JPS6292755A - スロツトル弁調節機構 - Google Patents

スロツトル弁調節機構

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JPS6292755A
JPS6292755A JP23069385A JP23069385A JPS6292755A JP S6292755 A JPS6292755 A JP S6292755A JP 23069385 A JP23069385 A JP 23069385A JP 23069385 A JP23069385 A JP 23069385A JP S6292755 A JPS6292755 A JP S6292755A
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JP
Japan
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throttle valve
motor
armature
valve
stator
Prior art date
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Pending
Application number
JP23069385A
Other languages
English (en)
Inventor
Manabu Shiraki
学 白木
Hiroyuki Amano
天野 弘幸
Tomoaki Nishimura
登茂昭 西村
Katsumasa Shimizu
清水 克正
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIKOO GIKEN KK
Aisin Corp
Original Assignee
SHIKOO GIKEN KK
Aisin Seiki Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by SHIKOO GIKEN KK, Aisin Seiki Co Ltd filed Critical SHIKOO GIKEN KK
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Publication of JPS6292755A publication Critical patent/JPS6292755A/ja
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等の内燃期間のスロットル弁の開度を
調節するスロットル弁調節機構に関し、特に電気的にス
ロットル弁開度を調節するスロットル弁調節機構に関す
る。
スロットル弁開度を電気的に調節するスロットル弁調節
機構は、アクセルペダルの踏込量のみならず、例えばエ
ンジン駆動状態等の種々のファクターに応答した調節が
可能であり、その利用分野が広い。
(従来技術) 従来のスロットル弁調節機構として、例えば、特開昭5
8−13135号公報に示されたものがある。これは、
スロットル弁に開閉レバーを配設し、該開閉レバーとモ
ータとを減速歯車を介して連結し、さらにスロットル弁
を閉方向に付勢するリターンスプリングとを備え、モー
タの回転によりスロットル弁を開閉駆動するものである
。ところが、この例においては、万−故障等が生じ、モ
ータへの通電が遮断された場合は、モータはその位置を
保持する。このため、リターンスプリングの付勢により
スロットル弁を閉位置に復帰しようとしても、モータが
負荷となる。加えて、減速歯車を介してモータを開閉レ
バーに連結しているため、この減速歯車がさらにリター
ンスプリングに対して負荷となる。従って、この従来例
では、モータへの通電が遮断されるとスロットル弁が開
いた状態で固定されるという問題がある。
モータへの通電が遮断された場合は、スロットル弁を速
やかに閉じることが好ましい。そこで、先に本発明者等
はモータへの通電が遮断された場合には、スロットル弁
を閉位置に自動復帰させることができるようにしたスロ
ットル弁調節機構を提供したので、これについて第1図
乃至第3図を用いて説明する。
第1図は本発明者等が先に開発した発明(以下光発明と
いう)であるスロットル弁調節機構の一部分解部及び切
欠部を有する斜視図で、この第1図を参照して先発明を
説明する。
スロットル本体lの正面部には嵌通する円筒状のエアー
流通路2が形成されている。エアー流通路2内には、該
流通路2を閉じるに適した円板状のスロットル弁5が回
転軸4によって旋回自在に支持されている。弁3はエア
