JPS601823B2 - 重畳しない電機子巻線を備えた直流電動機 - Google Patents
重畳しない電機子巻線を備えた直流電動機Info
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- JPS601823B2 JPS601823B2 JP52153627A JP15362777A JPS601823B2 JP S601823 B2 JPS601823 B2 JP S601823B2 JP 52153627 A JP52153627 A JP 52153627A JP 15362777 A JP15362777 A JP 15362777A JP S601823 B2 JPS601823 B2 JP S601823B2
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/54—Disc armature motors or generators
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- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/26—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors characterised by the armature windings
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K29/00—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
- H02K29/06—Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices
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- Brushless Motors (AREA)
- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、界磁磁極の極数が４ｍｎ個（ｍは１以上の正
の整数、ｎは２以上の正の整数）に対してｍ（仇−１）
個の電機子巻線が重畳することなく、円板状若しくは円
筒状電機子に装着することができる直流電動機に関する
ものである。
の整数、ｎは２以上の正の整数）に対してｍ（仇−１）
個の電機子巻線が重畳することなく、円板状若しくは円
筒状電機子に装着することができる直流電動機に関する
ものである。
従来より複数個の電機子巻線を有する直流電動機は一般
の装着手段に従うと多層に重豊して電機子に設けられて
いる。
の装着手段に従うと多層に重豊して電機子に設けられて
いる。
従って端末の処理に手数がかかり量産を阻害する原因と
なっている。又成形固化した電機子巻線を電機子面に配
設せんとすると、電機子巻線が多層に重畳するので電機
子の厚みを増加する。かかる厚みは電機子を貫通する有
効な界磁磁界を著しく弱化して効率及び起動トルクを減
少せしめる欠点がある。本発明は、上述した欠点を除去
すると共に、電機子巻線の数を少なくすることにより極
めて量産性があり、従って廉価に作製できる。
なっている。又成形固化した電機子巻線を電機子面に配
設せんとすると、電機子巻線が多層に重畳するので電機
子の厚みを増加する。かかる厚みは電機子を貫通する有
効な界磁磁界を著しく弱化して効率及び起動トルクを減
少せしめる欠点がある。本発明は、上述した欠点を除去
すると共に、電機子巻線の数を少なくすることにより極
めて量産性があり、従って廉価に作製できる。
更に後述するように電機子巻線の発生トルクに寄与する
導体部の有効長を、鋼損となる他の部分に比較して充分
長く構成できることにより効率を向上せしめることに特
徴を有するものである。上述した諸特徴を理解するため
に界磁磁極が８極で、３個の電機子巻線を設けた直流電
動機の実施例について説明する。第１図は、円板状の電
機子を設けた整流子電動機の構成の説明図である。第１
図ａにおいて、軟鋼板をプレス加工により成形した円筒
形の錘体１の下面には、円形状の凹部５ａを有する円板
状の軟鋼板５が圧入されて固定されている。蔭体１及び
円形状の凹部５ａには軸承３，４が固定され、鞠承３，
４には回転軸２が支承され、円形状の凹部５ａには回転
軸２の一端が圧接している。円板状の軟鋼板５には円環
状の界磁磁極６が貼着して固定されている。回転軸２に
