JP2571766B2 - マトリクス表示パネル - Google Patents

マトリクス表示パネル

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JP2571766B2 JP61100117A JP10011786A JP2571766B2 JP 2571766 B2 JP2571766 B2 JP 2571766B2 JP 61100117 A JP61100117 A JP 61100117A JP 10011786 A JP10011786 A JP 10011786A JP 2571766 B2 JP2571766 B2 JP 2571766B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明はマトリクス表示パネルの駆動方法において、 走査側駆動回路のスイッチング素子を駆動する場合に
比較的高電圧を印加することから高耐圧の高価なスイッ
チング素子を必要とする問題点を解決するため、 走査側駆動回路のスイッチング素子に駆動電圧パルス
を印加する前に予めペデスタル電圧を印加しておくこと
により、 耐圧の低い安価なスイッチング素子で構成し得るよう
にしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明はマトリクス表示パネル、特に、薄膜ELマトリ
クス表示パネルの駆動方法に関する。このようなマトリ
クス表示パネルはOA機器の端末機やパーソナルコンピュ
ータ等の表示部等に適用されることが期待されており、
表示パネルの低価格化及び長寿命化を含めた長期信頼性
が必要である。
〔従来の技術〕
第6図は従来の一例の駆動回路のブロック図を示す。
同図中、1は走査側駆動回路で、レベル変換回路、シフ
トレジスタ、ラッチ回路、プルオンリドライバにて構成
され、走査データ信号、クロック信号、ラッチ信号、ス
トローブ信号からなる走査側制御信号を供給される一
方、走査側スイッチ切換信号によるスイッチSW1〜SW3
切換えによって走査パルス電圧−VS、リフレッシュパル
ス電圧+VRを印加されることにより、第8図(B)〜
(D)に示す走査側パルスS1,S2…,SNが取出され、この
走査側パルスはELマトリクス表示パネル2の各走査側電
極に印加される。
一方、3はデータ側駆動回路で、シフトレジスタ、ラ
ッチ回路、プッシュプルドライバにて構成され、データ
信号、クロック信号、ラッチ信号、ストローブ信号から
なるデータ制御信号を供給されることによってデータ側
パルスが取出され、このデータ側パルスはELマトリクス
表示パネル2の各データ側電極に印加される。
ここで、例えばマトリクス表示パネル2のi番目のデ
ータ側電極に走査側1番目〜N番目まで全てデータ側パ
ルスDi(大8図(A))が印加されてその他のデータ側
電極にはデータ側パルスが印加されない場合、i番目の
データ電極上の絵素には第8図(E)〜(G)に示す駆
動電圧Di−S1,Di−S2,…,Di−SNが印加される。第8図
(E)〜(G)中、+VAは走査側パルスとデータ側パル
スとの重畳によって得られる発光選択電圧(駆動電
圧)、−VRはリフレッシュ電圧であり、第8図(E)〜
(G)中、+VMはi番目のデータ側パルスDiによって生
じる正極性半選択電圧である。
第8図(E)〜(G)において、所定の絵素は発光選
択電圧+VA及びリフレッシュ電圧−VRを印加されること
によって発光する。この場合、発光選択電圧+VA印加に
よる発光によって分極電荷を生じた場合のみリフレッシ
ュ電圧−VR印加によって再発光する。この動作は1フレ
ーム(16.7ms)毎に繰り返される。
第7図は従来の一例の駆動回路の一部の回路図を示
し、同図中、第6図と同一構成部分には同一番号、同一
符号を付す。走査側駆動回路1はNチャンネルのFETの
プルオンリドライバにて構成され、走査側制御信号によ
って第8図(B)〜(D)に示す走査側パルスS1,S2,
…,SNを出力する。この場合、走査制御スイッチ切換信
号の所定タイミングに応じ、スイッチSW1,SW2,SW3がオ
ン,オフされ、上記リフレッシュパルス(+VR)(+21
0V),走査パルス(−VS)(−160V),アースレベルが
得られる。
一方、データ側駆動回路3はNチャンネル及びPチャ
ンネルのFETのプッシュプルドライバにて構成され、デ
