JPH0430952B2 - - Google Patents

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JPH0430952B2
JPH0430952B2 JP15203584A JP15203584A JPH0430952B2 JP H0430952 B2 JPH0430952 B2 JP H0430952B2 JP 15203584 A JP15203584 A JP 15203584A JP 15203584 A JP15203584 A JP 15203584A JP H0430952 B2 JPH0430952 B2 JP H0430952B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は新規7−チアプロスタグランジンE1
類およびその製造法に関する。更に詳細には医薬
品としておよびその中間体として有用な新規7−
チアプロスタグランジンE1類および2−オルガ
ノチオ−2−ヒクロペンテノン類に有機銅化合物
を共役付加させ、次いで必要に応じて脱保護およ
び/または加水分解および/または塩生成反応せ
しめて該7−チアプロスタグランジンE1類を製
造する方法ならびに7−チアプロスタグランジン
E1類を4,5デヒドロ誘導体を水素添加反応せ
しめて該7−チアプロスタグランジンE1類を製
造する方法に関するものである。
従来技術 天然プロスタグクランジン類は生物学的および
薬理学的に高度な活性を持つ局所ホルモンとして
知られており、それ故にそれらの誘導体に関する
研究も数多く行なわれている。天然型プロスタグ
ランジン類の中でもプロスタグランジンE1は強
い血小板凝集抑制作用、血管拡張作用等を有し、
臨床への応用が期待されている。
天然プロスタグランジン類、特にPGE1類の最
大の欠点は、経口投与によつて速やかに代謝され
るため経口投与で用いることができず、通常静注
により用いなければならない点にある。
従来、天然プロスタグランジン類の骨格を形成
する炭素原子の1個又は2個を硫黄原子で置き換
えた人工プロスタグランジン類の研究も種々行な
われている。
例えば、1位の炭素原子を硫黄原子で置換した
骨格を持つ(従つて1位に硫黄原子が存在するの
で1Sを冠して表示される。以下他の位置が硫黄
と置換されたものについても同様に硫黄の置換位
置に相当する番号とSとを冠して表示する)1S
−プロスタグランジンE2又はF2α類(ジヤーナ
ルオブオルガニツクケミストリー(J.Org.
Chem.),40,521(1975)および特開昭53−
34747)、3S−11−デオキシプロスタグランジン
E1(テトラヘドロンレターズ(Tetrahedron
Letters),1975,765およびジヤーナルオブメデ
イシナルケミストリー(J.Med.Chem.),20
1662(1977)),7S−プロスタグランジンF1α類
(ジヤーナルオブアメリカンケミカルソサイエテ
イー(J.Amer.Chem.Soc.),96、6757(1974)),
9S−プロスタグランジンE1類(テトラヘドロン
レターズ(Tetrahedron Letters),1974,4267
および4459;テトラヘドロンレターズ
(Tetrahedron Letters)1676,4793およびヘテ
ロサイクルズ(Heterocycles),6,1097
(1977)),11S−プロスタグランジンE1又はF1α
類(テトラヘドロンレターズ(Tetrahedron
Letters),1975,1165),13S−プロスタグランジ
ンE又はF類(USP,4080,458(1978)),およ
び15S−プロスタグランジンE2類(テトラヘドロ
ンレターズ(Tctrahedron Letters),1977
1629)等が知られている。
発明の目的 本発明者らは先に7−チアプロスタグランジン
E1誘導体類の合成に成功し、別途報告したが、
今回、前記7−チアプロスタグランジンE1誘導
体類の新規な類縁化合物に冠して鋭意研究した結
果、新規な4,5−デヒドロ−7−チアプロスタ
グランジンE1類の合成に成功し、本発明に到達
したものである。
発明の構成および作用効果 本発明では、下記式〔〕 〔式中、R1は水素原子、C1〜C10アルキル基、
置換もしくは非置換のフエニル基、置換もしくは
非置換のC3〜C10シクロアルキル基、置換もしく
は非置換のフエニル(C1〜C2)アルキル基、ま
たは一当量のカチオンを表わし、R2,R3は同一
もしくは異なり、水素原子、トリ(C1〜C7)炭
化水素シリル基、または水酸基の炭素原子ととも
にアセタール結合を形成する基を表わし、R4
水素原子、メチル基、またはビニル基を表わし、
R5は酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしくは
分枝鎖C3〜C8アルキル基;置換されてもよいフ
エニル基、フエノキシ基、もしくはC3〜C10シク
ロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分枝
鎖C1〜C5アルキル基を表わし、Xはエチニレン
基、シス−ビニレン基、またはトランス−ビニレ
ン基を表わし、nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物およびその15(n=0のとき)
または16(n=1のとき)エピマーならびにそれ
らの鏡像体あるいはそれらの任意の割合の混合物
である新規7−チアプロスタグランジンE1類が
提供される。
R1は水素原子、C1〜C10アルキル基、置換もし
くは非置換のフエニル基、置換もしくは非置換の
C3〜C10シクロアルキル基、置換もしくは非置換
のフエニル(C1〜C2)アルキル基、または一当
量のカチオンを表わす。
C1〜C10のアルキル基としては、例えば、メチ
ル、エチル、n−プロピル、iso−プロピル,n
−ブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシル、n−ヘプチル、n−オク
チル、n−ノニル、n−デシル等の直鎖状または
分岐状のものを挙げることができる。
置換もしくは非置換のフエニル基の置換基とし
ては、例えばハロゲン原子、ヒドロキシ基、C2
〜C7アシロキシ基、ハロゲン原子で置換されて
いてもよいC1〜C4アルキル基、ハロゲン原子で
置換されていてもよいC1〜C4アルコキシ基、ニ
トリル基、カルボキシル基又は(C1〜C6)アル
コキシカルボニル基等が好ましい。ハロゲン原子
としては、弗素、塩素又は臭素等、特に弗素また
は塩素が好ましい。C2〜C7アシロキシ基として
は、例えばアセトキシ、プロピオニルオキシ、n
−ブチリルオキシ、iso−ブチリルオキシ、n−
バレリルオキシ、iso−バレリルオキシ、カプロ
