JPS61229935A - スロツトル弁調節機構 - Google Patents

スロツトル弁調節機構

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JPS61229935A
JPS61229935A JP60071661A JP7166185A JPS61229935A JP S61229935 A JPS61229935 A JP S61229935A JP 60071661 A JP60071661 A JP 60071661A JP 7166185 A JP7166185 A JP 7166185A JP S61229935 A JPS61229935 A JP S61229935A
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JP
Japan
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armature
throttle valve
motor
conductor
valve
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JP60071661A
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English (en)
Inventor
Manabu Shiraki
学 白木
Hiroyuki Amano
天野 弘幸
Tomoaki Nishimura
登茂昭 西村
Katsumasa Shimizu
清水 克正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIKOO GIKEN KK
Aisin Corp
Original Assignee
SHIKOO GIKEN KK
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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    • H02K29/08Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with position sensing devices using magnetic effect devices, e.g. Hall-plates, magneto-resistors
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
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    • F02D11/06Arrangements for, or adaptations to, non-automatic engine control initiation means, e.g. operator initiated characterised by non-mechanical control linkages, e.g. fluid control linkages or by control linkages with power drive or assistance
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    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、スロットル弁調節機構に関し、特に自動車等
の内燃機関のスロットル弁の開度を電気的に調節するス
ロットル弁調節機構に関する。
スロットル弁開度を電気的に調節するスロットル弁調節
機構は、アクセルペダルの踏込量のみならず、例えばエ
ンジン駆動状態等の種々のファクターに応答した調節が
可能であり、その利用分野が広い。
〔従来技術〕
従来のスロットル弁調節機構として、例えば、特開昭5
8−13135号公報に示されたものがある。これは、
スロットル弁に開閉レバーを配設し、該開閉レバーとモ
ータとを減速歯車を介して連結し、さらにスロットル弁
を閉方向に付勢するリターンスプリングとを備え、モー
タの回転によりスロットル弁を開閉駆動するものである
。ところが、この例においては、万−故障等が生じ、モ
ータへの通電が遮断された場合は、モータはその位置を
保持する。このため、リターンスプリングの付勢により
スロットル弁を閉位置に復帰しようとしても、モータが
負荷となる。加えて、減速歯車を介してモータを開閉レ
バーに連結しているため、この減速歯車がさらにリター
ンスプリングに対して負荷となる。従って、この従来例
では、モータへの通電が遮断されるとスロットル弁が開
いた状態で固定されるという問題がある。
モータへの通電が遮断された場合は、スロットル弁を速
やかに閉じることが好ましい。そこで、本出願人は先に
、モータへの通電が遮断された場合には、スロットル弁
を閉位置に自動復帰させることができるようにしたもの
を出願した(特願昭59−124116号)。
そこで、まずこの先願について第1図乃至第3図を参照
して説明する。
第1図は本出願人が先に出願した(以下先願と称する)
スロットル弁調節機構の一部分解部及び切欠部を有する
斜視図で、この第1図を参照して先願を説明する。
スロットル本体1の正面部には貫通する円筒状のエアー
流通路2が形成されている。エアー流通路2内には、該
流通路2を閉じるに適した円板状のスロットル弁3が回