ータ側制御信号によって例えば第8図(A)に示すデー
タ側パルスDiを出力する。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ここで、走査側駆動回路1のプルオンリドライバのFE
TQ1〜QNの耐圧について考えてみる。走査側パルスを出
力する場合、FETQ1〜QN各ソースにはスイッチSW3によっ
て−160Vの電位が印加される。例えば、スキャン側パル
スS1を出力する場合、FETQ1はオンになっていてソース
・ドレイン間電圧は零とみなし得るので特に問題はない
が、オフになっている他のFETQ2〜QNのドレインは零に
なっているのでこのFETのソース・ドレイン間には電圧1
60Vが印加される。
即ち、一般に、FETのソース・ドレイン間には等価ダ
イオードが図示の向きで接続されており、特に、オンに
なっているFETQ1のソース・ドレイン間の電圧は実質的
に零とみなし得るが、オフになっているFETQ2〜QNのソ
ース・ドレイン間には等価ダイオードの逆方向に電圧16
0Vが印加される。他の走査側パルスS2,…を出力する場
合もこれに準じる。
このため、この従来方法によると、各FETQ1,Q2,…,QN
はこの電圧160Vとデータ側パルス電圧50V(実質的に電
圧変動となる)との和の電圧210V以上の耐圧を有する高
価なFETを必要とし、回路を安価に構成し得ない問題点
があった。
なお、PチャネルのFETの等価ダイオードは第7図示
の等価ダイオードの向きと逆になり、走査側パルス−VS
印加時、オフとなっているFETも全てこの等価ダイオー
ドを介してオンとなってしまうので、この回路構成では
走査側駆動回路1にPチャンネルのFETを用いることは
できない。
[問題点を解決するための手段] 本発明は、複数の走査側電極と複数のデータ側電極の
間に表示セルを配置したマトリクス表示パネルであっ
て、 該複数の走査側電極各々に接続されたプッシュプルド
ライバからなる走査側駆動回路と、 該走査側駆動回路の一方の電源供給端子に接続され、
第1の電圧を選択的に供給する第1の電源供給回路と、 該走査側駆動回路の他方の電源供給端子に接続され、
第2の電圧を選択的に供給する第2の電源供給回路と、 該第2の電源供給回路にて該複数の走査側電極に該第
2の電圧を印加した状態で、該第1の電源供給回路にて
該複数の走査側電極に順次該第1の電圧を印加し、該第
2の電圧に該第1の電圧を重畳して該走査側電極の走査
を行うことを特徴とする。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の駆動電圧波形を示す。同
図において、+VP,−VPは駆動電圧パルス(+PW)(−P
W)の印加前に印加するペデスタル電圧、VRは表示セル
を再発光するためのリフレッシュ電圧である。
第2図は本発明の一実施例の駆動回路のブロック図を
示す。4は少なくとも相補動作を行なって走査側パルス
S1,S2,…を出力するスイッチング素子4P,4Nを設けられ
た走査側駆動回路、5は相補動作を行なってデータ側パ
ルスD1,D2,…を出力するスイッチング素子5P,5Nを設け
られたデータ側駆動回路、61,62はペデスタル電圧+VP,
−VP,走査側パルス電圧+VS′,−VS′,リフレッシュ
電圧+VR′,−VR′を切換え出力する電源供給回路であ
る。
第3図は本発明方法に用いられる駆動回路のブロック
図、第4図はこの駆動回路の一部の回路図を示し、各図
中、第6図,第7図と同一構成部分には同一番号を付
す。第3図及び第4図中、4は走査側駆動回路で、第4
図に示す如く、PチャンネルFETXP1〜XPN(4P)及びN
チャンネルFETXN1〜XNN(4N)のプッシュプルドライバ
を設けられており、夫々のドレインは共通に接続されて
表示パネル2の走査側電極S1,S2,…,SNに接続されてお
り、夫々のソースは後述の電源供給回路に接続されてい
る。5はデータ側駆動回路で、従来例と同様にPチャン
ネルFET5P,NチャンネルFET5Nのプッシュプルドライバに
て構成されているが、電源電圧は25Vとされている。
61,62は電源供給回路である。第5図(B)に示す走
査側パルス電圧波形と共に説明すると、SW II2は負極性
ペデスタルパルス(−VP)(−165V)を得るためのスイ
ッチ、SW I4は走査側パルス(−VS′)(−190V)を得
