JPS6033429B2 - プロスタグランジン類似化合物 - Google Patents

プロスタグランジン類似化合物

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JPS6033429B2
JPS6033429B2 JP55055337A JP5533780A JPS6033429B2 JP S6033429 B2 JPS6033429 B2 JP S6033429B2 JP 55055337 A JP55055337 A JP 55055337A JP 5533780 A JP5533780 A JP 5533780A JP S6033429 B2 JPS6033429 B2 JP S6033429B2
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compound
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公一郎 松本
八二六 三宅
喬 大和
博文 遠藤
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication of JPS6033429B2 publication Critical patent/JPS6033429B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • C07C405/0008Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups
    • C07C405/0041Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups containing nitrogen
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C405/00Compounds containing a five-membered ring having two side-chains in ortho position to each other, and having oxygen atoms directly attached to the ring in ortho position to one of the side-chains, one side-chain containing, not directly attached to the ring, a carbon atom having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, and the other side-chain having oxygen atoms attached in gamma-position to the ring, e.g. prostaglandins ; Analogues or derivatives thereof
    • C07C405/0008Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups
    • C07C405/0033Analogues having the carboxyl group in the side-chains replaced by other functional groups containing sulfur
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なプロスタグラジン類似化合物に関する。
プロスタグラジンは、式で示されるプロスタン酸の誘導
体であり、種々の種類のブロスタグラジンが知られてお
り、一般に平滑筋の収縮を刺激する作用、血圧降下作用
、利尿作用、気管支拡張作用、脂肪分解阻害作用、血小
板凝集抑制作用、胃酸分泌抑制作用等を有するために、
高血圧症、血栓症、端息、胃腸の濃蕩の浩療、妊娠噂乳
動物の分娩誘発及び中絶、動脈硬化の予防又は利尿剤と
して有用な脂瀞性物質である。
「天然」のプロスタグラジンの薬理作用を有する、ある
いはそれらの性質の1個又はそれ以上の性質でより強い
活性を有する新規な化合物を見し、出すため、幅広い研
究を行なった結果、プロスタン酸のカルボン酸をスルホ
ニル置換ァミド基(一CONHS02R1、RIは後述
)に置きかえ、更にプロスタン酸の2位と3位の炭素原
子間にトランス(すなわちE)の二重結合を導入した新
規化合物が「天然」のプロスタグラジンの有する薬理的
性質のうち特に子宮筋収縮作用が選択的に強いことを見
し、出し、本発明を完成した。
本発明は、一般式 〔式中、RIは炭素数1〜4のアルキル基を表わし、R
2は炭素数1〜5のアルキレン基を表わし、R3は炭素
数1〜8のアルキル基、又は置換されていないか少なく
