JPS60113647A - ブラシレスモ−タ - Google Patents

ブラシレスモ−タ

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Publication number
JPS60113647A
JPS60113647A JP21924183A JP21924183A JPS60113647A JP S60113647 A JPS60113647 A JP S60113647A JP 21924183 A JP21924183 A JP 21924183A JP 21924183 A JP21924183 A JP 21924183A JP S60113647 A JPS60113647 A JP S60113647A
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JP
Japan
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magnet
field magnet
rotor
pole
armature
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Pending
Application number
JP21924183A
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English (en)
Inventor
Norimitsu Hirano
平野 紀光
Masataka Ogawa
小川 昌貴
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Individual
Original Assignee
Individual
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Publication date
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Publication of JPS60113647A publication Critical patent/JPS60113647A/ja
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    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02KDYNAMO-ELECTRIC MACHINES
    • H02K29/00Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices
    • H02K29/03Motors or generators having non-mechanical commutating devices, e.g. discharge tubes or semiconductor devices with a magnetic circuit specially adapted for avoiding torque ripples or self-starting problems

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Brushless Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は位置検知素子0個又は1個のブラシレスモータ
に関する。
例えば、ディスク型ブラシレスモータについて説明する
と、従来において、あらゆる装置が出現したことに伴い
それに適するブラシレスモータ、とりわけディスク型ブ
ラシレスモータが要求されていた。このディスク型ブラ
シレスモータは、たとえば7.事務器等に使用されるデ
ィスク型ブラシレスファンモータとしても利用できるも
ので、適用される装置によっては、極めて安価で、小型
で、しかも極めて偏平なものが要求されていた。
ここにおいて、この条件を最も満足するものは、電機子
コイルが1個で、しかも位置検知素子が1個の一相(通
電される)のディスク型ブラシレスモータであるが、と
のモータは、単に位置検知素子が1個だけだとマグネッ
ト回転子を所定範囲に渡って回動させることはできても
連続して回転させることができないため、ディスク型ブ
ラシレスモータを構成することはやっかいなものであっ
た。
また仮に電機子コイル1個で位置検知素子1個のブラシ
レスモータを回転させることができるとしても、電機子
