JP2000221945A - マトリクス型表示装置 - Google Patents

マトリクス型表示装置

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JP2000221945A
JP2000221945A JP11027062A JP2706299A JP2000221945A JP 2000221945 A JP2000221945 A JP 2000221945A JP 11027062 A JP11027062 A JP 11027062A JP 2706299 A JP2706299 A JP 2706299A JP 2000221945 A JP2000221945 A JP 2000221945A
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luminance
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Nobuyoshi Yamagishi
信義 山岸
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Victor Company of Japan Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データのビット数を多くすることなく表現で
きる階調数を増大することができ、表示画像の品位を飛
躍的に向上させることができるマトリクス型表示装置を
提供する。 【解決手段】 パネル9には、発光素子がマトリクス状
に配置されている。パルス幅変調/ドライバ6は、入力
される映像信号に応じてパネル9に供給するパルス幅を
変調して階調を表現する。平均輝度検出部11は、映像
信号の平均輝度を直接的もしくは間接的に検出する。電
圧変換部12は、平均輝度検出部11からの検出電圧を
変換し、電源電圧変調部13に入力する。電源電圧変調
部13は、パルス幅変調/ドライバ6もしくは走査ドラ
イバ8に供給する電源電圧を変調する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
クス方式とされた表示ピクセルを有する画像を表示する
マトリクス型表示装置に係り、特に、電界放出型カソー
ドを用いたフィールド・エミッション・ディスプレイ
(FED)表示装置や、有機エレクトロルミネセンス
(有機EL)表示装置に用いて好適なマトリクス型表示
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】発光素子がマトリクス状に配置され、互
いに直交する電極群の交点を画素とし、各画素への印加
電圧を調整することにより画像を表示するマトリクス型
表示装置には、液晶ディスプレイ装置の他、FED表示
装置、プラズマディスプレイ装置、有機EL表示装置等
がある。例えば、FED表示装置は、特開平4−289
644号公報に記載されているように、各画素に微小な
電界放出陰極を多数配置し、そこからの電界放出電子を
真空中で加速して蛍光体に照射し、発光させるものであ
る。
【0003】これらのマトリクス型表示装置において
は、ある行に適当な電圧を印加して半選択状態とし、そ
の時点で各列に適当な信号電圧を印加することにより、
行と列との交点にある各発光素子の発光状態を制御して
画像を表示する。この際、列信号への信号電圧の印加の
仕方を工夫することにより、各発光素子の輝度、即ち階
調を調整する。この階調の調整方法には、発光時間を調
整するパルス幅変調や印加電圧振幅を調整する電圧変調
等がある。
【0004】例えば、上記の特開平4−289644号
公報に記載された階調表示方法で、256階調を得よう
とする場合には、発光輝度が2のn乗(n=0〜7)に
比例するように印加電圧を設定し、この印加電圧を組み
合わせて各発光素子に印加することにより、256階調
の表示を実現している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、これらのマ
トリクス型表示装置における課題の1つとして、表示品
位を上げるために良好な階調表現を実現するということ
がある。入力ビデオ信号に応じて発光輝度を制御し、良
好な階調表現を実現するには、例えば、入力ビデオ信号
