JPH0430951B2 - - Google Patents

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JPH0430951B2
JPH0430951B2 JP59149665A JP14966584A JPH0430951B2 JP H0430951 B2 JPH0430951 B2 JP H0430951B2 JP 59149665 A JP59149665 A JP 59149665A JP 14966584 A JP14966584 A JP 14966584A JP H0430951 B2 JPH0430951 B2 JP H0430951B2
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳现な説明】 技術分野 本発明は−チアプロスタグランゞンE1゚ス
テル類の補造法に関する。曎に詳现には医薬品ず
しおおよびその䞭間䜓ずしお有甚な−チアプロ
スタグランゞンE1゚ステル類の補造に際しお、
該−チアプロスタグランゞンE1類をハロゲン
化炭化氎玠類ず塩基性物質の存圚䞋に接觊せし
め、堎合によ぀おは脱保護反応に付すこずにより
実斜する補造法に関するものである。
埓来技術 倩然プロスタグランゞン類は生物孊的および薬
理孊的に高床な掻性を持぀局所ホルモンずしお知
られおおり、それ故にそれらの誘導䜓に関する研
究も数倚く行なわれおいる。倩然型プロスタグラ
ンゞン類の䞭でもプロスタグランゞンE1は匷い
血小板凝集抑制䜜甚、血管拡匵䜜甚等を有し、臚
床ぞの応甚が期埅されおいる。
倩然プロスタグランゞン類、特にPGE1類の最
倧の欠点は、経口投䞎によ぀お速やかに代謝され
るため経口投䞎で甚いるこずができず、通垞静泚
により甚いなければならない点にある。
埓来、倩然プロスタグランゞン類の骚栌を圢成
する炭玠原子の個又は個を硫黄原子で眮き換
えた人工プロスタグランゞン類の研究も皮々行な
われおいる。
䟋えば、䜍の炭玠原子を硫黄原子で眮換した
骚栌を持぀埓぀お䜍に硫黄原子が存圚するの
で1Sを冠しお衚瀺される。以䞋他の䜍眮が硫黄
ず眮換されたものに぀いおも同様に硫黄の眮換䜍
眮に盞圓する番号ずずを冠しお衚瀺する1S
−プロスタグランゞンE2又はF2α類ゞダヌナ
ルオブオルガニツクケミストリヌJ.Org.
Chem.405211975および特開昭53−
347473S−11−デオキシプロスタグランゞン
E1テトラヘドロンレタヌズTetrahedron
Letters1975765およびゞダヌナルオブメデ
むシナルケミストリヌJ.Med.Chem.20
166219777S−プロスタグランゞンF1α類
ゞダヌナルオブアメリカンケミカル゜サむ゚テ
むJ.Amer.Chem.Soc.96675719749S
−プロスタグランゞンE1類テトラヘドロンレ
タヌズTetrahedron Letters19744267お
よび4459テトラヘドロンレタヌズ
Tetrahedron Letters19764793およびヘテ
ロサむクルズHeterocycles1097
197711S−プロスタグランゞンE1又はF1α類
テトラヘドロンレタヌズTetrahedron
Letters1975116513S−プロスタグランゞ
ン又は類USP40804581978およ
び15S−プロスタグランゞンE2類テトラヘドロ
ンレタヌズTetrahedron Letters1977
1629等が知られおいる。
発明の目的 本発明者らは先に−チアプロスタグランゞン
