JPH0713420Y2 - 周波数発電機をそなえた小型モータ - Google Patents
周波数発電機をそなえた小型モータInfo
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- JPH0713420Y2 JPH0713420Y2 JP1988061897U JP6189788U JPH0713420Y2 JP H0713420 Y2 JPH0713420 Y2 JP H0713420Y2 JP 1988061897 U JP1988061897 U JP 1988061897U JP 6189788 U JP6189788 U JP 6189788U JP H0713420 Y2 JPH0713420 Y2 JP H0713420Y2
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- Japan
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- magnetic pole
- pole teeth
- frequency generator
- stator
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01P—MEASURING LINEAR OR ANGULAR SPEED, ACCELERATION, DECELERATION, OR SHOCK; INDICATING PRESENCE, ABSENCE, OR DIRECTION, OF MOVEMENT
- G01P3/00—Measuring linear or angular speed; Measuring differences of linear or angular speeds
- G01P3/42—Devices characterised by the use of electric or magnetic means
- G01P3/44—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed
- G01P3/48—Devices characterised by the use of electric or magnetic means for measuring angular speed by measuring frequency of generated current or voltage
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K21/00—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets
- H02K21/38—Synchronous motors having permanent magnets; Synchronous generators having permanent magnets with rotating flux distributors, and armatures and magnets both stationary
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K23/00—DC commutator motors or generators having mechanical commutator; Universal AC/DC commutator motors
- H02K23/66—Structural association with auxiliary electric devices influencing the characteristic of, or controlling, the machine, e.g. with impedances or switches
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K7/00—Arrangements for handling mechanical energy structurally associated with dynamo-electric machines, e.g. structural association with mechanical driving motors or auxiliary dynamo-electric machines
- H02K7/20—Structural association with auxiliary dynamo-electric machines, e.g. with electric starter motors or exciters
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- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、周波数発電機をそなえた小型モータ、特に小