ー流通路2の中心軸線と直交することでエアー流通路2
を閉じるように通常時はバネ機構5によって制御され、
後記する弁駆動機構6によって回転軸4を中心に旋回調
節されることで、エアー流通路2を絞り、これを通るエ
アーの流通量を調節する。尚、回転軸4は、弁3の2分
割中心線上位置に、固定部材16によって固定されるこ
とで弁3と一体して旋回するようになっている。回転軸
4の両端部は、スロットル本体1に設けられた図示しな
い軸受によって回動自在に軸支され、回転軸4の一端延
長部は、スロットル本体1の一方の側面部IAに固着さ
れた弁開度検出手段(弁開度検出装置)7の図示しない
回転軸に連結されている。尚、回転軸4と弁開度検出装
置7の回転軸とを共用してもよい。弁開度検出装置7と
しては、ポテンショメータ、タコジェネレータ、エンコ
ーダ等通当なものを選択すれば良い。弁開度検出装置7
は、弁3の旋回量(弁開度)に応じた信号をリード線8
より出力し、この出力信号を後記する弁駆動機構6の通
電制御手段(通電制御回路)に入力して、後記する電機
子コイル9−1.9−2を通電制御し、弁3の開襄を調
節制御する。回転軸4の他端は、延長形成して弁駆動機
構6の回転軸と共用している。スロットル本体1の他方
の側面部1bには、磁性体からなるステータヨーク11
が固設されている。このステータヨーク11は、その表
面を絶縁処理しており、この場合、エツチング手段等に
よりプリント配線パターンを形成し鉄基板を形成してお
くと実に都合の良いものとなる。上記他方の側面部ib
上のステータヨーク11面位置には、主に2個の電機子
コイル9−1.9−2からなるステータ電機子12、延
長された回転軸4、界磁マグネット13、ロータヨーク
14及び連結部材15からなる弁駆動機構6が固設され
ている。
ステータ電機子12は、円環状ステータヨーク10に2
個の電機子コイル9−1.9−2を巻装してなる。2個
の電機子コイル9−1.9−2は界磁マグネット13と
対向状態において、通電した場合、自起動でき約90度
の回動が可能となるような円環状ステータヨーク10位
置に巻装する。
この電機子コイル9−1.9−2は、空心型の、例えば
扇枠状のコイルと異なり、回転トルクに寄与しない導体
部がほとんどないのが特徴となっている。従って、ステ
ークヨーク11又は円環状ステータヨーク10面に十分
なスペース面が形成できるので、例えば電気回路を内臓
する場合には、電気部譬付けを余裕もって行なえるメリ
ットがある。尚、電機子コイル9−1.9−2は以下で
示す他の特徴もあるが、この実施例では説明を省略する
。電機子コイル9−1.9−2は、それぞれ回転トルク
に寄与する2個のトロイダルコイル9a−1と9b−1
,9a−2と9b−2とからなり、9a−1と9b−1
,9a−2と9b−2とは約180度対称な円環状ステ
ータヨーク10に互いに反対方向に巻装され、それぞれ
直列(又は並列)接続されている。トロイダルコイル9
a1.9b−1,9a−2,9b−2は円環状ステータ
ヨーク10に、導線を多数ターン巻回して形成している
。弁駆動機構6は約90度回動できるように、トロイダ
ルコイル9a−1,9a−2゜9b−1,9b−2は互
いに約90度(実際には90度より狭くなるように設計
するのが望ましい)の開角幅だけ周方向に離れた円環状
ステータヨーク10位置に巻装しである。円環状ステー
タヨーク10の外周部の3箇所を一部延長形成して突起
部23を形成し、該突起部23に透孔17を形成してい
る。上記透孔17と対応するステータヨーク11位置に
は、螺子穴18を形成している。
螺子穴18、リング20の孔、透孔17を対向させ、螺
子19を螺着することでステータ電機子12をステータ
ヨーク11面に固設している。
回転軸4の他端先端部には、連結部材15によつ180
度になっている2極のフラットな円環状の界磁マグネッ
ト13が固設され、ステータ電機子12に面対向して相
対的回動をなすようになっている。界磁マグネット13
は扇形のセグメント形伏のものを用いても良い。回転軸
4の他端先端部には、連結部材15によって円環状のロ
ータヨーク14が固設され、ロータヨーク14には、N
極とS極の着磁開角幅が約180度となっている2極の
界磁マグネット13が固設され、該界磁マグネット13
は電機子コイル9−1.9−2からなるステータ電機子
12に面対向して相対的回動をなすようになっている。
尚、弁駆動機構6を構成するモータ部のケーシングは図
示していない。
第2図は界磁マグネット13と2個の電機子コイル9−
1.9−2との展開図からなる。
この展開図から明らかなように、電機子コイル9−1は