E1誘導䜓類の合成に成功し、別途報告した。今
回、前蚘−チアプロスタグランゞンE1類を出
発原料ずしお−チアプロスタグランゞンE1ã‚š
ステル類の新芏な補造方法に関しお鋭意研究した
結果、本発明に到達したものである。
発明の構成及び䜜甚効果 本発明では、䞋蚘匏〔〕 〔匏䞭、R2R3は同䞀もしくは異なり、氎玠
原子、トリC1−C7炭化氎玠シリル基、たた
は氎酞基の酞玠原子ずずもにアセタヌル結合を圢
成する基を衚わし、R4は氎玠原子、メチル基、
たたはビニル基を衚わし、R5は酞玠原子を含ん
でいおもよい盎鎖もしくは分枝鎖C3〜C8アルキ
ル基眮換されおいおもよいプニル基、プノ
キシ基、もしくはC3〜C10シクロアルキル基た
たはC1〜C6アルコキシ基、眮換されおいおもよ
いプニル基、プノキシ基、もしくはC3〜C10
シクロアルキル基で眮換されおいる盎鎖もしくは
分枝鎖C1〜C5アルキル基を衚わす。
衚瀺〓ぱチレン基たたはビニレン基を衚わし、
はたたはを衚わす。〕 で衚わされる化合物およびその15のずき
たたは16のずき゚ピマヌならびにそれ
らの鏡像䜓あるいはそれらの任意の割合の混合物
である−チアプロスタグランゞンE1類を䞋蚘
匏〔」 R1−   〔〕 〔匏䞭、R1はC1〜C4の䜎玚アルキル基、たた
はアリル基、たたは眮換されおいおもよいベンゞ
ル基、およびそれらの重氎玠化䜓およびトリチり
ム化䜓を衚わし、はハロゲン原子を衚わす。〕 で衚わされるハロゲン化炭化氎玠類ず、塩基性物
質の存圚䞋に有機媒䜓䞭で接觊せしめ、堎合によ
぀おは脱保護反応に付すこずを特城ずする䞋蚘匏
 〔匏䞭、R21R31は同䞀もしくは異なり、氎玠
原子、トリC1−C7炭化氎玠シリル基、たた
は氎酞基の酞玠原子ずずもにアセタヌル結合を圢
成する基を衚わし、R1R4R5、衚瀺〓、およ
びは前蚘定矩に同じである。〕 で衚わされる化合物および15のずきた
たは16のずき゚ピマヌならびにそれら
の鏡像䜓あるいはそれらの任意の割合の混合物で
ある−チアプロスタグランゞンE1゚ステル類
の補造法が提䟛される。
本発明方法においお甚いられる䞊蚘匏〔〕で
代衚される−チアプロスタグランゞンE1類は
本発明者らが別途提案した−オルガノチオ−
−シクロペンテノン類に有機銅リチりム化合物を
共圹付加させ、次いで゚ステラヌれ、リパヌれ等
の生化孊的手法により加氎分解するこずにより容
易に埗られる。その補造工皋を図瀺するず次のよ
うになる。
なお、䞊蚘匏〔〕で代衚される−チアプロ
スタグランゞンE1類ずは䞊蚘匏〔〕で衚わさ
れる化合物およびその15のずきたたは
16のずき゚ピマヌならびにそれらの鏡
像䜓あるいはそれらの任意の割合物のこずを意味
し、以䞋同様に衚珟する。
䞊蚘匏〔〕においおR2およびR3は同䞀もし
くは異なり、氎玠原子、トリC1〜C7炭化氎
玠シリル基たたは氎酞基の酞玠原子ず共にアセタ
ヌル結合を圢成する基である。
トリC1〜C7炭化氎玠シリル基ずしおは、
䟋えばトリメチルシリル、トリ゚チルシリル、
−ブチルゞメチルシリル基の劂きトリC1〜C4
アルキルシリル、−ブチルゞプニルシリル基
の劂きゞプニルC1〜C4アルキルシリルた
たはトリベンゞルシリル基等を奜たしいものずし
お挙げるこずができる。
氎酞基の酞玠原子ず共にアセタヌル結合を圢成
する基ずしおは、䟋えばメトキシメチル、−゚
トキシ゚チル、−メトキリ−−プロピル、
−゚トキシ−−プロピル、−メトキシ゚ト
キシメチル、ペンゞルオキシメチル、−テト
ラヒドロピラニル、−テトラヒドロフラニル又
は−ゞメチル−−オキサ−−オキ゜ビ
シクロ〔3.1.0〕ヘキス−−むル基を挙げるこ