は一体にモールドされた電機子７及び整流子８が固定さ
れている。整流子８の下面には油切りワッシャー９が回
転軸２に鉄入されている。電機子７は崖体１と界磁磁極
６との空隙磁界内に介在するように構成されている。界
滋磁極６は第１図ｂに示すように４５度の開角のＮ、Ｓ
磁極６−１，６一２，・…・・・・・，６−８よりなり
、中央空孔には、円筒状のプラスチック成形体１０が鉄
着され、その内面には踊り子１１−１，１１−２の基部
が固定されている。刷子１１−１，１１−２は整流子８
に摺接している。電機子７の構成は第１図ｃに示すよう
になっている。扇形の電機子巻線７−１，７一２，７一
３は等しいピッチで、即ち１２０度の開角で、プラスチ
ック円板に埋設されている。扇形の電機子巻線の発生ト
ル外こ寄与する導体部の開角は４５度で、界磁磁極６−
１，６−２，………，６−８の中と等しくされている。
かかる電機子巻線の形状は、発生トルクに寄与する導体
部となる隆方向の長さに比較して銅損となる外周部及び
内周部の長さを比較的短く構成でき、効率の向上に寄与
してし、ものである。又、図示してないが本発明を円筒
状電機子に適用した場合においても電機子巻線の形状は
効率の向上に極めて有効となるものである。電機子巻線
は自己融着電線を枠巻さして作ることができる。又後述
するように、３個の電機子巻線は３相の電機子巻線を構
成しているが、慣用されている３相巻線のように各電機
子巻線が車畳しないで並置されているので、電機子７の
厚さを増加しない特徴がある。従って、第１図ａの界磁
磁極６と崖体１との間の距離を小さくできるので、磁界
が強くなって効率の上昇及びトルクの増大に効果がある
。又扇形の電機子巻線を３個並置して埋設するので、電
機子７を作ることが簡単で量産性を有する特徴がある。
次に第２図の展開図についてそれぞれの電機子巻線を△
型（リング状）に接続した場合の回転の原理を説明する
。
導体部の有効長を、鋼損となる他の部分に比較して充分
長く構成できることにより効率を向上せしめることに特
徴を有するものである。上述した諸特徴を理解するため
に界磁磁極が８極で、３個の電機子巻線を設けた直流電
動機の実施例について説明する。第１図は、円板状の電
機子を設けた整流子電動機の構成の説明図である。第１
図ａにおいて、軟鋼板をプレス加工により成形した円筒
形の錘体１の下面には、円形状の凹部５ａを有する円板
状の軟鋼板５が圧入されて固定されている。蔭体１及び
円形状の凹部５ａには軸承３，４が固定され、鞠承３，
４には回転軸２が支承され、円形状の凹部５ａには回転
軸２の一端が圧接している。円板状の軟鋼板５には円環
状の界磁磁極６が貼着して固定されている。回転軸２に
は一体にモールドされた電機子７及び整流子８が固定さ
れている。整流子８の下面には油切りワッシャー９が回
転軸２に鉄入されている。電機子７は崖体１と界磁磁極
６との空隙磁界内に介在するように構成されている。界
滋磁極６は第１図ｂに示すように４５度の開角のＮ、Ｓ
磁極６−１，６一２，・…・・・・・，６−８よりなり
、中央空孔には、円筒状のプラスチック成形体１０が鉄
着され、その内面には踊り子１１−１，１１−２の基部
が固定されている。刷子１１−１，１１−２は整流子８
に摺接している。電機子７の構成は第１図ｃに示すよう
になっている。扇形の電機子巻線７−１，７一２，７一
３は等しいピッチで、即ち１２０度の開角で、プラスチ
ック円板に埋設されている。扇形の電機子巻線の発生ト
ル外こ寄与する導体部の開角は４５度で、界磁磁極６−
１，６−２，………，６−８の中と等しくされている。
かかる電機子巻線の形状は、発生トルクに寄与する導体
部となる隆方向の長さに比較して銅損となる外周部及び
内周部の長さを比較的短く構成でき、効率の向上に寄与
してし、ものである。又、図示してないが本発明を円筒
状電機子に適用した場合においても電機子巻線の形状は
効率の向上に極めて有効となるものである。電機子巻線
は自己融着電線を枠巻さして作ることができる。又後述
するように、３個の電機子巻線は３相の電機子巻線を構
成しているが、慣用されている３相巻線のように各電機
子巻線が車畳しないで並置されているので、電機子７の
厚さを増加しない特徴がある。従って、第１図ａの界磁
磁極６と崖体１との間の距離を小さくできるので、磁界
が強くなって効率の上昇及びトルクの増大に効果がある
。又扇形の電機子巻線を３個並置して埋設するので、電
機子７を作ることが簡単で量産性を有する特徴がある。
次に第２図の展開図についてそれぞれの電機子巻線を△