2個のトロイダルコイル9a−1と9b−1とからなり
、電機子コイル9−2は2個のトロイダルコイル9a−
2と9b−2とからなり、トロイダルコイル9a−1と
9b−1,9a−2と9b−2とは互いに反対方向に巻
かれ直列(又は並列)接続されている。トロイダルコイ
ル9a−1と9b−1,9a−2と9b−2は互いに約
180度対称な位置に配設され、またトロイダルコイル
9a−1と93−2,9b−1と9b−2とは約90度
離れた位置に配設されている。211よ正側電源端子、
22は負側電源端子である。
従って、界磁マグネット13が約90度回動しても、2
個のトロイダルコイル9a−1と9a−2は共に界磁マ
グネット13のN極と対向しており、また2個のトロイ
ダルコイル9b−1,9b−2はS極と対向している。
このように常に2個の電機子コイル9−1.9−2が常
に有効に機能するようになっているので、簡単な構成で
大きな回転トルクが得られ、界磁マグネット13が約9
0度の範囲に渡って回転できることが理解できる。
一般に2極の界磁マグネット13と2個の電機子コイル
9−1.9−2からなるステータ電機子12を有するブ
ラシレスモータでは、最低でも1個の磁電変換素子を用
いているのが普通であるが、た温度変化により著しく影
響されるため、本機構には適用することは困難である。
また磁界内におかれたコイル、例えば電機子コイル9−
1.1−2の逆起電圧を利用する方法も考えられるが、
この方式のものは自起動できず、他の自起動処理装置が
必要なほか、また回転方向が一般には定まらないため、
2極の界磁マグネット13と2個の電機子コイル9−1
.9−2からなるステータ電機子12を有するブラシレ
スモータの場合には、逆起電圧を利用して、弁3を所定
方向に旋回駆動することは困難である。従って、本機構
に適用するには困難ことか多いという欠点がある。これ
に対して先発明の場合には、磁電変換素子等の回転位置
検知装置も不要で、また磁界内におかれたコイルの誘導
出力を利用しなくても自起動できるものとなっている。
このように自起動できるようにするためには、電機子コ
イル9−1.9−2の通電制御が停止状態となっており
、ハネ機構5によって弁3がエアー流通路2の中心軸線
と直交することでエアー流通路2を閉じた状態時におい
て、電機子コイル9−1.9−2への通電時、第2図の
展開図で示すように必ず回転トルクが得られ且つ自起動
できるような相対的関係位置に、界磁マグネット13お
よびステータ電機子12 (電機子コイル9−1.9−
2)を配設する必要がある。第2図の状態では、電機子
コイル9−1.9−2共に一方の発生トルクに寄与する
導体部9a−1゜9a−2は界磁マグネット13のN極
に対向しており、他方の発生トルクに寄与する導体部9
b−1,9b−2は界磁マグネット13のS極に対向し
ているので、トロイダルコイル9a−1,9a−2,9
t)−1,9b−2には矢印で示すように電流を流すと
、矢印F方向の回転トルクが得られ、界磁マグネツ)1
3は矢印F方向に回転する。
次に第3図に、先発明のスロットル弁調節機構を制御す
る回路を示す。第3図を参照して説明する。
この回路は、指示されたスロットル弁開度に対応した信
号を生ずる弁開度を行来手段(弁開度指示回路)24と
、現在の弁開度を検出する弁開度検出位置7との信号を
、差動増幅器25aで比較し、差動信号を得る。この信
号は、ドライバ回路25bに入力されて、モータ26 
(弁駆動機構6に該当する)を回転し、スロットル弁3
を指示された位置まで駆動する。ここで、差動増幅器2
5aおよびドライバ回路25bが通電制御手段(通電制
御回路)25を構成している。
先発明は、上記から明らかなように、バネ機構によって
弁3がエアー流通路2を閉じているときには、エアーが
導入されないが、スロットル弁開度指示回路24からエ
アーを適宜導入すべき信号が通電制御回路25に入力さ
れると、該回路25によって電機子コイル9−1.9−
2を通電制御すると回転トルクが発生し、バネ機構5に
抗して界磁マグヱット13は適宜回転するため、回転軸
4によって指示された弁3が適宜量旋回し、エアー流通
路2を適宜開くため、該エアー流通路2及び弁3によっ
てエアーの流通路が制御される。また回転軸4が回転す
ることで弁開度検出装置7から弁3の弁開度に応じた信
号が上記通電制御回路25にフィードバックされ弁3の
弁開度が調節される、エアーが適量導入された後、エア
ー流通路2を閉じるときには、通電制御回路25によっ
て電機子コイル9−1.9−2への通電を断てば、ハネ
機構5の復帰力によって弁3が旋回され弁3によってエ
アー流通路2を閉じることができる。
