JPS5922234B2 - 液晶制御回路 - Google Patents

液晶制御回路

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JPS5922234B2
JPS5922234B2 JP10138774A JP10138774A JPS5922234B2 JP S5922234 B2 JPS5922234 B2 JP S5922234B2 JP 10138774 A JP10138774 A JP 10138774A JP 10138774 A JP10138774 A JP 10138774A JP S5922234 B2 JPS5922234 B2 JP S5922234B2
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JP
Japan
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liquid crystal
terminal
power source
circuit
transistors
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JP10138774A
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English (en)
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JPS5129097A (ja
Inventor
幸一 笠原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明に交流電力の制御回路に係り、特に液晶素子等か
ら成る負荷に対して交流電源から供給される電力を制御
するための回路に関する。
液晶の電気光学効果を利用した表示素子は低電力でしか
も平板構造にできることから従来の表示素子にとつてか
わつて実用され始めている。
この液晶表示素子は、直流励起した場合には電気化学的
な反応が発生して液晶の特性が劣化することから、一般
には交流励起が行なわれている。交流励起を行なう場合
に、交流電源を用いて行なわんとすると制御回路が複雑
高価となるため従来は直流電源を用いて励起し、電気化
学的な反応が発生しない程度の周期で液晶素子に印加す
る電圧または電流の極性を反転させる方法がとられてき
た。直流電源を用いて液晶素子を交流励起するための回
路としては、例えば特開昭49−40498がある。こ
れは一つの液晶素子あたり1対2個の相補トランジスタ
Trl、Tr2および2個のダイオードD1、D2を用
いてスイッチング回路を構成し、前記相補トランジスタ
Trl、Tr2のベースに同時に順方向バイアス電圧を
印加するものであるが、前記トランジスタTr2のバイ
アス回路がコンデンサCおよび抵抗R3により交流結合
されているためτ=CR3なる時定数τを有する。従つ
て液晶素子Zを長時間にわたり点灯状態にしておきたい
場合には時定数τを大きな値に選ばなけれぱならない。
例えば液晶素子Zを1秒間点灯したい場合には抵抗R3
を100にΩとするとコンデンサCの容量は10μF以
上が必要となり、10秒間点灯したい場合には100厨
’以上が必要となり、回路の集積回路化が困難となる。
また交流電源を用いて液晶素子等を交流励起する他の方
法として、特公昭48−42400がある。
これは一つの液晶素子あたり、1個のトランジスタ26
および1個のコンデンサ28を夫々直流接続してスイッ
チング回路を構成したものであるが、この場合もコンデ
ンサ28を用いているので回路の集積回路化が困難であ
る。本発明は上記のような点に鑑みなされたもので、コ
ンデンサを使用せず、集積回路化の容易な液晶制御回路
を提供するものである。
すなわち、一つの液晶素子あたり1対2個の相補トラン
ジスタと2個のダイオードを用いてスイッチング回路を
構成し、前記相補トランジスタの両ベースまたはゲート
を共通接続した点に交流電源の電力の一部を選択的に与
え、前記相補トランジスタを交互に順方向バイアスする
ようにした液晶制御回路を提供するものである。次に図
面を参照して、本発明回路の制御回路の一実施例を説明
する。
交流電源例えば商用電源1が変成器2の1次巻線2Pに
接続され、この変成器2の2次巻線2Sの一端は接地さ
れ、他端は複数の負荷例えば液晶素子31〜3nの一端
に接続されると、ともに波形変換回路4に接続されてい
る。
該回路4の出力から前記液晶素子31〜3nの数に応じ
て設けられた各トランスミツシヨンゲート51〜5nの
入力端子1Nに接続されている。前記波形変換回路4お
よびトランスミツシヨンゲート51〜5nは外部より士
