JPS6326851Y2 - - Google Patents

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JPS6326851Y2
JPS6326851Y2 JP1980143518U JP14351880U JPS6326851Y2 JP S6326851 Y2 JPS6326851 Y2 JP S6326851Y2 JP 1980143518 U JP1980143518 U JP 1980143518U JP 14351880 U JP14351880 U JP 14351880U JP S6326851 Y2 JPS6326851 Y2 JP S6326851Y2
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circuit
dimming
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power
signal
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JP1980143518U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時分割駆動される表示器の明るさを
調整する蛍光表示管の調光回路に関する。
従来、時分割駆動される例えば透過型の液晶表
示器、蛍光表示管等の表示器の表示の明るさを調
整する調光方式には、フイラメント電極(明るさ
調整手段)の電位を決めるための電力調整回路を
構成し、かつセンタータツプを有する変圧器の交
流出力電圧の直流レベル、すなわちセンタータツ
プ電位を第2図Aに示されるように直流レベル的
に変化させて調光する方式と、変圧器のセンター
タツプにツエナーダイオード等を介して表示の明
るさを決めるパルス状の調光信号を供給して、変
圧器の交流出力電圧の直流レベルに略等しいセン
タータツプ電位を第2図Bに示されるようにある
2点の直流レベルの電位、例えば通常の明るさで
表示したときのフイラメント電極の電位と表示の
明るさが極端に低下したときのフイラメント電極
の電位との間で振動させ、その振動の時間比、す
なわちデユーテイにより調光する方式とがあつ
た。なお、第2図A、Bに実線で示される矩形波
状のパルスは、表示器の共通電極を選択して、該
表示器を時分割駆動するための切換信号である。
ここで、後者の方式において、表示器の共通電
極に供給する切換信号の切換周波数に比べて調光
信号の周波数が十分に高く設定された場合は、表
示の明るさが均一になるために特に問題にならな
い。しかし、両者の周波数が似かよつて略同一の
周波数に設定された場合は、切換信号と調光信号
との周波数、位相及び共通電極数等の関係で表示
の瞬時瞬時における表示電極、共通電極間に印加
される電力の実効値にバラツキを生ずることから
表示の明るさが、一部分だけ他の部分と異なる明
るさになる表示むらが生じ、また一部分の表示の
明るさが時間的に変化するちらつきが生じ表示が
見づらくなるという不具合があつた。
本考案は、前記欠点を解消するためになされた
もので、デユーテイの変わるパルス状の調光信号
を積分回路を用いて積分して切換信号の切換周波
数と調光信号の周波数とが略同一の周波数に設定
されている様な場合でも表示ちらつきや表示むら
を発生させずに表示の明るさを調光できる蛍光表
示管の調光回路を提供することを目的としてい
る。
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を
参照して説明する。本実施例は、時分割駆動され
る蛍光表示管に応用したものである。第1図にお
いて、1は切換信号発生回路で、所定の切換周波
数を有する矩形波状の切換信号を出力する。2は
例えばマルチブレクサ等からなる格子駆動回路
で、後述の蛍光表示管8の格子電極8b数と同数
の出力端子を有し、前記切換信号発生回路1から
切換信号が供給されると、該切換信号の切換周波
数と同じ周波数で、かつ夫々の出力端子が所定の
順序でローレベルの状態に切換えられる。3は多
桁のカウンタ、マルチブレクサ等からなる測定信
号変換回路で、入力端子Iから供給されるパルス
状の測定信号を多桁のカウンタで計数して夫々の
桁の計数結果を4ビツトで表わし、夫々の計数結
果を前記切換信号発生回路1から供給される切換
信号の切換周波数と同一周波数で切換接点が切換
わるマルチブレクサによつて順次出力する。4は
デコーダ・ドライバで、前記測定信号変換回路3
から供給される夫々の計数結果を7セグメント用
の信号に変換し、かつ増幅して変換された信号を
出力する。5は調光指示回路で、前記切換信号発