形テープレコーダなどのキャプスタン駆動用に使用され
る小型モータに内蔵されて当該小型モータの回転数検出
用の周波数発電機をそなえた小型モータにおいて、高分
解能および高出力が得られると共に、上記周波数発電機
の収容スペースの有効利用を図ることによりモータ寸法
の増大を防止するようにした周波数発電機をそなえた小
型モータに関するものである。
形テープレコーダなどのキャプスタン駆動用に使用され
る小型モータに内蔵されて当該小型モータの回転数検出
用の周波数発電機をそなえた小型モータにおいて、高分
解能および高出力が得られると共に、上記周波数発電機
の収容スペースの有効利用を図ることによりモータ寸法
の増大を防止するようにした周波数発電機をそなえた小
型モータに関するものである。
従来、複数個の磁極歯をそなえたロータと、当該ロータ
の磁極歯に対向してもうけられた複数個の磁極歯を有す
るステータと、上記ロータの磁極歯とステータの磁極歯
との間に磁界を形成する永久磁石と、上記ロータとステ
ータとの夫々の磁極歯との間の磁界の変化を受けロータ
の回転数に比例した誘起電圧を発生させる周波数検出用
コイルとからなる周波数発電機をそなえた小型モータが
知られている。第7図(A),(B)は周波数発電機を
備えていない通常の小型モータの構造図、第8図(A)
は上記周波数発電機が内蔵された小型モータの従来例を
説明するための構造図、第8図(B)は第8図(A)図
示従来例における周波数発電機を説明するための斜視図
を示している。なお、第7図(B)はブラシ保持状態を
説明するための第7図(A)図示矢印A−A方向におけ
る構造図を示している。
の磁極歯に対向してもうけられた複数個の磁極歯を有す
るステータと、上記ロータの磁極歯とステータの磁極歯
との間に磁界を形成する永久磁石と、上記ロータとステ
ータとの夫々の磁極歯との間の磁界の変化を受けロータ
の回転数に比例した誘起電圧を発生させる周波数検出用
コイルとからなる周波数発電機をそなえた小型モータが
知られている。第7図(A),(B)は周波数発電機を
備えていない通常の小型モータの構造図、第8図(A)
は上記周波数発電機が内蔵された小型モータの従来例を
説明するための構造図、第8図(B)は第8図(A)図
示従来例における周波数発電機を説明するための斜視図
を示している。なお、第7図(B)はブラシ保持状態を
説明するための第7図(A)図示矢印A−A方向におけ
る構造図を示している。
第7図に図示されている小型モータは、エンドベルプレ
ート1に装着されかつ例えば合成樹脂により形成された
ブラシ保持部2によって保持されているブラシ装置3,お
よび軸受4,5に支持されたモータ軸6に固定されている
コミテータ7を介してモータ軸6に固定されている回転
子8の回転子コア8−1に巻回されている回転子巻線8
−2に電流が供給されることにより、モータハウジング
9の内周面に固定された永久磁石10により形成されてい
る界磁中に存在する上記回転子8が回転するように構成
されている。なお、図中の符号11はノイズ消去用素子で
ある。
ート1に装着されかつ例えば合成樹脂により形成された
ブラシ保持部2によって保持されているブラシ装置3,お
よび軸受4,5に支持されたモータ軸6に固定されている
コミテータ7を介してモータ軸6に固定されている回転
子8の回転子コア8−1に巻回されている回転子巻線8
−2に電流が供給されることにより、モータハウジング
9の内周面に固定された永久磁石10により形成されてい
る界磁中に存在する上記回転子8が回転するように構成
されている。なお、図中の符号11はノイズ消去用素子で
ある。
また、モータ回転数を検出するための周波数発電機12が
内蔵された小型モータの第8図図示従来例は、上記第7
図図示小型モータのモータ軸6を延長すると共に、当該
モータ軸6の延長に対応させて上記モータハウジング9
の軸方向長さを大にすることによって上記周波数発電機
12の収容空間をもうけ、当該収容空間に上記周波数発電
機12を装着するように構成されている。なお、図中の符
号12−1は周波数発電機の回転子(以下、FG回転子と呼
ぶ)であって、第8図(B)に図示されている如く、外
周に多極着磁マグネットをそなえるよう構成されている
ものである。また、12−2は周波数発電機の固定子(以
下、FG固定子と呼ぶ)であって、上記回転子12−1の外
周と対向するように配設された櫛歯状コア12−21と、当
該櫛歯状コア12−21に巻回された検出コイル12−22とに
より構成されている。その他の符号は第7図に対応して
いる。
内蔵された小型モータの第8図図示従来例は、上記第7
図図示小型モータのモータ軸6を延長すると共に、当該
モータ軸6の延長に対応させて上記モータハウジング9
の軸方向長さを大にすることによって上記周波数発電機
12の収容空間をもうけ、当該収容空間に上記周波数発電
機12を装着するように構成されている。なお、図中の符
号12−1は周波数発電機の回転子(以下、FG回転子と呼
ぶ)であって、第8図(B)に図示されている如く、外
周に多極着磁マグネットをそなえるよう構成されている
ものである。また、12−2は周波数発電機の固定子(以