の値に基づいてパルス幅変調(PWM)した信号をドラ
イブ信号とする方式がある。この場合、入力ビデオ信号
の値に応じて各画素の発光時間が制御され、階調が表現
される。
【0006】この場合は一般に、入力ビデオ信号をA/
D変換し、そのデジタルデータとカウンタのカウント値
との一致を検出することでパルス幅を変調することにな
るが、実際上、配線数やカウンタ用クロックの周波数の
制限等から、A/D変換は8ビット程度、つまり256
階調程度が限界となってしまい、それ以上の階調を実現
することは非常に困難なものとなっていた。即ち、PW
M方式では階調表現に実用上の限界があり、飛躍的な表
示の高品位化は望めないという問題点があった。
【0007】さらに、この変調方法では、各画素毎の電
圧−電流特性のばらつきのため、各画素毎に電流がばら
ついてしまい、画面の輝度むらとして現れてしまう。こ
れをを抑えるため、印可電圧を固定し、駆動回路で一定
電流を流してパルス幅変調を行う場合もある。しかしな
がら、この場合でも、電流のばらつきは回避されるが、
上記と同様に階調表現に実用上の限界がある。
【0008】また他の方式として、ドライブ電圧、即ち
FED表示装置におけるゲート・カソード間電圧や、有
機EL表示装置における電極間電圧を変調することによ
って階調を表現するパルス振幅変調方式も考えられてい
る。しかしながら、FED表示装置や有機EL表示装置
におけるアノード電流特性上のアノード電流立上がり点
電圧のばらつき(各画素毎のばらつき)や駆動回路の温
度特性、電力損失の点等から、階調を精密に制御するこ
とができず、良好な表示品位が得られないという問題点
があった。
【0009】また、マトリクス型表示装置でテレビジョ
ン等の画像を表示する際、通常256階調以下の階調表
示を行っている。多くの場合、256階調で十分である
と考えられているが、例えば、画面全体はそれほど明る
くないが,一部にピーク輝度がある場面等では、画面中
のごく1部の領域で256階調の最高輝度よりも、少な
くとも2倍、好ましくは5倍以上の輝度がないと迫力の
ある映像にならないことが知られている。実際、陰極線
管(CRT)を用いた直視型テレビジョン受像機あるい
は投射型テレビジョン受像機では、画面の1部分の瞬発
的な輝度(ピーク輝度)を、平均輝度の10倍程度以上
得られるようにして、迫力ある映像を実現している。こ
れは、CRTでは、信号電圧に対して輝度が指数関数以
上に急峻に変化するためである。
【0010】これに対して、例えば、代表的なマトリク
ス型表示装置である液晶ディスプレイ装置では、信号電
圧に対して輝度(液晶ディスプレイ装置の場合は透過
率)がほぼ1次関数的に変化するので、CRTのように
大きな輝度のダイナミックレンジを得ることができず、
高々400階調しか得られない。
【0011】通常のFED表示装置では、発光輝度が信
号電圧に対してほぼ指数関数的に変化するので、大きな
輝度のダイナミックレンジを得ることが可能である。こ
れは、FED表示装置に用いられる電子放出素子は、印
加電圧に対する放出電流量の変化が、ファウラー・ノル
トハイムの式という、指数関数に近い変化をする式に従
うからである。蛍光面の発光輝度は、放出電流量にほぼ
比例するので、輝度も指数関数に近い形で変化すること
となる。
【0012】従来の階調表示方法で256階調よりも大
きなダイナミックレンジを得るには、輝度が2のm乗
(m=0〜9)に比例するように10種の信号電圧を設
定し、それらの組み合わせで1024階調とすればよ
い。しかし、この方法では、各発光素子毎の信号情報と
して10ビット必要になり、制御回路が複雑になるばか
りでなく、高速な回路が必要になるのでコストアップに
つながり、現実的ではない。また、たとえ10ビットに
しても、1対1024の輝度比、即ち、3桁のダイナミ
ックレンジしか得られない。
【0013】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、データのビット数を多くすることなく表現
できる階調数を増大することができ、表示画像の品位を
飛躍的に向上させることができるマトリクス型表示装置
を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した従来