コイル1個の場合には、強い回転力が得られない。その
ためには、電機子コイルを2個以上とする必要がある。
ここに、従来においては、電機子コイル2個をステータ
電機子として有するディスク型ブラシレスモータにおい
ては、位置検知素子を2個必要としていた。ここにおい
て、位置検知素子としては・ホール素子やホールIC等
の磁電変換素子が使用されている場合が多いがこの位置
検知素子は高価であるため、できれば1個のみとするこ
とが安価で小型のディスク型ブラシレスモータを量産し
得る点において好ましい。しかしながら、位置検知素子
が1個であると、電機子コイルが1個の場合同様に、モ
ータ起動時においてこの素子が界磁マグネットのN極と
S極との境界部、すなわちデッド・ポイントを検出して
いると自起動できないという欠点を有する。
本発明は、上記事情に基いてなされたもので、電機子コ
イルが1個でも、2個でも、あるいはそれ以上の適宜な
数でも、マグネット回転子が停止時に、常にデッド・ポ
イント(死点)をさけた予め定められた位置に停止し、
通電時に常に所定方向に自起動回転できるようにするこ
とで、位置検知素子を単に1個用いるだけで、なたは逆
起電圧方式を採用すれば位置検知素子を全く用いないで
安価に量産できるブラシレスモータを得ることができる
ようにすることを目的になされたものである。
かかる本発明の目的は、マグネット回転子の回転方向に
向って、上記電機子コイルの発生トルクに寄与する導体
部から、はぼ 但し、PW;マグネット回転子の 一磁極当シの幅 n;0,1+2.・・・の整数 の幅はど手前の位置又はその近辺でコキングを発生し且
つマグネット回転子のN極又は、S極のいずれか一方の
磁極を吸引して当該マグネット回転子をデッド・ポイン
トをさけた自起動できる設定位によって達成される。
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、第1実施例としての位置検知素子1個、2コ
イル、4極、−相のディスク型プラシレ◇U スモークで、符号8は空間部で、この空間部8を利用し
て、通電制御回路用の電気部品を組み込めるようにし、
量産工程を簡単にし、安価で性能の良いディスク型ブラ
シレスモータやディスク型ブラシレス7アンモータFM
番得ることができるようにしている。軸方向に偏平な、
例えば磁性体で形成されたカップ状のディスク型ブラシ
レスファンモータ用角型ケース9(第2図参照)は中心
透孔10を有し、該透孔10の内周部は上方向へ伸びた
突出体9aを有する0該透孔10の内周部上下両端開口
部には、ベアリング軸受11.12が部に回転軸13が
回動自在に軸支されている。回転軸■3の下部には抜は
止め用Eリング14が装着されている。符号21はケー
ス9の凹部(第2図参照2.22はケース9の底部に設
けられるエアー通し孔、23はステー、24−1.24
−2はそ力、それプラス電源コード、マイナス電源コー
ドである。9bはカップ体9に設けられた支柱で、この
支柱9bの頂部には、プリント基板3が非磁性体ででき
た螺子15によって固設されている。
上記支柱9bは180度対称な図示1〜ない位置にも設
けている。プリント基板3上には第4図に示すように電
機子コイル4を2個180度対称に配設している。該2
個の電機子コイル4によってステータ電機子1を形成し
ている。上記ステータ電機子1は、第3図に示すような
軸方向に偏平なプラスチックで形成されたファン付カッ
プ体2oと面対向して−る。25はファン付カップ体2
oの外周部に該カップ体と一体形成されたファンである
。上記カップ体2oの内面略々中心部にはボス部26が
一体形成され、このボス部26に回転軸13の上端部が
固設されていて一体的に回転するようになっている。上
記カップ体2oの内面部には円環状のロータヨーク27
が固設すれている。
ロータヨーク27の下面には第5図に示すようなN、S
の磁極を交互に有する円環状の4極の界磁マグネット(
マグネット回転子)2を固設置−て、ステータ電機子1
に面対向させている。プリント基板3の界磁マグネット
2と対向する面に、第4図に示すように、発生トルクに
寄与する導体部4aと4 a’との開角が界磁マグネッ
ト2の磁極幅と略等しく巻回形成された電機子コイル4
−1.4−2を2個互いに重畳しないように180度対
称に配置している。プリント基板3の電機子コイル4−
1.4−2の占領位置外の下面には第1図に示すように
通電制御回路用の電気部品7(トランジスタ少、6(抵
抗2等を配設している。尚、上記電機子コイル4−1.
4−2の周方向の導体部4bは発生トルクに寄与しない
ため、この導体部4bの幅の分だけ半径の小さい界磁マ
