JP2000197327A - マグネット回転子を有する電磁回転機 - Google Patents
マグネット回転子を有する電磁回転機Info
- Publication number
- JP2000197327A JP2000197327A JP10378224A JP37822498A JP2000197327A JP 2000197327 A JP2000197327 A JP 2000197327A JP 10378224 A JP10378224 A JP 10378224A JP 37822498 A JP37822498 A JP 37822498A JP 2000197327 A JP2000197327 A JP 2000197327A
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- JP
- Japan
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- magnet rotor
- rotating
- rotor
- magnetic
- driving
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 整流子、刷子、位置検知素子を除去し、リプ
ルトルク、リプル電圧のない直流電動機又は直流発電機
を得ることである。 【解決手段】 外周面若しくは両側面をN,S磁極とす
る回転子の磁性面に対向して電機子コイルを外筐に固定
して設け、電機子コイルに直流を通電して回転子を駆動
して直流電動機とし、若しくは回転子を駆動して電機子
コイルに誘導出力を発生して直流電動機として構成した
ものである。
ルトルク、リプル電圧のない直流電動機又は直流発電機
を得ることである。 【解決手段】 外周面若しくは両側面をN,S磁極とす
る回転子の磁性面に対向して電機子コイルを外筐に固定
して設け、電機子コイルに直流を通電して回転子を駆動
して直流電動機とし、若しくは回転子を駆動して電機子
コイルに誘導出力を発生して直流電動機として構成した
ものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】直流電動機若しくは直流発電
機として利用できる。
機として利用できる。
【0002】
【従来の技術】直流電動機と直流発電機は周知の技術
で、その歴史は長く100年を越えているのでその技術
の基本の進歩は考えられない。
で、その歴史は長く100年を越えているのでその技術
の基本の進歩は考えられない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】第1の課題 整流子、
刷子のような回転子の位置検知装置を除去することであ
る。 第2の課題 2相、3相の通電を無くして無相の通電手
段を得ることである。
刷子のような回転子の位置検知装置を除去することであ
る。 第2の課題 2相、3相の通電を無くして無相の通電手
段を得ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の手段 外側面と内
側面がN,S磁極に着磁された円環状のマグネット回転
子と、該マグネット回転子の回転軸を回動自在に支持す
る軸承を設けた外筐と、該マグネット回転子のN,S磁
極を挟持してその磁路となるように外筐に固定された円
環状の磁性体と、該磁性体の挟持部に捲着された電機子
コイルと、直流電源により該電機子コイルに通電するこ
とによりマグネット回転子を駆動して回転せしめる手段
若しくはマグネット回転子を外力により駆動回転して電
機子コイルより直流発電力を得る手段とにより構成され
たものである。第2の手段 回転面の両側がN,S磁極
に着磁された円板状のマグネット回転子と、該マグネッ
ト回転子の回転軸を回動自在に支持する軸承を設けた外
筐と、該マグネット回転子のN,S磁極を挟持してその
磁路となるように外筐内周面に外側部が固定された円環
状の磁性体と、該磁性体の挟持部に捲着された電機子コ
イルと、直流電源により該電機子コイルに通電すること
によりマグネット回転子を駆動して回転せしめる手段若
しくはマグネット回転子を外力により駆動回転して電機
子コイルにより直流発電力を得る手段とにより構成され
たものである。
側面がN,S磁極に着磁された円環状のマグネット回転
子と、該マグネット回転子の回転軸を回動自在に支持す
る軸承を設けた外筐と、該マグネット回転子のN,S磁
極を挟持してその磁路となるように外筐に固定された円
環状の磁性体と、該磁性体の挟持部に捲着された電機子
コイルと、直流電源により該電機子コイルに通電するこ
とによりマグネット回転子を駆動して回転せしめる手段
若しくはマグネット回転子を外力により駆動回転して電
機子コイルより直流発電力を得る手段とにより構成され
たものである。第2の手段 回転面の両側がN,S磁極
に着磁された円板状のマグネット回転子と、該マグネッ
ト回転子の回転軸を回動自在に支持する軸承を設けた外
筐と、該マグネット回転子のN,S磁極を挟持してその
磁路となるように外筐内周面に外側部が固定された円環
状の磁性体と、該磁性体の挟持部に捲着された電機子コ
イルと、直流電源により該電機子コイルに通電すること
によりマグネット回転子を駆動して回転せしめる手段若
しくはマグネット回転子を外力により駆動回転して電機
子コイルにより直流発電力を得る手段とにより構成され
たものである。
【0005】
【発明の実施の形態】図1以降について本発明の詳細を
説明する。各図面の同一記号のものは同一部材なので重
複した説明は省略する。図2は断面図で、図1は図2の
電機子を矢印A方向より(径方向)よりみた展開図であ
る。図2において、外筐8に設けた軸承5a,5bには