の技術の課題を解決するため、発光素子がマトリクス状
に配置されたパネル(9)と、入力される映像信号に応
じて前記パネルに供給するパルス幅を変調して階調を表
現するパルス幅変調部(6)とを備えたマトリクス型表
示装置において、前記映像信号の平均輝度を直接的もし
くは間接的に検出する検出手段(11)と、前記検出手
段によって検出した平均輝度によって、前記パネルに印
加する電圧を制御する制御手段(12,13)とを備え
て構成したことを特徴とするマトリクス型表示装置を提
供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明のマトリクス型表示
装置について、添付図面を参照して説明する。図1は本
発明のマトリクス型表示装置の第1実施例を示すブロッ
ク図、図2は図1中の電源電圧変調部13の具体的構成
の一例を示す回路図、図3は本発明のマトリクス型表示
装置の第2実施例を示すブロック図、図4は電界放出素
子の素子電圧と素子電流との関係を示す特性図、図5は
電界放出素子のパルス幅と輝度レベルとの関係を示す特
性図、図6は図1,図3中の電圧変換部12の動作の一
例を説明するための特性図、図7は本発明による効果を
説明するための特性図、図8は本発明による効果を説明
するための波形図、図9は図1,図3中の電圧変換部1
2の動作の他の例を説明するための特性図である。
【0016】<第1実施例>まず、第1実施例の基本的
動作について説明する。図1において、入力端子1より
入力されたコンポジット映像信号は、デコーダ2に入力
され、3原色の輝度信号(R,G,B信号)及び水平,
垂直同期信号に分離される。R,G,B信号は、パラレ
ル・シリアル(P/S)変換部3に入力され、水平,垂
直同期信号はタイミング発生部5に入力される。P/S
変換部3は、入力されたパラレル信号を、パネル9の各
蛍光体の並びに対応した順番に並んだシリアル信号に変
換して出力する。このシリアル信号は、シリアル・パラ
レル(S/P)変換部4に入力され、パネル9の1行毎
に対応したパラレル信号に変換され出力される。
【0017】一方、タイミング発生部5は、水平,垂直
同期信号に同期した各種のタイミング信号を発生し、P
/S変換部3,パルス幅変調器(PWM)/ドライバ
6,走査ドライバ8に入力する。PWM/ドライバ6に
は、S/P変換部4よりパラレル信号に変換された映像
信号が入力される。PWM/ドライバ6は、入力された
各映像信号の輝度に応じたパルス幅を有するドライブパ
ルスを生成し、電流検出部7を介してパネル9の列電極
に供給する。なお、電流検出部7は、通常の駆動時は特
別な機能を果たさない。
【0018】走査ドライバ8は、走査パルスをパネル9
の行電極に供給し、パネル9における選択する行を順次
走査する。パネル9にドライブパルスが供給されると、
走査ドライバ8が選択した行に接続された画素のみが、
ドライブパルスの各パルス幅に応じた期間だけ電子を放
出し、蛍光体が発光する。これによって、パネル9上に
2次元画像が形成される。なお、以上の説明はPWMの
場合であり、電圧変調の場合には、ドライバ6は映像信
号の強度に応じた電圧の所定幅のドライブパルスを生成
する。
【0019】次に、映像信号(画面)の平均輝度に応じ
てピーク輝度を制御する構成について説明する。パネル
9に表示される映像の平均輝度を検出する方法として
は、入力された映像信号の平均輝度レベルを検出する第
1の方法、パネル9の各画素に流れる素子電流の平均レ
ベルを検出する第2の方法、パネル9に印加する高圧電
流を検出する第3の方法等がある。平均輝度の検出方法
は、直接的もしくは間接的に検出する任意の方法でよ
い。また、平均輝度は1画面(1フィールド)の平均輝
度に限定されることなく、所定期間(少なくとも1フィ
ールド)の平均輝度であればよい。
【0020】第1の方法では、デコーダ2より出力され
たR,G,B信号を平均輝度検出部11に入力する。平
均輝度検出部11は、入力されたR,G,B信号に例え
ばローパスフィルタによってフィルタをかけ、1画面の
画素の積算値を求めることによって、平均輝度を検出す
る。第2の方法では、電流検出部7を構成する抵抗7R
によって各素子に流れる素子電流を検出し、この検出出
力を平均輝度検出部11に入力する。平均輝度検出部1
1は、同様に、電流検出部7からの検出出力にフィルタ