グネット2を用いても良いことになる。尚、界磁マグネ
ットシは4極のものを用いたので、電機子コイル4−1
.4−2は発生トルクに寄与する半径方向の導体部4a
と4 a/との開角を90度のものに形成1゜ている。
位置検知素子として用いたホール素子やホールIC等の
磁電変換素子5は発生トルクに寄与する導体部4a又は
4 a’上に配設するのが最も位置的に適(〜ているが
、このようにすると該素子5の分だけ厚みが増加するの
で、界磁マグネット2と電機子コイル4との間のエアー
ギャップが増長し2、強いトルクを得られないし、配設
上非常にやっかいで量産に適さないものとなる。従って
、上記素子5はいま導体部4aと対向する下面部に配設
(7ている。このようにするために、磁電変換素子5は
電機子コイル4の発生トルクに寄与する導体部4aと対
向するプリント基板3の下面部に配設している(第4図
参照ン。界磁マグネット設定位置停止用磁石18 、1
8’は、電機子コイル4−1.4−2の発生トルクに寄
与する導体部4 a’から、はぼ 但し、PW;界磁マグネット2の 1磁極轟りの幅 H;0,1+2+・・・の整数 の幅だけ、界磁マグネット20回転方向(矢印A方向・
・・・第5図参照)に向って手前の位置にS極を向けて
上記プリント基板3面に貼着している。
すなわち、この第1実施例では、界磁マグネット2が第
5図に示すように、N、Sの磁極を交互に有する4極の
円環状のものを用いているので、界磁マグネット2の1
磁極当シの幅PWは90度となっておシ、該1磁極当シ
の@PWの4分の1磁極幅は22.5度となっている。
従って、界磁マグネット設定位置停止用磁石18 、1
8’は、上記(1)式において、nが0のときを選択す
ると、電機子コイル4−1.4−2の他方の発生トルク
に寄与する導体部4a’から、周方向に22.5度の角
度幅だけ上記界磁マグネット2の回転方向(矢印A方向
)に向って手前の位置に設けている。上記(1)式によ
ると、かかる界磁マグネット設定位置停止用磁石i s
 、 i s’を設ける位置は他にも、螺子15.15
′位置が該当するが、この例では螺子15゜15′を螺
着している。かかる位置に界磁マグネット設定位置停止
用磁石18 、18’を設けると、該磁石18 、18
’はS極を界磁マグネット2面に向けているので、界磁
マグネット2のS極面と対向しているときは反発し、N
極とS極の境界部と対向する位置では磁石18 、18
’のコキングにより該磁石18 、18’に吸引される
方向へ移動し、N極と対向するときは該N極の中心部と
吸引対向するように界磁マグネット2を吸引する0この
ように界磁マグネット設定位置停止用磁石18 、18
’によって、コキングを生せ゛しめ、たとえ磁電変換素
子5が一個でも回転子を自起動が可能なようにしている
。即ち、界磁マグネット2にS極を向けた上記設定位置
停止用磁石18 、18’をプリント基板3面に設けて
やると、界磁マグネット2のN極が引きつけられて当該
界磁マグネット2が自起動できるような位置、即ち、磁
電変換素子5がデッド・ポイントを検知しない位置に停
止するので、磁電変換素子5がたとえ1個でも、ニコイ
ルー相のディスク型ブラシレスファンモータFMを自起
動できるようにしている。上記(1)式に基いて配設し
た界磁マグネット設定位置停止用磁石18゜18′は、
通電時に上記ディスク型ブラシレスファンモータFMが
自起動できる位置である。また上記(1)式に基いた位
置に界磁マグネット設定位置停止用磁石18 、18’
を設けた理由について以下に述べると、次のようになる
1、最大起動トルクが発生するのは、電機子コイル4の
一方の発生トルクに寄与する導体部4a(又は他方の発
生トルクに寄与する導体部4a′)が界磁マグネット2
のN極の中心部と対向しているとき、他方の導体部4 
a’(又は一方の導体部4a)が界磁マグネット2のS
極の中心部と対向しているときである。すなわち、最大
起動トルクを発生させるには、界磁マグネット設定位置
停止用磁石18 、18’を上記電機子コイル40発生
トルクに寄与する導体部4a又は4 a’と対向する位
置に配設すれば良いことになる。しかしながら、かかる
位置に界磁マグネット設定位置停止用磁石18 、18
’を設けて、当該ディスク型ブラシレスファンモータF
Mの起動時に予め最大起動トルクが働くようにすると、
当該モータF”Mの起動時のロスで最高効率のものが得
られない。従って、界磁マグネット2が少しでも動けば
、最大トルクを発生させることができるように、発生ト
ルクに寄与する導体部4 a 、 4 a’から−ト記
(1)式の条件だけ手前の位置に界磁マグネット設定位
置停止用磁石i s 、 i s’を設けている。上記