とも1個のハロゲン原子もしくはトリフルオロメチル基
で置換されているフェニル又はフェノキシ基を表わし、
Xはエチレン基(一CQC日2一)、又はシスーピニレ
ン基を表わし、2位と3位の炭素原子間及び13位と1
4位の炭素原子間の二重結合はともにトランス(すなわ
ちE)を表わち、19立の炭素原子についている波線W
WはQ−又は6−配置(すなわちS−又はR−配置)、
又はそれらの混合物を表わす。
〕で示される新規なプロスタグラジン類似化合物、及び
それらのシクロデキストリン包懐化合物に関する。
本発明は、一般式(ロ)で示される化合物、すなわち光
学活性な「天然型ハ又はその鏡像体、又はそれらの混合
物(特に「天然型」とその鏡像体との等量混合物からな
るラセミ体)に関する。
本明細書においてアルキル、アルキレン基、及び官能基
のァルキル部分及びアルキレン部分は、直鎖又は分岐鎖
を表わす。本明細書の構造式において、点線(仙‐‐−
・)は、一般式に認められている命名法の規則に従い、
それについている基が平面のうしろ側、すなわちQ−配
置であり、大縦暴く−・)は、それについている基が平
面の前側、すなわちB−配置であり、波線(MM)は、
それについている基がQ−又はB−配置、又はそれらの
混合物であることを表わす。
当業者にとって明らかなように、一般式(0)で示され
る化合物は少なくとも4個の不斉中心を有しており、こ
れら4個の不斉中心は、8位、11位、12位及び19
立の炭素原子である。
更にアルキル基及びアルキレン基が分枝鎖を表わす場合
には他の不斉中心を生じる可能性がある。よく知られて
いるように不斉中心の存在により異性体が生じる。しか
しながら一般式(ロ)で示される化合物は、すべて脂環
式環の8位とla立の炭素原子についている側鎖が互い
にトランスであるような配置をもっている。従って一般
式(0)で示される化合物の8位と12位の炭素原子に
ついている贋基がトランス一配置をもち、19立に示さ
れるような水酸基を有するすべての異性体及びそれらの
混合物が一般式(ロ)で示される化合物の範囲に含まれ
る。RIが表わす炭素数1〜4のアルキル基としては、
メチル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イ
ソブチル、secーブチル、teれ−プチルが挙げられ
るが、好ましいRIはメチル基である。
.好ましい一R2一R3基としては、例えば
エチル、1ーメチルエチル、プロピル、1ーメチルプロ
ピル、2ーメチルプロピル、1ーエチルプロピル、ブチ
ル、1ーメチルブチル、2ーメチルブチル、3ーメチル
ブチル、1−エチルブチル、2−エチルブチル、ベンチ
ル、1ーメチルベンチル、2−メチルベンチル、3ーメ
チルベンチル、4ーメチルベンチル、1・1ージメチル
ベンチル、1・2ージメチルベンチル、1・4−ジメチ
ルベンチル、1ーエチルベンチル、2ーエチルベンチル
、1ープロピルベンチル、2ープロピルベンチル、ヘキ
シル、1ーメチルヘキシル、2ーメチルヘキシル、1・
1−ジメチルヘキシル、1−エチルヘキシル、2ーヱチ
ルヘキシル、ヘプチル、2ーヱチルヘプチル、ノニル、
ウンデシル、フエニル、ベンジル、1−フエニルエチル
、2−フエニルエチル、3−フエニルプロピル、4−フ
エニルブチル、5ーフエニルベンチル、(1ーメチルー
2−フエニル)エチル、(1・1−ジメチルー2ーフエ
ニル)エチル、フエノキシエチル、2−フヱノキシエチ
ル、3ーフエノキシプロピル、4−フエノキシプチル、
5ーフエノキシベンチル、3ークロロフエノキシメチル
、4ークロロフエノキシメチル、4ーフルオロフエノキ
シメチル、3ートリフルオロメチルフェノキシメチルが
挙げられる。
好ましい1耳立の炭素原子についている波線は、Q−配
置である。本発明に従えば、一般式(ロ)で示されるプ
ロスタグラジン類似化合物は、一般式(式中、R5は酸
性条件で除去できる水酸基を表わし、他の記号は前記と
同じ意味を表わす。
)で示される化合物を酸性条件での反応に付すことによ
り得られる。OR5を水酸基に変換する反応はよく知ら
れており、通常温和な酸性条件下で行なわれる。
例えばその反応は、m 酢酸、プロピオン酸、シュウ酸
、p−トルェンスルホン酸の如き有機酸の水溶液、又は
塩酸、硫酸、リン酸の如き無機酸の水溶液中、好適には
水と混合しうる有機溶媒、例えばメタノール、エタノー
ルの如き炭素数1〜4のアルカノ−ル、好ましくはメタ
ノール、又は1・2ージメトキシエタン、ジオキサン、
テトラヒドロフランの如きエーテル、好ましくはテトラ
ヒドロフランの存在下室温から75q0の温度で、{2
) p−トルェンスルホン酸、トリフルオロ酢酸の如き
有機酸存在下、無水メタノール、エタノールの如き炭素
数1〜4の無水アルカノール中0℃から45qoの温度
で、又は‘31 pートルェンスルホン酸−ピリジン鍵
体又はトリフルオo酢酸−ピリジン錯体存在下、無水メ
タノール、エタノールの如き炭素数1〜4の無水アルカ
