JP2884898B2 - 蛍光表示装置 - Google Patents

蛍光表示装置

Info

Publication number
JP2884898B2
JP2884898B2 JP8017592A JP8017592A JP2884898B2 JP 2884898 B2 JP2884898 B2 JP 2884898B2 JP 8017592 A JP8017592 A JP 8017592A JP 8017592 A JP8017592 A JP 8017592A JP 2884898 B2 JP2884898 B2 JP 2884898B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
filament
fluorescent display
display
driver
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP8017592A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05323900A (ja
Inventor
敏郎 若林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
Nippon Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Electric Co Ltd filed Critical Nippon Electric Co Ltd
Priority to JP8017592A priority Critical patent/JP2884898B2/ja
Publication of JPH05323900A publication Critical patent/JPH05323900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2884898B2 publication Critical patent/JP2884898B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光表示装置に関し、
特に時分割でX−Yドットマトリクス蛍光表示管を駆動
するダイナミック駆動X−Yドットマトリクス蛍光表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の蛍光表示装置は、図6に示すよう
に自励式のDC−DC・ACコンバータ21により直流
で+5〜+12V程度の低電圧の入力電圧15を50〜
100KHz程度のAC電圧に変換して蛍光表示管1の
フィラメント1F〜lFに電圧を供給している。したが
って図7のように、ある時間ATではフィラメントへの
供給電圧は実線のようになり、またある時間BTでは点
線のようになりフィラメントへの供給電圧周期は、一画
面の表示周期及び各グリッドにおけるスキャン信号とは
全く同期していない。また図8のように、常に両端,1
Gより及び(n+1)Gよりのフィラメント供給電圧の
振幅が大きく、2Gに着目するとある時間ATでは実線
のようにフィラメント供給電圧が高く、ある時間BTで
は点線のようにフィラメント供給電圧が低くなってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の蛍光表示装
置では、自励式のDC−DC・ACコンバータによりA
C電圧をフィラメントに供給しているため、このフィラ
メントへの供給電圧は、一画面を表示する期間及び一桁
を表示する期間とは全く同期していない。そのため、あ
る桁に着目すると、ある一画面のときはフィラメントへ
の供給電圧が高くなり、またある一画面では低くなると
いうようにフィラメントへの供給電圧が桁によって異な
り、フィラメントへ供給する電圧にもよるが桁間輝度差
が約20〜30%となり表示にムラやチラツキが生じる
という問題点があった。
【0004】これは、一桁の表示時間が短かければ短か
いほど起こり、フィラメントへの供給電圧周期が一画面
の表示周期と非同期で桁間輝度差20〜30%のために
表示がゆらぐという問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の蛍光表示装置
は、内部を高真空雰囲気に保持された外囲器と、外囲器
内に設けられた熱電子を放出するための複数本のフィラ
メントと、外囲器内に設けられた前記フィラメントから
の熱電子を偏向・加速制御するために張設され隣接した
2本ずつを時分割で選択制御する複数本の線状のグリッ
ド電極と、外囲器内面に設けられたフィラメントからの
熱電子の衝突により発光する蛍光体層を有し、線状のグ
リッド電極と交差する方向で設けられた複数本のアノー
ド電極よりなるX−Yドットマトリクス蛍光表示管と、
この蛍光表示管に表示電圧を供給するためのアノードド
ライバ及びグリッドドライバと、このアノードドライバ
及びグリッドトライバに制御信号を供給する制御回路及
び外部との信号のやりとりを行うインターフェイス回路
と、低電圧を所望の電圧に昇圧してアノードドライバ及
びグリッドドライバに供給するDC−DCコンバータ
と、フィラメントに電圧を供給するフィラメント電圧供
給回路と、フィラメントに供給する電圧の周期と一画面
を表示する周期とを同期させるための同期回路とを備え
ている。
【0006】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例のn×mドットマトリ
クス蛍光表示装置のブロック図であり、図2は図1のフ
ィラメント電圧供給回路7の具体例を示したものであ