転軸4によって旋回自在に支持されている。弁3はエア
ー流通路2の中心軸線と直交することでエアー流通路2
を閉じるように通常時はバネ機構5によって制御され、
後記する弁駆動機構6によって回転軸4を中心に旋回調
節されることで、エアー流通路2を絞り、これを通るエ
アーの流通量を調節する。尚、回転軸4は、弁3の2分
割中心線上位置に、固定部材16によって固定されるこ
とで弁3と一体して旋回するようになっている。回転軸
4の両端部は、スロットル本体1に設けられた図示しな
い軸受によって回動自在に軸支され、回転軸4の一端延
長部は、スロットル本体1の一方の側面部1aに固着さ
れた弁開度検出手段(弁開度検出装置)7の図示しない
回転軸に連結されている。尚、回転軸4と弁開度検出装
置7の回転軸とを共用しても良い。弁開度検出装置7と
しては、ポテンショメータ、タコジェネレータ、エンコ
ーダ等通当なものを選択すれば良い。弁開度検出装置7
は、弁3の旋回fft(弁開度)に応じた信号をリード
線8より出力し、この出力信号を後記する弁駆動機構6
の通電制御手段(通電制御回路)に入力して、後記する
電機子コイル9−1.9−2を通電制御し、弁3の回度
を調節制御する。回転軸4の他端は、延長形成して弁駆
動機構6の回転軸と共用している。スロットル本体1の
他方の側面部1bには、磁性体からなるステータヨーク
11が固設されている。このステータヨーク11は、そ
の表面を絶縁処理しており、この場合、エツチング手段
等によりプリント配線パターンを形成し鉄基板を形成し
ておくと実に都合の良いものとなる。上記他方の側面部
lb上のステータヨーク11面位置には、主に2個の電
機子コイル9−1.9−2からなるステータ電機子12
.延長された回転軸4.界磁マグネット13.ロータヨ
ーク14及び連結部材15からなる弁駆動機構6が固設
されている。ステータヨーク11面には、互いに重畳し
ないように、l80度対称に配設された2個の空心型の
フラットな電機子コイル9−1.9−2からなるステー
タ電機子12が固設されている。空心型電機子コイル9
−1.9−2は、導線を多数ターン巻回した扇枠状のも
のにて形成しているが導箔のエツチング手段により形成
したプリントコイルであっても良く、扇枠状のものでな
くても良い。理想的には、電機子コイル9−1.9−2
は発生トルクに寄与する導体部9aと9bとの開角が後
記する界磁マグネット13の一磁極13−1又は13−
2の幅(例えば90度とする)と同一か約等しい幅の扇
枠状のものに形成すると良い、電機子コイル9−1.9
−2の周方向の導体部9c、9dは発生トルクに寄与し
ない導体部となっている。尚、電機子コイル9−1.9
−2は、コストダウンを図るために、空心型としている
が、コギング、鉄損。
応答性等の点で多少デメリットがあるとしても、設計仕
様によって大きな回転トルクを得る必要がある場合には
、電機子コイル9−1.9−2の内部又は外部に鉄芯を
配設しても良い。尚、電機子コイル9−1.9−2の内
部に鉄芯を装備する場合には、鉄芯の開角が電機子コイ
ル9−1.9−2の上記開角と等しくなるため、鉄芯の
間隔を、上記界磁マグネット13の一磁極13−1.1
3−2の幅と同−又は約等しい幅となるようにすること
が望ましい。回転軸4の他端先端部には、連結部材15
によって円環状のロータヨーク14が固設され、ロータ
ヨーク14には、着磁開角幅が約90度になっているN
極とS極の界磁マグネットセグメント13−1.13−
2からなる界磁マグネット13が固設されている。該界
磁マグネット13は電機子コイル9−1.9−2からな
るステータ電機子12に面対向して相対的回動をなすよ
うになっている。
電機子コイル9−1.9−2の通電制御が停止状態とな
っており、バネ機構5によって弁3がエアー流通路2の
中心軸線と直交することでエアー流通路2を閉じた状態
時においては、電機子コイル9−1.9−2への通電時
、第2図の展開図で示すように、必ず回転トルクが得ら
れ且つ自起動できるような相対的関係位置に、界磁マグ
ネット13 (界磁マグネットセグメント13−1.1
3−2)およびステータ電機子12(電機子コイル9−
1.9−2)を配設する必要がある。第2図の状態では
、電機子コイル9−1.9−2共に一方の発生トルクに
寄与する導体部9aは界磁マグネットセグメント13−
1.13−2に対向していないため、該導体部9aによ
っては回転トルクが得られないが、他方の発生トルクに
寄与する導体部9bは界磁マグネットセグメント13−
1゜13−2と対向しているので電機子コイル9−1゜
9−2に矢印で示すように電流を流すと、矢印F方向の
回転トルクが得られ、界磁マグネット13は矢印F方向
の回転する。
次に第3図に、先願のスロットル弁調節機構を制御する
回路を示す。第3図を参照して説明する。
この回路は、指示されたスロットル弁開度に対応した信
号を生ずる弁開度指示手段(弁開度検出回路)102と
、現在の弁開度を検出する弁開度検出装置7との信号を
、差動増幅器101aで比較し、差動信号を得る。この
信号は、ドライバ回路101bに入力されて、モータ1
03を回転し、スロットル弁を指示された位置まで駆動
する。ここで、差動増幅器101aおよびドライバ回路
101bが通電制御手段(通電制御回路)101を構成
している。
先願は、上記から明らかなように、バネ機構によって弁
5がエアー流通路2を閉じているときには、エアーが導
入されない。スロットル弁開度指示回路102からエア
ーを適宜量導入すべき信号が通電制御回路107に入力
されると、該回路101によって電機子コイル9−1.