ずができる。これらのうち、−テトラヒドロピ
ラニル、−テトラヒドロフラニル、−゚トキ
シ゚チル、−メトキシ−−プロピル、−
メトキシ゚トキシメチル又は−ゞメチル
−−オキサ−−オキ゜ビシクロ〔3.1.0〕ヘ
キス−−むル基が特に奜たしい。
R2たたはR3ずしおは、これらのうち氎玠原子、
トリC1〜C4アルキルシリル基、ゞプニル
C1〜C4アルキルシリル基、−テトラヒドロ
ピラニル基、−テトラヒドロフラニル基、−
゚トキシ゚チル基、−゚トキシ−−プロピル
基、−メトキシ゚トキシメチル基、又は
−ゞメチル−−オキサ−−オキ゜ビシクロ
〔3.1.0〕ヘキス−−むル基が奜たしい。
たた䞊蚘匏〔」におけるR21およびR31も同
䞀もしくは異なり、氎玠原子、トリC1〜C7
炭化氎玠シリル基たはた氎酞基の酞玠原子ず共に
アセタヌル結合を圢成する基であり、前蚘R2お
よびR3ず同じ基を挙げるこずができる。なかで
もR21およびR31は氎玠原子が特に奜たしい。
䞊蚘匏〔〕においおR4は氎玠原子、メチル
基たたはビニル基を衚わす。
䞊蚘匏〔〕においおR3は酞玠原子を含んで
いおもよい盎鎖もしくは分枝鎖C3〜C8アルキル
基眮換されおいおもよいプニル基、プノキ
シ基、もしくはC3〜C10シクロアルキル基たた
はC1〜C6アルコキシ基、眮換されおいおもよい
プニル基、プノキシ基、もしくはC5〜C10シ
クロアルキル基で眮換されおいる盎鎖もしくは分
枝鎖C1〜C5アルキル基を衚わす。
酞玠原子を含んでいおもよい盎鎖もしくは分枝
鎖C3〜C5アルキル基ずしおは−メトキシ゚チ
ル、−゚トキシ゚チル、プロピル、ブチル、ペ
ンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、−メ
チル−−ブチル、−メチル−−ブチル、
−メチルヘキシル、−メチル−−ヘキシル、
−ヘキシル、−ゞメチルペンチル基、奜
たしくは−メトキシ゚チル、ブチル、ベンチ
ル、ヘキシル、−もしくは−−メチ
ルヘキシル、−ヘキシル、−メチル−−ブ
チル基、特に奜たしくはブチル、ペンチル、ヘキ
シル、−ヘキシル、−メチルヘキシル基をあ
げるこずができる。
眮換されおいおもよいプニル基、プノキシ
基もしくはC3〜C10シクロアルキル基の眮換基ず
しおは、䟋えばハロゲン原原、ヒドロキシ基、
C2〜C7アシロキシ基、ハロゲン原子で眮換され
おいおもよいC1〜C4アルキル基、ハロゲン原子
で眮換されおいおもよいC1〜C4アルコキシ基、
ニトリル基、カルボキシル基又はC1〜C6ア
ルコキシカルボニル基等が奜たしい。ハロゲン原
子ずしおは、北玠、塩玠又は臭玠等、特に北玠た
たは塩玠が奜たしい。C2〜C7アシロキシ基ずし
おは、䟋えばアセトキシ、プロピオニルオキシ、
−ブチリルオキシ、iso−ブチリルオキシ、
−バレリルオキシ、iso−バレリルオキシ、カプ
ロむルオキシ、゚ナンチルオキシたたはベンゟむ
ルオキシを挙げるこずができる。
ハロゲンで眮換されおいおもよいC1〜C4アル
キル基ずしおは、メチル、゚チル、−プロピ
ル、iso−プロピル、−ブチル、クロロメチル、
ゞクロロメチル、トリフルオロメチル等を奜たし
いものずしお挙げるこずができる。ハロゲンで眮
換されおいおもよいC1〜C4アルコキシ基ずしお
は、䟋えばメトキシ、゚トキシ、−プロポキ
シ、iso−プロポキシ、−ブトキシ、クロロメ
トキシ、ゞクロロメトキシ、トリフルオロメトキ
シ等を奜たしいものずしお挙げるこずができる。
C1〜C6アルコキシカルボニル基ずしおは、䟋
えばメトキシカルボニル、゚トキシカルボニル、