(1)式の位置が磁石18又は18′が界磁マグネット
2のN極又はS極の磁極中心に位置するようにし、界磁
マグネット2の停止位置を常にベストの起動位置にある
ようにするだめの位置である。また界磁マグネット設定
位置停止用磁石18 、18’は、界磁マグネット2の
磁極中心で、常に停止でき、且つ容易に起動できる大き
さ、磁力の強さのものを適宜選択すると便宜である。
尚、界磁マグネット2は、この実施例では、4極のもの
を用いているので、界磁マグネット設定位置停止用磁石
18 、 l 8’が界磁マグネット2のN極に吸引対
向するのは当該界磁マグネット2の1回転当シにおいて
2回となる。また、上記例では180度対称に2個の界
磁マグネット設定位置停止用磁石18 、18’を設け
ているのは、より−周回転子の自起動を可能なようにす
るためである。
しかし、該磁石18又は18′のいずれか1個を用いて
も本発明の目的は達成でき、また上記(1)式に基いた
位置として、上記螺子15 、15’の位置にも当該磁
石18 、18’を配設しても良い(尚、この場合には
、上記支柱9bを他の位置に形成する必要があシ、従っ
て、螺子15 、15’も支柱9bに基いて他の位置に
配設されることになることは言う才でもない)が、いず
れにしても当該磁石18又は18′の数は設計仕様に基
いてその数が決定てれるし、また該磁石18 、18’
によって界磁マグネット2のN極が吸引対向されるよう
に停止される。従って、磁電変換素子5は界磁マグネッ
ト2のN極又はS極を常に検出するので、即ち、デッド
・ポイントを検出していない(デッド・ポイントと対向
していない)ので、E (i 子コイル4−1又は4−
2に所定の方向の電流を通電してやれば、界磁マグネッ
ト2を有する回転子を所定方向に回転させることができ
る。尚、界磁マグネット停止位置設定用磁石18 、1
8’がそのN極面を界磁マグネット2に向けてプリント
基板3に配設された場合には、今度は、当該磁石18 
、18’によって界磁マグネット2のS極が上記同様に
吸引されることは言うまでもない。上記ステータ電機子
lに界磁マグネット設定位置停止用磁石18゜18′を
設けることは、本来的には好ましくないコキングの発生
の原因になるが、このディスク型ブラシレスファンモー
タFMでは、逆に磁石18゜18′によるコキングを有
効に利用して連続回転できるようにしているものである
。従って、位置検知素子が1個で足りるため、安価な1
相通電されるディスク型ブラシレスモータ又はディスク
型ブラシレスファンモータが得られるという利点が発生
するものとなっている。更にまた、上記例、又は、後記
する例においては、ステータ電機子1を形成するプリン
ト基板3の面に界磁マグネット設定位置停止用磁石i 
s 、 i s’を配設しているが、上記(1)式に基
き、同様な作用をなすことのできる位置ならかかる位置
に限定されるものでない。例えば、界磁マグネット2の
略側面と対向する固定側位置に設けても良いことは言う
までもない。
第6図は当該モータFMを定格電圧状態で使用したとき
のトルク曲線を示すものである。第6図のトルク曲線か
ら明らかなように、界磁マグネット2の位置とコキング
トルクに)の関係を示すと安定点45ではコキングトル
ク曲線44が右上方向に零点46を切っている。この零
点46は、所謂死点(デッド・ポイント)であシ、零点
46と安定点45とは、界磁マグネット2の4分の1磁
極、すなわち22.5度離れている。上記安定点45は
一回転中に全部で4箇所現われる。安定点45と45と
の間にはトルク零の零点46があるが、この零点46は
、所謂死点であp、本発明では、この点にコキングトル
クが発生するようにしてトルクが零とならないようにし
ているので、不安定な点となっておシ、少しの外力で界
磁マグネット2がいずれかの方向に回転するようになっ
ている。すなわち、4極の界磁マグネット2と磁性体で
できた螺子15 、15’のためにコキングトルク曲線
44が現われることから理解できる。次に電機子コイル
4−1.4−2に電流が流れたときの、電機子トルクと
回転角の関係は符号47゜47′で示すような電機子ト
ルク曲線となる。この曲線47 、47’の零点46は
、上記から明らかなようにコキングトルク曲線44の零
点である安定点45よシも少し右側(CW力方向にある
。磁電変換素子5と後記する通電制御回路による転流作
用が加わると、電機子トルク曲線47 、47’の上半
分になるので、コキングトルク曲線44との合成をとる
と、符号48で示す合成トルク曲線が得られる。すなわ
ら、上記したように死点がなくなって安定な動作を行な