型（リング状）に接続した場合の回転の原理を説明する
。
整流子８は３０度の開角（界磁磁極の中の２／３となっ
ている。）の整流子片８−１，８−２，・・・・・…・
，８−１２より構成され、整流子片８ーーと８−４と８
−７と８−１０、及び整流子片８−２と８一５と８一８
と８−１１、及び整流子方８一３と８−６と８一９と８
−１２はそれぞれ導線で接続されている。記号１１−１
，１１一２は直流電源正負極１２一１，１２一２よりそ
れぞれ給電される刷子を示し開角は１３５度となってい
るが、４５度、或いは２２５度、或いは３１５度のいず
れの開角でも原理的には等価である。図示の関係位置で
は、矢印方向に通電される。即ち、電機子巻線７一２、
及び電機子巻線７一２に通電される約半分の電流が電機
子巻線７−１，７一３を介して流れ、それぞれの電機子
巻線にトルクが発生して、電機子７は矢印Ａ方向に駆動
される。従って整流子８も矢印Ｂ方向に回転する。１５
度だけ回転すると、電機子巻線７一３、及び電機子巻線
７−３に通電される約半分の電流が電機子巻線７−１，
７一２を介して流れ、それぞれの電機子巻線にトルクが
発生する。
ている。）の整流子片８−１，８−２，・・・・・…・
，８−１２より構成され、整流子片８ーーと８−４と８
−７と８−１０、及び整流子片８−２と８一５と８一８
と８−１１、及び整流子方８一３と８−６と８一９と８
−１２はそれぞれ導線で接続されている。記号１１−１
，１１一２は直流電源正負極１２一１，１２一２よりそ
れぞれ給電される刷子を示し開角は１３５度となってい
るが、４５度、或いは２２５度、或いは３１５度のいず
れの開角でも原理的には等価である。図示の関係位置で
は、矢印方向に通電される。即ち、電機子巻線７一２、
及び電機子巻線７一２に通電される約半分の電流が電機
子巻線７−１，７一３を介して流れ、それぞれの電機子
巻線にトルクが発生して、電機子７は矢印Ａ方向に駆動
される。従って整流子８も矢印Ｂ方向に回転する。１５
度だけ回転すると、電機子巻線７一３、及び電機子巻線
７−３に通電される約半分の電流が電機子巻線７−１，
７一２を介して流れ、それぞれの電機子巻線にトルクが
発生する。
更に１５度回転すると、電機ｏ子巻線７−１、及び電機
子巻線７ーーに通電される約半分の電流が電機子巻線７
−３，７−２を介して流れ、それぞれの電機子巻線にト
ルクが発生する。かくして引続いたトルクが発生して回
転するものである。上述した特徴以外に、円板型の電動
機としての諸特徴、即ち効率が良く偏平に構成でき、又
ヒステリシス損失及びトルクむらのない特徴を有するも
のである。次に第３図に示したものは、電機子巻線をＹ
型に接続した場合である。
子巻線７ーーに通電される約半分の電流が電機子巻線７
−３，７−２を介して流れ、それぞれの電機子巻線にト
ルクが発生する。かくして引続いたトルクが発生して回
転するものである。上述した特徴以外に、円板型の電動
機としての諸特徴、即ち効率が良く偏平に構成でき、又
ヒステリシス損失及びトルクむらのない特徴を有するも
のである。次に第３図に示したものは、電機子巻線をＹ
型に接続した場合である。
第２図と同一記号のものは同一部村であるので説明を省
略する。それぞれの電機子巻線の一方の端子は共通に接
続し、電機子巻線７ーーの他方の端子は整流子片８一２
に、電機子巻線７−２の他方の端子は整流子片８一６に
、電機子巻線７−３の他方の端子は整流子片８一１０‘
こそれぞれ接続されている。図示の関係位置では、矢印
方向に通電される。即ち、電機子巻線７ーーは通電され
ないためトルクは発生せず、電機子巻線７−３，７一２
に通電されてトルクが発生し、電機子７は矢印Ａ方向に
駆動される。従って整流子８も矢印Ｂ方向に回転する。
１５度だけ回転すると、電機子巻線７一２は通電されな
いためトルクは発生せず、電機子巻線７−３，７−１に
通電されてトルクが発生する。
略する。それぞれの電機子巻線の一方の端子は共通に接
続し、電機子巻線７ーーの他方の端子は整流子片８一２
に、電機子巻線７−２の他方の端子は整流子片８一６に
、電機子巻線７−３の他方の端子は整流子片８一１０‘
こそれぞれ接続されている。図示の関係位置では、矢印
方向に通電される。即ち、電機子巻線７ーーは通電され
ないためトルクは発生せず、電機子巻線７−３，７一２
に通電されてトルクが発生し、電機子７は矢印Ａ方向に
駆動される。従って整流子８も矢印Ｂ方向に回転する。
１５度だけ回転すると、電機子巻線７一２は通電されな
いためトルクは発生せず、電機子巻線７−３，７−１に
通電されてトルクが発生する。