以上のように先発明によれば、モータはスロットル弁を
支持する軸に直結して構成することができる。従って、
減速歯車を必要とせず、スロットル弁復帰時の負荷を減
少することができる。さらに、モータは、界磁マグネッ
トとステータ電機子とから構成される、いわゆるブラシ
レスモータとしたため、モータの静止トルクは極めて小
さく、またモータをスロットル弁を支持する軸に直結し
て構成したため、モータへの通電が断たれた時には、モ
ータはほとんど無負荷状態となる。従って、スロットル
弁はハネ機構の付勢力により閉状態に自動復帰すること
ができる。
さらに、先発明のモータは、ブラシレスモーフであるが
、磁電変換素子等の回転位置検出装置も不要であるため
、モータの構成が極めて簡単であり、耐久性の高いモー
タとすることができる。
なお、モータへの通電が断たれた時に、モータ自体の負
荷を小さくするには、同期モータ、誘導モータ等の交流
モータを用いることも考えられるが、この場合には、ト
ルクを得るためにモータが大型化し、コスト高となると
ともにその取付スペースも大となる。さらに、交流モー
タの場合は、通電制御回路として、交流発生装置が必要
であり、制御回路が複雑となる。
また上記モータにおける電機子コイルはトロイダル状に
巻回されたもので、発生トルクに寄与する半径方向の有
効導体部長が長いため、大きな回転トルクを得ることが
でき、また、発生トルクに寄与しない導体部が少なくて
すむため、半径の小さなモータを形成できる。
上記先発明におけるモータは、片面励磁構造のコアレス
タイプのディスク型ブラシレスモータとなっているが、
仕様によっては、より大きな回転トルクが得られるモー
タを用いる必要があるほか、本スロットル弁調節機構は
自動車を始めとする車輌に用いられるものであるため、
リターンスプリングのバネ圧、エアー圧、モータのトル
クとの関係を仕様ぎりぎりとする設計でなく、余裕のあ
る設計とすることが必要である。
そこで、次に説明するのが、両面励磁構造の先発明のモ
ータである。
先発明第2実施例の弁駆動機構6゛であるモータ部は、
第4図に示すように上記ステータ電機子12の両面に対
向して界磁マグネット13−1゜13−2を設け、ステ
ータ電機子12を相対的回動をなす両面励磁構造のコア
レスタイプのディスク型ブラシレスモータとすることで
、先発明の第1実施例に示される片面励磁構造のモータ
を2個用いたと同様の大きな回転トルクが得られるよう
にしている。このように先発明のモータ2個を用いたと
同様の大きな回転トルクの得られるモータとしても、こ
のモータ部分は厚みが薄く、構造も簡単で、且つ安価に
量産できるものである。この理由は、ステータ電機子1
2の電機子コイル9−1.9−2が単に回転トルクに寄
与しない導体部がないというだけでなく、電機子コイル
9−1゜9−2を円環状ステータヨーク10に巻装した
場合トロイダルコイル9a−1,9a−2,9b−1,
9b−2の有効導体部がステータヨーク100両面に形
成されるため、この両面に界磁マグネッ)13−1.1
3−2を配設すれば、両面励磁構造のディスク型ブラシ
レスモータが得られることによる。尚、ステータヨーク
11とステータ電機子12間に界磁マグネット13−2
を介在させることになるため、リング20に代えてナツ
ト20°を用い、このナツト20’ を螺子穴18に螺
植し、このナツト20゛に螺子19を用いてステータ電
機子12゛を固設している。14′は界磁マグネット1
3−2のステータヨーク11側に固着したロータヨーク
である。
上記した先発明におけるモータを用いると有用なことは
、すでに説明したが、それでも、かかるモータにおいて
はいくつかの課題があるものであった。
すなわら、先発明におけるモータでは、円環状ステータ
ヨーク10に電機子コイル9−1.9−2をトロイダル
状に巻回形成していることから生ずる課題がある。
更に詳しく述べる。円環状ステータヨークに電機子コイ
ルをトロイダル状に巻回形成すると、特に導線を多数タ
ーン巻回形成すると、円環状ステータヨークの半径の長
い外周部分の導線は厚みがされる。この結果、例えば、
両面励磁構造の第5図に示すモータを用いて説明すると
、界磁マグネット13−1.13−2と電機子コイル9
−1゜9−2の外周部間の空隙長は長くなり、対して界
磁マグネット13−1.13−2と電機子コイル9−1
.9−2の内周部間の空隙長は短かくなる。
このように、少しでも小形化、大トルク化が必要となっ
ている場合、体積効率が悪いと言わざるをえない。
(本発明の課題) 本発明は、先発明の有効性を具備して尚且つ、モータ部
分においては、安価に構成できて、しかもモータを極端