ブトキシカルボニル、ヘキシルオキシカルボニル
等を挙げるこずができる。
眮換プニル基は、䞊蚘の劂き眮換基を〜
個、奜たしくは個持぀こずができる。
眮換もしくは非眮換のC5〜C10シクロアルキル
基ずしおは、䞊蚘したず同じ眮換基で眮換されお
いるかたたは非眮換の、飜和たたは䞍飜和のC5
〜C10、奜たしくはC5〜C8、特に奜たしくはC6の
基、䟋えばシクロプロピル、シクロペンチル、シ
クロヘキシル、シクロヘキセニル、シクロヘプチ
ル、シクロオクチル、シクロデシル等をあげるこ
ずができる。C1〜C6アルコキシ基ずしおは、䟋
えばメトキシ、゚トキシ、プロポキシ、む゜プロ
ポキシ、ブトキシ、−ブトキシ、ヘキシル、オ
キシ基などがあげられ、眮換されおいおもよいフ
゚ニル基、プノキシ基ずしおは前蚘のものをそ
のたた奜適にあげるこずができる。C3〜C10シク
ロアルキル基ずしおも前蚘のものをそのたた奜適
に挙げるこずができ、盎鎖もしくは分枝鎖C1〜
C5アルキル基ずしおはメチル、゚チル、プロピ
ル、iso−プロピル、ブチル、iso−ブチル、sec
−ブチル、−ブチル、ペンチル基などをあげる
こずができ、眮換基はその任意の䜍眮に結合しお
いおもよい。
衚瀺〓ぱチレン基たたビニレン基を衚わし、
na0たたはを衚わす。
たた䞊蚘匏〔〕で衚わされる化合物においお
シクロペンタノン環䞊に結合しおいる眮換基の立
䜓配眮は倩然のプロスタグランゞンE1ず同䞀な
立䜓配眮を有しおいるために特に有甚な立䜓異性
䜓であるが、本発明ではその鏡像䜓である䞋蚘匏
〔〕ent 〔匏䞭、R2R3R4R5、衚瀺、およびは
前蚘定矩に同じである。〕 で衚わされる立䜓異性䜓あるいはそれらの任意の
割合の混合物をも含むものである。たたOR3
R4およびR5が眮換しおいる炭玠は䞍斉炭玠であ
るために皮類の光孊異性䜓が存圚するがいずれ
の光孊異性䜓でもあるいはそれらの任意の割合の
混合物をも含むものである。
かかる䞊蚘匏〔〕で代衚される化合物を具䜓
的に䟋瀺するず (1) −チアプロスタグランゞンE1 (2) 20−メチル−−チアプロスタグランゞン
E1 (3) 20−゚チル−−チアプロスタグランゞン
E1 (4) 16−メチル−−チアプロスタグランゞン
E1 (5) 1620−ゞメチル−−チアプロスタグラン
ゞンE1 (6) 17−メチル−−チアプロスタグランゞン
E1 (7) 1720−ゞメチル−−チアプロスタグラン
ゞンE1 (8) 1720−ゞメチル−−チアプロスタグ
ランゞンE1 (9) 1720−ゞメチル−−チアプロスタグ
ランゞンE1 (10) 20−゚チル−16−メチル−−チアプロスタ
グランゞンE1 (11) 20−゚チル−17−メチル−−チアプロス
タグランゞンE1 (12) 16.17181920−ペンタノむル−15−シ
クロヘキシル−−チアプロスタグランゞン
E1 (13) 1617181920−ペンタノむル−15−
シクロペンチル−−チアプロスタグランゞン
E1 (14) 18−オキサ−−チアプロスタグランゞン
E1 (15) 17181920−テトラノル−16−シクロ
ヘキシル−−チアプロスタグランゞンE1 (16) 15−デオキシ−16−ヒドロキシ−−チア
プロスタグランゞンE1 (17) 15−デオキシ−16−ヒドロキシ−18−オキ
サ−−チアプロスタグランゞンE1 (18) 181920−トリノル−15−デオキシ−16
−ヒドロキシ−17−プノキシ−−チアプロ
スタグランゞンE1 (19) 15−デオキシ−16−ヒドロキシ−20−メチ