ノール中1000から6ぴCの温度で行なわれる。
好適には希塩酸とテトラヒドロフランの混合液、希塩酸
とメタノールの混合液、酢酸、水とテトラヒドロフラン
の混合液、リン酸、水とテトラヒドロフランの混合液、
p−トルェンスルホン酸とメタノールの混合液、p−ト
ルェンスルホン酸ーピリジン錆体とメタノールの混合液
、トリフルオロ酢酸−ピリジン錯体とメタノールの混合
液を用いて行なわれる。R5で示される酸性条牛で除去
出来る水酸基の保護基としては、その除去に際して化合
物の他の部分に変化をおよぼさないもので、緩和は条件
で容易に除去できるものであれば何でもよい。そのよう
な保護基として例えば、‘1l テトラヒドロピラン−
2−ィル基、テトラヒドロフランー2ーィル基、テトラ
ヒドロチオピランー2ーィル基の如き後素環基、‘2’
1ーェトキシェチル基、1ーメトキシー1ーメチルェ
チル基、1ーメトキシシクロヘキシル基、1−メトキシ
−1−フェニルェチル基の如きエーテル基、{3ー ト
リメチルシリル基、トリェチルシリル基、トリブチルシ
リル基、teれ−ブチルジメチルシリル基、トリベンジ
ルシリル基、トリフェニルシリル基の如き三置換シリル
基等が挙げられるが、好ましいR5はテトラヒドロピラ
ンー2ーィル基である。
一般式(m)で示される化合物は、一般式(式中、すべ
ての記号は前記と同じ意味を表わす。
)で示される化合物の水酸基をオキソ基に変換する酸化
反応に付すことにより得られる。
水酸基をオキソ基に変換する酸化反応は、よく知られて
おり、例えば仙 南江堂発行亀谷哲治編著「有効合成化
学m合成縞1」176一206ページ(昭和51年8月
1日)又は、‘bl JohnWiley & Son
s、IM.社(米国)発行(Compendium o
f の鱗nic SynmetiCMetho船)第1
巻(1971年)、第2巻(1974年)、第3巻(1
977年)のセクション48又は1船に詳しく記載され
ている。
特に好ましい緩和な中性条件下での酸化は、例えばジメ
チルスルフィドーN−クロロスクシンィミド鈴体、チオ
アニソールーN一クロロスクシンイミド鍵体、ジメチル
スルフィド−塩素鍔体、チオアニソール−塩素銭体〔以
上、J.Amer.Chem.Soc.、947586
(1972)参照〕、ジシクロヘキシルカルポジイミド
ージメチルスルホキシド鍵体〔J.Amer.Chem
.Soc.、87、5661(1965)参照〕、ピリ
ジニワムクロロクロマート(C5公NHCの3CI)〔
Tetrahedron Letにrs、2647(1
975)参照〕、無水硫酸−ピリジン錆体〔J.Ame
r.Chem.Soc.、89、5505(1967)
参照〕、塩化クロミル〔J.Amer.Chem.So
c.、97、5929(1975)参照〕、三酸化クロ
ムーピリジン鈴体(例えばコリンズ試薬)、ジョーンズ
試薬又はクロム酸溶液(三酸化クロム、硫酸マンガン、
硫酸及び水より製造)等を用いて行なわれる。
ジメチルスルフイド−N−クロロスクシンイミド錨体、
チオアニソール−N−クロロスクシンイミド鍔体、ジメ
チルスルフイドー塩素鍔体、チオアニソール−塩素錯体
を用いる酸化は、クロロホルム、塩化メチレン、四塩化
炭素の如きハロゲン化炭化水素、又はトルェン中、一3
び○から0℃の温度で反応させ、続いてトリェチルアミ
ンで処理することにより行なわれる。
ジシクロヘキシルカルボジイミドージメチルスルホキシ
ド鎖体を用いる酸化は通常過剰のジメチルスルホキシド
中室温でリン酸、亜リン酸、シアノ酢酸、ピリジンーリ
ン酸塩、トリフルオロ酢酸の如き酸触媒存在下で行なわ
れる。
ピリジニウムクロロクロマートを用いる酸化は、クロロ
ホルム、塩化メチレン、四塩化炭素の如きハロゲン化炭
化水素中通常室温で酢酸ナトリウムの存在下又は不存在
下で行なわれる。
無水硫酸−ピリジン銭体を用いる酸化は、通常ジメチル
スルホキシド中室温でトリェチルアミンの存在下に行な
われる。
塩化クロミルを用いる酸化は、通常クロロホルム、塩化
メチレン、四塩化炭素の如きハロゲン化炭化水素中正r
t−ブタノールとピリジンの存在下、−3び○から溶媒
の還流温度で行なわれる。
三酸化クロムーピリジン鍵体を用いる酸化は、クロロホ
ルム、塩化メチレン、四塩化炭素の如きハロゲン化炭化
水素室温から0℃の温度、好ましくは0℃で行なわれる
。ジョーンズ試薬を用いる酸化は、通常室温以下の温度
で行なわれる。
クロム酸溶液を用いる酸化は、通常ジェチルェーテル中
−1ぴ0から5℃の温度で行なわれる。
一般式(W)で示される化合物は、一般式〔式中、R6
はィオウ原子、又はセレン原子を表わし、R7は炭素数
1〜4のアルキル基、又は基(基中、R8とR9は同じ
でも異なってもよいが、各々水素原子、塩素原子、トリ
フルオロメチル基、メトキシ基又はニトロ基を表わす。
)を表わし、他の記号は前記と同じ意味を表わす。〕で
示される化合物の−R6一R7基を酸化的脱灘反応に付
すことにより得られる。