イルオキシ、エナンチルオキシまたはベンゾイル
オキシを挙げることができる。
ハロゲンで置換されていてもよいC1〜C4アル
キル基としては、メチル、エチル、n−プロピ
ル、iso−プロピル、n−ブチル、クロロメチル、
ジクロロメチル、トリフルオロメチル等を好まし
いものとして挙げることができる。ハロゲンで置
換されていてもよいC1〜C4アルコキシ基として
は、例えばメトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、iso−プロポキシ、n−ブトキシ、クロロメ
トキシ、ジクロロメトキシ、トリフルオノメトキ
シ等を好ましいものとして挙げることができる。
(C1〜C6)アルコキシカルボニル基としては、例
えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
ブトキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル
等を挙げることができる。
置換フエニル基は、上記の如き置換基を1〜3
個、好ましくは1個持つことができる。
置換もしくは非置換のC3〜C10シクロアルキル
基としては、上記したと同じ置換基で置換されて
いるかまたは非置換の、飽和または不飽和のC3
〜C10、好ましくはC5〜C6、特に好ましくはC6
基、例えばシクロプロピル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチ
ル、シクロオクチル、シクロデシル等を挙げるこ
とができる。
置換もしくは非置換のフエニル(C1〜C2)ア
ルキル基としては、該フエニル基が上記したと同
じ置換基で置換されているか又は非置換のベンジ
ル、α−フエネチル、β−フエネチルを挙げられ
る。
一当量のカチオンとしては、例えばNH4 +、テ
トラメチルアンモニウム、モノメチルアンモニウ
ム、ジメチルアンモニウム、トリメチルアンモニ
ウム、ベンジルアンモニウム、フエネチルアンモ
ニウム、モルホリニウムカチオン、モノエタノー
ルアンモニウム、ピペリジニウムカチオンなどの
アンモニウムカチオン;Na+,K+などのアルカ
リ金属カチオン;1/2Ca2+,1/2Mg2+,1/
2Zn2+,1/3Al3+などの2価もしくは3価の金
属カチオン等を挙げることができる。
R1としては、水素原子、C1〜C10アルキル基ま
たは1当量のカチオンが好ましい。
R2およびR3は同一もしくは異なり、水素原子、
トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基または水酸基
の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基で
ある。
トリ(C1〜C7)炭化水素シリル基としては、
例えばトリメチルシリル、トリエチルシリル、t
−ブチルジメチルシリル基の如きトリ(C1〜C4
アルキルシリル、t−ブチルジフエニルシリル基
の如きジフエニル(C1〜C4)アルキルシリルま
たはトリベンジルシリル基等を好ましいものとし
て挙げることができる。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成
する基としては、例えばメトキシメチル、1−エ
トキシエチル、2−メトキシ−2−プロピル、2
−エトキシ−2−プロピル、(2−メトキシエト
キシ)メチル、ベンジルオキシメチル、2−テト
ラヒドロピラニル、2−テトラヒドロフラニル又
は6,6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソビ
シクロ〔3.1.0〕ヘキス−4−イル基を挙げるこ
とができる。これらのうち、2−テトラヒドロピ
ラニル、2−テトラヒドロフラニル、2−エトキ
シエチル、2−トメキシ−2−プロピル、(2−
メトキシエトキシ)メチル又は6,6−ジメチル
−3−オキサ−2−オキソビシクロ〔3.1.0〕ヘ
キス−4−イル基が特に好ましい。
R2またはR3としては、これらのうち水素原子、
トリ(C1〜C4)アルキルシリル基、ジフエニル
(C1〜C4)アルキルシリル基、2−テトラヒドロ
ピラニル基、2−テトラヒドロフラニル基、1−
エトキシエチル基、2−エトキシ−2−プロピル
基、(2−メトキシエトキシ)メチル基、又は6,
6−ジメチル−3−オキサ−2−オキソビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−4−イル基が好ましい。
上記式〔〕においてR4は水素原子、メチル
基またはビニル基を表わす。
上記式〔〕においてR3は酸素原子を含んで
いてもよい直鎖もしくは分枝鎖C3〜C8アルキル
基;置換されていてもよいフエニル基、フエノキ
シ基、もしくはC3〜C10シクロアルキル基;また
はC1〜C6アルコキシ基、置換されていてもよい
フエニル基、フエノキシ基、もしくはC3〜C10
クロアルキル基で置換されている直鎖もしくは分
枝鎖C1〜C5アルキル基を表わす。
酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分枝
鎖C3〜C8アルキル基としては2−トメキシエチ
ル、2−エトキシエチル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、1−メ
チル−1−ブチル、2−メチル−1−ブチル、2
−メチルヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル,
2−ヘキシル、1,1−ジメチルペンチル基、好
ましくは2−トメキシエチル、ブチル、ペンチ
ル、ヘキシル、(R)−もしくは(S)−2−メチ
ルヘキシル、2−ヘキシル、1−メチル−1−ブ
チル基、特に好ましくはブチル、ペンチル、ヘキ
シル、2−ヘキシル、2−メチルヘキシル基をあ
げることができる。
置換されていてもよいフエチル基、フエノキシ
基の置換基としてはR1の置換フエニル基の置換
基としてあげた置換基によつて置換されていても
よい。また置換されていてもよいC3〜C7シクロ
アルキル基としては上記したと同じ置換基で置換
されているかまたは非置換の飽和または不飽和の
C3〜C10、好ましくはC4〜C7、特に好ましくは
C5,C6のシクロアルキル基、例えばシクロプロ
ピル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロ
ヘキセニル、シクロヘプチル、シクロオクチル、
シクロデシル基等を挙げることができる。
C1〜C6アルコキシ基、置換されていてもよい
フエニル基、フエノキシ基、C3〜C10シクロアル
キル基で置換されている直鎖もしくは分枝鎖C1
〜C5アルキル基のうちでC1〜C6アルコキシ基と