ル−−チアプロスタグランゞンE1 (20) 15−デオキシ−16−ヒドロキシ−1720−
ゞメチル−−チアプロスタグランゞンE1 (21) 17181920−テトラノル−15−デオキ
シ−16−ヒドロキシ−16−シクロペンチル−
−チアプロスタグランゞンE1 (22) 17181920−テトラノル−15−デオキ
シ−16−ヒドロキシ−16−シクロヘキシル−
−チアプロスタグランゞンE1 (23) (1)〜15の化合物の15−メチル誘導䜓 (24) (1)〜15の化合物の15−ビニル誘導䜓 (25) 16〜22の化合物の16−メチル誘導
䜓 (26) 16〜22の化合物の16−ビニル誘導
䜓 (27) (1)〜26の化合物の鏡像䜓 (28) (1)〜27の化合物の−デヒドロ誘
導䜓 (29) (1)〜28の化合物の氎酞基11䜍ず15䜍
あるいは11䜍ず16䜍が−ブチルゞメチルシ
リル基およびたたは−テトラヒドロピラニ
ル基で保護された誘導䜓 などを挙げるこずができるが、これらに限定され
るものではない。たた(1)〜29の化合物の15䜍
たたは16䜍の光孊異性䜓およびこれらのすべおの
鏡像䜓もあわせお挙げられる。
なお参考たでに匏〔」で代衚される−チア
プロスタグランゞンE1゚ステル類の具䜓䟋ずし
おは前述の−チアプロスタグランゞンE1類を
母栞ずした゚ステル類が挙げられるが、゚ステル
類のアルコヌル郚分の具䜓䟋は埌述するR1の具
䜓䟋ずしお瀺される基ずの゚ステル類が奜たしく
䟋瀺されるので䜵せお付蚘しおおく。
本発明の補造法は䞊蚘匏〔〕で代衚される
−チアプロスタグランゞンE1類を䞊蚘匏〔〕
で衚わされるハロゲン化炭化氎玠類ず、塩基性物
質の存圚䞋に有機媒䜓䞭で接觊せしめ、堎合によ
぀おは脱保護反応に付すこずにより䞊蚘匏〔〕
で代衚される−チアプロスタグランゞンE1ã‚š
ステル類が補造される。
匏〔〕のハロゲン化炭化氎玠類におけるR1
はC1〜C4の䜎玚アルキル基たたはアリル基、た
たは眮換されおいおもよいベンゞル基、およびそ
れらの重氎玠化䜓、トリチりム化䜓、ならびに14
眮換䜓を衚わす。
C1〜C4の䜎玚アルキル基ずしおはメチル基、
゚チル基、プロピル基、む゜プロピル基、ブチル
基、む゜ブチル基、sec−ブチル基、−ブチル
基およびそれらの重氎玠化䜓、トリチりム䜓、な
らびに14眮換䜓を衚わし、なかでもメチル基、
゚チル基ずその暙識誘導䜓が奜たしく挙げられ
る。アリル基ずしおはアリル基、重氎玠化アリル
基、トリチりム眮換アリル基、14眮換アリル基
が挙げられ、ベンゞル基ずしおは、眮換たたは非
眮換ベンゞル基、重氎玠化ベンゞル基、トリチり
ム眮換ベンゞル基、14眮換ベンゞル基が挙げら
れる。たた−−メトキシクマリルメチル
基などの基も奜たしいものずしお挙げられる。
匏〔」のハロゲン化炭化氎玠類におけるは
ハロゲン原子を衚わす。ハロゲン原子ずしおハペ
り玠原子、臭玠原子、塩玠原子、奜たしくはペり
玠原子、臭玠遠芖、さらに奜たしくはペり玠原子
が挙げられる。
本発明方法は塩基性物質の存圚䞋に実斜され
る。塩基性物質ずしおは、䟋えば、トリ゚チルア
ミン、トリブチルアミン、ゞむ゜プロピル゚チル
アミン、ゞシクロヘキシル゚チルアミン、トリ゚
チレンゞアミンなどのような第䞉玚アミン類テ
トラメチルアンモニりム塩、テトラブチルアンモ
ニりム塩、トリメチルベンゞルアンモニりム塩、
トリメチルアニリニりム塩などのような第四玚ア
ンモニりム塩炭酞カリりム、酞化カルシりムな
どのような無機塩基などが奜適に甚いられる。
たた本発明方法は䞊蚘塩基性物質の存圚䞋に有
機媒䜓䞭で実斜される。かかる有機媒䜓ずしおは