下、FG固定子と呼ぶ)であって、上記回転子12−1の外
周と対向するように配設された櫛歯状コア12−21と、当
該櫛歯状コア12−21に巻回された検出コイル12−22とに
より構成されている。その他の符号は第7図に対応して
いる。
第8図(A)において、モータが駆動されて上記FG回転
子12−1が回転すると、上記FG固定子12−2の櫛歯と対
向するFG回転子12−1の磁極の極性が実質上反転を繰り
返す状態となるため、検出コイル12−22と鎖交する磁束
の方向が上記FG回転子12−1の磁極の極性が実質上反転
することに対応して変化することにより、上記検出コイ
ル12−22に誘起電圧が発生する。当該誘起電圧は上記FG
回転子12−1の回転数に比例した周波数を有するので、
上記検出のコイル12−22の誘起電圧の周波数を測定する
ことにより、上記モータ回転数を検出することができ
る。
子12−1が回転すると、上記FG固定子12−2の櫛歯と対
向するFG回転子12−1の磁極の極性が実質上反転を繰り
返す状態となるため、検出コイル12−22と鎖交する磁束
の方向が上記FG回転子12−1の磁極の極性が実質上反転
することに対応して変化することにより、上記検出コイ
ル12−22に誘起電圧が発生する。当該誘起電圧は上記FG
回転子12−1の回転数に比例した周波数を有するので、
上記検出のコイル12−22の誘起電圧の周波数を測定する
ことにより、上記モータ回転数を検出することができ
る。
前述した如く、第8図図示従来例は、モータ軸6を延長
すると共に、当該モータ軸6の延長に対応させて上記モ
ータハウジング9の軸方向長さを大にすることによって
上記周波数発電機12の収容空間をもうけ、当該収容空間
に上記周波数発電機12を装着するように構成されてい
る。即ち、小型モータ内に上記周波数発電機12を装着す
るための専用スペースを必要とし、その結果として、モ
ータの軸方向の寸法が大となって大型化すると言う非所
望な問題があった。
すると共に、当該モータ軸6の延長に対応させて上記モ
ータハウジング9の軸方向長さを大にすることによって
上記周波数発電機12の収容空間をもうけ、当該収容空間
に上記周波数発電機12を装着するように構成されてい
る。即ち、小型モータ内に上記周波数発電機12を装着す
るための専用スペースを必要とし、その結果として、モ
ータの軸方向の寸法が大となって大型化すると言う非所
望な問題があった。
本考案は、上記の如き問題点を解決することを目的とし
ており、そのため、本考案の周波数発電機をそなえた小
型モータは、界磁形成用の永久磁石を有する固定子と回
転子コアに回転子巻線が巻回されてなる回転子とをそな
え,給電用のブラシと摺動するコミテータを介して上記
回転子巻線に電流を供給するよう構成されると共に,モ
ータ回転数を検出するための周波数発電機をそなえた小
型モータにおいて, 上記回転子における上記回転子巻線と上記コミテータと
の中間位置に位置されて上記回転子に装着されかつ外周
に複数個の磁極歯をそなえた軟磁性体よりなる円板状の
ロータと, モータハウジングに接しかつ上記ロータの板面の上記磁
極歯と重なり合うように当該ロータの磁極歯と相対向す
るように配置された内周の複数個の磁極歯をそなえた軟
磁性体よりなる環状円板状のステータと, コミテータの存在する外周空間に配置されて上記ロータ
の磁極歯とステータの磁極歯との間に磁界を形成する永
久磁石と, 上記ロータとステータとの夫々の磁極歯との間の磁界の
変化を受けロータの回転数に比例した誘起電圧を発生さ
せる周波数検出用コイルと からなる周波数発電機を内蔵するように構成されている
ことを特徴としている。以下、図面を参照しつつ説明す
る。
ており、そのため、本考案の周波数発電機をそなえた小
型モータは、界磁形成用の永久磁石を有する固定子と回
転子コアに回転子巻線が巻回されてなる回転子とをそな
え,給電用のブラシと摺動するコミテータを介して上記
回転子巻線に電流を供給するよう構成されると共に,モ
ータ回転数を検出するための周波数発電機をそなえた小
型モータにおいて, 上記回転子における上記回転子巻線と上記コミテータと
の中間位置に位置されて上記回転子に装着されかつ外周
に複数個の磁極歯をそなえた軟磁性体よりなる円板状の
ロータと, モータハウジングに接しかつ上記ロータの板面の上記磁
極歯と重なり合うように当該ロータの磁極歯と相対向す
るように配置された内周の複数個の磁極歯をそなえた軟
磁性体よりなる環状円板状のステータと, コミテータの存在する外周空間に配置されて上記ロータ
の磁極歯とステータの磁極歯との間に磁界を形成する永
久磁石と, 上記ロータとステータとの夫々の磁極歯との間の磁界の
変化を受けロータの回転数に比例した誘起電圧を発生さ
せる周波数検出用コイルと からなる周波数発電機を内蔵するように構成されている
ことを特徴としている。以下、図面を参照しつつ説明す
る。
第1図は本考案の原理構造図、第2図は第1図における
検出コイルの設置状態説明図、第3図は本考案の一実施
例構造図、第4図は第3図図示実施例における検出コイ
ルの設置状態説明図、第5図は第3図図示実施例におけ
