JP2714795B2 - マトリクス表示パネルの駆動方法 - Google Patents

マトリクス表示パネルの駆動方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 フリッカを減少させるマトリクス表示パネルの駆動方
法に関し、 消費電力を増大させることなく、フリッカを低減する
ことを目的とし、 複数のデータ電極と走査電極とを直交配置したマトリ
クス表示パネルと、該マトリクス表示パネルの前記デー
タ電極にデータ電圧パルスを印加するデータドライバ
と、前記走査電極の奇数番側と偶数番側とからそれぞれ
交互に走査電圧パルスを印加する走査ドライバと、該走
査ドライバにそれぞれ独立的にペデスタル電圧パルス及
び重畳走査電圧パルスを印加するパルサとを備え、該パ
ルサを制御して前記走査電極の奇数番側の走査ドライバ
から順次印加するペデスタル電圧パルス及び重畳走査電
圧パルスの極性と、前記走査電極の偶数番側の走査ドラ
イバから順次印加するペデスタル電圧及び重畳走査電圧
パルスの極性とを反対とし、且つフレーム毎等の所定周
期毎にそれぞれの極性を反対に切替えるように構成す
る。 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フリッカを減少させるマトリクス表示パネ
ルの駆動方法に関するものである。 EL(エレクトロルミネッセント)を発光層とし、その
発光層の両面に絶縁層を介して複数のデータ電極と走査
電極とを直交配置したマトリクス表示パネルは、順次走
査電極に走査電圧パルスを印加し、データ電極に表示デ
ータに従ったデータ電圧パルスを印加して、走査電圧パ
ルスとデータ電圧パルスとが印加された走査電極とデー
タ電極との交点のセルが発光するもので、その発光セル
の組合せにより文字,図形を表示することができるもの
である。このようなマトリクス表示パネルに於ける表示
品質を向上することが要望されている。 〔従来の技術〕 マトリクス表示パネルは、データ電圧パルスを印加す
るデータ電極と、走査電圧パルスを印加する走査電極と
を直交配置したもので、データ電圧パルスを印加したデ
ータ電極と、走査電圧パルスを印加した走査電極との交
点のセルに印加される駆動電圧パルスによって発光する
ものであり、その駆動電圧パルスの極性をフレーム毎に
反転して、マトリクス表示パネルの表示動作の安定化を
図る方法が一般に採用されている。例えば、第4図の
(a)に示すように、フレーム毎に駆動電圧パルスの極
性を反転するものである。その場合に、マトリクス表示
パネルの非対称性により、駆動電圧パルスの極性に対応
して、同図の(b)に示すように、異なる発光波形とな
る。 1フレームを例えば、1/60S(≒16.7mS)とすると、
このフレーム周期毎に発光させた場合に於いて、発光輝
度が大きくなる周期は、1/30S(≒33.3mS)となり、発
光輝度の変化の周期が大きくなってフリッカが生じるこ
とになる。 そこで、第5図に示すように、走査電極毎に駆動電圧
パルスの極性を反転することが提案されている。即ち、
(a)を1番目の走査電極上のセルに印加される駆動電
圧パルス、(b)を2番目の走査電極上のセルに印加さ
れる駆動電圧パルス、(c)を3番目の走査電極上のセ
ルに印加される駆動電圧パルスとするように、奇数番目
の走査電極上のセルには、奇数フレームでは、正極性の
駆動電圧パルスを印加し、偶数フレームでは、負極性の
駆動電圧パルスを印加し、偶数番目の走査電極上のセル
には、奇数フレームでは、負極性の駆動電圧パルスを印
加し、偶数フレームでは、正極性の駆動電圧パルスを印
加するものである。 又ELマトリクス表示パネルに於いては、発光させる為
に、例えば、220V程度以上の電圧を印加する必要があ
り、又データドライバからデータ電極に印加するデータ
電圧パルスを+25Vとすると、走査電極側から−195Vの
走査電圧パルスを印加する必要がある。このような走査
電圧パルスを順次走査電極に印加するには、走査ドライ
バの耐圧が195V以上必要とすることになるから、走査ド
