JPS6017739Y2 - 電動機 - Google Patents
電動機Info
- Publication number
- JPS6017739Y2 JPS6017739Y2 JP12456879U JP12456879U JPS6017739Y2 JP S6017739 Y2 JPS6017739 Y2 JP S6017739Y2 JP 12456879 U JP12456879 U JP 12456879U JP 12456879 U JP12456879 U JP 12456879U JP S6017739 Y2 JPS6017739 Y2 JP S6017739Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detection
- rotor
- stator
- yoke
- slots
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Brushless Motors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はモータの回転角度や回転数を検出する回転検
出装置を有する電動機に関するものである。
出装置を有する電動機に関するものである。
一般に自制式同期モータとして良く知られているサイリ
スタモータやトランジスタモータは、サイリスタやトラ
ンジスタ等の通電制御に必要な位置検出や、速度制御に
必要な速度検出のために回転検出装置を必要とする。
スタモータやトランジスタモータは、サイリスタやトラ
ンジスタ等の通電制御に必要な位置検出や、速度制御に
必要な速度検出のために回転検出装置を必要とする。
ところで、回転検出装置には光電式や磁気式等があり原
理構造上光源や起磁力源、あるいは波形整形等の信号変
換回路を持つので、小形化するには外形寸法にも制約が
できる。
理構造上光源や起磁力源、あるいは波形整形等の信号変
換回路を持つので、小形化するには外形寸法にも制約が
できる。
そのためモータに取付けられる回転検出装置や位置検出
装置は、特に小形モータの場合には回転力発生機構を含
めたモータ寸法を大形化する欠点があった。
装置は、特に小形モータの場合には回転力発生機構を含
めたモータ寸法を大形化する欠点があった。
本考案は上記欠点に鑑みてなされたものであり回転検出
装置を含めたモータの小形化をはかり、更にまた組立が
容易となり、あわせて部品点数の削減が可能な電動機を
提供するものである。
装置を含めたモータの小形化をはかり、更にまた組立が
容易となり、あわせて部品点数の削減が可能な電動機を
提供するものである。
以下本考案の一実施例を第1図ないし第3図に従って説
明する。
明する。
図において、1は2相8極同期モータのロータ軸、2は
このロータ軸1に結合された円板状のロータで、外周部
には等間隔で凹凸をなすスロット2aが形成されており
、ロータ2の速度信号ピッチ形成手段を構成している。
このロータ軸1に結合された円板状のロータで、外周部
には等間隔で凹凸をなすスロット2aが形成されており
、ロータ2の速度信号ピッチ形成手段を構成している。
3は上記ロータ2に固定されて一体的に回転するロータ
磁極で、第2図に示す如く機械角45°でN極・S極部
に着磁されている。
磁極で、第2図に示す如く機械角45°でN極・S極部
に着磁されている。
4はステータ、5は軸受、6はステータコイル、7は磁
気感知素子、8は検出ヨーク、9はこの検出ヨーク8と
上記ステータ4との間に配置された検出コイルでロータ
2の回転に対応して変化する磁束密度を感知するもので
ある。
気感知素子、8は検出ヨーク、9はこの検出ヨーク8と
上記ステータ4との間に配置された検出コイルでロータ
2の回転に対応して変化する磁束密度を感知するもので
ある。
10はロータ2とステータ4との間に配置されたバイア
スマグネットで、軸方向の一端がN極、他端がS極とな
るよう着磁され、永久磁石を構成している。
スマグネットで、軸方向の一端がN極、他端がS極とな
るよう着磁され、永久磁石を構成している。
11は検出コイル9を貫通する取付ねじで、電磁軟鉄の
如き高透磁率の材料で構成されたステータ4と検出ヨー
ク8と検出コイル9とを結合している。
如き高透磁率の材料で構成されたステータ4と検出ヨー
ク8と検出コイル9とを結合している。
8aは上記スロット2aと対向してこの検出ヨーク8の
内側に形成されスロワ)2aの凹凸と等間隔の凹凸から
なる検出スロットであり、機械角180’で2個所設け
られている。
内側に形成されスロワ)2aの凹凸と等間隔の凹凸から
なる検出スロットであり、機械角180’で2個所設け
られている。
なお、2個所設けられた検出スロット8aは一方の凸部
がスロット2aの凸部に対向している時には、他方の凸
部もスロット2aの凸部に対向するように構成されてい
る。
がスロット2aの凸部に対向している時には、他方の凸
部もスロット2aの凸部に対向するように構成されてい
る。
上記のように構成されたものにおいては、検出ヨーク8
→検出スロツト8a→スロツト2a→ロータ2→バイア