更に１５度回転すると、電機子巻線７一３は通電されな
いためトルクは発生せず、電機子巻線７−２，７−１に
通電されてトルクが発生する。かくして引続いたトルク
が発生して回転するものである。上述した実施例は、整
流子電動機に本発明を適用したものであるが、無整流子
電動機にも同様に適用できるものであり、かかる実施例
をターンテーブル（レコードプレヤー用）のダイレクト
ドライブモーターを用いて説明する。
いためトルクは発生せず、電機子巻線７−２，７−１に
通電されてトルクが発生する。かくして引続いたトルク
が発生して回転するものである。上述した実施例は、整
流子電動機に本発明を適用したものであるが、無整流子
電動機にも同様に適用できるものであり、かかる実施例
をターンテーブル（レコードプレヤー用）のダイレクト
ドライブモーターを用いて説明する。
第４図において、プレス加工された欧鋼製の篤体１６に
は軸承１７が固定され、また、プレス加工された軟鋼製
篤体１５がビス２３によって篤体１６に固定されている
。
は軸承１７が固定され、また、プレス加工された軟鋼製
篤体１５がビス２３によって篤体１６に固定されている
。
軸承１７にはターンテーブルー４を保持する回転軸１３
が回転自在に支承され、回転軸１３にはマグネット回転
子（ロータ界滋磁極）１８がマグネットホルダー１８ａ
を介して固定されている。マグネット回転子１８の外周
には被位置検知帯２０がリング状に固定されている。界
磁となるマグネット回転子１８は第１図ｂに示すように
４５度の開角のＮ、Ｓ磁極が回転軸方向に磁化されて設
けられ、上面は磁路となる軟鋼製円板１９が貼着されて
いる。篤体１６の内面には電機子２２が貼着され、第１
図ｃに示すように扇形の電機子巻線３個が等しいピッチ
で、即ち１２０度の開角で設けられ、扇形の電機子巻線
の発生トルクに寄与する導体部の開角は４５度で、マグ
ネット回転子１８の磁極中と等しくされている。記号２
１は位置検知素子の支持体であり、雀体１５に設けられ
た空孔部に保持されている。軸承１７の下部は外周にネ
ジ部を設け、雌ネジ１７−１に螺着されて回転軸１３の
スラスト方向の調節を可能ならしめている。第５図は、
上述した無整流子電動機の展開図の実施例である。
が回転自在に支承され、回転軸１３にはマグネット回転
子（ロータ界滋磁極）１８がマグネットホルダー１８ａ
を介して固定されている。マグネット回転子１８の外周
には被位置検知帯２０がリング状に固定されている。界
磁となるマグネット回転子１８は第１図ｂに示すように
４５度の開角のＮ、Ｓ磁極が回転軸方向に磁化されて設
けられ、上面は磁路となる軟鋼製円板１９が貼着されて
いる。篤体１６の内面には電機子２２が貼着され、第１
図ｃに示すように扇形の電機子巻線３個が等しいピッチ
で、即ち１２０度の開角で設けられ、扇形の電機子巻線
の発生トルクに寄与する導体部の開角は４５度で、マグ
ネット回転子１８の磁極中と等しくされている。記号２
１は位置検知素子の支持体であり、雀体１５に設けられ
た空孔部に保持されている。軸承１７の下部は外周にネ
ジ部を設け、雌ネジ１７−１に螺着されて回転軸１３の
スラスト方向の調節を可能ならしめている。第５図は、
上述した無整流子電動機の展開図の実施例である。
マグネット回転子１８は４５度の開角でＮ、Ｓに磁化さ
れた磁極１８−１，１８一２，………，１８−８よりな
り、矢印Ａ方向に回転する。電機子巻線２２一１，２２
−２，２２−３は等しいピッチで、即ち１２０度の開角
で設けられ、扇形の電機子巻線の発生トルクに寄与する
導体部の開角は４５度で、磁極１８一１，１８一２，・
・・・・・・・・，１８一８の中と等しくされている。
上記した各電機子巻線の一端は共通とされ、直流電源正
極１２一１に接続され、他端は慣用されている通電制御
回路２７を介して直流電源負極１２一２に接続されてい
る。記号２５，２６，２７は位置検知素子で例えばホー
ル素子、誘導コイル等が使用されている。それぞれの開
角は１２０度となっている。位置検知素子２５，２６，
２７は第４図示の支持体２１に収納され、被位置検知帯
２０１こ対向している。被位置検知帯２０が磁極である
場合にはマグネット回転子１８の磁極１８一１，１８−
２，・・・・・・・・・，１８−８の外側への漏洩磁束
を利用することができる。或いは電機子２２の表面上の
所定位置にそれぞれのホール素子を設けることもでき、
この場合は支持体２１も取り除かれるものである。打点
部２８−２，２８−４，２８−６，２８一８をＳ極とし
、２８−１，２８−３，２８一５，２８−７をＮ極とし