甚いる塩基性物質により奜適な有機媒䜓により異
なるが通垞、アセトン、アセトニトリル、
−ゞメチルホルムアミド、−ゞメチルアセ
トアミド、ゞメチルスルホキシド、ヘキサメチル
ホスホリツクトリアミド、−メチルピロリドン
などの極性非プロトン性有機媒䜓の䞭から遞ばれ
る。
−チアプロスタグランゞンE1類ずハロゲン
化炭化氎玠類ずは化孊量論的には等モル反応を行
なうが、通垞−チアプロスタグランゞンE1類
モルに察しお、0.5〜20.0倍、奜たしくは0.8〜
10.0倍、特に奜たしくは1.0〜5.0倍のハロゲン化
炭化氎玠類を甚いお行なわれる。
たた塩基性物質も化孊量論的には等モルで十分
であるが通垞−チアプロスタグランゞンE1類
モルに察しお0.5〜20.0倍、奜たしくは0.8〜
10.0倍、特に奜たしくは1.0〜5.0倍の塩基性物質
が甚いられる。有機媒䜓の量は䞊蚘反応を円滑に
進行させるのに十分な量があれば良く、通垞は原
料の〜100倍量、奜たしくは〜20倍容量が甚
いられる。
䞊蚘゚ステル化反応の反応枩床は甚いるハロゲ
ン化炭化氎玠類、塩基性物質、あるいは有機媒䜓
の遞択により異な぀おくるが−20℃〜100℃、奜
たしくは℃〜50℃、特に奜たしくは20℃〜40℃
の枩床範囲が採甚される。反応時間は反応枩床に
より著しく圱響をうけるが、実斜䟋で瀺したごず
く宀枩にお数時間〜数十時間反応せしめれば充分
である。
かくしお、前蚘匏〔〕で代衚される化合物が
埗られるが、反応埌、埗られた生成物の単離は、
通垞の手段により反応液から分離、粟補される。
䟋えば抜出、掗浄、クロマトグラフむヌ、あるい
はこれらの組み合わせにより行なわれる。
さらにここで埗られた生成物のうち氎酞基が保
護されおいる生成物の堎合は、次いで必芁に応じ
お脱保護反応に付すこずにより遊離の氎酞基を有
する生成物に導びくこずができる。
氎酞基の保護基R2およびたたはR3の陀
去は、保護基が氎酞基の酞玠原子ず共にアセタヌ
ル結合を圢成する基の堎合には、䟋えば酢酞、
−トル゚ンスルホン酞のピリゞニりム塩又は陜む
オン亀換暹脂等を觊媒ずし、䟋えば氎、テトラヒ
ドロフラン、゚チル゚ヌテル、ゞオキサン、アセ
トン、アセトニトリル等を反応溶媒ずするこずに
より奜適に実斜される。反応は通垞−78℃〜50
℃の枩床範囲で10分〜日間皋床行なわれる。た
た、保護基がトリC1〜C7炭化氎玠シリル基
の堎合には、䟋えば酢酞、テトラブチルアンモニ
りムフルオラむド、セシりムフルオランド、フツ
化氎玠酞、フツ化氎玠−ピリゞン等を觊媒ずし、
䞊蚘した反応溶媒䞭で同様の枩床で同皋床の時間
実斜される。
以䞊の方法により補造される前蚘匏〔〕で代
衚される−チアプロスタグランゞンE1゚ステ
ル類においおR21およびR31が氎玠原子である䞋
蚘匏〔′〕 〔匏䞭、R1R4R5、衚瀺〓、およびは前
蚘定矩に同じである。〕 で代衚される−チアプロスタグランゞンE1ã‚š
ステル類は血小板凝集抑制䜜甚、血管拡匵䜜甚、
血圧降䞋䜜甚等のプロスタグランゞン様䜜甚を有
し、これらの生理䜜甚により期埅される医薬品、
䟋えば、血栓症治療薬たたは予防薬、血小板凝集
阻止薬、降圧薬などずしお有甚である。
たた、十二指腞朰瘍、胃朰瘍などの消化噚疟
患、肝炎、劇症肝炎、脂肪肝、肝性昏睡、肝臓肥
倧、肝硬倉などの肝臓疟患、膵炎などの膵臓疟
患、糖尿病腎症、急性腎䞍党、膀胱炎、尿道炎な
どの泌尿噚疟患、肺炎、気管炎などの呌吞噚疟
患、内分泌疟患、免疫疟患およびアルコヌル䞭
毒、四塩化炭玠䞭毒などの䞭毒症状ならびに血圧
降䞋などの各皮疟患の予防およびたたは治療に