しては、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキ
シ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブトキシ、
ヘキシル、オキシ基などがあげられ、置換されて
いてもよいフエニル基、フエノキシ基としては前
記のものをそのまま好適にあげることができる。
C3〜C10シクロアルキル基としても前記のものを
そのまま好適にあげることができ、直鎖もしくは
分枝鎖C1〜C5アルキル基としてはメチル、エチ
ル、プロピル、iso−プロピル、ブチル、iso−ブ
チル、sec−ブチル、t−ブチル、ペンチル基な
どをあげることができ、置換基はその任意の位置
に結合していてもよい。
また上記式〔〕で表わされる化合物において
シクロペンタノン環上に結合している置換基の立
体配置は天然のプロスタグランジンE1と同一な
立体配置を有しているために特に有用な立体異性
体であるが、本発明ではその鏡像体である下記式
〔〕ent 式中、R1,R2,R3,R4,R5,X、およびnは
前記定義に同じである。
で表わされる立体異性体あるいはそれらの任意の
割合の混合物をも含むものである。またOR3
R4およびR5が置換している炭素は不斉炭素であ
るために2種類の光学異性体が存在するがいずれ
の光学異性体でもあるいはそれ なお上記式〔〕(〔−a〕,〔−b〕、およ
び〔V〕を含む)で代表される化合物とは上記式
〔〕(〔−a〕,〔−b〕、および〔V〕を含
む)で表わされる化合物およびその15(n=0の
とき)または16(n=1のとき)エピマーならび
にそれらの鏡像体あるいはそれらの任意の割合の
混合物のことを意味する。
上記式〔〕においてXはエチニレン基、シス
−ビニレン基、またはトランス−ビニレン基を表
わし、それぞれに応じて上記式〔〕は (a) Xがエチニレン基のときは下記式〔−a〕 〔式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびnは前
記定義に同じである。〕 (b) Xがシス−ビニレン基のときは下記式〔−
b〕 式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびnは前記
定義に同じである。
(c) Xがトランス−ビニレン基のときは下記式
〔−c〕 式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびnは前記
定義に同じである。
で表わされる。
上記式〔〕(〔−a〕,〔−b〕,〔−c〕

および〔V〕を含む)においてnは0または1を
表わし、nが0のとき下記式〔〕′ 式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびXは前記
定義に同じである。
nが1のとき、下記式〔〕″ 式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびXは前記
定義に同じである。
で表わされる。
本発明により提供される上記式〔〕で表わさ
れる新規7−チアプロスタグランジンE1類の好
ましい具体例としては下記に示した化合物をあげ
ることができる。
(1) 4,4,5,5−デヒドロ−7−チアプロス
タグランジンE1 (2) 4,4,5,5−デヒドロ−20−メチル−7
−チアプロスタグランジンE1 (3) 4,4,5,5−デヒドロ−20−エチル−7
−チアプロスタグランジンE1 (4) 4,4,5,5−デヒドロ−16−メチル−7
−チアプロスタグランジンE1 (5) 4,4,5,5−デヒドロ−16,20−ジメチ
ル−7−チアプロスタグランジンE1 (6) 4,4,5,5−デヒドロ−17−メチル−7
−チアプロスタグランジンE1 (7) 4,4,5,5−デヒドロ−17,20−ジメチ
ル−7−チアプロスタグランジンE1 (8) 4,4,5,5−デヒドロ−17(S),20−ジ
メチル−7−チアプロスタグランジンE1 (9) 4,4,5,5−デヒドロ−17(R),20−ジ
メチル−7−チアプロスタグランジンE1 (10) 4,4,5,5−デヒドロ−20−エチル−16
−メチル−7−チアプロスタグランジンE1 (11) 4,4,5,5−デヒドロ−20−エチル−
17−メチル−7−チアプロスタグランジンE1 (12) 4,4,5,5−デヒドハ−16,17,18,
19,20−ペンタノル−15−シクロヘキシル−7
−チアプロスタグランジンE1 (13) 4,4,5,5−デヒドロ−16,17,18,
19,20−ペンタノル−15−シクロペンチル−7
−チアプロスタグランジンE1 (14) 4,4,5,5−デヒドロ−18−オキサ−
7−チアプロスタグランジンE1 (15) 4,4,5,5−デヒドロ−17,18,19,
20−トテラノル−16−シクロヘキシル−7−チ
アプロスタグランジンE1 (16) 4,4,5,5−デヒドロ−15−デオキシ
−16−ヒドロキシ−7−チアプロスタグランジ
ンE1 (17) 4,4,5,5−デヒドロ−15−デオキシ
−16−ヒドロキシ−18−オキサ−7−チアプロ
スタグランジンE1 (18) 4,4,5,5−デヒドロ−18,19,20−
トリノル−15−デオキシ−16−ヒドロキシ−17
−フエノキシ−7−チアプロスタグランジン
E1 (19) 4,4,5,5−デヒドロ−15−デオキシ
−16−ヒドロキシ−20−メチル−7−チアプロ
スタグランジンE1 (20) 4,4,5,5−デヒドロ−15−デオキシ
−16−ヒドロキシ−17,20−ジメチル−7−チ
アプロスタグランジンE1 (21) 4,4,5,5−デヒドロ−17,18,19,
20−テトラノル−15−デオキシ−16−ヒドロキ
シ−16−シクロペンチル−7−チアプロスタグ
ランジンE1 (22) 4,4,5,5−デヒドロ−17,18,19,
20−テトラノル−15−デオキシ−16−ヒドロキ
シ−16−シクロヘキシル−7−チアプロスタグ
ランジンE1 (23) (1)〜15)の化合物の15−メチル誘導体 (24) (1)〜(15)の化合物の15−ビニル誘導体 (25) (16)〜(22)の化合物の16−メチル誘導
体 (26) (16)〜(22)の化合物の16−ビニル誘導
体 (27) (1)〜(26)の化合物の(4E)−4,5−ジ
ヒドロ誘導体 (28) (1)〜(26)の化合物の(4Z)−4,5−ジ
ヒドロ誘導体 (29) (1)〜(26)の化合物の(4Z)−4,5−ジ
ジユウテリオ(重水素化)誘導体 (30) (1)〜(26)の化合物の(4Z)−4,5−ジ
トリチオ誘導体 (31) (1)〜(30)の化合物のメチルエステル (32) (1)〜(30)の化合物のエチルエステル (33) (1)〜(30)の化合物のナトリウム塩 (34) (1)〜(33)の化合物の水酸基(11位と15位