、Ｓ極に対向したときのホール素子２５，２６，２７の
出力のみにより通電制御回路２４に含まれるそれぞれ対
応したトランジスターを導通し、この導通により電機子
電流が制御されるように構成されている。即ちホール素
子２５，２６，２７がＳ極に対向したときのみそれぞれ
対応して電機子巻線２２一１，２２一２，２２一３が通
電されるようになっている。図示の関係位置では、矢印
方向に通電される。即ちホール素子２６のみの出力によ
り通電制御回路２４‘こ含まれる対応したトランジスタ
を導通し、電機子巻線２２−２のみに通電されてトルク
が発生して、マグネット回転子１８及び被位置検知帯２
８はそれぞれ矢印Ａ、Ｂ方向に回転する。３０度だけ回
転すると、ホール素子２７のみの出力により電機子巻線
２２一３のみに通電されてトルクが発生する。
れた磁極１８−１，１８一２，………，１８−８よりな
り、矢印Ａ方向に回転する。電機子巻線２２一１，２２
−２，２２−３は等しいピッチで、即ち１２０度の開角
で設けられ、扇形の電機子巻線の発生トルクに寄与する
導体部の開角は４５度で、磁極１８一１，１８一２，・
・・・・・・・・，１８一８の中と等しくされている。
上記した各電機子巻線の一端は共通とされ、直流電源正
極１２一１に接続され、他端は慣用されている通電制御
回路２７を介して直流電源負極１２一２に接続されてい
る。記号２５，２６，２７は位置検知素子で例えばホー
ル素子、誘導コイル等が使用されている。それぞれの開
角は１２０度となっている。位置検知素子２５，２６，
２７は第４図示の支持体２１に収納され、被位置検知帯
２０１こ対向している。被位置検知帯２０が磁極である
場合にはマグネット回転子１８の磁極１８一１，１８−
２，・・・・・・・・・，１８−８の外側への漏洩磁束
を利用することができる。或いは電機子２２の表面上の
所定位置にそれぞれのホール素子を設けることもでき、
この場合は支持体２１も取り除かれるものである。打点
部２８−２，２８−４，２８−６，２８一８をＳ極とし
、２８−１，２８−３，２８一５，２８−７をＮ極とし
、Ｓ極に対向したときのホール素子２５，２６，２７の
出力のみにより通電制御回路２４に含まれるそれぞれ対
応したトランジスターを導通し、この導通により電機子
電流が制御されるように構成されている。即ちホール素
子２５，２６，２７がＳ極に対向したときのみそれぞれ
対応して電機子巻線２２一１，２２一２，２２一３が通
電されるようになっている。図示の関係位置では、矢印
方向に通電される。即ちホール素子２６のみの出力によ
り通電制御回路２４‘こ含まれる対応したトランジスタ
を導通し、電機子巻線２２−２のみに通電されてトルク
が発生して、マグネット回転子１８及び被位置検知帯２
８はそれぞれ矢印Ａ、Ｂ方向に回転する。３０度だけ回
転すると、ホール素子２７のみの出力により電機子巻線
２２一３のみに通電されてトルクが発生する。
更に３０度回転すると、ホ−ル素子２５のみの出力によ
り電機子巻線２２ーーのみに通電されてトルクが発生す
る。かくして引続いたトルクが発生して回転する。かか
る通電方式は慣用されている無整流子電動機の場合と同
じなのでマグネット回転子１８及び被位置検知帯２８は
矢印Ａ、Ｂ方向に回転する無整流子電動機となるもので
ある。上述した実施例は、円板上の電機子に本発明を適
用したものであるが、円筒状電機子にも同機に適用でき
ることは明らかである。
り電機子巻線２２ーーのみに通電されてトルクが発生す
る。かくして引続いたトルクが発生して回転する。かか
る通電方式は慣用されている無整流子電動機の場合と同
じなのでマグネット回転子１８及び被位置検知帯２８は
矢印Ａ、Ｂ方向に回転する無整流子電動機となるもので
ある。上述した実施例は、円板上の電機子に本発明を適
用したものであるが、円筒状電機子にも同機に適用でき
ることは明らかである。
又、本発明は界磁磁極の極数４ｎ個（ｎは２以上の正の
整数）に対して、電機子巻線の数が（幻−１）個となり
、電機子巻線の開角は界磁磁極の中と等しい。故に上述
した実施例の他に界滋磁極の極数１２個に対して電機子
巻線の数が５個、或いは界磁磁極の極数１針固‘こ対し
て電機子巻線の数が７個等々 いずれの場合においても
適用できる。更に界磁磁極の極数を４ｎ個の整数ｍ（ｍ
は１以上の正の整数）倍とし、かつ電機子巻線の数も（
幼−１）個の整数ｍ（ｍは１以上の正の整数）倍として
も０全て電機子巻線は等しいピッチで、しかも重畳され
ることなく電機子面に配設される特徴がある。以上の説