9−2に通電が指示されると回転トルクが発生する。こ
れにより、バネ機構5に抗して界磁マグネット13は適
宜回転する。回転軸4に支持された弁3が適宜量旋回す
ると、エアー流通路2を適宜量開くため、該エアー流通
路2及び弁3によってエアーの流通量が制御される。ま
た回転軸4が回転することで弁開度検出装置7から弁3
の弁開度に応じた信号が上記通電制御回路101にフィ
ードバックされ弁3の弁開度が関節される、エアーが適
量導入さ−2への通電を断てば、バネ機構5の復帰力に
よって弁3が旋回され弁3によってエアー流通路2を閉
じることができる。
以上のように先願によれば、モータはスロットル弁を支
持する軸に直結して構成することができる。従って、減
速歯車を必要とセず、スロットル弁復帰時の負荷を減少
することができる。さらに、モータは、界磁マグネット
とステータ電機子とから構成される、いわゆるブラシレ
スモータとしたため、モータの静止トルクは極めて小さ
く、またブラシを有さないことがら摺動抵抗が生じない
従って、本発明によれば、モータへの通電が遮断された
時には、スロットル弁はバネ機構の付勢力により自動的
に閉位置に復帰できる。
なお、モータへの通電が断たれた時に、モータ自体の負
荷を小さくするには、同期モータ、誘導モータ等の交流
モータを用いることも考えられるが、この場合には、ト
ルクを得るためにモータが大型化し、コスト高となると
ともに、その取り付はスペースも大となる。さらに、交
流モータの場合は、通電制御回路として、交流発生装置
が必要であり、制御回路が複雑となる。
以上から明らかなように先願のものは非常に有用なスロ
ットル弁調節機構を提供し得るものである。
しかしながら、先願におけるモータは片面励磁構造のコ
アレスタイプのディスク型ブラシレスモータとなってお
り、大きな回転トルクが得られないという問題がある。
この場合、大きな回転トルクを得るために、2個のモー
タを重ね合わせ、2倍の回転トルクを得ることが考えら
れるが、モータ部分が非常に大きく11構造も複雑とな
り、しかもモータ部分が非常に高価になる欠点がある。
また仕様によっては、大きな回転トルクが得られるモー
タを用いる必要があるほか、本スロットル弁調節機構は
自動車を始めとする車両に用いられるものであるため、
リターンスプリングのバネ圧、エアー圧、モータのトル
クとの関係を、余裕のある設計とすることが必要である
また先願におけるステータ電機子12を構成する電機子
コイル9−1.9−2は、巻線利用率が低いため、体積
効率が劣っていた。しかも、滑らかで大きな回転トルク
を得るようにすると、電機子コイルの回転トルクに寄与
しない導電部があるため、エアーギャップが増長し、大
きな回転トルクが得られなくなる。また、この回転トル
クに寄与しない導体部のため、同じ1個の電機子コイル
を形成するに当っても、コイル抵抗値が比較的大きく、
効率が劣るとともに、モータ6(ステータ電機子12)
自体の外径が大きくなるものてあった。
以上のように先願は有用であるが、いくつかの課題のあ
るものであった。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は、先願の有用性を具備して尚且つ、モータ部分
においては、安価に構成できて、しかも極端に大型化す
ることなく、大きな回転トルクが得られるとともに保守
が容易で長寿命化の期待できるコアレスタイプのブラシ
レスモータを採用できるようにすることを、課題とする
しかも、モータの電機子コイルは、巻線利用率が良好で
、体積効率も良く、しかも滑らかで大きな回転トルクが
得られるように電機子コイルを重量型配設しても、電機
子コイルが重量しないようにして、エアーギャップの増
長を防止する。
加えて、電機子コイルの抵抗値を小さくし、全体として
も効率良好なモータとする。さらに、導線エンド部の煩
雑な処理作業をなくすことにより、安価に量産できるよ
うにし、かかるモータを用いることで、より有用なスロ
ットル弁調節機構を得ることを課題とする。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段および作用)上記課題を