生回路1から出力される切換信号の切換周波数と
略同一の周波数を有し、かつデユーテイを変えて
後述の電力調整回路7から後述の蛍光表示管8の
フイラメント電極8aへの電力の供給を調整する
ための矩形波状の調光信号(第2図Cに点線で示
す)を出力する。ここで、切換周波数と略同一の
周波数とは、切換周波数の1倍程度から4倍程度
までの表示むらや表示ちらつきを多く発生する傾
向を示す周波数をいう。6はミラー積分回路(積
分回路)で、トランジスタQ1,Q2、コンデンサ
C、抵抗R1からなり、前記調光指示回路5から
調光信号が供給されると、供給された調光信号を
時定数AR1C(AはトランジスタQ2の増幅度)で
三角波状(第2図Cに実線で示す)に積分する。
(なお、該時定数を大きくして調光信号を脈流状
に積分してもよい。)すなわち調光信号がハイレ
ベルの状態のときトランジスタQ1がオンし、ト
ランジスタQ2がオフするので、後述の電力調整
回路7から供給される電荷は、前記時定数をもつ
てコンデンサCに貯えられる。また、調光信号が
ローレベルの状態のときトランジスタQ1がオフ
し、トランジスタQ2がオンするのでコンデンサ
Cに貯えられた電荷は、前記時定数で放電され
る。7は電力調整回路で、バイアス抵抗R2、カ
ツト・オフ用のツエナーダイオードZD及びセン
タータツプを有する変圧器Tからなり、ツエナー
ダイオードZDのツエナー電圧(カツトオフ電圧
Vc)と前記積分器6からの三角波の電圧とが加
算されるため抵抗R2の一端のB点に第2図Dの
細い実線で示される三角波状に変わる電位を発生
してこの電位を変圧器Tのセンタータツプに供給
し、変圧器Tの出力側より後述の蛍光表示器8の
フイラメント電極8aに第2図Dに太い実線で示
される電圧を供給する。なお第2図Dに点線で示
される矩形波状のパルスは、調光信号である。8
は蛍光表示管(表示器)で、所定の抵抗値を有す
るフイラメント電極8a、格子(共通)電極8b
及び該格子電極8bに対向配設された7セグメン
トの表示電極8cからなり、前記デコーダ・ドラ
イバ4から計数結果が格子電極8bの夫々に対向
配設された夫々の表示電極8cに並列的に供給さ
れ、前記格子駆動回路2の出力端子からローレベ
ルの信号が順次所定の前記格子電極8bに供給さ
れる。またフイラメント電極8aは、所定の抵抗
値を有するために変圧器Tから第2図Dに太い実
線で示される電圧に比例した電力が供給される。
次に第1図、第2図に基づいて前述したものの
構成の作用を説明する。調光指示回路5から出力
された調光信号(第2図Cに点線で示す。)は、
ミラー積分回路6によつて第2図Cに実線で示さ
れるように三角波状に積分される。そしてミラー
積分回路6からの三角波状の出力信号は、電力調
整回路7のツエナーダイオードZDを介して第2
図Dに細い実線で示されるような三角波に変換さ
れ変圧器Tのセンタータツプにこの三角波が供給
される。このとき変圧器Tは、第2図Dに太い実
線で示されるように変わる電圧に比例した電力を
フイラメント電極8aに供給する。
一方、切換信号発生回路1は、切換信号を発生
し、これを格子駆動回路2と測定信号変換回路3
に供給する。格子駆動回路2は、切換信号発生回
路1からの切換信号に従い、夫々の出力端子を順
次ローレベルの状態にすることにより、蛍光表示
管8の夫々の格子電極8bを順次ローレベルの状
態にする。また測定信号変換回路3は、入力端子
Iから供給されるパルス状の測定信号を多桁で計
数して、多桁の計数結果を順次デコーダ・ドライ
バ4に供給する。ここで、第2図Dに太い実線で
示されるように変わる電圧に比例した電力がフイ
ラメント電極8aに供給されているので、格子電
極8bにローレベルの信号が供給される間にフイ
ラメント電極8aに供給される電力の平均値に比
例した明るさで、蛍光表示管8にデコーダ・ドラ
イバ4から供給される測定信号が表示される。
なお前記実施例では、表示器に蛍光表示管8を
使用したが透過型の液晶表示器を用いてもよい。
このとき電力調整回路7からの電力を液晶表示器
を構成し、かつ液晶表示パネルを照明するランプ
発光ダイオード等の光源(明るさ調整手段)に供
給しなくてはならない。
前述のように本考案は、複数の共通電極8b、
該共通電極の夫々に対にして設けられる表示電極
8c及びフイラメント電極8aを有して前記表示
電極8cに表示信号が供給されると共に前記複数
の共通電極8bが択一的に順次選択されて時分割
駆動される蛍光表示管8と、該蛍光表示管のフイ
ラメント電極8aに所望の明るさを得るための電
力を供給する電力調整回路7と、該電力調整回路
に、前記蛍光表示管8を時分割駆動するための切
換周波数と略同一の周波数を有し、かつデユーテ
イを変えて前記電力調整回路7からの電力の供給