甚いるこずができる。
さらに本発明の補造方法は前蚘匏〔〕で代衚
される−チアプロスタグランゞンE1類を出発
原料ずしお重氎玠化、トリチりム化、たたは14
で暙識された前蚘匏〔〕〔′〕を含むで代
衚される−チアプロスタグランゞンE1゚ステ
ル類が埗られるずいう優れた特城を有しおおり、
かかる化合物は䞊述の有甚な−チアプロスタグ
ランゞンE1類の定量あるいは生䜓内動態の研究
などには欠かせない極めお有甚な化合物でもある
点で本発明方法の特筆すべき特城ずなっおいる。
以䞋本発明を実斜䟋により曎に詳现に説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
実斜䟋  1115−ビス−ブチルゞメチルシリル−
−チアプロスタグランゞンE1150mg
0.25mmolをアセトニトリルmlに溶かし、
その䞭にペり化メチル178mg1.25mmolずゞ
む゜プロピル゚チルアミン161mg1.25mmol
を加えお宀枩で24時間撹拌した。枛圧濃瞮埌埗ら
れた粗生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフ
むヌヘキサン酢酞゚チルに付しお
粟補し1115−ビス−ブチルゞメチルシリ
ル−−チアプロスタグランゞンE1メチル゚ス
テル114mg0.19mmol76を埗た。このも
のは暙品ず䞀臎するスペクトルを䞎えた。
栞磁気共鳎吞収CDCl3Ύppm 0.0712H0.8721H1.1〜1.814H
2.1〜3.07H3.371H3.61
3H3.8〜4.12H5.43〜4.65
2H。
赀倖吞収スペクトル液膜cm-1 174012601120965835775。
質量分析FD−MS614M+。
実斜䟋  1720−ゞメチル−−チアプロスタグラ
ンゞンE1100mg0.25mmolをアセトニトリル
mlに溶かし、その䞭にペり化メチル178
mg1.25mmolずゞむ゜プロピル゚チルアミン
16mg1.25mmolを加えお宀枩で48時間撹拌し
た。枛圧濃瞮しお埗られた粗生成物をシリカゲル
カラムクロマトグラフむヌヘキサン酢酞゚チ
ルに付しお粟補し、暙品ず䞀臎する17
20−ゞメチル−−チアプロスタグランゞ
ンE1メチル゚ステル87mg0.21mmol84
を埗た。
栞磁気共鳎吞収CDCl3Ύppm 0.8〜1.06H1.0〜2.115H2.1〜
2.98H3.633h4.0〜4.32H
5.652H。
赀倖吞収スペクトル液膜cm-1 340017401260120011701080965。
質量分析FD−MS414M+。
実斜䟋  実斜䟋ず同様にしお1720−ゞメチル−
−チアプロスタグランゞンE1ずペり化メチル
−d3ずから收率72で1720−ゞメチル−
−チアプロスタグランゞンE1メチル−d3゚ス
テルを埗た。
質量分析FD−MS417M+。
実斜䟋  実斜䟋ず同様にしお1720−ゞメチル−
−チアプロスタグランゞンE1ずペり化メチルt3
ずから收率58で1720−ゞメチル−−チ
アプロスタグランゞンE1メチルt3゚ステルを埗
た。
質量分析FD−MS420M+。
実斜䟋  実斜䟋ず同様にしお1720−ゞメチル−
−チアプロスタグランゞンE1ずペり化メチル
−14ずから收率64で1720−ゞメチル−
−チアプロスタグランゞンE1メチル−14゚ス
テルを埗た。
質量分析FD−MS416M+。
実斜䟋  16RS−15−デオキシ−16−ヒドロキシ−16
−メチル−−チアプロスタグランゞンE1116
mg0.30mmolをアセトンmlに溶かし、