うことができる。尚、零点46位置のコキングトルクは
電機子トルクの2分の1となっていることから、合成ト
ルク曲線48は極めて滑らかな波形曲線となるため、界
磁マグネット2は滑らかに回転することができるので、
性能の良いディスク型ブラシレスファンモータFMが得
られる。
第7図は、4極、2コイル、1相往復通屯されるブラシ
レス(ファン)モータにおける界磁マグネット2とステ
ータ電機子1との展開図である。
電機子コイル4−1.4−2の発生トルクに寄与する導
体部4 a + 4 a’は、それぞれ電気角で180
度(尚、この実施例では機械角で90度となっている)
の等間隔配置になっている。電機子コイル4−1の発生
トルクに寄与する導体部4a’の他方の端子と電機子コ
イル4−2の発生トルクに寄与する導体部4aの一方の
端子は共通接続され、電機子コイル4−1の発生トルク
に寄与する導体部4aの一方の端子は通電制御回路内の
トランジスタ28のコレクタとトランジスタ29のコレ
クタとの接続点30に接続され、電機子コイル4−2の
発生トルクに寄与する導体部4 a’の他方の端子はト
ランジスタ31のコレクタとトランジスタ32のコレク
タとの接続点33に接続されている。通電制御回路は1
相の往復通電制御回路に形成している。トランジスタ2
8.31のエミッタはそれぞれプラス電源端子34に接
続され、トランジスタ29.32のエミッタはそれぞれ
グランド35に接続されている。磁電変換素子5の出力
端子36−1は通電制御回路を構成するトランジスタ2
8.32のベース側へ、出力端子36−2はトランジス
タ30.31のベース側に接続されている。従って、磁
電変換素子5が界磁マグネット2のN極を検出すると、
出力端子36−1を介して、トランジスタ28.32を
導通して、電m子コイル4−1.4−2には矢印方向の
電流を流して矢印A方向の回転力を得ることができる。
磁電変換素子5が界磁マグネット2のS極を検出すると
、出力端子36−2’を介してトランジスタ29.32
が導通し、電機子コイル4−1.4−2には上記と反対
方向の電流が流れ、矢印A方向の回転力を得ることがで
きる。
第8図乃至第10図を参照して、本発明の第2実施例を
説明する。第8図は6極の円環状の界磁マグネット(マ
グネット回転子)2′の平面図で、第9図は2個の電機
子コイル4−1.4−2からω なるステータ電機子1の平うfある。磁電変換素子5は
、電機子コイル4−1の発生トルクに寄与する導体部4
aと均等な条件位置のプリント基板3面に配設している
(第9図参照)。上記磁石18 、18’は、上記(1
)式に沿ったプリント基板3席 の位置に甥着している。また上記(1)式に沿って、螺
子15 、15’位置に当該磁石18 、18’を配設
しても良い。尚、この場合、上記支柱9b及び螺子15
 、15’の位置が変わることになることは言うまでも
ない○ 第10図は6極の界磁マグネット2′と2個の電機子コ
イル4−1.4−2との展開図である。この第10図に
おいては電機子コイル4−1.4−2の一方の発生トル
クに寄与する導体部4a、4aは、それぞれ通電制御回
路内の接続点30゜33に接続しておシ、電機子コイル
4−1と4−2のそれぞれの発生トルクに寄与する導体
部4a′と4 a/は共通接続している。尚、通電制御
回路については、第7図において説明したので、その詳
細は省略する0磁電変換素子5は、上記第1実施例では
電機子コイル4−1の発生トルクに寄与する導体部4a
の下面位置に配置した場合を示したが、モータの構成に
よってはかかる位置に配置できない場合がある。また磁
電変換素子5は、電機子コイル4−1の発生トルクに寄
与する導体部4aの上に配置できないことも上記した通
電である。
従って、この第2実施例では、第10図の展開図を参照
して、電機子コイル4−1の発生トルクに寄与する導体
部4aと対向する点線囲い部位置37に配設すべき磁電
変換素子5を考えると、点線囲い部位置37は界磁マグ
ネット2′のN極2’aの略々中間部位置と対向してい
るので、かかる点線囲い部位置37と均等な条件位置を
さがすと、N極2′C22′eの略々中間部位置でめる
点線囲い部位置41.40が該当する。しかし、点線囲
い部位置40は、電機子コイル4−2の発生トルクに寄
与する導体部4a’と対向するので、該位置40には上
記同様に磁電変換素子5を配設できないが、点線囲い部
位置41は電機子コイル4−1゜4−2とも対向してい
ないので、該位置41に対応するプリント基板30面に
磁電変換素子5を配設したのが第9図に示すものである
。また電(戊子コイル4−1.4−2の発生トルクに害
鳥、する導体部4a′と対応する点線囲い部位置38.