る。蛍光表示管1は、アノード電極1A〜mA,グリッ
ド電極1G〜(n+1)G、及びフィラメント1F〜l
Fを外囲器で封入して内部を真空にしてある。
【0007】入力信号9はインターフェイス回路5を通
り制御回路4に供給される。制御回路4において、入力
制御信号10を表示に必要なスキャン用データ信号,ス
キャン用クロック,ブランキング信号のグリット制御信
号12及び表示用データ信号,データシフト用クロッ
ク,データラッチ用信号,ブランキング信号等のアノー
ド制御信号11に変換又は作り出し、グリッドドライバ
3及びアノードドライバ2の各々に供給し、グリッドド
ライバ3及びアノードドライバ2より蛍光表示管1へ表
示電圧を供給する。
【0008】また、+5〜+12V程度の入力電圧15
は、フィラメント電圧供給回路7及びDC−DCコンバ
ータ8に供給されAC電圧及び+50〜+150V程度
の高電圧に変換される。このとき制御回路4から同期回
路6を通って同期信号14もフィラメント電圧供給回路
7へ供給される。
【0009】DC−DCコンバータ8からはグリッドド
ライバ3及びアノードドライバ2へ電圧を供給し、フィ
ラメント電圧供給回路7からは蛍光表示管のフィラメン
トへAC電圧を供給している。さらに図2に示すように
フィラメント電圧供給回路7のトランス18に供給され
た+5〜+12V程度の入力電圧15は、同期信号14
によってスイッチングトランジスタ19にてスイッチン
グされkVのカットオフツェナーダイオード20にて0
VよりkV電圧を上昇させてあるセンタータップ17を
基準としてjVp−pのAC電圧であるフィラメント供
給電圧16に変換している。
【0010】このとき、図3のタイミングチャートに示
すように同期信号の1/2周期は、一画面の表示周期に
等しく、通常は10mS程度でこの一画面の表示周期の
間に1Gから順次(n+1)Gまでスキャンする。同期
信号はnT時には“H”で次の(n+1)T時には
“L”で順次くり返される。そしてnT時における各グ
リッド上のフィラメント電位は、フィラメントは抵抗体
なので図4に示すように1Gでは(k+j/2)Vで
(n+1)Gの(k−j/2)Vまでリニアに変化し、
(n+1)T時には反対に1Gが(k−j/2)Vで
(n+1)Gの(k+j/2)Vまでリニアに変化し、
順次これをくり返す。
【0011】したがって、一画面の表示周期とフィラメ
ント供給電圧の周期は同期し桁によってフィラメント供
給電圧が低いとか高いとかいったことが無くなるため、
表示のチラツキやムラまた桁間輝度差がフィラメント供
給電圧と一画面の表示期間が非同期のために起こる表示
のゆらぎといった不具合はなく良好な表示を得ることが
できる。また、一桁の表示期間が短かくなっても何ら表
示には影響を受けることなく良好な表示を得ることがで
きる。
【0012】図5は、本発明の第2の実施例を説明する
ためのフィラメント電圧供給回路である。S1 〜S4
スイッチング素子をH型に配し中央にフィラメント1F
〜lFが接続され、(k+j/2)Vの入力電圧22が
1 ,S3 のスイッチング素子に接続され、(k−j/
2)Vのツェナーダイオード23がS2 ,S4 のスイッ
チング素子に接続される。抵抗Rは、(k−j/2)V
のツェナーダイオード23にアイドル電流を流すための
ものである。また同期信号14はスイッチング素子S1
〜S4 を制御する。
【0013】このフィラメント電圧供給回路によれば、
同期信号14によりnT時には実線のようにS1 とS4
がオンし、S3 とS2 がオフしてLFよりRFにフィラ
メント電流が流れ、(n+1)T時には点線のように逆
にS3 とS2 がオンし、S1とS4 がオフし、RFより
LFにフィラメント電流が流れ、図4と同様の波形が得
られる。
【0014】したがって、表示のチラツキやムラ、ゆら
ぎといった不具合はなく、良好な表示が得られ、さらに
トランスを使用していないので部品点数を削減すること
ができ、回路構成が簡略化されるのでコスト的に有利に
なるという利点がある。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フィラメ
ントへの供給電圧を供給する期間と一画面の表示期間と
を同期したので桁間輝度差が20〜30%の表示ムラが
解消され、非同期による表示のチラツキやゆらぎのない
良好な表示が得られるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のn×mドットマトリク
ス蛍光表示装置のブロック図である。
【図2】図1に示したn×mドットマトリクス蛍光表示
装置のフィラメント電圧供給回路を示す図である。
【図3】本実施例を説明するためのタイミングチャート
図である。
【図4】本実施例の各グリッドのフィラメント電位を示
す図である。
【図5】本発明の第2の実施例のフィラメント電圧供給
回路を示す図である。
【図6】従来のn×mドットマトリクス蛍光表示装置の
ブロック図である。
【図7】従来のn×mドットマトリクス蛍光表示装置の
タイミングチャート図である。
【図8】従来の蛍光表示装置の各グリッドのフィラメン
ト電位を示す図である。
【符号の説明】
1 蛍光表示管 2 アノードドライバ 3 グリッドドライバ 4 制御回路 5 インターフェイス回路 6 同期回路 7 フィラメント電圧供給回路 8 DC−DCコンバータ 17 センタータップ 18 トランス 19 スイッチングトランジスタ 20,23 ツェナーダイオード 21 自励式DC−DC・ACコンバータ 1A〜mA アノード電極 1G〜(n+1)G グリッド電極 1F〜lF フィラメント