に大型化することなく、大きな回転トルクが得られ、余
裕のある設計がなし得、また保守が容易で長寿命化の期
待できる体積効率の良いコアレスタイプのブラシレスモ
ーフを採用できるようにすることを、この課題とする。
尚、ここでモータと記載しているが、本発明の課題を達
成するに当っては、通常のモータを使用すると、達成で
きなくなるものである。すなわち、通常のモータはある
物を連続回転させるものであるが、本スロットル弁調節
機構においては、通常弁を約90度の範囲に渡って回動
させれば目的を一般には果すことができるため、通常の
モータを採用したのでは高価になってしまうことになる
このため、上記先発明で示したモータを採用すると こkこより、当該モータを非常に安価に形成できること
になる。このようにある物を約90度の範囲に渡って回
動させるモータという点については、モータというより
は、実際には円弧モータ、リニアモータといったような
ロータリアクチュエータと呼ぶのが正式かもしれない。
いずれにしても、弁を回動させることができる点におい
ては、モータと同じ性質を具備するので、ここではモー
タと旨う語を称する。
(課題を解決するために講じた手段および作用)上記課
題を解決するために、本発明においては、スロットル弁
を旋回自在に支持する軸に、N、  Sの磁極を有する
2P(Pは1以上の正の整数)極の界磁マグネットを配
設し、円環状ヨークに1以上の電機子コイルをトロイダ
ル状に巻回して形成したステータ電機子を上記界磁マグ
ネットと面対向するスロットル本体位置に固設すると共
に、スロットル弁を閉方向に付勢するバネ機構を備え、
しかも、上記界磁マグネットと電機子コイル面間の空隙
長を均一又はほぼ均一に構成した。
これによれば、モータはスロットル弁を支持する軸に直
結して構成することができる。従って、減速歯車を必要
とせず、スロットル弁復帰ときの負荷を減少することが
できる。さらに、モータは、界磁マグネットとステータ
電機子とから構成される、いわゆるブラシレスモーフと
したため、モータの静止トルクは極めて小さく、またブ
ラシを有さないことがら摺動抵抗が生じない。従って、
本発明によれば、モータへの通電が遮断された時には、
スロットル弁はバネ機構の付勢力により自動的に閉位置
に復帰できる。更にまたブラシと整流子を用いていない
ブラシレスモーフとしたため保守点検が不要で、長寿命
化が期待できる。
また以上の先発明の効果に加えて、更にそれに用いるモ
ータ部分は、極端に大型化することなく、ットル弁調節
機構で提供できる。
(本発明第1実施例) 第1図等で説明した先発明と共通した箇所については、
説明は省略する。従って、この第1実施例では、モータ
部について説明する。またこのモータ部について先発明
と共通する箇所には共通の符号を付し、また対応する箇
所にはダッシュを付して説明する。このことは以下の実
施例においても同様である。
第6図を参照して、本発明第1実施例のスロットル弁調
節機構である弁駆動機構6“であるモー゛り26′″部
について説明する。
このモータ26” (弁駆動機構6”)は、片面励磁構
造となっている。上記同様な形状の円環状ステータヨー
ク10°は、ステータヨーク11方向に半径内側方向に
至るに従って、プレス等によってくぼませて形成してい
る。ステータヨーク10°には、先発明同様に電機子コ
イル9−1.9−2をトロイダル状に巻回形成し、ステ
ータ電機子12°を形成している。ステータ電機子12
′はナツト20°、螺子19を用いてステータヨーク1
1に固設している。回転軸4は、スロットル本体1内の
軸受27によって回動自在に軸支されている。回転軸4
には、連結部材15によってロータヨーク14が固設さ
れ、ロータヨーク14の下面に界磁マグネット13が固
設され、該界磁マグネット13をステータ電機子12°
に面対向させている。
このようにモータ26”を構成すると、界磁マグネット
13とステータ電機子12″面間の空隙長を均一にでき
、トルク発生によくきく、外周方向での磁気空隙長を小
さくできるため大きな回転トルクが得られ、高効率のモ
ータに形成できる。
尚、かかる片面励磁構造のモータ26”を両面励磁構造
のモータとするには、ステータ電機子12°の下面に第
8図で示す界磁マグネット13゛−2を面対向配設すれ
ば良い。
(本発明第2実施例) 第7図を参照して、本発明第2実施例を説明する。尚、
第6図と異なるステータ電機子部分について説明する。
このモータ26 ”’のステータ電機子12”は、円環
状ステータヨーク10゛を半径内側方向に至るに従って
、厚みを薄く形成し、上記同様に電機子コイル9−1.