解決するために、本発明においてはマグネットを配設し
、円環状ヨークに多数ターン導線を巻回して発生トルク
に寄与する第一の導体部を形成し、該第一の導体部から
上記界磁マグネン導線をトロイダル普に巻回して、発生
トルクに寄与する第二の導体部を形成し、上記第一の導
体部と第二の導体部とを接続して1個の電機子コイルを
形成し、該電機子コイルを上記円環状ヨークに1以上設
けて上記界磁マグネットに面対向する固定側位置にステ
ータ電機子を固定すると共に、スロットル弁を閉方向に
付勢するバネ機構を備える。
これによれば、モータはスロットル弁を支持する軸に直
結して構成することができる。従って、減速歯車を必要
とせず、スロットル弁復帰時の負荷を減少することがで
きる。さらに、モータは、界磁マグネットとステータ電
機子とから構成される、いわゆるブラシレスモータとし
たため、モータの静止トルクは極めて小さい。従って、
本発明によれば、モータへの通電が遮断された時には、
スロットル弁はバネ機構の付勢力により自動的に閉位置
に復帰できる。
加えて、モータ部分は、極端に大型化することなく、安
価で、しかも大きな回転トルクが得られるものとしてい
るため、安全性及び性能面で優れたスロットル弁調節機
構を提供できる。
更に、本発明のモータの電機子コイルはトロイダル状に
巻回しているので、ステータ電機子の表裏両面を利用で
きるので、巻線利用率が高く、体積効率が良い。しかも
、清らかで大きな回転トルクが得られるように電機子コ
イルを重量型配設しても、電機子コイルが二重の厚みに
重ならないため、エアーギャップを増長することなく、
大きな回転トルクが得られる。また、導線エンド部の煩
雑な処理作業を不要にしているので、容易に形成できる
。また、電機子コイルは回転トルクに寄与しない部分が
極端に少ないため、電機子コイルの抵抗値が小さく、全
体としても効率良好なモータI: 々できる。
(実施例) 第1図等で説明した先願と共通した箇所については、説
明を省略する。従って、この実施例では、モータ部につ
いて説明する。またこのモータ部について先願と共通す
る箇所には共通の符号を付し、また対応する箇所にはダ
ラシを付して説明する。
第4図を参照して、本発明の実施例のスロットル弁調節
機構のモータである弁駆動機構6′は、上記先願の弁駆
動機構6と同様に弁3を約90度回動させるだけで一般
には目的を達成できるものである。
モータ部となっている第4図の弁駆動機構6′について
説明すると、該機構6°はスロットル本体1の他方の側
面部1bに固設されたステータヨーク11と、該ステー
タヨーク11に固設されたステータ電機子12゛と、延
長された回転軸4とが固設され界磁マグネット13” 
−2、連結部材15及びケーシング16とからなる。ス
テータ電機子12°は、円環状ステータヨークに6個の
電機子コイル9′−1,・・・9゛ −6を巻装して構
成されている。電機子コイル9’ −L  ・・・9″
 −6は、それぞれ2個の発生トルクに寄与す−L る導体部があるため、計を個のトロイダル状の上記導体
部が円環状ヨーク10に等間隔に巻装し、電機子コイル
重量配置としている。しかし、本実施例の電機子コイル
9’ −1,・・・9−6を用いた場合には、第4図か
らも判明するように電機子コイルが2重以上の厚みに重
ならない特徴がある。ここで電機子コイル重量型配置と
いうのは、第1図の電機子コイル9を用いた場合、かか
る電機子コイル9は空心型の枠状のものとなっているた
め、すなわち、発生トルクに寄与しない周方向の導体部
9c、9dがかかる電機子コイル9を6個等間隔に配設
した場合には、電機子コイル9は3重に重なる。そのた
め、エアーギャップが3倍に増加し、磁束が弱まり、大
きな回転トルクが得られない。エアーギャップを小さく
するためには、3重に重なる電機子コイル9群を加圧し
、電機子コイル9を変形させる方法があるが、このよう
にすると、その工程が増えるばかりが、電機子コイルが
その形状を保持できなくなったりする惧れが、ある。こ
のため、高価なプラスチックモールド手段を施こしたし
なければならず、また導線が断線する惧れさえあるもの