ライバが高価となる。そこで、例えば、−135Vのペデス
タル電圧を全走査電極に印加し、−60Vの走査電圧を順
次切替えて走査電極に印加する構成とする。 この場合、データドライバは、正極性のデータ電圧パ
ルスを出力する構成とするのが一般的であるから、フレ
ーム毎等の印加電圧極性を反転する為には、表示データ
を反転して、それに対応したデータ電圧パルスを出力さ
せ、又ペデスタル電圧を、例えば、+160Vとして全走査
電極に印加し、+60Vの走査電圧を順次切替えて走査電
極に印加する構成とし、0Vのデータ電圧パルスが印加さ
れたセルに対して、220Vの電圧が印加されるから発光
し、他のセルに対しては、220−25=195(V)が印加さ
れるから非発光となる。従って、走査ドライバは、60V
の走査電圧の切替えを行うことになるから、低耐圧化に
よりコストダウンを図ることができる。 〔発明が解決しようとする問題点〕 前述のようなペデスタル電圧を印加し、それに走査電
圧を重畳して印加する重畳駆動方法に於いては、走査ド
ライバの低耐圧化を図ることができるが、第4図につい
て説明したように、マトリクス表示パネルの非対称性に
よる発光輝度の変化があって、フリッカが生じる欠点が
ある。 そこで、第5図に示すように、奇数番目の走査電極と
偶数番目の走査電極とに印加する電圧極性を反転するこ
とが考えられる。即ち、奇数番目の走査電極に印加する
ペデスタル電圧を正極性とすると、偶数番目の走査電極
に印加するペデスタル電圧を負極性とするものである。
このような駆動方法を採用すると、例えば、1番目の走
査電極に正極性のペデスタル電圧と走査電圧とを重畳し
て印加すると共に、他の走査電極にも正極性のペデスタ
ル電圧を印加し、2番目の走査電極に対しては、負極性
のペデスタル電圧と走査電圧とを重畳して印加すると共
に、他の走査電極にも負極性のペズテタル電圧を印加す
ることになり、ペデスタル電圧の極性反転に従った充放
電電力が非常に大きくなる。例えば、640×400セルのマ
トリクス表示パネルに於いてこのような充放電電力は、
約280Wを要することになり、実用化することは困難であ
った。 本発明は、消費電力を増大させることなく、フリッカ
を低減することを目的とするものである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明のマトリクス表示パネルの駆動方法は、マトリ
クス表示パネルの走査電極を両側から導出する構成を利
用できるものであり、第1図を参照して説明する。 第1図(A)に示すように、複数のデータ電極と走査
電極とを直交配置したマトリクス表示パネル1と、この
マトリクス表示パネル1のデータ電極にデータ電圧パル
スを印加するデータドライバ2と、走査電極の奇数番側
と偶数番側とからそれぞれ交互に走査電圧パルスを印加
する走査ドライバ3,4と、この走査ドライバ3,4にそれぞ
れ独立的にペデスタル電圧パルス及び重畳走査電圧パル
スを印加するパルサ5a,5b,6a,6bとを備え、これらのパ
ルサ5a,5b,6a,6bを制御して、走査電極の奇数番側の走
査ドライバ3から順次印加するペデスタル電圧パルス及
び重畳走査電圧パルスの極性と、走査電極の偶数番側の
走査ドライバ4から順次印加するペデスタル電圧パルス
及び重畳走査電圧パルスの極性とを反対とし、且つフレ
ーム周期等の所定の周期毎にそれぞれの極性を反対に切
替えるもので、第1図の(B)のV(i,j)を奇数番の
走査電極に印加する電圧波形とすると、V(i,j+1)
は偶数番の走査電極に印加する電圧波形を示すことにな
り、又V(i,j+2)は次の奇数番の走査電極に印加す
る電圧波形を示すこととなり、隣接走査電極に反対極性
の駆動電圧を印加することができる。 〔作用〕 パルサ5a,6a,を正極性、パルサ5b,6bを負極性とする
と、パルサ5a,6bにより走査ドライバ3には正極性の電
圧、走査ドライバ4には負極性の電圧を加え、次のフレ
ームでは、パルサ5b,6aにより走査ドライバ3には負極
性の電圧、走査ドライバ4には正極性の電圧を加えるよ