R6がセレン原子を表わす一般式(V)で示される化合
物は‘1}酢酸エチルとテトラヒドロフランの混合液、
又は酢酸エチルとメタノールの混合液中、好ましくは炭
酸カルシウム、又はアルカリ金属の炭酸水素塩、例えば
炭酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムの存在下、4
5℃以下の温度、好ましくは25℃から35℃の温度で
過酸化水素と反応させるか、又は■炭素数1〜4のアル
カノール水溶液、例えば含水メタノール又は含水エタノ
ール中、好ましくはアルカ金属の炭酸水素塩、例えば炭
酸水素ナトリウム又は炭酸水素カリウムの存在下、45
℃以下の温度、好ましくは0℃で過ヨウ素酸ナトリウム
と反応させることにより一般式(W)で示される化合物
に変換される。
R6がィオウ原子を表わす一般式(V)で示される化合
物は、不活性有機溶媒、例えばジェチルェーテル、塩化
メチレン中室温から一78℃の温度、好ましくは0℃以
下の温度でm−クロロ週安息香酸と反応させるか、又は
前記したR6がセレン原子を表わす一般式(V)で示さ
れる化合物から一般式(W)で示される化合物への変換
に用いた方法で酸化反応に付することにより一般式(式
中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。
)で示される化合物に変換される。
一般式(VA)で示される化合物は、{1}R7がアル
キル基又はフェニル基又はフェニル基を表わす場合は、
トルェン中、好ましくは炭酸カルシウム又は亜リン酸ト
リメチル存在下、トルェンの還流温度以下の温度で反応
させるか、又は■R7がフェニル基を表わす場合は、四
塩化炭素中、好ましくは炭酸カルシウム又は亜リン酸ト
リメチル存在下、四塩化炭素の還流温度以下の温度で反
応させることにより一般式(W)で示される化合物に変
換される。
一般式(V)で示される化合物は、一般式(式中、すべ
ての記号は前記と同じ意味を表わす。
)で示される酸の反応性誘導体一般式 MNHS02R1 (皿)(式中、Mは
アルカリ金属、例えばナトリウム、カリウム、リチウム
、を表わし、RIは前記と同じ意味を表わす。
)で示される化合物を不活性有機溶媒、例えば塩化メチ
レン、メタノール、ジエチルエーテル、テトラヒドロフ
ラン、1・2−ジメトキシエタン、ベンゼン、トルエン
、ジオキサン、アセトニトリル、N・N一ジメチルホル
ムアミド、ヘキサメチルホスフアミド(以下HMPAと
略記する)、又はそれらの2以上の混合溶媒中、室温、
又は必要ならば加温もしくは冷却して反応することによ
り得られる。
一般式(M)で示される酸の反応性誘導体の例としては
、酸塩イ幻物又は酸臭化物の如き酸ハロゲソイ臼物、酸
無水物、炭酸アルキル又は無機ハラィド、例えばオキシ
塩化リン、チオニルクロリド、との混合酸無水物、pー
ニトロフェニルェステルの如き活性ェステル、又はジシ
クロヘキシルカルボジィミドとの活性ェステルが挙げら
れる。
好適には、反応はN・N−ジメチルホルムアミド中トリ
ェチルアミンとクロロギ酸ィソブチルを用いて0℃で反
応させ、更にHM円Aの存在下、一般式(W)で示され
るナトリウム誘導体とを室温から0℃の温度で行なわれ
る。一般式(肌)で示される化合物は、よく知られてい
るか、又は公知の方法により得られる。
一般式(W)で示される酸は、所望により、相当する酸
のアルキルヱステル、すなわち一般式(式中、R1oは
炭素数1〜4のアルキル基を表わし、他の記号は前記と
同じ意味を表わす。)で示される化合物を公知の方法、
例えばメタノ−ル中水酸化カリウム水溶液を用いてケン
化することにより得られる。一般式(W)又は(MA)
で示される化合物は、一般式(式中、RIIは水素原子
、又は炭素数1〜4のァルキル基を表わし、他の記号は
前記同じ意味を表わす。
)で示される化合物を−R6一R7基を導入する反応に
付すことにより得られる。
一般式(皿)で示される化合物と一般式 (式中、R12とR13は同じでも異なってもよいが、
各々の炭素数1〜6のアルキル基、又は炭素数3〜6の
シクロアルキル基を表わす。
)で示される化合物、例えばリチウムジィソブロピルア
ミドを不活性有機溶媒、例えばテトラヒドロフラン、H
M円A、ジエチルエーテル、ヘキサン、ベンタン、ある
いはそれらの2以上の混合溶媒中、‘1ーRIIがァル
キル基を表わす場合は、低温、例えば0℃から−780
0の温度、好ましくは一7800で、又は■RIIが水
素原子を表わす場合は、HMPAの存在下低温、例えば
室温から0℃の温度、好ましくは000で反応させるこ
とにより一般式(式中、すべての記号は前記と同じ意味
を表わす。
)で示される化合物が得られる。
一般式(X)で示される化合物を不活性有機溶媒、例え
ばテトラヒドロフラン、HMPA、ジェチルエーテル、
ヘキサン、ベンタン、あるいはそれらの2以上の混合溶
媒中、低温、例えばRIIがアルキル基の場合には室温