である。また円環状ヨーク10の両面に電機子コイル9
を配した場合には、更にエアーギャップを増長するもの
である。また電機子コイル9を重畳型配設した場合には
、上にあるコイル9と下にあるコイル9とのエアーギャ
ップ状態が異なるため、涜らかなトルクリップルが得ら
れず、清らかな回転が得られない。
その点において、本実施例における電機子コイル9°を
用いた場合には、電機子コイル9′が2重の厚みに重な
らず、エアーギャップも増加しない。
また円環状ヨーク10の両面にも新たな電機子コイルを
設ける必要がないので、大きな回転トルク及び清らかな
トルクリップルが得られ、また電機子コイルの数が少な
くて済む特徴がある。また、電機子コイル9°では、発
生トルクに寄与しない導体部(上記導体部9c、9dに
対応する導体部)が極端に少なくなっているので、巻線
利用率が良(、体積効率も良く、電機子コイル9′−個
当りの抵抗値が小さい。しかも、電機子コイル9゛を多
く配設できるので、全体としてトルクリップルが滑らか
で、大きな回転トルクが得られるとともに、ステータ電
機子12°の外径を小さくできるので、半径の小さなモ
ータ6′ (スロットル弁駆動機構)が得られる。電機
子コイル9′−1・・・9°−6は、それぞれ2個の発
生トルクに寄与するトロイダル状に巻回された導体部9
゛ a−1と9’ b−1,9’、a−2と9’ b−
2,9゜a−3と9’ b−3,9°a−4と9’ b
−4゜9’ a−5と9° b−5,及び9’ a−5
と9゜b−6とからなる。次に第4図及び第5図を参照
する。電機子コイル9′−1・・・9゛ −6をそれぞ
れ形成する、発生トルクに寄与する第一の導体部9” 
a−1・・・9° a−6及び発生トルクに寄与する第
二の導体部9’  b−1・・・9’  b−6は、円
環状ヨーク10に互いに周方向に界磁マグネット13°
−1,13′−2の磁曲部、す゛なわち90度だけ離れ
た位置にトロイダル状に互いに反対方向に巻回され、そ
の端子を接続して、上記電機子コイル9′−1・・・9
′−6を形成している。6個の電機コイル9゛−1・・
・9”−6からなるステータ電機子12’ は、円環状
ヨーク10に、順次、30度の間隔で、トロイダル状に
巻回された発生トルクに寄与する導体部9゛a−1と9
’ b−1,9’ a−2と9’ b−2゜9°a−3
と9’ b−3,9°a−4と9゛b−4,9° a−
5と9’ b−5,及び9°a−6と9° b−6を巻
装してなる。上記導体部91  a、−1,9° a−
2,9’  a−3,9° b−4,9’b−5,9’
  b−6の巻き始め端子17,18゜19はそれぞれ
半導体整流装置23に接続されている。上記巻き始め端
子17は、ぞれぞれ導体部9’  b−1の巻き終り端
子24.導体部9° a−4の巻き始め端子25及び導
体部9’  b−4の巻き終り端子26に、接続されて
いる。巻き始め端子18は、それぞれ導体部9’  b
−2の巻き終り端子27.導体部9“−5の巻き始め端
子28及び導体部9’  b−5の巻き終り端子29に
、接続されている。巻き始め端子19はそれぞれ導体部
9’  b−3の巻き終り端子30、導体部9′b−6
の巻き始め端子31及び導体部9” b−6の巻き終り
32に接続されている。導体部9’a−1の巻き終り端
子33は導体部9’  b−1の巻き始め端子34.導
体部9” a−4の巻き終り端子35及び導体部9’ 
 b−4の巻き始め端子20に接続している。導体部9
’a−2の巻き終り端子37は導体部9’  b−2の
巻き始め端子38.導体部9’  a−5の巻き終り端
子39及び導体部9′b−5の巻き始め端子21に接続
されている。導体部9’a−3の巻き終り端子36は、
導体部9゜b−3の巻き始め端子40.導体部9″ a
−6の巻き終り端子28及び導体部9’  b−6の巻
き始め端子22に接続している。位置検知素子41゜4
2.43として用いたホール素子、ホールIC等の磁電
変換素子において、磁電変換素子41は電機子コイル9
’−1及び9゛ −4の通電切換用位置検知素子として
、磁電変換素子42は電機子コイル9′−2及び9.’