るFG回転子,FG固定子に関する説明図であり、第5図
(A)は部分拡大図,第5図(B)は第5図(A)図示
矢印A−Aにおける側面図、第6図(A)および(B)
は本考案におけるFG回転子,FG固定子の他の実施例説明
図をそれぞれ示す。なお、図中の符号20はFG回転子、20
−11は歯車部、21はFG固定子、21−1は内歯車状コア、
21−2はFGマグネット、21−3は検出コイル、21−11は
内歯車部を表し、その他の符号は第7図に対応してい
る。
検出コイルの設置状態説明図、第3図は本考案の一実施
例構造図、第4図は第3図図示実施例における検出コイ
ルの設置状態説明図、第5図は第3図図示実施例におけ
るFG回転子,FG固定子に関する説明図であり、第5図
(A)は部分拡大図,第5図(B)は第5図(A)図示
矢印A−Aにおける側面図、第6図(A)および(B)
は本考案におけるFG回転子,FG固定子の他の実施例説明
図をそれぞれ示す。なお、図中の符号20はFG回転子、20
−11は歯車部、21はFG固定子、21−1は内歯車状コア、
21−2はFGマグネット、21−3は検出コイル、21−11は
内歯車部を表し、その他の符号は第7図に対応してい
る。
本考案は、第7図に図示されている通常の小型モータに
おいて、ブラシ装置3およびコミテータ7の上下に利用
されていないスペースが存在していることに着目し、当
該スペースに周波数発電機を配設することにより、モー
タ寸法が増大することを防止し、周波数発電機をそなえ
た小型モータも、周波数発電機をそなえない小型モータ
も、外形寸法が同様となるよう考案されたものである。
おいて、ブラシ装置3およびコミテータ7の上下に利用
されていないスペースが存在していることに着目し、当
該スペースに周波数発電機を配設することにより、モー
タ寸法が増大することを防止し、周波数発電機をそなえ
た小型モータも、周波数発電機をそなえない小型モータ
も、外形寸法が同様となるよう考案されたものである。
第1図および第2図において、FG回転子20は、環状円板
状の軟磁性体により形成されており、コミテータ7に装
着されているノイズ消去用素子11の絶縁面もしくは等電
位面に固着されると共に、その外周が歯車状(図示省
略)に形成されているものである。
状の軟磁性体により形成されており、コミテータ7に装
着されているノイズ消去用素子11の絶縁面もしくは等電
位面に固着されると共に、その外周が歯車状(図示省
略)に形成されているものである。
FG固定子21は、実質上環状円板状の軟磁性体により形成
されており、その内周に上記FG回転子20の外周に形成さ
れている歯車と同じピッチを有する歯車(図示省略)が
形成された内歯車状コア21−1と、エンドベルプレート
1の内面上に固着された例えば一対の永久磁石(以下、
FGマグネットと呼ぶ)21−2と、当該FGマグネット21−
2の夫々に巻回された一対の検出コイル21−3とから構
成されている。そして、上記FG固定子21における内歯車
状コア21−1は、当該内歯車状コア21−1の内歯車部分
と上記FG回転子20の歯車部分とが所定の空隙を介して面
対向するようにモータハウジング9に固定されている。
なお、第2図に図示されている如く、上記一対の検出コ
イル21−3は直列に接続されている。
されており、その内周に上記FG回転子20の外周に形成さ
れている歯車と同じピッチを有する歯車(図示省略)が
形成された内歯車状コア21−1と、エンドベルプレート
1の内面上に固着された例えば一対の永久磁石(以下、
FGマグネットと呼ぶ)21−2と、当該FGマグネット21−
2の夫々に巻回された一対の検出コイル21−3とから構
成されている。そして、上記FG固定子21における内歯車
状コア21−1は、当該内歯車状コア21−1の内歯車部分
と上記FG回転子20の歯車部分とが所定の空隙を介して面
対向するようにモータハウジング9に固定されている。
なお、第2図に図示されている如く、上記一対の検出コ
イル21−3は直列に接続されている。
第1図に図示されている周波数発電機は、上記FG回転子
20とFG固定子21とにより構成されており、当該周波数発
電機における磁気回路は、FGマグネット21−2→FG回転
子20→内歯車状コア21−1→モータハウジング9→エン
ドベルプレート1→FGマグネット21−2の経路により構
成されている。即ち、モータが駆動されて上記FG回転子
20が回転すると、当該FG回転子20と上記FG固定子21の内
歯車状コア21−1との対向空隙における磁気抵抗の変化
に対応して磁束が変化し、当該磁束変化に対応した周波
数を有する誘起電圧が上記検出コイル21−3に発生す
る。当該誘起電圧の周波数は、上記FG回転子20の回転数
に比例するので、上記検出コイル21−3の誘起電圧の周
波数を測定することにより、上記モータ回転数を検出す
ることができる。なお、上記磁気回路においては、ノイ
ズによる磁束変調が存在するため、上記検出コイル21−
3の出力に悪影響を与えることになるが、第1図に図示
されているコミテータ7に対する対称位置に一対の検出
コイル21−3を配設することにより、上記ノイズによる