から−78℃の温度で、又RIIが水素原子の場合には
室温から0℃の温度で一般式(式中、R8、R9は前記
と同じ意味を表わす。
)で示されるセレン化合物、又は一般式R7一R6一R
6−R7 (紬)(式中、2個のR6とR7
はそれぞれ同一の基又は原子であり、R6、R7は前記
と同じ意味を表わす。
)で示される化合物と反応させ、得られた化合物を加水
分解、例えば塩化アンモニウム水溶液を用いて加水分解
することにより一般式(WA)で示される化合物が得ら
れる。好ましい 塞く基中、R8、R9 は前記と同じ意味を表わす。
)としては、例えばフエニル、2−ニトロフエニル、4
ーニトロフエニル、4−クロロフエニル、2ートリフル
オロメチルフエニル、3ートリフルオロメチルフエニル
、2−トリフルホロメチルー4ーニトロフエニル、4ー
メトキシフェニル基が挙げられる。一般式(地)で示さ
れる出発物質は、‘1} −R2一R3がペンチル基を
表わす場合には、J.Amer.Chem.SM.、9
1.5675(1969)又は同誌、92、397(1
970)に記載された方法、‘2’ −R2一R3基が
アルキルを表わす場合には、特開昭47−426754
8−540粥、48−64073 49一124048
、50一95250、50一96私3、又は50一10
134ぴ号の明細書に記載された方法、{3l −R2
一R3基のR3がフェニル基又はフェ/キシ基を表わす
場合には、特関昭50−95250、50一96543
51一59841、51−101961、又は52一
25745号の明細書に記載された方法により得られる
又、一般式(W)又は(WA)で示される化合物は、特
関昭50一95250、50一96543 52−25
745又は53一40742言明細書に記載された方法
により得られる。一般式(0)で示される化合物のシク
ロデキストリン包薮化合物は、水又は水と混和しうる有
機溶媒にシクロデキストリンを溶かし、水と混合しうる
有機溶媒に溶かした化合物の溶液に加えることにより得
られる。
混合液は加熱し、減圧濃縮によって、又は冷却し、そし
て絹過もしくはデカンテーションで生成物を分離するこ
とにより所望のシクロデキストリン包援化合物が単離さ
れる。有機溶媒と水との割合は出発物質と生成物の溶解
度に従って変化させられる。好まし、温度は、シクロデ
キストリン包俊化合物を製造中7ぴ○を越えない温度で
ある。シクロデキストリン包鞍化合物を製造するのにQ
−、8−又はy−シクロデキストリン、又はそれらの混
合物が用いられる。シクロデキストリン包接化合物に変
換することにより一般式(ロ)で示される化合物の安定
性が増大する(特公昭50一3362又は52−314
04号明細書参照)。一般式(ロ)で示されるプロスタ
グラジン類似化合物及びそれらのシクロデキストリン包
接化合物は、プロスタグラジンが有する多岐にわたる薬
理作用の中で特に強い子宮筋縮作用を選択的に有するの
で、人を含む妊娠隅乳動物の妊娠中絶、分娩謙発、及び
人を含む雌性痛乳動物の受精率の改善、発情調節、避妊
及び月経誘発に有用である。例えば実験室の実験では、
(班・1班)−(11Q・1駅)−N−メタン スルホ
ニルー9ーオキソー11・15ージヒドロキシ16・1
6ージメチルプロスタ−2・13ージェン−1ーアミド
を妊娠20日目の雌性ラットに静脈内投与したとき0.
5仏夕/k9動物体重の投与量で妊娠ラットの子宮筋の
収縮を刺激した。以下の参考例及び実施例は、本発明化
合物の製造を示している。
なお参考例及び実施例中の「TLC」、「IR」、「N
MR」及び「MS」は、各々「薄層クロマトグラフィハ
「赤外吸収スベクトルハ「核磁気共鳴スペクトル」及び
「質量分析」を表わす。クロマトグラフィによる分離の
箇所に記載されている溶媒の割合は、体積比を示し、カ
ッコ内の溶媒は使用した展開溶媒を示す。特別の記載が
無い場合には、赤外吸収スペクトルは液膜法で測定し、
核磁気共鳴スペクトルは重クロロホルム(CDC13)
溶液で測定している。参考例 1 (皮・1斑)−(9o・11Q・1球)−9ーヒドロキ
シー11・15−ビス(テトラヒドロピラン−2ーイル
オキシ)−16−(4−クロロフエノキシ)−17・1
8・19・20ーテトラノルプロスタ一5・13−ジヱ
ン酸メチルェステル(Z・1班)‐(9o・11Q・1
駅)‐9−アセトキシー11一(テトラヒドロピランー
2−イルオキシ)一15ーヒドロキシ−16−(4ーク
ロロフエノキシ)一17・18・19・20−テトラノ
ルプロスタ−5・13ージェン酸メチルェステル(持開
昭52一25745号明細書参考例21記載化合物)1
.76夕、p−トルェンスルホン酸6m9、2・3ージ
ヒドロピラン0.27泌及び塩化メチレン10の‘の混
合液を室温でIQ分間かきまぜる。
反応液を飽和炭化水素ナトリウム水溶液でpH8にし、
酢酸エチルで抽出液を飽和食塩水で洗い、無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥し、減圧濃縮すると次の物性値を有する