るためのスイッチ、SW I5は負極性ペデスタル電圧(−V
P)(−165V)に復帰させるためのスイッチ、SW I3は負
極性パルスからアースレベルに戻すためのスイッチ、SW
I1は正極性リフレッシュパルス(+VR′)(+190V)
を得るためのスイッチ、SW II3は正極性パルスからアー
スレベルに戻すためのスイッチ、SW II1は負極性リフレ
ッシュパルス(−VR′)(−190V)を得るたのスイッ
チ、SW I2は正極性ペデスタルパルス(+VP)(+190
V)を得るためのスイッチ、SW II4は走査側パルス(+V
S′)(+215V)を得るためのスイッチ、SW II5は正極
性ペデスタル電圧(+VP)(+190V)に復帰させるため
のスイッチであり、これらは走査側スイッチ切換信号に
よって切換えられる。この他の走査側パルス電圧波形を
得る場合もこれに準じる。
なお、スイッチの信号の付近に記す矢印はスイッチオ
ン時における電流の方向を示す。
ここで、第1フレームにおいて、スイッチSW II2がオ
ンすると、走査側駆動回路4のPチャンネルFETP1〜XPN
の等価ダイオードを介して電流が流れ、各FETの共通ド
レインすなわち全走査電極には電圧−165Vのペデスタル
電圧(−VP)が印加される。この場合、PチャンネルFE
TXP1〜XPNのソース・ドレイン間電圧は実質的に零とみ
なし得る。
次に、第5図(B)に示す如く、スイッチSW I4がオ
ン、走査側1番目のNチャンネルFETXN1がオンすると、
PチャンネルFETXP1及びNチャンネルFETXN1の共通ドレ
インすなわち走査電極S1には電圧−190Vの走査側電圧
(−VS′)が印加される。この場合、各FETの共通ドレ
インは予めペデスタル電圧−165Vが印加されているの
で、オフになっている他のNチャンネルFETXN2〜XNN
印加される電圧は25V(=190V−165V)である。
次に、スイッチSW I5がオンすると、PチャンネルFET
XP1及びNチャンネルFETXN1の共通ドレインすなわち走
査電極S1は電圧−165Vのペデスタル電圧(−VP)に復帰
する。以上の動作を走査電極S2〜SNに対して同様に繰返
すことにより、各走査電極にペデスタル電圧に重畳され
た夫々の走査電圧パルス(−VS′)を印加する。最後の
走査電極SNに走査電極パルスを印加した後、スイッチSW
I3をオンすると、各FETの共通ドレインすなわち全走査
電極はアースレベルに戻る。
次に、スイッチSW I1がオン、各FETXN1〜XNNがオンす
ると、各共通ドレイン(全走査電極)には電圧+190Vの
リフレッシュ電圧(+VR′)が印加され、次に、スイッ
チSW II3がオンすると各FETの共通ドレイン(全走査電
極)はアースレベルに戻る。さらに、スイッチSW II1
オン、各FETXP1〜XPNがオンすると、各共通ドレイン
(全走査電極)には電圧−190Vのリフレッシュ電圧(−
VR′)が印加され、次にスイッチSW I3がオンすると各F
ETの共通ドレイン(全走査電極)はアースレベルに戻
る。
一方、データ側駆動回路5より走査側パルスS1〜SN
同期してデータ側パルスDiが供給されることにより、絵
素(i,1)(i,2),(i,N)には第5図(E),
(F),(G)に示す駆動電圧Di−S1,Di−S2,Di−SN
印加される。この場合、走査側パルスに同期した期間発
光選択電圧(PW)(+215V=走査側電圧190V+データ側
パルス電圧25V)が印加され、それ以外の期間は電圧165
Vが印加され、更に、リフレッシュ区間はリフレッシュ
電圧−190V,+190Vが印加される。
このように、第1フレームでは各FETともに走査側パ
ルス−VS′を印加する前に予めペデスタル電圧−VPを印
加しておき、それから電圧−190Vの走査側パルス−VS
を印加するようにしているので、オフになっているFET
は25V(=190V−165V)とデータ側パルス電圧25V(実質
的に電圧変動になる)との和の電圧50V以上の耐圧を有
するFETでよい。
次に第2フレームにおいて、スイッチSW I2がオンす
ると、走査側駆動回路4のNチャンネルFETXN1〜XNN
等価ダイオードを介して電流が流れ、各FETの共通ドレ
イン(全走査電極)には電圧+190Vのペデスタル電圧
(+VP)が印加される。この場合、NチャンネルFETXN1