スマグネツト10→ステータ4→取付ねじ11→検出ヨ
ーク8の磁気回路が構成されており、この回路の磁束密
度の変化を、検出コイル9が感知する。
→検出スロツト8a→スロツト2a→ロータ2→バイア
スマグネツト10→ステータ4→取付ねじ11→検出ヨ
ーク8の磁気回路が構成されており、この回路の磁束密
度の変化を、検出コイル9が感知する。
即ち、ロータ2が回転するとスロット2aと検出スロッ
ト8aとは、凸部同志が対向したり、又凸部と凹部とが
対向したりするので、スロット2aと検出スロット8a
間の磁束密度が変化することになり、例えば凸部同志の
対向した時の最大磁束密度、凸部と凹部とが対向した時
の最小磁束密度等このような磁束密度の変化を検出コイ
ル9が感知する。
ト8aとは、凸部同志が対向したり、又凸部と凹部とが
対向したりするので、スロット2aと検出スロット8a
間の磁束密度が変化することになり、例えば凸部同志の
対向した時の最大磁束密度、凸部と凹部とが対向した時
の最小磁束密度等このような磁束密度の変化を検出コイ
ル9が感知する。
この場合、ロータ2の1回転中ではスロット2aの歯数
分だけ磁束密度が変化し、検出コイル9はその磁束密度
の変化に応じた電圧を発生することになり、検出コイル
9からはロータ2すなわちモータの回転に比例した周波
数のパルス列信号が出力される。
分だけ磁束密度が変化し、検出コイル9はその磁束密度
の変化に応じた電圧を発生することになり、検出コイル
9からはロータ2すなわちモータの回転に比例した周波
数のパルス列信号が出力される。
なお、この場合、検出スロット8a及び検出コイル9は
夫々機械角180°間隔で2個所設けられているので、
検出コイル9の2つのコイル端子を直列又は並列に接続
して2つのコイルの出力を合皮する事により、ロータ2
の偏心および歪による出力ムラをキャンセルして正確な
パルス列を得ることになる。
夫々機械角180°間隔で2個所設けられているので、
検出コイル9の2つのコイル端子を直列又は並列に接続
して2つのコイルの出力を合皮する事により、ロータ2
の偏心および歪による出力ムラをキャンセルして正確な
パルス列を得ることになる。
このように検出コイル9の個数を多く設ける程例えば各
角部に4ケ所設けると、その出力電圧を高く取り出す事
ができることになり、更により正確なパルス列を得るこ
とはいうまでもない。
角部に4ケ所設けると、その出力電圧を高く取り出す事
ができることになり、更により正確なパルス列を得るこ
とはいうまでもない。
またモータの一部分を利用して回転検出装置を構成する
ことになるので、回転検出装置をモータ本体とは別に外
部に取付ける必要がなくモータの小形化を図れる。
ことになるので、回転検出装置をモータ本体とは別に外
部に取付ける必要がなくモータの小形化を図れる。
即ち、この実施例による電動機ではただ単にロータ2の
外周部及び検出ヨーク8の内周部に夫々スロット2a及
び8aを設けると共に、モータ本体のデッドスペースで
ある角部に検出部を設けているので、小形化を図れるこ
とになる。
外周部及び検出ヨーク8の内周部に夫々スロット2a及
び8aを設けると共に、モータ本体のデッドスペースで
ある角部に検出部を設けているので、小形化を図れるこ
とになる。
従って、特に隣接して複数個のモータを直列又は並列配
置で使用する場合でも回転検出装置の無いモータと同等
の大きさとして取扱う事ができる実用的効果が大となる
。
置で使用する場合でも回転検出装置の無いモータと同等
の大きさとして取扱う事ができる実用的効果が大となる
。
第4図は、この考案の第2の実施例で、検出ヨーク8が
A部において一部切り欠かれており、この部分を利用し
て他の回転歯車をスロット2aに噛み合せて外部に回転
力を取り出す事が可能なように構成されているので、例
えばモータをテープレコーダのキャプスタンモータとし
て採用した場合には、他のテープ駆動部への回転力供給
手段としてこのスロット2a部に適宜選択的に噛み合う
ようにした歯車装置(図示せず)を切り欠き部分に配置
する事ができる。
A部において一部切り欠かれており、この部分を利用し
て他の回転歯車をスロット2aに噛み合せて外部に回転
力を取り出す事が可能なように構成されているので、例
えばモータをテープレコーダのキャプスタンモータとし
て採用した場合には、他のテープ駆動部への回転力供給
手段としてこのスロット2a部に適宜選択的に噛み合う
ようにした歯車装置(図示せず)を切り欠き部分に配置
する事ができる。
なお、この場合、検出ヨーク8の一部を切除しても検出
スロット8a間の相対関係は保つ事ができるので、磁気
回路として実用上何ら問題は生じないことは言うまでも
ない。
スロット8a間の相対関係は保つ事ができるので、磁気
回路として実用上何ら問題は生じないことは言うまでも
ない。
更に又、組立てにあたって、取付時の誤差は前述した如
く2個所に設けられた検出コイルによつてキャンセルす
るので、検出ヨーク8はただ単にロータ2に接触しない
ように注意して組込むだけで良く、組立作業が極めて容
易となる。
く2個所に設けられた検出コイルによつてキャンセルす