を調整するパルス状の調光信号を供給する調光指
示回路5とを備えた蛍光表示管の調光回路におい
て、前記電力調整回路7と前記調光指示回路5と
の間に、前記調光指示回路5からのパルス状の調
光信号を所定の時定数で積分する積分回路6を介
挿し、この積分波形の電力を前記フイラメント電
極8aに供給したことを特徴とする蛍光表示管の
調光回路であつて、本考案によると、パルス状の
調光信号が積分されるようにしたため、共通電極
の夫々が選択されている間に明るさ調整手段に供
給される電力の平均値が均一化されるので、表示
ちらつきや表示むらの発生を防止する等の効果が
発揮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す表示器調光回
路の回路図、第2図は第1図に示す表示器調光回
路の動作の波形図である。 1……切換信号発生回路、2……格子駆動回
路、3……測定信号変換回路、4……デコーダ・
ドライバ、5……調光指示回路、6……ミラー積
分回路、7……電力調整回路、8……蛍光表示
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数の共通電極8b、該共通電極の夫々に対に
    して設けられる表示電極8c及びフイラメント電
    極8aを有して前記表示電極8cに表示信号が供
    給されると共に前記複数の共通電極8bが択一的
    に順次選択されて時分割駆動される蛍光表示管8
    と、該蛍光表示管のフイラメント電極8aに所望
    の明るさを得るための電力を供給する電力調整回
    路7と、該電力調整回路に、前記蛍光表示管8を
    時分割駆動するための切換周波数と略同一の周波
    数を有し、かつデユーテイを変えて前記電力調整
    回路7からの電力の供給を調整するパルス状の調
    光信号を供給する調光指示回路5とを備えた蛍光
    表示管の調光回路において、前記電力調整回路7
    と前記調光指示回路5との間に、前記調光指示回
    路5からのパルス状の調光信号を所定の時定数で
    積分する積分回路6を介挿し、この積分波形の電
    力を前記フイラメント電極8aに供給したことを
    特徴とする蛍光表示管の調光回路。
JP1980143518U 1980-10-08 1980-10-08 Expired JPS6326851Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980143518U JPS6326851Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08

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JP1980143518U JPS6326851Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08

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Publication Number Publication Date
JPS5765389U JPS5765389U (ja) 1982-04-19
JPS6326851Y2 true JPS6326851Y2 (ja) 1988-07-20

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ID=29503261

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JP1980143518U Expired JPS6326851Y2 (ja) 1980-10-08 1980-10-08

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52142995A (en) * 1976-05-24 1977-11-29 Kanto Seiki Co Indicator brightness controller

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52142995A (en) * 1976-05-24 1977-11-29 Kanto Seiki Co Indicator brightness controller

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JPS5765389U (ja) 1982-04-19

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