%脂児牛血清、デキサメサゾン(10−’
M) 。
−76員(1981)の方法に従い調製した。すなわち
フエノバルビタール処理(80■/kg/日、3日間、
腹腔内投与)したラットの肝臓を0.05%フラーゲナ
ーゼで層流後、遠心分離し【肝細胞を集めた。得られた
肝細胞をlO%脂児牛血清、デキサメサゾン(10−’
M) 。
イノシュリン(0,02unit/d)および抗生物質
を含むウィリアムE培養液に分散させ、5X10’細胞
/−の細胞浮遊液311tを25mmのファルコン皿に
入れて、37℃、5%Cot−95%空気下で3時間培
養した。この培養3時間目に肝細胞培養皿の生存細胞数
を、トリバンブルー排出試験により求めその平均値を以
後に示す肝細胞生存率の対照とした。接着しない細胞を
除いた後被験栗のエタノール溶液を含む培養液と置き換
えさらに1時間培養した。被験薬の濃度は5X10″5
X10−’ t5X10−” 、5X10−” (−ル
とし、対照は培養液および0.16%エタノールを含む
培養液で置き換えた。次に四塩化炭素を0.25〃j/
−の割合て被験薬を含む各培養皿に添加し、さらに3時
間培養した。また四塩化炭素のみを添加した肝細胞培養
皿も加えた。培養3時間Uにトリバンブルー排出試験疋
よって生存肝実質細胞数を測定し、先に示した3時間の
前培養の後得た生存肝実質細胞数に対する割合(パーセ
ント)で肝実質細胞の生存率を示した。
を含むウィリアムE培養液に分散させ、5X10’細胞
/−の細胞浮遊液311tを25mmのファルコン皿に
入れて、37℃、5%Cot−95%空気下で3時間培
養した。この培養3時間目に肝細胞培養皿の生存細胞数
を、トリバンブルー排出試験により求めその平均値を以
後に示す肝細胞生存率の対照とした。接着しない細胞を
除いた後被験栗のエタノール溶液を含む培養液と置き換
えさらに1時間培養した。被験薬の濃度は5X10″5
X10−’ t5X10−” 、5X10−” (−ル
とし、対照は培養液および0.16%エタノールを含む
培養液で置き換えた。次に四塩化炭素を0.25〃j/
−の割合て被験薬を含む各培養皿に添加し、さらに3時
間培養した。また四塩化炭素のみを添加した肝細胞培養
皿も加えた。培養3時間Uにトリバンブルー排出試験疋
よって生存肝実質細胞数を測定し、先に示した3時間の
前培養の後得た生存肝実質細胞数に対する割合(パーセ
ント)で肝実質細胞の生存率を示した。
第1表は、肝細胞の4〜20個の培養皿の平均細胞生存
率および標準偏差、ならびに四塩化炭素群に対してt−
検定を実施した結果を示す。
率および標準偏差、ならびに四塩化炭素群に対してt−
検定を実施した結果を示す。
なお被験薬としては(17R) −17,20−ジメチ
ル−7−テアプロスタグラ/シフE、メチルエステル を使用した。
ル−7−テアプロスタグラ/シフE、メチルエステル を使用した。
第1表
1)、2):四塩化炭素群に対してそれぞれ5%1)。
0.1%2)の危険率で有意差有り。
第1表から明らかなように、肝細胞壊死に対し、7−チ
アプロスタグラ/ジンE、類(化合物1)はそれを阻止
する効果を有する。
アプロスタグラ/ジンE、類(化合物1)はそれを阻止
する効果を有する。
実施例2
SD系雌雄ラット6週令1体重170〜200g)に下
記要領で四塩化炭素と被験系な投与したのち、採血し肝
障害の指標となるグルタミン酸ピルビン酸トランスアミ
ナーゼ(GPT)活性を紫外部吸光度測定法(Rate
−至適標準法)Kよって測定することにより効果を判定
した。
記要領で四塩化炭素と被験系な投与したのち、採血し肝
障害の指標となるグルタミン酸ピルビン酸トランスアミ
ナーゼ(GPT)活性を紫外部吸光度測定法(Rate
−至適標準法)Kよって測定することにより効果を判定
した。
ラットは各群8〜36匹使用した。被験系は0.5%T
ween 80−2.5%エタノール水溶液にグルタチ
オノ(GSH)は蒸留水に溶解させ、被験系は0.03
5およびQ、1 q/kg体重の割合で経口投与した。
ween 80−2.5%エタノール水溶液にグルタチ
オノ(GSH)は蒸留水に溶解させ、被験系は0.03
5およびQ、1 q/kg体重の割合で経口投与した。
GSHは10omg/kg体重の割合で腹腔内投与した
。被験系は四塩化炭素投与前30分、四塩化炭素投耳後
1,2.8および18時間後の計5回投与した。四塩化
炭素は5“0%オリーブ油溶液として0.84m/10
0 g体重(四塩化炭素として6670■/kg体重)
の割合で皮下投与した四塩化炭素投与前約18時間の絶
食を行なった。
。被験系は四塩化炭素投与前30分、四塩化炭素投耳後
1,2.8および18時間後の計5回投与した。四塩化
炭素は5“0%オリーブ油溶液として0.84m/10
0 g体重(四塩化炭素として6670■/kg体重)
の割合で皮下投与した四塩化炭素投与前約18時間の絶
食を行なった。
ラットは四塩化炭素投与後24時間にエーテル麻酔下に
腹部大動脈より採血した血液は室温に1時間放置後30
00 rpmで15分間遠心分離して上清を血清サンプ
ルとしGPTを測定した。
腹部大動脈より採血した血液は室温に1時間放置後30
00 rpmで15分間遠心分離して上清を血清サンプ