あるいは11位と16位)がt−ブチルジメチルシ
リル基および/または2−テトラヒドロピラニ
ル基で保護された誘導体 (35) (1)〜(34)の化合物の鏡像体 などを挙げることができるが、これらに限定され
るものではない。また(1)〜(35)の化合物の15位
または16位の光学異性体およびこれらすべての鏡
像体もあわせて挙げられる。
上記式〔〕で表わされる本発明の新規7−チ
アプロスタグランジンE1類は下記式〔〕 〔式中、R11はC1〜C10アルキル基、置換もし
くは非置換のフエニル基、置換もしくは非置換の
C3〜C10シクロアルキル基、置換もしくは非置換
のフエニル(C1〜C2)アルキル基を表わし、R21
はトリ(C1〜C7)炭化水素シリル基、または水
酸基の酸素原子とともにアセタール結合を形成す
る基を表わし、Xは前記定義に同じである。〕 で表わされる2−オルガノチオ−2−シクロペン
テノン類またはその鏡像体あるいはそれらの任意
の割合の混合物を下記式〔〕 〔式中、R31はトリ(C1〜C7)炭化水素シリル
基または水酸基の酸素原子とともにアセタール結
合を形成する基を表わし、R4,R5、およびnは
前記定義に同じである。〕 で表わされる有機リチウム化合物を下記式〔〕 CuQ ……〔〕 〔式中、Qはハロゲン原子、シアノ基、フエニ
ルチオ基、または1−ペンチニル基を表わす。〕 で表わされる銅化合物とから得られる有機銅化合
物と共役付加反応せしめ、必要に応じて脱保護お
よび/または加水分解および/または塩生成反応
に付すことにより製造することができる。
本発明の7−チアプロスタグランジンE1類の
合成経路を、その原料化合物である2−オルガノ
チオ−2−シクロペンテノン類の合成経路も含め
て図示すると次のようになる。
R11,R21,R31,R4,R5,X,n、およびQは
前記定義に同じである。
本発明方法の特徴の1つは、出発原料としてdl
体を用いると、途中の中間体は上記に図示した化
合物とその鏡像体との混合物として立体特異的に
合成経路を進んで行き、前記式()あるいは前
記式()のいずれか一方が光学活性ならば適当
な段階において分離することにより各々の立体異
性体を純品として単離することができることにあ
る。
式〔〕の有機リチウム化合物におけるR31
は、R21と同様に、R3の定義から水素原子を除い
たものである。式〔〕の銅化合物におけるQ
は、塩素、フツ素、臭素などのハロゲン原子;シ
アノ基、フエニルチオ基または1−ペンチニル基
を表わす。
式〔〕の有機リチウム化合物と式〔〕の銅
化合物とから有機銅化合物を得るには、例えば文
献G.H.Posner,Organic Reaction,vol.19,1
(1972),Tetrahedron Lett.21,1247(1980)な
どが参考とされる。
本発明方法では有機銅化合物とともに、三価の
有機リン化合物、例えば、トリアルキルホスフイ
ン(例えば、トリエチルホスフイン、トリブチル
ホスフインなど)、トリアルキルホスフアイト
(例えば、トリメチルホスフアイト、トリエチル
ホスフアイト、トリイソプロピルホスフアイト、
トリ−n−ブチルホスフアイトなど)、ヘキサメ
チルホスホラストリアミド、あるいはトリフエニ
ルホスフインなどを用いると本共役付加反応が円
滑に進行するが、特にトリブチルホスフイン、ヘ
キサメチルホスホラストリアミドが好適に用いら
れる。
本発明方法は前記式〔〕で代表される2−オ
ルガノチオ−2−シクロペンテノン類を、前記式
〔〕で代表される有機銅化合物と、三価の有機
リン化合物および非プロトン性不活性有機媒体の
存在下に反応せしめることにより行なわれる。
2−オルガノチオ−2−シクロペンテノン類と
該有機銅化合物とは、化学量論的には等モル反応
を行なうが、通常、2−オルガノチオ−2−シク
ロペンテノ類1モルに対し、0.5〜5.0倍、好まし
くは0.8〜2.0倍、特に好ましくは1.0〜1.5モル倍
の有機銅化合物を用いて行なわれる。
反応温度は−100℃〜50℃、特に好ましくは−
78℃〜0℃程度の温度範囲が採用される。反応時
間は反応温度により異なるが、通常−78℃〜−20
℃にて約1時間反応せしめれば充分である。
反応は有機媒体の存在下に行なわれる。反応温
度下において液状であつて、反応試剤とは反応し
ない不活性の非プロトン性の有機媒体が用いられ
る。
かかる非プロトン性不活性有機媒体としては、
例えば、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、シクロ
ヘキサンの如き飽和炭化水素類、ベンゼン、トル
エン、キシレンの如き芳香族炭化水素類、ジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、
ジメトキシエタン、ジエチレングリコールジメチ
ルエーテルの如きエーテル系溶媒、その他ヘキサ
メチルホスホリツクトリアミド(HMP)、N,
N−ジメチルホルムアミド(DMF)、N,N−ジ
メチルアセトアミド(DMAC)、ジメチルスルホ
キシド、スルホラン、N−メチルピロリドンの如
きいわゆる非プロトン性極性溶媒等があげられ、
二種以上の溶媒の混合溶媒として用いることも可
能である。また、かかる非プロトン性不活性有機
媒体としては、有機銅化合物を製造するに用いら
れた不活性媒体を、そのまま用いることもでき
る。すなわち、この場合、有機銅化合物を製造し
た反応系内に該2−オルガノチオ−2−シクロペ
ンテノン類を添加せしめて反応を行なえばよい。
有機媒体の使用量は反応を円滑に進行させるに十
分な量があれば良く、通常は原料の1〜100倍容
量、好ましくは2〜20倍容量が用いられる。
三価の有機リン化合物を有機銅化合物の前記し
た調製時に存在せしめておくこともでき、その系
内に2−オルガノチオ−2−ヒクロペンテノンを
加えて反応を実施することもできる。
かくして、前記式〔〕で表わされる化合物の
うち、その水酸基が保護され、かつ、その1位の
カルボン酸のエステル体が得られる。本発明の製
造法は立体特異的に進行する反応を用いているた
めに上記式〔〕で表わされる立体配置を持つ出
発原料からは前記式〔〕で表わされる立体配置
を持つ化合物が得られ、上記式〔〕の鏡像体か
らは前記式〔〕entで表わされる前記式〔〕
の鏡像体が得られることになる。
反応後、得られる生成物は通常の手段により反
応液から分離、精製される。例えば抽出洗浄、ク
ロマトグラフイーあるいはこれらの組み合わせに
より行なわれる。
さらにここで得られた水酸基が保護され、かつ
その1位のカルホン酸がエステル体である化合物
は、次いで必要に応じて脱保護、加水分解、ある
いは塩生成反応に付すことができる。
水酸基の保護基(R21および/またはR31)の
除去は、保護基が水酸基の酸素原子と共にアセタ
ール結合を形成する基の場合には、例えば酢酸、