うに制御し、(B)のV(i,j),V(i,j+1)に示すよ
うに、反対極性のペデスタル電圧パルス及び重畳走査電
圧パルスを走査電極に加えることができる。即ち、隣接
する奇数番の走査電極と偶数電極とに対して、反対極性
のペデスタル電圧パルス及び重畳走査電圧パルスを印加
することができ、1フレーム毎に従来例と同様な極性の
反転を行うことになるから、充放電による消費電力の増
大がなく、且つマトリクス表示パネル1の非対称性に基
づくフリッカを低減することができる。 〔実施例〕 以下図面を参照して本発明の実施例について詳細に説
明する。 第2図は本発明の実施例の要部回路図であり、11はデ
ータ電極D1〜Dmと走査電極S1〜S(2n)とを直交して配
置したマトリクス表示パネル、12はデータドライバ、1
3,14は走査ドライバ、15,16はパルサである。又17〜32
はパルサを構成するトランジスタ等からなるスイッチ回
路、QP1〜QP(2n)はpチャネル電界効果トランジス
タ、QN1〜QN(2n)はnチャネル電界効果トランジス
タ、ZD1、,ZD2はツェナーダイオードである。 マトリクス表示パネル11の奇数番の走査電極S1〜S
(2n−1)を左側に導出し、偶数番の走査電極S2〜S
(2n)を右側に導出し、奇数番側の走査ドライバ13は、
pチャネル電界効果トランジスタQP1〜QP(2n−1)と
nチャネル電界効果トランジスタQN1〜QN(2n−1)と
を走査電極S1〜S(2n−1)対応に設けて構成し、偶数
番側の走査ドライバ14は、pチャネル電界効果トランジ
スタQP2〜QP(2n)とnチャネル電界効果トランジスタQ
N2〜QN(2n)とを走査電極S2〜S(2n)対応に設けて構
成している。 又各走査ドライバ13,14に対応したパルサ15,16は、正
極性のペデスタル電圧+Vpと重畳走査電圧+Vspと、負
極性のペデスタル電圧−Vpと重畳走査電圧−Vspとを、
それぞれスイッチ回路17〜32を介して出力し、走査ドラ
イバ13,14に加えるものであり、第1図に於けるパルサ5
a,5bは、例えば、スイッチ回路17〜20,21〜24に対応
し、パルサ6a,6bは、スイッチ回路25〜28,29〜32に対応
する。 又データドライバ12は、データ電極D1〜Dm対応にp,n
チャネル電界効果トランジスタにより構成され、データ
電圧Vdを表示データに従ってデータ電極D1〜Dmに印加す
るものであり、走査電極に正極性の重畳走査電圧パルス
を印加する場合は、反転した表示データに対応してデー
タ電圧パルスを出力するものである。 前述のパルサ15のスイッチ回路17,21をオンとして正
極性のペデスタル電圧+Vpと重畳走査電圧+Vspとを走
査ドライバ13に加え、パルサ16のスイッチ回路28,32を
オンとして負極性のペデスタル電圧−Vpと重畳走査電圧
−Vspとを走査ドライバ14に加えて、走査ドライバ13の
nチャネル電界効果トランジスタQN1〜QN(2n−1)を
介して奇数番の走査電極S1〜S(2n−1)に正極性のペ
デスタル電圧パルスを印加し、走査ドライバ14のpチャ
ネル電界効果トランジスタQP2〜QP(2n)を介して偶数
番の走査電極S2〜S(2n)に負極性のペデスタル電圧パ
ルスを印加することにより、隣接する奇数番と偶数番と
の走査電極にそれぞれ反対極性のペデスタル電圧パルス
を印加することができる。 そして、次のフレームには、パルサ15のスイッチ回路
19,23をオンとして負極性のペデスタル電圧−Vpと重畳
走査電圧−Vspとを走査ドライバ13に加え、又パルサ16
のスイッチ回路26,30をオンとして正極性のペデスタル
電圧+Vpと重畳走査電圧+Vspとを走査ドライバ14に加
えて、走査ドライバ13のpチャネル電界効果トランジス
タQP1〜QP(2n−1)を介して奇数番の走査電極S1〜S
(2n−1)に負極性のペデスタル電圧パルスを印加し、
走査ドライバ14のnチャネル電界効果トランジスタQN2
〜NP(2n)を介して偶数番の走査電極S2〜S(2n)に正
極性のペデスタル電圧パルス印加することにより、隣接
する奇数番と偶数番との走査電極にそれぞれ反対極性の