ルとしGPTを測定した。
結果を第2表に示した。
なお、被験系としては(17Rン−17,20−ジメチ
ル−4−チアプロスタグランジ/EIメチルエステル を使用した。
ル−4−チアプロスタグランジ/EIメチルエステル を使用した。
第2表
1%2)の危険率で有意差有り。
第2表から明らかなようVc4−チアプロスタグランジ
ンE、類(化合物11)は、四塩化炭素によるGPT活
性の上昇を抑制することから、四塩化炭素により誘発さ
れる肝障害を抑制することがわかる。
ンE、類(化合物11)は、四塩化炭素によるGPT活
性の上昇を抑制することから、四塩化炭素により誘発さ
れる肝障害を抑制することがわかる。
実施例3
SD系雌雄ラット6週令1体′JJL170〜200g
)・(下記要領で四塩化炭素と被験系を投与したのち
採血し、肝障害の指標となるグルタミン酸ピルビン酸ト
ランスアミナーゼ(GPT)活性を紫外部吸光度測定法
(Rate−至適標準法)によって測足すること罠より
効果を判定した。
)・(下記要領で四塩化炭素と被験系を投与したのち
採血し、肝障害の指標となるグルタミン酸ピルビン酸ト
ランスアミナーゼ(GPT)活性を紫外部吸光度測定法
(Rate−至適標準法)によって測足すること罠より
効果を判定した。
ラットは各群14〜17匹使用した。被験系は0.5%
Tween 80−2.5%エタノール水溶液にグルタ
チオン(GSH)は蒸留水I/c溶解させた。功験薬は
0.1■/kg体重の割ひで経口投与し、グルタチオン
は100■/にg体重の割合で腹腔内投与した。被験系
はD−ガラクトサミン投与剤30分、D−ガラクトサミ
ン投与後1,2.8および18時間後の計5回投与した
。D−ガラクトサミン塩酸塩は、125暉/−となるよ
うに滅菌食塩水に溶解させ、 5N NaOHでP11
7付近K11l製し、400■/kg体1となるように
ラット腹腔内に投与した。D−ガラクトサミン投与前約
18時間の絶食を行なった。
Tween 80−2.5%エタノール水溶液にグルタ
チオン(GSH)は蒸留水I/c溶解させた。功験薬は
0.1■/kg体重の割ひで経口投与し、グルタチオン
は100■/にg体重の割合で腹腔内投与した。被験系
はD−ガラクトサミン投与剤30分、D−ガラクトサミ
ン投与後1,2.8および18時間後の計5回投与した
。D−ガラクトサミン塩酸塩は、125暉/−となるよ
うに滅菌食塩水に溶解させ、 5N NaOHでP11
7付近K11l製し、400■/kg体1となるように
ラット腹腔内に投与した。D−ガラクトサミン投与前約
18時間の絶食を行なった。
ラットはD−カラクトサミン投与俊24時間にエーテル
麻酔下に腹部大動脈より採血した。
麻酔下に腹部大動脈より採血した。
血液は室温に1時間放置後3000 rpmで15分間
遠心分離して上溝を血清サンプルとしGPTを少11定
した。
遠心分離して上溝を血清サンプルとしGPTを少11定
した。
結果を第3表に示した。
なお、被験系としては16.17.18,19.20−
ペンタノル−15−シクロへキシル−4−ナアブロスタ
グランジンE、メチルエステル Ooi を使用した。
ペンタノル−15−シクロへキシル−4−ナアブロスタ
グランジンE、メチルエステル Ooi を使用した。
第3表
1):D−ガラクトサミン群に対して10%の危険率で
有意差有り。
有意差有り。
第3表から明らかなように、4−チアプロスタグランジ
ンE、類(化合物111)はD−ガラクトサミンによる
GPTの上昇を抑制することから、D−ガラクトサミン
により誘発される肝障害を抑制することがわかる。
ンE、類(化合物111)はD−ガラクトサミンによる
GPTの上昇を抑制することから、D−ガラクトサミン
により誘発される肝障害を抑制することがわかる。
実施例4
1錠が次の組成よりなる錠剤を製造した。
活 性 成 分 1100t1あるいは500u
g乳 糖 2
80 ■ジャガイモデンプン
80[11gポリビニルピロリドン
11 ■ステアリン酸
マグネシウム 5!O
g活性成分、乳糖およびジャガイモデンプンを混合し、
これをボリヒニルしロリドンの20%エタノール溶液で
均等に湿潤させ、20□nメ・ノシュのフルイを通し、
45℃にて乾燥させ、かつ再ヒ15IIIfflのメツ
シュのフルイを通した。こうして得た顆粒をステアリン
酸マグネシウムと混和し、錠剤に圧縮した。
g乳 糖 2
80 ■ジャガイモデンプン
80[11gポリビニルピロリドン
11 ■ステアリン酸
マグネシウム 5!O
g活性成分、乳糖およびジャガイモデンプンを混合し、
これをボリヒニルしロリドンの20%エタノール溶液で
均等に湿潤させ、20□nメ・ノシュのフルイを通し、
45℃にて乾燥させ、かつ再ヒ15IIIfflのメツ
シュのフルイを通した。こうして得た顆粒をステアリン
酸マグネシウムと混和し、錠剤に圧縮した。
活性成分として、代表的に、実施例1の(化合物1)、
実施例2の(化合物11)または実施例3の(化合物1
11)を用いた。
実施例2の(化合物11)または実施例3の(化合物1
11)を用いた。
実施例5
1力1モルが次の組成を含有する硬質セラチンカプセル
を製造した。
を製造した。
活性成分 1100aあるいは500 zz