磁束変調が相殺され、モータ回転数検出に対する高分解
能が得られる。
20とFG固定子21とにより構成されており、当該周波数発
電機における磁気回路は、FGマグネット21−2→FG回転
子20→内歯車状コア21−1→モータハウジング9→エン
ドベルプレート1→FGマグネット21−2の経路により構
成されている。即ち、モータが駆動されて上記FG回転子
20が回転すると、当該FG回転子20と上記FG固定子21の内
歯車状コア21−1との対向空隙における磁気抵抗の変化
に対応して磁束が変化し、当該磁束変化に対応した周波
数を有する誘起電圧が上記検出コイル21−3に発生す
る。当該誘起電圧の周波数は、上記FG回転子20の回転数
に比例するので、上記検出コイル21−3の誘起電圧の周
波数を測定することにより、上記モータ回転数を検出す
ることができる。なお、上記磁気回路においては、ノイ
ズによる磁束変調が存在するため、上記検出コイル21−
3の出力に悪影響を与えることになるが、第1図に図示
されているコミテータ7に対する対称位置に一対の検出
コイル21−3を配設することにより、上記ノイズによる
磁束変調が相殺され、モータ回転数検出に対する高分解
能が得られる。
第3図図示実施例は、上記FG回転子20が内歯車状コア21
−1とFGマグネット21−2と間に位置するように、上記
内歯車状コア21−1が配設されると共に、第4図に図示
されている如く、検出コイル21−3がモータハウジング
9の内周面に沿って巻回されるよう構成されていること
を除き、上記第1図図示原理構成図と基本的に同様な構
成を有するものである。
−1とFGマグネット21−2と間に位置するように、上記
内歯車状コア21−1が配設されると共に、第4図に図示
されている如く、検出コイル21−3がモータハウジング
9の内周面に沿って巻回されるよう構成されていること
を除き、上記第1図図示原理構成図と基本的に同様な構
成を有するものである。
第3図図示実施例においては、FG回転子20が内歯車状コ
ア21−1とFGマグネット21−2との間に位置しているた
め、モータ軸6がスラスト方向に移動しても、FGマグネ
ット21−2対FG回転子20、およびFG回転子20対上記内歯
車状コア21−1の空隙距離の和を常に一定に保つことが
できるので、上記モータ軸6のスラスト方向における移
動に伴う上記FGマグネット21−2,FG回転子20,内歯車状
コア21−1相互間の空隙における磁気抵抗の変化を防止
することが可能となる。また、検出コイル21−3は、第
4図に図示されている如く、モータハウジング9の内周
面に沿って巻回されている。これはモータ側の回転子8
の回転により当該回転子8側からの磁束が非所望に影響
することを少なくするためである。即ち、第3図,第4
図図示の実施例の場合には、上記回転子8側からの磁束
の大部分が、例えば、図示上方の内歯車状コア21−1,モ
ータハウジング9,エンドプレート1,モータハウジング9,
図示下方の内歯車状孔コア21−1を通って流れる。そし
て、この磁束は、上記回転子8の回転角位置の如何に拘
らず、すべて検出コイル21−3と鎖交しない形となって
いる。このため、検出コイル21−3全体から見ると、上
記磁束の影響を受けないこととなる。換言すれば、回転
子8側からの磁束による非所望なノイズの影響が無くな
る。更に、前述した如く、ブラシ装置3を保持している
電気絶縁体により形成されたブラシ保持部2の外周に、
モータハウジング9の内周面に沿って検出コイル収容用
の溝を形成し、当該溝に上記検出コイル21−3を設置す
るようにしているため、コイルボビンが不要となりコス
ト低減に寄与することが可能となると共に、巻線作業も
容易となり省力化につながる。
ア21−1とFGマグネット21−2との間に位置しているた
め、モータ軸6がスラスト方向に移動しても、FGマグネ
ット21−2対FG回転子20、およびFG回転子20対上記内歯
車状コア21−1の空隙距離の和を常に一定に保つことが
できるので、上記モータ軸6のスラスト方向における移
動に伴う上記FGマグネット21−2,FG回転子20,内歯車状
コア21−1相互間の空隙における磁気抵抗の変化を防止
することが可能となる。また、検出コイル21−3は、第
4図に図示されている如く、モータハウジング9の内周
面に沿って巻回されている。これはモータ側の回転子8
の回転により当該回転子8側からの磁束が非所望に影響
することを少なくするためである。即ち、第3図,第4
図図示の実施例の場合には、上記回転子8側からの磁束
の大部分が、例えば、図示上方の内歯車状コア21−1,モ
ータハウジング9,エンドプレート1,モータハウジング9,
図示下方の内歯車状孔コア21−1を通って流れる。そし
て、この磁束は、上記回転子8の回転角位置の如何に拘
らず、すべて検出コイル21−3と鎖交しない形となって
いる。このため、検出コイル21−3全体から見ると、上
記磁束の影響を受けないこととなる。換言すれば、回転
子8側からの磁束による非所望なノイズの影響が無くな
る。更に、前述した如く、ブラシ装置3を保持している
電気絶縁体により形成されたブラシ保持部2の外周に、