39を基準に考慮すると、界磁マグネット2′のS極2
′b。
2’dの略々中間部と対向しているので、かかる位置と
均等な条件位置をさがすと、S極2’fの略々中間部と
対向する点線囲い部位置42’;l)i該当1−るので
、該位置42に該当するプリント基板3面に磁電変換素
子5合配設しても良い。
第11図乃至第13図は本発明第3実施例を示すもので
、この実施例では、第11図に示1−ようにN、Sの磁
極を交互に有する8極の界磁マグネット2′を用いてお
り、第12図に示すように発生トルクに寄与する半径方
向の導体部4aと4 a’との開角が45°に形成され
た電機子コイル4−1と4−2を180度対称にプリン
ト基板3面に配設したステータ電機子1を用いたものと
なっている。
第13図は、第11図の界磁マグネット2′と第12図
のステータ電機子1との展開図で、上記例を参照すれば
理解できるので、これについての説関口は省略する。上
記回転子設定位置停止用磁石18 、18’は、電機子
コイル4−1の発生トルクに寄与する導体部4aを基準
に上記(1)式に基いて選択すると点線囲い部位置49
.・・・、56が該当するので、この位置に配置すれば
良いことになる。
第14図は本発明第4実施例を示すステータ電機子1の
平面図を示すもので、第4図に対応するものであるが、
第4図に示すように2個に分離した電機子コイル4−1
.4−24−用いるのではなく、2個の′NJ磯子コイ
ル4−1.4−2と同様な回転トルクを発生することの
できるように、2個の電機子コイルを1個の形状にした
電機子コイル4′を用いている点において異なる。第1
4図に示す電機子コイル4′は4極の界磁マグネット2
(第5図参照)を用いた場合に沿うように、平面ひょう
たん状の枠型コイルに形成したものである。この電機子
コイル4′はプリント基板3に配置されている。電機子
コイル4′の傾斜導体部4′a、・・・、4′a7は発
生トルクに寄与する導体部で、外周方向の導体部4’b
 、 4’b’及び発生トルクに寄与する導体部4’a
と4′a′間、4′a“と4/ a/#間の導体部4’
b“、4′b″′は発生トルクに寄与しない導体部であ
る。尚、かかる形状の電機子コイル4′は、巻線機によ
って容易に量産できるものであるが、数が少なくて手作
業的に生産する場合には、電機子コイル4′を矩形枠状
に巻回形成し、導体部4′b″、4′b″を相対向する
方向に押圧して第14図に示すような形状にし、固化し
てやれば良い。第14図においては、電機子コイル4′
と面対向する4極の界磁マグネット2のN極、S極の関
係がわかるようにN、Sの記号を第14図の外周部に付
しである。かかる記載から判明するようにコキングカを
発生する界磁マグネット設定位置停止用磁石18 、1
8’は、上貼 記(1)式に基いて定めた位置VCl着したものである
まだ電機子コイル4′は、発生トルクに寄与する導体部
4’a l 4/a/を有する一方の導体部(発生トル
クに寄与しない導体部4′b″をも含んでいる)47A
及び発生トルクに寄与する導体部4’a“、4’a″′
を有する他方の導体部(発生トルクに寄与しない導体部
4′「をも含んでいる)4′B共にN極、S極の2つの
磁極と対向することができるような形状に形成している
。しかも、発生トルクに寄与する導体部4/aと4’a
“及び4′a′と47 fとの開角が界磁マグネット2
の磁極幅と略等しく形成きれている。従って、1個の電
機子コイル4′であっても、従来の2個の電機子コイル
4−1.4−2を用いたと同じような回転トルクを発生
させることができる。
このように第4実施例における電機子コイル4′は、発
生トルクに寄与する2つの導体部4’A 、 4’B共
に同方向の電流を流すことができるように界磁マグネッ
ト2の180度対称なN極及びS極2個の磁極に対向す
ることができるような形状に形成されていることに特徴
がある0尚、この電機子コイル4′と界磁マグネット2
との展開図は、第7図で示したと同じになるので、その
説明は省略する。
第15図は本発明の第5実施例を示すもので・第12図