ペデスタル電圧パルスを印加することができる。 なお、パルサ15,16に於けるスイッチ回路20,22,27,29
は、走査電極等の充電電荷を放電させる為のものであ
り、又スイッチ回路18,24,25,31は、重畳走査電圧を印
加した後、ペデスタル電圧にそれぞれクランプする為の
ものであり、各スイッチ回路17〜32は図示を省略した制
御回路から制御される。 そして、走査ドライバ13では、正極性のペデスタル電
圧パルスを走査電極S1〜S(2n−1)に印加するフレー
ムに於いて、pチャネル電界効果トランジスタQP1〜QP
(2n−1)を順次オンとすることにより、重畳走査電圧
パルスを奇数番の走査電極S1〜S(2n−1)に印加する
ことができる。同様に、負極性のペデスタル電圧パルス
を印加するフレームに於いては、nチャネル電界効果ト
ランジスタQN1〜QN(2n−1)を順次オンとすることに
より、重畳走査電圧パルスを奇数番の走査電極S1〜S
(2n−1)に印加することができる。又走査ドライバ14
では、負極性のペデスタル電圧パルスを走査電極S2〜S
(2n)に印加するフレームに於いて、nチャネル電界効
果トランジスタQN2〜QN(2n)を順次オンとすることに
より、重畳走査電圧パルスを偶数番の走査電極S2〜S
(2n)に印加することができ、又正極性のペデスタル電
圧パルスを印加するフレームに於いては、pチャネル電
界効果トランジスタQP2〜QP(2n)を順次オンとするこ
とにより、重畳走査電圧パルスを偶数番の走査電極S2〜
S(2n)に印加することができる。 例えば、発光させるセルに印加すべき電圧Vaを220Vと
し、データドライバ12から印加するデータ電圧Vdを25
V、走査ドライバ13,14でスイッチングする走査電圧Vsを
60Vとすると、正極性のペデスタル電圧+Vpは160V、重
畳走査電圧+Vspは220V、負極性のペデスタル電圧−Vp
は−135V、重畳走査電圧−Vspは−195Vに選定すること
になる。そして、負極性のペデスタル電圧−Vpと重畳走
査電圧−Vspを印加する時の“1"の表示データに対応し
てデータ電圧Vdの25Vを印加することにより、発光させ
るセルには、(−195V−25V)=−220Vの電圧が印加さ
れるから発光することになる。又正極性のペデスタル電
圧+Vpと重畳走査電圧+Vspを印加する時には、“1"の
表示データに対応してデータ電圧Vdを0Vとし、“0"の表
示データに対応してデータ電圧Vdを25Vとするものであ
り、それによって、発光させるセルには、重畳走査電圧
がそのまま印加されて、他のセルには、220−25=195V
の電圧が印加されるから、発光しないことになる。 又走査ドライバ13,14のp,nチャネル電界効果トランジ
スタは、重畳走査電圧とペデスタル電圧との差の走査電
圧Vs以上の耐圧があれば良いから、重畳走査電圧を直接
的にスイッチングする構成に比較して廉価な構成とする
ことができる。又ツェナーダイオードZD1,ZD2は、前述
のような電圧値の場合は、例えば、ツェナー電圧を85V
とすることができ、これ以上の電圧が走査ドライバ13,1
4に印加された時にオン状態となって、走査ドライバ13,
14を保護することができる。 第3図は本発明の実施例の動作説明図であり、VDiは
データ電極Di(i=1,2,・・m)に印加するデータ電圧
パルス、VSj,VSj+1,VSj+2は走査電極Sj,Sj+1,Sj+
2(j=1,2,・・n)に印加する電圧を示し、V(i,
j),V(i,j+1),V(i,j+2)はセルに印加される電
圧を示す。 例えば、奇数フレームに於いて、t1の時に+Vdのデー
タ電圧パルスをデータ電極Diに印加し、走査電極Sjに負
極性の重畳走査電圧パルスを印加すると、V(i,j)に
示すように、データ電極Diと走査電極Sjとの交点のセル
には、Vp+Vd+Vs=Vsp+Vdの電圧が印加されて発光す
ることになる。他のセルにはこれより低い電圧が印加さ
れるので発光しない。 又この奇数フレームに於いて、走査電極Sjに隣接する
走査電極Sj+1には、正極性のペデスタル電圧パルスが