(皮・1班)‐(9は・11Q・1球)−9ーァセトキ
シ−11.15ーピス(テトラヒドロピランー2−イル
オキシ)一16一(4ークロロフエノキシ)−17・1
8・19・20ーテトラノルプロスタ一5・13ージェ
ン酸メチルェステルが得られた。
TLC(シクロヘキサン:酢酸エチル=1:1):Rナ
=0.5もメタノール20の‘を溶かした前記生成物と
炭酸カリウム516の9を50qo〜55o0で1時間
かきまぜ、反応液を酢酸でpH4にし、減圧濃縮する。
残留物を酢酸エチルに溶かし、水、飽和炭酸水素ナトリ
ウム水溶液、飽和食塩水で順次洗い、無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥し、減圧濃縮する。残留物を綾出剤としてシ
クロヘキサンと酢酸エチルの混合溶媒(3:1)を用い
たシリカゲル力ラムクロマトグラフィで精製すると次の
物性値を標題化合物1.班夕が得られた。TLC(シク
ロヘキサン:酢酸エチル=1:・):Rナ=○‐40。
IR:ひ=174比ネ‐1。
NMR:6:7.13(が、d)、6.73(が、d)
、5,75‐5.20(4日、m)、3.58(粗、s
)。
参考例 2(1組)−(狐S・9Q・11Q・1駅)‐
2−フエニルセレノー9ーヒドロキシー11・15ービ
ス(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)一16・1
6−ジメチルプロストー13−ェン酸メチルエステ′レ
窒素雰囲気下、ヘキサンに溶かしたブチルIJチウムの
1.9M溶液28奴【をテトラヒドロフラン250の【
に溶かしたジブロピルアミン6.65の‘に−70qo
で滴下し、同温度で30分間かきまぜる。
ここにテトラヒドロフラン50の‘に熔した(1班)−
(9Q・11Q・1斑)−9−ヒドロキシー11・15
ービス(テトラヒドロピラン−2−イルオキシ)一16
・16−ジメチルプロスト−13−ェン酸メチルェステ
ル(持開昭52−85151号明細書実施例5記載化合
物)9.59夕を−70℃で滴下し、同温度で30分間
かさまぜる。この反応液にテトラヒドロフラン50の‘
に溶かしたジフエニルジセレニド14.7夕を加え−7
0℃で10分間かきまぜる。反応液を飽和塩化アンモニ
ウム水溶液300の‘にあげ、酢酸エチルで抽出し、抽
出液を水、飽和食塩水で洗い、無水流酸マグネシウムで
乾燥し、減圧濃縮する。残留物を溶出剤として塩化メチ
レンと酢酸エチルの混合溶媒(2:1)を用たシリカゲ
ル力ラムクロマトグラフィで精製すると次の物性値を有
する標題化合物11.46夕が得られた。TLC(ベン
ゼン:酢酸エチル=2:1):R「=0.50IR:レ
ニ3500・2950・2860・1740・160
0・1250・11030・980肌‐10NMR:6
=7.7‐7.0(田、m)、5.6‐5.0(沢、m
)、4.8−4.3(2日、m)、4.3−3.0(9
日、m)、3.6(班、s)。
同様にして、参考例1の生成物から次の化合物が得られ
た。
‘a)(皮・1班)一如S・9Q・11Q・1弧)‐2
ーフエニルセレ/ゞノー9ーヒドロキシ−11・15−
ビス(テトラヒドロピラン−2ーイルオキシ)−16−
(4−クロロフエノキシ)−17・18・19・20−
テトラノルプロスター5・13−ジェン酸ェステルTL
C(ベンゼン:酢酸エチル:2:1):Rナ=○‐61
0・R:ひ;3500・2950・2860・1740
・1590・1490・1140・1030・980肌
‐10NMR:6=7.7‐7.0(斑、m)、7.1
5‐6.7(4日、m)、5.9−5.1(4日、m)
、5.0−4.3(祖、m)、4.3‐3.2(畑、m
)、3.62(犯、S)。
参考例 3 (皮・1$)−(恋S・9Q・11o・1球)−2ーフ
ヱニルセレノ−9ーヒドロキシ−11・15−ビス(テ
トラヒドロピラン−2ーイルオキシ)−16一(4ーク
ロロフエノキシ)一17・18・19・20−テトラノ
ルブロスター5・13−ジエン酸ェステル体〔参考例2
‘a}で製造〕1.06夕、エタノール40の‘及びが
水酸化カリウム水溶液20私の混合液を4000で1時
間かきまぜる。
反応液にジェチルェーテル100泌を加え、0℃でIN
塩酸を用いて中和し、酢酸エチルで抽出し、抽出液を水
、飽和食塩水で順次洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥
し、減圧濃縮する。残留物を溶出剤として酢酸エチルと
シクロヘキサンの混合溶媒(5:4)を用いたシリカゲ
ル力ラムクロマトグラフィで精製すると次の物性値を有
する標題化合物60の9が得られた。TLC(酢酸エチ
ル:ベンゼン=2:1):R〆=0.37。
眼:レ ニ3350、1740、1601、1蛾5、1
495、1350擬臥ネ‐1。
NMR:6=7.9‐6.1(畑、m)、6.0‐5.