回転軸5が回動自在に支持され、負荷6を駆動する。点
線8bは外筐部を省略して図示したものである。
説明する。各図面の同一記号のものは同一部材なので重
複した説明は省略する。図2は断面図で、図1は図2の
電機子を矢印A方向より(径方向)よりみた展開図であ
る。図2において、外筐8に設けた軸承5a,5bには
回転軸5が回動自在に支持され、負荷6を駆動する。点
線8bは外筐部を省略して図示したものである。
【0006】回転軸5には円板1aの中心部が固着さ
れ、円板1aの外周側面には円筒状のマグネット回転子
1の側面を固着する。マグネット回転子1の外周はN極
に、又内周はS極に磁化されている。磁性体板4は円環
状で、その断面(図2の記号4で示す)はコ型となり、
マグネット回転子1を図示のように被冠している。磁性
体板4は軟鋼板でもよく、又珪素鋼の粉末の焼結体でも
よい。
れ、円板1aの外周側面には円筒状のマグネット回転子
1の側面を固着する。マグネット回転子1の外周はN極
に、又内周はS極に磁化されている。磁性体板4は円環
状で、その断面(図2の記号4で示す)はコ型となり、
マグネット回転子1を図示のように被冠している。磁性
体板4は軟鋼板でもよく、又珪素鋼の粉末の焼結体でも
よい。
【0007】図1の記号4a,4b,…で示す部分は下
方に折曲され、図2の記号13a,13bで示すように
構成されている。電機子コイル2a,2b,…を図1に
示すように磁性体板4に複数個捲着する。図3に示すよ
うに、マグネット回転子1のN極の磁束は記号7で示す
ように磁性体板4,13a,13bを通ってS極で閉じ
られ、又その磁束は電機子コイルの下面のみを通って上
面を通過しないように構成されている。
方に折曲され、図2の記号13a,13bで示すように
構成されている。電機子コイル2a,2b,…を図1に
示すように磁性体板4に複数個捲着する。図3に示すよ
うに、マグネット回転子1のN極の磁束は記号7で示す
ように磁性体板4,13a,13bを通ってS極で閉じ
られ、又その磁束は電機子コイルの下面のみを通って上
面を通過しないように構成されている。
【0008】マグネット回転子1の磁力線は電機子コイ
ル2aの下面のコイル部を1方向(紙面に垂直の方向)
に押圧する力を発生し、その反作用によりマグネット回
転子1は反対方向に押圧力により回転する。この回転力
は、マグネット回転子1の外周全部に作用し、リプルト
ルクもなく設定された出力トルクで回転軸5、負荷6を
駆動する。図2の点線13は電機子コイル2の捲着され
た電機子の1部を示したものである。磁性体板13bで
示す部分に点線で示す電機子コイル9を付加すると出力
トルクを増大させることができる。
ル2aの下面のコイル部を1方向(紙面に垂直の方向)
に押圧する力を発生し、その反作用によりマグネット回
転子1は反対方向に押圧力により回転する。この回転力
は、マグネット回転子1の外周全部に作用し、リプルト
ルクもなく設定された出力トルクで回転軸5、負荷6を
駆動する。図2の点線13は電機子コイル2の捲着され
た電機子の1部を示したものである。磁性体板13bで
示す部分に点線で示す電機子コイル9を付加すると出力
トルクを増大させることができる。
【0009】図4に示す実施例は更に構成を簡素化し、
偏平な構成としたものである。図4において、記号14
は円板状のマグネット回転子で両側が図示のようにN,
S極に磁化されている。点線Bの外周部のみを磁化した
ものでもよい。断面がコ型の円環状の磁性体11の外周
は外筐8の内周に固着してある。コ型の磁性体11の突
出部には電機子コイル12a,12bが捲着される。電
機子コイル12a,12bに直流を通電すると、マグネ
ット回転子14のN,S極は反撥されて回転トルクを発
生して駆動回転する直流電動機を構成することができ
る。
偏平な構成としたものである。図4において、記号14
は円板状のマグネット回転子で両側が図示のようにN,
S極に磁化されている。点線Bの外周部のみを磁化した
ものでもよい。断面がコ型の円環状の磁性体11の外周
は外筐8の内周に固着してある。コ型の磁性体11の突
出部には電機子コイル12a,12bが捲着される。電
機子コイル12a,12bに直流を通電すると、マグネ
ット回転子14のN,S極は反撥されて回転トルクを発
生して駆動回転する直流電動機を構成することができ
る。
【0010】上述した構成より理解できるように、偏平
に構成することができる。その他の特性は図2の実施例
と同様である。負荷6を駆動源としてマグネット回転子
1若しくはマグネット回転子14を回転すると、電機子
コイル2a,2b,…若しくは12a,12b,…に誘
導出力が発生して直流発電機を構成することができる。
この直流出力はリプル電圧がなく、ダイオードによる整
流手段も不要となるので有効な技術を得ることができ
る。
に構成することができる。その他の特性は図2の実施例
と同様である。負荷6を駆動源としてマグネット回転子
1若しくはマグネット回転子14を回転すると、電機子
コイル2a,2b,…若しくは12a,12b,…に誘
導出力が発生して直流発電機を構成することができる。
この直流出力はリプル電圧がなく、ダイオードによる整
流手段も不要となるので有効な技術を得ることができ
る。
【0011】
【実施例】図4に示す大きさのものを試作すると偏平で
厚さが15ミリメートル、径が60ミリメートル位で、
出力トルクにリプルがなく、電機子電流が1アンペアで
周知の直流機と同じ出力トルクを得ることができる。位
置検知装置が不要なので構成が簡素化され、廉価で量産
性のある電動機若しくは発電機を得ることができる。又
リプルトルク、リプル電圧の発生のないものを得ること
ができる。
厚さが15ミリメートル、径が60ミリメートル位で、