モータハウジング9の内周面に沿って検出コイル収容用
の溝を形成し、当該溝に上記検出コイル21−3を設置す
るようにしているため、コイルボビンが不要となりコス
ト低減に寄与することが可能となると共に、巻線作業も
容易となり省力化につながる。
本考案においては、前述した如く、同一のピッチを有す
る内歯車状コア21−1の内歯車部分と上記FG回転子20に
歯車部分とが所定の空隙を介して面対向するよう構成さ
れている。即ち、第3図図示実施例における内歯車状コ
ア21−1とFG回転子20とは何れも平板状であって、その
の対向状態は、第5図(A),(B)に図示されている
如く、内歯車状コア21−1の内歯車分21−11とFG回転子
20の歯車分20−11とが側面において対向している。そし
て、上記内歯車分21−11と歯車分20−11との対向位置精
度は、周波数発電機の性能に対して重要な影響を与える
ものである。
る内歯車状コア21−1の内歯車部分と上記FG回転子20に
歯車部分とが所定の空隙を介して面対向するよう構成さ
れている。即ち、第3図図示実施例における内歯車状コ
ア21−1とFG回転子20とは何れも平板状であって、その
の対向状態は、第5図(A),(B)に図示されている
如く、内歯車状コア21−1の内歯車分21−11とFG回転子
20の歯車分20−11とが側面において対向している。そし
て、上記内歯車分21−11と歯車分20−11との対向位置精
度は、周波数発電機の性能に対して重要な影響を与える
ものである。
上記対向位置精度を高めるためには、上記内歯車状コア
21−1,FG回転子20それぞれの軸方向,径方向何れの精度
をも高くすることが望ましいが、本考案においては,上
記軸方向または径方向の精度状態により、上記内歯車状
コア21−1およびFG回転子20を第5図、第6図(A)、
または第6図(B)図示実施例の何れかを選択すること
により、上記対向位置精度を高めるようにすることが可
能となる。即ち、径方向の精度が低い場合には第5図図
示実施例を適用し、軸方向の精度が低い場合には第6図
(B)図示実施例を適用し、中間的な場合には第6図
(A)図示実施例を適用するようにすれば良い。
21−1,FG回転子20それぞれの軸方向,径方向何れの精度
をも高くすることが望ましいが、本考案においては,上
記軸方向または径方向の精度状態により、上記内歯車状
コア21−1およびFG回転子20を第5図、第6図(A)、
または第6図(B)図示実施例の何れかを選択すること
により、上記対向位置精度を高めるようにすることが可
能となる。即ち、径方向の精度が低い場合には第5図図
示実施例を適用し、軸方向の精度が低い場合には第6図
(B)図示実施例を適用し、中間的な場合には第6図
(A)図示実施例を適用するようにすれば良い。
以上説明した如く、本考案によれば、高分解能および高
出力が得られると共に、上記周波数発電機の収容スペー
スの有効利用を図ることによりモータ寸法の増大を防止
することを可能ならしめる周波数発電機をそなえた小型
モータを提供することができる。また、周波数発電機を
そなえた小型モータも、周波数発電機をそなえない小型
モータも、共通の部品を使用することが可能となると言
う大きなメリットがある。
出力が得られると共に、上記周波数発電機の収容スペー
スの有効利用を図ることによりモータ寸法の増大を防止
することを可能ならしめる周波数発電機をそなえた小型
モータを提供することができる。また、周波数発電機を
そなえた小型モータも、周波数発電機をそなえない小型
モータも、共通の部品を使用することが可能となると言
う大きなメリットがある。
第1図は本考案の原理構造図、第2図は第1図における
検出コイルの設置状態説明図、第3図は本考案の一実施
例構造図、第4図は第3図図示実施例における検出コイ
ルの設置状態説明図、第5図は第3図図示実施例におけ
るFG回転子,FG固定子に関する説明図、第6図は本考案
におけるFG回転子,FG固定子の他の実施例説明図、第7
図は通常の小型モータの構造図、第8図は周波数発電機
をそなえた小型モータの従来例を説明するための構造図
を示す。 図中、1はエンドベルプレート、2はブラシ保持部、3
はブラシ装置、4および5は軸受、6はモータ軸6、7
はコミテータ、8は回転子、8−1は回転子コア、8−
2は回転子巻線、9はモータハウジング、10は永久磁
石、11はノイズ消去用素子、20はFG回転子、20−11は歯
車部、21はFG固定子、21−1内歯車状コア、21−2はFG
マグネット、21−3は検出コイル、21−11は内歯車部を
表す。
検出コイルの設置状態説明図、第3図は本考案の一実施
例構造図、第4図は第3図図示実施例における検出コイ
ルの設置状態説明図、第5図は第3図図示実施例におけ
るFG回転子,FG固定子に関する説明図、第6図は本考案
におけるFG回転子,FG固定子の他の実施例説明図、第7
図は通常の小型モータの構造図、第8図は周波数発電機
をそなえた小型モータの従来例を説明するための構造図
を示す。 図中、1はエンドベルプレート、2はブラシ保持部、3
はブラシ装置、4および5は軸受、6はモータ軸6、7
