JPS6018521Y2 - 自動車用シリンダ錠 - Google Patents

自動車用シリンダ錠

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Publication number
JPS6018521Y2
JPS6018521Y2 JP1980040953U JP4095380U JPS6018521Y2 JP S6018521 Y2 JPS6018521 Y2 JP S6018521Y2 JP 1980040953 U JP1980040953 U JP 1980040953U JP 4095380 U JP4095380 U JP 4095380U JP S6018521 Y2 JPS6018521 Y2 JP S6018521Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key cylinder
cylinder body
opening
outer panel
rear end
Prior art date
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Expired
Application number
JP1980040953U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS56143359U (ja
Inventor
弘志 池沢
真澄 紀平
Original Assignee
三菱自動車工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱自動車工業株式会社 filed Critical 三菱自動車工業株式会社
Priority to JP1980040953U priority Critical patent/JPS6018521Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用シリンダ錠の改良に関する。
先ず、従来装置を第1図〜第3図に基づいて説明する。
車体1において、開閉可能なリヤゲート2(又は図示し
ないトランクリッド)は、同リヤゲート2の閉時に隣接
するリヤエンドアウタパネル4に結合されたリヤエンド
インナパネル6に装着された従来公知のロック装置7に
よってその閉状態を保持される。
また、リヤエンドアウタパネル4にはシリンダ錠8のキ
ーシリンダ本体10が取り付けられている。
同キーシリンダ本体10は、第3図に明らかなように、
その一端に形成されたキー挿入穴12が車外に露出せし
められると共に、他端には作動レバー14が突出してい
る。
同作動レバー14に一端が連結されたロッド16は他端
をロック装置7におけるリヤゲート2の緊締を解放する
図示しない解放レバーに連結されている。
そしてロック装置7を解放するときは、キー17により
作動レバー14を回動させ、ロッド16を介してロック
装置7の解放レバーを回動させることによって行なわれ
る。
また、リヤエンドインナパネル6には荷室18からロッ
ド16と作動レバー14とを連結させる作業のための開
口19が形成されている。
キーシリンダ本体10のリヤエンドアウタパネル4にお
ける取付部からの雨水の侵入を防止するために、第3図
に明らかなように、キーシリンダ本体10とリヤエンド
アウタパネル4との間にはシール部材20が介装されて
いるが、キー挿入穴12にはキー17を挿入したときの
み開く簡単なシャッタ(図示せず)が装着されているだ
けである。
従って、洗車時等にキー挿入穴12にある程度水圧が加
わるときはその水が該シャツタを押L2開けてキーシリ
ンダ本体10内に浸入し、低温時にはその水が凍結して
キー17による作動レバー14の回動が不可能となる不
具合がある。
そのため、キーシリンダ本体10には内部に浸入した水
を排出するための水抜き孔22及び24が夫々同キーシ
リンダ本体10の両端部の下部に形成されている。
また、これに対応して、リヤエンドアウタパネル4とリ
ヤエンドインナパネル6との下部結合体26において、
適宜両パネル4および6時に間隙を形成して外部へ連通
ずる排水孔28が形成されており、キーシリンダ本体1
0の水抜き孔22及び24から排出されて下方へ落ちた
水が同排氷孔28から外部へ排水されるように構成され
ていた。
ところが、キーシリンダ本体10の水抜き孔22及び2
4から排出された水のうち一部は、走行中の振動等によ
り飛散してリヤエンドインナパネル6の開口19から荷
室18内へ浸入してしまう不具合があった。
そこで、これを防止するために、リヤエンドインナパネ
ル6の開口19を極力小さくするか、またはキーシリン
ダ本体10から開口19をより離す必要ぐがあるが、そ
の場合、開口19の本来の目的である作業性が著しく悪
くなったり、インナパネル6の大型化に伴ない重量アッ
プを招いたり、あるいは荷室18が狭くなったりする等
の不具合を生じていた。
本考案は上記に鑑み考案されたもので、車体外壁を形成
するアウタパネル内側に取付けられ、車体外に位置する
一端に形成したキー挿入穴から侵入した水を排出するた
めの水抜き孔が車体内に位置する部分に設けられたキー
シリンダ本体、同キーシリンダ本体の他端に設けた作動
レバー、および一端を同作動レバーに他端をロック装置
に連結されたロッドを具備したものにおいて、一端に上
記作動レバーを挿通させる第1開口と他端に上記キーシ
リンダ本体を包囲すると共に上記アウタパネル内側に対
面する第2開口とを有する袋状のカバーを上記キーシリ
ンダ本体に取付け、且つ上記キーシリンダ本体の軸線に
沿う上記カバー内における底部が上記第2開口に向って
下がる方向に傾斜させ、上記水抜き孔から排出された水
を上記アウタパネル方向へ案内するように設定しを特徴
とする自動車用シリンダ錠を要旨とするものである。
本考案によれば、洗車時等にキー挿入穴からキーシリン
ダ本体の内部に浸入した水をキーシリンダ本体内に留め
ることがなく上記水抜き孔から排出でき、更に同水抜き
孔から排出された水は上記カバーに上り所望の方向へ案
内できるもので、例えば、第1図〜第3図に示されるシ
リンダ錠においては、キーシリンダ本体に取り付けられ
るカバーを、水抜き孔22及び24から排出された水を
リヤエンドアウタパネル4の内面に向かって案内するよ
うに設定することによって、同水抜き孔22及び24か
ら排出された水が荷室18内へ飛散することを防止でき
、リヤエンドインナパネル6の開目19を小さくしたり
、同開口19の位置をキーシリンダ本体10からより離
したりすることなく、上記従来装置の不具合を解消する
ものである。
以下、本考案の一実施例を第4図〜第6図に基づいて説
明する。
なお、第1図〜第3図に示される従来のものと実質的に
同一な部分には上記で用いたのと同一符号を付して詳細
な説明を省略する。
第6図に示すように大体扇形の展開形状を有する薄い軟