p−トルエンスルホン酸のピリジニウム塩又は陽
イオン交換樹脂等を触媒とし、例えば水、テトラ
ヒドロフラン、エチルエーテル、ジオキサン、ア
セトン、アセトニトリル等を反応溶媒とすること
により好適に実施される。反応は通常−78℃〜+
50℃の温度範囲で10分〜30日間程度行なわれる。
また、保護基がトリ(C1〜C7)炭化水素シリル
基の場合には、例えば酢酸、テトラブチルアンモ
ニウムフルオライド、セシウムフルオランド、フ
ツ化水素酸、フツ化水素−ピリジン等を触媒と
し、上記した反応溶媒中で同様の温度で同程度の
時間実施される。
カルボキシル基の保護基(R11)の除去すなわ
ち加水分解反応は、例えばリパーゼ、エステラー
ゼ等の酵素を用い、水又は水を含む溶媒中で−10
℃〜+60℃の温度範囲で10分〜24時間程度行なわ
れる。
本発明によれば、上記の如き加水分解反応によ
り生成せしめたカルボキシル基を有する化合物
は、次いで必要により、更に塩生成反応に付され
相当するカルボン酸塩を与える。塩生成反応はそ
れ自体公知であり、カルボン酸とほぼ等量の水酸
化カリウム、水酸化ナトリウム、炭酸ナトリウム
などの塩基性化合物あるいはアンモニア、トリメ
チルアミン、モノエタノールアミン、モノホリン
とを通常の方法で中和反応せしめることにより行
なわれる。
以上の方法により製造される前記式〔〕で代
表される新規7−チアプロスタグランジンE1
は、出発原料として用いた前記式〔〕で代表さ
れる2−オルガノチオ−2−シクロペンテノン類
のXの種類によつて下記式〔−a〕(Xがエチ
ニレン基のとき)、下記式〔−b〕(Xがシス−
ビニレン基のとき)、下記式〔−c〕(Xがトラ
ンス−ビニレン基のとき)の三種類の誘導体の形
で得られることになる。すなわち、下記式〔−
a〕 〔式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびnは前
記定義に同じである。〕 で代表される4,4,5,5−デヒドロ−7−チ
アプロスタグランジンE1類、 下記式〔−b〕 〔式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびnは前
記定義に同じである。〕 で代表される(4Z)−4,5−デヒドロ−7−チ
アプロスタグランジンE1類、および下記式〔
−c〕 〔式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびnは前
記定義に同じである。〕 で代表される(4E)−4,5−デヒドロ−7−チ
アプロスタグランジンE1類である。
本発明の方法によつて得られる上記式〔−
b〕で代表される(4Z)−4,5−デヒドロ−7
−チアプロスタグランジンE1類は上記式〔−
a〕で代表される4,4,5,5−デヒドロ−7
−チアプロスタグランジンE1類を水素添加触媒
の存在下に接触還元することによつて得られ、さ
らに上記式〔−b〕で代表される(4Z)−4,
5−デヒドロ−7−チアプロスタグランジンE1
類を水素添加触媒の存在下に接触還元することに
よつて下記式〔〕 〔式中、R1,R2,R3,R4,R5、およびnは前
記定義に同じである。〕 で代表される7−チアプロスタグランジンE1
が製造される。すなわち、このプロセスを図示す
ると次のようになる。
以下、行程1、行程2について遂次説明する。
行程1は上記式〔−a〕で代表される4,
4,5,5−デヒドロ−7−チアプロスタグラン
ジンE1類を上記式〔−b〕で代表される(4Z)
−4,5−デヒドロ−7−チアプロスタグランジ
ンE1類に接触還元する行程である。該接触還元
反応は、水素添加触媒の存在下に実施される。か
かる水素添加触媒としては通常使用されるパラジ
ウム系触媒、白金触媒、あるいはロジウム触媒が
用いられる。パラジウム系触媒としてはパラジウ
ム−活性炭、パラジウム−炭酸カルシウム、パラ
ジウム−硫酸バリウムなどがあげられるが、なか
でも、パラジウム−活性炭が好ましい。また行程
1のみを進行させ、式〔−b〕で代表される
(4Z)−4,5−デヒドロ−7−チアプロスタグ
ランジンE1類を得る時にはリンドラ−触媒また
はキノリンで被毒されたパラジウム−硫酸バリウ
ム触媒が好適に用いられる。
白金触媒としては酸化白金、白金黒などが用い
られるが本発明方法の出発原料には硫黄原子がス
ルフイド結合を形成して含まれているために、こ
の硫黄原子が触媒毒となる傾向が認められるた
め、好ましい水素添加触媒としては選ばれない。
ロジウム触媒としてはクロロトリス(トリフエニ
ルホスフイン)ロジウム()などがあげられ
る。その他の例示としてはルテニウム系触媒など
もあり、これら水素添加触媒に関する詳細は各種
触媒に対する反応条件等も含めて日本化学会編
「新実験化学講座15、酸化と還元」(丸善株式会
社)333頁〜448頁(1977)に記載されている。
反応条件の一例を示すとパラジウム−活性炭を
水素添加触媒として用いた場合、反応溶媒として
は酢酸エチル、エタノール、メタノールが使用さ
れ、通常、常圧下室温にて数時間から数日反応さ
せれば充分である。
工程2は上記式〔−b〕で代表される(4Z)
−4,5−デヒドロ−7−チアプロスタグランジ
ンE1類を上記式〔V〕で代表される7−チアプ
ロスタグランジンE1類に接触還元する工程であ
る。なお、上記式〔−a〕で代表される4,
4,5,5−デヒドロ−7−チアプロスタグラン
ジンE1類を出発原料とし、途中、上記式〔−
b〕で代表される(4Z)−4,5−デヒドロ−7
−チアプロスタグランジンE1類を単離すること
なしに工程1および工程2を実施して上記式
〔V〕で代表される7−チアプロスタグランジン
E1類を得てもよく、リンドラー触媒またはキノ
リンで被毒されたパラジウム−硫酸バリウム触媒
の場合を除き、通常、この方法が採用される。従
つて水素添加触媒、反応溶媒、反応温度、反応時
間ともに工程1での説明がそのまま適用される。
かくして得られた式〔−b〕および式〔V〕
の化合物の単離は通常実施されている方法がその
まま用いられ、ロカ、洗浄、抽出、クロマトグラ
フイーなどの操作により達成される。
本発明本法により得られる式〔−a〕、式
〔−b〕、式〔−c〕、および式〔V〕で代表
される各種の7−チアプロスタグランジンE1
の内、R2およびR3が遊離の水酸基である誘導体
は血小板凝集抑制作用、血管拡張作用、血圧降下
作用特のプロスタングランジン様作用を有し、こ
れらの生理作用に期待される医薬品、例えば、血
栓症治療薬または予防薬、血小板凝集阻止薬、降
圧薬などとして有用である。
また、十二指腸潰瘍、胃潰瘍などの消化器疾
患、肝炎、劇症肝炎、脂肪肝、完成昏睡、肝臓肥
大、肝硬変などの肝臓疾患、膵炎などの膵臓疾
患、糖尿病腎症、急性腎不全、膀胱炎、尿道炎な
どの泌尿器疾患、肺炎、気管炎などの呼吸器疾
患、内分泌疾患、免疫疾患およびアルコール中