g做晶セルロース 195[0g無定
形珪酸 5■細かく粉末イヒ
した形の活性成分、微晶セルロース及び禾プレスの無足
形珪酸を十分に混合し、硬質セラチンカプセルに詰めた
。
g做晶セルロース 195[0g無定
形珪酸 5■細かく粉末イヒ
した形の活性成分、微晶セルロース及び禾プレスの無足
形珪酸を十分に混合し、硬質セラチンカプセルに詰めた
。
活性成分として、代表的に実施例1の(化合物1)、実
施例2の(化合物11)筐たは実施例3の(化合物11
1)を用いた。
施例2の(化合物11)筐たは実施例3の(化合物11
1)を用いた。
実施例6
実施例1の(化合物1)、実施例2の(化合物11)ま
たは実施例3の(化合物:I)を、分画フッナツツ油に
溶解した。また下記処方による剤皮成分を加温溶解し、
lカフ゛セル中に(化合物1)、(化合物11)または
(化合物111)が200 a(z含有するように軟カ
プセル製造機を用いて、常法KLり軟カプセル剤を製造
した。
たは実施例3の(化合物:I)を、分画フッナツツ油に
溶解した。また下記処方による剤皮成分を加温溶解し、
lカフ゛セル中に(化合物1)、(化合物11)または
(化合物111)が200 a(z含有するように軟カ
プセル製造機を用いて、常法KLり軟カプセル剤を製造
した。
剤皮処方
ゼラチン 10fi澁部
グリセリン 5 〃
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、C_1〜C_1_0アルキ
ル基または1当量のカチオンを表わし、R^2は水素原
子またはメチル基を表わし、R^3は直鎖または分岐鎖
C_1〜C_1_0アルキル基またはC_3〜C_8シ
クロアルキル基を表わし、nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物その立体異性体あるいはそれらの任
意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジンE
_1類または下記式〔II〕▲数式、化学式、表等があり
ます▼・・・(II) 〔式中、R^1^1を水素原子、C_1〜C_1_0ア
ルキル基または1当量のカチオンを表わし、R^3^1
は直鎖または分岐鎖C_1〜C_1_0アルキル基また
はC_3〜C_8シクロアルキル基を表わす。〕で表わ
される化合物その立体異性体あるいはそれらの任意の割
合の混合物である4−チアプロスタグランジンE_1類
を活性成分として含有する肝疾患治療剤。 2、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔 I 〕 〔式中、R^1は水素原子、C_1〜C_1_0アルキ
ル基または1当量のカチオンを表わし、R^2は水素原
子またはメチル基を表わし、R^3は直鎖または分岐鎖
C_1〜C_1_0アルキル基またはC_3〜C_8シ
クロアルキル基を表わし、nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物その立体異性体あるいはそれらの任
意の割合の混合物である7−チアプロスタグランジンE
_1類を活性成分として含有する特許請求の範囲第1項
記載の肝疾患治療剤。 3、上記式〔 I 〕において、R^1がメチル基である
7−チアプロスタグランジンE_1類を活性成分として
含有する特許請求の範囲第2項記載の肝疾患治療剤。 4、上記式〔 I 〕においてR^1が水素原子である7
−チアプロスタグランジンE_1類を活性成分として含
有する特許請求の範囲第2項記載の肝疾患治療剤。 5、上記式〔 I 〕においてR^2が水素原子である7
−チアプロスタグランジンE_1類を活性成分として含
有する特許請求の範囲第2項〜第4項のいずれか1項記
載の肝疾患治療剤。 6、上記式〔 I 〕においてR^3が2−メチルヘキシ
ル基である7−チアプロスタグランジンE_1類を活性
成分として含有する特許請求の範囲第2項〜第5項のい
ずれか1項記載の肝疾患治療剤。 7、上記式〔 I 〕においてnが0である7−チアプロ
スタグランジンE_1類を活性成分として含有する特許
請求の範囲第2項〜第6項のいずれか1項記載の肝疾患
治療剤。 8、(17R)−17,20−ジメチル−7−チアプロ
スタグランジンE_1メチルエステルを活性成分として
含有する特許請求の範囲第2項記載の肝疾患治療剤。 9、下記式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔II〕 〔式中、R^1^1は水素原子、C_1〜C_1_0ア
ルキル基または1当量のカチオンを表わし、R^3^1
は直鎖または分岐鎖C_1〜C_1_0アルキル基また
はC_3〜C_8シクロアルキル基を表わす。〕で表わ
される化合物その立体異性体あるいはそれらの任意の割
合の混合物である4−チアプロスタグランジンE_1類
を活性成分として含有する特許請求の範囲第1項記載の
肝疾患治療剤。 10、上記式〔II〕において、R^1^1がメチル基で
ある4−チアプロスタグランジンE_1類を活性成分と
して含有する特許請求の範囲第9項記載の肝疾患治療剤
。 11、上記式〔II〕において、R^1^1が水素原子で
