JPH022069Y2 - - Google Patents

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JPH022069Y2
JPH022069Y2 JP14454083U JP14454083U JPH022069Y2 JP H022069 Y2 JPH022069 Y2 JP H022069Y2 JP 14454083 U JP14454083 U JP 14454083U JP 14454083 U JP14454083 U JP 14454083U JP H022069 Y2 JPH022069 Y2 JP H022069Y2
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JP
Japan
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rotor magnet
fixed
boss
stator yoke
rotor
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JP14454083U
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JPS6055283U (ja
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  • Motor Or Generator Cooling System (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 考案の属する技術分野 本考案は電動機に係り、特に直流フラツト型の
電動機の改良に関する。
従来技術 レコードプレーヤ等の電動機としての交流電動
機は効率が悪く振動や熱の発生を生じ、これらの
問題を解決した直流用の電動機が出始め、レコー
ドプレーヤ用の電動機として利用し始められてい
る。これら直流電動機の従来例を第1図について
詳記する。第1図はフラツト型の直流電動機の一
部を断面とする斜視図で、スピンドル1にはロー
タマグネツト2及び速度検出基板3が回動自在に
枢着され、基板上に空芯的に巻回された駆動コイ
ル5の所定位置に配されたスイツチング用ホール
素子6を設け、鍔部7aを有する円筒状カバー7
で上記各構成全体を覆つている。
従来技術の問題点 従来のフラツト型直流電動機は上述の如くカバ
ー7と基板4でロータ及びステータを覆つている
ために上記駆動コイルで発生した熱によつて電動
機の出力が制限される問題があつた。
考案の目的 本考案は上記欠点に鑑み成されたものであり、
その目的とするところは駆動コイルの発生する熱
を適宜方法で逃がすことにより出力の向上を計つ
た電動機を提供するにある。
考案の構成 そして上記目的は電動機のロータとステーター
間にローター面と面対向するスタビライザ板を設
け、該ロータの回転力によりロータの内外周間で
圧力差を生じせしめ、該圧力差に起因する空気流
によりコイルを冷却せしめることを特徴とする電
動機を提供することで達成される。
考案の実施例 以下、本考案の一実施例を第2図A,B及び第
3図について詳記する。
第2図はロータとステーターが出力軸方向に面
対向するフラツト型電動機であり第2図Aは一部
を断面とする側面図、第2図Bは第2図AのA−
A′方向矢視図である。8はハウジングでボール
ベアリング9を保持し、ボールベアリング9をか
いして電動機出力軸10を支持している、またモ
ーター出力軸10の下部にはボス11がナツト1
2で固定され、ボス11上にローターヨーク13
と片面は極着磁されたロータマグネツト14が固
定されている。ハウジング8上にはステータヨー
ク板15が固定され、ステータヨーク板15上に
駆動コイル16が円周上に4個固定されている。
駆動コイル16上にロータマグネツト14と対向
してすき間tが設けられてスタビライザ板17が
固定されている。ステータヨーク板15上にホー
ル素子(図示せず)でロータマグネツト14の磁
極位置を検出し駆動コイル16に電流を流すこと
によつてロータリーマグネツト14が回転する。
本考案に於ては、ステータヨーク15のコイル
16が取付けられている中心部に透孔18a,1
8a,18a,18aを穿ち更にスタビライザの
上記透孔8aと対向する位置に透孔18c,18
c,18c,18cを穿つと共に、スタビライザ
板の内周に複数の透孔18bを穿つ(第2図A,
B参照)更にボス11にも透孔19を穿つ様にす
る。この様に構成させロータマグネツト14を回
転させるとロータマグネツト14の周辺の空気の
流れを第2図A,Bと第2図Aの拡大図の第3図
太線の矢印で示すようにロータマグネツト14の
内周の回転方向の線速度V1は外周の線速度V2
り小さいのでV2部の空気圧P2はV1部の空気圧P1
より小さくなる。またV1部の気圧は開口部18
a,18bを通じて大気圧に通じている。しかる
にロータマグネツト14が回転することにより空
気流が駆動コイル16の周辺を通りロータマグネ
ツト14の外周部へと流れ駆動コイル16が冷却
される。
考案の効果 本考案は上述の如く構成され、動作するので駆
動コイル16には冷却される前の許容電流より大
きな電流を流すことができ、電動機の出力を向上
させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のフラツト型直流電動機の一部を
断面とする斜視図、第2図Aは本考案の電動機の
一部を断面とする側断面図、第2図Bは第2図A
のA−A′断面矢視図、第3図は第2図A部分の
要部拡大図である。 図中、1……スピンドル、2……ロータマグネ
ツト、3……速度検出基板、4……基板、5……
駆動コイル、6……ホール素子、7……カバー、
7a……鍔、8……ハウジング、9……ボールベ
アリング、10……電動機出力軸、11……ボ
ス、12……ナツト、13……ロータヨーク、1
4……ロータマグネツト、15……ステータヨー
ク板、16……駆動コイル、17……スタビライ
ザ板、18a,18b,19……透孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングに対して回動自在になされた駆動軸
    と、該駆動軸に固定されたボスと、該ボスの周囲
    に固定されたロータマグネツトと、該ロータマグ
    ネツトに対向して前記ハウジングに固定されたス
    テータヨーク板と、該ステータヨーク板の前記ロ
    ータマグネツト側に固定された複数の駆動コイル
    と、該駆動コイルに固定され前記ロータマグネツ
    トとの間に所定のすき間を設けて対面するスタビ
    ライザ板とを有し、前記ステータヨーク板及び前
    記スタビライザ板の互いに対向する位置に第1及
    び第2の透孔を設け、前記ボスに該ボスを貫通し
    前記すき間に通ずる第3の透孔を設けることによ
    り、前記ロータマグネツトの回転で内外周間に生
    ずる圧力差に起因する空気流により前記駆動コイ
    ルを冷却せしめることを特徴とする電動機。
JP14454083U 1983-09-20 1983-09-20 電動機 Granted JPS6055283U (ja)

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JP14454083U JPS6055283U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 電動機

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JP14454083U JPS6055283U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 電動機

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Publication Number Publication Date
JPS6055283U JPS6055283U (ja) 1985-04-18
JPH022069Y2 true JPH022069Y2 (ja) 1990-01-18

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JP14454083U Granted JPS6055283U (ja) 1983-09-20 1983-09-20 電動機

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JP4618050B2 (ja) * 2005-08-29 2011-01-26 ダイキン工業株式会社 圧縮機
JP6879629B2 (ja) * 2018-01-25 2021-06-02 公益財団法人鉄道総合技術研究所 回転電機

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JPS6055283U (ja) 1985-04-18

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