毒、四塩化炭素中毒などの中毒症状ならびに血圧
降下などの各種疾患の予防および/または治療に
用いることができる。
さらに本発明の製造方法において接触還元を重
水素中、またはトリチウム中で実施することによ
り重水素またはトリチウムで標識された式〔−
b〕で代表される(4Z)−4,5−デヒドロ−7
−チアプロスタグランジンE1類あるいは式〔V〕
で代表される7−チアプロスタグランジンE1
が得られるという注目すべき特徴を有している。
かかる重水素またはトリチウムで標識された化合
物は対応する医薬品として有用な7−チアプロス
タグランジンE1類の定量あるいは生体内動態の
研究に有用な化合物であり、この点からも本発明
方法の有用性を示しているものといえる。
以下本発明を実施例により更に詳細に説明する
か、本発明はこれらに限定されるものではない。
実施例 1 (E)−(3S)−t−ブチルジメチルシリルオキ
シ−1−ヨード−1−オクテン(4.39g、
11.94mmol)をエーテル(20ml)に溶かし−78℃
に冷却した後、t−ブチルリチウム(1.9M、
12.9ml、23.9mmol)を添加し、−78℃で2時間撹
拌した。フエニルチオ銅(2.06g、11.94mmol)
とヘキサメチルホスホラストリアミド(5.84g、
35.8mmol)のエーテル(20ml)溶液をこの反応
混合物に添加し、−78℃で1時間撹拌した。次い
で(R)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ
−2−(5−メトキシカルボニル−2−ペンチニ
ルチオ)−2−シクロペンテノン(3.95g、
10.7mmol)のテトラヒドロフラン(50ml)溶液
を加え−78℃で15分、−40℃で30分間撹拌した。
反応混合物に2Mアセテート緩衝液を加え、ヘ
キサン(150ml×3)で抽出し、各々の有機層を
食塩水で洗浄した後、無水硫酸マグネシウム上で
乾燥し、別後濃縮して6.8gの粗生成物を得た。
このものをシリカゲルカラムクロマトグフイー
(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)に付して目的
とする11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ル)−4,4,5,5−デヒドロ−7−チアプロ
スタグランジンE1メチルエステル(6.83g、
11.2mmol、94%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3、δ(ppm)); 0.06(12H,s),0.87(21H),1.0〜1.8(8H,
m),2.3〜3.6(10H,m),3.67(3H,s),3.80
〜4.40(2H,m),5.50〜5.75(2H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、cm-1); 1745,1250,1165,1110,1075,965,885,
835,805,775。
質量分析(FD−MS);610(M+)。
実施例 2 実施例1で得られた11.15−ビス(t−ブチル
ジメチルシリル)−4,4,5,5−デヒドロ−
7−チアプロスタグランジンE1メチルエステル
(1.22g、2.0mmol)をアセトニトリル(50ml)
に溶かし、ピリジン(1.0ml)、次いでフツ化水素
−ピリジン(2.0ml)か添加し室温で3時間攪拌
した。反応液に炭酸水素ナトリウム水溶液を加え
て中和し、酢酸エチル(150ml×3)で抽出後、
分離した各有機層を食塩水で洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム上で乾燥後に濃縮して780mgの粗生成
物を得た。このものをシリカゲルカラムクロマト
グラフイー(ヘキサン:酢酸エチル=1:3)に
付して目的とする4,4,5,5−デヒドロ−7
−チアプロスタグランジンE1メチルエステル
(710mg、1.86mmol、93%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.7〜1.0(3H,m),1.0〜1.8(8H,m),2.3〜
3.5(12H,m),3.67(3H,s),3.8〜4.4(2H,
m),5.6〜5.8(2H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、cm-1); 3400,1740,1260,845,730。
質量分析(FD−MS);382(M+)。
実施例 3 実施例1において(E)−(3S)−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−1−ヨード−1−オクテン
の代わりに(E)−(3S,5R)−3−t−ブチルジ
メチルシリルオキシ−5−メチル−1−ヨード−
1−ノネン、フエニルチオ銅の代わりに1−ペン
チニル銅を用いて、実施例1と同様の操作手順に
よつて、11,15−ビス(t−ブチルジメチルシリ
ルオキシ)−4,4,5,5−デヒドロ−17(R),
20−ジメチル−7−チアプロスタグランジンE1
メチルエステルを収率89%で得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3、δ(ppm)); 0.06(12H,s),0.87(24H),1.0〜1.8(9H,
m),2.3〜3.6(10H,m)3.67(3H,s),3.85
〜4.35(2H,m),5.50〜5.75(2H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、cm-1); 1745,1250,1165,1110,1075,965,885,
835,805,775。
質量分析(FD−MS);638(M+),581(M−57),
57。
実施例 4 実施例3で得られた11,15−ビス(t−ブチル
ジメチルシリルオキシ)−4,4,5,5−デヒ
ドロ−17(R),20−ジメチル−7−チアプロスタ
グランジンE1メチルエステルを実施例2と全く
同様の脱保護反応、後処理、精製をして収率79%
で4,4,5,5−デヒドロ−17(R),20−ジメ
チル−7−チアプロスタグランジンE1メチルエ
ステルを得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.7〜1.0(6H,m),1.0〜1.9(9H,m),2.3〜
3.5(12H,m),3.67(3H,s),3.8〜4.4(2H,
m),5.6〜5.8(2H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、cm-1); 3400,1740,1240,1200,1165,1075,1040,