Eボルトの直流電圧が印加されて動作するもので、Eの
値は例えば5ボルトでもよい。前記各トランスミツシヨ
ンゲート51〜5nの制御端子Cには夫々の外部端子6
1〜6nより選択信号が供給される如くに接続され、ト
ランスミツシヨンゲート51〜5nの出力端子0UTと
前記液晶素子31〜3nの他端との間に夫々交流スイツ
チング回路71〜7nが接続されて制御回路が構成され
ている。各液晶素子31〜3nに対する夫夫のスイツチ
ング回路71〜7nは同一であるからその一つの回路7
1のみについて説明する。すなわちエミツタが共通接地
されるとともにベースが共通接続された一対の相補トラ
ンジスタすなわちNPN形トランジスタTRlおよびP
NP形トランジスタTR2が設けられ、両トランジスタ
TRl,TR2のコレクタ間に、トランジスタTRlの
コレクタ側がカソードで、トランジスタTR2のコレク
タ側がアノードの方向で、2つのダイオードDl,D2
が直列接続される。そして2つのダイオードDl,D2
の接続点から液晶素子31に接続され、2つのトランジ
スタTRl,TR2の共通ベースは抵抗R2により接地
されると、ともに抵抗R1を介してトランスミツシヨン
ゲート51の出力端子0UTに接続されてスイツチング
回路71が構成されている。次に動作を説明する。
第2図aは変成器2の二次側の電圧波形を示し、交流電
源1に商用電源を用いた場合の例で波形は正弦波、振幅
は液晶素子31〜3nを励起するに十分な電圧を有する
ものとする。このような正弦波電圧が液晶素子31〜3
nの一端と接地間に印加されるが、トランジスタTRl
,TR2が0FF状態ではダイオードDl,D2により
両トランジスタTRl,TR2のベース・コレクタ接合
が順方向バイアスされることはなく液晶素子には電流が
流れない(または電圧が印加されない)。この時トラン
ジスタTRlのコレクタには第2図bに示す如くに第2
図aの正弦波電圧の正の半サイクルの電圧が印加され、
トランジスタTR2のコレクタには第2図cに示す如く
にaの負の半サイクル電圧が印加されている。従つて両
トランジスタTRl,TR2は第2図B,cの電圧にそ
れぞれ耐えるものでなければならない。また第2図aの
正弦波電圧は波形変換回路4にも供給されており、該回
路4の出力には第2図dに示す如くの矩形波電圧を得る
この矩形波電圧はトランスミツシヨンゲート51〜5n
の入力端子1Nに供給され、外部端子61〜6nに加え
られる選択信号に制御されて出力端子0UTに伝達され
る。すなわち、今外部端子61に第2図eに示す如くの
第2図dの矩形波に同期した選択信号が印加されるとト
ランスミツシヨンゲート51の出力端子0UTには例え
ば第2図fに示す如くのスイツチ制御信号を得る。この
場合、前記選択信号(第2図e)の高レベル期間は負荷
である液晶素子に電力を供給して点灯(散乱)させるこ
とを意味し、低レベル期間は非点灯を意味するものとし
、トランスミツシヨンゲート51は前記選択信号(第2
図e)の高レベル期間で入力端子1Nと出力端子0UT
が接続され、低レベル期間で出力端子0UT開放となる
ように動作するものとする。前記スイツチ制御信号(第
2図f)は交流スイツチング回路71を構成するトラン
ジスタTRl,TR2のベースに抵抗R1を介して供給
され、両トランジスタTRl,TR2を交互に0Nせし
める。すなわち、第2図fのスイツチ制御信号の高レベ
ル期間ではトランジスタTRlが0Nし、低レベル期間
ではトランジスタTR2が0Nする。またスイツチ制御
信号のないOレベル期間では両トランジスタTRl,T
R2ともに0FFである。従つて負荷である液晶素子3
1には第2図gに示す如くに、前記選択信号(第2図e
)に応じて、第2図aに示した変成器2の二次電圧が選
択的に印加され、点灯・非点灯の制御がなされる。なお
第1図における抵抗R2はトランスミツシヨンゲート5
1の出力端子0UTが開放状態にある時すなわちスイツ
チ制御信号が供給されない時に、両トランジスタTRl
,TR2のベース電位をO電位に安定化ならしめるため
のものである。以上のようにして外部端子61〜6nに
夫々選択信号を加えることにより、負荷である液晶素子
31〜3nを任意に点灯・非点灯制御することができる
なお本発明の液晶制御回路により負荷に供給される電圧
波形は、例えば交流電源が商用電源等のように正弦波形
の場合には、正確には第3図に示す如くにクロスオーバ
ー歪を有する。これはダイオードDl,D2の順方向電
圧降下およびトランジスタTRl,TR2のコレクタ・
エミツタ間飽和電圧によるものであるが、この歪量は小
さく、特に液晶負荷を駆動する場合等は全つく問題とな
らない。上記実施例においては波形変換回路4を用いて
正弦波を矩形波に変換し、これをスイツチ制御信号とし