−5の通電切換用位置検知素子として、磁電変換素子4
3は電機子コイル9°−3及び9”−6の通電切換用位
置検知素子として用いられている。この出力端子は半導
体整流装置23に接続されている。尚、磁電変換素子4
1.42.43の電源端子は、図示しない電源側に接続
されている。また、正側電源端子44および負側電源端
子45を備えている。上記電機子コイル9°−1,・・
・9゛ −6を円環状ヨーク10に巻装してなるステー
タ電機子は、蝮子付ナツト46をその螺子部をステータ
ヨークに設けた甥子穴47に蝮着した後、ステータヨー
クlOの外周部を延長して形成した延長部48に設けた
透孔49に螺子50を通してナツト46の螺子穴に蝮着
することで、スロットル本体1に固定している。界磁マ
グネット14.14°は、N、Sの磁極が90度のピッ
チで交互に着磁されたフラットな円環状の4極のものと
なっており、ステータ電機子12’ を介して互いにそ
の背面に貼着された円板状のロータヨーク14.14’
及びリング状の連結部材15を介して同極同士が対向す
るように回転軸4に連結され、回転軸4と共に回転し、
ステータ電機子12°と相対的回動をなすようになって
いる。ロータヨーク14.14°は、界磁マグネット1
3’−1,13′−2の磁路を閉じるためのもので、ス
テータ電機子12°と面対向する反対の面に貼着されて
いる。ステータヨーク11には、螺子穴48が形成され
、上記ステータ電機子12゛及び界磁マグネツ)14.
14’を保護するモータ用のカップ型のケーシング16
の鍔部16aに設けられた透孔51を上記螺子穴48と
一致させ、螺子50を用いて螺子部めすることでケーシ
ング16をステータヨーク11に固定する。そして、ケ
ーシング16によりモータ主要従って、バネ機構5によ
って、弁3がエアー流通路2を閉じているときには、エ
アーが導入されない。スロットル弁開度指示回路102
からエアーを適宜量導入すべき信号が通電制御回路10
1に入力されると、該回路101内の磁電変換素子41
.42.43が界磁マグネット13° −1または13
°−2のN極、S極を検出し、その検出信号に基いて半
導体整流装置23が、電機子コイル9’ −1,・・・
9′−6群に所定方向の通電を行なう。これにより、所
定方向の回転トルクが発止し、バネ機構5に抗して界磁
マグネット13゛−1とよび13°−2が適宜回転する
。そのため回転軸4によって指示された。43が適宜量
旋回し、エアー流通路2を適宜量開き、該エアー流通路
2及び弁3によってエアーの流通量が制御される。
また回転軸4が回転することで、弁開度検出装置7から
弁3の弁開度に応じた信号が上記通電制御回路101に
フィードバックされて、弁3の弁開度が調節される。エ
アーが適宜量導入された後、エアー流通路2を閉じると
きには、通電制御回路101によって電機子コイル9″
−1,・・・9゛−6への通電を断てば、バネ機構5の
復帰力によって弁3が旋回され、弁3によってエアー流
通路2を閉じることができる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、モータを界磁マグネットとステータ電
機子とにより構成されるブラシレスモーフとし、またモ
ータをスロットル弁を支持する軸に直結して構成したた
め、モータへの通電が断たれた時には、モータはほとん
ど無付加状態となる。
従って、スロットル弁はバネ機構の付勢力により閉位置
に自動復帰することができる。
また、本発明によれば、モータにおける電機子コイルは
トロイダル巻されたトロイダルコイルを採用しているの
で、■回転トルクに寄与しない無駄な導体部がほとんど
ない。■トロイダルコイルを用いているため、例えば片
面励磁構造であっても導線を多数ターン巻回できるとと
もに、仕様に応じた線径のものを採用できるので、種々
のモータを形成することができる。■トロイダルコイル
を用いたので、モータを両面励磁構造のものに形成でき
、従来の2個分のモータの回転トルクが得られ、しかも
、モータの厚みを大きく変えることなく、安価に量産で
きるモータとし得る。また、■トロイダルコイルを採用
したので、回転トルクに寄与する導体部と導体部間のス
ペースを多くとれるので、この部分に駆動回路等の電気
部品を余裕をもって配設できるので、モータ部に電気回
路を合理的に収納できる。■本発明のステータ電機子を
構成する電機子コイルは、トロイダルコイルとなってい