印加されており、t2の時に0のデータ電圧パルスをデー
タ電極Diに印加し、走査電極Sj+1に正極性の重畳走査
電圧パルスを印加すると、V(i,j+1)で示すよう
に、データ電極Diと走査電極Sj+1との交点のセルに
は、Vp+Vd+Vs=+Vsp−0の電圧が印加されて発光す
ることになり、他のセルには、+Vsp−Vdの電圧が印加
されるから、発光しない。 次の偶数フレームに於いては、奇数フレームに於ける
極性の関係が反転されることになり、このフレームに於
いても、隣接する走査電極には、反対極性の電圧が印加
されるから、フリッカを低減することができる。そし
て、ペデスタル電圧の切替えの周期は、フレーム毎で良
いから、充放電電力は、走査電極の走査毎に切替える場
合に比較して著しく少なくなる。 前述の実施例に於いて、マトリクス表示パネル11のデ
ータ電極D1〜Dmを一方に導出してデータドライバ12を接
続した場合を示すが、データ電極D1〜Dmも交互に導出し
て、マトリクス表示パネル11の両側にデータドライバを
設けることも勿論可能である。 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明は、マトリクス表示パネ
ル1の両側に走査電極を導出して、それぞれ走査ドライ
バ3,4を設け、それぞれの走査ドライバ3,4対応にパルサ
5a,5b,6a,6bを設けて、奇数番の走査電極に正極性のペ
デスタル電圧パルスと重畳走査電圧パルスとを印加する
時、偶数番の走査電極に負極性のペデスタル電圧パルス
と重畳走査電圧パルスとを印加し、フレーム周期等の所
定の周期毎に極性を反転するものであり、隣接する走査
電極間に反対極性のパルスを印加することができるか
ら、フリッカを低減することができる。又ペデスタル電
圧パルスは、フレーム周期等の所定の周期毎に反転する
ものであるから、充放電電力が特に増大することはな
く、経済的にマトリクス表示パネルの表示品質を向上さ
せることができる利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図(A),(B)は本発明の原理説明図、第2図は
本発明の実施例の要部回路図、第3図は本発明の実施例
の動作説明図、第4図は駆動波形と発光との説明図、第
5図は従来例の駆動説明図である。 1,11はマトリクス表示パネル、2,12はデータドライバ、
3,4,13,14は走査ドライバ、5a,5b,6a,6b,15,16はパル
サ、D1〜Dmはデータ電極、S1〜S(2n)は走査電極、+
Vp,−Vpはペデスタル電圧、+Vsp,−Vspは重畳走査電圧
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−282895(JP,A) 特開 昭62−257196(JP,A)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.複数のデータ電極と走査電極とを直交配置したマト
    リクス表示パネル(1)と、該マトリクス表示パネル
    (1)の前記データ電極にデータ電圧パルスを印加する
    データドライバ(2)と、前記走査電極の奇数番側と偶
    数番側とからそれぞれ交互に走査電圧パルスを印加する
    走査ドライバ(3,4)と、該走査ドライバ(3,4)にそれ
    ぞれ独立的にペデスタル電圧パルス及び重畳走査電圧パ
    ルスを印加するパルサ(5a,5b,6a,6b)とを備え、 該パルサ(5a,5b,6a,6b)を制御して前記走査電極の奇
    数番側の走査ドライバ(3)から順次印加するペデスタ
    ル電圧パルス及び重畳走査電圧パルスの極性と、前記走
    査電極の偶数番側の走査ドライバ(4)から順次印加す
    るペデスタル電圧及び重畳走査電圧パルスの極性とを反
    対とし、且つ所定周期毎にそれぞれの極性を反対に切替
    える ことを特徴とするマトリクス表示パネルの駆動方法。
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