965,735。
質量分析(FD−MS);410(M+)。
実施例 5 実施例1と同様にして(E)−(3S)−t−ブチ
ルジメチルシリルオキシ−3−シクロヘキシル−
1−ヨード−1−プロペンと(R)−4−t−ブ
チルジメチルシリルオキシ−2−((E)−5−メ
トキシカルボニル−2−ペンテニルチオ)−2−
シクロペンテノンから収率87%で(4E)−11,15
−ビス(t−ブチルジメチルシリル)−4,5−
デヒドロ−16,17,18,19,20−ペンタノル−15
−シツロヘキシル−7−チアプロスタグランジン
E1メチルエステルを得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3、δ(ppm)); 0.06(12H,s),0.87(18H,s),0.8〜1.9
(11H,m),1.9〜3.1(10H,m)3.7〜4.3(2H,
m),3.63(3H,s),5.2〜5.8(4H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜、cm-1); 3080,1740,1270,1200,1080,975,885,
835,805,775。
質量分析(FD−MS);624(M+)。
実施例 6 実施例5で得られた(4E)−11,15−ビス(t
−ブチルジメチルシリル)−4,5−デヒドロ−
16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シクロヘ
キシル−7−チアプロスタグランジンE1メチル
エステルを実施例2と全く同様にして脱保護、後
処理、精製して収率86%で(4E)−4,5−デヒ
ドロ−16,17,18,19,20−ペンタノル−15−シ
クロヘキシル−7−チアプロスタグランジンE1
メチルエステルを得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.8〜1.9(11H,m),1.9〜3.2(12H,m),3.7
〜4.3(2H,m),3.63(3H,s),5.2〜5.8(4H,
m)。
赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1); 3420,3080,1740,1270,1200,1080,975,
910,730。
質量分析(FD−MS);3968(M-1)。
実施例 7 実施例1と同様にして、dl−(E)−4−トリメ
チルシリルオキシ−1−ヨード−1−オクテン
(R)−4−t−ブチルジメチルシリルオキシ−2
−((Z)−5−メトキシカルボニル−2−ペンテ
ニルチオ)−2−シクロペンテノンから収率79%
で(4Z)−(16RS)−11−t−ブチルジメチルシリ
ル)−4,5−デヒドロ−15−デオキシ−16−メ
チル−16−トリメチルシリルオキシ−7−チアプ
ロスタグランジンE1メチルエステルを得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.0〜0.2(15H,m),0.87(9H,m),0.7〜1.0
(3H,m)1.18(3H,s),1.1〜2.0(6H,m),
2.0〜3.1(12H,m),3.61(3H,s),1.1〜2.0
(6H,m),2.0〜3.1(12H,m),3.61(3H,
s),3.8〜4.2(1H,m),5.2〜6.0(4H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1); 3080,1740,1250,835,775。
質量分析(FD−MS);584(M+)。
実施例 8 実施例7で得られた(4Z)−(16RS)−11−t−
ブチルジメチルシリル)−4,5−デヒドロ−15
−デオキシ−16−メチル−16−トリメチルシリル
オキシ−7−チアプロスタグランジンE1メチル
エステルを実施例2と全く同様に脱保護、後処
理、精製して収率83%で(4Z)−(16RS)−4,5
−デヒドロ−15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16
−メチル−7−チアプロスタグランジンE1メチ
ルエステルを得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.88(3H,t),1.14(3H,m),1.1〜2.0(6H,
m),2.0〜3.4(14H,m),3.61(3H,s),3.6
〜4.5(2H,m),5.2〜6.0(4H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1); 3420,1740,1260,845,730。
質量分析(FD−MS);398(M+)。
実施例 9 実施例1で得られた11,15−ビス(t−ブチル
ジメチルシリル)−4,4,5,5−デヒドロ−
7−チアプロスタグランジンE1メチルエステル
(610mg,1.0mmol)を酢酸エチル(10ml)に溶か
し、50mgのリンドラ−触媒を加えて室温で24時間
撹拌した。触媒を口別し、酢酸エチルで洗浄後、
濃縮して粗生成物を得、シリカゲルカラムフロマ
トグラフイー(ヘキサン:酢酸エチル=4:1)
に付して目的とする(4Z)−11,15−ビス(t−
ブチルジメチルシリル)−4,5−デヒドロ−7
−チアプロスタグランジンE1メチルエステル
(428mg、0.70mmol、70%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.06(12H,s),0.87(3H,m),1.0〜1.8(8H,
m),2.3〜3.6(10H,m),3.67(3H,s),3.8
〜4.4(2H,m),5.2〜5.8(4H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1); 1745,1250,1165,1110,1075,965,885,
835,805,775。
質量分析(FD−MS);612(M+)。
実施例 10 実施例9で得られた(4Z)−11,15−ビス(t
−ブチルジメチルシリル)−4,5−デヒドロ−
7−チアプロスタグランジンE1メチルエステル
(306mg,0.5mmol)を実施例2と全く同様にして
脱保護、後処理、精製して(4Z)−4,5−デヒ
ドロ−7−チアプロスタグランジンE1メチルエ
ステル(177mg、0.46mmol、92%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.88(3H,m),1.0−1.8(8H,m),2.2〜3.6
(12H,m),3.63(3H,s),3.8〜4.4(2H,
m),5.2〜5.8(4H,m)。
赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1; 3400,1740,1260,845,730。