て用いたが、正弦波をそのまま用いてもよい。
すなわち、例えば第1図において、変成器2の2次巻2
Sに所望の電圧が得られるように設けられたタツプ2T
からの正弦波電圧を直接トランスミツシヨンゲート51
〜5nの入力端子1Nに供給しても上記実施例と同様の
動作を行なわせることができる。さらに上記実施例にお
いては交流スイツチング回路を構成するトランジスタT
Rl,TR2にバイポーラトランジスタを用いた91J
Cついて説明したが、トランジスタの0FF時リーク電
流が問題となるような場合には、ユニポーラトランジス
タ例えばエンハンスメント形MOS電界効果トランジス
タを用いて構成してもよい。
すなわち第4図に示す如くに、トランジスタTRlの代
りにNチヤンネル電界効果トランジスタTR/を用い、
トランジスタTR2の代りにPチヤンネル電界効果トラ
ンジスタTR2′を用い、両トランジスタTRl5,T
R25のソースを接地するとともにゲートを共通接続し
て抵抗R2を介して接地する。両トランジスタTRl′
,TR2′のドレイン間には第1図と同様にダイオード
Dl,D2を接続し、該ダイオードDl,D2の接続点
より負荷の液晶素子の一端に接続し、前記トランジスタ
TR/,TR2′の共通ゲートにスイツチ制御信号を印
加するようにすればよい。この場合第1図の抵抗R,は
省略してよい。さらにトランジスタTR/,TR2′の
0FF時リーク電流が問題となる場合には負荷と並列に
所定値のインピーダンスを接続してもよい。以上詳記し
たように本発明によれば交流電源を用いて負荷を選択的
に駆動する場合の交流制御回路として構成が簡単で且つ
安価で実用的な回路を得ることができる。
本発明回路は例えば液晶を用いた大形広告パネルあるい
は大形の電子時計等を駆動する場合に用いて特に顕著な
効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る制御回路の一実施例を説明するた
めの回路構成図、第2図および第3図は第1図の回路の
動作を説明するための波形図、第4図は第1図スイツチ
ング回路の他の実施例を説明するための回路結線図であ
る。 図において、1は交流電源、2は変成器、31〜3nは
負荷、4は波形変換回路、51〜5nはトランスミツシ
ヨンゲート、61〜6nは外部端子、71〜7nは交流
スイツチング回路、TRl,TR2はバイポーラトラン
ジスタ、Dl,D2はダイオード、Rl,R2は抵抗、
TRl′,TR2′はユニポーラトランジスタ、+E,
−Eは直流電圧である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 第1の端子及び第2の端子を有する交流電源と、エ
    ミッタまたはソースが前記交流電源の第1の端子に共通
    接続され、ベースまたはゲートが共通接続された相補ト
    ランジスタと、該相補トランジスタの各コレクタまたは
    各ドレイン間に順方向となるように直列接続された2個
    のダイオードと、該2個のダイオードの接続部及び前記
    交流電源の第2端子間に接続された液晶と、前記相補ト
    ランジスタの共通接続されたベースまたはゲートと出力
    端子が接続され、入力端子に前記交流電源の第2の端子
    と同相の交流信号が入力され、また制御端子に液晶の点
    灯・非点灯を制御する選択信号が入力されるトランスミ
    ッションゲートとを具備してなることを特徴とする液晶
    制御回路。
JP10138774A 1974-09-05 1974-09-05 液晶制御回路 Expired JPS5922234B2 (ja)

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JPS5129097A JPS5129097A (ja) 1976-03-11
JPS5922234B2 true JPS5922234B2 (ja) 1984-05-25

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188220A (ja) * 1984-03-02 1985-09-25 Daifuku Co Ltd 仕分け装置
JPH0439219Y2 (ja) * 1985-03-19 1992-09-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60188220A (ja) * 1984-03-02 1985-09-25 Daifuku Co Ltd 仕分け装置
JPH0439219Y2 (ja) * 1985-03-19 1992-09-14

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