1(細、m)、4.95‐4.3(が、m)。
同様にして、参考例2の生成物から次の化合物が得られ
た。
{aー (1班)‐(波S・9Q・11Q・i駅)‐2
ーフエニルセレノー9ーヒドロキシー11・15ービス
(テトラヒドロピランー2−イルオキシ)−16・16
−ジメチルプロストー13ーヱン酸TLC(塩化メチレ
ン:メタノール=19:・):Rナ=○‐160NMR
:6=7.7‐7.0(斑、m)、6.0‐5.1(4
日、m)、4.8−4.3(沢、m)、4.3‐3.0
(紺、m)。
参考例 4 (弦・1班)−(派S・9Q・11Q・1駅)‐Nーメ
タンスルホニルー2−フエニルセレノー9−ヒドロキシ
−11・15−ビス(テトラヒドロピランー2ーイルオ
キシ)一16−(4ークロロフエノキシ)一17・18
・19・20ーテトラノルプロスタ一5・13−ジエン
ー1ーアミド窒素雰囲気下、N・N−ジメチルホルムア
ミド3の‘に溶かしたジェン酸(参考例3で製造)41
0mgにトリェチルアミン0.1の‘とクロロギ酸ィソ
ブチル0.092泌を加え0℃で30分間かきまぜる。
次にナトリウムメタンスルホニルアミド乳0雌とへキサ
メチルホスフアミド0.62の【を加え、室温で16時
間かきまぜる。反応液を0℃でIN塩酸を用いてpH5
にし、水10の‘で希釈し、酢酸エチルで抽出し、水、
飽和食塩水で順次洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
、減圧濃縮する。残留物を溶出剤として酢酸エチルを用
いたシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製すると物
性値を有する標題化合物295の9が得られた。TLC
(酢酸エチル:ベンゼン=2:1):R〆=0.53。
・R:ひ:1720・1625・1605・1590・
1495・1350・125u 1120・985弧‐
10NMR:67.8‐6.5(畑、m)、5.9−5
.1(』日、m)、5.0‐4.3(乳日、m)、3.
05及び3.00(祖、各々s)。
同機にして、参考例3{a}の酸から次の化合物が得ら
れた。
‘aー (1細)‐(狐S・9Q・11Q・1駅)‐N
ーメタンスルホニル−2ーフエニルセレノー9−ヒドロ
キシー11・15ービス(テトラヒドロピランー22一
イルオキシ)−16・16−ジメチルプロストー13ー
エンー1ーアミドTLC(酢酸エチル:ベンゼン=3:
1):R〆=0.5ふIR(クロロホルム溶液):レ=
2930、2860、1720、1600、1400、
1340、1160、1120、102以 980弧‐
10NMR:6=9.4−8.6(IH、m)、7.7
−7.0(班、m)、5.6‐5.0(が、m)、4.
8‐4,3(が、m)、4,3‐3.0(細、m)、3
.05(班、S)。
参考例 5 (斑・皮・1組)−(9o・11Q・1駅)−N−メタ
ンスルホニルー9ーヒドロキシー11・15ービス(テ
トラヒドロピラン−2ーイルオキシ)一16一(4ーク
ロロフエノキシ)一17・18・19・20ーテトラノ
ルプロスタ一2・5.13−トリエン−1ーアミド30
%過酸化水素0.22の‘を40つ0でフェニルセレノ
化合物(参考例4で製造)295の9、炭酸カルシウム
147m9、酢酸エチル10奴及びテトラヒドロフラン
5の‘の混合液に滴下し、同温度で3び分間かきまぜる
反応液を水30地で希釈し、酢酸エチルで抽出する。
抽出液を飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、飽和食塩水で
順次洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減圧濃縮す
る。残留物を溶出剤として酢酸エチルとベンゼンの混合
溶媒(1:1)を用いたシリカゲル力ラムクロマトグラ
フィで精製すると次の物性値を有する標題化合物210
の9が得られた。TLC(酢酸エチル:ベンゼン=2:
1):Rナ=0.4ふm:〃 ニ1700、1鼠0、1
595、1490、1345、1125 97&枕‐1
NMR:6=7.3−67(9日、m)、5.92(I
H、d)、5,9‐5.2(』日、m)、5.0‐4.
4(粗、m)、328(知日、S)、3‐15一2‐8
(2日、m)。
同様にして参考例4‘a’のフェニルセレノ化合物から
次の化合物が得られた。‘a’(班・1紙)‐(9Q・
11Q・1駅)−N−メタンスルホニルー9ーヒドロキ
シ−11・15ービス(テトラヒドロピランー2ーイル
オキシ)一16・16−ジメチルプロスター2・13−
ジエンー1−アミドTLC(酢酸エチル:ベンゼン=3
:1):Rナ=0.4んNMR:6=9.2−8.8(
IH、m)、6.9(IH、dd)、5.8(IH、d
)、5.6−5.2(2日、m)、4.8−4.5(2
日、m)、4.3−3.1(7日、m)、3.23(3
日、s)、1.0‐0.6(班、m)。
参考例 6(斑・Z・1班)−(11o・1球)−N−
メタンスルホニル−9ーオキソー11・15−ビス(テ
トラヒドロピランー2−イルオキシ)−16一(4ーク
ロロフエノキシ)−17・18・19・20ーテトラノ
ルプロスタ一2・5・13ートリエンー1ーアミドヒド
ロキシ化合物(参考例5で製造)210の9、ジェチル
ェーテル5.4の‘及び氷冷したクロム酸溶液(三酸化
クロム303の9、硫酸マンガン2.31、濃硫酸0.