ある4−チアプロスタグランジンE_1類を活性成分と
して含有する特許請求の範囲第9項記載の肝疾患治療剤
。 12、上記式〔II〕において、R^3^1がシクロヘキ
シル基である4−チアプロスタグランジンE_1類を活
性成分として含有する特許請求の範囲第9項〜第11項
のいずれか1項記載の肝疾患治療剤。 13、上記式〔II〕において、R^3^1が2−メチル
ヘキシル基である4−チアプロスタグランジンE_1類
を活性成分として含有する特許請求の範囲第9項〜第1
1項のいずれか1項記載の肝疾患治療剤。 14、16,17,18,19,20−ペンタノル−1
5−シクロヘキシル−4−チアプロスタグランジンE_
1メチルエステルを活性成分として含有する特許請求の
第9項記載の肝疾患治療剤。 15、17(R)−17,20−ジメチル−4−チアプ
ロスタグランジンE_1メチルエステルを活性成分とし
て含有する特許請求の範囲第9項記載の肝疾患治療剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26948385A JPS62129218A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | チアプロスタグランジン類を活性成分として含有する肝疾患治療剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26948385A JPS62129218A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | チアプロスタグランジン類を活性成分として含有する肝疾患治療剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62129218A true JPS62129218A (ja) | 1987-06-11 |
Family
ID=17473069
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26948385A Pending JPS62129218A (ja) | 1985-12-02 | 1985-12-02 | チアプロスタグランジン類を活性成分として含有する肝疾患治療剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62129218A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4847369A (en) * | 1986-10-22 | 1989-07-11 | Glaxo Group Limited | Cyclopentyl ethers and their preparation and pharmaceutical formulation |
EP0690049A2 (en) | 1994-06-03 | 1996-01-03 | R-Tech Ueno Ltd. | Agent for treating hepato biliary diseases |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59163365A (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-14 | Ono Pharmaceut Co Ltd | プロスタグランジン類似化合物 |
JPS60185761A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-21 | Teijin Ltd | 7−チアプロスタグランジンe↓1類およびその製造法 |
-
1985
- 1985-12-02 JP JP26948385A patent/JPS62129218A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59163365A (ja) * | 1983-03-08 | 1984-09-14 | Ono Pharmaceut Co Ltd | プロスタグランジン類似化合物 |
JPS60185761A (ja) * | 1984-03-05 | 1985-09-21 | Teijin Ltd | 7−チアプロスタグランジンe↓1類およびその製造法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4847369A (en) * | 1986-10-22 | 1989-07-11 | Glaxo Group Limited | Cyclopentyl ethers and their preparation and pharmaceutical formulation |
EP0690049A2 (en) | 1994-06-03 | 1996-01-03 | R-Tech Ueno Ltd. | Agent for treating hepato biliary diseases |
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