〜XNNのソース・ドレイン間電圧は実質的に零とみなし
得る。
次に、第5図(B)に示す如く、スイッチSW II4がオ
ン、走査側1番目のPチャンネルFETXP1がオンすると、
NチャンネルFETXN1及びPチャンネルFETXP1の共通ドレ
イン(走査電極S1)には電圧+215Vの走査側電圧(+
VS′)が印加される。この場合、各FETの共通ドレイン
には予めペデスタル電圧+190Vが印加されているので、
オフになっている他のPチャンネルFETXP2〜XPNに印加
される電圧は25V(=215V−190V)である。
次に、スイッチSW II5がオンすると、PチャンネルFE
TXP1及びNチャンネルFETXN1の共通ドレイン(走査電極
S1)は電圧+190Vのペデスタル電圧(+VP)に復帰す
る。以上の動作を走査電極S1〜SNに対して同様に繰返す
ことにより、各走査電極にペデスタル電圧に重畳された
夫々の走査電圧パルス(+VS′)を印加する。最後の走
査電極SNに走査電圧パルスを印加した後、スイッチSW I
I2をオンすると、各FETの共通ドレイン(全走査電極)
はアースレベルに戻る。
次に、スイッチSW II1がオン、各FETXP1〜XPNがオン
すると、各共通ドレイン(全走査電極)には電圧−190V
のリフレッシュ電圧(−VR′)が印加され、次に、スイ
ッチSW I3がオンすると各FETの共通ドレイン(全走査電
極)はアースレベルに戻る。さらに、、スイッチSW I1
がオン、各FETXN1〜XXNがオンすると、各共通ドレイン
(全走査電極)には電圧+190Vのリフレッシュ電圧(+
VR′)が印加され、次に、スイッチSW II3がオンすると
各FETの共通ドレイン(全走査電極)はアースレベルに
戻る。
一方、データ側駆動回路5より走査側パルスS1〜SN
同期してデータ側パルスDiが供給されることにより、絵
素(i,1)(i,2),(i,N)には第5図(E),
(F),(G)に示す駆動電圧Di−S1,Di−S2,Di−SN
印加される。この場合、走査側パルスに同期した期間発
光選択電圧(駆動電圧)(−PW)(−215V)が印加さ
れ、それ以外の期間は電圧−165Vが印加され、更に、リ
フレッシュ区間はリフレッシュ電圧+190V,−190Vが印
加される。
このように、第2フレームでは各FETともに走査側パ
ルス+VS′を印加する前に予めペデスタル電圧+VPを印
加しておき、それから電圧+215Vの走査側パルス+VS
の印加するようにしているので、オフになっているFET
は25V(=215V−190V)とデータ側パルス電圧25V(実質
的に電圧変動になる)との和の電圧50V以上の耐圧を有
するFETでよい。
なお、ツェナーダイオードDZは前記FETオフ時の25Vと
電圧変動の25Vとの和の電圧の50Vに設定されており、各
FETの保護用として設けられている。
又、第5図(A)において、データ側パルスの基準電
圧は第1フィールドでは零V、第2フィールドでは25V
に設定されており、第1フィールドでは零Vから25Vに
立上って再び零Vに立下る区間の電圧(X印にて示す)
をデータ側パルス情報としているのに対し、第2フィー
ルドでは25Vから零Vに立下って再び25Vに立上る区間の
電圧(X印にて示す)をデータ側パルス情報としてい
る。
このように、データ側駆動回路5のプッシュプルドラ
イバのFET5P,5Nを相補動作させて第5図(A)に示すよ
うに1フィールド毎に+25V基準電圧としたデータ側パ
ルスDiを出力するようにしているため、1個の電源V
D(+25V)を用いるだけで、又、1対のFET5P,5Nを用い
るだけで1フィールド毎に極性反転された駆動電圧波形
(第5図(E)〜(G))を得ることができる。
なお、本実施例ではデータ側駆動回路5のFET及び走
査側駆動回路4のFET共に同一種のプッシュプルドライ
バを用いているので、回路を安価に構成し得る。
又、本実施例では表示セル印加電圧波形を1フィール
ド毎に極性反転しているので、電圧対輝度特性に劣化を
生じることはなく、長寿命化し得る。
この場合、本実施例では駆動電圧パルス+PW,−PW,ペ
デスタル電圧+VP,−VPおよびリフレッシュ電圧パルス
+VR′,−VR′は正極性、負極性とも対称に設定した場
合について説明したが非対称に設定してももちろん適用
可能である。
又、表示パネル2の表示セル全てを複数ブロックに分