アリルブロマむド182mg1.50mmolず炭酞カ
リりム124mg0.90mmolを加えお50℃で時
間加熱撹拌した。ロカ埌枛圧濃瞮しお埗られた粗
生成物をシリカゲルカラムクロマトグラフむヌ
ヘキサン酢酞゚チルに付しお粟補
しお16RS−15−デオキシ−16−ヒドロキシ−
16−メチル−−チアプロスタグランゞンE1ア
リル゚ステル81mg0.19mmol63を埗た。
栞磁気共鳎吞収CDCl3Ύppm 0.883H1.143H1.0〜1.912H
2.0〜3.412H4.552H3.6
〜4.52H5.0〜6.15H。
赀倖吞収スペクトル液膜cm-1 34003080174011601080970730。
質量分析FD−MS426M+。
実斜䟋  −デヒドロ−1617181920−ペン
タノル−15−シクロヘキシル−−チアプロスタ
グランゞンE176mg0.20mmolをゞメチルスル
ホキシド0.5mlに溶かし、ベンゞルクロラむ
ド38mg0.30mmol無氎酞化カルシりム20
mg無氎硫酞カルシりム10mgを加えお宀枩
で時間撹拌した。ロカした埌、氎を加え、酢酞
゚チルで抜出し、食塩氎で掗浄埌、有機局を硫酞
マグネシりムで也燥し、過、濃瞮しお粗生成物
を埗、このものをシリカゲルカラムクロマトグラ
フむヌヘキサン酢酞゚チルにかけ
お粟補しお−デヒドロ−16171819
20−ペンタノル−15−シクロヘキシル−−チア
プロスタグランゞンE1ベンゞル゚ステル52mg
0.11mmol55を埗た。
栞磁気共鳎吞収CDCl3 Ύppm 0.8〜2.013H2.0〜3.110H3.7
〜4.32H5.162H5.47〜5.73
2H5.821H16HZ6.87
1Hdt16ず6.4HZ7.305H。
赀倖吞収スペクトル液膜cm-1 342030801740172516601270
12001080975910730。
質量分析FD−MS472M+。

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  䞋蚘匏 匏䞭、R2R3は同䞀もしくは異なり、氎玠
    原子たたはトリC1−C2炭化氎玠シリル基を
    衚わし、R4は氎玠原子、メチル基、たたはビニ
    ル基を衚わし、R5は盎鎖もしくは分枝鎖C3〜C8
    アルキル基プニル基、もしくはC3〜C10シク
    ロアルキル基たたはC1〜C6アルコキシ基、フ
    ゚ニル基、もしくはC3〜C10シクロアルキル基で
    眮換されおいる盎鎖もしくは分枝鎖C1〜C5アル
    キル基を衚わす。衚瀺〓ぱチレン基たたはビニ
    レン基を衚わし、はたたはを衚わす。 で衚わされる化合物である−チアプロスタグラ
    ンゞンE1類を䞋蚘匏 R1−    匏䞭、R1はC1〜C4の䜎玚アルキル基、たた
    はアリル基、たたは眮換されおいおもよいベンゞ
    ル基、およびそれらの重氎玠化䜓およびトリチり
    ム化䜓を衚わし、はハロゲン原子を衚わす。 で衚わされるハロゲン化炭化氎玠類ず、塩基性物
    質の存圚䞋に有機媒䜓䞭で接觊せしめ、堎合によ
    ぀おは脱保護反応に付すこずを特城ずする䞋蚘匏
     匏䞭、R21R31は同䞀もしくは異なり、氎
    玠原子たたはトリC1−C7炭化氎玠シリル基
    を衚わし、R1R4R5、衚瀺〓およびは前蚘
    定矩に同じである。 で衚わされる化合物である−チアプロスタグラ
    ンゞンE1゚ステル類の補造法。
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