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X−Yドットマトリクス蛍光表示管と、
    前記蛍光表示管に表示電圧を供給するアノードドライバ
    およびグリッドドライバと、前記アノードトライバおよ
    びグリッドドライバに制御信号を供給する制御回路と、
    外部との信号のやりとりを行うインターフェイス回路
    と、低電圧を所望の電圧に昇圧して前記アノードドライ
    バおよびグリッドドライバに供給するためのDC−DC
    コンバータと、前記蛍光表示管のフィラメントに電圧を
    供給するためのフィラメント電圧供給回路と、フィラメ
    ント供給電圧の周期と一画面の表示周期とを同期させる
    ための同期回路とを具備することを特徴とする蛍光表示
    装置。
JP8017592A 1992-04-02 1992-04-02 蛍光表示装置 Expired - Lifetime JP2884898B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017592A JP2884898B2 (ja) 1992-04-02 1992-04-02 蛍光表示装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8017592A JP2884898B2 (ja) 1992-04-02 1992-04-02 蛍光表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05323900A JPH05323900A (ja) 1993-12-07
JP2884898B2 true JP2884898B2 (ja) 1999-04-19

Family

ID=13711016

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8017592A Expired - Lifetime JP2884898B2 (ja) 1992-04-02 1992-04-02 蛍光表示装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2884898B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5234697B2 (ja) * 2001-07-26 2013-07-10 ノリタケ伊勢電子株式会社 蛍光表示装置
JP5261533B2 (ja) 2010-09-14 2013-08-14 パナソニック株式会社 情報表示装置、再生装置、および立体映像表示装置
JP5515068B2 (ja) * 2012-01-26 2014-06-11 双葉電子工業株式会社 蛍光表示管モジュール、駆動方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05323900A (ja) 1993-12-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4635052A (en) Large size image display apparatus
JP2000221945A (ja) マトリクス型表示装置
JP2884898B2 (ja) 蛍光表示装置
JP2003527617A (ja) 回路と制御方法
JPS5942876B2 (ja) アナログ表示用けい光表示管の駆動回路
US3803586A (en) Gas discharge display device
JPS61255394A (ja) 螢光表示管フイラメントの駆動方法
JPH01277889A (ja) 蛍光表示装置
JPH0727337B2 (ja) 蛍光表示装置
KR100558245B1 (ko) 형광 표시관 구동 회로
JP2757643B2 (ja) 蛍光表示装置
JP2897267B2 (ja) 表示装置
KR100262336B1 (ko) 전계방출표시기의게이트구동방법
JPH05303344A (ja) フラットパネル型表示ユニットを有する画像表示装置
JP2002015895A (ja) Pwm調光方式時間差点灯方法
JPH0723834Y2 (ja) 蛍光表示装置
JPH07106089A (ja) 冷陰極放電管の駆動回路
JPS62260189A (ja) 螢光表示装置
JP2004349031A (ja) 蛍光表示管およびその駆動方法
JPH01225993A (ja) 蛍光表示装置
JP5313421B2 (ja) 蛍光表示装置
JP4361666B2 (ja) 表示装置及びその駆動回路
JP2817149B2 (ja) 画像表示装置
JPS61177488A (ja) 螢光表示管の駆動方法
JP2574753B2 (ja) メモリ機能付ガス放電パネルの駆動方法

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 19990112