出力トルクにリプルがなく、電機子電流が1アンペアで
周知の直流機と同じ出力トルクを得ることができる。位
置検知装置が不要なので構成が簡素化され、廉価で量産
性のある電動機若しくは発電機を得ることができる。又
リプルトルク、リプル電圧の発生のないものを得ること
ができる。
【0012】
【発明の効果】構成が簡素化され、量産性が得られ、リ
プルトルク、リプル電圧のない電磁回転機を得ることが
できる。必要に応じて偏平型のものを得ることができ
る。
プルトルク、リプル電圧のない電磁回転機を得ることが
できる。必要に応じて偏平型のものを得ることができ
る。
【図1】本発明装置を外周よりみた平面図。
【図2】本発明装置の断面図。
【図3】磁気回路、磁力線の説明図。
【図4】本発明装置の他の実施例の説明図。
1,1a,14 マグネット回転子 2,2a,2b,12a,12b 電機子コイル 4,4a,4b,11,13a,13b 磁性体板 5 回転軸 5a,5b 軸承 6 負荷若しくは駆動源 7 磁力線 8,8a 外筐
Claims (2)
- 【請求項1】外側面と内側面がN,S磁極に着磁された
円環状のマグネット回転子と、該マグネット回転子の回
転軸を回動自在に支持する軸承を設けた外筐と、該マグ
ネット回転子のN,S磁極を挟持してその磁路となるよ
うに外筐に固定された円環状の磁性体と、該磁性体の挟
持部に捲着された電機子コイルと、直流電源により該電
機子コイルに通電することによりマグネット回転子を駆
動して回転せしめる手段若しくはマグネット回転子を外
力により駆動回転して電機子コイルより直流発電力を得
る手段とにより構成されたことを特徴とするマグネット
回転子を有する電磁回転機。 - 【請求項2】回転面の両側がN,S磁極に着磁された円
板状のマグネット回転子と、該マグネット回転子の回転
軸を回動自在に支持する軸承を設けた外筐と、該マグネ
ット回転子のN,S磁極を挟持してその磁路となるよう
に外筐内周面に外側部が固定された円環状の磁性体と、
該磁性体の挟持部に捲着された電機子コイルと、直流電
源により該電機子コイルに通電することによりマグネッ
ト回転子を駆動して回転せしめる手段若しくはマグネッ
ト回転子を外力により駆動回転して電機子コイルにより
直流発電力を得る手段とにより構成されたことを特徴と
するマグネット回転子を有する電磁回転機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378224A JP2000197327A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | マグネット回転子を有する電磁回転機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10378224A JP2000197327A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | マグネット回転子を有する電磁回転機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000197327A true JP2000197327A (ja) | 2000-07-14 |
Family
ID=18509497
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10378224A Pending JP2000197327A (ja) | 1998-12-24 | 1998-12-24 | マグネット回転子を有する電磁回転機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000197327A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020073740A (ko) * | 2001-03-15 | 2002-09-28 | 방창엽 | 영구자석을 이용한 스테핑 모터 |
EP1876697A1 (en) * | 2005-04-04 | 2008-01-09 | Yoko Kinoshita | Rotary mechanism |
JP2013188112A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Secoh Giken Inc | マグネット回転子を有する電磁回転機 |
-
1998
- 1998-12-24 JP JP10378224A patent/JP2000197327A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020073740A (ko) * | 2001-03-15 | 2002-09-28 | 방창엽 | 영구자석을 이용한 스테핑 모터 |
EP1876697A1 (en) * | 2005-04-04 | 2008-01-09 | Yoko Kinoshita | Rotary mechanism |
US7834502B2 (en) | 2005-04-04 | 2010-11-16 | Hiromichi Kinoshita | Rotating mechanism |
EP1876697A4 (en) * | 2005-04-04 | 2011-06-15 | Yoko Kinoshita | ROTARY MECHANISM |
JP2013188112A (ja) * | 2012-03-08 | 2013-09-19 | Secoh Giken Inc | マグネット回転子を有する電磁回転機 |
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