9−2をトロイダル状に巻回形成している。このように
することで、界磁マグネット13とステータ電機子12
”面間の空隙長を均一にできる。
(本発明第3実施例) 上記実施例では、界磁マグネットとステータ電機子面の
空隙長を均一にするために、円環状ステータヨークを工
夫した例を示したが、この実施例では界磁マグネットを
工夫した例を示す。このモータ26”は第4図のモータ
26′の改良を図ったものである。すなわち第4図のモ
ータ26゛におけるステータ電機子12はこの第8図で
明らかなように、円環状ステータヨーク10に電機子コ
イル9−1.9−2をトロイダル状に巻回形成すると、
電機子コイル9−1.9−2の内周部は厚みのあるもの
となり、外周部は厚みの薄いものに形成され、界磁マグ
ネット13−1.13−2とステータ電機子12面間の
空隙長が不均一になり、体積効率が悪くなる。
そこで、この例では界磁マグネット13° −1゜13
’−2は、半径内側方向に至るに従って厚みを薄く形成
したものを用いることで、界磁マグネット13’−1,
13’ −2とステータ電機子12面間の空隙長を均一
にしトルク発生によくきく、外周方向での磁気空隙長を
小さくし大きな回転トルクが得られるようにして体積効
率を良くしている。
(本発明第4実施例) 上記例では、界磁マグネットは2極のものに形成したも
のを用いた例を示したが、これに附るものでなく、2P
(Pは2以上の正の整数)極のものを用いても良い。ま
た電機子コイルは発生トルクに寄与する2つの導体部の
開角を180度開角幅に形成したものを用いたが、界磁
マグネットの極数に応じた開角の電機子コイルを用いて
も良い。
(発明の効果) 本発明によれば、モータを界磁マグネットとステータ電
機子とにより構成されるブラシレスモータとし、またモ
ータをスロットル弁を支持する軸に直結して構成したた
め、モータへの通電が断たれた時には、モータはほとん
ど無負荷状態となる。
従って、スロットル弁はバネ機構の付勢力により閉位置
に自動復帰することができる。
さらに、本発明のモータは、ブラシレスモータであり、
磁電変換素子等の回転位置検出装置も不要であるため、
モータの構成が極めて簡単であり、耐久性の高いモータ
とすることができる。
また本発明によれば、モータにおける電機子コイルはト
ロイダル巻されたトロイダルコイルを採用しているので
、■回転トルクに寄与しない無駄な導体部がほとんどな
い。■トロイダルコイルを用いているため、例えば片面
励磁構造であっても導線を多数ターン巻回できたり、仕
様に応じた線径のものを採用できる汗■トロイダルコイ
ルられ、しかもモータの厚みを大きくすることがなく、
安価に量産できるモータとし得る。■トロイダルコイル
を採用したので、回転トルクに寄与する導体部間のスペ
ースを多(とれるので、その他の部分に駆動回路等の電
機部品を余裕をもって配設できるので、モータ部に電気
回路を合理的に収納できる。■また電機子コイルをトロ
イダル巻に大きな回転トルクが得られ、高い効率のモー
タを形成できる。■また通常のモータと異なり約90度
回動すれば良いので、モータ部の構成が非常に簡単とな
り、安価に形成できる。■モータはブラシレスモーフと
なっているので、長寿命が期待でき、保守の不安がない
従って、本発明のモータを弁駆動機構を用いた弁調節機
構によれば、先発明のスロットル弁調節機構を更に有用
なものにし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本件出願に係る発明者等が先に発明した一例と
しての先発明のスロットル弁調節機構の一部分解部及び
一部切欠部を有する斜視図、第2図は第1図における界
磁マグネットとステータ電機子との展開図、第3図はス
ロットル弁調節機構の電機回路を示すブロック図、第4