をかけ、1画面の画素の積算値を求めることによって、
平均輝度を検出する。第3の方法では、高圧電源10よ
りパネル9に印加する高圧電流を検出抵抗14によって
検出し、この検出出力を平均輝度検出部11に入力す
る。平均輝度検出部11の動作は同様である。なお、図
1では、第1〜第3の方法を全て行うよう図示している
が、いずれか1つの検出方法により行えばよい。
【0021】このようにして、平均輝度検出部11によ
って画面の平均輝度が検出されると、平均輝度検出部1
1は検出電圧を電圧変換部12に入力する。電圧変換部
12は入力された検出電圧を制御電圧に変換し、電源電
圧変調部13に入力する。電圧変換部12における電圧
変換は、上述した第1〜第3の方法のいずれを用いたか
によって若干異なるが、検出電圧を増幅したり、反転し
たり、また、後述するように、映像の条件に合わせて曲
線状に変換したり、折れ線に変換したりする。
【0022】電源電圧変調部13には、PWM/ドライ
バ6や走査ドライバ8に供給するための電源電圧が入力
されている。電源電圧変調部13は、電圧変換部12よ
り入力された制御電圧に応じて電源電圧を変調し、PW
M/ドライバ6や走査ドライバ8に供給する。なお、こ
こでは便宜上、電源電圧変調部13によって変調した電
源電圧をPWM/ドライバ6及び走査ドライバ8に入力
しているが、電源電圧を変調するのはPWM/ドライバ
6と走査ドライバ8のいずれか一方でよい。電源電圧変
調部13としては、図2に示すようなシリーズレギュレ
ータによって構成してもよいし、スイッチングレギュレ
ータ等の電圧を可変できるものであれば、どのような構
成であってもよい。なお、図2中、Cはコンデンサ、Q
はトランジスタ、Rは抵抗、OPはオペアンプである。
【0023】<第2実施例>第2実施例は、映像信号
(画面)の平均輝度に応じてピーク輝度を制御する他の
構成例である。図3において、図1と同一部分には同一
符号を付し、その説明を省略する。なお、図3において
は、パネル9に表示される映像の平均輝度を検出する方
法として、電流検出部7を用いて、パネル9の各画素に
流れる素子電流の平均レベルを検出する第2の方法を用
いた構成について示しているが、第1の方法や第3の方
法であってもよい。
【0024】図3に示すように、パネル9の列電極のそ
れぞれには、図示の向きにダイオードが接続されてい
る。ダイオード群はパネル電圧制限部15を構成してい
る。電圧変換部12より出力された制御電圧は、電圧制
限部15におけるダイオードのカソードに印加される。
これにより、パネル9の列電極にかかる電圧は、制御電
圧とダイオードによる電圧分(0.7V)との合計値に
制限される。即ち、電圧変換部12からの制御電圧によ
って、パネル9の列電極にかかる電圧を制御することが
できる。
【0025】以上のような第1,第2実施例の構成で、
PWM/ドライバ6や走査ドライバ8に供給する電源電
圧を変調したり、パネル9の列電極にかかる電圧を制御
したときの動作について説明する。FED表示装置等に
用いられる電子放出素子は、前述のように、印加電圧に
対する放出電流量が、ファウラー・ノルトハイムの式と
いう、指数関数に近い特性で変化する。パネル9の印加
電圧(素子電圧)と放出電流(素子電流)との関係を図
4に示す。パネル9の蛍光面の発光輝度は、放出電流量
にほぼ比例するので、輝度も指数関数に近い形で変化す
る。
【0026】この図4の特性により、映像信号の輝度レ
ベルに応じて電圧変調すれば階調を表現することができ
るが、映像信号の輝度レベルに対してリニアとすること
は難しい。そこで、パネル9の素子に印加する素子電圧
を一定とし、パルス幅を変えることによって階調を表現
するPWM方式とすると、図5に示すように、映像信号
の輝度レベルに応じたパルス幅に対してリニアな輝度レ
ベルの特性を得ることができる。しかし、このままで
は、発明が解決しようとする課題にて説明したように、
表現できる階調には限界がある。そこで、本発明では、
PWM方式と電圧変調方式を組み合わせることによっ
て、実質的に表現できる階調を広げるようにする。
【0027】図1,図3中の電圧変換部12は、一例と
して、図6に示すように、平均輝度検出部11によって
検出された平均輝度の検出電圧を反転させ、検出電圧と
は逆特性の制御電圧を生成する。この制御電圧によっ