質量分析(FD−MS);384(M+)。
実施例 11 実施例2で得られた4,4,5,5−デヒド
ロスタグランジンE1メチルエステル(191mg、
0.5mmol)をアセトン(2ml)に溶かし、PH8
のリン酸緩衝液(20ml)を加えた後、豚肝臓エ
ストラーゼ(シグマ社製、No.E−3128、PH8,
0.2ml)を加えて室温24時間撹拌した。反応終
了後、0.1N塩酸でPH4に酸性化し、水層を硫
酸アンモニウムで飽和した後に酢酸エチルで抽
出し、食塩水で洗浄した。有機層を硫酸マグネ
シウム上で乾燥後減圧濃縮して粗生成物を得、
これをシリカゲルカラムクロマトグラフイー
(ヘキサン:酢酸エチル=1:4,0.1%酢酸)
に供して精製し、4,4,5,5−デヒドロ−
7−チアプロスタグランジンE1(162mg、
0.44mmol、88%)を得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.7〜1.0(3H,m),1.0〜1.8(8H,m),2.3〜
3.5(10H,m),3.8〜4.4(2H,m)5.6〜5.8
(2H,m),6.30(3H,bs)。
赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1); 3400,1740,1710。
質量分析(FD−MS);368(M+)。
実施例 12 実施例10で得られた(4Z)−4,5−デヒドロ
−7−チアプロスタグランジンE1メチルエステ
ルを実施例11と全く同様の加水分解方法により対
応する(4Z)−4,5−デヒドロ−7−チアプロ
スタグランジンE1を収率87%で得た。
核磁気共鳴吸収(CDCl3,δ(ppm)); 0.88(3H,m)、1.0〜1.8(8H,m)、2.2〜3.6
(10H,m)、3.8〜4.4(2H,m)、5.2〜5.8(4H,
m)、6.50(3H,bs)。
赤外吸収スペクトル(液膜,cm-1); 3400,1740,1710。
質量分析(FD−MS);370(M+)。
実施例 13 実施例3で得られた11,15−ビス(t−ブチル
ジメチルシリル)−4,4,5,5−デヒドロ−
17(R),20−ジメチル−7−チアプロスタグラン
ジンE1メチルエステル(128mg、0.20mmol)を酢
酸エチル(3ml)に溶かし50mgの10%パラジウム
−活性炭を加えて室温24時間撹拌した。触媒を口
別し、酢酸エチルで洗浄後濃縮して粗生成物を
得、このものをそのまま実施例2と同様の脱シリ
ル化反応を実施して標品に一致する17(R),20−
ジメチル−7−チアプロスタグランジンE1メチ
ルエステルを収率62%で得られた。
実施例 14 実施例13において10%パラジウム−活性炭の代
わりにクロロトリス(トリフエニルホスフイン)
ロジウム()を用いて実施し、標品に一致する
17(R),20−ジメチル−7−チアプロスタグラン
ジンE1メチルエステルを得た。
実施例 15 実施例13と同様にして11,15−ビス(t−ブチ
ルジメチルシリル)−4,4,5,5−デヒドロ
−17(R),20−ジメチル−7−チアプロスタグラ
ンジンE1メチルエステルを出発原料として10%
パラジウム−活性炭を水添触媒に用いて重水素で
接触還元した。同様に脱保護して標品と一致する
17(R),20−ジメチル−7−チアプロスタグラン
ジンE1−4,4,5,5−d4メチルエステルを得
た。
実施例 16 実施例13と同様にして11,15−ビス(t−ブチ
ルジメチルシリル)−4,4,5,5−デヒドロ
−17(R),20−ジメチル−7−チアプロスタグラ
ンジンE1メチルエステルを出発原料として10%
パラジウム−活性炭を水添触媒に用いてトリチウ
ムで接触還元した。同様に脱保護して標品と一致
する17(R),20−ジメチル−7−チアプロスタグ
ランジンE1−4,4,5,5−t4メチルエステル
を得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式[] [式中、R1は水素原子、C1〜C10アルキル基、
    または一当量のカチオンを表わし、R2,R3は同
    一もしくは異なり、水素原子またはトリ(C1
    C7)炭化水素シリル基を表わし、R4は水素原子、
    メチル基、またはビニル基を表わし、R5は直鎖
    もしくは分枝鎖C3〜C8アルキル基、フエニル基、
    もしくはC3〜C10シクロアルキル基;またはC1
    C6アルコキシ基、フエニル基、もしくはC3〜C10
    シクロアルキル基で置換されている直鎖もしくは
    分枝鎖C1〜C5アルキル基を表わし、Xはエチニ
    レン基、シス−ビニレン基、またはトランス−ビ
    ニレン基を表わし、nは0または1を表わす。] で表わされる化合物である7−チアプロスタグラ
    ンジンE1類。 2 nが0である特許請求の範囲第1項記載の7
    −チアプロスタグランジンE1類。 3 nが1である特許請求の範囲第1項記載の7
    −チアプロスタグランジンE1類。 4 Xがエチニレン基である特許請求の範囲第1
    項〜第3項のいずれか1項記載の7−チアプロス
    タグランジンE1類。 5 Xがシス−ビニレン基である特許請求の範囲
    第1項〜第3項のいずれか1項記載の7−チアプ
    ロスタグランジンE1類。 6 R2とR3は同一もしくは異なり水素原子、ト
    リ(C1〜C4)アルキルシリル基、ジフエニル
    (C1〜C4)アルキルシリル基である特許請求の範
    囲第1項〜第5項のいずれか1項記載の7−チア
    プロスタグランジンE1類。 7 R4が水素原子である特許請求の範囲第1項
    〜第6項のいずれか1項記載の7−チアプロスタ
    グランジンE1類。 8 R4がメチル基である特許請求の範囲第1項
    〜第6項のいずれか1項記載の7−チアプロスタ
    グランジンE1類。 9 R4がビニル基である特許請求の範囲第1項
    〜第6項のいずれか1項記載の7−チアプロスタ
    グランジンE1類。 10 R5がブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、
    1−メチル−1−ブチル基、2−メチル−1−ブ
    チル基、2−ヘキシル基、2−メチルヘキシル
    基、2−エトキシエチル基、シクロペンチル基、
    シクロヘキシル基、シクロペンチルメチル基、シ
    クロヘキシルメチル基、またはフエニル基である
    特許請求の範囲第1項〜第9項のいずれか1項記
    載の7−チアプロスタグランジンE1類。
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