265の【及び4.8奴【より製造)の混合液を氷冷下
1時間かきまぜる。
反応液をジヱチルェーテルで抽出し、抽出液を水、飽和
食塩水で順次洗い、無水硫酸マグネシウムで乾燥し、減
圧濃縮する。残留物を港出剤として塩化メチレンとエタ
ノールの混合溶媒(100:3)を用いたシリカゲルカ
ラムクロマトグラフィで精製すると次の物性値を有する
標題化合物180の9が得られた。TLC(酢酸エチル
:ベンゼン=2:1):Rナ=0.51。
・R:ひ =1740・1710・1640・1600
・1490・1350・1245 1130・980肌
‐10NMR:6=7.4−6.3(斑、m)、5.9
1(IH、d)、5.9‐5.1(4日、m)、5.0
‐4.3(細、m)、3.3(が、s)、3,1‐2.
8(が、m)。
同様にして参考例5‘a)のヒドロキシ化合物から次の
化合物が得られた。【a}(餌・1班)‐(11o・1
球)‐Nーメタンスルホニル−9ーオキソー11・15
−ビス(テトラヒドロピラソー2−イルオキシ)一16
・16ージメチルプロスター2・13−ジエンー1ーア
ミドTLC(酢酸エチル:ベンゼン=3:1):R〆=
○‐77。
NMR:6=9.2−8.8(IH、m)、6.9(I
H、dd)、5.8(IH、d)、5.8‐5.4(畑
、m)、4.8‐4.5(2日、m)、4.4‐3.1
(細、m)、3.3(3日、s)、1.0−0.6(畑
、m)。
実施例 1(班・Z・1細)−(11o・1駅)‐Nー
メタンスルホニル−9ーオキソー11・15ージヒドロ
キシー16一(4ークロロフエノキシ)一17・18・
19・20ーテトラ/ルプロスター2・5・13−トリ
エン−1ーアミドテトラヒドロピランー2−ィルオキシ
化合物(参考例6で製造)180の9、テトラヒドロフ
ラン0.2のZ及び65%酢酸水溶液2舷の混合液を4
0ooで2時間かきまぜる。
反応液を氷水10の上にあげ、酢酸エチルで抽出し、抽
出液を水、飽和食塩水で順次洗い、無水硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、減圧濃縮する。残留物を港出剤として酢酸
エチルとシクロヘキサンの混合溶媒(10:1)を用い
たシリカゲルカラムクロマトグラフィで精製すると次の
物性値を有する標題化合物52雌が得られた。TLC(
クロロホルム:テトラヒドロフラン:酢酸=10:2:
1):R〆=0.2&瓜:レ ニ1744、1703、
1畝0、1600、1斑5、149ふ1450、134
〇1250、1125 97反ネ‐1。
NMR:6=7.4−6.6(田、m)、5.95(I
H、d)、5.93‐5.2(岬、m)、4.7‐4.
4(IH、m)、4,4‐3・8(班、m)、3.27
(粗、s)、3.1‐2.8(が、m)。同様にして参
考例6‘a}のテトラヒドロピラン−2ーィルオキシ化
合物から次の化合物が得られた。
{a}(班・1班)‐(11Q・1球)‐N‐メタンス
ルホニルー9−オキソ−11・15ージヒドロキシー1
6・16−ジメチルプロスター2・13−ジエンー1ー
アミド融点:54℃−55qo(酢酸エチルとへキサン
より再結晶)。
TLC(ベンゼン:ジオキサン:酢酸=20:10:・
):Rナ=○‐300m(KBr錠剤法):〃=293
0、2860、1735、1700‐164い1450
、134い1120 97瓜か‐1。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R_1炭素数1〜4のアルキル基を表わし、R
    ^2は炭素数1〜5のアルキレン基を表わし、R^3は
    炭素数1〜8のアルキル基、又は置換されていないか少
    なくとも1個のハロゲン原子もしくはトリフルオロメチ
    ル基で置換されているフエニル又はフエノキシ基を表わ
    し、Xはエチレン基、又はシス−ビニレン基を表わし、
    2位と3位の炭素原子間、及び13位と14位の炭素原
    子間の二重結合はともにトランス(すなわちE)を表わ
    し、15位の炭素原子についている波線■はα−又はβ
    −配置(すなわちS−又はR−配置)、又はそれらの混
    合物を表わす。 〕で示されるプロスタグラジン類似化合物、又はそれら
    のシクロテキストリン包接化合物。 2 (2E・5Z・13E)−(11α・15R)−N
    −メタンスルホニル−9−オキソ−11・15−ジヒド
    ロキシ−16−(4−クロロフエノキシ)−17・18
    ・19・20−テトラノルプロスタ−2・5・13−ト
    リエン−1−アミドである特許請求の範囲第1項記載の
    化合物。 3 (2E・13E)−(11α・15R)−N−メタ
    ンスルホニル−9−オキソ−11・15−ジヒドロキシ
    −16・16−ジメチルプロスタ−2・13−ジエン−
    1−アミドである特許請求の範囲第1項記載の化合物。
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