て、PWM/ドライバ6や走査ドライバ8に供給する電
源電圧を変調したり、パネル9の列電極にかかる電圧を
制御する。これにより、図7に示すように、画面の平均
輝度が低いときには、素子電圧(Vf)−素子電流(I
f)特性上のA点に位置し、平均輝度が高くなるに従っ
てB点の方向へと変化していく。
【0028】すると、平均輝度は低いが、一部にピーク
輝度がある場合には、素子への印加電圧が大きくなるの
で、図8(A)に示すように、左側に図示しているよう
な映像信号がパネル9に表示される際には、右側に示す
ようにピーク輝度が数倍に伸長される。その結果、ピー
ク輝度が高くなり、階調が実質的に増大する。一方、平
均輝度が高い場合には、素子への印加電圧が小さくなる
ので、図8(B)に示すように、左側に図示しているよ
うな映像信号がパネル9に表示される際、右側に示すよ
うにピーク輝度は伸長されない。この場合には、消費電
力を減らすことができる。なお、パルス幅は変えていな
いので、電圧が下がっても階調数は減らない。
【0029】図6の例では、検出電圧に対して制御電圧
を比例関係としたが、特に比例関係である必要はなく、
映像信号によって変えてもよい。図9(A)に示すよう
に、制御電圧を実線や破線のように、任意の曲線として
もよいし、図9(B)に示すように、制御電圧を実線で
示すように所定の点以上で制限したり、破線で示すよう
に傾きを変えてもよい。制御電圧の特性は、映像信号の
条件により適宜に設定すればよい。
【0030】本発明は以上説明した本実施例に限定され
ることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において
種々変更可能である。本発明は、FED表示装置に限定
されることなく、EL表示装置等の他のマトリクス型表
示装置であってもよい。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のマ
トリクス型表示装置は、映像信号の平均輝度を直接的も
しくは間接的に検出する検出手段と、この検出手段によ
って検出した平均輝度によって、パネルに印加する電圧
を制御する制御手段とを備えて構成したので、データの
ビット数を多くすることなく表現できる階調数を増大す
ることができ、表示画像の品位を飛躍的に向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すブロック図である。
【図2】図1中の電源電圧変調部13の具体的構成の一
例を示す回路図である。
【図3】本発明の第2実施例を示すブロック図である。
【図4】電界放出素子の素子電圧と素子電流との関係を
示す特性図である。
【図5】電界放出素子のパルス幅と輝度レベルとの関係
を示す特性図である。
【図6】図1,図3中の電圧変換部12の動作の一例を
説明するための特性図である。
【図7】本発明による効果を説明するための特性図であ
る。
【図8】本発明による効果を説明するための波形図であ
る。
【図9】図1,図3中の電圧変換部12の動作の他の例
を説明するための特性図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 デコーダ 3 パラレル・シリアル変換部 4 シリアル・パラレル変換部 5 タイミング発生部 6 パルス幅変調/ドライバ(パルス幅変調部) 7 電流検出部 8 走査ドライバ 9 パネル 11 平均輝度検出部(検出手段) 12 電圧変換部(制御手段) 13 電源電圧変調部(制御手段) 14 検出抵抗 15 パネル電圧制限部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】発光素子がマトリクス状に配置されたパネ
    ルと、入力される映像信号に応じて前記パネルに供給す
    るパルス幅を変調して階調を表現するパルス幅変調部と
    を備えたマトリクス型表示装置において、 前記映像信号の平均輝度を直接的もしくは間接的に検出
    する検出手段と、 前記検出手段によって検出した平均輝度によって、前記
    パネルに印加する電圧を制御する制御手段とを備えて構
    成したことを特徴とするマトリクス型表示装置。
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