JPS60184293A - 螢光表示管の駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、螢光表示管駆動回路に関し、特に輝度を調整
可能とするものである。

〔従来技術〕

第１図は従来の螢光表示管の駆動回路を示すもので、 螢光表示管（１）は、直熱形フィラメント（４）から放
出された′成子がグリッド（８）で加速され陽極（２）
へ衝突することにより、陽極（２）表面へ塗布された螢
光体が励起され、発光するもので、この陽極（２）およ
びグリッド（８）を駆動回路（５１，（６）及びコント
ロール（７Ｌ（８）によって制御することにより任意の
表示を得ることができる。ここで、陽体（２）およびグ
リッド（８）の駆動回路（５）、（６）はそれぞれのコ
ントロール信号に従い、電源電圧Ｖ＋をスイッチングし
、螢光表示管（１）の陽極（２）およびグリッド（８）
へ導く。そのとき表示の輝關はフィラメント（４）とグ
リッド（８）および陽１ｊｆｉ、（１）間電圧、あるい
は、駆動波形のパルス幅に依存している。

しかるに従来の駆動法では、ｌｊＡ＠電圧は駆動回路の
直流電源Ｖ＋によって決まり、通常一定霜、圧に固定さ
れている。従って複数個の螢光表示管を並べて使用する
場合等、それぞれの螢光表示管の延度合わせが国難であ
るという欠点があった。

〔発明の概要〕

本発明は、上記のような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、：ａ：光表示管の駆動回路に、電
圧調整回路を設けることにより、容易に輝塵調繋の可能
な螢光表示管の表示装置を提供することを目的としてい
る。

〔発明の実施制〕

」９下、本発明の実施例を、第１図と同一部分は同一符
号を附し２て示す第２図について説明する。

第２図において、複数の螢光表示器（１）の陽極（２）
及びグリッド（８）はそれぞれ後述する電圧調整回路（
１０）を介して直流電源Ｖ＋に並列状態に接続され、ま
たフィラメント（４）も並列接続されている。上記電圧
調整回路（９）は各表示管の駆動回路に設けられ輝度の
ばらつき等を任意に補正するもので、第３図に示すよう
にトランジスタ（１０ａ）と可変抵抗（１０ｂ）および
抵抗（１０Ｃ）で構成され、直流電源Ｖ＋を分圧して駆
動回路側にすなわち、陽極（２）およびグリッド（８）
に制御電圧を供給する。

上記構成において、螢光表示管（１）の輝度と駆動電圧
の関係は第４．５図のようになる。螢光表示管（１）の
陰極（４）は直熱型フィラメントであシ、フィラメント
両端の電圧降下によって生じる′電位勾配が、輝度勾配
となって表示に現われるのを防ぐために、フィラメント
電源は交流を使用する。しかして、点灯不要時には、陽
極（２）あるいはグリッド（８）がフィラメント（４）
電位に対し７て負になるようにフィラメント（４）電源
の中点Ｍはカットオフ亀位ＥＫに設定される。従って螢
光表示管（１）の輝度を決定する駆動電圧ｅｂｃは第５
図のようになる。

各螢光表示管（１）の駆動回路（５）、（６）はコント
ロール信号（γＬ（８）に従って表示管への入力電圧Ｖ
Ｄをスイッチングするもので、この電圧ＶＤを可変にす
れば、駆動電圧ｅｂｃが可変となシ、第４回に従って輝
度の調整が可能となる。

実施例において、各電圧調整回路α０）は上記効果を容
易に実現するためのもので、直流電源Ｖ＋を分圧し、出
力ＶＤにはトランジスタ（１ｏａ）を通じてこの分圧比
を変えることによって表示管の輝団が容易に調整される
。このように駆動電圧値を可変制御すれば、複数個の表
示管を並べて使用する場合、個々の表示管の輝度のばら
つきが容易に補正できることになる。

なお、上記実施例では複数個の螢光表示管（１）を並べ
た表示装置について説明したが、１個の表示管（１）で
あっても、内部で輝度調、整が必要な場合にも本発明は
有効である。また第６図は、カラー表示管に本発明を実
施した例で、特にフルカラー表示管（１１）の場合は、
色ＡＡ整が可能となる。

〔発明の効果〕

以上のように、本発明によれば、陽極およびグリッドに
供給する駆動電圧を制御する電圧調整回路を備えだので
、駆動電圧が容易に調整でき、したがって、＃明調繁が
容易にできるという効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、従来の螢光表示管の駆動回路を示す回路図、
第２図は本発明の一実施例を示す回路図、第３図は第２
図中の′Ｃ圧調整回路の例を示す回路図、第４図は駆動
゛電圧と輝度の関係を示す特性図、第５図は駆動電圧と
フィラメント電位とカットオフ電圧の関係を示す波形図
、第６図は本発明をカラー螢光表示管に実施した場合の
回路図である。 （１）・・螢光表示管　（２）・Ｏ陽極（３）・・グリ
ッド　（４）・・フィラメント（５１，（６）・・駆動
回路　叫・・電圧調整回路（１１）・・カラー螢光表示
管 ■＋・・直流電源電圧 ■Ｄ・・電圧調整回路出力電圧 Ｍ・・フィラメント電源の中点 ｅ、・・フィラメント電圧 ＥＫ・・カットオフ電圧 ｅｂｅ　’・グリッドおよび陽極駆動電圧ｖａ働ｅ陽極
駆動用直流電源 Ｖｇ　ｅ舎グリッド駆動用直流電源 Ｒ，Ｇ、Ｂ・・それぞれ赤、緑、青の螢光体を塗布した
陽極 なお、図中同一符号は同一、又は相当部分を示す。 代理人大岩増雄 第１図 第３図 ０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）螢光表示管の陽極およびグリッドに供給する駆動
   ′電圧を制御する電圧調整回路を備え輝度を制御可能と
   したことを特徴とする螢光表示管の駆動回路。 （２）上記螢光表示管は駆動電源に対し複数並列接続さ
   れて成り、それぞれ個別の電圧調整回路を有し、輝朋の
   補正を可能としたことを特徴とする特許請求の範囲第１
   項記載の螢光表示管の駆動回路。 （８）上記螢光表示管は複数の陽極および該各陽極への
   駆動電圧をそれぞれ制御する′電圧調整回路を有し、各
   色調の調整が可能なフルカラー表示管であることを特徴
   とする特許請求の範囲第１項記載の螢光表示管の駆動回
   路。