るので、巻線利用率が良好で、体積効率が良い。しかも
、電機子コイルを重量型配設しても、電機子コイルが2
重の厚みに重ならないため、エアーギャップを増長する
ことがなく、効率良好且つトルクリップルの滑らかなブ
ラシレスモータが得られる。■また導線が2重の厚みに
重ならないため、導線エンド部の処理が不要であり、容
易且つ安価に量産できる。■モータはブラシレスモータ
となっているので、長寿命が期待でき、保守の不安がな
い。
以上の如く、本発明のモータを用いた弁調節機構によれ
ば、先願のスロットル弁調節機構を更に有用なものにし
得る効果がある。
ル弁関節機構の一部分解部及び一部切欠き部を有する斜
視図、第2図は第1図における界磁マグネットとステー
タ電機子との展開図、第3図はスロットル弁調節機構の
電気回路を示すブロック図、第4図は本発明の一実施例
を示すスロットル弁調節機構の一部分解部及び一部切欠
き部を有する斜視図、第5図は第4図における界磁マグ
ネットと。
ステータ電機子との展開図である。
1・・・スロットル本体、2・・・エアー流通路、3・
・・スロットル弁、4・・・回転軸、5・・・バネ機構
、6・・・弁駆動機構、7・・・弁開度検出手段、8・
・・リード線、9−1.9−2.9″−1,・・・、9
°−6・・・電機子コイル、10・・・円環状ヨーク、
11・・・ステータヨーク、12,12° ・・・ステ
ータ電機子、13.13” ・・・界磁マグネット、1
4゜14’  ・・・ロータヨーク、15・・・連結部
材。
16・・・ケーシング、17.・・・、22・・・巻き
始め端子、23・・・半導体整流装置、24・・・巻き
終り端子、25・・・巻き始め端子。
26.27・・・巻き終り端子、28・・・巻き始め端
子、29.30・・・巻き終り端子、31・・・巻き始
め端子、32.33・・・巻き終り端子、34・・・巻
き始め端子、35.36.37・・・巻き終り端子、3
8・・・巻き始め端子。
39・・・巻き終り端子、40・・・巻き始め端子、4
1.・・・、43・・・磁電変換素子、44・・・正側
電源端子、45・・・負側電源端子。
46・・・螺子付ナツト、47・・・甥子穴、48・・
・延長部、49・・・透孔、50・・・端子

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スロットル本体と、該スロットル本体に軸により
    旋回自在に支持されたスロットル弁と、前記スロットル
    弁を開方向に駆動するモータと、前記スロットル弁の弁
    開度を検出する弁開度検出手段と、前記スロットル弁の
    弁開度を支持する弁開度指示手段と、前記弁開度検出手
    段の信号と弁開度指示手段の信号とにより前記モータへ
    の通電を指示する通電制御手段とからなるスロットル弁
    調節機構において、前記モータを前記軸に配設したN、
    Sの磁極を有する2P極(Pは2以上の整数)の界磁マ
    グネットと、円環状ヨークに多数ターン導線をトロイダ
    ル状に巻回して発生トルクに寄与する第一の導体部を形
    成し、該第一の導体部から前記界磁マグネットの磁極幅
    の略2n−1倍(nは1以上の整数)の開角幅だけ周方
    向に離れた前記円環状ヨークに前記第一の導体部と反対
    方向に多数ターン導線をトロイダル状に巻回して発生ト
    ルクに寄与する第2の導体部を形成し、前記第一の導体
    部と第二の導体部とを接続して1個の電機子コイルを形
    成し、該電機子コイルを前記円環状ヨークに1個以上設
    けて前記界磁マグネットに面対向する固定側位置に固設
    したステータ電機子と、前記電機子コイル群へ所定方向
    の電流を流す回転位置検出手段とにより構成した、スロ
    ットル弁調節機構。
  2. (2)前記2以上の電機子コイルは、発生トルクに寄与
    する第一、第二の導体部が二重以上の厚みに重ならない
    ように周方向に位相をずらせて重畳型配設してステータ
    電機子を形成した、前記特許請求の範囲第1項記載のス
    ロットル弁調節機構。
  3. (3)前記ステータ電機子の上下両面にそれぞれ2P極
    の界磁マグネットを同極同士を対向させた、前記特許請
    求の範囲第1項記載のスロットル弁調節機構。
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