はコミテータ、8は回転子、8−1は回転子コア、8−
2は回転子巻線、9はモータハウジング、10は永久磁
石、11はノイズ消去用素子、20はFG回転子、20−11は歯
車部、21はFG固定子、21−1内歯車状コア、21−2はFG
マグネット、21−3は検出コイル、21−11は内歯車部を
表す。
Claims (1)
- 【請求項1】界磁形成用の永久磁石を有する固定子と回
転子コアに回転子巻線が巻回されてなる回転子とをそな
え,給電用のブラシと摺動するコミテータを介して上記
回転子巻線に電流を供給するよう構成されると共に,モ
ータ回転数を検出するための周波数発電機をそなえた小
型モータにおいて, 上記回転子における上記回転子巻線と上記コミテータと
の中間位置に位置されて上記回転子に装着されかつ外周
に複数個の磁極歯をそなえた軟磁性体よりなる円板状の
ロータと, モータハウジングに接しかつ上記ロータの板面の上記磁
極歯と重なり合うように当該ロータの磁極歯と相対向す
るように配置された内周に複数個の磁極歯をそなえた軟
磁性体よりなる環状円板状のステータと, コミテータの存在する外周空間に配置されて上記ロータ
の磁極歯とステータの磁極歯との間に磁界を形成する永
久磁石と, 上記ロータとステータとの夫々の磁極歯との間の磁界の
変化を受けロータの回転数に比例した誘起電圧を発生さ
せる周波数検出用コイルと からなる周波数発電機を内蔵するように構成されている
ことを特徴とする周波数発電機をそなえた小型モータ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988061897U JPH0713420Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | 周波数発電機をそなえた小型モータ |
US07/343,790 US5013946A (en) | 1988-05-11 | 1989-04-26 | Miniature motor with a frequency generator |
GB8910612A GB2218574B (en) | 1988-05-11 | 1989-05-09 | Miniature motor with a frequency generator |
CN89103305A CN1028272C (zh) | 1988-05-11 | 1989-05-11 | 带频率发生器的微型电机 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988061897U JPH0713420Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | 周波数発電機をそなえた小型モータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01166458U JPH01166458U (ja) | 1989-11-21 |
JPH0713420Y2 true JPH0713420Y2 (ja) | 1995-03-29 |
Family
ID=13184394
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988061897U Expired - Lifetime JPH0713420Y2 (ja) | 1988-05-11 | 1988-05-11 | 周波数発電機をそなえた小型モータ |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5013946A (ja) |
JP (1) | JPH0713420Y2 (ja) |
CN (1) | CN1028272C (ja) |
GB (1) | GB2218574B (ja) |
Families Citing this family (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0649086Y2 (ja) * | 1989-01-21 | 1994-12-12 | マブチモーター株式会社 | 周波数発電機をそなえた小型モータ |
JPH069579Y2 (ja) * | 1989-09-11 | 1994-03-09 | マブチモーター株式会社 | 周波数発電機付き小型モータ |
JPH083184Y2 (ja) * | 1990-04-11 | 1996-01-29 | 三菱電機株式会社 | 回転速度検出器付直流電動機 |
DE19651660B4 (de) * | 1996-12-12 | 2012-08-30 | Dr. Fritz Faulhaber Gmbh & Co. Kg | Mikroelektromotor |
US6104113A (en) * | 1998-05-14 | 2000-08-15 | General Electric Company | Coil assembly for sensorless rotor angular position control of single phase permanent magnet motor |