質樹脂材から成るカバー30は、その縁部32と32′
及び縁部34′を夫々互いに融着させ、第5図に示すよ
うに第2開口36と第1開口38とを有する袋状に形成
されている。
同カバー30をキーシリンダ本体10に装着するときに
は、作動レバー14にロッド16を連結しない状態で、
カバー30を変形させながらその第1開口38から作動
レバー14とキーシリンダ本体1゜が単体の状態で同キ
ーシリンダ本体10の先端部方向からカバー30を被せ
、キーシリンダ本体10を同カバー30内に入り込ませ
ると共に第1開口38から作動レバー14を突出させる
ことによって行なわれる。
そして、カバー30を被せ終えた第4図に示される状態
では、同カバー30の自身の形状を保持しようとする力
によってキーシリンダ本体10の軸線を中心とする回動
及び同軸線に沿う摺動を規制され、同カバー30に外力
を加えて変形させない限りはカバー30がキーシリンダ
本体10から抜は落ちないように構成されている。
また、カバー30はその展開形状が扇形であるがために
、第4図に明らかなようにキーシリンダ本体10に取り
付けられた状態では、同カバー30内における底壁30
aがリャエンドアウタパネル4方向である第2開口36
に近づくにつれて下がる斜面となり、キーシリンダ本体
10の水抜き孔22及び24から排出された水をリヤエ
ンドアウタパネル4の内面に向けて効果的に案内するよ
うに構成されている。
上記構成によれば、洗車時等にキー挿入穴12からキー
シリンダ本体10内に浸入して水抜き孔22及び24か
ら排出された水は、たとえ走行中の振動等により飛散し
てもそれはカバー30の内壁に付着してリヤエンドアウ
タパネル4に向けて案内され、更に同リヤエンドアウタ
パネル4に沿って下方へ流れ、同リヤエンドアウタパネ
ル4とリヤエンドインナパネル6との下部結合部26に
設けられた排水孔28から車外に排出されるものである
従って、キーシリンダ本体10の水抜き孔22及び24
から排出された水が、走行中の振動等により飛散してリ
ヤエンドインナパネル6の開口19から荷室18内に浸
入することを防止でき、しかも何ら開口19を小さくし
たりキーシリンダ本体10とリヤエンドインナパネル6
の開口19をより離したりする必要がなく、極めて低コ
ストで実施できるという効果を奏する。
また、カバー30が薄い軟質樹脂材にて構成されている
ために、カバー30を装着した状態のキーシリンダ本体
10をリヤエンドアウタパネル4のキーシリンダ本体装
着用の孔(図示せず)から従来のものとほとんど変わり
なく容易に挿入させることができるという効果を奏する
なお、上記引例ではカバー30の製作に際して縁部32
と32′および縁部34と34′が夫々互いに融着され
ているが、接着剤あるいはその他の従来公知の手段を用
いて固着することも可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車のシリンダ錠取り付は部分の全体斜視図
、第2図は第1図におけるシリンダ錠8部分を車室内か
ら見た拡大斜視図、第3図は第2図の■−■線における
断面図、第4図は本考案の一実施例を示すもので第3図
と同じ部分における断面図、第5図は第4図におけるカ
バー30の斜視図、第6図は同カバー30の展開図であ
る。 4・・・・・・リヤエンドアウタパネル、6・・・・・
・リヤエンドインナパネル、8・・・・・・シリンダ錠
、10・・・・・・キーシリンダ本体、18・・・・・
・荷室、19・・・・・・開口、22.24・・・・・
・水抜き孔、28・・・・・・排水孔、30・・・・・
・カバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体外壁を形成するアウタパネル内側に取付けられ、車
    体外に位置する一端に形成したキー挿入穴から侵入した
    水を排出するための水抜き孔が車体内に位置する部分に
    設けられたキーシリンダ本体、同キーシリンダ本体の他
    端に設けた作動レバー、および一端を同作動レバーに他
    端をロック装置に連結されたロッドを具備したものにお
    いて、一端に上記作動レバーを挿通させる第1開口と他
    端に上記キーシリンダ本体を包囲すると共に上記アウタ
    パネル内側に対面する第2開口とを有する袋状のカバー
    を上記キーシリンダ本体に取付け、且つ上記キーシリン
    ダ本体の軸線に沿う上記カバー内における底部が上記第
    2開口に向って下がる方向に傾斜させ、上記水抜き孔か
    ら排出された水を上記アウタパネル方向へ案内するよう
    に設定してなることを特徴とする自動車用シリンダ錠。
JP1980040953U 1980-03-27 1980-03-27 自動車用シリンダ錠 Expired JPS6018521Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980040953U JPS6018521Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27 自動車用シリンダ錠

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JP1980040953U JPS6018521Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27 自動車用シリンダ錠

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Publication Number Publication Date
JPS56143359U JPS56143359U (ja) 1981-10-29
JPS6018521Y2 true JPS6018521Y2 (ja) 1985-06-05

Family

ID=29636341

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JP1980040953U Expired JPS6018521Y2 (ja) 1980-03-27 1980-03-27 自動車用シリンダ錠

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5924077A (ja) * 1982-08-02 1984-02-07 日産自動車株式会社 キ−シリンダの排水構造
JP6919306B2 (ja) * 2017-04-25 2021-08-18 スズキ株式会社 車両用ドア

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JPS56143359U (ja) 1981-10-29

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