るので、検出ヨーク8はただ単にロータ2に接触しない
ように注意して組込むだけで良く、組立作業が極めて容
易となる。
しかもねじ11が前記検出ヨーク系の磁束密度変化を検
出するために磁気回路の構成部材として機能するので別
途同部材を設ける必要がなく、その分部品点数が削減さ
れる効果がある。
出するために磁気回路の構成部材として機能するので別
途同部材を設ける必要がなく、その分部品点数が削減さ
れる効果がある。
以上のようにこの考案では、回転検出装置を備えたモー
タが小型化され、またモータ本体の組立が簡単となり、
しかも部品点数が削減される効果を有している。
タが小型化され、またモータ本体の組立が簡単となり、
しかも部品点数が削減される効果を有している。
第1図は本考案の一実施例の電動機を示す断面図、第2
図は第1図の■−■線における断面図、第3図は第1図
の■−■線における断面図、第4図は他の実施例を示す
断面図である。 図において、2はロータ、2aはスロット、4はステー
タ、8は検出ヨーク、8aは検出スロット、9は検出コ
イル、10はバイアスマグネット、11はねじである。 なお各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
図は第1図の■−■線における断面図、第3図は第1図
の■−■線における断面図、第4図は他の実施例を示す
断面図である。 図において、2はロータ、2aはスロット、4はステー
タ、8は検出ヨーク、8aは検出スロット、9は検出コ
イル、10はバイアスマグネット、11はねじである。 なお各図中同一符号は同−又は相当部分を示す。
Claims (3)
- (1)平板状ステータに対向した円板状ロータの外周部
に凹凸状で等間隔に形成されたスロット、上記ロータを
包囲したヨークの内周部の少なくとも一部に上記スロッ
トに対向して等間隔に形成された凹凸状の検出スロット
、上記ステータの中央部に配置され上記ロータに対向し
上記ステータと上記ヨークと上記ロータとで磁気回路を
構成する永久磁石、及び上記ヨークと上記ステータとの
磁気回路に配置され上記ロータの回転に対応した上記ス
ロットと上記検出スロットとの磁束密度変化を検出する
検出コイルを有し、上記検出コイルの出力によって上記
ロータの回転速度または回転角度を得るようにした回転
検出装置を備え、上記検出コイルをステータのデッドス
ペースに配置するとともに、ヨーク及び検出コイルをス
テータに取付けるための取付ねじを検出コイルの磁気回
路部材としたことを特徴とする電動機。 - (2)検出スロットと検出コイルとを複数個設けたこと
を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の電動
機。 - (3)ヨークは、上記ステータに対向して平板状に形成
され上記検出スロットを有した検出スロット部と、この
検出スロット部と上記ステータとの間で一部開放部を有
して上記ロータを包囲した周壁部とで構成されているこ
とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の電
動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12456879U JPS6017739Y2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12456879U JPS6017739Y2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5643285U JPS5643285U (ja) | 1981-04-20 |
JPS6017739Y2 true JPS6017739Y2 (ja) | 1985-05-30 |
Family
ID=29356460
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12456879U Expired JPS6017739Y2 (ja) | 1979-09-07 | 1979-09-07 | 電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6017739Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6422241A (en) * | 1987-07-17 | 1989-01-25 | Asahi Optical Co Ltd | Body cavity internal pressure control apparatus for endoscope |
-
1979
- 1979-09-07 JP JP12456879U patent/JPS6017739Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5643285U (ja) | 1981-04-20 |
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