明より判るように、本発明によれば、冒頭において述べ
た目的が達成されて効果著しさものである。
整数）に対して、電機子巻線の数が（幻−１）個となり
、電機子巻線の開角は界磁磁極の中と等しい。故に上述
した実施例の他に界滋磁極の極数１２個に対して電機子
巻線の数が５個、或いは界磁磁極の極数１針固‘こ対し
て電機子巻線の数が７個等々 いずれの場合においても
適用できる。更に界磁磁極の極数を４ｎ個の整数ｍ（ｍ
は１以上の正の整数）倍とし、かつ電機子巻線の数も（
幼−１）個の整数ｍ（ｍは１以上の正の整数）倍として
も０全て電機子巻線は等しいピッチで、しかも重畳され
ることなく電機子面に配設される特徴がある。以上の説
明より判るように、本発明によれば、冒頭において述べ
た目的が達成されて効果著しさものである。
第１図は本発明装置の構成の説明図、第２図及び第３図
は電機子及び界磁磁極の展開図の異なる実施例、第４図
は無整流子電動機の構成の説明図、第５図は無整流子電
動機の展開図の実施例をそれぞれ示す。 １，１５，１６・・…・篭体、２，１３・・…・回転軸
、３，４，１７…・・・軸承、５・・・・・・円形状の
凹部５ａを有する円板状の軟鋼板、６……磁極６−１，
６−２，・・・・・・・・・，６−８を有する界滋磁極
、７・・・・・・電機子巻線７−１，７−２，７−３を
有する電機子、８・・・・・・整流子片８ーＩ，８一２
，．・・・川…，８一１２を有する整流子、９……ワッ
シャ一、１０・・・・・・プラスチック成形体、１１一
１，１１一２・・・・・・刷子、１２一１，１２一２・
・・・・・直流電源正負極、１４・・・・・・ターンテ
ーフル、１７−１・・・．・．雌ネジ、１８・・…・磁
極１８一１，１８一２，・・・・・・・・・，１８一８
を有するマグネット回転子、１８ａ・・・・・・マグネ
ットホルダー、１９・・…・軟鋼製円板、２０・・・・
・・被位置検知帯、２１・・・・・・支持体、２２・・
・・・・電機子巻線２２ーｌ，２２一２，２２−３を有
する電機子、２３・・・・・・ビス、２４・…・・通電
制御回路、２５，２６，２７・・・・・・位置検知素子
（ホール素子、誘導コイル等）、２８…・・・２８−１
，２８−２，………，２８一８を含む被位置検知帯。 多４図 多６漁 多〆図 多２四 多３図
は電機子及び界磁磁極の展開図の異なる実施例、第４図
は無整流子電動機の構成の説明図、第５図は無整流子電
動機の展開図の実施例をそれぞれ示す。 １，１５，１６・・…・篭体、２，１３・・…・回転軸
、３，４，１７…・・・軸承、５・・・・・・円形状の
凹部５ａを有する円板状の軟鋼板、６……磁極６−１，
６−２，・・・・・・・・・，６−８を有する界滋磁極
、７・・・・・・電機子巻線７−１，７−２，７−３を
有する電機子、８・・・・・・整流子片８ーＩ，８一２
，．・・・川…，８一１２を有する整流子、９……ワッ
シャ一、１０・・・・・・プラスチック成形体、１１一
１，１１一２・・・・・・刷子、１２一１，１２一２・
・・・・・直流電源正負極、１４・・・・・・ターンテ
ーフル、１７−１・・・．・．雌ネジ、１８・・…・磁
極１８一１，１８一２，・・・・・・・・・，１８一８
を有するマグネット回転子、１８ａ・・・・・・マグネ
ットホルダー、１９・・…・軟鋼製円板、２０・・・・
・・被位置検知帯、２１・・・・・・支持体、２２・・
・・・・電機子巻線２２ーｌ，２２一２，２２−３を有
する電機子、２３・・・・・・ビス、２４・…・・通電
制御回路、２５，２６，２７・・・・・・位置検知素子
（ホール素子、誘導コイル等）、２８…・・・２８−１
，２８−２，………，２８一８を含む被位置検知帯。 多４図 多６漁 多〆図 多２四 多３図
Claims (1)
- １ 等しい開角でＮ、Ｓ極に磁化された８個の界磁磁極
と、該界磁磁極の磁路を閉じる為の磁性体と、発生トル
クに寄与する導体部の開角が界磁磁極の巾に等しくされ
るとともに、界磁磁束が貫挿するように平板状の電機子
面に１２０度離間して装着された３個のコアレスの電機
子巻線と、前記した電機子若しくは界磁磁極のいずれか
を回動自在に支持し、他を固定子とする構成と、前記し
た電機子巻線の通電を制御して、１方向の駆動トルクを
発生する整流装置とより構成されたことを特徴とする重
畳しない電機子巻線を備えた直流電動機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52153627A JPS601823B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 重畳しない電機子巻線を備えた直流電動機 |