GB0130149D0 (en) * | 2001-12-18 | 2002-02-06 | Johnson Electric Sa | Electric motor |
GB0130147D0 (en) * | 2001-12-18 | 2002-02-06 | Johnson Electric Sa | Electric motor |
WO2005048435A1 (de) * | 2003-11-13 | 2005-05-26 | Sew-Eurodrive Gmbh & Co. Kg | Kompaktantrieb |
GB2414868A (en) * | 2004-06-05 | 2005-12-07 | Bosch Gmbh Robert | Electric tool with light source generator |
KR20150121563A (ko) * | 2014-04-21 | 2015-10-29 | 삼성전자주식회사 | Dc 모터 |
JP6972056B2 (ja) * | 2019-03-12 | 2021-11-24 | 株式会社東芝 | 回転電機、回転電機システム、車、発電装置、昇降装置、および、ロボット |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3739211A (en) * | 1971-10-15 | 1973-06-12 | Amper Corp | Magnetic tachometer |
US3967200A (en) * | 1973-10-26 | 1976-06-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Speed detector for use with miniature DC motor |
CA1103298A (en) * | 1977-02-25 | 1981-06-16 | Masami Uchiyama | Electric motor with discrete rotor position and speed sensors |
US4237394A (en) * | 1977-05-23 | 1980-12-02 | Canon Kabushiki Kaisha | Frequency generator and miniature motor provided with the same |
GB2013417B (en) * | 1978-01-30 | 1983-01-12 | Papst Motoren Kg | Electrical machine |
JPS5523711A (en) * | 1978-07-29 | 1980-02-20 | Sony Corp | Rotary electric machine |
JPS5688660A (en) * | 1979-12-21 | 1981-07-18 | Seiko Instr & Electronics Ltd | Flat coreless motor with tachometer generator built-in |
JPS577014U (ja) * | 1980-06-13 | 1982-01-14 | ||
GB2194686A (en) * | 1986-09-03 | 1988-03-09 | Johnson Electric Ind Mfg | Electric motor with velocity indicating device |
-
1988
- 1988-05-11 JP JP1988061897U patent/JPH0713420Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1989
- 1989-04-26 US US07/343,790 patent/US5013946A/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-09 GB GB8910612A patent/GB2218574B/en not_active Expired - Lifetime
- 1989-05-11 CN CN89103305A patent/CN1028272C/zh not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2218574A (en) | 1989-11-15 |
US5013946A (en) | 1991-05-07 |
JPH01166458U (ja) | 1989-11-21 |
GB8910612D0 (en) | 1989-06-21 |
GB2218574B (en) | 1992-10-07 |
CN1037806A (zh) | 1989-12-06 |
CN1028272C (zh) | 1995-04-19 |
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