割し、この複数ブロック毎に表示セルを駆動する駆動回
路を夫々独立に設けるように構成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明によれば、第2の電源供給回路にて複数の走査
側電極に第2の電圧を印加した状態で、第1の電源供給
回路にて複数の走査側電極に順次第1の電圧を印加し、
第2の電圧に第1の電圧を重畳して走査側電極の走査を
行うことにより、表示セルを発光表示せしめるための駆
動電圧パルスの印加前に予めペデスタル電圧を印加して
おくことができるため、スイッチング素子の耐圧として
は駆動電圧パルスの電圧値とペデスタル電圧値との差電
圧分だけでよく、これにより、耐圧の低い安価なスイッ
チング素子を用い得、回路を安価に構成し得る等の特長
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の駆動電圧波形図、 第2図は本発明の一実施例の駆動回路の概略ブロック
図、 第3図は本発明の一実施例の駆動回路のブロック図、 第4図は本発明の一実施例の駆動回路の一部の回路図、 第5図は本発明の一実施例の駆動電圧波形図、 第6図は従来の一例の駆動回路のブロック図、 第7図は従来の一例の駆動回路の一部の回路図、 第8図は従来の一例の駆動電圧波形図である。 第1図、第2図、第4図において、 2はELマトリクス表示パネル、 4は走査側駆動回路、 4P,4N,5P,5Nはスイッチング素子、 5はデータ側駆動回路、 61,62は電源供給回路、 XP1〜XPNはPチャンネルFET、 XN1〜XNNはNチャンネルFET、 SW I1〜SW I5,SW II1〜SW II5はスイッチ、 +VP,−VPはペデスタル電圧、 +PW,−PWは駆動電圧(発光選択電圧)、 VRはリフレッシュ電圧である。
フロントページの続き (72)発明者 青木 哲雄 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内 (72)発明者 山口 久 川崎市中原区上小田中1015番地 富士通 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭59−137992(JP,A) 特開 昭60−216389(JP,A) 特開 昭62−245292(JP,A) 特開 昭54−92080(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の走査側電極と複数のデータ側電極と
    の間に表示セルを配置したマトリクス表示パネルであっ
    て、 該複数の走査側電極各々に接続されたプッシュプルドラ
    イバからなる走査側駆動回路と、 該走査側駆動回路の一方の電源供給端子に接続され、第
    1の電圧を選択的に供給する第1の電源供給回路と、 該走査側駆動回路の他方の電源供給端子に接続され、第
    2の電圧を選択的に供給する第2の電源供給回路と、 該第2の電源供給回路にて該複数の走査側電極に該第2
    の電圧を印加した状態で、該第1の電源供給回路にて該
    複数の走査側電極に順次該第1の電圧を印加し、該第2
    の電圧に該第1の電圧を重畳して該走査側電極の走査を
    行うことを特徴とするマトリクス表示パネル。
  2. 【請求項2】該複数の走査側電極全ての走査が終了した
    後、該走査にて選択した表示セルの表示を行うための電
    圧パネルを印加することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のマトリクス表示パネル。
  3. 【請求項3】該複数のデータ側電極各々に接続されたプ
    ッシュプルドライバからなるデータ側駆動回路をさらに
    備えることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のマ
    トリクス表示パネル。
  4. 【請求項4】表示セルの全てを複数ブロックに分割し、
    該複数ブロック毎に表示セルを駆動する駆動回路を夫々
    独立に設けてなることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載のマトリクス表示パネル。
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