| US06/237,518 US4369388A (en) | 1977-12-22 | 1981-02-23 | Direct current motor with non-superposed armature windings |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52153627A JPS601823B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 重畳しない電機子巻線を備えた直流電動機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5486711A JPS5486711A (en) | 1979-07-10 |
| JPS601823B2 true JPS601823B2 (ja) | 1985-01-17 |
Family
ID=15566624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52153627A Expired JPS601823B2 (ja) | 1977-12-22 | 1977-12-22 | 重畳しない電機子巻線を備えた直流電動機 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4369388A (ja) |
| JP (1) | JPS601823B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020189476A1 (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | サンデン・リテールシステム株式会社 | 液体抽出装置 |
| WO2020189471A1 (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | サンデン・リテールシステム株式会社 | 液体抽出装置 |
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|---|---|---|---|---|
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| JPS60226759A (ja) * | 1984-04-23 | 1985-11-12 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | ブラシレスモ−タ |
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| DE2531384A1 (de) * | 1974-07-18 | 1976-01-22 | Olympus Optical Co | Kernloser elektromotor |
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| JPS601824B2 (ja) * | 1977-12-22 | 1985-01-17 | 株式会社セコ−技研 | 重畳しない電機子巻線を備えた直流電動機 |
-
1977
- 1977-12-22 JP JP52153627A patent/JPS601823B2/ja not_active Expired
-
1981
- 1981-02-23 US US06/237,518 patent/US4369388A/en not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2020189476A1 (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | サンデン・リテールシステム株式会社 | 液体抽出装置 |
| WO2020189471A1 (ja) * | 2019-03-19 | 2020-09-24 | サンデン・リテールシステム株式会社 | 液体抽出装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US4369388A (en) | 1983-01-18 |
| JPS5486711A (en) | 1979-07-10 |
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