図は本発明者等が先に発明した他の例としての先発明の
スロットル弁調節機構の一部分解部及び一部切欠部を有
する斜視図、第5図は先発明のモータ部の縦断面図、第
6図乃至第8図はそれぞれ本発明の実施例を示すモータ
部の縦断面図である。 l・・・スロットル本体、2・・・エアー流通路、3・
・・スロットル弁、4・・・回転軸、5・・・ハネ機構
、6.6’  ・・・弁駆動機構、7・・・弁開度検出
装置、8・・・リード線、9−1、.9−2・・・電機
子コイル、10.10″。 10”・・・円環状ステータヨーク、11・・・ステー
タヨーク、12’、12″・・・ステータ電機子、13
. 13’  ・・・界磁マグネット、14・・・ロー
フヨーク、15・・・連結部材、16・・・固定部材、
17・・・透孔218・・・螺子穴、19・・・螺子、
20・・・リング、20゛ ・・・ナツト、21・・・
正側電源端子、22・・・負側電源端子、23・・・突
起部、24・・・弁開度指示手段(弁開度指示回路)、
25・・・通電制御手段(通電制御回路)、25a・・
・差動増幅器、25b・・・ドライバ回路、26.26
’ 、26″、26”’、26”・・・モータ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スロットル本体と、該スロットル本体に軸により
    旋回自在に支持されたスロットル弁と、該スロットル弁
    を閉方向に付勢するバネ機構と、前記スロットル弁を開
    方向に駆動するモータと、前記スロットル弁の弁開度を
    検出する弁開度検出手段と、前記スロットル弁の弁開度
    を指示する弁開度指示手段と、前記弁開度検出手段の信
    号と弁開度指示手段の信号とにより前記モータへの通電
    を指示する通電制御手段とからなるスロットル弁調節機
    構において、前記モータを前記軸に配設したN、Sの磁
    極を有する2P(Pは1以上の正の整数)極の界磁マグ
    ネットと、円環状ヨークに1以上の電機子コイルをトロ
    イダル状に巻回形成し上記界磁マグネットに面対向する
    スロットル本体位置に固設しステータ電機子とにより構
    成し、界磁マグネット又は上記円環状ヨークを内周方向
    に至るに従つて順次に厚みが薄くなるように形成したり
    、上記円環状ヨークを一方向にくぼませて形成する等適
    宜な手段にて界磁マグネットと電機子コイル間の空隙長
    を均一又はほぼ均一にした、スロットル弁調節機構。
  2. (2)前記ステータ電機子は円環状ヨークに互いに反対
    方向に巻回された2個のトロイダルコイルを接続して1
    個分の電機子コイルを形成したものを1以上有する、特
    許請求の範囲第(1)項記載のスロットル弁調節機構。
  3. (3)前記ステータ電機子は、2以上の電機子コイルが
    重畳しないように円環状ヨークに配設された、特許請求
    の範囲第(1)項又は第(2)項記載のスロットル弁調
    節機構。
  4. (4)前記ステータ電機子は2個の電機子コイルからな
    り、2個の電機子コイルの一方のトロイダルコイルはθ
    (但し、θ≦約90度)の開角幅をもつて円環状ヨーク
    に巻装し、他方のトロイダルコイルは上記一方のトロイ
    ダルコイルから約180度対称な円環状ヨーク位置に巻
    装した、特許請求の範囲第(1)項乃至第(3)項いず
    れかに記載のスロットル弁調節機構。
  5. (5)上記界磁マグネットはステータ電機子の両面に配
    設した、特許請求の範囲第(1)項乃至第(4)項いず
    れかに記載のスロットル弁調節機構。
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