に対応するもので、1個の電機子コイル4′は容易に形
成できる矩形枠状のものに形成したもので、1個の電機
子コイル4″であシながら、上記電機子コイル4と同様
に従来の電機子コイル4−1.4−2との2個分の回転
トルクを発生できるように工夫したものであるが、この
ように矩形枠状に形成した場合には若干発生トルクが劣
下するが、滑らかに回転できる利点がある。界磁マグネ
ット設定位置停止用磁石18 、18’は、上記(1)
式に基いて配置したものであるが、上記(1)式に基く
と点線囲い部位置59.〜,62が他にも有用なコキン
グを発生させるために、設定位置停止用磁石i s 、
 i s’を配置するのに適した他の位置を示すもので
ある。尚、この第15図の場合、他にも2箇所ばかシコ
キングを発生させるに適した位置があるが、この場合に
は電機子コイル4′と重なる位置となっているので、図
示しておらず、また上記螺子15 、15’についても
図示していない。
上記から明らかなように、位置検知素子が1個でも、最
も適した箇所でコキングカを発生させることができるの
で、自起動でき、しかも安定した回転を行なわせること
のできる効率が良く安価で量産に適するブラシレス7ア
ンモータを得ることができる効果がある。尚、上記例に
おいては、位置検知素子を1個用いるのみで、自起動で
きる安価なディスク型ブラシレスファンモータを示した
が、本発明によれば更に安価なディスク型ブラシレスフ
ァンモータVI−Y3/Ilf用なものである。かかる
位置検知素子を1個も使用しない方法としては、当該モ
ータが回転することで発生する逆起電圧を利用する方法
である。しかしながら従来のこの種の方法によると、マ
グネット回転子(界磁マグネット)と電機子コイルとの
対応関係によっては、電機子コイルに通電を行なっても
マグネット回転子が自起動回転し得ない状態(デッド・
ポイント)があるという欠点がある。すなわち、この方
法は、マグネット回転子が回転して初めて、逆起電圧が
発生し、マグネット回転子の当該回転方向への連続した
回転動作を行なうことができて有効となるものである。
この方法は、位置検知素子がないために、極めて安価に
ディスク型ブラシレスモータを構成できるので有用なも
のであるが、上記したように従来のものにあっては自起
動できない欠点があった。しかしながら、上記本発明に
よれば、位置検知素子が0個でも最も適した位置でコキ
ングを発生できるようにしてプツト・ポイントをなくし
て自起動でき、しかも安定した回転できるよう、になっ
ておシ、又、マグネット回転子が予め定められた位置に
停止するので、定められた方向の電流を通電することで
、定められた方向にマグネット回転子を回転させること
ができる。該マグネット回転子が回転した後は、上記電
機子コイルに発生する逆起電圧又は別個に逆起電圧をと
シ出せるように位置検出コイルを設け、該位置検出コイ
ルから発生させる逆起電圧を利用して上記電機子コイル
に所定方向の電流を通電してやることで、マグネット回
転子を所定方向に連続回転させることができる。従って
、位置検知素子が0個であっても、良いわけである。
尚、上記例においては、ディスク型ブラシレスファンモ
ータを例にして説明したが、他のディスク型ブラシレス
モータや円筒型ブラシレスモータにも画然適用があるも
のである。また電機子コイルは導線を巻回したものを用
いた場合を例にして説明したが、プリントパターン(所
謂、シートコイル)によるものによって形成したものを
用いても良い。更にまた、電機子コイルが2重、3重に
重なるものにも適用がある。また界磁マグネットは複数
の磁極が一体化した円環状のものを用いた場合を示した
が、分離されたものを用いても良いことは言うまでもな
い。
上記から明らかなように、本発明は高価な位置検知素子
が0個又は1個でも自起動でき、しかもその後連続回転
できるので、安価にブラシレスモータを構成できる実用
上の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は1例として示すディスク型ブラシレスファンモ
ータの縦断面図、第2図は第1図のディスク型ブラシレ
ス7アンモータのケースの斜視図、第3図は第1図のフ
ァン付カップ体の斜視図、第4図は第1実施例としての
ステータ電機子の平面図、第5図は4極の円環状の界磁
マグネットの下面図、第6図はディスク型ブラシレスフ
ァンモータを定格電圧状態で使用したときのトルク曲線
、第7図は4極、2コイル、1相往復通電されるディス
ク型ブラシレスファンモータの界磁マグネットと電機子
コイル群(ステータ電機子)との展開図、第8図は本発
明の第2実施例に用いる6極の界磁マグネットの下面図
、第9図は本発明の第2実施例のステータ電機子の平面
図、第10図は6極、2コイル、1相往復通電されるブ
ラシレスモータの界磁マグネットと電機子コイル群との
展開図、第11図は本発明第3実施例に用いる8極の界
磁マグネットの下面図、第12図は第11図の界磁マグ
ネットを用いる場合のステータ電機子の平面図、第13
図は第11図の界磁マグネットと第12図のステータ電
機子との展開図、第14図及び第15図はそれぞれ本発
明第4.第5実施例のステータ電機子の平面図である。 1・・・ステータ電機子、2.2′、:・・・界磁マグ
ネット(マグネット回転子)、3・・・プリント基板、
4 、4’ 、 4’・・・電機子コイル、4 a +
 4 a’・・・発生トルクに寄与する導体部、5・・
・磁電変換(位置検知)素子、I B 、 i s’・
・・界磁マグネット(マグネット回転子)設定位置停止
用磁石。 特許出願人 高 橋 義 照(参 00≧ニーlIヘリ≧L余へ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 N、Sの磁極を交互に有する2p(pは1以上の整数)
    極のマグネット回転子と、該マグネット回転子に対向し
    てステータ側に設けられた発生トルクに寄与する2つの
    導体部の開角が上記マグネットの磁極幅と実質的に等し
    い開角幅に形成された少なくとも1個以上の電機子コイ
    ルからなるステータ電機子と、マグネット回転子が自起
    動できるようにコキングを発生する手段とを有する デ
    ィ スク型ブラシレスモータにおいて、マグネット回転子の
    回転方向に向って上記電機子コイルの発生トルクに寄与
    する導体部から、はぼPW 但し、PW;マグネット回転子の 一磁極当りの幅 n ’ 0 * 1.2 +・・・の整数の幅はど手前
    の位置又はその近辺でコキングを発生し且つマグネット
    回転子のN極又はS極かのいずれか一方の磁極を吸引し
    て当該マグネット回転子をデッド・ポイントをさけた自
    起動できる設定位置で停止させることのできるマグネッ
    ト回転子設定位置停止用磁石を設けたことを特徴とする
    ブラシレスモータ。
JP21924183A 1983-11-21 1983-11-21 ブラシレスモ−タ Pending JPS60113647A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2625048A1 (fr) * 1987-12-16 1989-06-23 Aerospatiale Moteur electrique a haut rendement et a faible ondulation de couple
JPH0532824U (ja) * 1991-10-09 1993-04-30 大昌産業株式会社 角度調整装置付き連結部材

Cited By (2)

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FR2625048A1 (fr) * 1987-12-16 1989-06-23 Aerospatiale Moteur electrique a haut rendement et a faible ondulation de couple
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